JP2007285457A - ソレノイドバルブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソレノイドバルブの通電制御方法を変えるという複雑な手法によらずに、油圧上昇応答性を高めることができるソレノイドバルブ装置を提供する。
【解決手段】チェックバルブ30を設け、チェックバルブ30により出力ポート11bと外部との連通・遮断を切り替える構成とした。これにより、ソレノイドバルブ10への通電開始から、クラッチピストン室Sが作動油で充填され、クラッチ200の作動が終了するまでの所要時間を、従来のソレノイドバルブ装置における所要時間よりも大幅に短縮することができる。したがって、油圧制御回路1の油圧応答性を高めることが可能なソレノイドバルブ装置を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソレノイドバルブ装置に関するものであり、たとえば車両の自動変速機における油圧制御に用いられて好適である。
従来のソレノイドバルブとして、たとえば、スプール型油圧制御弁がある。このスプール弁型油圧制御弁は、スリーブ(円筒型の弁ハウジング)内にスプール(弁体)を軸方向に摺動可能に収納している。スリーブは、作動油が供給される入力ポート、作動油が送出される出力ポート、出力ポートから流出した作動油の一部が導入されるフィードバックポートを備えている。入力ポートからスプール弁型油圧制御弁内に供給された作動油は、スリーブおよびスプール間の隙間を経て出力ポートから送出される。スプールは、ソレノイドが発生する電磁力により動かされてスプールとの相対位置を制御される。これにより、スリーブおよびスプールの重なり長さ、つまりスリーブおよびスプール間の隙間長さを変えて出力ポートから送出される作動油の流量、圧力が制御される(特許文献1参照)。
従来のソレノイドバルブにおいて、スプールは、リターンスプリングの弾性力によってソレノイドの可動鉄心に押し付けられている。さらに、出力ポートから送出された作動油の一部がフィードバックポートに導入され、その油圧は、スプールに対してソレノイドの可動鉄心に向かう方向に作用する。言い換えると、リターンスプリングの弾性力の作用方向と同一方向に作用する。ソレノイドは通電されると電磁力を発生して可動鉄心をリターンスプリングの弾性力に抗する方向に移動させる。それに応じて、スプールが可動鉄心と一体的に移動する。このとき、スプールは、リターンスプリングの弾性力およびフィードバックポートにおいてスプールに作用する力と、ソレノイドの電磁力とが釣り合う位置で停止する。
従来のソレノイドバルブでは、ソレノイドに通電されていないときにおいて、入力ポートから出力ポートに到る経路方向のスプールおよびスリーブ間の隙間長さは最大であり、出力ポートから送出される作動油圧力は最低である。ソレノイドが通電されてスプールがリターンスプリングの弾性力に抗しつつ移動すると、上述の隙間長さは短くなるとともに出力ポートから送出される作動油圧力が上昇する。ソレノイドが発生する電磁力の大きさはソレノイドに印加される電流値で決まるので、ソレノイドへの通電電流を制御することにより、出力ポートから送出される作動油の圧力が加減される。
従来のソレノイドバルブでは、出力ポートは、作動油の圧力を受けて駆動される被駆動装置、たとえば自動変速機のクラッチに連通するとともにフィードバックポートに連通している。また、入力ポートは作動油供給源(ポンプ等)に連通している。
特開平11−210919号公報
上述した従来のソレノイドバルブ装置が作動油圧力により駆動される被駆動装置、たとえば自動車の自動変速機に適用された場合、ソレノイドバルブの出力ポートは、出力通路を介して自動変速機のクラッチに連通している。そして、作動油圧を制御することにより、クラッチの作動、つまりクラッチの接続・開放を行っている。
クラッチとしては一般に多板クラッチが用いられている。多板クラッチでは、開放状態において摩擦板間に隙間がある。さらに、クラッチピストンは、リターンスプリングの弾性力により摩擦板から離れる方向に付勢されており、クラッチピストンと摩擦板の間にも隙間が形成されている。
ここで、クラッチを開放状態から接続状態にする場合を考える。
クラッチを接続させるためにソレノイドバルブが通電されると、スプールが動いてソレノイドバルブの出力ポートから送出される作動油流量が増大する。これにより、作動油がクラッチピストン背後の空間であるクラッチピストン室に至り、このクラッチピストン室に作動油が充填される。すると、出力ポートから送出される作動油の圧力が上昇し、その圧力を受けてクラッチピストンがリターンスプリングの付勢力に抗して摩擦板に向かって動き始める。クラッチピストンは作動油圧力上昇に連れて移動して摩擦板に当接する。この時点がクラッチの作動開始時点であり、このときの作動油圧力が、クラッチの作動開始圧力である。この後も出力ポートから作動油が供給され続けるので作動油圧力さらには上昇し、クラッチピストンは摩擦板を押しつつさらに移動する。やがて、摩擦板間の隙間が0になる。この時点がクラッチの作動終了点であり、クラッチにおいてトルク伝達が開始される。
自動変速機の制御において、ソレノイドバルブへ通電を開始してからクラッチが作動終了点に到るまでに要する時間をできるだけ短縮したいという要求がある。
この要求を満足させるための手段の一つとして、クラッチピストン室に作動油を充填するのに要する時間を短縮することが考えられる。そのためには、ソレノイドバルブへの通電開始後所定時間だけ出力ポートから送出される作動油流量を増大させることが考えられる。
これを実現する手法として、たとえば、ソレノイドバルブの通電制御方法を工夫することが考えられる。すなわち、ソレノイドバルブへの通電電流を一定に維持するのではなく、通電当初は電流値を高めスプールとスリーブの重なり長さを短く、あるいは0として出力ポートから送出される作動油流量を増大クラッチピストン室を素早く作動油で充填し、その後、電流値を通常値まで引き下げることが考えられる。
しかしながら、この方法によると、ソレノイドバルブを駆動するECU(Erectronic Control Unit)内におけるプログラムが複雑化してECUのコストが上昇する。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、ソレノイドバルブの通電制御方法を変えるという複雑な手法によらずに、油圧上昇応答性を高めることができるソレノイドバルブ装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載のソレノイドバルブ装置は、ソレノイドバルブと、ソレノイドバルブの出力ポートに接続された弁装置とを備えるソレノイドバルブ装置であって、ソレノイドバルブは、その内部に作動油が供給される入力ポート、作動油が送出される出力ポート、および作動油が供給されるフィードバックポートを備え、
前記出力ポートは作動油圧力により駆動される被駆動装置に連通し、
前記弁装置は、前記出力ポート内における作動油圧力が所定値以下の場合は前記出力ポートと外部とを連通させ且つ前記出力ポート内における作動油圧力が所定値を超えた場合は前記出力ポートと外部とを遮断することを特徴としている。
従来のソレノイドバルブ装置においては、ソレノイドバルブ装置が作動しているとき、つまり、ソレノイドバルブに通電されているとき、詳しくは、ソレノイドへの通電電流値が一定のとき、スプールは、リターンスプリングの弾性力およびフィードバックポートにおいてスプールに作用する力と、ソレノイドの電磁力とが釣り合う位置で停止している。何らかの理由でスプール位置が変動すると、フィードバックポートにおいてスプールに作用する力は、スプールを正規の位置に戻すような方向に作用する。これにより、スプール位置、つまり出力ポートにおける作動油圧力を高精度で維持することができる。
言い換えると、従来のソレノイドバルブ装置においては、ソレノイドバルブへの通電開始後所定時間だけスプール位置を出力ポートから送出される作動油流量を増大させる方向に動かすことは、通電電流値を増大させる等しなくてはならない。
一方、本発明の請求項1に記載のソレノイドバルブ装置では、弁装置を設けて、ソレノイドバルブへの通電開始後出力通路内における作動油圧力が所定値以下である間は、出力通路と外部、すなわち圧力がほぼ大気圧である部位と連通させている。このため、出力通路内の作動圧力が従来のソレノイドバルブ装置における出力通路内の作動圧力よりも低下し、スプールに作用する3つの力、すなわち、リターンスプリングの弾性力、フィードバックポートにおいてスプールに作用する力、ソレノイドの電磁力のうちで、フィードバックのポートにおいてスプールに作用する力のみが低下する。これにより、スプールはスリーブとの重なり長さが短くなる方向に移動して出力ポートから流出する作動油流量が増大する。したがって、出力通路を経て作動油圧力により駆動される装置に供給される作動油流量が従来のソレノイドバルブ装置の場合よりも増大する。クラッチピストン背後の空間が作動油で充填されるのに要する時間は、従来のソレノイドバルブ装置の場合よりも短くなる。
さらに出力ポートから作動油が送出されて、出力通路内における作動油圧力が所定値を越えると、弁装置は、出力通路とバルブボディ外部との連通を遮断する。これにより、出力通路内の油圧を確実に上昇させることができるので、作動油圧力により駆動される装置を確実に作動させることができる。
以上により、本発明の請求項1に記載のソレノイドバルブ装置では、弁装置を追加すると言う容易な手段の採用によりクラッチピストン背後の空間が作動油で充填されるのに要する時間を大幅に短縮することによって、油圧上昇応答性を高めることができるソレノイドバルブ装置を提供することができる。
本発明の請求項2に記載のソレノイドバルブ装置は、弁装置は逆止弁であることを特徴としている。
弁装置として逆止弁を用いれば、単純な構造により、油圧上昇応答性を高めることができるソレノイドバルブ装置を実現することができる。
本発明の請求項3に記載のソレノイドバルブ装置は、作動油圧力の前記所定値とは、前記被駆動装置の作動開始圧力よりも高く且つ作動終了圧力よりも低い圧力であることを特徴としている。
このような構成によれば、装置の作動開始までに必要な量の作動油が供給され、さらに作動油圧力が装置の作動開始圧力に近づいた以降においては、出力通路内における作動油の圧力を確実に上昇させることができるので、装置を確実に作動させることができる。
本発明の請求項4に記載のソレノイドバルブ装置は、前記被駆動装置は車両用自動変速機のクラッチであることを特徴としている。
このような構成によれば、クラッチピストン背後の空間を作動油で充填するのに要する時間を従来のソレノイドバルブ装置の場合よりも短縮することができる。したがって、ソレノイドバルブへ通電を開始してからクラッチの接続作動開始までに要する時間をすることができるので、本発明の構成による効果を最大限に発揮させることができる。
以下、本発明によるソレノイドバルブ装置を、自動車の自動変速機に組み込まれて装置であるクラッチ200の作動(接続・開放)を制御する油圧制御回路1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
油圧制御回路1は、作動油の通路である油圧回路を備え、ソレノイドバルブ10により各油圧回路の作動油圧力の調整を行うものである。
図1は、本発明の一実施形態による油圧制御回路1の構成を説明する模式図である。
図2は、油圧制御回路1における、ソレノイドバルブ10への通電電流Iおよび出力通路22内の作動油圧力Pと時間Tとの関係を示すグラフである。
図3および図4は、油圧制御回路1の作動時における、ソレノイドバルブ10のスプール12位置を説明する模式図である。
はじめに、油圧制御回路1の構成について説明する。
油圧制御回路1は、図1に示すように、ソレノイドバルブ10、弁装置としての逆止弁であるチェックバルブ30、ポンプ40から構成されている。
ソレノイドバルブ10としては、いわゆるスプール型油圧制御弁が用いられている。ソレノイドバルブ10は、図1に示すように、スリーブ11とスリーブ11内に摺動自在に嵌合されたスプール12とからなる弁部と、スリーブ11に固定されてスプール12を駆動するための動力を発生するリニアソレノイド13とから構成される。
弁部は、略円筒状に形成されたスリーブ11内にスプール12を軸方向に摺動可能に収納し構成されている。スリーブ11は、作動油が供給される入力ポート11a、作動油が送出される出力ポート11b、出力ポートから流出した作動油の一部が導入されるフィードバックポート11cおよび作動油を排出するドレインポート11dを備えている。スプール12は、図1に示すように、大径部12aを備えている。
スリーブ11のリニアソレノイド13と反対側の端部には、図1に示すように、リターンスプリング14がソレノイドバルブ10の軸方向に配置され、その一端は、スプール12に当接している。リターンスプリング14は、圧縮状態で組み込まれているので、スプール12は、リターンスプリング14の弾性力によりリニアソレノイド13側(図1において右側)に付勢されている。このため、スプール12は、リニアソレノイド13の可動鉄心13cに常時当接している。
ソレノイドバルブ10の駆動手段であるリニアソレノイド13は、図1に示すように、固定鉄心13b、固定鉄心13bの外周に同軸上に配置されたコイル13a、固定鉄心13b内にソレノイドバルブ10の軸方向に移動可能に収容された可動鉄心13cから構成されている。すなわち、図1において左側から、スプール12、可動鉄心13cが直列に且つ互いに当接して配置されている。
なお、図1は、リニアソレノイド13が非通電状態にある場合を示している。この場合、可動鉄心13cおよびスプール12は、リターンスプリング14の付勢力を受けて、可動範囲の一端側、つまり図1中の右側に位置している。
入力ポート11aは、図1に示すように、入力通路21を介して、ポンプ40の吐出口に接続されている。出力ポート11bは、図1に示すように、出力通路22を介して、油圧制御回路1により駆動される被駆動装置であるクラッチ200に連通接続されると同時に、図1に示すように、フィードバックポート11c、および弁装置としての逆止弁であるチェックバルブ30に連通している。
チェックバルブ30は、図1に示すように、ボディ31、ボール32、スプリング33とから構成されている。チェックバルブ30は、その一端を出力通路22に、他端を外部にそれぞれ連通させている。ボール32は、出力通路22内の作動油の圧力が所定値以下の場合は、スプリング33の弾性力により付勢されて、図1に示すように、ボディ31から離れて連通状態となっている。すなわち、出力通路22内の作動油の圧力が所定値以下の場合は、出力通路22は外部に連通している。一方、出力通路22内の作動油の圧力が所定値を超える場合は、チェックバルブ30は遮断状態となり、出力通路22と外部とは遮断されている。
ここで、作動油の圧力の所定値、つまりチェックバルブ30における連通・遮断が切り替わる作動圧力Pcとは、後述するクラッチ200の作動開始圧力Psより高く、且つクラッチ200の作動終了圧力Peより低い圧力である。
次に、油圧制御回路1により駆動される被駆動装置であるクラッチ200の構成および作動について説明する。
クラッチ200は、図1に示すように、回転軸Aの周りに回転するクラッチドラム201、クラッチドラム201内に回転軸A方向に移動可能に配置されたクラッチピストン202、回転軸Aの周りに回転可能に配置されたクラッチハブ203、クラッチピストン202をクラッチハブ203から回転軸A方向に離れる方向に付勢するリターンスプリング204、クラッチドラム201に固定された摩擦板205およびクラッチハブ203に固定された摩擦板206から構成されている。また、油圧制御回路1の出力通路22は、図1に示すように、クラッチドラム201とクラッチピストン202との間に形成される空間であるクラッチピストン室Sに作動油を供給可能に、クラッチドラム201と接続されている。
油圧制御回路1における出力通路22の作動油の圧力が低いときは、クラッチピストン202の背面に作用する作動油圧力による力よりもリターンスプリング204の付勢力のほうが大きい。このため、クラッチピストン202は、図1に示すような位置にある。すなわち、クラッチピストン202は摩擦板205から離れており、且つ摩擦板205は摩擦板206から離れている。このため、クラッチドラム201の回転トルクは、摩擦板205および摩擦板206を介してクラッチハブ203に伝達されず、クラッチハブ203は回転しない。
一方、油圧制御回路1における出力通路22の作動油の圧力が高いときは、クラッチピストン202の背面に作用する作動油圧力による力がリターンスプリング204の付勢力に打ち勝って、クラッチピストン202は、図1において、右方向に移動し摩擦板205に当接する。この時点がクラッチ200の作動開始時点であり、このときの作動油圧力が、クラッチ200の作動開始圧力Psである。クラッチピストン202がさらに移動すると、摩擦板205は、図1において右向きの力を受けつつ摩擦板206に接触する。すなわち、各摩擦板205および各摩擦板206が互いに当接する。このときの作動油圧力が、クラッチ200の作動終了圧力Peである。ここからさらに作動油圧力が上昇すると、クラッチドラム201の回転トルクが、摩擦板205および摩擦板206を介してクラッチハブ203に伝達され、作動油圧力の上昇に連れて摩擦板205および摩擦板206を介してクラッチハブ203へ伝達されるトルクが増大し、やがて規定のトルクに達する。
以上により、油圧制御回路1の出力通路22の作動油を制御することによって、クラッチ200の作動(接続・開放)が制御される。
次に、本発明の一実施形態による油圧制御回路1の作動、すなわち出力回路22内の作動油圧力制御作動について、油圧制御回路1の駆動対象であるクラッチ200の作動と関連付けて説明する。
先ず、ソレノイドバルブ10の基本的な作動について説明する。
ソレノイドバルブ10は、コイル13aが通電されるとその電磁力により可動鉄心13cに図1において左方向へ向かう力が発生し、スプール12を図1において左方向へ向かって押す。コイル13aが発生する電磁力の大きさは、電流値に比例する。
一方、スプール12は、リターンスプリング14の弾性力により、図1において右方向へ向かって付勢されている。また、ソレノイドバルブ10のフィードバックポート11cにおけるスプール12の受圧面積は、図1に示すように、リニアソレノイド13側(図1中の右側)が反対側よりも大きい。このため、フィードバックポート11c部に導入された作動油の圧力により、スプール12は、図1において右方向へ向かって付勢されている。
すなわち、コイル13aに通電された状態において、ソレノイドバルブ10のスプール12には、コイル13aの電磁力による図1の左側に向かう力と、リターンスプリング14の弾性力およびフィードバックポート11cにおける作動油圧力による図1の右側に向かう力とが作用している。スプール12は、これら3つの力が釣り合った位置で停止する。ここで、供給圧力が上昇すると、フィードバックポート11cに導入される作動油圧力も上昇しスプール12に図1において右向きに作用作用する力も増大する。このため、スプール12は右へ移動し、入力ポート11aを閉じ、ドレインポート11dを開くことにより、出力ポート11aから送出される油圧を所定の圧力まで低下させる。すなわち、出力ポート11aから送出される油圧は、コイル13aに通電される電流値によって決まる。
作動油は、スリーブ11とスプール12の大径部12aとの隙間、つまり環状の隙間を通って出力ポート11bへ流れ、出力ポート11bから出力通路22へ流出する。入力ポート11aから出力ポート11bへ流れる作動油の流量は、スリーブ11とスプール12の大径部12aとにより形成される環状の隙間の軸方向長さによって変わり、環状の隙間の長さが短かくなるに連れて増大する。さらにスプール12が移動して大径部12aの端面が入力ポート11aにさしかかると、入力ポート11aから出力ポート11bへ流れる作動油の流量は、さらに増大する。
ソレノイドバルブ10が非通電状態にあるとき、つまり図1に示すような状態においては、スプール12の大径部12aは、スリーブ11の入力ポート11aから出力ポート11bに到る部分と重なり、上述の環状の隙間長さは最大であり、入力ポート11aから出力ポート11bへ流れる作動油の流量は最小である。
ソレノイドバルブ10に通電されると、コイル13aの電磁力を受けてスプール12が図1において左方向へ移動する。すると、スリーブ11とスプール12の大径部12aとにより形成される環状の隙間の軸方向長さが減少し、入力ポート11aから出力ポート11bへ流れる作動油の流量が増加して、出力通路22内の作動油圧力が上昇する。これを受けて、フィードバックポート11cに導入される作動油圧力も上昇し、フィードバックポート11cにおいてスプール12に対して図1の右側に向かって作用する力の大きさも増大する。そして、スプール12は、コイル13aの電磁力による図1の左側に向かう力と、リターンスプリング14の弾性力およびフィードバックポート11cにおける作動油圧力による図1の右側に向かう力とが釣り合った位置で停止し、入力ポート11aから出力ポート11bへ所定流量の作動油が送出され続ける。
次に、従来のソレノイドバルブ装置およびクラッチの作動について、図2に基づいて説明する。
(1)ソレノイドバルブが非通電時。
この場合、従来のソレノイドバルブにおけるスプールは、図1に示す位置にあり、入力ポートから出力ポートへ流れる作動油流量は極わずかである。
(2)ソレノイドバルブへの通電時。
図2に示すように、時刻T0においてソレノイドバルブに電流が印加されると、スプールはソレノイドの電磁力を受けて移動し、図4に示す位置で停止する。これにより、スプールとスリーブとの間の環状隙間の長さが減少し、入力通路から出力通路に送出される作動油流量が増加する。この作動油は、出力通路を経てクラッチへ導かれ、クラッチのクラッチピストン室S内へ流入する。そして、このクラッチピストン室Sが作動油で満たされると、直ちに出力通路内の作動油圧力が上昇して、クラッチピストンがクラッチ接続方向に動き出す。やがてクラッチピストンが摩擦板に当接する(図2において時刻Ts2)。この時点がクラッチの作動開始時点であり、このときの作動油圧力が、クラッチの作動開始圧力Psである。作動油圧力によりさらにクラッチピストンが移動して摩擦板間の隙間がなくなり全ての摩擦板が当接状態となる(図2において時刻Te2)。この時点がクラッチの作動終了点であり、このときの作動油圧力が、クラッチの作動終了圧力がPeである。自動変速機の性能向上のためには、ソレノイドバルブに通電してからクラッチが作動終了するまでの所要時間te2を短縮することへの要求がある。
次に、本発明の一実施形態による油圧制御回路1およびクラッチ200の作動について、説明する。
(1)ソレノイドバルブ10が非通電時。
この場合、スプール12は、図1に示す位置にあり、入力ポート11aから出力ポート11bへ流れる作動油流量は極わずかである。
また、出力通路22内の作動油圧力はチェックバルブ30の作動圧力Pcよりも低い。そのため、チェックバルブ30は、図1に示すように、ボール32がボディ31から離れて開弁状態にある。したがって、出力通路22は、外部と連通しており、出力通路22内の作動油圧力は、ほぼ大気圧となっている。出力ポート11bから送出される作動油はほとんどがチェックバルブ30を通って外部へ流出する。
(2)ソレノイドバルブ10への通電時(出力通路22内の作動油圧力P≦チェックバルブ30の作動圧力Pcのとき)。
図2に示すように、時刻T0においてソレノイドバルブ10に電流値I1が印加されると、スプール12はコイル13aの電磁力の作用で図1の左側に移動する。これにより、入力ポート11aから出力ポート11bへの作動油流量が増加する。しかし、出力通路22内の作動油圧力は依然としてチェックバルブ30の作動圧力Pcよりも低く、チェックバルブ30は開弁状態である。このため、フィードバックポート11cに導入される作動油圧力もほぼ大気圧で、従来のソレノイドバルブ装置におけるソレノイドバルブ通電状態における出力通路内作動油圧力よりも低い。したがって、フィードバックポート11cにおいてスプール12に図1の右向きに作用する力は、従来のソレノイドバルブ装置におけるソレノイドバルブ通電時に比べて小さい。このため、スプール12の大径部12aは、図3に示すように、従来のソレノイドバルブ装置におけるソレノイドバルブ通電時の位置(図3中において二点鎖線で示す位置)よりも左側へ、言い換えると、入力ポート11aから出力ポート11bへの作動油流量がより増加する側へ移動して停止する。すなわち、本発明の一実施形態による油圧制御回路1では、ソレノイドバルブ1への通電直後にソレノイドバルブ1からクラッチ200へ供給される作動油流量は、従来のソレノイドバルブ装置の場合に比べて大幅に増加する。詳しくは、チェックバルブ30が連通状態であるので、出力ポート11bから送出される作動油の一部は、チェックバルブ30を経て外部へ流出するが、それを差し引いても、クラッチ200へ供給される作動油流量は、従来のソレノイドバルブ装置の場合に比べて大幅に増加している。
これにより、本発明の一実施形態による油圧制御回路1では、クラッチ200のクラッチピストン202が摩擦板205に当接する時刻Ts1は、図2に示すように、従来のソレノイドバルブ装置における時刻Ts2よりも早くなる。
クラッチピストン室Sにさらに作動油が供給され作動油圧力が上昇するに連れて、クラッチピストン202は移動を続け、出力通路22内の作動油圧力は、図2に示すように上昇してクラッチの作動終了圧力Peに近づいて行く。やがて、出力通路22内の作動油圧力は、図2に示すように、クラッチの作動終了圧力eよりもわずかに低い圧力であるチェックバルブ30の作動圧力Pcに到る。
(3)ソレノイドバルブ10への通電時(出力通路22内の作動油圧力P>チェックバルブ30の作動圧力Pcのとき)。
出力通路22内の作動油圧力Pが、チェックバルブ30の作動圧力Pcを超えると、図4に示すように、ボール32はスプリング33の付勢力に打ち勝って移動しボディ31に着座してチェックバルブ30が閉弁する。これにより、チェックバルブ30を経てオイルパン50へ流出する作動油流量は0となる。すると、出力通路22内の作動油圧力が上昇してフィードバックポート11cにおいてスプール12に対して図1の右側に向かって作用する力の大きさも増大する。このため、スプール12は、図3に示す位置から右方向に移動して、言い換えると、入力ポート11aから出力ポート11bへ送出される作動油流量を減少させる方向へ移動して、図4に示す位置で停止する。すなわち、従来のソレノイドバルブ装置における、ソレノイドバルブ通電時のスプール位置と等しい位置で停止する。この後直ぐに、出力通路22内の作動油圧力はクラッチ200の作動終了圧力Peに達して、各摩擦板205および各摩擦板206が互いに当接し、クラッチ200の作動が終了する(図2において時刻Te1)。ソレノイドバルブ10に通電開始後、ここまでの経過時間は、図2に示すように、時間te1である。
本発明の一実施形態による油圧制御回路1では、クラッチ200の作動終了時刻Te1は、図2に示すように、従来のソレノイドバルブ装置におけるクラッチの作動終了時刻Te2より大幅に早くなる。
この後は、出力通路22内の作動油圧力は、図2に示すように、従来のソレノイドバルブ装置の場合と同様に上昇し、クラッチ200の伝達トルクが増加していく。
以上説明したように、本発明の一実施形態による油圧制御回路1においては、出力通路22にチェックバルブ30を設け、チェックバルブ30が開弁している間は、出力通路22を低圧部に連通させ、ソレノイドバルブ10のスプール12位置を、従来のソレノイドバルブ装置よりも流量増側へ動かすとともに、チェックバルブ30が閉弁すると出力通路22と外部との連通が遮断され、ソレノイドバルブ10のスプール12位置が、従来のソレノイドバルブ装置と同等位置へ動かす構成としている。
これにより、ソレノイドバルブ1への通電直後にソレノイドバルブ1からクラッチ200へ供給される作動油流量を従来のソレノイドバルブ装置の場合よりも大幅に増加させることができる。その結果、ソレノイドバルブ10への通電開始から、クラッチピストン室Sが作動油により充填され、クラッチ200の作動が終了するまで所要時間を、従来のソレノイドバルブ装置におけるte2からte1へと大幅に短縮することができる。すなわち、油圧制御回路1の油圧応答性を高めることができる。
また、以上説明した本発明の一実施形態による油圧制御回路1においては、チェックバルブ30の連通・遮断が切り替わる作動油圧力Pcを、クラッチ200の作動開始圧力Psより高く、且つクラッチ200の作動終了圧力Peより低い圧力に設定している。
これにより、クラッチ200の作動終了以降における出力通路22内の作動油圧力上昇特性、言い換えるとクラッチ200の接続特性を、従来のソレノイドバルブ装置を用いた場合と同等にすることができる。
なお、以上説明した本発明の一実施形態による油圧制御回路1においては、チェックバルブ30の弁体をボール32により構成した、いわゆるボール弁タイプとしているが、ボール弁タイプに限定する必要はなく、他の形式のチェックバルブを用いてもよい。たとえば、弁体を形持ち板ばね状としたリード弁タイプのチェックバルブを用いてもよい。
また、以上説明した本発明の一実施形態による油圧制御回路1においては、チェックバルブ30をソレノイドバルブ10とは別部品としているが、チェックバルブ30をソレノイドバルブ10と一体化する、つまりソレノイドバルブ10に内蔵する構成としてもよい。
また、以上説明した本発明の一実施形態による油圧制御回路1においては、弁装置として逆止弁であるチェックバルブ30を用いているが、弁装置を逆止弁に限る必要はなく、他のタイプの弁を用いてもよい。たとえば、コイルへの通電・非通電の切り替えにより連通・遮断が切り替えられる電磁バルブを用いてもよい。この場合、出力通路22内の作動油圧力を検出する圧力センサあるいは圧力スイッチを併用し、それらの電気信号レベルに応じて電磁バルブの連通・遮断を切り替えるような構成としてもよい。このような構成によっても、クラッチピストン室Sが作動油で充填されクラッチ200の作動が終了するまでの所要時間を、従来のソレノイドバルブ装置における所要時間より短縮して、油圧制御回路1の油圧応答性を高めることができる。
また、上記の実施例では、本発明によるソレノイドバルブ装置を自動変速機の油圧制御回路1に適用した場合を例に説明したが、他の用途のソレノイドバルブ装置等に本発明を適用しても良い。
本発明の一実施形態による油圧制御回路1の構成を説明する模式図である。 油圧制御回路1における、ソレノイドバルブ10への通電電流および出力通路内の作動油圧力と時間との関係を示すグラフである。 油圧制御回路1の作動時における、ソレノイドバルブ10のスプール12位置を説明する模式図である。 油圧制御回路1の作動時における、ソレノイドバルブ10のスプール12位置を説明する模式図である。
符号の説明
1 油圧制御回路(ソレノイドバルブ装置)
10 ソレノイドバルブ
11 スリーブ
11a 入力ポート
11b 出力ポート
11c フィードバックポート
11d ドレインポート
12 スプール
12a 大径部
13 リニアソレノイド
13a コイル
13b 固定鉄心
13c 可動鉄心
14 リターンスプリング
21 入力通路
22 出力通路
23 ドレイン通路
30 チェックバルブ(弁装置、逆止弁)
31 ボディ
32 ボール
33 スプリング
40 ポンプ
200 クラッチ(装置)
201 クラッチドラム
202 クラッチピストン
203 クラッチハブ
204 リターンスプリング
205 摩擦板
206 摩擦板
A 回転軸
I 電流
P、Pc、Pe、Ps 圧力
S クラッチピストン室
T0、Te1、Te2、Ts1、Ts2 時刻
ts1、ts2 時間

Claims (4)

  1. ソレノイドバルブと、
    前記ソレノイドバルブの出力ポートに接続された弁装置とを備えるソレノイドバルブ装置であって、
    前記ソレノイドバルブは、その内部に作動油が供給される入力ポート、作動油が送出される出力ポート、および作動油が供給されるフィードバックポートを備え、
    前記出力ポートは作動油圧力により駆動される被駆動装置に連通し、
    前記弁装置は、前記出力ポート内における作動油圧力が所定値以下の場合は前記出力ポートと外部とを連通させ且つ前記出力ポート内における作動油圧力が所定値を超えた場合は前記出力ポートと外部とを遮断することを特徴とするソレノイドバルブ装置。
  2. 前記弁装置は逆止弁であることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブ装置。
  3. 作動油圧力の前記所定値とは、前記被駆動装置の作動開始圧力よりも高く且つ作動終了圧力よりも低い圧力であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のソレノイドバルブ装置。
  4. 前記被駆動装置は車両用自動変速機のクラッチであることを特徴とする請求項3に記載のソレノイドバルブ装置。
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