JP2007286783A - 通帳記帳機 - Google Patents

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慎吾 冨重
Isao Nakajima
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Abstract

【課題】印字抜けのあった通帳を顧客に返却してしまうことを防止するための手段を提供する。
【解決手段】印字部4と、光学センサ部3とを有する通帳記帳機において、通帳の各行に印字するデータを記憶部7に記憶し、通帳への印字後に光学センサ部3により印字した文字を読み取り、その読み取り結果と記憶部7に記憶したデータとを比較して印字抜けの有無を確認し、印字抜けが有るときに通帳を内部に取り込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関の自動取引装置等に搭載され、通帳印字を行う通帳記帳機に関する。
従来の通帳記帳機は、通帳への印字を行う前に光学センサ部によって通帳の頁マークや最終印字済行を読み取り、それらが通帳の磁気ストライプに書き込まれている情報と一致するか否かの確認を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、光学センサ部で読み取った最終印字済行と頁マークとが磁気ストライプに書き込まれている情報に一致していることを確認して通帳への印字を行って、その通帳を顧客に返却している。
特開平7−272060号公報(段落0020−0022、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、通帳への印字前に光学センサ部で最終印字済行や頁マークの読み取りを行うが、通帳への印字が終わった直後は印字確認のための動作は無く、例えばインクリボンのズレ等によって通帳に印字ができていない印字抜けがあっても、通帳をそのまま顧客に返却しているという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、通帳の各行に印字するデータをもとに通帳印字を行う印字部と、印字前の通帳から最終印字行を読み取る光学センサ部とを有する通帳記帳機において、通帳の各行に印字するデータを記憶部に記憶し、通帳への印字後に前記光学センサ部により印字した文字を読み取り、その読み取り結果と前記記憶部に記憶したデータとを比較して印字抜けの有無を確認し、印字抜けが有るときに、前記通帳を内部に取り込むことを特徴とする。
これにより、本発明は、顧客に印字抜けのあった通帳を返却してしまうのを防止することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による通帳記帳機の実施例について説明する。
図1は実施例1の通帳記帳機の構成を示す説明図、図2は実施例1の通帳記帳機を示すブロック図である。
図1、図2において、1は通帳記帳機であり、自動取引装置(上位装置)に搭載されて通帳記帳処理を実行する。
2は磁気ストライプ読取部であり、顧客の通帳の磁気ストライプに記録された口座番号や通帳種別、通帳の印字が行われた印字済行、印字が行われた頁数等の通帳データを読み取る機能を有する。また通帳に印字が行われたときに磁気ストライプに最終印字済行とその頁数等を書き込む機能を有する。
3は光学センサ部であり、CCDラインセンサ等によって通帳に印字されている頁マークおよび既に印字が行われた印字済行を読み取る機能を有する。
ここで、図3は光学センサ部の読取エリアを示す説明図である。
光学センサ部3の読取エリアは、図3に示すように通帳に対して左端の一部だけとなっている。
4は印字部であり、通帳に印字を施すための印字ヘッドやインクリボンを備え、通帳印字を行う機能を有する。
5はターンページユニットであり、通帳の頁めくりを自動的に行う機能を有する。
6は制御部であり、記憶部7に格納されている制御プログラムに基づいて磁気ストライプ読取部2や光学センサ部3、印字部4、ターンページユニット5等を制御して各種の取引を遂行する機能を有する。
記憶部7は、上記の制御部6が実行する制御プログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部6による処理結果等を格納する。
上述した構成の作用について、図4に示す実施例1の通帳記帳機の動作を示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
S1、通帳記帳機1の制御部6は、通帳記帳機1の通帳挿入返却口に顧客の通帳が挿入されると、図示しない通帳搬送路で通帳を磁気ストライプ読取部2まで搬送し、磁気ストライプ読取部2によって通帳に設けられている磁気ストライプから通帳データを読み取り、読み取った通帳データを記憶部7に記憶する。
S2、制御部6は、さらに通帳を搬送して光学センサ部3によって、その通帳に印字されている頁マークや印字済み行を読み取っておき、記憶部7に記憶した通帳データの印字済の最終行とその頁数とを読み出し、読み取った頁マークの頁数と読み出した頁数、および読み取った印字済み行と読み出した印字済の最終行をそれぞれ比較し、通帳に印字を行う頁が正しく開かれていることを確認する。
ここで、図5はデータの解析イメージ例を示す説明図であり、(a)は文字コード、(b)はドットマトリクスデータ、(c)はドットデータを示している。
S3、制御部6は、自動取引装置に対して印字内容依頼を送ることで、自動取引装置から印字指示や図5(a)に示す印字内容の文字コードを含む印字電文を受け取り、その文字コードを図5(b)に示すドットマトリクスデータに変換する。
S4、制御部6は、通帳を印字部4まで搬送し、上記のドットマトリクスデータに従って印字部4の印字ヘッドを駆動させて通帳印字を行う。このとき制御部6はドットマトリクスデータをもとに印字された箇所を図5(c)に示すように黒画素のドットで表すドットデータと、そのドットデータが通帳のどの行に印字されているものかを示す印字行情報とを記憶部7に記憶する。
S5、制御部6は、記憶部7に記憶したドットデータと印字行情報を読み出し、ドットデータと印字行情報とから光学センサ部3の読取エリア内に文字のある行を認識し、その行を記憶部7に記憶する。
S6、制御部6は、記憶部7に記憶した行を読み出し、通帳搬送路によって通帳を通帳挿入返却口の方向に搬送させながら、光学センサ部3のCCDラインセンサによって通帳の前記読み出した行に対応する箇所のスキャンを行う。
ここで、図6は光学センサ部によって印字文字をスキャンする様子を示す説明図であり、制御部6は、図6に示すようにCCDラインセンサの1ラインごとに取得したデータを順次記憶部7に記憶していく。
ここで、記憶部7に記憶したデータの通帳1行分をスキャン結果と呼ぶものとする。
S7、光学センサ部3によるスキャンが終了した制御部6は、記憶部7からスキャン結果を読み出し、スキャン結果と上記のドットデータとを比較することにより、今回印字した行について1行ごとに印字抜けがあるか否かを判断していき、ある場合はステップS8に進み、無い場合はステップS9に移行する。
この判断は、ドットデータでは印字がなされている行について、対応しているスキャン結果の行と比較し、スキャン結果では文字が印字されていない場合に印字抜けが有ると判断する。
S8、印字抜けが有ると判断した場合、制御部6は印字抜けが発生した旨の通知を自動取引装置に送信して、通帳を図示しない通帳取込部に搬送して取り込んで取扱中止として印字が抜けた通帳の流出を防ぎ、通帳印字処理を終了する。
S9、印字抜けが無いと判断した場合、制御部6は磁気ストライプ読取部2によって通帳の磁気ストライプの通帳データを書き換えてから、その通帳を通帳挿入返却口に搬送して顧客に返却し、通帳印字処理を終了する。
以上説明したように、本実施例では、ドットデータから光学センサ部の読取エリア内に印字文字がある行に対し、光学センサ部による印字の確認を行うことで印字抜けのある行を見つけることができるので、顧客に印字文字が抜けてしまった通帳を返却してしまうのを防止することができる。
本実施例の通帳記帳機の構成は上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例では、光学センサ部3によるスキャンを行った際に、ドットデータに基づいて光学センサ部で読み取れる通帳の印字行を認識し、その各行での印字文字の最大高さ(ドット高さデータという。)を抽出して記憶部7に記憶し、光学センサ部3によるスキャン結果の文字の高さ(スキャン文字高さデータという。)を取得して当該高さデータとを比較して印字欠けの有無を検出する。
以下に、印字欠け有無を検出する手順について説明する。
なお、本実施例においても、上記実施例1と同様に印字抜けの有無を判断する動作は行うが、その手順は上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
図7は実施例2の高さデータを検出する様子を示す説明図である。
上記実施例1のステップS4に示すようなドットデータを記憶部7に記憶するときに、制御部6はドットマトリクスデータから通帳の各行での文字高さをドット数で表したドット高さデータを認識して記憶部7に記憶する。
また、制御部6は上記実施例1のステップS6と同様にして記憶部7に記憶した行を読み出し、通帳搬送路によって通帳を通帳挿入返却口の方向に搬送させながら、光学センサ部3によって読み出した行に対応する箇所のスキャンを行う。
そして制御部6は、スキャン結果を記憶部7に記憶する際には、そのスキャン結果に基づいて各行におけるスキャン文字高さデータを認識して記憶部7に記憶するものとする。
次に、制御部6は記憶部7に記憶しているドット高さデータとスキャン文字高さデータとを読み出して比較することによって、スキャン文字高さデータがドット高さデータよりも低くなっているか否かを判断する。
制御部6は、スキャン文字高さデータがドット高さデータよりも低くなっている行が有ると判断した場合は、自動取引装置に印字欠けが有る旨の通知を送信し、通帳を図示しない通帳取込部に搬送して取り込んで取扱中止として印字が抜けた通帳の流出を防ぎ、通帳印字処理を終了する。
以上説明したのように、本実施例は、上記実施例1と同様の効果に加えて、スキャン文字高さデータとドット高さデータとを比較し、スキャン文字高さデータがドット高さデータよりも低いと判断したときに、印字欠けが発生したものと見なして取引を中止するので、印字部の印字ヘッドのドットピン折れやインクリボンのズレ等による印字が欠けてしまっているのを検出することができるという効果が得られる。
本実施例の通帳記帳機の構成は上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例の光学センサ部3は、図示しない駆動機構によって通帳の搬送方向に対する左右に移動するように構成され、これによって初期位置として読取エリアが通帳の左端に位置するように配され、そこから反対側の端に向かって移動する。
本実施例の構成の作用について説明する。
図8は実施例3の光学センサ部による読取エリアの移動を示す説明図である。
上述した通帳印字を行い、通帳を通帳挿入返却口の方向に搬送させながら、光学センサ部3による通帳の印字のスキャンを行うときに、制御部6は記憶部7に記憶されているドットデータを読み出し、そのドットデータから各行で光学センサ部3の移動の要否を判断していく。
つまり、図8に示す最上の1行目は「15−09−30」と印字されているものが読取エリア内に含まれるので、制御部6は1行目では光学センサ部3を移動させないものと判断する。
これに対して、その下の2行目は読取エリア内に印字されている文字が無く、右方に「期日指定」と印字されている文字があることから、この2行目では「期日指定」の文字が印字されている箇所まで移動させるものとして判断する。
このようにして、制御部6は新たに印字した全ての行について光学センサ部3を移動させるか否かと、移動させる場合はどの位置まで移動させるかを判断する。
実際に通帳が搬送されるのに対する光学センサ部3の移動を説明する。
ここで通帳の移動方向は図8の矢印A方向に移動するのに対し、光学センサ部3は固定された状態であるため、スキャンは通帳の下から上に向かって順に行うようになる。
まず、制御部6は光学センサ部3を初期位置のままで、図8に示す通帳の印字がされている一番下の行の「お繰越し」の印字をスキャンし、そのスキャン結果を記憶部7に記憶する。
次に、制御部6は、一つ上の行に差し掛かるときに一旦通帳の搬送を止めて光学センサ部3をその読取エリア内に「期日指定」の印字が含まれるように図8の右方に移動させてから、通帳の搬送を再開する。
制御部6は、「期日指定」の印字をスキャンしてそのスキャン結果を記憶部7に記憶する。
そして、制御部6はさらにその上の行に差し掛かるときに、再び通帳の搬送を止めて光学センサ部3を初期位置に戻してから通帳の搬送を行い、その行の「15−09−30」の印字の印字に対するスキャン結果を記憶部7に記憶していく。
なお、このときのスキャン結果に応じて制御部6が、印字抜けまたは印字欠けの旨の通知を自動取引装置に送信する動作は、上記実施例2と同様であるので、ここではその説明を省略する。
以上説明したように、本実施例では、上記各実施例の効果に加えて、光学センサ部の読取エリア外にだけ印字文字がある行についても印字抜けや印字欠けの確認を行うことができる。
図9は実施例4の通帳記帳機を備える自動取引装置を示すブロック図である。
図9において、10は例えば金融機関に設置された上位装置としての自動取引装置であり、前記通帳記帳機1を備えている装置の一例である。
また、自動取引装置10はその可動状況を監視している図示しない監視装置と専用回線等の通信回線を介して接続しており、自動取引装置10に障害が発生したとき監視装置は、自動取引装置10が設置されている店舗の係員または店舗外にいる点検等を行う保守員(単に係員という。)に障害の発生を伝えるようになっている。
11は自動取引装置10の主制御部であり、自動取引装置10の各部を制御して取引処理を実行すると共に、制御部6と接続して通帳の印字指示等を行う。
12は主記憶部であり、主制御部11が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部11による処理結果等が格納される。
13は表示操作部であり、自動取引装置10正面の接客面に設けられ、表示面を上に向けた液晶ディスプレイ等の表示部と、表示部上に配置したタッチパネルにより構成される。
上述した構成の作用について、図10の実施例4の通帳記帳機を備える自動取引装置の動作を示すフローチャートを用い、自動取引装置10の動作をSAで示すステップ、通帳記帳機の動作をSBで示すステップに従って説明する。
なお、ここでは自動取引装置10の主制御部11は、顧客認証や取引金額の入力等を受付けて取引を通常通りに行い、次に通帳記帳機1の通帳挿入返却口に挿入された顧客の通帳に取引結果を印字させる場面からの動作を説明する。
なお、ここまでの間に通帳記帳機1の制御部6は、記憶部7に通帳データを記憶しておくものとする。
SA1、自動取引装置10の主制御部11は、取引結果を示す文字コードを含んだ印字電文を通帳記帳機1の制御部6に送信する。
SB1、制御部6は、主制御部11から受信した印字電文の文字コードをドットマトリクスデータに変換し、そのドットマトリクスデータに従って印字部4による通帳印字を行う。このとき制御部6はドットマトリクスデータをもとにしたドットデータと、その印字行情報を記憶部7に記憶する。
SB2、制御部6は、記憶部7に記憶したドットデータと印字行情報を読み出し、そこから上記実施例3と同様にして基準位置にある光学センサ部3の読取エリア内に印字文字が無い行と、その行における印字文字が読取エリア内に含まれるようにするときの光学センサ部3の移動位置を認識して、当該印字文字が無い行と光学センサ部3の移動位置とを記憶部7に記憶する。
SB3、制御部6は、記憶部7に記憶している印字文字が無い行と光学センサ部3の移動位置とを読み出しておき、通帳搬送路によって通帳を通帳挿入返却口の方向に搬送させながら、光学センサ部3による通帳のスキャンを行ってスキャン結果を記憶部7に記憶していく。
ここで、制御部6は記憶部7に記憶している行以外の行から文字をスキャンするときは光学センサ部3は基準位置のままにし、記憶部7で読み出した行に差し掛かるときに上記実施例3と同様にして通帳の搬送を一旦停めて光学センサ部3を移動させてから、通帳の搬送を再開して光学センサ部3によるスキャンを行うようにして、スキャン結果を記憶部7に記憶していく。
SB4、制御部6は光学センサ部3によるスキャンが終了した後、記憶部7に記憶したドットデータとスキャン結果とを読み出して比較することによって通帳印字の印字抜けの有無を判断し、ない場合はステップSB5に進み、ある場合はステップSB6に移行する。
SB5、印字抜けが無いと判断した場合、制御部6は磁気ストライプ読取部2によって通帳の磁気ストライプの通帳データを書き換えて主制御部11に印字終了通知を送信し、通帳を通帳挿入返却口に搬送して顧客に返却し、この後の動作はステップSA6に移行する。
SB6、印字抜けが有ると判断した制御部6は、記憶部7からドットデータと印字行情報、スキャン結果、通帳データを読み出し、これらを付した印字抜け発生通知を主制御部11に送信する。
SA2、主制御部11は、印字抜け発生通知のドットデータと印字行情報、スキャン結果、通帳データを主記憶部12に記憶しておき、通帳取込指示を制御部6に送信する。
SB7、制御部6は、受信した通帳取込指示に従って通帳を図示しない通帳取込部に搬送して取り込んで、取込完了通知を主制御部11に送信する。
SA3、主制御部11は、通帳印字においてエラーが発生したことを図示しない監視装置に通知する。
これによって、監視装置からの連絡を受けた係員が自動取引装置10から通帳記帳機1の当たる部分を開いて内部に取り込まれている通帳を取り出し、さらに印字部4のインクリボンや印字ヘッドの確認や修理等の対応を行い、一旦開いていた通帳記帳機1を閉じ、印字テストの実施等で正常に印字できることを確認する。
SA4、係員が表示操作部13の操作部で通帳の再印字のための操作を行うと、主制御部11は通帳の挿入を促す文言を表示し、これによって係員が通帳を通帳挿入返却口に挿入すると、制御部6に通帳読取指示を送信する。
SB8、制御部6は、挿入された通帳を磁気ストライプ読取部2まで搬送して通帳データを読み取り、読み取った通帳データを主制御部11に送信する。
SA5、主制御部11は、主記憶部12から通帳データを読み出し、その通帳データと制御部6から受信した通帳データとを比較して一致することを確認し、主記憶部12からドットデータと印字行情報、スキャン結果を読み出し、これらを付した再印字指示を制御部6に送信する。
SB9、制御部6は、受信した再印字指示のスキャン結果とドットデータとから印字抜けとなっている箇所と印字内容を認識し、さらに印字行情報から当該箇所が通帳のどの行に当たるのを認識し、印字部4によって認識した行と印字内容とをもとに、再印字を行う。
SB10、制御部6は、磁気ストライプ読取部2によって通帳の磁気ストライプの通帳データを書き換えてから、通帳を通帳挿入返却口に搬送して顧客に返却し、主制御部11に印字終了通知を送信する。
SA6、印字終了通知を受信した主制御部11は、表示操作部13に取引終了を伝える画面を表示して顧客との取引を終了する。
以上説明したように、本実施例は、上記各実施例の効果に加えて、印字抜けのあった行に対して再印字を行うので、印字抜けがあって新たに通帳を発行するよりも、通帳を用意するまでの処理時間が短縮でき、顧客にとっての待ち時間を短縮できる。
本実施例の自動取引装置10の構成は上記実施例4と同様であるが、本実施例では印字欠けがあった場合に、通帳記帳機1の制御部6は自動取引装置10の主制御部11に印字欠けが発生したことを通知するが、通帳は取り込まずに印字欠けのある行に対して再印字を行う。
図11は印字欠けのあった箇所を再印字する様子を示す説明図であり、(a)は印字欠けを示し、(b)は再印字した様子を示す。
図11において、4aは印字部4の印字ヘッド(印字手段)である。
印字ヘッド4aのドットピンが欠けている等により、図11(a)に示すようにスキャン結果とドットデータとを比較したときに、ドットデータの上半分しか印字されていない印字欠けがあると判断したとき、先ず制御部6は印字ヘッド4aが印字欠けの行の上に位置するように通帳を搬送する。
次に制御部6は、印字ヘッド4aのドットピンが欠けていない部分で印字欠けが起きた箇所の印字ができるように、図11(b)に示すように当該行の元ドットデータの下半分を切り取ってそれがドットデータの上半分となるようにドットデータを書き換え、印字ヘッド4aの印字ができる部分が印字欠けのある箇所に位置するように通帳を半行分移動させ、印字ができるドットピンで印字の欠けていた部分のみを印字する。
そして、制御部6は印字終了後、光学センサ部3によるスキャンを再度行い、正常印字できていることを確認し、通帳を顧客に返却する。
以上説明したように、本実施例は、上記実施例4の効果に加えて、印字欠けが発生した場合は印字ヘッドの印字ができる部分を用いて欠けてしまっている箇所を対して再印字するので、印字ヘッドの修理等のために係員を呼び出す等で通帳記帳機の動作を中断する事無く印字することができる。
実施例1の通帳記帳機の構成を示す説明図 実施例1の通帳記帳機を示すブロック図 光学センサ部の読取エリアを示す説明図 実施例1の通帳記帳機の動作を示すフローチャート データの解析イメージ例を示す説明図 光学センサ部によって印字文字をスキャンする様子を示す説明図 実施例2の高さデータを検出する様子を示す説明図 実施例3の光学センサ部による読取エリアの移動を示す説明図 実施例4の通帳記帳機を備える自動取引装置を示すブロック図 実施例4の通帳記帳機を備える自動取引装置の動作を示すフローチャート 印字欠けのあった箇所を再印字する様子を示す説明図
符号の説明
1 通帳記帳機
2 磁気ストライプ読取部
3 光学センサ部
4 印字部
5 ターンページユニット
6 制御部
7 記憶部
10 自動取引措置
11 主制御部
12 主記憶部
13 表示操作部

Claims (5)

  1. 通帳の各行に印字するデータをもとに通帳印字を行う印字部と、印字前の通帳から最終印字行を読み取る光学センサ部とを有する通帳記帳機において、
    通帳の各行に印字するデータを記憶部に記憶し、通帳への印字後に前記光学センサ部により印字した文字を読み取り、その読み取り結果と前記記憶部に記憶したデータとを比較して印字抜けの有無を確認し、印字抜けが有るときに、前記通帳を内部に取り込むことを特徴とする通帳記帳機。
  2. 通帳の各行に印字するデータをもとに通帳印字を行う印字部と、印字前の通帳から最終印字行を読み取る光学センサ部とを有する通帳記帳機において、
    通帳の各行に印字するデータに基づく文字の高さを記憶部に記憶し、前記印字部で実際に印字された文字を前記光学センサ部で読み取り、その読み取った文字の高さと前記記憶部に記憶した文字の高さとを比較して印字欠けの有無を確認し、印字欠けがあるときに、前記通帳を内部に取り込むことを特徴とする通帳記帳機。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記光学センサ部は、設定されている読取エリアの範囲内にある印字文字を読み取り、その読取エリア内に印字文字が無いときは、読取エリア内に印字文字が入る位置まで移動することを特徴とする通帳記帳機。
  4. 請求項1または請求項3において、
    印字抜けがあったときに、その印字抜けのあった行を示すデータを前記記憶部に記憶し、印字抜けの通帳を内部に取り込んだ後、再印字の指示入力を受けたときに、前記記憶部に記憶しているデータにもとづいて前記印字抜けのあった行に対して、再印字することを特徴とする通帳記帳機。
  5. 請求項2または請求項3において、
    前記印字部の一部の印字手段の障害によって印字欠けが発生したときに、前記印字手段の印字できる部分で、印字が欠けている箇所に対して再印字することを特徴とする通帳記帳機。

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