JP2011230896A - 画像形成装置及び専用給紙部設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊用紙などをセットした給紙部をそのユーザだけが使用できる専用給紙部に設定することにより、利便性を向上させ、その他のユーザによる特殊用紙への印刷を防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、用紙を収容する1つ以上の給紙部(手差しトレイ250、給紙カセット211)と、ユーザを認証する認証手段に相当するCPU10とを備えるCPU10は、認証手段により認証されたユーザに所望の給紙部を選択させる給紙部選択手段と、選択された給紙部をユーザの専用給紙部に設定し、該ユーザ以外の他のユーザに対して該ユーザの専用給紙部の使用を禁止する専用給紙部設定手段として機能する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及び専用給紙部設定方法に関し、より詳細には、ユーザが所望する給紙部をそのユーザの専用給紙部に設定可能とした画像形成装置及び該装置による専用給紙部設定方法に関する。
従来、複写機、プリンタ、MFP(デジタル複合機)などの画像形成装置において、コピー処理やPC(パーソナルコンピュータ)からの印刷処理を行う際には、例えば、OHP(Over Head Projector)シート、色紙、特殊紙、厚紙、薄紙、又は予め所定のフォーマットやロゴが印刷された用紙などの特殊用紙を使用する場合がある。このような特殊用紙は通常の印刷処理では使用されないため、印刷に使用する際にはユーザによって手差しトレイまたは給紙カセットにその都度載置される。そして、ユーザは、PC(プリンタドライバ)から印刷指示を行い、特殊用紙をセットした手差しトレイまたは給紙カセットを選択し、画像形成装置により特殊用紙への印刷を行う。
上記において、特殊用紙をセットした手差しトレイまたは給紙カセットはユーザ本人以外の他のユーザであっても選択することができてしまう。このため、例えば、ユーザが画像形成装置の給紙カセットに特殊用紙をセットした後に、一旦画像形成装置から離れた場合などにおいて、他のユーザが知らずに、特殊用紙がセットされている給紙カセットを選択して印刷してしまうことが起こり得る。この結果、一般に高価な特殊用紙が無駄になってしまうばかりでなく、各ユーザは印刷をし直す必要が生じ、無駄な印刷作業を強いられることになる。
これに対して、例えば、特許文献1には、特殊用紙を収容するトレイに禁止トレイを設定し、この禁止トレイの情報をAPS(自動用紙選択)機能やATS(自動トレイ選択)機能に反映させる技術が開示されている。これによれば、特殊用紙を収容するトレイが誤って使用されることを防止することができる。
特開平4−255873号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術によれば、特殊用紙を収容したトレイを禁止トレイに設定しているに過ぎないため、この禁止トレイを設定したユーザであっても特殊用紙を使用するためにはトレイの使用禁止を解除しなければならない。このため、利便性が悪いという問題がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特殊用紙などをセットした給紙部をそのユーザだけが使用できる専用給紙部に設定することにより、利便性を向上させ、その他のユーザによる特殊用紙への印刷を防止することができる画像形成装置及び該装置による専用給紙部設定方法を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、用紙を収容する1つ以上の給紙部と、ユーザを認証する認証手段とを備えた画像形成装置であって、前記認証手段により認証されたユーザに所望の給紙部を選択させる給紙部選択手段と、該選択された給紙部を前記ユーザの専用給紙部に設定し、該ユーザ以外の他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用を禁止する専用給紙部設定手段とを備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記認証手段は、前記画像形成装置を使用するユーザの認証情報に基づいて該ユーザを認証し、前記専用給紙部設定手段は、前記認証手段により認証されたユーザに専用給紙部を設定する際に、該ユーザの専用給紙部を、該ユーザの認証情報に関連付けて登録することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記専用給紙部設定手段は、前記ユーザ以外の他のユーザが画像形成ジョブを実行する際に、前記他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用を禁止することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記給紙部は、給紙カセット又は手差しトレイであることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記給紙カセットの開閉動作を検知する検知手段を備え、前記ユーザの専用給紙部が給紙カセットであり、その給紙カセットを使用した画像形成ジョブが完了した後、前記検知手段により前記給紙カセットの開動作を検知した場合に、前記専用給紙部設定手段は、前記他のユーザに対して前記給紙カセットの使用禁止を解除することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第4の技術手段において、前記手差しトレイに用紙が有るか否かを検知する検知手段を備え、前記ユーザの専用給紙部が手差しトレイであり、その手差しトレイを使用した画像形成ジョブが完了した後、前記検知手段により前記手差しトレイから用紙が取り除かれたことを検知した場合に、前記専用給紙部設定手段は、前記他のユーザに対して前記手差しトレイの使用禁止を解除することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記専用給紙部設定手段は、前記ユーザの専用給紙部を使用した画像形成ジョブが完了した場合に、前記他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用禁止を解除することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記専用給紙部を設定したユーザが該ユーザの認証情報により前記画像形成装置にログインし、所定の操作を行った場合に、前記専用給紙部設定手段は、前記他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用禁止を解除することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1〜第8のいずれか1の技術手段において、前記画像形成装置で使用可能な給紙部をユーザにより選択可能にリスト表示する給紙部リスト表示手段を備え、該給紙部リスト表示手段は、前記他のユーザに給紙部リストを表示させる際に、前記ユーザの専用給紙部を非表示としたことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第9の技術手段において、前記給紙部リスト表示手段は、前記画像形成装置が備える操作パネルあるいは前記画像形成装置に接続された情報処理装置が備えるプリンタドライバであることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、用紙を収容する1つ以上の給紙部と、ユーザを認証する認証手段とを備えた画像形成装置による専用給紙部設定方法であって、前記画像形成装置が、前記認証手段により認証されたユーザに所望の給紙部を選択させる給紙部選択ステップと、該選択された給紙部を前記ユーザの専用給紙部に設定し、該ユーザ以外の他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用を禁止する専用給紙部設定ステップとを備えたことを特徴としたものである。
本発明によれば、特殊用紙などをセットした給紙部をそのユーザだけが使用できる専用給紙部に設定することにより、他のユーザによる特殊用紙への印刷を防止できるので、無駄な印刷を抑制し、高価な特殊用紙の有効活用が可能となる。
また、他のユーザに対して特殊用紙の使用を禁止したユーザは、画像形成装置にユーザID等によるログインを行なうだけで、特別な操作を必要とせず、特殊用紙にコピー又は印刷が行えるのでユーザの利便性を損なうことがない。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 図1に示した画像形成装置を機能的に説明するためのブロック図である。 ユーザの認証情報と専用給紙部とを対応付けたデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の画像形成装置による専用給紙部設定方法の一例を説明するためのフロー図である。 表示部に表示される利用者認証画面(初期画面)の一例を示す図である。 ユーザ認証に成功した場合に、表示部に表示される画面例を示す図である。 表示部に表示される給紙部リストの一例を示す図である。 専用給紙部を設定したユーザと判定された場合に、表示部に表示される画面例を示す図である。 専用給紙部を設定したユーザではないと判定された場合に、表示部に表示される画面例を示す図である。 ユーザAのPCが備えるプリンタドライバの画面表示例を示す図である。 ユーザA以外の他のユーザのPCが備えるプリンタドライバの画面表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像形成装置及び該装置による専用給紙部設定方法の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図で、図中、1は画像形成装置を示す。この画像形成装置1は、デジタルカラー型の画像形成装置であり、大きく分けて、画像読取部100と、画像形成部200とを含んで構成されている。なお、画像形成装置1としては、複写機、プリンタ、MFP(デジタル複合機)のいずれであってもよい。
画像読取部100は、原稿台105と、光学系のスキャナ部120と、両面自動原稿送り装置(RADF)130とを備えている。原稿台105には、読み取られる原稿が載置される。スキャナ部120は、原稿台105の下方に配置されており、原稿台105に載置された原稿の画像を読み取る。RADF130は、原稿台105の上側に配置されており、読み取るべき原稿を原稿台105に順次搬送する。
スキャナ部120は、更に、第1走査ユニット122と、第2走査ユニット124と、光学レンズ126と、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ128とを備えて構成される。第1走査ユニット122は、原稿台105の下面に沿って往復移動する。このとき、第1走査ユニット122は、原稿台105の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で移動する。第1走査ユニット122は、原稿画像表面を露光する露光ランプと、原稿からの反射光像を所定の方向に向かって偏光する第1ミラーとを備えている。
第2走査ユニット124は、第1走査ユニット122における第1のミラーによって偏光された原稿からの反射光像をCCDラインセンサ128の方向に導くための第2ミラー及び第3ミラーを備えている。光学レンズ126は、第2走査ユニット124における第2レンズおよび第3レンズにより偏光された原稿からの反射光像を縮小し、縮小された光像をCCDラインセンサ128上の所定位置に結像させる。
CCDラインセンサ128は、結像された光像を順次光電変換して電気信号として出力する。CCDラインセンサ128は、白黒画像あるいはカラー画像を読み取り、R(赤),G(緑),B(青)の各色成分に色分解したラインデータを出力することのできる3ラインのカラーCCDである。このCCDラインセンサ128により電気信号に変換された読取画像データは、さらに、後述する画像処理部150(図2)に転送されて所定手順で画像処理が施される。
画像形成部200は、大別すると、給紙部、画像生成部、排紙部によって構成される。給紙部には給紙カセット211及び手差しトレイ250が設けられる。なお、図1では1つの給紙カセット211を図示しているが複数であってもよい。この給紙カセット211から画像生成部を経由して排紙部までの間に用紙搬送路が形成される。用紙搬送路は、搬送ローラ251の動作により形成され、用紙Pは、転写搬送ベルト機構213に運ばれる。ここで、用紙搬送路における給紙カセット211の下流側であって画像形成部の上流側には一対のレジストローラ212が配設される。レジストローラ212は、画像生成部(転送搬送ベルト機構213)に用紙Pを導くタイミングを調整する。
また、用紙Pは、手差しトレイ250から給紙される場合もある。手差しトレイ250に載置された用紙Pは、搬送ローラ251により転写搬送ベルト機構213に運ばれる。ここで、手差しトレイ250には、用紙の有無を検出する用紙センサ400が設けられている。用紙センサ400は、手差しトレイ250に載置された用紙の有無及び用紙の長さを検出し、定型の用紙サイズ検出に用いられる。
なお、本実施形態においては、用紙Pを手差し用紙として給紙する方法として手差しトレイ250を利用する場合について説明するが、給紙カセット211を利用した場合でも同様であることは勿論である。
画像生成部は、4つの画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdと、用紙搬送路を挟んで画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdの反対側に配設される転写搬送ベルト機構213を備えている。
画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、それぞれ実質的に同一の構造をしている。画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、像担持体としての感光体ドラム222a〜222dを備えている。また、感光体ドラム222a〜222dの周辺に帯電器223a〜223d、レーザビームスキャンユニット227a〜227d、現像装置224a〜224d、転写用放電器225a〜225d、およびクリーニング装置226a〜226dが配設される。
帯電器223a〜223dは、感光体ドラム222a〜222dの周面を一様に帯電する。レーザビームスキャンユニット227a〜227dは、ポリゴンミラー240a〜240d、fθレンズ241a〜241d、ミラー242a〜242d、ミラー243a〜243dを備えている。レーザビームスキャンユニット227a〜227dは、画像読取部100から入力される画像データに基づいて、感光体ドラム222a〜222dの周面に静電潜像を形成する。現像装置224a〜224dは、感光体ドラム222a〜222dの周面に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像剤像を形成する。転写用放電器225a〜225dは、感光体ドラム222a〜222dの周面に形成された現像剤像を用紙搬送路上の用紙Pに転写させる。クリーニング装置226a〜226dは、感光体ドラム222a〜222d上に残留する現像剤を除去する。
転写搬送ベルト機構213は、駆動ローラ214、従動ローラ215、およびこれらのローラを含む複数のローラに張架された転写搬送ベルト216を備えている。転写搬送ベルト機構213は、図中の反時計方向に回転する転写搬送ベルト216に用紙Pを静電吸着させつつ、用紙搬送路の下流側に用紙Pを導く。
用紙搬送路における転写搬送ベルト機構213の下流側には、定着装置217、切り換えゲート218、および排紙ローラ219が配設されている。定着装置217は、用紙Pに付着して未定着の現像剤像を用紙Pに定着させる。切り換えゲート218は、用紙Pの搬送方向を切り換える。具体的には、切り換えゲート218は、用紙搬送路を搬送される用紙Pを排紙ローラ219またはスイッチバック搬送路221のいずれかに選択的に切り換える。排紙ローラ219は、画像形成装置1の外部に用紙Pを排出する。なお、画像形成装置1の外側には、排紙ローラ219から排出される用紙Pを収容するための排紙トレイ220が配設されている。
図2は、図1に示した画像形成装置1を機能的に説明するためのブロック図である。画像形成装置1は、CPU10、ROM20、RAM30、操作パネル40、通信部70、カセット開閉センサ80、給紙カセット211、ネットワークI/F90、用紙センサ400、手差しトレイ250、画像読取部100、及び画像形成部200を備える。
CPU10は、ROM20に記憶されている各種プログラムやデータを読み出して実行することにより、各機能を実現するための制御部である。なお、CPU10は、各種機能をプログラムにより実現することが可能であり、例えば、後述する画像処理部150の機能をCPU10が実現することとしてもよい。
画像読取部100は、画像処理部150に、スキャナ部120と、画像記憶部160と、画像読取制御部170とが接続されている。スキャナ部120により読み取られた画像データは、画像処理部150において処理され、画像記憶部160に一時的に記憶される。そして、原稿の読み取りを完了したら、RAM30に出力する。また、スキャナ部120、画像処理部150、及び画像記憶部160は、画像読取制御部170により制御されて機能する。
画像形成部200は、読み取られた画像データの画像を形成して出力するための機能部である。画像形成部200により、読み取られた画像データが、用紙Pに印刷され画像形成装置1から出力されることとなる。
ROM20は、画像形成装置1の動作に必要なプログラムやデータを格納している。また、RAM30は、一次的に画像データ等を蓄えておく揮発性のメモリである。画像読取部100において読み取られた画像は、RAM30に出力され記憶されることとなる。
操作パネル40は、表示部50及び操作部60を備えて構成されており、ユーザが画像形成装置1の操作を行う場合に利用される機能部である。表示部50は、利用者に対して必要な表示を行うことが可能であり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等により構成されている。また、操作部60は、ユーザからのコマンドや設定等の入力を受け付ける機能部である。例えば各種操作ボタンや、タッチパネル等により構成されている。
通信部70は、各ユーザが持つIDカード71と通信するためのアンテナ群で構成され、IDカード71が近接した際にこれを検知し、IDカード71内に格納されている認証情報(ユーザID、パスワードなど)を読み出すことができる。
カセット開閉センサ80は、給紙カセット211の開閉を検知する検知手段(第1の検知手段)に相当する。用紙センサ400は、手差しトレイ250に用紙が有るか否かを検知する検知手段(第2の検知手段)に相当する。
ネットワークI/F90は、ユーザが使用するPCなどの情報処理装置とLAN(Local Area Network)などの通信回線を介して接続する通信インターフェイスである。
本発明の主たる特徴部分は、特殊用紙などをセットした給紙部をそのユーザだけが使用できる専用給紙部に設定することにより、利便性を向上させ、その他のユーザによる特殊用紙への印刷を防止することにある。このための構成として、画像形成装置1は、用紙を収容する1つ以上の給紙部(手差しトレイ250、給紙カセット211)と、ユーザを認証する認証手段に相当するCPU10と、CPU10により認証された(すなわち、ログインした)ユーザに所望の給紙部を選択させる給紙部選択手段と、選択された給紙部をユーザの専用給紙部に設定し、該ユーザ以外の他のユーザに対して該ユーザの専用給紙部の使用を禁止する専用給紙部設定手段とを備える。なお、給紙部選択手段はCPU10及び表示部50により実現され、専用給紙部設定手段はCPU10により実現される。
具体的には、給紙部選択手段、専用給紙部設定手段をコンピュータに実行させるためのプログラムをROM20あるいは図示しないHDD(ハードディスクドライブ)等に格納しておき、プログラム実行時にCPU10がRAM30にプログラムを読み出して実行することにより、上記各手段を実現することができる。
CPU10は、画像形成装置1を使用するユーザの認証情報(ユーザID、パスワードなど)に基づいてユーザを認証し、認証したユーザに専用給紙部を設定する際に、ユーザの専用給紙部を、ユーザの認証情報に関連付けて登録する。例えば、図3に示すようなデータテーブルを、ROM20,RAM30,図示しないHDDのいずれかの記憶部に記憶する。図3は、ユーザID“123456789”、パスワード“********”を持つユーザAが、専用給紙部として、“給紙カセット(1)”を設定した場合のデータテーブルの例である。
これにより、ユーザA以外の他のユーザが画像形成装置1にログインし、画像形成ジョブを実行する際に、画像形成装置1は、他のユーザに対して、ユーザAが専用給紙部に設定した“給紙カセット(1)”を使用できない、すなわち、選択できないように制御する。これについて下記の図4のフローに基づいて具体的に説明する。
図4は、本発明の画像形成装置1による専用給紙部設定方法の一例を説明するためのフロー図である。図4(A)は専用給紙部設定処理の一例を説明するためのフローであり、図4(B)は専用給紙部解除処理の一例を説明するためのフローである。
図4(A)において、まず、画像形成装置1は、図5に示すような利用者認証画面(初期画面)を表示部50に表示させ、ユーザのユーザID及びパスワードの入力を促す。ユーザが操作部60あるいはIDカード71を用いてユーザID及びパスワードを入力すると、これに基づいて画像形成装置1がユーザ認証を行う(ステップS1)。ユーザ認証に成功した場合(YESの場合)、画像形成装置1は図6に示す画面を表示させる(以下、認証ユーザをユーザAとする)。また、ユーザ認証に成功しなかった場合(NOの場合)、「アクセス権限がありません。」などの表示を行い、ステップS1で待機状態に移行する。
次に、画像形成装置1は、ユーザAにより図6に示すカセット予約設定ボタン62が押下されたか否かを判定する(ステップS2)。なお、図6において、操作部60は、プリンタ機能,ファックス/イメージ送信機能,コピー機能などを選択するための機能選択ボタン61と、専用給紙部を予約設定するためのカセット予約設定ボタン62と、数字ボタンからなるテンキー群63と、全解除ボタン64と、カラーコピースタートボタン65と、白黒コピースタートボタン66とで構成される。
上記のステップS2において、ユーザAによりカセット予約設定ボタン62が押下された場合(YESの場合)、図7に示す給紙部リストを表示部50に表示させる(ステップS3)。
図7において、表示部50は、給紙部リストとして、給紙カセット(1)〜(4)をユーザAにより選択可能な状態で表示する。なお、図7では手差しトレイを選択可能な給紙部の中に含めていないが、手差しトレイを含めるようにしてもよいことは言うまでもない。ユーザAが、図7の給紙部リストの中から、給紙カセット(1)を選択(タッチ操作)すると、給紙カセット(1)が白黒反転して選択状態となり、文字列表示欄51には「カセット1は予約されました」と表示される。これにより、給紙カセット(1)をユーザAの専用給紙部に設定する(ステップS4)。
そして、ユーザAは、専用給紙部として設定した給紙カセット(1)に特殊用紙をセットする(ステップS5)。さらに、画像形成装置1は、図6に示す全解除ボタン64がユーザAにより押下されたか否かを判定し(ステップS6)、ユーザAにより全解除ボタン64が押下された場合(YESの場合)、そのまま終了する。一方、ユーザAにより全解除ボタン64が押下されない場合(NOの場合)、ステップS6で待機状態に移行する。
また、上記ステップS2において、ユーザAによりカセット予約設定ボタン62が押下されない場合(NOの場合)、他の処理ボタンの押下に応じて、他の処理を行い(ステップS7)、処理完了後終了する。
上記のステップS7において、ユーザAにより全解除ボタン64が押下されると、“給紙カセット(1)”をユーザAの専用給紙部に設定する処理が完了し、このときの設定情報は、図3に示すデータテーブルとして記憶される。これにより、ユーザA以外の他のユーザが画像形成ジョブを実行する際に、他のユーザに対してユーザAの専用給紙部は使用禁止とされる。
次に、図4(B)において、図4(A)で設定された専用給紙部の解除処理の一例について説明する。なお、画像形成ジョブがコピージョブの場合には画像形成装置1から直接ジョブ入力され、また、画像形成ジョブがプリントジョブの場合には情報処理装置のプリンタドライバを介してジョブ入力される。図4(B)の例ではコピージョブの場合について説明する。
図4(B)において、まず、画像形成装置1は、図4(A)の場合と同様に、図5に示すような利用者認証画面(初期画面)を表示部50に表示させ、ユーザのユーザID及びパスワードの入力を促す。ユーザが操作部60あるいはIDカード71を用いてユーザID及びパスワードを入力すると、これに基づいて画像形成装置1がユーザ認証を行う(ステップS11)。ユーザ認証に成功した場合(YESの場合)、このユーザが専用給紙部を設定したユーザAであるか否かを判定する(ステップS12)。一方、ステップS11において、ユーザ認証に成功しなかった場合(NOの場合)、「アクセス権限がありません。」などの表示を行い、ステップS11で待機状態に移行する。
画像形成装置1は、ステップS12において、ステップS11で認証したユーザが専用給紙部を設定したユーザAと判定した場合(YESの場合)、表示部50は図8に示すように、専用給紙部として予約設定されている“給紙カセット(1)”が選択された状態で給紙部リストを表示させる(ステップS13)。この際、表示部50は文字列表示欄51に「カセット1は予約済みです」などの文字列を表示させるようにしてもよい。なお、この給紙部リストを表示させた状態で、ユーザAは給紙部リストに表示されている他の給紙カセット(2)〜(4)のいずれかに変更することもできる。
次に、ユーザAは、操作部60のカラーコピースタートボタン65あるいは白黒コピースタートボタン66のいずれかを押下して、専用給紙部として予約設定された“給紙カセット(1)”を用いた画像形成ジョブを開始させ(ステップS14)、画像形成ジョブが完了したか否かを判定する(ステップS15)。画像形成ジョブが完了した場合(YESの場合)、専用給紙部である“給紙カセット(1)“の他のユーザに対する使用禁止を解除する(ステップS16)。また、ステップS15において、画像形成ジョブが完了しない場合(NOの場合)、ステップS15で画像形成ジョブの完了待ち状態に移行する。なお、ステップS16において、専用給紙部の使用禁止が解除されると、他のユーザが画像形成装置1あるいはPCから“給紙カセット(1)”を選択できる状態となる。
また、画像形成装置1は、ステップS12において、ステップS11で認証したユーザが専用給紙部を設定したユーザAではないと判定した場合(NOの場合)、給紙部リスト表示手段に相当する表示部50は、図9に示す給紙部リスト画面を表示させる。この際、ユーザAにより専用給紙部に設定された“給紙カセット(1)”を非表示にして、ユーザA以外の他のユーザが“給紙カセット(1)”を選択できないようにする(ステップS17)。そして、画像形成装置1は、ユーザAの専用給紙部以外の給紙部、すなわち、給紙カセット(2)〜(4)の中から他のユーザにより選択された給紙カセットを用いた画像形成ジョブを実行する(ステップS18)。
なお、図9において、表示部50は文字列表示欄51に「カセット1はユーザAにより予約設定されているため、使用できません」などの文字列を表示させるようにしてもよい。また、図9の例では、ユーザAにより予約設定されている“給紙カセット(1)”を非表示としたが、これにより、ユーザA以外の他のユーザは“給紙カセット(1)”を認識することができないため、給紙カセットの選択の際に戸惑うことがない。また、図9の例において、“自動給紙”が選択された場合、ユーザAの専用給紙部である“給紙カセット(1)”を選択対象から除外し、“給紙カセット(1)”以外の給紙カセット(2)〜(4)の中から自動的に選択するように制御される。
上記の図4(B)の例ではコピージョブの場合について説明したが、プリントジョブの場合についても基本的に同様のステップで実施することができる。この場合、ユーザが使用する情報処理装置(PC)と画像形成装置1とが接続される点が異なっている。すなわち、プリントジョブの場合、ユーザ認証の際に、ユーザが使用するPCから画像形成装置1にログインする。このログイン時に、画像形成装置1はPCからユーザID及びパスワードを取得し、ユーザ認証を行う。そして、専用給紙部を設定したユーザAであれば、画像形成装置1は、ユーザAのPCが備えるプリンタドライバに、専用給紙部が選択された状態で給紙部リストを表示させる。
図10は、ユーザAのPCが備えるプリンタドライバの画面表示例を示す図で、図中、2はプリンタドライバ画面を示す。プリンタドライバ画面2には、給紙方法の設定欄が表示される。そして、“給紙カセット(1)”が図4(A)で説明した処理により専用給紙部として予約設定されているため、給紙部欄21には、“給紙カセット(1)”が表示される。この際、ユーザAがカーソル(図示せず)を操作してアイコン22を選択すると、選択可能な給紙部をリスト化した給紙部リスト23を表示させる。
給紙部リスト23においては、ユーザAの専用給紙部として予約設定された“給紙カセット(1)”が選択された状態(白黒反転された状態)で表示される。この給紙部リスト23を表示させた状態で、ユーザAは給紙部リスト23に表示されている他の給紙カセット(2)〜(4)のいずれかに変更することもできる。なお、ユーザAが“自動給紙”を選択した場合、専用給紙部(ここでは“給紙カセット(1)”に相当)が優先的に選択されるようにする。例えば、専用給紙部が最優先となるように優先順位を設定しておくことが考えられる。
図11は、ユーザA以外の他のユーザのPCが備えるプリンタドライバの画面表示例を示す図で、図中、2′はプリンタドライバ画面を示す。本例の場合、図10の画面例とは異なり、ユーザA以外の他のユーザ(ここではユーザBという)のPCであるため、給紙部欄21′には、デフォルトの“自動給紙”が表示される。“自動給紙”の場合、ユーザAの専用給紙部である“給紙カセット(1)”を選択対象から除外し、“給紙カセット(1)”以外の給紙カセット(2)〜(4)の中から自動的に選択するように制御される。また、ユーザBがカーソル(図示せず)を操作してアイコン22′を選択すると、選択可能な給紙部をリスト化した給紙部リスト23′を表示させるが、ユーザAの専用給紙部である“給紙カセット(1)”は表示されない。従って、ユーザBは給紙部リスト23′からも“給紙カセット(1)”を選択することはできない。なお、本例の場合、プリンタドライバ2′が給紙部リスト表示手段に相当する。
このように、特殊用紙などをセットした給紙部をそのユーザだけが使用できる専用給紙部に設定することにより、他のユーザによる特殊用紙への印刷を防止できるため、無駄な印刷を抑制し、高価な特殊用紙の有効活用が可能となる。また、他のユーザに対して特殊用紙の使用を禁止したユーザは、画像形成装置1にユーザID等によるログインを行なうだけで、特別な操作を必要とせず、特殊用紙にコピー又は印刷が行えるのでユーザの利便性を損なうことがない。
ここで、ユーザAにより“給紙カセット(1)”が専用給紙部に設定された場合、画像形成装置1は、ユーザ名,ユーザID,及び専用給紙部の情報を画像形成装置1に接続されている各PCに通知する。なお、画像形成装置1にサーバが接続されている場合には、上記の通知をサーバから各PCにブロードキャストで行うようにしてもよい。また、各PCが画像形成装置1にログインしたときに、各PCが画像形成装置1に記憶されているデータテーブル(図3)から、ユーザ名,ユーザID,及び専用給紙部の情報を取得してもよい。
これにより、ユーザAが使用するPCのプリンタドライバは、ユーザAの専用給紙部として“給紙カセット(1)”が設定されたことを認識し、図10に示すようなプリンタドライバ画面を表示させる。また、ユーザA以外の他のユーザ(例えば、ユーザB)が使用するPCのプリンタドライバは、ユーザAの専用給紙部として“給紙カセット(1)”が設定されたことを認識し、図11に示すようなプリンタドライバ画面を表示させる。
これまでの説明では、ユーザAの専用給紙部を使用した画像形成ジョブが完了した場合に、他のユーザに対してユーザAの専用給紙部の使用禁止を解除する形態について説明したが、この形態に限定されるものではない。例えば、ユーザAの専用給紙部が“給紙カセット(1)”であり、その給紙カセットを使用した画像形成ジョブが完了した後、カセット開閉センサ80により“給紙カセット(1)”の開動作を検知した場合に、他のユーザに対して“給紙カセット(1)”の使用禁止を解除するようにしてもよい。これにより、画像形成ジョブの完了後に、給紙カセットを開かない限り、給紙カセットの使用禁止が解除されることがないため、例えば、ユーザAが特殊用紙をうっかり取り出し忘れた場合でも、他のユーザにより、給紙カセットにセットされた特殊用紙が使用されることはない。
上記において、通常、特殊用紙を給紙カセットにセットする場合、実際に必要な枚数よりも多めにセットすることが予想される。従って、画像形成ジョブが完了した後に、ユーザAが給紙カセットを開けて特殊用紙を取り出す必要がある。そして、この給紙カセットの開動作を検知した際に、給紙カセットの使用禁止を解除すれば、より確実に、他のユーザによる特殊用紙の使用を防止することができる。
また、ユーザAの専用給紙部が手差しトレイ250であり、その手差しトレイ250を使用した画像形成ジョブが完了した後、用紙センサ400により手差しトレイ250から用紙が取り除かれたことを検知した場合に、他のユーザに対して手差しトレイ250の使用禁止を解除するようにしてもよい。この場合も上記と同様であるが、特殊用紙を手差しトレイにセットする場合、実際に必要な枚数よりも多めにセットすることが予想される。従って、画像形成ジョブが完了した後に、ユーザAが手差しトレイから特殊用紙を取り除く必要がある。そして、この手差しトレイから用紙が取り除かれたことを検知した際に、手差しトレイの使用禁止を解除すれば、より確実に、他のユーザによる特殊用紙の使用を防止することができる。
また、専用給紙部を設定したユーザAがユーザAの認証情報により画像形成装置1にログインし、所定の操作を行った場合に、他のユーザに対してユーザAの専用給紙部の使用禁止を解除するようにしてもよい。所定の操作とは、例えば、図6に示したカセット予約設定ボタン62を押下する操作である。この場合、専用給紙部を設定したユーザAだけが専用給紙部の使用禁止を解除することができ、ユーザA以外の他のユーザがユーザAの専用給紙部を解除することはできないため、より確実に、他のユーザによる特殊用紙の使用を防止することができる。
また、ユーザAが専用給紙部を設定した後、あるいは、ユーザAの専用給紙部を使用した画像形成ジョブが完了した後、所定時間経過したときに、他のユーザに対してユーザAの専用給紙部の使用禁止を解除するようにしてもよい。この場合、専用給紙部を使用した画像形成ジョブの完了後、ユーザAが特殊用紙をうっかり取り出し忘れた場合でも、所定時間の間は専用給紙部が使用禁止に維持される。そして、この間にユーザは専用給紙部から特殊用紙を取り出すことができる。
1…画像形成装置、2…プリンタドライバ、10…CPU、20…ROM、21,21′…給紙部欄、22,22′…アイコン、23,23′…給紙部リスト、30…RAM、40…操作パネル、50…表示部、51…文字列表示欄、60…操作部、61…機能選択ボタン、62…カセット予約設定ボタン、63…テンキー群、64…全解除ボタン、65…カラーコピースタートボタン、66…白黒コピースタートボタン、70…通信部、71…IDカード、80…カセット開閉センサ、90…ネットワークI/F、100…画像読取部、105…原稿台、120…スキャナ部、122…第1走査ユニット、124…第2走査ユニット、126…光学レンズ、128…CCDラインセンサ、130…両面自動原稿送り装置(RADF)、150…画像処理部、160…画像記憶部、170…画像読取制御部、200…画像形成部、211…給紙カセット、212…レジストローラ、213…転写搬送ベルト機構、214…駆動ローラ、215…従動ローラ、216…転写搬送ベルト、217…定着装置、218…切り換えゲート、219…排紙ローラ、220…排紙トレイ、221…スイッチバック搬送路、222…感光体ドラム、223…帯電器、224…現像装置、225…転写用放電器、226…クリーニング装置、227…レーザビームスキャンユニット、240…ポリゴンミラー、241…fθレンズ、242,243…ミラー、251…搬送ローラ、250…手差しトレイ、400…用紙センサ。

Claims (11)

  1. 用紙を収容する1つ以上の給紙部と、ユーザを認証する認証手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記認証手段により認証されたユーザに所望の給紙部を選択させる給紙部選択手段と、該選択された給紙部を前記ユーザの専用給紙部に設定し、該ユーザ以外の他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用を禁止する専用給紙部設定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記認証手段は、前記画像形成装置を使用するユーザの認証情報に基づいて該ユーザを認証し、前記専用給紙部設定手段は、前記認証手段により認証されたユーザに専用給紙部を設定する際に、該ユーザの専用給紙部を、該ユーザの認証情報に関連付けて登録することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記専用給紙部設定手段は、前記ユーザ以外の他のユーザが画像形成ジョブを実行する際に、前記他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用を禁止することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記給紙部は、給紙カセット又は手差しトレイであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記給紙カセットの開閉動作を検知する検知手段を備え、前記ユーザの専用給紙部が給紙カセットであり、その給紙カセットを使用した画像形成ジョブが完了した後、前記検知手段により前記給紙カセットの開動作を検知した場合に、前記専用給紙部設定手段は、前記他のユーザに対して前記給紙カセットの使用禁止を解除することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記手差しトレイに用紙が有るか否かを検知する検知手段を備え、前記ユーザの専用給紙部が手差しトレイであり、その手差しトレイを使用した画像形成ジョブが完了した後、前記検知手段により前記手差しトレイから用紙が取り除かれたことを検知した場合に、前記専用給紙部設定手段は、前記他のユーザに対して前記手差しトレイの使用禁止を解除することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記専用給紙部設定手段は、前記ユーザの専用給紙部を使用した画像形成ジョブが完了した場合に、前記他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用禁止を解除することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記専用給紙部を設定したユーザが該ユーザの認証情報により前記画像形成装置にログインし、所定の操作を行った場合に、前記専用給紙部設定手段は、前記他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用禁止を解除することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置で使用可能な給紙部をユーザにより選択可能にリスト表示する給紙部リスト表示手段を備え、該給紙部リスト表示手段は、前記他のユーザに給紙部リストを表示させる際に、前記ユーザの専用給紙部を非表示としたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記給紙部リスト表示手段は、前記画像形成装置が備える操作パネルあるいは前記画像形成装置に接続された情報処理装置が備えるプリンタドライバであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 用紙を収容する1つ以上の給紙部と、ユーザを認証する認証手段とを備えた画像形成装置による専用給紙部設定方法であって、
    前記画像形成装置が、前記認証手段により認証されたユーザに所望の給紙部を選択させる給紙部選択ステップと、該選択された給紙部を前記ユーザの専用給紙部に設定し、該ユーザ以外の他のユーザに対して前記ユーザの専用給紙部の使用を禁止する専用給紙部設定ステップとを備えたことを特徴とする専用給紙部設定方法。
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