JP2000149741A - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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JP2000149741A
JP2000149741A JP10316659A JP31665998A JP2000149741A JP 2000149741 A JP2000149741 A JP 2000149741A JP 10316659 A JP10316659 A JP 10316659A JP 31665998 A JP31665998 A JP 31665998A JP 2000149741 A JP2000149741 A JP 2000149741A
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JP
Japan
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case
reed switch
proximity switch
switch
press
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Withdrawn
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JP10316659A
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English (en)
Inventor
和男 ▲高▼重
Kazuo Takashige
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NEC Tokin Hyogo Ltd
Original Assignee
Tokin Ceramics Corp
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性に優れ、しかも衝撃により検出範囲
が狂うことのない近接スイッチを提供すること。 【解決手段】 基板9上に配置される近接スイッチ1で
あって、ケース3と、ケース3内に収容されたリードス
イッチ5とを含み、ケース3は、リードスイッチ5のリ
ード端子52を保持する圧入部33を有している近接ス
イッチ1において、圧入部33は、ケース3内における
リードスイッチ5の基板9に対する高さを維持するに十
分な保持力を有し、この圧入部33のみでケース3内で
リードスイッチ5が固定されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の近づいたこ
とを非接触的に検出する近接スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、このような近接スイッチは、ド
ア、蓋等の開閉を検出するものや、ガス、水道水等の流
量センサとして用いられる。即ち、検出対象物、或いは
検出対象物に連動する物体に永久磁石を取り付け、この
永久磁石の吸引力によりリードスイッチを作動させて検
出を行うものである。
【0003】従来、この種の近接スイッチは、強磁性材
料で製作された接点をガラス管内に封入したリードスイ
ッチを使用しており、このリードスイッチを収容すると
共に固定状態に保持するためモールド成形されたケース
内へリードスイッチを組み込み、これにより、基板への
実装性を容易にした構造としてある。
【0004】そして、永久磁石が取り付けられた物体
が、ある一定の範囲までリードスイッチに近づくと、そ
の吸引力によりリードスイッチの接点が閉じる(或いは
開く)。また、永久磁石が取り付けられた物体がある一
定の範囲まで遠ざかると、永久磁石の吸引力が無くなり
リードスイッチの接点が開き(或いは閉じ)、オフ(或
いはオン)の状態になる。
【0005】以下、図5を参照しながら、従来の近接ス
イッチの構成について、具体的に説明する。この近接ス
イッチ1は、基板9上に配置されるものであって、ケー
ス3と、このケース3内に収容されたリードスイッチ5
とを含んで構成されている。ケース3は、リードスイッ
チ5のリード端子52を保持する圧入部33を有してい
る。この圧入部33のリード端子52を保持する力は緩
いものであり、従って、この圧入部33だけでは、ケー
ス3内におけるリードスイッチ5の基板9に対する高さ
を維持することができない。このため、従来では、ケー
ス3に上側ガイド部35及び下側ガイド部36を設け、
これらによってリードスイッチ5を支えるように成って
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の近接スイッチ1では、ときに基板実装状態におい
て、基板面から垂直方向に受けた衝撃が、ケース3を介
してリードスイッチ5へと伝達されてしまう。その詳細
の伝達経路としては、基板9から受けた衝撃力は、リー
ドスイッチ5を軽く保持するケース3の圧入部33を、
リードスイッチ5の方へずらす力となり、これと共に、
衝撃力は、リードスイッチ5の高さを位置決めするため
にケース3に設けられた下側ガイド部36を通じてリー
ドスイッチ5に直接的に伝達される。
【0007】衝撃を受けたリードスイッチ5のリード片
は、スティフィネス以上の力により塑性変形し、リード
スイッチ5の動作特性でもある接点の間隙が大きく変化
し、特性変化が生じる。
【0008】このため、ある一定の距離に物体が近づい
ても検知されないか、或いは動作範囲外で検知を行うと
いう問題が生じた。
【0009】それ故に、本発明の課題は、耐衝撃性に優
れ、しかも衝撃により検出範囲が狂うことのない近接ス
イッチを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基板上
に配置される近接スイッチであって、ケースと、該ケー
ス内に収容されたリードスイッチとを含み、前記ケース
は、前記リードスイッチのリード端子を保持する圧入部
を有している近接スイッチにおいて、前記圧入部は、前
記ケース内における前記リードスイッチの前記基板に対
する高さを維持するに十分な保持力を有し、該圧入部の
みで前記ケース内で前記リードスイッチが固定されてい
ることを特徴とする近接スイッチが得られる。
【0011】また、本発明によれば、前記ケース内の前
記リードスイッチを、前記基板から最も離れた位置に位
置決めするための上側ガイド部が、前記ケースに設けら
れていることを特徴とする近接スイッチが得られる。
【0012】
【作用】本発明の近接スイッチは、ケース内にてリード
スイッチの高さを位置決めする下側ガイド部を設けず、
その代わりにリードスイッチを保持する圧入部の嵌合力
を強くしてある。
【0013】そのため、基板から受けた衝撃がケースに
伝達されても、この衝撃が直接的にリードスイッチに加
わることが無く、即ち、衝撃による振動をケースが受け
たとしても、リードスイッチへ伝達される経路が絶たれ
る。
【0014】この結果、衝撃によるリードスイッチの動
作不良を防止することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施形態を示す近接スイ
ッチの正面図、図2は図1に示す近接スイッチの圧入部
の水平断面図である。図1に示すように、この近接スイ
ッチ1は、プリント基板9上に実装されるものであっ
て、ケース3と、リードスイッチ5とを含んで構成され
ている。
【0017】ケース3は、ケース本体31と、ブロック
状部32と、圧入部33とを有しており、モールド成形
により形成されている。
【0018】ケース本体31は、略筐体状であり、その
正面及び下面が開口している。このケース本体31の下
面には、矢じり状の基板挿入部34が連設されている。
この基板挿入部34は、基板9に穿設された穴91に挿
入され、この基板挿入部34の先端部が、穴91の周縁
に引っ掛かるように成っている。このように基板挿入部
34の先端部が基板9の穴91の周縁に係合することに
より、ケース3は、基板9上に固定されるように成って
いる。また、ケース本体31の内側背面には、ケース本
体31の強度を上げるためのリブ31aが形成されてい
る。
【0019】ブロック状部32は、略ブロック状であ
り、ケース本体31の内部中央に位置するように、ケー
ス本体31に一体に連設されている。また、このブロッ
ク状部32の下端部には、突起32aが形成されてお
り、この突起32aは、近接スイッチ1を基板9の実装
面から僅かに離すためのものである。
【0020】圧入部33は、ケース本体31とブロック
状部32との間に介在するように、ケース本体31に一
体に連設されている。この圧入部33は、後述するリー
ドスイッチ5のリード端子52を挟持する形で保持す
る。この圧入部33のリード端子52に対する保持力
は、ケース3内におけるリードスイッチ5の基板9に対
する高さを維持するのに十分な力であり、従って、この
圧入部33のみで、リードスイッチ5は、ケース3内に
固定され、位置決めされている。このため、従来、リー
ドスイッチ5の高さ方向の位置決めを行うために必要で
あった上側ガイド部35及び下側ガイド部36(図5参
照)が不要となる。また、下側ガイド部36を廃するこ
とにより、基板9からの衝撃が直接的にリードスイッチ
5に伝達される経路が、断たれることになる。
【0021】上述の圧入部33について、図2を参照し
ながら、更に詳しく説明する。この圧入部33は、リー
ド端子52の圧入部33に対するセットを容易にするた
めにテーパー状に形成されたセット部33aと、リード
端子52を実際に保持し固定する溝状の固定部33b
と、セット部33aと固定部33bとを連通すると共
に、固定部33b内に保持されたリード端子52が固定
部33b内から容易に抜け出さないようにするために、
リード端子52の直径よりも幅を狭く設定された通過部
33cとを有している。
【0022】図1に戻り、リードスイッチ5は、ガラス
管51と、このガラス管51内に封入され、接点を有す
るリード片(図示せず)と、このリード片に接続され、
ガラス管51から引き出されたリード端子52とから成
る。ガラス管51から引き出されたリード端子52は、
ガラス管51の近傍で逆L字型に折曲され、このリード
端子52の鉛直方向に延在する部分の一部は、上述のよ
うにケース3の圧入部に33に保持され、この鉛直方向
に延在する部分の下端部は、基板9に穿設されたスルー
ホール92内に挿入され、ここに電気的に接続される。
【0023】以上の説明から明らかなように、この近接
スイッチ1では、基板9からこの実装面と垂直な方向の
大きな衝撃力を受けた場合でも、基板9の実装面と垂直
な方向で、ケース3とリードスイッチ5とが直接的に接
触していないので、リードスイッチ5への影響はない。
【0024】因みに、この近接スイッチ1を鋼球落下試
験治具に取付け、鋼球径φ14mmを50cmの長さの
パイプ内を通し落下させたところ、落下試験前後の特性
変化率に対する正規確率σ[%]の関係で従来のものと
比較したところ、図3に示すような結果となった。
【0025】図3から明らかなように、近接スイッチに
鋼球落下試験で衝撃を印加した場合、従来のリードスイ
ッチでは、特性変化率50%以上が半数以上であるが、
本実施形態では、0%であるという結果を得られ、この
ように、本実施形態の近接スイッチ1は、従来のものと
比べ特性変化が殆ど無く、耐衝撃性に優れていることが
分る。
【0026】図4は本発明の第2の実施形態による近接
スイッチの正面図である。この近接スイッチ1は、高精
度の検出距離を要求されるものであり、このため、最低
限必要な上側ガイド部35を設け、かつ、圧入部33の
嵌合力を強くすることにより、リードスイッチ5の高さ
を位置決めしている。この近接スイッチ1においても、
第1の実施形態と同様に、基板9からこの実装面と垂直
な方向の大きな衝撃を受けた場合でも、下側ガイド部に
よるケース3とリードスイッチ5の直接的な接触が無い
ため、リードスイッチ5の影響は無い。
【0027】因みに、この近接スイッチ1も第1の実施
形態と同様の鋼球落下試験を実施したところ、図3と同
様の結果となった。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の近接スイ
ッチは、これが基板に実装された状態において、基板か
ら垂直方向に衝撃を受け、その衝撃による振動をケース
が受けた場合でも、圧入部の嵌合力を高めることにより
下側ガイド部を廃したので、その衝撃が直接リードスイ
ッチへ与えられることがなく、耐衝撃性に強いという効
果がある。
【0029】また、本発明のリードスイッチは、単純な
ケース構造にするだけで済むことから、資材費や製造コ
ストも安価にし、信頼性をより高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す近接スイッチの
正面図である。
【図2】図1に示す近接スイッチの圧入部の水平断面図
である。
【図3】図1に示す近接スイッチの耐衝撃性を、鋼球落
下試験を実施して従来品と比較したグラフである。
【図4】本発明の第2の実施形態による近接スイッチの
正面図である。
【図5】従来の近接スイッチの一例の正面図である。
【符号の説明】
1 近接スイッチ 3 ケース 31 ケース本体 31a リブ 32 ブロック状部 32a 突起 33 圧入部 33a セット部 33b 固定部 33c 通過部 34 基板挿入部 35 上側ガイド部 36 下側ガイド部 5 リードスイッチ 51 ガラス管 52 リード端子 9 基板 91 穴 92 スルーホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に配置される近接スイッチであっ
    て、ケースと、該ケース内に収容されたリードスイッチ
    とを含み、前記ケースは、前記リードスイッチのリード
    端子を保持する圧入部を有している近接スイッチにおい
    て、前記圧入部は、前記ケース内における前記リードス
    イッチの前記基板に対する高さを維持するに十分な保持
    力を有し、該圧入部のみで前記ケース内で前記リードス
    イッチが固定されていることを特徴とする近接スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 前記ケース内の前記リードスイッチを、
    前記基板から最も離れた位置に位置決めするための上側
    ガイド部が、前記ケースに設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の近接スイッチ。
JP10316659A 1998-11-06 1998-11-06 近接スイッチ Withdrawn JP2000149741A (ja)

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JP (1) JP2000149741A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003007183A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Oki Sensor Device Corp 近接スイッチ
JP2007157383A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Nec Tokin Corp 近接スイッチ

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JP2003007183A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Oki Sensor Device Corp 近接スイッチ
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Effective date: 20060110