JP2007287255A - 光路長切替装置及びそれを具備した光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2層記録層構造の光ディスクの球面収差を適切に補正する。
【解決手段】 光の光路長を切り替えるための光路長切替装置において、厚さ方向で互いに向かい合う第1及び第2の面のうち、当該第1の面にはP偏光を透過させ且つS偏光を反射させる偏光膜を設けるとともに、当該第2の面には光を全反射させる全反射膜を設けた透過板と、光を入出射させる第3の面と、前記透過板の前記第1の面と前記偏光膜を介して接合させる第4の面と、を少なくとも有した多面体のプリズムと、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光路長切替装置及びそれを具備した光ピックアップ装置に関する。
光ディスクの記録密度を向上させる主要技術として、対物レンズの高分解能化と、記録層の多層化とが挙げられる。
対物レンズの高分解能化は、光ディスクの記録密度は開口数NAの2乗に比例することが知られており、レンズの分解性能を示す開口数NAを増加させることで行われる。例えば、最近のBlu−ray Disc規格に準拠したBlu−ray媒体(以下、BD 媒体と称する。)向けの対物レンズの開口数NAは“0.85”であり、従来のDVD規格に準拠したDVD媒体向けの対物レンズの開口数NAが“0.6〜0.65”であるのと対比して増加させている。しかし、対物レンズの開口数NAが増加、すなわち分解能が高くなるにつれて、記録層を覆う保護層の厚みの製造ばらつきが無視できなくなる。この製造ばらつきによって、光スポットの焦点精度が変動してしまい、球面収差が急激に増大するという問題が生じうる。なお、球面収差とは、レンズが球面であることに起因して、当該レンズを通過した光線が正しく一点に集光せず、不完全な像ができることを意味する。
一方、記録層の多層化は、光ディスクの記録層を複数設けておき、各記録層に対して独立に情報の書き込み、読み出しを行うことで、光ディスクの大容量化を図るものである。例えば、最近のBD媒体は、レーザー光入射側から、保護層、L1層(記録層)、中間層、L0層(記録層)及び基板を順に積層させた“2層記録層構造”となっている。なお、複数の記録層に対して独立に情報の書き込みと読み出しを行うため、記録層を所定間隔で積層させる必要がある。しかし、記録層毎に対物レンズからの距離が違ってくると、最適位置からずれた記録層が生じてしまい、ひいては、球面収差が発生するという問題が生じうる。
このように、対物レンズの高分解能化と記録層の多層化それぞれの場面において球面収差の問題がつきまとってくる。さらに、最近のBD媒体では、対物レンズの高分解能化と記録層の多層化を同時に実現しようとしているので、例えば、光透過保護層の厚みを“0.1mm”と非常に薄くしなければならない一方、保護層の厚みの製造バラツキは現実的には避けられないので、球面収差の問題が、これまでのDVD媒体等の光ディスク以上に顕在化してしまい、かかる球面収差の補正は必須な要請となっている。
これまで、2層記録層構造の光ディスクに対する球面収差補正方式としては、ビームエキスパンダー内のレンズ間隔を機械的に調整することで、球面収差の補正を行うことが提案されている(例えば、以下に示す特許文献1を参照)。図12は、かかる球面収差補正方式を採用した光ディスク装置の構成を示す図である。
回折格子311は、青紫色半導体レーザー310からの青紫色レーザー光を回折して、ビームスプリッタ312へと出射する。ビームスプリッタ312は、回折格子311からの青紫色レーザー光を透過してコリメータレンズ313へと出射する。コリメータレンズ313は、青紫色レーザー光を平行光に変換してビームエキスパンダー320へと出射する。
ビームエキスパンダー320は、凹形レンズ321、凸形レンズ322及び駆動コイル323a、323b等から構成される球面収差補正機構である。凹形レンズ321は、コリメータレンズ313からの青紫色レーザー光を拡散光に変換して凸形レンズ322へと出射する。凸形レンズ322は、凹形レンズ321からの青紫色レーザー光を平行光に変換して出射する。この結果、ビームエキスパンダー320は、コリメータレンズ313からの青紫色レーザー光を、凹形レンズ321と凸形レンズ322との間の距離に対応する拡大率で拡大して、立ち上げミラー314へと出射する。駆動コイル323a、323bは、凹形レンズ321と凸形レンズ322との間の距離を調整すべく、凹形レンズ321又は凸形レンズ322を稼動させるためのコイルである。
立上ミラー314は、ビームエキスパンダー320からの青紫色レーザー光を反射して、対物レンズ315へと入射させる。この結果、対物レンズ315から出射された青紫色レーザー光が、BD媒体300のL0層又はL1層へと集光される。
センサーレンズ330は、例えば、差動非点収差法に基づくフォーカシング制御を行うべく、ビームスプリッタ312からの青紫色レーザー光の反射光に非点収差を付与し、光検出器331へと出射する。光検出器331は、BD媒体300から前述した青紫色レーザー光のBD媒体300への入射とは逆光路をたどった青紫色レーザー光の反射光を受光するための受光領域を有する。光検出器331は、その反射光の光量に応じて光電変換した電気信号を生成して、後段の信号処理回路332へと出力する。この結果、信号処理回路332は、BD 媒体300からの情報再生に係る処理を行う。
また、信号処理回路332は、BD媒体300のL0層及びL1層それぞれの球面収差を補正すべく、例えば、再生信号のジッタが最小となるように、レンズ駆動回路340へと駆動電流や駆動電圧などの制御信号を出力する。レンズ駆動回路340は、信号処理回路332からの制御信号に基づいて駆動コイル323a、323bを駆動し、凹形レンズ321と凸形レンズ322との間の距離を調整する。例えば、保護層厚100μmのL0層についての球面収差の補正の場合には、凹形レンズ321と凸形レンズ322との間の距離を狭める方向に調整がなされ、保護層厚75μmのL1層についての球面収差の補正の場合には、凹形レンズ321と凸形レンズ322との間の距離を広げる方向に調整がなされる。
特開2005−141803号公報
従来の球面収差補正方式は、図12に示したように、ビームエキスパンダー320内のレンズ間隔を、レンズ駆動回路340並びにビームエキスパンダー内の駆動コイル323a、323bを駆動させて、機械的に調整している。このように、従来の球面収差補正方式では、レンズ駆動回路340や駆動コイル323a、323b等の機械的な仕組みが必要となるため、光ピックアップ装置の部品点数が増えて、コストアップや大型化が避けられない。さらに、球面収差補正のための可動部がある以上、振動や衝撃に弱く、球面収差の補正が安定に且つ精度良く実施されない恐れがあった。
また、L0層及びL1層を有した2層記録層構造の光ディスクの場合、L0層とL1層それぞれの球面収差を補正しようとする際、前述したように球面収差補正が機械的な仕組みで行われる以上、L0層とL1層の切り替えに時間を要し、ひいては、L0層とL1層それぞれの独立した情報の書き込み/読み出しに時間を要するという課題があった。
前述した課題を解決するための主たる本発明は、光の光路長を切り替えるための光路長切替装置において、厚さ方向で互いに向かい合う第1及び第2の面のうち、当該第1の面にはP偏光を透過させ且つS偏光を反射させる偏光膜を設けるとともに、当該第2の面には光を全反射させる全反射膜を設けた透過板と、光を入出射させる第3の面と、前記透過板の前記第1の面と前記偏光膜を介して接合させる第4の面と、を少なくとも有した多面体のプリズムと、を有することとする。
本発明によれば、2層記録層構造の光ディスクの球面収差を適切に補正可能な光路長切替装置及びそれを具備した光ピックアップ装置を提供することができる。
=== 光路長切替装置 ===
<コリメータレンズ移動による球面収差補正>
図1、図2を参照しつつ、コリメータレンズ30の移動による2層記録層構造の光ディスク50の球面収差補正について説明する。
図1に示す光ディスク50は、例えば、Blu−ray Disc規格に準拠したBlu−ray媒体(以下、BD 媒体と称する。)の場合とし、その記録層として、保護層の厚み“100μm”のL0層と保護層の厚み“75μm”のL1層を有している。なお、保護層の厚みとは、光ディスク50のレーザー光入射側の一方の面から記録層までの厚みのことを示す。かかる光ディスク50に関する光学系としては、レーザー光を出射する光源11と、光源11から出射した拡散光を平行光へと補正するコリメータレンズ30と、コリメータレンズ30から出射した平行光をL0層又はL1層へと集光させる対物レンズ41と、を少なくとも有する。ここで、対物レンズ41は、あらかじめ、L0層とL1層それぞれの保護層の厚みの中間値“87.5μm”を基準として設計されている場合とする。
図2(a)にコリメータレンズ30の位置を保護層の厚み“87.5μm”で収差最良となる位置に固定し、保護層厚みを変えた場合の球面収差を計算した結果を示す。図2(a)に示すように、保護層の厚み誤差に対して球面収差は直線的に変化し、保護層の厚みが厚くなるに従って負の球面収差が発生することが分かる。
図2(b)には保護層の厚みを“87.5μm”に固定し、コリメータレンズ30の位置を変えた場合の球面収差を計算した結果を示す。図2(b)に示すように、コリメータレンズ30の移動に対しても球面収差は直線的に変化し、コリメータレンズ30が光源11から離れるに従って負の球面収差が発生することが分かる。
従って、図2(a)の特性の場合において、保護層の厚みが厚いL0層(100μm)については負の球面収差が発生することになる。このため、図2(b)の特性に基づいてコリメータレンズ30を光源11に近づけることで、正の球面収差を発生させて保護層の厚み増加に起因した球面収差を補正することができる。
一方、図2(a)の特性の場合において、保護層の厚みが薄いL1層(75μm)については正の球面収差が発生することになる。このため、図2(b)の特性に基づいてコリメータレンズ30を光源11から遠ざけることで、負の球面収差を発生させて保護層の厚み減少に起因した球面収差を補正することができる。
なお、L0層及びL1層の球面収差を補正すべく、コリメータレンズ30を光源11から遠ざけたり近づけたりしたが、逆に、コリメータレンズ30の配置は固定して、光源11の位置を光軸方向に移動させることで、前述と同様に球面収差の補正が可能となることが分かる。すなわち、「光源11とコリメータレンズ30との間の光路長を変更しさえすれば、L0層及びL1層の球面収差が補正できる」点が推察できる。そこで、本発明は、当該事項に着眼して、L0層及びL1層の球面収差の補正を行える新たな仕組み、すなわち『光路長切替装置』を以下に提案する。
<光路長可変原理>
本発明では、光源11とコリメータレンズ30との間の光路長を変更して、L0層及びL1層の球面収差を補正すべく、入射光の偏光方向によって光路長を2パターンに可変可能な光路長切替装置を提案する。以下、図3、図4を参照しつつ、本発明に係る光路長可変原理について説明する。
図3(a)、(b)、図4に示すように、本発明の一実施形態に係る光路長切替装置100は、三角プリズム104と、透過板105a、105bによって構成される。
透過板105a、105bは、例えば、ガラス材料の平板を採用することができ、三角プリズム104の第4の面(a−b−c−d)並びに(a−d−e−f)と接合させる第1の面(g−h−i−j)並びに(g’−h’−i’−j’)と、当該第1の面(g−h−i−j)並びに(g’−h’−i’−j’)と厚さ方向t(図4参照)で向かい合う第2の面(k−l−m−n)並びに(k’−l’−m’−n’)と、を有する。
第1の面(g−h−i−j)並びに(g’−h’−i’−j’)には、P偏光の場合は透過させ且つS偏光の場合は反射させる機能を有した偏光膜106a、106bを設ける。なお、偏光膜106a、106bは、蒸着やスパッタリングによって第1の面(g−h−i−j)並びに(g’−h’−i’−j’)に付着させることで設けられる。
一方、第2の面(k−l−m−n)並びに(k’−l’−m’−n’)には、P偏光又はS偏光であっても全反射させる全反射膜107a、107bを設ける。なお、全反射膜107a、107bは、蒸着やスパッタリングによって第2の面(k−l−m−n)並びに(k’−l’−m’−n’)に付着させることで設けられる。
三角プリズム104は、例えば、ガラス材料のプリズムを採用することができ、長手方向の断面が三角形(a−b−f)となる三角柱型のプリズムである。三角プリズム104は、三角形(a−b−f)の底辺(b−f)を含む1つの面でありレーザー光が入出射する第3の面(b−c−e−f)と、三角形(a−b−f)の底辺(b−f)以外の残りの2辺(a−b、a−f)をそれぞれ含む2つの面であり、透過板105a、105bの第1の面(g−h−i−j)並びに(g’−h’−i’−j’)と偏光膜106a、106bを介して接合させる第4の面(a−b−c−d)並びに(a−d−e−f)と、を少なくとも有する。
図3(a)に示すように、S偏光を三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)に入射させた場合、当該S偏光は、透過板105aの第1の面(g−h−i−j)に設けた偏光膜106aと、透過板105bの第1の面(g’−h’−i’−j’)に設けた偏光膜106bで2回反射されて、三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)から出射する。
一方、図3(b)に示すように、P偏光を三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)に入射した場合には、当該P偏光は、偏光膜106a、106bを透過し、透過板105aの第2の面(k−l−m−n)に設けた全反射膜107aと、透過板105bの第2の面(k’−l’−m’−n’)に設けた全反射膜107bと、で2回反射して、三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)から出射する。この時、光路長が、図3(b)に示す2δの分だけ、S偏光を入射したときよりも長くなる。
このように、三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)に対して入射させるレーザー光を、S偏光又はP偏光へと切り替えることで、光路長可変量2δの分だけ、光路長を可変させることが分かる。そこで、本発明では、かかる光路長切替装置100の性質を利用することで、球面収差の補正を実施する。
<透過板の板厚t>
まず、図1において、L0層とL1層の層間厚みをΔt、屈折率をn、対物レンズ41の結像側から見た光源11側の光学倍率をm(=コリメータレンズ30の焦点距離÷対物レンズ41の焦点距離)とすると、層間厚みΔtの空気換算長に相当する長さを光源11側に換算した長さΔzは、つぎの式(1)で表現される。
Δz = m×m × (Δt ÷ n) ・・・式(1)
例えば、BD媒体の場合、Δt=“25μm(=100μm−75μm)”、n=“1.62”であり、m=“10”とした場合、式(1)に従って、Δz=“1.54mm(=10×10×(0.025÷1.62))”となる。
ここで、透過板の板厚tは、図3(b)に示した光路長可変量2δの空気換算長が、コリメータレンズ30の移動量Δzとなるように設定される。
詳述すると、三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)から透過板105aに対してP偏光又はS偏光が入射されることで切り替え可能な光路長の可変量δは、透過板105aに対するP偏光又はS偏光の入射角(入射光線の光軸と入射面の法線のなす角)をθとした場合、つぎの式(2)で求められる。
δ = t÷cos(θ) ・・・式(2)
なお、図5に示すように、三角プリズム104の長手方向の断面が直角二等辺三角形である場合、θは“45°”であるので、光路長可変量δは、つぎの式(2)’で表現される。
δ = √2 × t ・・・式(2)’
また、球面収差補正のためのコリメータレンズ30のレンズ移動量Δzは、透過板105a、105bの屈折率をn’とすると、つぎの式(3)で表現される。
Δz = 2δ ÷ n’ ・・・式(3)
よって、式(2)’並びに式(3)をもとに、球面収差補正のために設定すべき透過板105a、105bの板厚tは、つぎの式(4)で算出することができる。
T = n’ × Δz ÷ (2√2) ・・・式(4)
例えば、三角プリズム104や透過板105a、105bの材料として、ガラス材を採用した場合には、波長405nmでの屈折率n’は“1.53”である。この場合、透過板105a、105bの板厚tは、式(4)に従って、“0.83mm(=1.53×1.54÷(2√2))”となる。
このように、球面収差補正のために必要な透過板105a、105bの板厚tを決定するに際して、その決定の容易化のための透過板105a、105bの均衡を考慮して、三角プリズム104の長手方向の断面形状は、直角二等辺三角形であることが好ましい。
また、透過板105a、105bの板厚tはともに均一であること、すなわち、透過板105a、105bは平行平板であることが好ましい。なぜなら、透過板105aに対するP偏光又はS偏光の入射角θが、振動や衝撃等によってズレが生じた場合に、式(4)によって設定した板厚tが無意味となるからである。
===プリズムを具備した光ピックアップ装置===
<光ピックアップ装置の構成>
図6を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るプリズムを具備した光ピックアップ装置500の光学系について説明する。なお、図6に示す構成のうち、信号処理回路80、フォーカシング・トラッキング駆動回路85及び偏光方向切替素子駆動回路115以外が、光ピックアップ装置500の光学系を形成する場合とする。
青紫色半導体レーザー10は、例えば、p型半導体とn型半導体をpn接合したダイオード(不図示)から構成されている。青紫色半導体レーザー10は、不図示のレーザー駆動回路からの制御電圧が印加されることにより、波長(400〜410nm)の青紫色レーザー光を偏光方向切替素子110へ向けてP偏光で出射する。尚、本実施形態において、青紫色半導体レーザー10から青紫色レーザー光を出射する際の偏光方向は、紙面横方向をP偏光である場合とする。
偏光方向切替素子110は、青紫色半導体レーザー10からのP偏光を、そのままのP偏光か若しくはS偏光へと切り替えて、不図示の回折格子によって回折された後、ビームスプリッタ20へと出射する。偏光方向切替素子110としては、例えば、液晶を用いたアクティブ波長板を採用することができる。このアクティブ波長板は、電圧を印加しない場合、いわゆる1/2波長板として機能し、偏光方向を90°分回転させることで、入射されたP偏光をS偏光へと切り替えて出射する。一方、電圧を印加する場合、アクティブ波長板は、入射されたP偏光をそのまま透過させて出射する。なお、前述した回折格子は、アクティブ波長板のガラス基板表面に設けており、アクティブ波長板と一体化してある。
ビームスプリッタ20は、偏光方向切替素子110からのP偏光又はS偏光を透過して、光路長切替装置100へと出射する。なお、ビームスプリッタ20は、偏光に依存しない無偏光タイプとする。
光路長切替装置100は、図3乃至図5で説明したとおり、三角プリズム104と透過板105a、105bで構成された本発明の一実施形態に係るプリズムである。
すなわち、ビームスプリッタ20からS偏光が三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)へと入射された場合、当該S偏光は、透過板105aの第1の面(g−h−i−j)に設けられた偏光膜106aと、透過板105bの第1の面(g’−h’−i’−j’)に設けられた偏光膜106bとで2回反射された後、三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)より出射される。
一方、ビームスプリッタ20からP偏光が三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)へと入射された場合、当該P偏光は、偏光膜106a、106bを透過して、透過板105aの第2の面(k−l−m−n)に設けられた全反射膜107aと、透過板105bの第2の面(k’−l’−m’−n’)に設けられた全反射膜107bとで反射されて、三角プリズム104の第3の面(b−c−e−f)より出射される。この場合、S偏光のときと対比して、光路長変動分2δ分だけ、光路長が長くなる。
折り曲げミラー120は、光路長切替装置100から出射されたP偏光又はS偏光に関して90°進行方向を曲げて、コリメータレンズ30へと出射する。
コリメータレンズ30は、本実施形態では配置位置が固定されており、折り曲げミラー120からのP偏光又はS偏光を平行光に変換して対物レンズ駆動装置40内に保持された対物レンズ41へと出射する。なお、折り曲げミラー120からS偏光が入射された場合には、青紫色半導体レーザー10からコリメータレンズ30までの光路長が短い場合に相当するので、コリメータレンズ30から出射されるS偏光は、弱発散光となる。一方、折り曲げミラー120からP偏光が入射された場合には、青紫色半導体レーザー10からコリメータレンズ30までの光路長が長い場合に相当するので、コリメータレンズ30から出射されるP偏光は、弱収束光となる。
対物レンズ駆動装置40は、不図示のレンズホルダー内に保持された対物レンズ41、フォーカシング用コイル42a、42b、トラッキング用コイル43a乃至43dを少なくとも有する。
対物レンズ41は、光ディスク50の保護層の厚みに対応した開口数NA(0.85)を有する単体のガラスレンズである。対物レンズ41は、コリメータレンズ30から弱発散光のS偏光が入射された場合には、光ディスク50のL0層へと集光させ、コリメータレンズ30から弱収束光のP偏光が入射された場合には、光ディスク50のL1層へと集光させる。
フォーカシング用コイル42a、42bは、制御電流が印加されることで、対物レンズ41を、その光軸と平行なフォーカシング方向へと駆動するための駆動コイルである。また、トラッキング用コイル43a乃至43dは、制御電流が印加されることで、対物レンズ41を、その光軸と直交するトラッキング方向へと駆動するための駆動コイルである。
センサーレンズ60は、例えば差動非点収差法に基づくフォーカシング制御を行うべく、ビームスプリッタ20から光ディスク50までの光路とは逆の光路をたどった光ディスク50からの反射光に対して非点収差を付与して、光検出器70へと出射する。
光検出器70は、光ディスク50からの反射光をそれぞれ受光するための受光領域を有する。光検出器70は、光ディスク50からの反射光の光量に応じて光電変換した電気信号を生成して、後段の信号処理回路80へと出力する。
信号処理回路80は、光検出器70からの電気信号に基づいて光ディスク50のL0層又はL1層の情報再生に係る処理を行う。また、信号処理回路80は、光検出器70からの電気信号に基づいて、フォーカシング・トラッキング駆動回路85に対してフォーカシング制御やトラッキング制御のための制御信号を出力する。さらに、信号処理回路80は、偏光方向切替素子110におけるP偏光からS偏光への切替を行うか否かを指定した制御信号を出力する。
フォーカシング・トラッキング駆動回路85は、信号処理回路80からの制御信号に基づいて、フォーカシング用コイル42a、42bやトラッキング用コイル43a乃至43dを駆動させて、フォーカシング制御やトラッキング制御を行う。
偏光方向切替素子駆動回路115は、信号処理回路80からの制御信号に基づいて、偏光方向切替素子110における偏光方向の切替を制御するための制御電圧を生成して、偏光方向切替素子110へと印加する。
<L0層の球面収差補正>
図3、図7を参照しつつ、光ディスク50のL0層の球面収差補正について説明する。
まず、偏光方向切替素子110には制御電圧を印加せず、1/2波長板として作用するようにしておく。かかる状況下で、青紫色半導体レーザー10は、紙面横方向の偏光方向(P偏光)で青紫色レーザー光を出射すると、偏光方向切替素子110を出射した光はP偏光からS偏光へと切替られる。
つぎに、偏光方向切替素子110を出射したS偏光のレーザー光は、ビームスプリッタ20を透過し、光路長切替装置100の偏光膜106a、106bで2回反射し、光路長切替装置100を出射する。さらに、光路長切替装置100から出射したレーザー光は、折り曲げミラー120で90°分進行方向を曲げられて、コリメータレンズ30へと入射された後、対物レンズ41へと入射される。
ここで、S偏光入射時における青紫色半導体レーザー10からコリメータレンズ30までの光路長は、予めコリメータレンズ30の焦点距離よりも短く設定されている。この結果、コリメータレンズ30からの出射光が弱発散光となり、保護層が厚い光ディスク50のL0層の球面収差を補正することが可能となる。
<L1層の球面収差補正>
図3、図8を参照しつつ、光ディスク50のL1層の球面収差補正について説明する。
まず、偏光方向切替素子110に電圧を印加することで、1/2波長板としての機能を停止させる。かかる状況下で、青紫色半導体レーザー10から出射したP偏光のレーザー光は偏光方向を変えずに偏光方向切替素子110並びにビームスプリッタ20を透過して、光路長切替装置100へと入射される。
P偏光で光路長切替装置100に入射したレーザー光は、光路長切替装置100の偏光膜106a、106bを透過し、光路長切替装置100の全反射膜107a、107bで2回反射し、光路長切替装置100から出射される。さらに、光路長切替装置100から出射したレーザー光は、折り曲げミラー120で90°分進行方向を曲げられて、コリメータレンズ30へと入射された後、対物レンズ41へと入射される。
ここで、P偏光で光路長切替装置100内を進行した光は、S偏光の場合と対比して光路長が光路長可変量2δ分長くなっているために、青紫色半導体レーザー10からコリメータレンズ30までの間隔が実質的に長くなる。この結果、コリメータレンズ30からの出射光は弱収束光となり、保護層が薄い光ディスク50のL1層の球面収差を補正することが可能となる。
以上、本発明によれば、機械的なレンズ駆動機構を用いずに、2層記録層構造の光ディスク50の球面収差補正が可能となり、振動や衝撃に強く信頼性の高い光ピックアップ装置を提供する事が可能となる。さらに、球面収差補正のためにレンズを機械的に移動させる必要がないので、L0層の球面収差補正とL1層の球面収差の補正を速やかに切り替えることが可能となり、L0層記録とL1層記録との切り替えの際に、その切り替えに要する時間を短縮可能となる。
===その他の実施形態===
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、上記の説明は、本発明の理解を容易とするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。
<残留球面収差の補正>
2層記録層構造の光ディスク50において、製造バラツキ等に起因して、L0層とL1層の各保護層の厚み誤差(例えば、数μmの範囲)が生じえる。
そこで、図9に示す光ピックアップ装置510のように、当該厚み誤差によって、光路長切替装置100では補正しきれなかった残留球面収差の補正を実施すべく、図6に示した光ピックアップ装置500の構成に加えて、コリメータレンズ30から対物レンズ41に至るまでの光路上に、液晶収差補正素子200を設けることが好ましい。
なお、液晶収差補正素子200は、液晶素子に電圧を印加させることで当該液晶素子への入射光に任意の位相差生じさせる現象を利用して、球面収差を補正する素子である。また、液晶収差補正素子駆動回路210は、信号処理回路80から指令を受けた球面収差補正量に応じた電圧を、液晶収差補正素子200へと印加させる駆動回路である。液晶収差補正素子200並びに液晶収差補正素子駆動回路210以外の構成は、図6に示した光ピックアップ装置500の場合と同様であるので説明を省略する。
さらに、図10に示す光ピックアップ装置520のように、残留球面収差の補正のために、コリメータレンズ30を移動させるようにしてもよい。このため、コリメータレンズ30とコリメータレンズ30を光軸方向へと移動させるための駆動コイル31a、31bとを一体化したコリメータレンズ駆動機構35と、信号処理回路80からの指令によって駆動コイル31a、31bを駆動するためのコリメータレンズ駆動回路38と、を設ける。なお、コリメータレンズ駆動機構35並びにコリメータレンズ駆動回路38以外の構成は、図6に示した光ピックアップ装置500の場合と同様であるので説明を省略する。例えば、コリメータレンズ30の移動のみで球面収差を補正する場合と対比すると、光路長切替装置100によって球面収差補正の粗い調整が既に済んでいるので、残留球面収差の補正のためのコリメータレンズ30の移動量自体は短くて済む。
<菱形プリズム>
図11に示すように、本発明に係る光ピックアップ装置において、断面形状が菱形の菱形プリズム108を採用した光路長切替装置101を用いることで、図6に示した光学系における折り曲げミラー120を省略することができる。なお、菱形プリズム108の断面形状の菱形の2つの鈍角α1、α2のうち、一方の鈍角α1を形成する2辺を含む2つの面それぞれをレーザー光を入出射させる第3の面とし、他方の鈍角α2を形成する2辺を含む2つの面それぞれを透過板105a、105bと偏光膜106a、106bを介して接合させる面とする。また、透過板105a、105bは、前述と同様に、偏光膜106a、106b並びに全反射膜107a、107bを設けておく。
すなわち、図11に示すように、菱形プリズム108の鈍角α1及びα2を大きく設定することによって、光路長切替装置100の入射光の光軸と出射光の光軸の角度を広げることができる。この結果、ビームスプリッタ20とコリメータレンズ30とが互いに干渉することなく配置することができ、その結果、折り曲げミラー120を省略できるので、光ピックアップ装置の小型化並びにコストダウンが図れることになる。
<BD媒体以外の光ディスク>
光ディスク50としては、BD媒体以外にも、HD−DVD規格、DVD±R/RW規格、DVD−ROM規格等のその他の2層記録層の光ディスクであってもよい。これらの光ディスクにおいても当然のことながら球面収差の問題が起こりえるからである。
本発明に係る球面収差補正を説明するための図である。 図2(a)は保護層厚みと球面収差の関係を示す図であり、図2(b)はコリメータレンズ移動量と球面収差との関係を示す図である。 図3(a)は、本発明の一実施形態に係る光路長切替装置におけるS偏光入射時の光路を示し、図3(b)は、本発明の一実施形態に係る光路長切替装置におけるP偏光入射時の光路を示す。 本発明の一実施形態に係る光路長切替装置の外形図である。 本発明の一実施形態に係る光路長切替装置の透過板の板厚を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る光ピックアップ装置の構成を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るL0層の球面収差補正を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るL1層の球面収差補正を説明するための図である。 本発明のその他の実施形態に係る光ピックアップ装置の構成を説明するための図である。 本発明のその他の実施形態に係る光ピックアップ装置の構成を説明するための図である。 本発明のその他の実施形態に係る光路長切替装置を採用した光ピックアップ装置の構成を示す図である。 従来の光ピックアップ装置による球面収差補正を説明するための図である。
符号の説明
11 光源 50、300 光ディスク
10、310 青紫色半導体レーザー
311 回折格子 20、312 ビームスプリッタ
30、313 コリメータレンズ 31a、31b 駆動コイル
35 コリメータレンズ駆動機構 38 コリメータレンズ駆動回路
314 立ち上げミラー 40 対物レンズ駆動装置
41、315 対物レンズ 42a、42b フォーカシング用コイル
43a〜43d トラッキング用コイル 320 ビームエキスパンダー
321 凹形レンズ 322 凸形レンズ
323a、323b 駆動コイル 60、330 センサーレンズ
70、331 光検出器 80、332 信号処理回路
85 フォーカシング・トラッキング駆動回路
340 レンズ駆動回路 100、101 光路長切替装置
104 三角プリズム 105a、105b 透過板
106a、106b 偏光膜 107a、107b 全反射膜
108 菱形プリズム 110 偏光方向切替素子
115 偏光方向切替素子駆動回路 120 折り曲げミラー
200 液晶収差補正素子 210 液晶収差補正素子駆動回路
500、510、520 光ピックアップ装置

Claims (12)

  1. 光の光路長を切り替えるための光路長切替装置において、
    厚さ方向で互いに向かい合う第1及び第2の面のうち、当該第1の面にはP偏光を透過させ且つS偏光を反射させる偏光膜を設けるとともに、当該第2の面には光を全反射させる全反射膜を設けた透過板と、
    光を入出射させる第3の面と、前記透過板の前記第1の面と前記偏光膜を介して接合させる第4の面と、を少なくとも有した多面体のプリズムと、
    を有することを特徴とする光路長切替装置。
  2. 前記プリズムは、断面が三角形の三角プリズムであり、当該三角形の底辺を含む1つの面を前記第3の面とし、当該三角形の底辺以外の2辺をそれぞれ含む2つの面それぞれを前記第4の面としたこと、を特徴とする請求項1に記載の光路長切替装置。
  3. 前記二等辺三角形は、直角二等辺三角形であること、を特徴とする請求項2に記載の光路長切替装置。
  4. 前記プリズムは、断面が菱形の菱形プリズムであり、当該菱形の鈍角となる2つの頂角のうち、一方の頂角を形成する2辺を含む2つの面それぞれを前記第3の面とし、他方の頂角を形成する2辺を含む2つの面それぞれを前記第4の面としたこと、を特徴とする請求項1に記載の光路長切替プリズム。
  5. 前記透過板の板厚は均一であること、を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光路長切替装置。
  6. 前記プリズムの前記第3の面から前記透過板に対して前記P偏光又は前記S偏光が入射されることで切り替え可能な光路長の可変量δは、tを前記透過板の板厚とし、θを前記透過板に対する前記P偏光又は前記S偏光の入射角とした場合、
    δ = t÷cos(θ)
    によって設定されること、を特徴とする請求項5に記載の光路長切替プリズム。
  7. 前記透過板の板厚tは、θを前記透過板に対する前記P偏光又は前記S偏光の入射角とし、Δzをレンズの移動によって光路長を切り替える場合のレンズ移動量とし、n’を前記透過板の屈折率とした場合、
    t = n’×Δz×cos(θ)÷2
    によって設定されること、を特徴とする請求項6に記載の光路長切替プリズム。
  8. レーザー光を出射するレーザー素子と、当該レーザー素子から出射したレーザー光を平行光として出射させるコリメータレンズと、当該コリメータレンズから出射したレーザー光が入射されて、2つの記録層を有した光ディスクの当該記録層へと集光させる対物レンズと、を少なくとも有した光ピックアップ装置において、
    請求項1乃至7のいずれかに記載された光路長切替プリズムを、前記2つの記録層の球面収差を補正すべく、前記レーザー素子から前記コリメータレンズに至るまでの光路上に配設したこと、
    を特徴とする光ピックアップ装置。
  9. 前記レーザー素子から出射したレーザー光の偏光方向を、制御電圧の印加によって、前記レーザー光の偏光方向と直交する方向へと切り替えるための偏光方向切替素子を配設したこと、を特徴とする請求項8に記載の光ピックアップ装置。
  10. 前記プリズムは、断面が三角形の三角プリズムであり、当該三角形の底辺を含む1つの面を前記第3の面とし、当該三角形の底辺以外の2辺をそれぞれ含む2つの面それぞれを前記第4の面としており、
    前記第3の面より出射した光の進行方向を折り曲げるミラーを配設したこと、を特徴とする請求項8又は9に記載の光ピックアップ装置。
  11. 前記コリメータレンズから前記対物レンズに至るまでの光路上において、前記光路長切替装置による球面収差補正の結果生じ得る、前記2つの記録層それぞれの保護層の厚み誤差に起因した残留球面収差を補正するための液晶収差補正素子を配設したこと、を特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の光ピックアップ装置。
  12. 前記光路長切替装置による球面収差補正の結果生じ得る、前記2つの記録層それぞれの保護層の厚み誤差に起因した残留球面収差を補正すべく、前記コリメータレンズを光軸方向に移動させるための機構を設けたこと、を特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の光ピックアップ装置。

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