JP2007286353A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007286353A
JP2007286353A JP2006113573A JP2006113573A JP2007286353A JP 2007286353 A JP2007286353 A JP 2007286353A JP 2006113573 A JP2006113573 A JP 2006113573A JP 2006113573 A JP2006113573 A JP 2006113573A JP 2007286353 A JP2007286353 A JP 2007286353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
power supply
image
paper
image recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006113573A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Yanai
俊之 谷内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006113573A priority Critical patent/JP2007286353A/ja
Publication of JP2007286353A publication Critical patent/JP2007286353A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】給電制御により機能制限を行うことができる画像記録装置の提供。
【解決手段】認証コードを受付け(S11)、利用制限する機能を特定する(S12)。そして、利用制限下での使用であるか否かを判断し(S13)、利用制限下での使用であると判断した場合(S13:YES)、利用制限する旨を報知し(S14)、利用制限する機器への給電を停止させる(S17)。また、認証された利用者による操作が終了したと判断した場合(S19:YES)、利用制限した機器への給電を再開させる(S20)。
【選択図】図6

Description

本発明は、給電制御により機能制限を行うことができる画像記録装置に関する。
パーソナルコンピュータのような情報処理装置にて作成されたドキュメント、グラフィックス等のデータに基づく画像を、プリンタ、デジタル複合機等の画像記録装置にて用紙に記録するプリントシステムが実用化されている。情報処理装置で扱うデータには、企業秘密を記載したデータが含まれている場合があり、このような機密性を有するデータが不用意に漏洩しないように、使用する際に各利用者の認証を行うことによって正当な利用者のみに使用を制限する装置が普及している(例えば、特許文献1参照)。
また、装置の非稼働部分を検出し、検出された非稼働部分への通電を遮断することにより装置の省電力化を図るようにした画像記録装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−141252号公報 特開2005−124132号公報
しかしながら、非稼働部分への通電を遮断するようにした画像記録装置では、装置の使用しない部分に通電を行わないものだけであり、利用者の利用権限などとは個別のものとして扱われている。したがって、管理者が給紙カセットに特殊な用紙をセットした場合において、利用権限がない利用者がその用紙を無断で使用する虞が生じていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、利用者に対する認証を行い、認証結果に応じて給電対象を異ならせる構成とすることにより、その利用者の利用権限内で装置の利用を許可することができる画像記録装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像記録装置は、シート上への画像の記録を行うために制御される複数の被制御部を備え、該被制御部を制御することによりシート上への画像の記録を行う画像記録装置において、前記被制御部に対して各別に給電を行う給電手段と、利用者に対する認証を行う認証手段と、該認証手段による認証結果に応じて給電対象を異ならせるべく前記給電手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の被制御部を制御することによりシート上への画像の記録を行う画像記録装置において、利用者に対する認証を行い、認証結果に応じて給電対象の被制御部を異ならせるようにしているため、利用者に応じて利用できる機能を異ならせることが可能となる。
本発明に係る画像記録装置は、認証されるべき利用者と該利用者に対して利用を許可する機能との関係を規定したテーブルを備え、前記制御手段は、前記テーブルに基づいて前記給電手段を制御するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、認証されるべき利用者と該利用者に対して利用を許可する機能との関係を規定したテーブルを備えているため、このテーブルに従って給電対象を異ならせることにより、利用者に対して利用を許可する機能を異ならせることが可能となる。
本発明に係る画像記録装置は、前記制御手段により給電対象を制限する場合、その旨を報知する手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、給電対象を制限する場合、その旨を報知するため、利用者は制限された範囲で装置を利用することとなる。
本発明に係る画像記録装置は、前記制御手段により給電対象を制限した場合、その履歴を記憶する手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、給電対象を制限した場合、その履歴を記憶するため、不正利用の有無を後に調べることが可能となる。
本発明に係る画像記録装置は、利用者を認証した状態が解除されたか否かを判断する手段と、利用者を認証した状態が解除されたと判断した場合、給電を停止した被制御部への給電を再開させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、利用者を認証した状態が解除された場合には、給電を停止した被制御部への給電を再開させるため、次の利用者に備えて給電を開始し待機状態とすることができる。
本発明による場合は、複数の被制御部を制御することによりシート上への画像の記録を行う画像記録装置において、利用者に対する認証を行い、認証結果に応じて給電対象の被制御部を異ならせるようにしている。利用者に応じて利用できる機能を異ならせることが可能となり、装置のセキュリティを維持することができる。例えば、装置を使用する利用者の地位が高い場合、重要な書類をコピーする可能性が高いため、大容量の給紙カセットの利用を制限するために、その給紙カセットのピックアップローラを駆動するモータへの給電を停止することができる。また、利用者の装置の熟知度が低い場合、穿孔装置やステープル装置などの後処理装置の利用を制限すべく、これらの装置への給電を停止することができる。
本発明による場合は、認証されるべき利用者と該利用者に対して利用を許可する機能との関係を規定したテーブルを備えている。したがって、このテーブルに従って給電対象を異ならせることにより、利用者に対して利用を許可する機能を異ならせることができる。
本発明による場合は、給電対象を制限する場合、その旨を報知する。したがって、利用者は制限された範囲で装置を利用することができる旨を知ることができる。
本発明による場合は、給電対象を制限した場合、その履歴を記憶するため、不正利用の有無を後に調べることが可能となる。
本発明による場合は、利用者を認証した状態が解除された場合には、給電を停止した被制御部への給電を再開させるため、次の利用者に備えて給電を開始し待機状態とすることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本実施の形態に係る画像記録装置の全体構成を示す構成図である。本実施の形態に係る画像記録装置は、モノクロコピー機能、カラーコピー機能、モノクロプリント機能、カラープリント機能、ファクシミリ機能などを有するデジタル複合機であり、スキャナユニット1、モノクロプリンタユニット3、カラープリンタユニット5、後処理ユニット7を備えている。
図2はスキャナユニット1及びモノクロプリンタユニット3の構成を示す断面図である。スキャナユニット1は、ADF(Automatic Document Feeder)10、光源ユニット11、ミラーユニット12、及びCCD読取ユニット13を備えており、ガラス製の原稿台14に載置された原稿から画像データを光学的に読取る機能を有する。光源ユニット11は、光源と、この光源が照射する読取用の照射光を原稿台14の所定の読取り位置に集光する凹面のリフレクタと、原稿からの反射光のみを通過させるスリットと、スリットを通過した光の光路を90度変換するために原稿台14の面に対して反射面を45度にして配置されたミラー等により構成されている。また、光源ユニット11を原稿台14の下面に沿って移動させるためのステッピングモータ(不図示)を備えており、光源ユニット11を前記ステッピングモータにより移動させながら原稿台14に載置された原稿の画像を読取るように構成されている。また、ADF10は大量の原稿を自動的に読取るための原稿送り装置であり、原稿束を載置するための原稿トレイ、原稿トレイに載置された原稿束から一枚ずつ原稿を取込むためのピックアップローラ、取込んだ原稿を所定の読取位置まで搬送する搬送ローラ、読取後の原稿が排出される排紙トレイなどを備えている。
ミラーユニット12は、光源ユニット11を経由した反射光をCCD読取ユニット13へ折り返すために、反射面が相互に直交するように配置された一対のミラーを備えている。CCD読取ユニット13は、スキャナユニット1の所定位置に固定されており、ミラーユニット12を経由した反射光を結像レンズによって光電変換素子上に結像させて、光信号を電気信号に変換させる。ここで、電気信号に変換されたアナログの画像信号はAD変換器によりデジタル変換される。デジタル変換して得られた画像データは、モノクロプリンタユニット2又はカラープリンタユニット3へ転送される。
プリンタユニット3は、用紙(記録担体)上にモノクロ(黒)の画像を記録するプロセス部30と、このプロセス部30に対して用紙を供給する用紙供給部40とを備えている。プロセス部30は、その表面に画像が形成される感光体ドラム31、感光体ドラム31を帯電させる帯電器32、帯電された感光体ドラム31上に潜像を書込む露光装置33、感光体ドラム31上の潜像を現像する現像装置34、現像されたトナー像を用紙上に転写するための転写装置35、トナー像が転写された用紙に対して熱及び圧力を加えることによりトナー像を用紙上に定着させる定着装置36等を備えており、用紙供給部から搬送される用紙(記録担体)上に画像の記録を行う。
また、プリンタユニット3の下方には、プロセス部30に対して用紙を供給する用紙供給部40が設置されており、複数種の用紙を収容するために複数の給紙カセット41,42,43,44を備えている。給紙カセット41,42は、例えば、A4サイズの用紙を大量に収容することができる大容量給紙カセットであり、給紙カセット43,44は、各種のサイズの用紙を収容できる多目的給紙カセットである。給紙カセット41〜44に収容されている用紙は、用紙搬送路近傍に設けられたピックアップローラによって一枚ずつ分離給送される。また、プリンタユニット3の側面には手差給紙カセット45が設置されており、給紙カセット41〜44に収容されていない種類の用紙を取込めるようにしている。
用紙カセット41,43,44から供給される用紙は、用紙搬送路S1及びS2に沿って設けられた複数の搬送ローラによって用紙供給部40上方(下流側)のプロセス部30へ搬送される。用紙供給部40から供給される用紙は、プロセス部30のすぐ下流側に設けられたレジストローラ37によって一時的に保持される。プロセス部30では、感光体ドラム31上のトナー像を用紙の適宜箇所に転写するために用紙の搬送を再開させるタイミングを調整する。プロセス部30を搬送される用紙には、感光体ドラム31と転写装置35とによって形成される転写ニップを通過する際に感光体ドラム31上のトナー像が転写され、定着装置36を通過する際に転写されたトナー像が定着されて画像の記録が完成する。
用紙の両面に画像の記録を行わない場合、プロセス部30にて画像が記録された用紙は、プロセス部30上方(下流側)の用紙搬送路S4に沿って搬送され、排紙ローラ38を通じて排紙トレイ39へ排出される。また、用紙の両面に画像の記録を行う場合には、プロセス部30で画像が記録された用紙を排紙ローラ38によって一旦保持し、排紙ローラ38を逆転駆動することにより保持した用紙を用紙搬送路S5及びS6へ導き、プロセス部30を再度通過させて用紙の裏面側に画像の記録を行う。用紙の両面に画像が記録された用紙は用紙搬送路S4に沿って搬送され、排紙ローラ38を通じて排紙トレイ39へ排出される。なお、片面又は両面に画像が記録された用紙に対して後処理を施す必要がある場合には、用紙搬送路S5を通じてカラープリンタユニット5へ導き、カラープリンタユニット5経由で用紙を後処理ユニット7へ搬送させる。
図3はカラープリンタユニット5の構成を示す断面図である。カラープリンタユニット5は、用紙(記録担体)上にカラーの画像を記録するプロセス部50と、このプロセス部50に対して用紙を供給する用紙供給部60とを備えている。プロセス部50は、中間転写ベルト51とシアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの各色に対応したトナー像が生成される感光体ドラム52C,52M,52Y,52Kとを備えている。各色に対応した感光体ドラム52C,52M,52Y,52Kの周囲には、図に示していない帯電器、露光装置、現像装置などがそれぞれ配置されており、帯電器によって帯電させた感光体ドラム52C,52M,52Y,52K上に露光装置が静電潜像を書込み、現像装置によって静電潜像を現像することにより各色のトナー像が生成される。
中間転写ベルト51は、厚さ75μm〜120μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されており、その内側にて駆動ローラ51a及び従動ローラ51bにより張架されている。駆動ローラ51aは図に示していないモータの駆動力によって回転駆動し、中間転写ベルト51を回転させるように構成されている。中間転写ベルト51を挟んで感光体ドラム52C,52M,52Y,52Kの各対向位置には中間転写ローラ53C,53M,53Y,53Kが設けられている。中間転写ローラ53C,53M,53Y,53Kには、トナー像を転写するための高電圧の転写バイアス、すなわち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加される。感光体ドラム52C,52M,52Y,52K上に生成されたトナー像は、これらの中間転写ローラ53C,53M,53Y,53Kの作用により中間転写ベルト51上に互いに重なり合うように順次的に転写され、多色トナー像が中間転写ベルト51上に形成される。
中間転写ベルト51の下側には転写装置54が設けられている。転写装置54は、中間転写ベルト51を挟んで設置される第1の転写ローラ54a及び第2の転写ローラ54b、並びに第2の転写ローラ54bの対向位置であって用紙搬送路S12を挟んで設置される第3の転写ローラ54cを備えている。中間転写ベルト51上に形成された多色トナー像は、第1の転写ローラ54aの作用によって第2の転写ローラ54bへ転写される。また、第2の転写ローラ54bに転写された多色トナー像は、第3の転写ローラ54cの作用によって用紙搬送路S13に沿って搬送される用紙上に転写される。
用紙供給部60は、複数種の用紙を収容するために複数の給紙カセット61,62,63,64を備えている。給紙カセット61,62は、例えば、A4サイズの用紙を大量に収容することができる大容量給紙カセットであり、給紙カセット63,64は、各種のサイズの用紙を収容できる多目的給紙カセットである。給紙カセット61〜64に収容されている用紙は、用紙搬送路近傍に設けられたピックアップローラによって一枚ずつ分離給送される。
用紙カセット61から供給される用紙は、用紙搬送路S11,S13に沿って設けられた複数の搬送ローラにより用紙供給部60上方のプロセス部50へ搬送される。また、用紙カセット62,63,64から供給される用紙は、用紙搬送路S12,S13に沿って設けられた複数の搬送ローラにより用紙供給部60上方のプロセス部50へ搬送される。用紙供給部60から供給される用紙は、転写ローラ54b,54cの下流側に設けられたレジストローラ55によって一時的に保持される。プロセス部50では、転写ローラ54bの表面に転写される多色トナー像を用紙の適宜箇所に記録するために用紙の搬送を再開させるタイミングを調整する。用紙搬送路S13を搬送される用紙には、2つの転写ローラ54b,54cによって形成される転写ニップを通過する際に転写ローラ54b上の多色トナー像が転写され、図に示していない定着装置を通過する際に転写された多色トナー像が用紙上に定着されてカラー画像の記録が完成する。
用紙の両面にカラー画像の記録を行わない場合、プロセス部50にてカラー画像が記録された用紙は用紙搬送路S14に沿って搬送され、後処理ユニット7の排紙トレイ74(図4参照)上に排出される。また、用紙の両面にカラー画像の記録を行う場合には、プロセス部50でカラー画像が記録された用紙を用紙搬送路S15へ導き、スイッチバックさせて用紙搬送路S16へ導き、プロセス部50を再度通過させて用紙の裏面側に画像の記録を行う。用紙の両面にカラー画像が記録された用紙は用紙搬送路S14に沿って搬送され、後処理ユニット7の排紙トレイ74上に排出される。なお、片面又は両面に画像が記録された用紙に対して後処理を施す場合にも用紙搬送路S14を通じて後処理ユニット7へ用紙を導く。
また、カラープリンタユニット5は、モノクロプリンタユニット3から導かれる用紙を後処理ユニット7へ搬送するために、プロセス部50の上方に設けられた用紙搬送路S17を備えている。用紙搬送路S17に沿って複数の搬送ローラが設けられており、これらの搬送ローラを回転駆動させることによって適宜の速度で用紙を搬送させる。用紙搬送ローラS17は、その下流側で前述した用紙搬送路S14に合流する。
図4は後処理ユニット7の構成を示す断面図である。後処理ユニット7としては、穿孔装置71とステープル装置72とを備えている。穿孔装置71は、用紙搬送路S21の上側に配設した穿孔ユニット710と下側に配設した台座ユニット712とを備えている。穿孔ユニット710の内部には、用紙に穿孔を施すための穿孔刃711が設けられており、この穿孔刃711をモータなどの駆動源により鉛直方向に往復運動させることで用紙上の適宜箇所に穿孔を施すように構成されている。台座ユニット712には、穿孔刃711が下降したときに挿通されるパンチ孔713が設けられている。なお、穿孔刃711及びパンチ孔713は用紙搬送方向と交叉する方向に適宜の間隔を隔てて複数設けられている。また、穿孔刃711を鉛直方向に往復運動させる駆動源は穿孔処理を施すことが設定されている場合にのみ作動するように構成されている。
ステープル装置72は、用紙搬送路22により搬送されてくる複数の用紙を積層するスタッカ721とスタッカ721に積層された複数の用紙に対して綴じ処理を施す綴じ処理ユニット722とを備えている。ステープル装置72は、綴じ処理ユニット722を作動させることにより、スタッカ721に積層された用紙に対して綴じ処理を行い、複数の用紙を綴じた用紙束を排紙トレイ73上に排出する。また、ステープル装置72にて綴じ処理を行わない場合、後処理ユニット7に導かれた用紙は用紙搬送路S23に沿って搬送され、排紙トレイ74上に排出される。
図5は画像記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。画像記録装置はCPU101を備えており、このCPU101がROM103に予め格納された制御プログラムをRAM104上にロードして実行することにより、バス102に接続されたハードウェアを制御し、全体として本発明に係る画像記録装置として動作させる。
以下、バス102に接続されている各種ハードウェアの構成について説明する。
操作パネル105は、利用者による操作を受付ける操作部105aと、利用者に対して報知すべき情報を報知する表示部105bとにより構成されている。操作部105aは、機能の切替操作、プリント処理における出力枚数、コピー処理における変倍、ファクシミリ送信処理における送信先などの設定を受付けるための各種操作キー、テンキー等を備えている。表示部105bは液晶ディスプレイ装置を備えており、装置全体の動作状況、操作部105aから入力された設定値等を表示する。また、表示部105bの一部は利用者の押下操作により設定の選択を受付けるようにしたタッチパネル方式のソフトウェアキーを備えている。
スキャナユニット1は、前述したようにADF10、光源ユニット11、ミラーユニット12、及びCCD読取ユニット13を備えている。原稿台14にセットされた原稿の画像をCCD読取ユニット13の光電変換素子に結像させることにアナログ形式の画像信号を取得し、デジタル変換後の信号に対して原稿読取時の光源の配光特性、光電変換素子の感度ムラ等の補正を施すことによりデジタル形式の画像データを生成する。
通信IF106は、ローカルエリアネットワーク等の所定の通信規格に準拠したインタフェースを備えており、外部コンピュータを接続できるようにしている。通信IF106では、接続された外部コンピュータからのプリントジョブを受信し、逆に、通知すべき情報を送信する。通信IF106ではこのような各種データの送受信の制御を行う。
ファクシミリモデム107は、外部ファクシミリ装置を接続するための回線終端回路を備えており、公衆電話回線網を介してファクシミリデータの送受信を行うことができるようにしている。そのため、ファクシミリモデム107は、受信したファクシミリデータを復号するための復号回路、送信すべきファクシミリデータを符号化するための符号化回路を備えている。ファクシミリモデム107は、このようなファクシミリデータの送受信、並びに符号化処理及び復号処理を実行する。
画像メモリ108は半導体メモリにより構成されており、原稿の画像を読取ることによりスキャナユニット1が生成した画像データ、通信IF106にて受信したプリントジョブを展開することにより得られる画像データ、及びファクシミリモデム107にて受信したファクシミリデータから展開される画像データを一時的に記憶する。画像メモリ108に一時的に記憶された画像データは、CPU101の指示によりその利用目的に応じた転送先に転送される。
HDD109はディスク状の磁気記録媒体を有する記憶装置であり、原稿の画像を読取ることによりスキャナユニット1が生成した画像データ、通信IF106にて受信したプリントジョブを展開することにより得られる画像データ、及びファクシミリモデム107にて受信したファクシミリデータから展開される画像データなどを保存できるようにしている。HDD109に保存された画像データは、利用者が操作パネル105から所定の操作を行うことにより読出すことができるようにしている。HDD109から読出された画像データはその利用目的に応じた転送先に転送される。
モノクロ画像の記録を行うプロセス部30は、前述したように感光体ドラム31、帯電器32、露光装置33、現像装置34、転写装置35、定着装置36を備えており、画像メモリ108から転送される画像データに基づく画像を用紙供給部40から供給される用紙上に記録する。また、カラー画像の記録を行うプロセス部50は、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの各色に対応したトナー像が生成される感光体ドラム52C,52M,52Y,52Kを備えており、画像メモリ108から転送される画像データに基づく画像を用紙供給部60から供給される用紙上に記録する。なお、画像メモリ108に一時的に格納された画像データをモノクロ画像の記録を行うプロセス部30へ転送するか、又はカラー画像の記録を行うプロセス部50へ転送するかについては、スキャナユニット1で取得する画像データの種類、受信したプリントジョブにより指定される事項等に基づいて決定される。
駆動制御部110には、給紙モータ111及び搬送モータ112が接続されている。給紙モータ111は、各給紙カセット41〜44,61〜64に収容されている用紙を1枚ずつ分離給送するピックアップローラの駆動源であり、搬送モータ112は、用紙搬送路S1〜S6,S11〜S16,S21〜S23に沿って配設されている搬送ローラの駆動源である。駆動制御部110は、CPU101からの指示に従って駆動制御信号を生成し、生成した駆動制御信号を給紙モータ111又は搬送モータ112へ出力することにより、ピックアップローラ又は搬送ローラを回転させるように構成されている。
後処理ユニット7は、前述したように穿孔装置71及びステープル装置72を備えている。穿孔装置71では、プロセス部30にてモノクロ画像が記録された用紙、又はプロセス部50にてカラー画像が記録された用紙に対して穿孔処理を施す。ステープル装置72では、プロセス部30にてモノクロ画像が記録された用紙、又はプロセス部50にてカラー画像が記録された用紙を指定された枚数だけ蓄積した後、ステープル処理を施す。
給電制御部121は、給電部120から供給される電力を前述したハードウェア各部に対して個別に供給又は供給の停止を行うためのスイッチ回路を備えている。例えば、スキャナユニット1への給電を停止することにより、スキャナ機能の利用を停止させることができる。また、通信IF106又はファクシミリモデム107への給電を停止することによって、電子メールの送受信、ファクシミリデータの送受信を停止させることができる。更に、HDD109への給電を停止することによって、HDD109内に保存されているデータへのアクセスを禁止することができる。また、プロセス部30又はプロセス部50への給電を停止することによって、モノクロ印刷又はカラー印刷を禁止することができる。更に、給紙モータ111、搬送モータ112への給電を停止した場合には特定の給紙カセット(例えば、給紙カセット41)の利用を制限することができる。穿孔装置71又はステープル装置72への給電を停止した場合には穿孔機能又はステープル機能の利用を制限することができる。
図6は画像記録装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。画像記録装置は、操作パネル105の操作部105aを通じて認証コードを受付ける(ステップS11)。図7は認証コードを受付ける際に操作パネル105に表示される画面の一例を示す模式図である。図7(a)は画像記録装置が利用されていない状態において操作パネル105の表示部105bに表示される初期画面を示している。この画面により、操作部105aが備えるテンキーを利用して認証コード(パスワード)の入力を利用者に対して促す。図7(b)は認証コードが入力されている途中の画面を示している。認証コードは例えば5桁の数値を用いることができる。
認証コードを受付けた後、CPU101は、その利用者に対して利用制限を行う機能を特定する(ステップS12)。そして、CPU101は利用制限下での使用であるか否かを判断し(ステップS13)、利用制限下での使用であると判断した場合(S13:YES)、利用制限する旨を利用者に対して報知する(ステップS14)。
図8は利用制限する旨を報知する際に操作パネル105に表示される画面の一例を示す模式図である。図8(a)には、利用制限下で装置を使用することができる旨、利用制限を解除するためには管理者に連絡すべき旨のメッセージが表示されている。また、この画面の下部には、右側から順に実行ボタン、キャンセルボタン、確認ボタンが配置されている。これらのボタンはソフトウェアキーとして構成されており、利用者による押下操作によって選択を受付けるように構成されている。実行ボタンが押下操作された場合、利用制限下での操作を受付ける。キャンセルボタンが押下操作された場合、認証状態を解除して図7(a)に示した初期画面へ戻す。
次いで、CPU101は、図8(a)に示した画面の下部に配置されている確認ボタンが押下操作されたか否かを判断することにより、制限内容を表示するか否かを判断する(ステップS15)。確認ボタンが押下操作された場合、制限内容を表示すると判断し(S15:YES)、図8(b)に示したような画面を操作パネル105の表示部105bに表示することにより、制限内容を表示する(ステップS16)。図8(b)に示した画面では、カラープリンタ、穿孔装置(71)、ステープル装置(72)、HDD(109)、ファクシミリの利用が制限されている旨を示している。
制限内容を表示した後(S16)、又は制限内容を表示しないと判断した場合(S15:NO)、CPU101は、給電制御部121を制御することにより、利用制限する機器への給電を停止させる(ステップS17)。例えば、図8(b)に示した機能に対して利用制限を行う場合、プロセス部50、穿孔装置71、ステープル装置72、HDD109、ファクシミリモデム107への給電を停止させる。次いで、CPU101は使用履歴を作成する(ステップS18)。使用履歴には、使用した利用者、使用日時、制限された機器等の情報を関連付けて記憶する。
使用履歴を作成した後(S18)、又はステップS13で利用制限下での使用でないと判断した場合(S13:NO)、CPU101は、認証された利用者による操作が終了したか否かを判断する(ステップS19)。操作が終了していないと判断した場合(S19:NO)、操作が終了するまで待機する。
認証された利用者による操作が終了したと判断した場合(S19:YES)、CPU101は、給電制御部121を制御することにより、利用制限した機器への給電を再開させる(ステップS20)。
このように本実施の形態では、ハードウェア各部への給電を個別に制御することにより、利用者に応じた利用制限を実施することができる。
本実施の形態に係る画像記録装置の全体構成を示す構成図である。 スキャナユニット及びモノクロプリンタユニットの構成を示す断面図である。 カラープリンタユニットの構成を示す断面図である。 後処理ユニットの構成を示す断面図である。 画像記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。 画像記録装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 認証コードを受付ける際に操作パネルに表示される画面の一例を示す模式図である。 利用制限する旨を報知する際に操作パネルに表示される画面の一例を示す模式図である。
符号の説明
1 スキャナユニット
30,50 プロセス部
71 穿孔装置
72 ステープル装置
101 CPU
103 ROM
105 操作パネル
106 通信IF
107 ファクシミリモデム
108 画像メモリ
109 HDD
120 給電部
121 給電制御部

Claims (5)

  1. シート上への画像の記録を行うために制御される複数の被制御部を備え、該被制御部を制御することによりシート上への画像の記録を行う画像記録装置において、
    前記被制御部に対して各別に給電を行う給電手段と、利用者に対する認証を行う認証手段と、該認証手段による認証結果に応じて給電対象を異ならせるべく前記給電手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 認証されるべき利用者と該利用者に対して利用を許可する機能との関係を規定したテーブルを備え、前記制御手段は、前記テーブルに基づいて前記給電手段を制御するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記制御手段により給電対象を制限する場合、その旨を報知する手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記制御手段により給電対象を制限した場合、その履歴を記憶する手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置。
  5. 利用者を認証した状態が解除されたか否かを判断する手段と、利用者を認証した状態が解除されたと判断した場合、給電を停止した被制御部への給電を再開させる手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の画像記録装置。
JP2006113573A 2006-04-17 2006-04-17 画像記録装置 Pending JP2007286353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113573A JP2007286353A (ja) 2006-04-17 2006-04-17 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006113573A JP2007286353A (ja) 2006-04-17 2006-04-17 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007286353A true JP2007286353A (ja) 2007-11-01

Family

ID=38758179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006113573A Pending JP2007286353A (ja) 2006-04-17 2006-04-17 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007286353A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019116100A (ja) * 2019-03-11 2019-07-18 キヤノン株式会社 印刷装置
JP2020183070A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019116100A (ja) * 2019-03-11 2019-07-18 キヤノン株式会社 印刷装置
JP2020183070A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102611816B (zh) 图像形成装置及图像形成装置的控制方法
JP4544345B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP4327836B2 (ja) 画像処理装置
JP2020145493A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP5427224B2 (ja) 画像形成装置
US8542377B2 (en) Image forming apparatus for enabling printing of confidential image data
EP2469829B1 (en) Image forming apparatus with document box
JP2011230896A (ja) 画像形成装置及び専用給紙部設定方法
JP4394059B2 (ja) 電子機器システム、電子機器及び画像形成装置
JP2007286353A (ja) 画像記録装置
JP2010030149A (ja) 印刷制御装置、印刷システム及び印刷制御方法
JP2018137539A (ja) 画像情報提供装置、複合機、画像情報提供方法及びプログラム
JP2011158807A (ja) 画像形成装置、画像形成システム
JP2011235564A (ja) 画像形成装置及びユーザ認証方法
JP2007001052A (ja) 画像形成システム及び画像形成装置
JP2014134954A (ja) 動作モード管理装置及び動作モード管理方法
JP2012137968A (ja) 画像形成装置
JP2005079681A (ja) 画像形成装置
JP2010241149A (ja) 画像形成装置、その制御方法、およびコンピュータプログラム
JP6710176B2 (ja) 画像形成装置及びユーザ認証方法
JP4671901B2 (ja) 画像記録装置
JP2012137969A (ja) 画像形成装置
JP5487088B2 (ja) 画像形成装置
JP2013028083A (ja) 画像形成装置
JP2020181163A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法