JP2007287094A - 通行者計数装置及び計数機能付き自動ドア - Google Patents

通行者計数装置及び計数機能付き自動ドア Download PDF

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Abstract

【課題】開口部の通行者が多く、連続して通行するような場合でも通行者を精度よく計数できるようにする。
【解決手段】通行者を検知可能な位置に設定される近傍エリア1a1と、この近傍エリア1a1よりも出入口12寄りに設定される安全エリア1bとを有する計数領域での検知に応じて通行者を計数する計数制御手段を含む。計数制御手段は、出入口12の両側の位置で出入口12の幅方向に複数設定された前記計数領域の少なくとも1つにおいて、近傍エリア1a1が非検知状態でかつ安全エリア1bが検知状態になった後、所定時間内にこれら両エリアが検知状態になり、さらに所定時間内に近傍エリア1a1が検知状態でかつ安全エリア1bが非検知状態になったことに基づいて、通行者を計数する。
【選択図】図1

Description

本発明は、開口部の通行者を計数する通行者計数装置及びその計数装置を備えた計数機能付き自動ドアに関するものである。
従来、建物の出入口等の開口部を通過する人数の計数を行う通行者計数装置として、下記特許文献1に開示されているように、自動ドアの屋内側センサ、屋外側センサ及び補助センサを利用するようにしたものが知られている。具体的に、同文献に開示されている通行者計数装置では、屋外側センサ、補助センサ及び屋内側センサがこの順に時系列的に通行者を検知すると、屋外の通行者が開口部を通り抜けて建物内に入室すると判断できるので、入室者を「1」とカウントし、また屋内側センサ、補助センサ及び屋外側センサがこの順に通行者を検知すると、屋内の通行者が開口部を通り抜けて建物外部へ退室すると判断できるので、退室者を「1」とカウントしている。
特開2002−216100号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示された通行者計数装置では、開口部の通行者数が多くなると正確にカウントできない。すなわち、自動ドアの起動センサ(屋内側センサ、屋外側センサ)の検知エリアはある程度の大きさがあるため、この検知エリア内に複数人の通行者が入ることがある。この場合、その複数人が連続して例えば入室するときには、屋外側センサは通行者ごとにオンオフするのではなく継続して検知状態となるため、通行者ごとに屋外側センサ、補助センサ及び屋内側センサの順に検知するとは限らない。このため後続の通行者が計数されないこととなり、正確なカウントをできない。したがって、通行者が多く、連続して通行するような場所にこの計数装置を適用すると、カウント精度が低下することとなる。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開口部の通行者が多く、連続して通行するような場合でも通行者を精度よく計数できるようにすることにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、開口部を通行する通行者数を計数する計数装置であって、通行者を検知可能な位置に設定される第1領域と、この第1領域よりも前記開口部寄りに設定され、通行者を検知可能な第2領域とを有する計数領域での検知に応じて通行者を計数する計数制御手段を含み、前記計数制御手段は、前記開口部を挟んで少なくとも一方の側で前記開口部の幅方向に複数設定された前記計数領域の少なくとも1つにおいて、前記第1領域が非検知状態でかつ前記第2領域が検知状態になった後、これら両領域が検知状態になり、さらにその後、前記第1領域が検知状態でかつ前記第2領域が非検知状態になった場合に、通行者を計数する。
本発明では、開口部の幅方向に複数設けられた計数領域のそれぞれでの検知状況に基づいて、通行者を計数するので、複数の通行者が横に並んで開口部を通行する場合のように複数の通行者が同時に開口部を通行する場合にも、各通行者を計数することができる。しかも通行者の通行位置によらず通行者を計数することできる。また計数領域が複数設定されていることから各第1領域や第2領域の大きさを通行者の体格に合わせた大きさに設定する必要がなく、任意の大きさに設定することが可能となる。しかも本発明では、通行者を計数するかどうかを判定するに際して、第2領域が検知状態でかつ第1領域が非検知状態になってから第2領域が非検知状態でかつ第1領域が検知状態になるまでを考慮するので、開口部を完全に通過せずに途中で引き返してしまうような者を誤って計数するのを防止でき、これにより通行者数を正確に計数することができる。言い換えると、開口部から離れる方向に移動する通行者を計数しているので、開口部を通過した通行者のみの計数が可能となり、これにより通行者数を正確に計数することができる。しかも例えば屋内側のみというように開口部に対して一方側にのみ計数領域があれば、通行者数を正確に計数することができる。
また、本発明では、開口部を通行する通行者数を計数する計数装置であって、通行者を検知可能な位置に設定される第1領域と、この第1領域よりも前記開口部寄りに設定され、通行者を検知可能な第2領域とを有する計数領域での検知に応じて通行者を計数する計数制御手段を含み、前記計数制御手段は、前記開口部を挟んで少なくとも一方の側で前記開口部の幅方向に複数設定された前記計数領域の少なくとも1つにおいて、前記第1領域が検知状態でかつ前記第2領域が非検知状態になった後、これら両領域が検知状態になり、さらにその後、前記第1領域が非検知状態でかつ前記第2領域が検知状態になった場合に、通行者を計数する。
本発明では、開口部の幅方向に複数設けられた計数領域のそれぞれでの検知状況に基づいて、通行者を計数するので、複数の通行者が横に並んで開口部を通行する場合のように複数の通行者が同時に開口部を通行する場合にも、各通行者を計数することができる。しかも通行者の通行位置によらず通行者を計数することできる。また計数領域が複数設定されていることから各第1領域や第2領域の大きさを通行者の体格に合わせた大きさに設定する必要がなく、任意の大きさに設定することが可能となる。しかも本発明では、通行者を計数するかどうかを判定するに際して、第1領域が検知状態でかつ第2領域が非検知状態になってから第1領域が非検知状態でかつ第2領域が検知状態になるまでを考慮するので、開口部に進入することなく途中で引き返してしまうような者を誤って計数するのを防止でき、これにより通行者数を正確に計数することができる。言い換えると、開口部内に実際に進入した通行者を計数することができる。しかも例えば屋内側のみというように開口部に対して一方側にのみ計数領域があれば、通行者数を正確に計数することができる。
ここで、前記通行者計数装置において、前記計数制御手段は、前記開口部を挟んで両側に位置する前記計数領域の何れでの検知かに応じて、通行者を別々に計数するのが好ましい。この態様では、通行者が開口部をどちら向きに通過する場合であっても計数することができ、しかも通過方向ごとに別々に通行者の計数を行うことができる。
そしてこの態様において、前記計数領域間で前記第2領域が共用化されていてもよい。この態様では、屋内から屋外へ通行する通行者と、屋外から屋内へ通行する通行者とは、互いにぶつからないように開口部の幅方向にずれて通行するので、屋内側の計数領域と屋外側の計数領域とにおいて第2領域を共用化しても、計数制御手段による計数の精度が低下しない。したがって、この態様では、計数精度を維持しつつ、第2領域数を低減できる。
また、隣り合う計数領域であって、検知状態にあるものを1つのグループとして設定するグループ設定手段と、通行者1人がまたがり得る計数領域数に相当する領域係数が記憶された記憶手段とを含むのが好ましく、この場合には前記計数制御手段は、前記グループを構成する計数領域数と前記領域係数とに基づいて、通行者を計数するのが好ましい。
この態様では、各計数領域で検知されたのが同人なのか別人なのかの判断をでき、隣り合う複数の計数領域が検知状態となった場合にも正確に通行者数を計数することができる。
また、本発明は、開口部近傍の屋内側の人又は物体を検知する屋内側センサ及び開口部近傍の屋内側の人又は物体を検知する屋外側センサを備え、これら屋内側センサ及び屋外側センサによる検知に基づいて前記開口部のドアを開閉する自動ドアであって、前記通行者計数装置を備え、前記屋内側センサは、検知エリアに少なくとも前記第1領域を有するエリアセンサによって構成され、前記屋外側センサは、検知エリアに少なくとも前記第1領域を有するエリアセンサによって構成され、前記第2領域は、前記屋内側センサの検知エリア及び前記屋外側センサの検知エリアの少なくとも一方に含まれ、前記通行者計数装置の計数制御手段は、前記屋内側センサの前記第1領域と前記第2領域での検知に基づいて入室者を計数する一方、前記屋外側センサの前記第1領域と前記第2領域での検知に基づいて退室者を計数するように構成されている計数機能付き自動ドアである。
本発明では、自動ドアに設けられる屋内側センサと屋外側センサの検知信号を入退室者カウントに利用できるので、センサ類等の追加を抑制しつつ自動ドアに計数機能を付加することができる。
以上説明したように、本発明によれば、開口部の通行者が多く、連続して通行するような場合でも通行者を精度よく計数できるようにすることにある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る計数機能付き自動ドアの一実施形態を概略的に示している。同図に示すように、本自動ドア10は、店舗等の建物の出入口(開口部の一例)12を開閉するためのものであり、この出入口12を開閉するための引き戸式のドア14と、このドア14を開閉駆動させるための開閉駆動機構(図示省略)とを備えている。
出入口12の上側には細長形状の無目18が出入口12の上縁部に沿って延びるように配設されており、この無目18に前記開閉駆動機構が収納されている。この開閉駆動機構は、例えばベルト駆動方式のものであり、モータ20(図2参照)と、このモータ20の駆動によって周回するエンドレスのベルト(図示省略)とを備え、ベルトの周回に応じてドア14が壁体16の屋内側に沿って開閉移動するようになっている。
自動ドア10は、図2にも示すように、屋内側センサ28と、屋外側センサ30と、ドア14の開閉制御を行う自動ドア制御装置22と、通行者計数装置24とを備えており、これらの装置は、制御に関する情報を送受信するための共通のデータバス27上に接続されている。このデータバス27として例えばCAN(Controller Area Network)を用いることができる。屋内側センサ28及び屋外側センサ30は、それぞれ自動ドアの起動センサとして機能するとともに、ドアウェイ近傍の人等が走行するドア14に挟まれないようにするための安全センサとしても機能する。
屋内側センサ28は、無目18の屋内側面に取り付けられており、出入口12の屋内側の所定領域を検知エリア(屋内側の検知エリア)1〜7として有するエリアセンサによって構成されている。屋内側センサ28は、例えば赤外線反射式センサによって構成されており、赤外線を検知エリア1〜7に投光する図略の投光器と、この投光器からの反射光を受光する図略の受光器とを備えている。更にデータバス27に接続するための図略のインターフェースも備えている。なお、図1には、検知エリア1を代表させて検知エリアを示している。
屋外側センサ30は、無目18の屋外側面に取り付けられており、出入口12の屋外側の所定領域を検知エリア(屋外側の検知エリア)1〜7として有するエリアセンサによって構成されている。屋外側センサ30は、例えば赤外線反射式センサによって構成されており、赤外線を検知エリア1〜7に投光する図略の投光器と、この投光器からの反射光を受光する図略の受光器とを備えている。更にデータバス27に接続するための図略のインターフェースも備えている。
なお、屋内側センサ28及び屋外側センサ30は、電波や超音波を媒体にして所定の検知エリア内の人又は物体を検知する電波式センサや超音波式センサによって構成してもよい。更に屋内側センサ28及び屋外側センサ30はCCDカメラなどを用い、所定の検知エリア内を撮影し、それを画像処理することによって人又は物体を検知する画像処理センサによって構成してもよい。また屋内側センサ28及び屋外側センサ30は測距式のセンサであって、検知エリアを出入口12の近傍の空間の一部に立体的に形成するものであってもよい。
屋内側の検知エリア1〜7と屋外側の検知エリア1〜7は同様の構成となっているので、ここでは、屋内側の検知エリアの構成について説明する。
検知エリア1〜7は、図3に示すように、起動エリア1a〜7aと、この起動エリア1a〜7aの出入口側に配置される安全エリア1b〜7bとを有する。起動エリア1a〜7a及び安全エリア1b〜7bは、それぞれ出入口12の幅方向に並ぶように複数(図例では7つ)設けられている。各起動エリア1a〜7aは、それぞれ通行方向(出入口12に直交する方向)に2つの領域に分割されている。つまり、各起動エリア1a〜7aは、近傍エリア1a1〜7a1と、この近傍エリア1a1〜7a1に対して出入口12とは反対側に配置される遠方エリア1a2〜7a2とからなる。なお、遠方エリア1a2〜7a2は、通行方向に複数のエリアに分割されていてもよい。
前記各安全エリア1b〜7bは、それぞれ対応する近傍エリア1a1〜7a1の出入口側に隣接している。この安全エリア1b〜7bは、ドア14が走行するドアウェイ近傍の人又は物体を検知してその人等がドア14に挟まれないようにするために設定されるものである。この安全エリア1b〜7bは、起動エリア1a〜7aよりもスポット面積が小さい設定となっている。起動エリア1a〜7aにおける近傍エリア1a1〜7a1と安全エリア1b〜7bとは、検知漏れが生じないように両者間に間隔をあけずに連続した領域を形成するように設定されている。なお本実施例では各安全エリア1b〜7bは、それぞれ対応する近傍エリア1a1〜7a1の出入口側に隣接させているが、通行者が両方のエリアを同時に検知可能であれば、両方のエリアの間に隙間があってもかまわない。
前記各検知エリア1〜7には、通行者数を計数するための計数領域1c〜7cがそれぞれ設定されている。各計数領域1c〜7cは、通行者を検知可能な位置に設定される第1領域としての前記近傍エリア1a1〜7a1と、近傍エリア1a1〜7a1よりも出入口12寄りに設定される第2領域としての前記安全エリア1b〜7bとを有する。すなわち、各計数領域1c〜7cは、近傍エリア1a1〜7a1とそれに対応する安全エリア1b〜7bとからなる領域であって、出入口12の幅方向に複数配置されている。
屋内側センサ28及び屋外側センサ30は、起動エリア1a〜7aで検知対象としての人又は物体を検知すると起動検知信号を出力する一方、安全エリア1b〜7bで検知対象としての人又は物体を検知すると安全検知信号を出力するように構成されている。
各計数領域1c〜7cは、図4(a)に示すように、何れの通行者も複数の計数領域1c〜7cにまたがるような大きさ及び間隔に設定されていてもよく、あるいは、図4(b)(c)に示すように、例えば大人の通行者が複数の計数領域1c〜7cにまたがる一方、例えば小人の通行者が複数の計数領域1c〜7cにはまたがらない大きさ及び間隔に設定されていてもよい。あるいは、屋内側センサ28及び屋外側センサ30を測距式センサによって構成し、この構成において出入口12の近傍の空間の一部に立体的に検知エリアを形成する場合には、各計数領域1c〜7cは大人の通行者と小人の通行者が区別できる程度の少なくとも2種類の高さに設定されていてもよい。以下の説明では、例えば大人の通行者が複数の計数領域1c〜7cにまたがる一方、例えば小人の通行者が1つの計数領域1c〜7cで検知されるような設定の場合について説明する。
前記自動ドア制御装置22は、周知のマイコン回路及び外部機器との入出力インターフェースを備えたものであって、マイコンプログラムに従って制御動作を行うことにより、モータ制御手段33と、安全制御手段35とが機能的に含まれている。
モータ制御手段33は、前記モータ20を駆動制御するものであり、屋内側センサ28又は屋外側センサ30からの起動検知信号が入力されるとドア14を開くための制御信号を出力する一方、屋内側センサ28又は屋外側センサ30からの起動検知信号が入力されなくなって所定時間が経過すると、モータ20へドア14を閉じるための制御信号を出力するように構成されている。モータ20は、ドア14を開くための制御信号が入力されるとドア14を開くように駆動制御され、またドア14を閉じるための制御信号が入力されるとドア14を閉じるように駆動制御される。
安全制御手段35は、屋内側センサ28又は屋外側センサ30から出力された安全検知信号が入力されると、モータ制御手段33がドア14を閉じるための制御信号を出力するのを制限するように構成されている。つまり、人等が屋内側センサ28又は屋外側センサ30の安全エリア1b〜7b内で人等が検知されている間、ドア14が閉じるのが制限される。
前記通行者計数装置24は、データバス27に接続するためのインターフェース41と記憶部43と計数制御手段45と表示部47とを備えている。
記憶部43には、制御プログラム、領域係数α、既に計数された通行者数等が記憶されている。この通行者数は、後述するように計数制御手段45によって導出された通行者数であり、入室者数と退室者数とに分けて別個に記憶されている。
領域係数αは、平均的な通行者1人がまたがり得る計数領域数を表す係数であり、計数領域1c〜7cの大きさ、間隔に応じて適宜決められるものである。なお、この係数は、固定値としてもよく、あるいは適宜入力可能としてもよい。
通行者計数装置24は、屋内側センサ28や屋外側センサ30や自動ドア制御装置22からの制御信号をデータバス27を介してインターフェース41で受信し、計数制御手段45が前記制御プログラムに従って制御動作を行うように構成されている。そして、計数制御手段45には、計数状態判定手段49とグループ設定手段51と通行者数導出手段53とが機能的に含まれている。
計数状態判定手段49は、計数領域1c〜7c毎に近傍エリア1a1〜7a1及び安全エリア1b〜7bが検知状態にあるか否かを判定し、近傍エリア1a1〜7a1が非検知状態でかつ安全エリア1b〜7bが検知状態になった後、第1の所定時間内にこれら両エリア1a1〜7a1,1b〜7bが検知状態になり、さらに第2の所定時間内に近傍エリア1a1〜7a1が検知状態でかつ安全エリア1b〜7bが非検知状態になったときに、その計数領域1c〜7cを計数状態にある計数領域1c〜7cとして設定する。第1の所定時間及び第2の所定時間は、自動ドア10の設置環境、想定される通行者数等に応じて設定されるものであり、両所定時間は同じ時間であってもよく異なる時間であってもよい。
グループ設定手段51は、計数状態として設定された計数領域1c〜7cについて、互いに隣り合うものについては、それらをグループ化する。すなわち、このグループ(計数グループ)は、計数状態として設定された計数領域1c〜7cであって、連続する計数領域1c〜7cからなる。なお、計数グループは、屋内側の検知エリア1〜7の計数領域1c〜7cと、屋外側の検知エリア1〜7の計数領域1c〜7cとに別々に設定される。
また、グループ設定手段51は、計数状態として設定された計数領域1c〜7cであっても、隣接する計数領域1c〜7cが計数状態になっていないものについては、グループ化しない。このグループ化されない計数領域1c〜7cの数は、小人等のように複数の計数領域1c〜7cにまたがらない通行者の数に相当する。
通行者数導出手段53は、計数状態にある計数領域数に基づいて、通行者数を導出する。具体的に、通行者数導出手段53は、各計数グループを構成する計数領域数Xから第1の通行者数Aを導出するとともに、グループ化されていない単独の計数領域数Yを第2の通行者数Bとして導出する。そして、これら第1及び第2の通行者数A及びBを、記憶部43に記憶された通行者数C1に加算することにより出入口12を通行した通行者数C2として積算していく。
より具体的には、計数グループを構成する計数領域数から第1の通行者数Aを導出するには、その計数グループを構成する計数領域数Xを領域係数αで除し、それによって得られた値を四捨五入、切り捨て、切り上げ等により整数値とする。これにより、計数グループ毎の通行者数を取得することができる。例えば、計数領域1c〜7cの大きさが、大人の通行者1人が2〜3の計数領域1c〜7cにまたがるような大きさに設定されているときには、領域係数αを2.5に設定する。そして、1つの計数グループを構成する計数領域数Xが例えば4であるときには、4/2.5=1.6を例えば四捨五入することにより、通行者数Aを「2」として導出する。一方、計数グループを構成しない計数領域1c〜7cについては、各計数領域1c〜7cが通行者1人に相当するので、この計数領域数Yをそのまま通行者数Bとして導出することができる。
通行者数は、入室者数と退室者数とに分けて導出される。すなわち、屋外側の計数領域1c〜7cに基づいて導出される通行者数が退室者数として導出され、屋内側の計数領域1c〜7cに基づいて導出される通行者数が入室者数として導出される。
前記表示部47は、計数制御手段45で得られた通行者数を表示するように構成されている。この表示は、例えば退室者と入室者とに分けられて表示される。
通行者計数装置24は、例えば店舗外に設置されているサーバ53(図2参照)と通信可能となっていて、入退室者のカウント情報はサーバ53に蓄積されるようになっている。このサーバ35に蓄積されたカウント情報は、店舗内或いは店舗外に設置された端末55によって確認できるようになっている。
次に、本自動ドア10の計数機能に関する制御動作について、制御フローを示す図5及び図6を参照しながら説明する。
本自動ドア10は図5に示す制御フローを繰り返し実行するようになっている。まず、ステップST10において、計数状態にある計数領域1c〜7cを設定するための計数検知処理ルーチンを実行する。この計数検知処理ルーチンでは、計数領域1c〜7c毎に計数状態にあるか否かを判定する制御が行われる。具体的には、図6に示すように、まずステップST11において、近傍エリア1a1〜7a1が非検知状態であり、且つそれに隣接する安全エリア1b〜7bが検知状態であるか否かを判定する。なお、安全エリア1b〜7bのみが検知状態であって、屋外側の近傍エリア1a1〜7a1も屋内側の近傍エリア1a1〜7a1も非検知状態である場合にこのステップでの判定がYESとなるが、それに限らず、安全エリア1b〜7bが検知状態であって、一方の近傍エリア1a1〜7a1のみが検知状態にある場合にも前記判定がYESになる。すなわち、例えば屋内側の安全エリア1b〜7b及び屋内側の近傍エリア1a1〜7a1が検知状態であったとしても、屋外側の近傍エリア1a1〜7a1が非検知状態の場合には、屋外側の計数領域1c〜7cが該当することとなる。
ステップST11での判定がYESの場合にはステップST12に移り、前記検知状態であった安全エリア1b〜7bが検知状態のままで、かつ安全エリア1b〜7bが検知状態になってから第1の所定時間内に前記非検知状態であった近傍エリア1a1〜7a1が検知状態になったか否かが判定される。すなわち、ステップST12では、ある計数領域において近傍エリア1a1〜7a1と安全エリア1b〜7bの双方が検知状態にあるか否かを判定する。そして、ステップST12での判定がYESの場合にステップST13に移る。
ステップST13では、前記検知状態になった近傍エリア1a1〜7a1が検知状態のままで、かつこの近傍エリア1a1〜7a1が検知状態になってから第2の所定時間内に前記検知状態であった安全エリア1b〜7bが非検知状態になったか否かが判定される。すなわち、ステップST13では、近傍エリア1a1〜7a1と安全エリア1b〜7bがともに検知状態にある計数領域において、安全エリア1b〜7bでの検知状況が変化したか否かが判定される。
そして、ステップST11〜ST13の全ての条件が満たされた計数領域を計数状態として設定する(ステップST14)一方、何れかの条件が満たされない計数領域については非計数状態として設定して(ステップST15)リターンする。計数検知処理ルーチンでは、このようなステップST11〜ST15を各計数領域1c〜7cについて実行する。
そして、計数検知処理ルーチンからメインフローに戻ると、図5に示すように、ステップST20に進み、計数グループを設定する。すなわち、計数検知処理ルーチンで計数状態として設定された計数領域1c〜7cについて、隣り合っている計数領域1c〜7cについては1つの計数グループとして設定する。
そして、ステップST30に進み、各計数グループにおける通行者数を導出する。具体的に、ある計数グループに含まれる計数領域数Xを領域係数αで除し、四捨五入等によって整数値とすることにより、その計数グループにおける通行者数を導出する。そして、各計数グループについて同様に通行者数を求め、それらを合計することにより全計数グループの通行者数Aを導出する。
続いてステップST40に進み、計数グループを構成しない計数領域1c〜7cにおける通行者数を導出する。ここでの通行者数は、計数グループを構成しない計数領域1c〜7cの数に等しいので、その計数領域数Yを通行者数Bとして導出する。
そして、ステップST50に進み、記録されている通行者数C1に前記通行者数Aと通行者数Bとを加算することにより、累計の通行者数C2を導出する。そして、この通行者数C2を記憶部43に記憶する。このようにして積算通行者が通行者係数装置24に記憶される。
ここで、通行者の計数についての具体例を図7〜図10を参照しながら説明する。本実施形態では、前述したように屋外側及び屋内側にそれぞれ7つの計数領域1c〜7cが設けられており、図7〜図10は、これら屋外側及び屋内側の各計数領域1c〜7cにおける近傍エリア1a1〜7a1および安全エリア1b〜7bの検知状況を示すタイムチャートである。図の上半分が屋外側での検知状況を示し、下半分が屋内側での検知状況を示している。そして、近傍エリア1a1〜7a1が検知状態のときに出力される起動検知信号と、安全エリア1b〜7bが検知状態のときに出力される安全検知信号とが示されている。
図7は、屋外側から屋内側に向かう通行者と、屋内側から屋外側に向かう通行者とが検知された場合のタイムチャートである。この図に示す例では、屋外側の検知エリア1〜3において、時間T1に近傍エリア1a1〜3a1が検知状態となっている。そして、時間T2において非検知状態にあった安全エリア1b〜3bが検知状態となり、近傍エリア1a1〜3a1と安全エリア1b〜3bの双方が検知状態となっている。その後、対応する屋内側検知エリア1〜3において、時間T3に安全エリア1b〜3bが非検知状態から検知状態となっている。このとき屋内側の近傍エリア1a1〜3a1はまだ非検知状態のままである。そして、時間T3から第1の所定時間内である時間T4において、屋内側の近傍エリア1a1〜3a1は検知状態となり、時間T4と時間T5の間は近傍エリア1a1〜3a1と安全エリア1b〜3bの双方が検知状態となっている。そして、時間T4から第2の所定時間内である時間T5において、安全エリア1b〜3bが非検知状態となっている。すなわち、近傍エリア1a1〜3a1が検知状態でかつ安全エリア1b〜3bが非検知状態となる。
このように時間T5において、ステップST11〜ST13の判定が全てYESとなるため、屋内側の計数領域1c〜3cが計数状態として設定される。そして、これら計数領域1c〜3cは、互いに隣り合うもの同士なので、グループ化される(計数グループ)。計数グループでは、同グループを構成する計数領域数Xが「3」なので、これを領域係数α(=2.5)で除して四捨五入すると通行者数として「1」が導出される。そして、この計数領域1c〜3cは屋内側の計数領域1c〜3cなので、この通行者は入室者として記憶される。したがって、入室者数が「1」として記憶される。
一方、時間T1において屋内側検知エリア5〜7の近傍エリア5a1〜7a1で検知された通行者は、時間T2に安全エリア5b〜7bで検知され、時間T3に屋外側の安全エリア5b〜7bで検知されている。この時間T3時点では屋内側の近傍エリア5a1〜7a1がまだ非検知状態のままであり、時間T4において安全エリア5b〜7bと近傍エリア5a1〜7a1の双方が検知状態となり、時間T5において近傍エリア5a1〜7a1のみが検知状態となる。したがって、時間T5においてステップST11〜ST13の各判定条件が満足されて屋外側の計数領域5c〜7cが計数状態として設定される。そして、この計数領域5c〜7cはグループ化され、この計数グループを構成する領域数Xと領域計数αを用いて通行者数「1」が導出される。このときの計数領域5c〜7cは屋外側の計数領域5c〜7cなので、この通行者は退室者として記憶される。したがって、図7の場合には、入室者と退室者がそれぞれ「1」ずつ積算される。
図8は屋外側から屋内側に向かって並行して移動する通行者が検知された場合である。図8の例では、時間T6に屋内側の安全エリア1b〜3b,5b〜7bが検知状態となっている。そして、時間T7に屋内側の近傍エリア1a1〜3a1,5a1〜7a1でも検知状態となり、時間T8には安全エリア1b〜3b,5b〜7bが非検知状態になって屋内側の近傍エリア1a1〜3a1,5a1〜7a1のみが検知状態となっている。したがって、時間T8の段階で計数領域1c〜3cを計数状態として設定するとともに計数領域5c〜7cを計数状態として設定する。このとき連続する計数領域1c〜3cを1つの計数グループとしてグループ化するとともに、もうひとつの連続する計数領域5c〜7cを1つの計数グループとしてグループ化する。これら各計数グループの計数領域数Xは各々「3」なので、各計数グループにおいて入室者「1」が導出され、図8の例では、入室者が「2」として積算される。
図9は2人の通行者が並行して移動する例であるが、両通行者がくっついている点で図8と異なる。図9の例では、時間T10に屋外側の安全エリア1b〜5bが検知状態となっている。そして、時間T11に屋外側の近傍エリア1a1〜5a1も検知状態となり、時間T12には安全エリア1b〜5bが非検知状態になって屋内側の近傍エリア1a1〜5a1のみが検知状態となっている。そして、時間12において計数領域1c〜5cをグループ化するとこのグループの計数領域数Xは「5」なので、領域係数αで除して通行者数「2」が得られる。そして計数領域1c〜5cが屋外側なので、図9の例では、退室者が「2」として積算される。
図10も2人の通行者がある場合であるが、これら通行者が前後して通行する点で図9と異なる。図10の例では、時間T15に屋内側の安全エリア1b〜3bが検知状態になった後、時間T16に近傍エリア1a1〜3a1も検知状態となっている。そして、時間T17には安全エリア1b〜3bが非検知状態となるので、この段階で計数状態に設定されてグループ化され、通行者数「1」が導出される。この計数グループは屋外側の計数領域1c〜3cによって構成されるので、導出された通行者は入室者として記憶される。
また、屋内側の近傍エリア1a1〜3a1が検知状態のままとなっている時間T18において、安全エリア3b〜5bが検知状態となっている。このとき、計数領域4c,5cのみが図6におけるステップST11の判定がYESとなる。そして、時間T19において近傍エリア4a1,5a1が非検知状態から検知状態となり、時間T20において安全エリア4b,5bが非検知状態となると、この段階で計数領域4c,5cが計数状態として設定される。このとき設定された計数領域4c,5cについて計数グループを設定し、この計数グループを構成する計数領域数X=2から通行者数を「1」として導出する。この計数グループは屋外側の計数領域4c,5cによって構成されるので、導出された通行者は入室者として記憶される。したがって、図10の例では、入室者が「2」として積算される。
以上説明したように、本実施形態によれば、出入口12の幅方向に複数設けられた計数領域1c〜7cのそれぞれでの検知状況に基づいて、通行者を計数するので、複数の通行者が横に並んで出入口12を通行する場合のように複数の通行者が同時に出入口12を通行する場合にも、各通行者を計数することができる。しかも通行者の通行位置によらず通行者を計数することできる。また計数領域1c〜7cが複数設定されていることから各近傍エリア1a1〜7a1や安全エリア1b〜7bの大きさを通行者の体格に合わせた大きさに設定する必要がなく、任意の大きさに設定することが可能となる。しかも本実施形態では、通行者を計数するかどうかを判定するに際して、安全エリア1b〜7bが検知状態でかつ近傍エリア1a1〜7a1が非検知状態になってから安全エリア1b〜7bが非検知状態でかつ近傍エリア1a1〜7a1が検知状態になるまでを考慮するので、出入口12を完全に通過せずに途中で引き返してしまうような者を誤って計数するのを防止でき、これにより通行者数を正確に計数することができる。言い換えると、出入口12から離れる方向に移動する通行者を計数しているので、出入口12を通過した通行者のみを計数でき、これにより通行者数を正確に計数することができる。しかも例えば屋内側のみというように出入口12に対して一方側にのみ計数領域1c〜7cがあれば、通行者数を正確に計数することができる。
また本実施形態では、計数領域1c〜7cを屋外側及び屋内側の双方に設定し、屋外側での検知か、屋内側での検知かに応じて通行者を別々に計数するようにしているので、退室者及び入室者をそれぞれ別個に計数することができる。
また本実施形態では、検知状態にある計数領域1c〜7cであって隣り合うものをグループ化するとともに、予め設定された領域係数を用いて各計数グループでの通行者を導出するようにしているので、各計数領域1c〜7cで検知されたのが同人なのか別人なのかの判断ができ、隣り合う複数の計数領域1c〜7cが検知状態となった場合にも正確に通行者数を計数することができる。
また本実施形態では、自動ドア10に設けられる屋内側センサ28と屋外側センサ30の検知信号を入退室者カウントに利用できるので、センサ類等の追加を抑制しつつ自動ドア10に計数機能を付加することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。前記実施形態では、屋外側の検知エリア1〜7と屋内側の検知エリア1〜7がそれぞれ起動エリア1a〜7aと安全エリア1b〜7bとを有する構成としたが、図11に示すように屋内側の検知エリア1〜7と屋外側の検知エリア1〜7とで安全エリア1b〜7bを共用化した構成としてもよい。図11のものでは、例えば屋内側センサ28の検知エリア1〜7に含まれる安全エリア1b〜7bがドアウェイにまで進出するように設定されている。この構成では、計数精度を維持しつつ、安全エリア数を低減できるため、安全エリア用の素子数を低減でき、コストを低減することができる。なお、退室者と入室者とは、出入口12の幅方向にずれて通行するので、両検知エリア1〜7において安全エリア1b〜7bを共用化しても計数精度は低下しないと予測される。
また、前記実施形態では、図4(b)(c)に示すように、例えば大人の通行者が複数の計数領域1c〜7cにまたがる一方、例えば小人の通行者が1つの計数領域1c〜7cで検知されるような設定について説明したが、これに限られるものではなく、計数領域1c〜7cが、何れの通行者も複数の計数領域1c〜7cにまたがるような大きさ及び間隔に設定される構成であってもよい。この構成の場合には、ステップST40の省略が可能となり、この場合ステップST50において、通行者数C2は、C2=C1+Aを演算することによって導出されることになる。
また、前記実施形態と異なり、計数制御手段45は、近傍エリア1a1〜7a1が検知状態でかつ安全エリア1b〜7bが非検知状態になった後、所定時間内にこれら両エリアが検知状態になり、さらに所定時間内に近傍エリア1a1〜7a1が非検知状態でかつ安全エリア1b〜7bが検知状態になったことに基づいて、通行者を計数するようにしてもよい。この態様では、通行者を計数するかどうかを判定するに際して、近傍エリア1a1〜7a1が検知状態でかつ安全エリア1b〜7bが非検知状態になってから近傍エリア1a1〜7a1が非検知状態でかつ安全エリア1b〜7bが検知状態になるまでを考慮するので、出入口12に進入することなく途中で引き返してしまうような者を誤って計数するのを防止でき、これにより通行者数を正確に計数することができる。言い換えると、出入口12内に実際に進入した通行者を計数することができる。しかも例えば屋内側のみというように出入口12に対して一方側にのみ計数領域1c〜7cがあれば、通行者数を正確に計数することができる。
また本実施形態では、自動ドア用の計数装置として構成した場合について説明したが、用途によっては計数領域が、開口部を挟んで少なくとも一方、すなわち屋外側又は屋内側の一方に設けられている形態としてもよい。
本発明の実施形態に係る自動ドアの構成を示す概略図である。 前記自動ドアの制御系統の構成を示すブロック図である。 前記自動ドアの検知エリアの構成を概念的に示す図である。 (a)〜(c)はいずれも通行者と計数領域との関係を示す図である。 前記自動ドアのメインの制御動作を示すフローチャートである。 計数検知処理ルーチンのフローチャートである。 各計数領域における検知信号のタイムチャートの一例を示す特性図である。 各計数領域における検知信号のタイムチャートの一例を示す特性図である。 各計数領域における検知信号のタイムチャートの一例を示す特性図である。 各計数領域における検知信号のタイムチャートの一例を示す特性図である。 その他の実施形態における検知エリアの構成を示す図3相当図である。
符号の説明
1〜7 検知エリア
1a〜7a 起動エリア
1a1〜7a1 近傍エリア
1b〜7b 安全エリア
1c〜7c 計数領域
12 出入口
28 屋内側センサ
30 屋外側センサ
43 記憶部
45 計数制御手段
51 グループ設定手段

Claims (6)

  1. 開口部を通行する通行者数を計数する計数装置であって、
    通行者を検知可能な位置に設定される第1領域と、この第1領域よりも前記開口部寄りに設定され、通行者を検知可能な第2領域とを有する計数領域での検知に応じて通行者を計数する計数制御手段を含み、
    前記計数制御手段は、前記開口部を挟んで少なくとも一方の側で前記開口部の幅方向に複数設定された前記計数領域の少なくとも1つにおいて、前記第1領域が非検知状態でかつ前記第2領域が検知状態になった後、これら両領域が検知状態になり、さらにその後、前記第1領域が検知状態でかつ前記第2領域が非検知状態になった場合に、通行者を計数する通行者計数装置。
  2. 開口部を通行する通行者数を計数する計数装置であって、
    通行者を検知可能な位置に設定される第1領域と、この第1領域よりも前記開口部寄りに設定され、通行者を検知可能な第2領域とを有する計数領域での検知に応じて通行者を計数する計数制御手段を含み、
    前記計数制御手段は、前記開口部を挟んで少なくとも一方の側で前記開口部の幅方向に複数設定された前記計数領域の少なくとも1つにおいて、前記第1領域が検知状態でかつ前記第2領域が非検知状態になった後、これら両領域が検知状態になり、さらにその後、前記第1領域が非検知状態でかつ前記第2領域が検知状態になった場合に、通行者を計数する通行者計数装置。
  3. 前記計数制御手段は、前記開口部を挟んで両側に位置する前記計数領域の何れでの検知かに応じて、通行者を別々に計数する請求項1又は2に記載の通行者計数装置。
  4. 前記計数領域間で前記第2領域が共用化されている請求項3に記載の通行者計数装置。
  5. 隣り合う計数領域であって、検知状態にあるものを1つのグループとして設定するグループ設定手段と、
    通行者1人がまたがり得る計数領域数に相当する領域係数が記憶された記憶手段とを含み、
    前記計数制御手段は、前記グループを構成する計数領域数と前記領域係数とに基づいて、通行者を計数する請求項1から4の何れか1項に記載の通行者計数装置。
  6. 開口部近傍の屋内側の人又は物体を検知する屋内側センサ及び前記屋外側センサを備え、これら屋内側センサ及び屋外側センサによる検知に基づいて前記開口部のドアを開閉する自動ドアであって、
    請求項1に記載の通行者計数装置を備え、
    前記屋内側センサは、検知エリアに少なくとも前記第1領域を有するエリアセンサによって構成され、
    前記屋外側センサは、検知エリアに少なくとも前記第1領域を有するエリアセンサによって構成され、
    前記第2領域は、前記屋内側センサの検知エリア及び前記屋外側センサの検知エリアの少なくとも一方に含まれ、
    前記通行者計数装置の計数制御手段は、前記屋内側センサの前記第1領域と前記第2領域での検知に基づいて入室者を計数する一方、前記屋外側センサの前記第1領域と前記第2領域での検知に基づいて退室者を計数するように構成されている計数機能付き自動ドア。
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