JP2007285702A - 空気調和装置の室外ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空気調和装置の室外ユニットは、室外ファンと、空気吹出口と、ファンガード30とを備えている。ファンガード30は、空気吹出口を覆うものであり、室外ファンから100mm以上離れている長離間部31と、長離間部31の周縁から空気吹出口の周縁に向かって延びる側面部32とを有している。長離間部31には、最小幅が15mm以上ある第1開口OP1が形成され、側面部32には、試験指が挿入不能な第2開口OP2が形成されている。第2開口OP2は、空気吹出口から吹き出される空気の流れに沿った第1方向の寸法が、第1方向に直交する第2方向の寸法よりも大きい。
【選択図】図6
Description
本発明の一実施形態に係る室外ユニットを含む空気調和装置の冷媒回路を、図1に示す。空気調和装置1は、ビル用のマルチタイプの空気調和装置であって、1つ又は複数の室外ユニット2に対して複数の室内ユニット3が並列に接続される構成となっている。空気調和装置1の冷媒回路10は、主として、圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13、室外膨張弁14、室内膨張弁15、室内熱交換器16が順に接続されたものであり、蒸気圧縮式の冷凍サイクルとなっている。
次に、この空気調和装置の運転動作について説明する。
次に、図3〜図5を参照して、室外ユニット2について詳述する。図3は、図2(c)に示す2連の室外ファン29を有する室外ユニット2の外観図である。図4は、ケーシングや室外ファン29を取り除いた形の室外ユニット2の斜視図であり、ここでは理解の容易性を考慮して、図2(c)に示すものではなく、図2(b)に示すものを図示している。図5は、室外ユニット2の高さ方向の中央部分から下方を見たときの平面図である。図3においては、閉鎖弁18,19の図示を省略している。また、内部の冷媒配管などについても図示を省略している。
ケーシングの側面板22、背面板23は、支柱51,52,53,54とともに一体に成形されている。ケーシングの正面板21は、支柱52,53の外側に装着される。また、鉛直に延びる4本の支柱51〜54は、下端付近の底フレーム61と、上部の横ステー62およびモータ支持台63とによって、互いに連結されている。モータ支持台63には、図2(b)に示す羽根車を持った室外ファン29を駆動するモータ70が据え付けられている。図7に二点鎖線で示す天板24は、室外ファン29の羽根車の周囲に配置されるベルマウス29a(天板24とともに室外ユニット2の空気吹出口を形成する部材)の直上でその周囲に位置しており、外周縁部が支柱51,52,53,54あるいは側面板22や背面板23に固定される。この天板24には、ベルマウス29aに対応する円孔が開けられており、その円孔を形成する内周端が上方に折り曲げられている。
底フレーム61は、圧縮機11や室外熱交換器13などを支持するとともに、取付構造64を介して閉鎖弁18,19を固定する役割も果たす。また、底フレーム61は、閉鎖弁18,19の下方部分が開口している。
また、ガス側閉鎖弁18の配管接続口18aも液側閉鎖弁19の配管接続口19aも、同じ下側に向いている。図においては閉鎖弁18,19の構造を簡略化しているが、閉鎖弁18,19は、従来のようにフレアナットやフランジにより冷媒連絡配管17a,17bと接合する構造とはなっておらず、ロー付け(金属と金属とをローを使い熱で接合すること)ができるような構造となっている。これにより、現地における閉鎖弁18,19と冷媒連絡配管17a,17bとの接合作業では、ネジ締め作業がなくなり、施工性が向上するとともに、冷媒漏れの恐れも低減できている。
ファンガード30は、軟鋼線の3次元一体織グリルとなっており、その全表面に樹脂コーティングが施されている。従来の樹脂製のグリルよりも強度が増しており、耐荷重は60kgfとなっている。また、下記のように、従来の樹脂製グリルに較べて吹き出し面積(開口率)が大きくなっている。
図3において点線で示すものは、正面板21の裏に配置されているスイッチボックス41(図4参照)の内部にある制御基板42である。この制御基板42上には、図10に示すように、複数の押しボタン43が設けられている。
この空気調和装置1では、オプションで圧力計を設置する場合に、従来のように冷媒配管のゲージポートにブルドン管圧力計をフレア接続するのではなく、ロー付けタイプの圧力センサ及び電子式圧力計を付ける仕様となっている。その高精度の電子圧力計により計測された圧力は、冷媒の温度とともに、表示部45に表示される。
空気調和装置1は、自動冷媒充填運転機能を備えている。ここでは、500グラムの高精度で適正冷媒量に充填ができるようになっている。冷媒のボンベを充填用ポートにつないで制御基板42上の押しボタン43の1つを押すと、冷媒自動充填運転が開始され、適正量になると自動的に運転が停止する。また、ボンベが空になると、表示部45に「空」を示す表示が為される。
空気調和装置1は、自動冷媒充填運転後に行う自動試運転機能を備えている。自動冷媒充填運転後に制御基板42上の押しボタン43の1つを押すと、冷媒系統の配管接続間違いチェック、ガス側閉鎖弁18や液側閉鎖弁19の開け忘れチェック、センサチェック、冷媒量チェックが為され、自動的に試運転が終了する。
空気調和装置1は、冷媒漏洩検知運転機能を備えている。この冷媒漏洩検知は、500グラムの精度となっており、その冷媒漏洩検知運転は、制御基板42上の押しボタン43の1つを押すことにより開始される。押しボタン43を押すと、自動的に全室内ユニット3が冷房運転を始め、約30分で冷媒漏洩量を検知して停止し、制御基板42上のLEDによる表示あるいは表示部45のインジケータ表示が為される。そして、例えば初期充填量から0.6キログラムだけ漏洩している場合には、表示部45に、「0.6」という表示が為される。
空気調和装置1では、制御基板42上の押しボタン43の1つを押すことにより、自己診断運転が始まる。この自己診断運転は、点検作業の迅速化に寄与するものであり。故障診断を素早く行うことを可能にする。具体的には、自己診断運転によって、サーミスタ、電磁弁、電動膨張弁のコネクタ抜けや故障、圧縮機の不良、室外ユニット2と室内ユニット3との通信異常などを推測することができる。
(A)
図12に示すように、一対のモータ支持台63について、下から上に向かう空気の流れに対する抵抗を小さくするような構造を採ることが好ましい。
図14に示すように、底フレーム61から上方に延びて閉鎖弁18,19をサポートする取付構造64は、門型になっていることが好ましい。
空気調和装置1の室外ユニット2では、万一の故障時において、故障発生前10分間の運転データ(高圧、低圧、各種設定値、サブクールなど)がスイッチボックス41内のメモリに記憶されるようにしておくことが好ましい。こうしておけば、故障後にデータ分析を詳細に行うことができ、故障原因の究明ができ、対策や故障要因の排除がやりやすくなる。
2 室外ユニット
29 室外ファン
30 ファンガード
31 長離間部31
32 ファン近傍部
100 試験指
OP1 第1開口
OP2 第2開口
Claims (2)
- ファン(29)と、
前記ファンから吹き出された空気を外部に出すための空気吹出口と、
前記空気吹出口を覆うファンガード(30)と、
を備え、
前記ファンガード(30)は、前記空気吹出口と対向し且つ前記ファンから試験指(100)の長さよりも離れている長離間部(31)と、前記長離間部の周縁から前記空気吹出口の周縁に向かって延びる側面部(32)とを有しており、
前記長離間部に形成されている第1開口(OP1)は、前記試験指が挿入可能であり、
前記側面部(32)に形成されている第2開口(OP2)は、前記試験指が挿入不能であり、
前記第2開口(OP2)は、前記空気吹出口から吹き出される空気の流れに沿った第1方向の寸法が、前記第1方向に直交する第2方向の寸法よりも大きい、
空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記ファンは、前記空気吹出口から上方に空気を吹き出すものであり、
前記ファンガードは、前記空気吹出口を形成するケーシングの天板(24)の上に固定され、
前記第2開口(OP2)の前記第2方向は、水平方向であり、
前記第2開口(OP2)の前記第2方向の寸法が、12mmよりも小さく設定されて、前記試験指の前記第2開口(OP2)への挿入が不能になっている、
請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
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