JP2007288435A - デジタル放送受信装置および同装置におけるチャンネルサーチ制御方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置および同装置におけるチャンネルサーチ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザを選局操作の煩わしさから解放し、高い利便性を得ながら、チャンネルサーチを、正確、高速に実現する。
【解決手段】制御回路10は、直交復調およびAFC回路4により出力される直交信号の入力信号レベルと、移動速度もしくは速度変化量に応じて決まる感度閾値とを比較し、入力信号レベルが感度閾値を超えないことを検出して次のチャンネルサーチを実行する。また、制御回路10は、TMCCフレーム同期信号、サービス情報データ、あるいは伝送モードを監視し、所定時間内にこれら情報が一つでも検出されない場合に次のチャンネルサーチを実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、移動しながらデシタル放送を受信し、設定周波数を逐次変更しながらチャンネルサーチを実行する、デジタル放送受信装置および同装置におけるチャンネルサーチ制御方法に関する。
デジタル放送のチャンネルサーチを実行する場合、放送波に含まれるTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号によるフレーム同期を用いることが知られている。TMCCフレーム同期信号によりフレーム同期が確立するまでに1秒程度の比較的長い時間を要し、このとき、待ち時間は、最大値の待ち時間を要するため、全てのチャンネルサーチが完了するまでに長い時間を要してしまうというといった問題があった。
これを解決するために、例えば、放送波信号の受信レベルとノイズレベルとを用いて、受信レベルが所定レベル以上でなければ放送波は無いと判定し、また、受信レベルが所定レベル以上であっても、ノイズレベルが一定以下に下がらない場合、放送波は無いと判定する放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)受信信号の伝送モード検出が一定時間以内に検出できない場合には受信不可能である旨の信号を出力するようにし、チャンネルサーチ時に受信装置でこれを使用することにより高速にチャンネルスキップ出来る放送受信装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、AGCレベル信号、モード判定結果信号、周波数同期判定信号、TMCCフレーム同期検出信号のそれぞれ出力し、これらが全て一定期間内に完了しない場合は、放送波が無いと判定することで、全ての放送局でTMCCフレーム同期検出完了を持つ必要が無く、高速にチャンネルサーチが実行出来る放送受信装置も知られている(例えば、特許文献3参照)。
また、デジタル放送に含まれるガードインターバル期間の性質を利用して自己相関信号を生成し、自己相関信号のピーク位置分布が一定の範囲に収まっているか否かによって放送波の有無を判定するようにし、TMCCフレーム同期判定を持つこと無く判定を完了するように構成し、高速にチャンネルサーチが実行できるデジタル放送受信装置も知られている(例えば、特許文献4参照)。
また、パーキングブレーキ信号によって、車輌が停車中か移動中かを判断し、サーチストップ感度を変更することで回避可能であるとすることも知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開平11−68519号公報 特開2001−313622号公報 特開2004−266658号公報 特開2005−328136号公報 特開平7−322160号公報
しかしながら、上記した特許文献1〜4に開示されたいずれの技術によっても、チャンネルサーチの高速化ははかれるものの、移動中における障害を回避することが出来ない。ここで、移動中の障害とは、移動中の受信性能が、停止中の受信性能に比べて大きく劣化するが、TMCC信号検出性能は、受信性能に比べて遥かに良いため、仮に、放送局が検索されても、実際には視聴出来ない状態のことをいう。
この様な場合、視聴できない放送局がチャンネルリスト中に含まれるために、アップ/ダウン選局等で選局した場合、視聴できない放送局が現れることで、選局操作の煩わしさが発生する。
また、車輛停止時、チャンネルサーチを実行する場合は、ユーザが頻繁に周辺地域を移動するため、あらかじめチャンネルをプリセットする目的で実行することが多い。この様な場合は、当該地域内で受信可能な全ての放送局が検索出来ることが望ましい。仮に、サーチ実行地点では視聴できない放送局であっても、当該地点とは別の地点で受信可能であるならば、極力検索できるようにした方がユーザにとって高い利便性が得られる。
更に、上記障害は、例えば、特許文献5に開示されるように、パーキングブレーキ信号によって、車輌が停車中か移動中かを判定し、サーチストップ感度を変更することで回避可能であるが、この構成によれば、デジタル放送とアナログ放送が混在する場合、誤ってアナログ放送を放送局有りと認識してしまうことや、車速が速くなった場合の受信性能劣化量増大に対応出来ないという課題があった。
この発明は上記した課題を解消するためになされたものであり、ユーザを選局操作の煩わしさから解放し、高い利便性を得ながらも、チャンネルサーチを正確、高速に実現することのできる、デジタル放送受信装置および同装置におけるチャンネルサーチ制御方法を提供することを目的とする。
この発明に係るデジタル放送受信装置は、移動しながらデシタル放送を受信し、設定周波数を逐次変更しながらチャンネルサーチを実行するデジタル放送受信装置であって、アンテナを介して入力される放送波を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号をデジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換器と、前記アナログ・デジタル変換器により出力されるデジタルデータを直交復調し、周波数同調された直交信号を生成する回路と、直交信号の周波数オフセットを検出し、直交復調回路に周波数同調を行うための補正信号を出力する回路を含む、直交復調およびAFC回路と、前記直交復調およびAFC回路により出力される直交信号の入力信号レベルと、移動速度もしくは速度変化量に応じて決まる感度閾値とを比較し、前記入力信号レベルが前記感度閾値を越えないことを検出して次のチャンネルサーチを実行する制御回路と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明に係るデジタル放送受信装置は、移動しながらデシタル放送を受信し、設定周波数を逐次変更しながらチャンネルサーチを実行するデジタル放送受信装置であって、アンテナを介して入力される放送波を中間周波数信号に変換するチューナと、前記中間周波数信号をデジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換器と、前記デジタルデータを直交復調し、周波数同調された直交信号を生成する回路と、直交信号の周波数オフセットを検出し、直交復調回路に周波数同調を行うための補正信号を出力する回路を含む、直交復調およびAFC回路と、前記直交信号の有効シンボル期間を高速フーリエ演算により時間軸方向の信号から周波数軸方向の周波数信号に変換するFFT回路と、前記周波数信号からMPEG2−TS信号を生成する誤り訂正およびTS再生回路と、前記MPEG2−TS信号から、多重された映像、音声、サービス情報データを分離するMPEG2−TSデマルチプレクサと、(1)前記直交復調およびAFC回路により出力される直交信号の信号レベルを、移動速度もしくは速度変化量に応じて決定される感度閾値と比較して前記感度閾値を超えない場合、(2)前記FFT回路の出力により、前記周波数信号のTMCCによりフレーム同期を所定時間内に検出できない場合、(3)前記直交復調およびAFC回路によって周波数同調された直交信号から検出され出力される伝送モード検出完了信号、もしくは所定の範囲内に周波数が同調した時に出力される周波数同調完了信号を所定時間内に検出できない場合、(4)前記MPEG2−TSデマルチプレクサによって取込まれるサービス情報データを所定時間内に検出できない場合、のいずれか一つの条件が成立した場合に次のチャンネルサーチを行う制御回路と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明に係るデジタル放送受信装置は、移動しながらデシタル放送を受信し、設定周波数を逐次変更しながらチャンネルサーチを実行する、チューナと、アナログ・デシタル変換器と、直交復調およびAFC回路と、FFT回路と、誤り訂正・TS再生回路と、MPEG2−TSデマルチプレクサと、制御回路とを備えたデジタル放送受信装置におけるチャンネルサーチ制御方法であって、前記制御回路は、前記直交復調およびAFC回路により出力される直交信号の信号レベルを、移動速度もしくは速度変化量に応じて決定される感度閾値と比較して所定時間内に前記感度閾値を越えたか否かを判定する第1のステップと、前記FFT回路の出力により、前記周波数信号のTMCCによりフレーム同期を所定時間内に検出したか否かを判定する第2のステップと、前記MPEG2−TSデマルチプレクサによって取込まれるサービス情報データを所定時間内に検出したか否かを判定する第3のステップと、前記第1から第3のステップのうち、いずれか一つが成立しないことを条件に次のチャンネルサーチを実行するステップと、を有することを特徴とする。
この発明によれば、制御回路が、直交復調およびAFC回路により出力される直交信号の入力信号レベルと、移動速度もしくは速度変化量に応じて決まる感度閾値とを比較し、入力信号レベルが感度閾値を所定時間内に越えたことを検出して次のチャンネルサーチを実行することにより、ユーザを選局操作の煩わしさから解放し、高い利便性を得ながら、チャンネルサーチを正確、高速に実現することのできる、デジタル放送受信装置および同装置におけるチャンネルサーチ制御方法を提供することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。
この発明の実施形態1に係るデジタル放送受信装置は、アンテナ1と、チューナ2と、アナログ・デジタル変換器(ADコンバータ)3と、直交復調およびAFC回路(復調&AFC回路)4と、FFT回路5と、誤り訂正およびTS再生回路(誤り訂正&TS再生回路)6と、MPEG2(Moving Picture Experts Group)−TS(Transport Stream)デマルチプレクサ7と、N値制御回路8と、クロック制御回路9と、制御回路10とで構成される。
上記構成において、アンテナ1から入力された放送波は、チューナ2でIF(中間周波数)信号に変換され、クロック制御回路9により出力されるクロックに基づきADコンバータ3でデジタルデータに変換される。
デジタルデータは、直交復調&AFC回路4で、周波数同調されたI成分、Q成分に分割され、FFT回路5に出力される。そして、FFT回路5で周波数信号に変換され、誤り訂正&TS再生回路6に入力される周波数信号は、MPEG2−TS信号に変換され、MPEG2−TSデマルチプレクサ7へ出力される。MPEG2−TSデマルチプレクサ7は、周波数信号に多重された映像データ、音声データ、データ放送データ、サービス情報データを分離し、映像データ、音声データ、データ放送データのそれぞれを再生系へ、また、サービス情報データを制御回路5へ出力する。
なお、直交復調&AFC回路4のうち、AFCは、チューナ2で生じた周波数オフセットを補正するもので、チューナ2から出力されるIF信号の中心を検出して内部のPLL(Phase Locked Loop)を合わせこむ回路である。このAFCによって周波数同期検出信号を生成する。周波数同期検出信号は、IF信号の中心を検出したことを判別する信号であり、例えば、周波数同期検出が完了したときに“High”、完了していない場合は“Low”を制御回路5に出力する。
また、FFT回路5は、直交復調&AFC回路4により出力される周波数同調された信号のうち、有効シンボル期間の信号を高速フーリエ演算により時間軸方向の信号から周波数軸方向の周波数信号(OFDM信号)に変換して、誤り訂正&TS再生回路6に出力する。また、OFDM信号のTMCCに含まれる同期ワードなどによりTMCCフレームを検出してTMCCフレーム同期信号を制御回路10へ出力する。
制御回路10は、ここではマイコンにより構成され、上記した直交復調&AFC回路4、FFT回路5、MPEG2−TSデマルチプレクサ7により出力される、それぞれ周波数同期検出信号、フレーム同期信号、サービス情報データのそれぞれを取込み、それぞれの信号のうち、一つでも所定時間内に検出されなかった場合に放送無しを判定し、N値制御回路8に、次のチャンネルサーチにおける周波数を設定する機能を持つ。
なお、制御回路10は、直交復調およびAFC回路4により出力される直交信号の信号レベルと、車速センサ11やブレーキセンサ12によって検出され取込まれる信号を基に演算される、移動速度もしくは速度変化量に応じて決定される感度閾値とを比較して感度閾値を越えたか否かを判定する機能も合わせ持つ。
図2は、図1に示す制御回路10の内部構成を機能展開して示したブロック図である。制御回路10の内部構成を機能的に大別すれば、直交信号検出部101と、速度・速度変化量算出部102と、閾値設定部103と、タイムアウト検出部104と、放送有無検出部105と、放送局情報記憶部106と、周波数設定部107と、TMCCフレーム同期信号検出部108と、サービス情報データ検出部109とから成る。
直交信号検出部101は、直交復調&AFC回路4により出力される直交信号の入力信号レベルを検出して放送有無判定部105へ出力する。また、速度・速度変化量算出部102は、外部接続される車速センサ11、ブレーキセンサ12を介して取得される車輛走行(停止)の有無、車速パルス、もしくは放送波に含まれるパイロット信号の周波数変化量からドップラー周波数を推定し、走行速度もしくは速度変化量を算出して閾値設定部103へ出力する。
閾値設定部103は、所定の演算式を実行することにより、あるいは、速度・速度変化量算出部102により出力される移動速度もしくは速度変化量によってテーブルメモリ(図示せず)に定義される感度閾値を読み出して放送有無判定部105へ出力する。
放送有無判定部105は、直交信号検出部101により検出され取込まれる入力信号レベルと、移動速度もしくは速度変化量に応じて決まる感度閾値とを比較し、入力信号レベルが感度閾値を超えない場合に、放送無しと判定し、周波数設定部107により設定される次のチャンネルサーチを実行する機能を持つ。
一方、TMCCフレーム同期信号検出部108は、FFT回路5の出力により、周波数信号のTMCCに含まれる同期ワードから所定時間内にフレーム同期を検出し、得られるTMCCフレーム同期信号を放送有無判定部105へ出力する。また、サービス情報データ検出部109は、MPEG2−TSデマルチプレクサによって、多重された映像、音声、サービス情報データに分離された中から、サービス情報データを検知し取込んで放送有無判定部105へ出力する。
放送有無判定部105は、TMCCフレーム同期信号、サービス情報データの両方が、タイムアイト検出部104により監視される所定時間内に検出されたときに、放送局情報記憶部106に対してその放送局名や周波数データを記録するほか、周波数設定部107により設定される次のチャンネルサーチを実行する機能もあわせ持つ。
図3は、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の動作を説明するために引用したフローチャートである。
以下、図3に示すフローチャートを参照しながら、図1、図2に示すこの発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の動作について詳細に説明する。
まず、ユーザにより、オートサーチが指示されると、制御回路10は、N値制御回路8を制御してデジタル放送が実施される予定の一番周波数の低いチャンネルにN値が設定される(ステップST301)。このことにより、アンテナ1を介してチューナ2により受信された一番周波数の低いチャンネルの放送波は、IF信号に変換され、ADコンバータ3によりデジタルデータに変換され、直交復調&AFC回路4に出力される。
直交復調&AFC回路4は、IF信号を周波数同調されたI成分、Q成分に分割し、制御回路10に対して直交信号を出力する。このとき、制御回路10は、直交信号検出部101により直交信号の入力レベルを取得して放送有無判定部105へ出力する。
放送有無判定部105へは、ほかに、速度・速度変化量算出部102、閾値設定部103を介して、車速パルス、もしくは放送波に含まれるパイロット信号の周波数変化量からドップラー周波数が推定され、移動速度もしくは速度変化量を算出することにより決定される、感度閾値が入力されている(ステップST303)。
このため、車輌走行中(ステップST302“No”)、放送有無判定部105において、直交信号検出部101により出力される入力信号レベルと、閾値設定部103により出力される感度閾値との比較演算が実行される。
また、放送波有無判定部105は、TMCCフレーム同期判定(ステップST305:TMCCロック待ち)と、サービス情報データ検出部109からの検出信号を監視している。すなわち、放送波有無判定部105は、車輌走行中(ステップST302“No”)、入力信号レベルが感度閾値以上であった場合(ステップST304“Yes”)と、車輛停車中(ステップST302“Yes”)、TMCCフレーム同期信号とサービス情報データが所定時間以内に検出された場合(ステップST305“No”、ステップST306“No”)、「放送波あり」と判定して放送局情報記憶部106のオートサーチ結果を記憶する領域を当該チャンネルの放送局情報に更新する。
なお、所定時間内にTMCCフレーム同期信号、もしくはサービス情報データを所定時間内に検出できなかった場合(ステップST305“Time Out”、ステップST306“Time Out”)、および車輛走行中で(ステップST302“No”)、入力信号レベルが感度閾値以下であった場合(ステップST304“No”)、「放送波無し」と判定し、次のチャンネルに移行するよう、N値制御回路8に指示を与える(ステップST308)。以上の処理を、デジタル放送が実施される予定の一番周波数の高いチャンネルまで繰返し実行し(ステップST309)、放送局情報記憶部106にオートサーチ結果を保持する。
なお、ここでは、車輌の走行速度を検出するために、車速センサ11により出力される車速パルス、ブレーキセンサ12により出力されるパーキングブレーキ信号、ドップラー周波数による車速推定演算結果、の全てを取得しているが、これらのうちいずれか一つ、あるいは組合せを使用して良く、選択はユーザによるものとする。
また、車輌停止中か走行中の判定に車速情報を用いた場合、入力信号レベルの判定を段階的に実行しても良く、この場合、車速に応じて段階的にレベル判定を行い、当該車速における所定値(感度閾値)を超えた場合で、TMCCフレーム同期信号、サービス情報テーブル取得が所定時間以内に完了した場合に、「放送波有り」と判定することで、高速走行時の受信性能劣化にも対応出来る。
以上説明のように、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置によれば、車輌停止中は可能な限り全ての放送局を検出出来るように感度閾値を下げ、車輌移動中は受信性能劣化によって視聴出来ない放送局を検索することを無くするために、感度閾値を上げている。このことにより移動中の障害を回避でき、また、車輌停止中におけるプリセット目的のサーチに利便性を提供することができる。
また、各種同期信号を用い、夫々に時間規定を設けることで「放送無し」とする判定を高速に行うようにし、かつ、「放送あり」とする判定を、放送波のTMCCフレーム同期信号のほかに、サービス情報データを取得することで正確に行うことができる。TMCCフレーム同期信号やサービス情報データの取得には時間を要するが、「放送無し」とする判定を高速に行う構成としたため、高速サーチ処理を実現できる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係る制御回路10の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
図2に示す実施の形態1との差異は、実施の形態1が持つ構成に、モード検出部110と、周波数同調検出部111が付加されたことにある。なお、デジタル放送受信装置全体として構成は、図1に示すそれと同じとする。
モード検出部110は、OFDM信号のガードインターバルの信号を利用して1シンボル遅延した信号との相関を検出し、さらにガード期間内の移動平均により、相関振幅波形を算出する等の方法を用いて、OFDM信号の伝送モードと、ガードインターバルがどの値で伝送されているかを判別し、これらモード判定結果を放送有無判定部105へ出力する機能を持つ。
また、周波数同調検出部111は、直交復調&AFC回路4で実行される周波数同調が完了したときに出力される周波数同調完了信号を取得して放送有無判定部105へ出力する機能を持つ。
図5は、この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置の動作を説明するために引用したフローチャートである。
以下、図5に示すフローチャートを参照しながら、図4に示す制御回路10の動作について詳細に説明する。
ここでは、実施の形態1と異なる部分の動作のみを説明する。すなわち、モード検出部110は、直交復調&AFC回路4により周波数同調されたI成分、Q成分に分離された直交信号を使用して伝送モードの検出を行う。なお、伝送モードの検出結果は、FFT回路5などへも反映させるがここでは記述していない。
モード検出部110において伝送モードの検出が完了した場合、伝送モード検出完了情報を放送有無判定部105へ出力する。また、直交復調&AFC回路4では、周波数同調を実行し、所定の範囲内に周波数が同調したら、周波数同調完了信号を周波数同期検出部111経由で放送有無判定部105へ出力する。
放送有無判定部105は、入力レベル信号が感度閾値より低く(ステップST504“No”)、モード検出完了信号、周波数同調完了信号、TMCCロック完了信号、サービス情報テーブル取得信号のうちの一つでも所定の時間内に検出できなかった場合(ステップST505〜ステップST508“Time Out”)、「放送無し」と判定し、次のチャンネルのサーチへ移行する(ステップST510)。
なお、放送有無判定部105は、車輌移動中(ステップST502“No”)、入力信号レベルが感度閾値以上であった場合(ステップST504“Yes”)と、車輛停車中の場合(ステップST302“Yes”)、モード検出完了信号と、周波数同調完了信号と、TMCCフレーム同期信号と、サービス情報データが、それぞれ、モード検出部110、周波数同調検出部111、TMCCフレーム同期検出部108、サービス情報データ検出部109を介して所定時間以内に検出された場合(ステップST505“No”〜ステップST508“No”)、「放送あり」と判定して、放送局情報記憶部106のオートサーチ結果を記憶する領域を当該チャンネルの放送局情報に更新する。
以上説明のように、この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置によれば、各種同期信号によって「放送無し」とする判定を高速に行うようにし、かつ、「放送あり」とする判定を、放送波のTMCCフレーム同期信号のほかに、伝送モードやサービス情報データを取得することでより正確に行うことができる。
なお、TMCCフレーム同期信号や伝送モード、サービス情報データの取得には時間を要するが、いずれか一つでも所定時間内に検出が完了しなかった場合に「放送無し」と判定して次のチャンネルのサーチを実行する構成としたため、高速サーチ処理を実現できる。
以上説明のようにこの発明は、制御回路10が、直交復調およびAFC回路4により出力される直交信号の入力信号レベルと、移動速度もしくは速度変化量に応じて決まる感度閾値とを比較し、入力信号レベルが感度閾値を所定時間内に超えないことを検出して次のチャンネルサーチを実行することにより、また、TMCCフレーム同期信号、サービス情報データ、あるいは伝送モードを監視し、所定時間内にこれら情報のいずれかが検出されなかった場合に次のチャンネルサーチを実行することで、ユーザを選局操作の煩わしさから解放し、高い利便性を得ながら、チャンネルサーチを正確、高速に実現することのできる、デジタル放送受信装置および同装置におけるチャンネルサーチ制御方法を提供することができる。
なお、図2、図4に示す直交信号検出部101、速度・速度変更量算出部102、閾値設定部103、タイムアウト検出部104、放送有無検出部105、放送局情報記憶部106、周波数設定部107、TMCCフレーム同期信号検出部108、サービス情報データ取得部109、モード検出部110、周波数同調検出部111のそれぞれが持つ機能は、制御回路10を構成するマイコンが、内蔵メモリに記録されたプログラムを逐次読み出し、実行することにより、実現されるものとする。
この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示す制御回路の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の動作を説明するために引用したフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置の制御回路の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置の動作を説明するために引用したフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ、2 チューナ、3 アナログ・デジタル変換器(ADコンバータ)、4 直交復調&AFC回路、5 FFT回路、6 誤り訂正&TS再生回路、7 MPEG2−TSデマルチプレクサ、8 N値制御回路、9 クロック制御回路、10 制御回路、101 直交信号検出部、102 速度・速度変化量算出部、103 閾値設定部、104 タイムアウト検出部、105 放送有無検出部、106 放送局情報記憶部、107 周波数設定部、108 TMCCフレーム同期信号検出部、109 サービス情報データ検出部、110 モード検出部、111 周波数同期検出部。

Claims (8)

  1. 移動しながらデシタル放送を受信し、設定周波数を逐次変更しながらチャンネルサーチを実行するデジタル放送受信装置であって、
    アンテナを介して入力される放送波を中間周波数信号に変換するチューナと、
    前記中間周波数信号をデジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換器と、
    前記アナログ・デジタル変換器により出力されるデジタルデータを直交復調し、周波数同調された直交信号を生成する回路と、直交信号の周波数オフセットを検出し、直交復調回路に周波数同調を行うための補正信号を出力する回路を含む、直交復調およびAFC回路と、
    前記直交復調およびAFC回路により出力される直交信号の入力信号レベルと、移動速度もしくは速度変化量に応じて決まる感度閾値とを比較し、前記入力信号レベルが前記感度閾値を超えないことを検出して次のチャンネルサーチを実行する制御回路と、
    を備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記制御回路は、
    外部接続されるセンサを介して取得される車速パルス、もしくは放送波に含まれるパイロット信号の周波数変化量からドップラー周波数を推定し、前記移動速度もしくは速度変化量を算出して前記感度閾値を決める移動速度、もしくは速度変化量とすることを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記制御回路は、
    前記直交復調およびAFC回路に接続され、前記直交信号の有効シンボル期間を高速フーリエ演算により時間軸方向の信号から周波数軸方向の周波数信号に変換するFFT回路の出力により、前記周波数信号のTMCCにより所定時間内にフレーム同期を検出できないときに、次のチャンネルサーチを実行することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記制御回路は、
    前記FFT回路に接続され、誤り訂正およびTS再生回路により生成されるMPEG2−TS信号から、MPEG2−TSデマルチプレクサによって、多重された映像、音声、サービス情報データに分離される中から、前記サービス情報データを取込み、前記サービス情報データが所定時間内に検出されたときに該チャンネルを記録し、次のチャンネルサーチを実行することを特徴とする請求項1または請求項3記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記制御回路は、
    前記直交復調およびAFC回路によって周波数同調された直交信号から検出され出力される伝送モード検出完了信号、もしくは所定の範囲内に周波数が同調したときに出力される周波数同調完了信号の各々が所定時間内に検出されないときに、次のチャンネルサーチを実行することを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4のいずれか1項記載のデジタル放送受信装置。
  6. 移動しながらデシタル放送を受信し、設定周波数を逐次変更しながらチャンネルサーチを実行するデジタル放送受信装置であって、
    アンテナを介して入力される放送波を中間周波数信号に変換するチューナと、
    前記中間周波数信号をデジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換器と、
    前記アナログ・デジタル変換器により出力されるデジタルデータを直交復調し、周波数同調された直交信号を生成する回路と、直交信号の周波数オフセットを検出し、直交復調回路に周波数同調を行うための補正信号を出力する回路を含む、直交復調およびAFC回路と、
    前記直交信号の有効シンボル期間を高速フーリエ演算により時間軸方向の信号から周波数軸方向の周波数信号に変換するFFT回路と、
    前記周波数信号からMPEG2−TS信号を生成する誤り訂正およびTS再生回路と、
    前記MPEG2−TS信号から、多重された映像、音声、サービス情報データを分離するMPEG2−TSデマルチプレクサと、
    (1)前記直交復調およびAFC回路により出力される直交信号の信号レベルを、移動速度もしくは速度変化量に応じて決定される感度閾値と比較し、その結果、前記感度閾値を越えない場合、(2)前記FFT回路の出力により、前記周波数信号のTMCCによりフレーム同期を所定時間内に検出できない場合、(3)前記直交復調およびAFC回路によって周波数同調された直交信号から検出され出力される伝送モード検出完了信号、もしくは所定の範囲内に周波数が同調した時に出力される周波数同調完了信号を所定時間内に検出できない場合、(4)前記MPEG2−TSデマルチプレクサによって取込まれるサービス情報データを所定時間内に検出できない場合、のいずれか一つの条件が成立した場合に次のチャンネルサーチを行う制御回路と、
    を備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  7. 移動しながらデシタル放送を受信し、設定周波数を逐次変更しながらチャンネルサーチを実行する、チューナと、アナログ・デシタル変換器と、直交復調およびAFC回路と、FFT回路と、誤り訂正・TS再生回路と、MPEG2−TSデマルチプレクサと、制御回路とを備えたデジタル放送受信装置におけるチャンネルサーチ制御方法であって、
    前記制御回路は、
    前記直交復調およびAFC回路により出力される周波数同期信号の信号レベルと、移動速度もしくは速度変化量に応じて決定される感度閾値とを比較し、前記信号レベルが前記感度閾値を越えたか否かを判定する第1のステップと、
    前記FFT回路の出力により、前記周波数信号のTMCCによりフレーム同期を所定時間内に検出したか否かを判定する第2のステップと、
    前記MPEG2−TSデマルチプレクサによって取込まれるサービス情報データを所定時間内に検出したか否かを判定する第3のステップと、
    前記第1から第3のステップのうち、いずれか一つが成立しないことを条件に次のチャンネルサーチを実行するステップと、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置におけるチャンネルサーチ制御方法。
  8. 前記直交復調およびAFC回路によって周波数同調された直交信号から検出され出力される伝送モード検出完了信号、もしくは所定の範囲内に周波数が同調したときに出力される周波数同調完了信号を所定時間内に検出したか否かを判定する第4のステップと、
    を更に有することを特徴とする請求項7に記載のデジタル放送受信装置におけるチャンネルサーチ制御方法。
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