JP2007287020A - 動作モード制御方法 - Google Patents

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正生 岩崎
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Abstract

【課題】CPUの負荷の変化に対してCPUの動作モードを追従させることが可能で、処理速度向上および省電力性を達成することができる動作モード制御方法を提供する。
【解決手段】映像音声処理装置1の電源が入れられると、制御部200が動作を始め、アプリケーション群3000Aのいずれかが実行される(S9)。アプリケーションは、制御部200をアプリケーションの処理に対して追従させる必要がある状態および動作が生じた場合に、その状態および動作を検知する状態管理を行う(S10)。次に、ロードモニタウォッチャ309にコマンドを送信し、ロードモニタ200bから送信される情報を無視するよう指示する(S11)。次に、状態および動作に基づき予め定められたパフォーマンスモードを判定し、ロードモニタウォッチャ309に送信する(S12)。次に、制御部200は判定されたパフォーマンスモードにて動作する(S13〜S16)。
【選択図】図7

Description

本発明は、CPU(Central Proccesing Unit)を搭載した機器の動作モード制御方法に関し、特に映像および音声を処理する携帯型メディアシステムにおいて高速かつ省電力を達成するための動作モード制御方法に関する。
従来の技術として、CPUを搭載した電子機器としてのポータブルコンピュータにおいて、ユーザーが電子機器の動作速度に関係するCPUのクロック周波数を選択可能なポータブルコンピュータが知られている(例えば、特許文献1)。
このポータブルコンピュータによると、CPUは外部から供給される基本クロックを内部で分周してCPUクロックを生成することが可能で、高速用、通常用、低速用の動作モードを有する。ユーザーは、セットアップメニューにて各動作モードを選択することが可能であり、また、それぞれの動作モードに対し用意された2種類のCPUクロックをキー操作により切り替えることができる。
特開平5−108195号公報
しかし、従来のポータブルコンピュータによると、各動作モード、また各動作モード中のCPUクロックをユーザーが切り替える必要があるため、ユーザーが認識していない内部でのCPUの負荷に対応できないという問題がある。また、非常に短い周期で変化するCPUの負荷に対してユーザーが対応するには限界があり、処理速度向上と省電力性の両立が難しいという問題がある。
従って、本発明の目的は、CPUの負荷の変化に対してCPUの動作モードを追従させることが可能で、処理速度向上および省電力性を達成することができる動作モード制御方法を提供することにある。
(1)本発明は上記目的を達成するため、映像、音声あるいはその両者を再生するメディア再生システムを制御するためのアプリケーションを起動する起動ステップと、前記アプリケーションが実行されるとき、制御部の負荷に応じて前記制御部の処理速度を切り替える動作モード切替機能を停止する停止ステップと、前記アプリケーションによって前記アプリケーションの状態を管理する状態管理ステップと、前記アプリケーションによって前記状態に応じた動作モードを判定する判定ステップと、前記制御部が前記動作モードによって前記メディア再生システムを制御する制御ステップとを有することを特徴とする動作モード制御方法を提供する。
このような構成によれば、制御部の動作モード切替機能を停止させ、アプリケーションがアプリケーション内部の状態に基づいた動作モードを決定するため、制御部の処理負担に追従した動作モードの選択が可能となり、処理速度が向上し、かつ省電力性を達成することができる。
(2)また、本発明は上記目的を達成するため、映像、音声あるいはその両者を再生するメディア再生システムを制御するためのアプリケーションを起動する起動ステップと、前記アプリケーションが実行されるとき、制御部の負荷に応じて前記制御部の処理速度を切り替える動作モード切替機能を用いて前記制御部を動作させる動作ステップと、前記アプリケーションが実行されており、前記アプリケーションの状態が急激に変化するとき、制御部の負荷に応じて前記制御部の処理速度を切り替える動作モード切替機能を停止する停止ステップと、前記アプリケーションによって前記アプリケーションの状態を管理する状態管理ステップと、前記アプリケーションによって前記状態に応じた動作モードを判定する判定ステップと、前記制御部が前記動作モードによって前記メディア再生システムを制御する制御ステップと、前記制御ステップ実行後に一定の時間が経過したとき、再び制御部の負荷に応じて前記制御部の処理速度を切り替える動作モード切替機能を用いて制御部を動作させる第2の動作ステップとを有することを特徴とする動作モード制御方法を提供する。
このような構成によれば、制御部の負担が急激に変わる場合にのみ、アプリケーションがアプリケーション内部の状態に基づいた動作モードを決定するため、制御部の負担に対してより柔軟に対応可能になり、(1)の効果に加えて省電力性がさらに向上する。
本発明によれば、CPUの処理速度向上および省電力性の達成が可能となる。
以下に、本発明の動作モード制御方法の実施の形態を図面を参考にして詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
(映像音声処理装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に関する映像音声処理装置の斜視図である。
映像音声処理装置1は、内部にCPUや、小型のHDD(Hard Disc Drive)等の電子部品を有し、正面には文字、画像等を表示する表示部11と、表示項目を操作するためのスタートスイッチ120とバックスイッチ121と決定スイッチ122と十字キースイッチ123とを有する。右側面には、電源スイッチ、音量スイッチ等からなる操作スイッチ群124と外部より電源を供給できる電源ジャック126とを有する。上側面には、イヤホンジャック130とロックスイッチ125とを有する。下側面には、図示しないUSB端子132と拡張コネクタ133を有する。
イヤホン10は、イヤホンプラグ131を有し、イヤホンジャック130に差し込んで接続することにより音声を出力する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に関する映像音声処理装置の概略構成図である。
制御部200は、CPUコア200aとロードモニタ200bとクロックI/F200cと外部メモリI/F200dを有し、映像音声処理装置1の各部を統括して制御し、時計機能、オーディオやビデオ等のコンテンツのファイルシステム管理、エンコードおよびデコード時の制御、再生モード設定、ユーザーインターフェース制御等の動作を行う。
操作部201は、映像音声処理装置1に設けられる各スイッチの操作に応じた操作信号を制御部200に出力する。なお、ここでキーパッド201aは、図1に示すスタートスイッチ120とバックスイッチ121と決定スイッチ122と十字キースイッチ123と操作スイッチ群124とロックスイッチ125とからなるスイッチ群を総括した名称とする。
メモリ203は、オーディオデータ等のファイルを一時的に記憶し、各部でのデータ処理を補助する。
記憶部204は、映像音声処理装置1を動作させるためのファームウエア、オーディオ等のコンテンツの管理に必要な管理データ、再生および制御に必要なアプリケーションプログラム、プログラムの設定データ、そしてオーディオデータ等のコンテンツデータを記憶する。
TVエンコーダ205は、外部より拡張コネクタ133を介して受信した映像信号を符号化し記憶部204に記憶し保存する。
駆動回路206は、バックライト206aとLCDコントローラ206bを有し、ユーザー操作に基づく表示画面に応じたデータを制御部200からバス209を介して入力することにより表示部11を駆動制御する。
音声出力部207は、オーディオコーデック207aを有し、デコードされたオーディオ信号を内蔵されたアンプで増幅してイヤホンジャック130に出力する。
インターフェース(I/F)部208は、USB端子132と拡張コネクタ133を有し、USB端子132等に外部機器が接続されたとき、バス209に対してコンテンツのデータの入出力を制御する。
(制御部の構成)
図3は、本発明の第1の実施の形態における制御部の構成を示す概略図である。
制御部200は、演算処理を行うCPUコア200aと、CPUコア200aの負荷状態を監視するロードモニタ200bと、外部との動作クロックのインターフェースとなりクロック数および電圧を制御可能なクロックI/F200cと、外部メモリとの通信におけるインターフェースとなりクロック数および電圧を制御可能な外部メモリI/F200dとを有し、各部はCPUコア200aを中心として接続される。
(ソフトウェアの構成)
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるソフトウェア構成を示す概略図である。
ソフトウェアは、アプリケーション群3000Aと、オペレーティングシステム304と、ドライバ群3000Bとからなり、各ドライバに対応したデバイス群2000が接続されている。
アプリケーション群3000Aは、カレンダー機能を有しスケジュール管理が可能なスケジューラ300と、テキストファイルを閲覧可能なテキストビュワ301と、各種ゲームソフトを実行可能なゲーム302と、音声ファイルおよび映像ファイルを再生および記録可能なメディアプレイヤ303とを有する。
オペレーティングシステム304は、アプリケーション群3000Aとドライバ群3000Bを統括して管理する。
ドライバ群3000Bは、USBコントローラ208aを制御するUSBドライバ305と、オーディオコーデック207aと連携して音声データと音声信号の変換を行うD/Aコンバータ306と、LCDコントローラ206bとバックライト206aとTVエンコーダ205とを管理して制御するディスプレイドライバ307と、キーパッド201aからの入力信号を制御するキードライバ308と、制御部200内のロードモニタ200bと外部メモリI/FとクロックI/Fとを管理して制御するロードモニタウォッチャ309とを有する。
(制御部の動作)
以下に、本発明の第1の実施の形態における映像音声処理装置の動作を図1から図13を参照しつつ説明する。
図5は、本発明の第1の実施の形態に関する制御部の処理動作を示すフローチャートである。
映像音声処理装置1の電源が入れられると、制御部200が動作を始める。まず、ロードモニタ200bによりCPUコア200aの負荷(CPUロード)が測定される(S1)。次に、ロードモニタウォッチャ309は、測定されたCPUロードに基づいてパフォーマンスモードを判定する(S2)。
CPUロードが大きい場合(High)、ロードモニタウォッチャ309は、制御部200をハイパフォーマンスモードで動作させるため、ロードモニタ200bよりCPUコア200aを介してクロックI/F200c、および外部メモリI/F200dに対しハイパフォーマンスモードに基づいたクロック数および電圧で動作するよう命令する(S3)。
CPUロードが標準の場合(Middle)、ロードモニタウォッチャ309は、制御部200をミドルパフォーマンスモードで動作させるため、ロードモニタ200bよりCPUコア200aを介してクロックI/F200c、および外部メモリI/F200dに対しミドルパフォーマンスモードに基づいたクロック数および電圧で動作するよう命令する(S4)。
CPUロードが小さい場合(Low)、ロードモニタウォッチャ309は、制御部200をローパフォーマンスモードで動作させるため、ロードモニタ200bよりCPUコア200aを介してクロックI/F200c、および外部メモリI/F200dに対しローパフォーマンスモードに基づいたクロック数および電圧で動作するよう命令する(S5)。
図6は、本発明の第1の実施の形態における制御部の動作を示すタイミングチャートである。
時間tよりオーディオを再生し、時間Aよりビデオを再生している状態において、制御部200の負荷はオーディオ再生に比べビデオ再生の方が大きいため、CPUロードは時間Aにおいて立ち上がるように振る舞う。ロードモニタ200bは10msecの一定間隔において、CPUロードの平均値を測定しており、その平均値が定められた閾値を超えた場合にロードモニタウォッチャ309がパフォーマンスモードを切り替える。
時間t〜t、t〜t、t〜tにおいてCPUロードの平均値はローパフォーマンスモードの閾値を超えないため、ロードモニタウォッチャ309はローパフォーマンスモードにて制御部200を動作させる。時間t〜tにおいて、CPUロードの平均値はハイパフォーマンスモードの閾値を超えるため、ロードモニタウォッチャ309は、時間tよりハイパフォーマンスモードにて制御部200を動作させる。その結果、t−A分の時間的な遅延が生じることになる。
(映像音声処理装置の動作)
図7は、本発明の第1の実施の形態に関する映像音声処理装置の処理動作を示すフローチャートである。
映像音声処理装置1の電源が入れられると、制御部200が動作を始め、アプリケーション群3000Aのいずれかが実行される(S9)。例えば、メディアプレイヤ303が実行されている場合、メディアプレイヤ303は、制御部200をメディアプレイヤ303の処理に対して追従させる必要がある状態および動作が生じた場合に、その状態および動作を検知する状態管理を行う(S10)。次に、メディアプレイヤ303は、オペレーティングシステム304を介し、ロードモニタウォッチャ309にコマンドを送信し、ロードモニタ200bから送信される情報を無視するよう指示する(S11)。
次に、メディアプレイヤ303は、状態および動作に基づき予め定められたパフォーマンスモードを判定し、オペレーティングシステム304を介して、ロードモニタウォッチャ309に送信する(S12)。
CPUロードが大きいとメディアプレイヤ303が判定した場合(High)、ロードモニタウォッチャ309は、制御部200をハイパフォーマンスモードで動作させるため、ロードモニタ200bよりCPUコア200aを介してクロックI/F200c、および外部メモリI/F200dに対しハイパフォーマンスモードに基づいたクロック数および電圧で動作するよう命令する(S13)。
CPUロードが標準であるとメディアプレイヤ303が判定した場合(Middle)、ロードモニタウォッチャ309は、制御部200をミドルパフォーマンスモードで動作させるため、ロードモニタ200bよりCPUコア200aを介してクロックI/F200c、および外部メモリI/F200dに対しミドルパフォーマンスモードに基づいたクロック数および電圧で動作するよう命令する(S14)。
CPUロードが小さいとメディアプレイヤ303が判定した場合(Low)、ロードモニタウォッチャ309は、制御部200をローパフォーマンスモードで動作させるため、ロードモニタ200bよりCPUコア200aを介してクロックI/F200c、および外部メモリI/F200dに対しローパフォーマンスモードに基づいたクロック数および電圧で動作するよう命令する(S15)。
CPUロードがオートモードにおいてよく追従するとメディアプレイヤ303が判定した場合(auto)、メディアプレイヤ303は、ロードモニタウォッチャ309に対しロードモニタ200bを無視しないようコマンドを送信する(S16)。その後の動作は、図5に示すフローチャートに従うものとする。
(状態管理)
以下、図3〜10においての説明は、図7におけるS10について記している。
図8は、本発明の第1の実施の形態に関する状態管理の処理動作の具体例を示すフローチャートである。
例えば、テキストビュワ301を操作するためにキーパッド201aを操作する(S21)。次に、キーパッド201aの操作は、キードライバ308により認識される(S22)。キードライバ308は、操作情報をオペレーティングシステム304を介し、テキストビュワ301へ送信し、テキストビュワ301により操作が認識される(S23)。以降の処理は、図7のS11へと続き、ロードモニタ200bから送信される情報を無視するよう指示する。例えば、テキストを頻繁にスクロールするようにキーパッド201aを操作した場合は、制御部200の負荷が大きくなるため、ハイパフォーマンスモードで動作させる。
図9は、本発明の第1の実施の形態に関する状態管理の処理動作の具体例を示すフローチャートである。
例えば、スケジューラ300起動中にキーパッド201aを操作しないまま一定時間が経過した場合(S31)、スケジューラ300よりディスプレイドライバ307へコマンドが送信される(S32)。ディスプレイドライバ307は、LCDコントローラ206b、バックライト206a、およびTVエンコーダ205の動作を停止させて表示部11の表示を切る(S33)。次に、ディスプレイドライバ307よりコマンドが送信され、スケジューラ300が状態を認識する(S34)。以降の処理は、図7のS11へと続き、ロードモニタ200bから送信される情報を無視するよう指示する。スケジューラ300のように待機時の制御部200の負荷が小さく、また表示部11の駆動に要していた制御部200の負荷がなくなった場合は、ローパフォーマンスモードで動作させる。
図10は、本発明の第1の実施の形態に関する状態管理の処理動作の具体例を示すフローチャートである。
例えば、USB端子132に図示しないUSBケーブルを挿入して図示しない外部のコンピュータと通信した場合(S41)、USBドライバ305によりUSBコントローラ208aの状態が認識される(S42)。次に、USBドライバ305よりコマンドが送信され、例えばゲーム302が状態を認識する(S43)。以降の処理は、図7のS11へと続き、ロードモニタ200bから送信される情報を無視するよう指示する。外部のコンピュータとの通信には制御部200の負担が大きくなり、また、USBケーブルより電源が供給されるため、常にハイパフォーマンスモードで動作させる。
図11は、本発明の第1の実施の形態における映像音声処理装置の動作を示すタイミングチャートである。
オーディオを再生し、時間Aよりビデオを再生する状態において、制御部200の負荷はオーディオ再生に比べビデオ再生の方が大きいため、CPUロードは時間Aにおいて立ち上がるように振る舞う。メディアプレイヤ303は、オーディオ再生からビデオ再生の切替動作をアプリケーション内部で状態として判定しており、時間Aにおいてアプリケーションからの命令によって制御部200のパフォーマンスモードをローからハイへ切り替えることで追従させる。
図12は、本発明の第1の実施の形態におけるビデオデコード時の映像音声処理装置の動作を示すタイミングチャートである。
一般的にMPEG(Moving Picture Expert Group)規格の動画ファイルは、イントラフレームであるIピクチャと、Iピクチャ以降の差分で構成されるインターフレームであるPピクチャとで構成され、図12のように示される。ピクチャあたりの時間は33msecである。
〜t間のIピクチャは、画像全体を描画する必要があるためCPUロードは大きなものとなり、それ以降は差分のPピクチャであるため、CPUロードは小さくなるが、t〜t間のように差分が大きなPピクチャを処理する場合はCPUロードは大きくなる。
Iピクチャを処理するタイミングや、差分の大きなPピクチャを処理するタイミングは、MPEGを処理するデコーダにおいてヘッダを読み込むことで判断できるため、そのタイミングに合わせてメディアプレイヤ303よりロードモニタウォッチャ309にコマンドを送信することで、パフォーマンスモードをCPUロードに追従させて変化できる。
図13は、本発明の第1の実施の形態におけるビデオデコード時の映像音声処理装置の動作を示すタイミングチャートである。
一般的に、MPEGをデコードする際の処理としては、メディアプレイヤ303のようなソフトウェア上で、デコードし、その後の処理を駆動回路206のようなハードウェア上でフィルタリング、およびリスケーリングを行う。
〜t間にてソフトウェア上でデコードするため、CPUロードは大きくなり、t〜t間ではハードウェアフィルタリングを行うため、CPUロードは小さくなり、フィルタリング後に生じるハードウエア間のデータ転送時に一時的にCPUロードが大きくなる。t〜t間ではハードウェアリスケーリングを行うため、CPUロードは小さくなり、リスケーリング後に生じるハードウェア間のデータ転送時に一時的にCPUロードが大きくなる。この一連の動作は、1フレーム分の33msecにて終了する。
ロードモニタ200bは、一定時間のCPUロードの平均値を測定するため、1フレーム分のCPUロードをローパフォーマンスモードであると判定する。ロードモニタ200bの指示に従い、ローパフォーマンスモードで動作する場合、制御部200は、ソフトウェアデコードの処理をtまでに終了できず、δt分遅れたtにて処理を終了する。ハードウェアフィルタリング、およびハードウェアリスケーリングの処理終了時刻はδt遅れるため、1フレーム分の処理は33msecで終了せず、動画表示のコマ落ちが生じる。
メディアプレイヤ303によって制御部200の管理を行う場合、ロードモニタウォッチャ309より、制御部200をハイパフォーマンスモードで動作させるよう指示するため、ソフトウェアデコードの処理の際に遅れが生じず、33msecにて処理が終了する。
(第1の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、ロードモニタ200bを無視して、アプリケーションレベルからロードモニタウォッチャ309を介して制御部200のパフォーマンスモードを制御することができるため、CPUロードに確実に追従したパフォーマンスモードを選択することが可能であり、処理速度向上および省電力性を達成することができる。
また、アプリケーションレベルから制御部200のパフォーマンスモードを制御するため、ユーザーの認識できない内部処理の負荷の増減に対応することができ、処理速度向上および省電力性を達成することができる。
〔第2の実施の形態〕
(動作)
以下に、本発明の第2の実施の形態における映像音声処理装置の動作を図14および各図を参照しつつ説明する。
図14は、本発明の第2の実施の形態に関する映像音声処理装置の動作を示すタイミングチャートである。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成および機能を有する部分については共通の符号を付している。
オーディオを再生し、時間Aよりビデオを再生する状態において、制御部200の負荷はオーディオ再生に比べビデオ再生の方が大きいため、CPUロードは時間Aにおいて立ち上がるように振る舞う。時間Aまでは、ロードモニタ200bがCPUロードを測定することにより動作するオートパフォーマンスモードにより制御部200を動作させる。時間Aにおいて、メディアプレイヤ303は、オーディオ再生からビデオ再生の切替動作をアプリケーション内部で状態として判定しており、制御部200のパフォーマンスモードをローからハイへ切り替えることで追従させる。時間Bにおいて、再びオートパフォーマンスモードにより制御部200を動作させる。
(第2の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、再生状態を切り替える場合等、制御部200への負荷が急激に増大するタイミングをアプリケーション内部にて状態として判断し、その他の状態をロードモニタ200bにより判断することで、制御部200の負荷に対してより柔軟に対応することが可能となり、処理速度向上および省電力性向上を達成できる。
なお、A〜B間の時間は、映像音声処理装置1の設計者が設定しても、ユーザーが設定できるようにしてもよく、処理速度向上と省電力性とのバランスにより調整可能なものとする。
本発明の第1の実施の形態に関する映像音声処理装置の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に関する映像音声処理装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態における制御部の構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態におけるソフトウェア構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に関する制御部の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における制御部の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態に関する映像音声処理装置の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に関する状態管理の処理動作の具体例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に関する状態管理の処理動作の具体例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に関する状態管理の処理動作の具体例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における映像音声処理装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるビデオデコード時の映像音声処理装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるビデオデコード時の映像音声処理装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態に関する映像音声処理装置の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…映像音声処理装置、10…イヤホン、11…表示部、120…スタートスイッチ、121…バックスイッチ、122…決定スイッチ、123…十字キースイッチ、124…操作スイッチ群、125…ロックスイッチ、126…電源ジャック、130…イヤホンジャック、131…イヤホンプラグ、132…USB端子、133…拡張コネクタ、200…制御部、200a…CPUコア、200b…ロードモニタ、200c…クロックI/F、200d…外部メモリI/F、201…操作部、201a…キーパッド、203…メモリ、204…記憶部、205…TVエンコーダ、206…駆動回路、206a…バックライト、206b…LCDコントローラ、207…音声出力部、207a…オーディオコーデック、208…I/F部、208a…USBコントローラ、209…バス、300…スケジューラ、301…テキストビュワ、302…ゲーム、303…メディアプレイヤ、304…オペレーティングシステム、305…USBドライバ、306…D/Aコンバータ、307…ディスプレイドライバ、308…キードライバ、309…ロードモニタウォッチャ、2000…デバイス群、3000A…アプリケーション群、3000B…ドライバ群、

Claims (7)

  1. 映像、音声あるいはその両者を再生するメディア再生システムを制御するためのアプリケーションを起動する起動ステップと、
    前記アプリケーションが実行されるとき、制御部の負荷に応じて前記制御部の処理速度を切り替える動作モード切替機能を停止する停止ステップと、
    前記アプリケーションによって前記アプリケーションの状態を管理する状態管理ステップと、
    前記アプリケーションによって前記状態に応じた動作モードを判定する判定ステップと、
    前記制御部が前記動作モードによって前記メディア再生システムを制御する制御ステップとを有することを特徴とする動作モード制御方法。
  2. 前記状態管理ステップは、
    キーパッドの操作をキードライバが認識する認識ステップと、
    前記アプリケーションが前記キードライバよりコマンドを受信し、前記操作を認識して管理する管理ステップとを有することを特徴とする請求項1に記載の動作モード制御方法。
  3. 前記状態管理ステップは、
    外部からの操作信号が一定時間ない場合に、前記アプリケーションよりディスプレイドライバにコマンドを送信する送信ステップと、
    前記ディスプレイドライバにより表示部の表示を切る停止ステップと、
    前記アプリケーションが前記ディスプレイドライバの動作に基づいた信号を受信し、前記信号を認識する管理ステップとを有することを特徴とする請求項1に記載の動作モード制御方法。
  4. 前記管理ステップは、
    前記装置がUSB端子を介して外部コンピュータと接続された場合に、前記外部コンピュータの接続をUSBドライバが認識する認識ステップと、
    前記アプリケーションが前記USBドライバよりコマンドを受信し、前記外部コンピュータの接続を認識する管理ステップとを有することを特徴とする請求項1に記載の動作モード制御方法。
  5. 前記判定ステップは、
    前記動作モード切替機能を使用した方が良いと判断した場合に、前記動作モード切替機能を再び動作させることを特徴とする請求項1に記載の動作モード制御方法。
  6. 映像、音声あるいはその両者を再生するメディア再生システムを制御するためのアプリケーションを起動する起動ステップと、
    前記アプリケーションが実行されるとき、制御部の負荷に応じて前記制御部の処理速度を切り替える動作モード切替機能を用いて前記制御部を動作させる動作ステップと、
    前記アプリケーションが実行されており、前記アプリケーションの状態が急激に変化するとき、制御部の負荷に応じて前記制御部の処理速度を切り替える動作モード切替機能を停止する停止ステップと、
    前記アプリケーションによって前記アプリケーションの状態を管理する状態管理ステップと、
    前記アプリケーションによって前記状態に応じた動作モードを判定する判定ステップと、
    前記制御部が前記動作モードによって前記メディア再生システムを制御する制御ステップと、
    前記制御ステップ実行後に一定の時間が経過したとき、再び制御部の負荷に応じて前記制御部の処理速度を切り替える動作モード切替機能を用いて制御部を動作させる第2の動作ステップとを有することを特徴とする動作モード制御方法。
  7. 前記動作モードは、複数のCPUクロック速度とCPU動作電圧および複数のバスクロック速度とバス動作電圧の組み合わせを有することを特徴とする請求項1または6に記載の動作モード制御方法。
JP2006115613A 2006-04-19 2006-04-19 動作モード制御方法 Withdrawn JP2007287020A (ja)

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