JP2007287766A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートシンク上に搭載された半導体とその周囲に位置するリードフレームとをワイヤボンディングしてなる半導体装置において、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤとヒートシンクとの接触による短絡を極力防止する。
【解決手段】ヒートシンク10の一面上に搭載された半導体チップ20とその周囲に位置するリードフレーム40とをボンディングワイヤ50で結線してなる半導体装置において、リードフレーム40の固定部41をヒートシンク10の一面に、かしめ固定し、ボンディングワイヤ50が接続されるリードフレーム40のリード42がヒートシンク10の一面から離れる方向に、リードフレーム40の固定部41を曲げている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートシンク上に搭載された半導体チップとその周囲に位置するリードフレームとをワイヤボンディングしてなる半導体装置に関する。
従来より、この種の半導体装置としては、ヒートシンクと、ヒートシンクの一面上に搭載された半導体チップと、ヒートシンクの一面の外周に設けられたリードフレームと、ヒートシンクの一面上を跨ぐようにリードフレームと半導体チップとを接続するボンディングワイヤとを備えたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。ここで、ヒートシンクとリードフレームとは、かしめなどにより固定されている。
特許第3473525号公報
しかしながら、このような半導体装置においては、例えば半導体チップのサイズが小さくなった場合などには、半導体チップとリードフレームとの距離が長くなり、ボンディングワイヤが垂れて、ヒートシンクの一面と接触する可能性がある。
このように、ボンディングワイヤとヒートシンクとが接触した場合、例えば、短絡が発生するなどの特性不良が起こる。これを避けるため、半導体チップのサイズを制限することで対応するなどの方法が取られている。
しかし、半導体装置の分野では、早期開発、低コスト、高品質の両立が求められており、その中でリードフレームを共通化することが必要となっている。そのため、一般的なリードフレームを用いて問題解決を図る必要がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ヒートシンク上に搭載された半導体とその周囲に位置するリードフレームとをワイヤボンディングしてなる半導体装置において、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤとヒートシンクとの接触による短絡を極力防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ヒートシンク(10)の一面上に搭載された半導体チップ(20)とその周囲に位置するリードフレーム(40)とをワイヤボンディングしてなる半導体装置において、リードフレーム(40)の一部をヒートシンク(10)の一面に対して、かしめ固定し、ボンディングワイヤ(50)が接続されるリードフレーム(40)の部位がヒートシンク(10)の一面から離れる方向に、かしめ固定されているリードフレーム(40)の部位を曲げたことを、第1の特徴とする。
それによれば、かしめ固定されているリードフレーム(40)の部位を曲げることで、ボンディングワイヤ(50)が接続されるリードフレーム(40)の部位をヒートシンク(10)の一面から離しているため、結果的に、その分、ボンディングワイヤ(50)とヒートシンク(10)の一面とが離れ、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ(50)とヒートシンク(10)との接触による短絡を極力防止できる。
また、本発明は、ヒートシンク(10)の一面のうちボンディングワイヤ(50)の下方に位置する部位に、ボンディングワイヤ(50)から離れる方向に凹んだ凹部(11)を設けたことを、第2の特徴とする。
それによれば、凹部(11)を設けた分、ボンディングワイヤ(50)とヒートシンク(10)とが離れるため、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ(50)とヒートシンク(10)との接触による短絡を極力防止できる。
この場合、凹部(11)は、ヒートシンク(10)の一面のうち半導体チップ(20)が搭載されている部位も含んで形成されているものにできる。
また、本発明は、ボンディングワイヤ(50)が接続されるリードフレーム(40)の部位を、ヒートシンク(10)の一面から離れる方向に曲げたことを、第3の特徴としている。
それによれば、ボンディングワイヤ(50)が接続されるリードフレーム(40)の部位を、ヒートシンク(10)の一面から離れる方向に曲げた分、ボンディングワイヤ(50)とヒートシンク(10)とが離れるため、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ(50)とヒートシンク(10)との接触による短絡を極力防止できる。
また、本発明は、ヒートシンク(10)の一面のうちボンディングワイヤ(50)の下方に位置する部位に、ヒートシンク(10)の一面とボンディングワイヤ(50)との間に介在した状態で、電気絶縁性を有する絶縁部材(70)を設けたことを、第4の特徴としている。
それによれば、ボンディングワイヤ(50)とヒートシンク(10)との間に、絶縁部材(70)を介在させているため、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ(50)とヒートシンク(10)との接触による短絡を極力防止できる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置100を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のA−A一点鎖線に沿った概略断面図、(c)は(a)中のB−B一点鎖線に沿った概略断面図である。
なお、図1(a)では、モールド樹脂60はその外形線を示してあり、モールド樹脂60の内部の各部の平面構成を透過して示してあり、また、ボンディングワイヤ50については便宜上、1本のみ示してあるが、実際は、リードフレーム40の各リード42と半導体チップ20との間でボンディングワイヤによる接続がなされている。そして、これら図1に関することは、以下の各実施形態の各図においても同様である。
図1に示されるように、半導体装置100は、ヒートシンク10の一面上に、半導体チップ20をダイボンド材30を介して搭載し、この半導体チップ20を、ヒートシンク10の一面の外周に配置したリードフレーム40のリード42に、ワイヤボンディングにより形成されたボンディングワイヤ50によって接続してなる。また、これら各部材10〜50は、モールド樹脂60によって包み込まれるようにモールドされパッケージ化されている。
ヒートシンク10は、Cu(銅)やAl(アルミニウム)等の熱伝導性に優れた部材よりなる。本例では、ヒートシンク10は、平面形状が角部が面取りされた略矩形状をなしている。
半導体チップ20は、例えば、パワーMOSFET等の大電流が流れ発熱する発熱チップであり、ヒートシンク10の一面(図1(b)、(c)中の上面)上に、銀ペーストまたは半田等のダイボンド材30によって接合されている。
そして、半導体チップ20より発生する熱は、ヒートシンク10を介して外部に放熱されるようになっている。ここで、図1に示されるように、ヒートシンク10における一面とは反対側の他面(図1(b)、(c)中の下面)が、モールド樹脂60から露出しており、放熱性を高めている。
リードフレーム40は、銅合金(りん青銅等)等、通常のリードフレームに用いられる部材よりなり、リードフレーム40をヒートシンク10に固定するための固定部41と、ヒートシンク10の周囲に延設された複数本のリード42とを備えている。
固定部41は、ヒートシンク10の一面にかしめられており、このかしめ部41aにより、リードフレーム40とヒートシンク40とが固定されている。このかしめ部41aは、ヒートシンク10の一面に形成されたかしめ用の突起にリードフレーム40を嵌合し、かしめた部分である。
なお、固定部41は、半導体装置100の製造途中において、タイバー(図示せず)によって固定部41及び各々のリード42が一体に連結された状態のリードフレーム40を、ヒートシンク10に固定するものであり、完成状態の半導体装置100においては、上記タイバーは切断されるため、固定部41及び各々のリード42は互いに分離しモールド樹脂60にて固定されている。
各リード42においては、図1に示されるように、モールド樹脂60の内部に位置する部分がインナーリードを構成し、モールド樹脂60の外部に位置する部分が外部端子と接続されるアウターリードを構成している。
そして、モールド樹脂60の内部にて各リード42と半導体チップ20とは、Au(金)やAl等よりなるボンディングワイヤ50にて結線され電気的に接続されている。ボンディングワイヤ50は、ヒートシンク10の一面をまたぐように配置されており、これにより、半導体チップ20は、ボンディングワイヤ50及びリード42を介して外部との信号のやり取りが可能となっている。
また、上述したように、ヒートシンク10、半導体チップ20、ボンディングワイヤ50、及び、リード42の上記インナーリードが、モールド樹脂60によって包み込まれるようにモールドされているが、このモールド樹脂60は、例えばエポキシ樹脂等の封止用樹脂よりなる。
このような半導体装置100において、本実施形態では、リードフレーム40のうちヒートシンク10の一面にかしめ固定されている部位、すなわち上記固定部41が、ボンディングワイヤ50が接続されるリード42がヒートシンク10の一面から離れる方向に曲げられている。
この固定部41の曲げ形状については、図1(b)に具体的に示される。この固定部41の曲げ形状は、リードフレーム40の単体の状態において、固定部41をディプレス加工することにより形成することができる。
上述したが、リードフレーム40は、上記タイバーの切断前の状態では、当該タイバーによってリード42と固定部41とは一体化しており、固定部41をこのように曲げ加工することにより、図1(b)に示されるように、リード42は、ヒートシンク10の一面から離れる。
さらに言うならば、図1(b)に示されるように、ヒートシンク10の一面を基準としたリード42の高さは、固定部41を曲げた分の高さと実質的に同様であり、この固定部41の曲げた分、リード42とヒートシンク10の一面とが従来よりも離れた構成となっている。
また、このような半導体装置100は、例えば次のようにして製造することができる。上記タイバーによって固定部41及び各々のリード42が一体に連結された状態のリードフレーム40とヒートシンク10とを、固定部41にてかしめ固定する。
次に、ヒートシンク10の一面に、ダイボンド材30を介して半導体チップ20をダイボンディングする。その後、AuまたはAl線を用いて、半導体チップ20とリードフレーム40の各リード42とをワイヤボンディングにより結線する。
そして、最後に、全体をモールド樹脂60で封止して、リード42におけるアウターリードにて表面実装できるように上記タイバーをカット、フォーミング加工を施す。それにより、図1に示される半導体装置100が完成する。
なお、この半導体装置100は、プリント基板などに実装されるものであり、例えばモールド樹脂60より露出したヒートシンク10の他面を、当該プリント基板などのランドにはんだ付けすることで実装されるものである。
ところで、本実施形態によれば、リードフレーム40の一部すなわち固定部41をヒートシンク10の一面に対して、かしめ固定し、リードフレーム40のうちボンディングワイヤ50が接続されるリード42がヒートシンク10の一面から離れる方向に、当該固定部41を曲げている。
それによれば、かしめ固定されているリードフレーム40の固定部41を曲げることで、ボンディングワイヤ50が接続されるリード42をヒートシンク10の一面から離すことができる。
そのため、結果的に、従来よりも、ボンディングワイヤ50とヒートシンク10の一面とが離れ、図1(c)中の寸法hすなわちボンディング50とヒートシンク10との距離hを広く採れ、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ50とヒートシンク10との接触による短絡を極力防止できる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置200を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のC−C一点鎖線に沿った概略断面図、(c)は(a)中のD−D一点鎖線に沿った概略断面図である。
本実施形態の半導体装置200も、上記第1実施形態と同様に、ヒートシンク10と、ヒートシンク10の一面上に搭載された半導体チップ20と、ヒートシンク10の一面の外周に設けられたリードフレーム40と、ヒートシンク10の一面上を跨ぐようにリードフレーム40と半導体チップ20とを接続するボンディングワイヤ50とを備えて構成されている。
ここで、本半導体装置200では、上記第1実施形態とは異なり、リードフレーム40の固定部41は曲げ形状ではなく、従来と同様にストレートな形状となっている。
そして、本半導体装置200では、ヒートシンク10の一面のうちボンディングワイヤ50の下方に位置する部位には、ボンディングワイヤ50から離れる方向に凹んだ凹部11が設けられている。なお、図2(a)では、識別の容易化を図るため、この凹部11の表面に便宜上、点ハッチングを施してある。
本実施形態では、この凹部11は、かしめ部41aを除くヒートシンク10の一面のうち半導体チップ20が搭載されている部位の周囲に環状に設けられている。このような凹部11は、例えばヒートシンク10にプレス加工を施すことにより、容易に形成することができる。
本実施形態によれば、ヒートシンク10の一面に凹部11を設けることにより、この凹部11の深さの分、ボンディングワイヤ50とヒートシンク10との距離h(図2(c)参照)が広くなる。そのため、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ50とヒートシンク10との接触による短絡を極力防止できる。
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置300を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のE−E一点鎖線に沿った概略断面図、(c)は(a)中のF−F一点鎖線に沿った概略断面図である。
本実施形態は、上記第2実施形態と同様に、ヒートシンク10の一面のうちボンディングワイヤ50の下方に位置する部位に、凹部11を設けたものである。ただし、上記第2実施形態では、凹部11は、ヒートシンク10の一面のうち半導体チップ20が搭載されている部位の周囲に環状に設けられていた。
それに対して、本実施形態では、この凹部11の配置パターンを変形したものであり、図3に示されるように、凹部11は、ヒートシンク10の一面のうち半導体チップ20が搭載されている部位も含んで形成されている。なお、図3(a)では、識別の容易化を図るため、この凹部11の表面に便宜上、点ハッチングを施してある。
このような凹部11も、上記同様に、プレス加工により形成できる。そして、本実施形態によっても、上記第2実施形態と同様に、凹部11によって、ボンディングワイヤ50とヒートシンク10との距離h(図3(c)参照)が広くなるため、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ50とヒートシンク10との接触による短絡を極力防止できる。
(第4実施形態)
図4は、本発明の第4実施形態に係る半導体装置400を示す概略断面図である。
本実施形態の半導体装置400も、上記第1実施形態と同様に、ヒートシンク10と、ヒートシンク10の一面上に搭載された半導体チップ20と、ヒートシンク10の一面の外周に設けられたリードフレーム40と、ヒートシンク10の一面上を跨ぐようにリードフレーム40と半導体チップ20とを接続するボンディングワイヤ50とを備えて構成されている。
ここで、本半導体装置400では、図4に示されるように、リードフレーム40の固定部41は曲げ形状ではなく、従来と同様にストレートな形状となっているが、ボンディングワイヤ50が接続されるリードフレーム40の部位である各リード42を、ヒートシンク10の一面から離れる方向に曲げている。
このようなリード42の曲げは、上記第1実施形態における固定部41の曲げと同じく、プレス加工により容易に実現できる。そして、ボンディングワイヤ50が接続されるリード42を、ヒートシンク10の一面から離れる方向に曲げた分、ボンディングワイヤ50とヒートシンク10とが離れる。
つまり、このリード42を曲げた分、ボンディングワイヤ50とヒートシンク10との距離h(図4(c)参照)が広くなるため、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ50とヒートシンク10との接触による短絡を極力防止できる。
(第5実施形態)
図5は、本発明の第5実施形態に係る半導体装置500を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のG−G一点鎖線に沿った概略断面図である。
本実施形態の半導体装置500は、従来と同様に、ヒートシンク10、半導体チップ20、リードフレーム40、およびボンディングワイヤ50とを備えて構成されており、さらに、ヒートシンク10の一面のうちボンディングワイヤ50の下方に位置する部位に、絶縁部材70を設けている。
本実施形態では、この絶縁部材70は、ヒートシンク10の一面のうち半導体チップ20が搭載されている部位の周囲に環状に設けられており、ヒートシンク10の一面とボンディングワイヤ50との間に介在した状態となっている。
この絶縁部材70は、電気絶縁性を有するもので、ヒートシンク10の一面に適切に形成できるものであれば特に限定されるものではない。例えば絶縁部材70としては、ポリイミドなどの樹脂膜を塗布して設けたり、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜などの絶縁膜を蒸着やスパッタなどにより成膜したものにできる。
そして、本実施形態によれば、ボンディングワイヤ50とヒートシンク10との間に、電気絶縁性の絶縁部材70が介在しているため、ワイヤ垂れによるボンディングワイヤ50とヒートシンク10との接触による短絡を極力防止できる。
(他の実施形態)
また、リードフレームとヒートシンクとの固定は、上記したかしめでなく、それ以外にも例えば接着、溶接等による方法でもよい。これらの固定方法に本発明を適用した場合も、上記した各実施形態と同様の効果が得られる。また、上記各実施形態において、モールド樹脂60は無いものであってもよい。
本発明の第1実施形態に係る半導体装置を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のA−A概略断面図、(c)は(a)中のB−B概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体装置を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のC−C概略断面図、(c)は(a)中のD−D概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のE−E概略断面図、(c)は(a)中のF−F概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係る半導体装置を示す概略断面図である。 本発明の第5実施形態に係る半導体装置を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)中のG−G概略断面図である。
符号の説明
10…ヒートシンク、11…凹部、20…半導体チップ、40…リードフレーム、
41…固定部、42…リード、50…ボンディングワイヤ、60…モールド樹脂、
70…絶縁部材。

Claims (5)

  1. ヒートシンク(10)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面上に搭載された半導体チップ(20)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面の外周に設けられたリードフレーム(40)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面上を跨ぐように前記リードフレーム(40)と前記半導体チップ(20)とを接続するボンディングワイヤ(50)とを備える半導体装置において、
    前記リードフレーム(40)の一部が前記ヒートシンク(10)の一面に対して、かしめ固定されており、
    前記ボンディングワイヤ(50)が接続される前記リードフレーム(40)の部位が前記ヒートシンク(10)の一面から離れる方向に、前記かしめ固定されているリードフレーム(40)の部位が曲げられていることを特徴とする半導体装置。
  2. ヒートシンク(10)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面上に搭載された半導体チップ(20)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面の外周に設けられたリードフレーム(40)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面上を跨ぐように前記リードフレーム(40)と前記半導体チップ(20)とを接続するボンディングワイヤ(50)とを備える半導体装置において、
    前記ヒートシンク(10)の一面のうち前記ボンディングワイヤ(50)の下方に位置する部位には、前記ボンディングワイヤ(50)から離れる方向に凹んだ凹部(11)が設けられていることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記凹部(11)は、前記ヒートシンク(10)の一面のうち前記半導体チップ(20)が搭載されている部位も含んで形成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. ヒートシンク(10)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面上に搭載された半導体チップ(20)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面の外周に設けられたリードフレーム(40)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面上を跨ぐように前記リードフレーム(40)と前記半導体チップ(20)とを接続するボンディングワイヤ(50)とを備える半導体装置において、
    前記ボンディングワイヤ(50)が接続される前記リードフレーム(40)の部位は、前記ヒートシンク(10)の一面から離れる方向に曲げられていることを特徴とする半導体装置。
  5. ヒートシンク(10)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面上に搭載された半導体チップ(20)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面の外周に設けられたリードフレーム(40)と、
    前記ヒートシンク(10)の一面上を跨ぐように前記リードフレーム(40)と前記半導体チップ(20)とを接続するボンディングワイヤ(50)とを備える半導体装置において、
    前記ヒートシンク(10)の一面のうち前記ボンディングワイヤ(50)の下方に位置する部位には、前記ヒートシンク(10)の一面と前記ボンディングワイヤ(50)との間に介在した状態で、電気絶縁性を有する絶縁部材(70)が設けられていることを特徴とする半導体装置。
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JP2010073794A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Mitsui High Tec Inc 放熱板付きリードフレームおよびその製造方法

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