JP2007284241A - 被記録媒体排出装置、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
被記録媒体排出装置、記録装置、液体噴射装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】駆動モータ46によって駆動される伝達ギア50を介して動力が伝達される回転軸40の軸線方向には、用紙と接し且つ回転することにより、記録の行われた用紙を排出する排出駆動ローラ41が適宜の間隔を置いて複数設けられている。伝達ギア50から回転軸40へはトルクリミッタ51を介して動力が伝達される様構成されており、これにより、伝達ギア50から回転軸40へ動力を伝達する際の駆動トルクが所定値を超えた際に、回転軸40に対して伝達ギア50が空転し、排出駆動ローラ41の剪断応力(弾性変形)が解放される。
【選択図】図3
Description
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
本態様によれば、前記第2記録モードにおいて前記搬送手段による被記録媒体の送り速度VAと、前記排出手段による被記録媒体の送り速度VBとの関係が、VA<VBなる関係を満たすように構成されていることから、第2記録モードにおいて搬送手段と排出手段との間で被記録媒体が弛むことなく、良好な記録結果を得ることができるとともに、この様に排出駆動ローラに剪断応力を生じさせ易いモードにおいても、上記第1のまたは第2の態様の作用効果により、第2記録モードから第3記録モードに移行する際の記録の乱れを防止して良好な記録結果を得ることができる。
以下では先ず、図1及び図2を参照しながら、本発明に係る記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概要について説明する。尚、以下では、図1及び図2の左方向(プリンタ前方側)を用紙搬送経路の「下流側」と言い、同右方向を「上流側」と言うこととする。
ホッパ11は板状体から成り、上部の揺動支点11aを中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ11上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ12に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ12から離間させる離間姿勢と、を切り換える。給送ローラ12は側面視略D形の形状を成し、その円弧部分によって圧接した最上位の用紙Pを下流側へ給送する。
搬送手段4の下流側には、インクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)36と、当該記録ヘッド36と対向して配置される紙案内前37とが設けられている。記録ヘッド36はキャリッジ33の底部に設けられ、当該キャリッジ33は主走査方向に延びるキャリッジガイド軸34にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ33は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、記録ヘッド36へとインクを供給する。
本実施形態において排出駆動ローラ41は弾性材(例えば、ゴム)によって形成されるとともに主走査方向に延びる回転軸40の軸線方向に適宜の間隔を置いて複数設けられる。排出従動ローラ42には外周に複数の歯を有する歯付きローラが用いられ(補助ローラ43も同様)、主走査方向に長い形状を成すフレームAssy45(図3)に、複数の排出駆動ローラ41に対応するよう複数設けられる。
尚、搬送手段4と排出手段5との間で、用紙Pは下方に凸となる様に撓み付けられ、これによって紙案内前37からの浮き上がりが防止され、用紙Pの記録面と記録ヘッド36との間のギャップの均一化が図られている。
即ち、用紙Pは、その後端が給送装置2から外れるまでは、紙案内上26の上流に設けられたガイドローラ26にガイドされつつ、緩やかな湾曲姿勢を形成しながら給送される。
図3に示す様に搬送駆動ローラ30の軸端にはプーリが一体的に形成された複合ギア47が取り付けられ、無端ベルト48を介して駆動モータ46から動力が伝達される様に構成されている。一方、排出駆動ローラ41の回転軸40には後述する「トルク規制手段」を構成するトルクリミッタ51を介して伝達ギア50が取り付けられるとともに、中間ギア49を介して駆動モータ46から伝達ギア50に動力が伝達される様に構成されている。
そして用紙P後端が搬送手段4から抜けると、即ち第2記録モードから第3記録モードに移行すると、用紙Pは搬送手段4からの拘束状態から解放され、これによって上記力F2が急激に低下し、記録品質が大きく乱れる虞がある。
Claims (8)
- モータによって駆動される伝達ギアを介して動力が伝達される回転軸の軸線方向に複数設けられ、被記録媒体と接し且つ回転することにより、記録の行われた被記録媒体を排出する排出駆動ローラと、
前記排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラと、を備えた被記録媒体排出装置であって、
前記伝達ギアから前記回転軸へは、トルク規制手段を介して動力が伝達され、
前記伝達ギアから前記回転軸へ動力を伝達する際の駆動トルクが所定値を超えた際に、前記トルク規制手段によって、前記回転軸に対して前記伝達ギアが空転する様構成されている、
ことを特徴とする被記録媒体排出装置。 - モータによって駆動される伝達ギアを介して動力が伝達される回転軸の軸線方向に複数設けられ、被記録媒体と接し且つ回転することにより、記録の行われた被記録媒体を排出する排出駆動ローラと、
前記排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラと、を備えた被記録媒体排出装置であって、
前記伝達ギアから前記回転軸へは、トルク規制手段を介して動力が伝達され、
被記録媒体を排出する際に前記排出駆動ローラの外周面と被記録媒体との間の摩擦力が所定値を超えた際に、前記トルク規制手段によって、前記回転軸に対して前記伝達ギアが空転する様構成されている、
ことを特徴とする被記録媒体排出装置。 - 請求項1または2において、前記排出駆動ローラの外周面が、弾性材によって形成されていることを特徴とする被記録媒体排出装置。
- 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
前記記録手段の上流側に設けられ、被記録媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、
前記記録手段の下流側に設けられ、記録の行われた被記録媒体を排出する、請求項1から3のいずれか1項に記載の前記被記録媒体排出装置と、
を備えていることを特徴とする記録装置。 - 請求項4において、被記録媒体の先端が前記排出手段に到達する迄前記搬送手段のみによって被記録媒体を搬送し且つ記録を行う第1記録モードと、
被記録媒体の先端が前記排出手段に到達し且つ被記録媒体の後端が前記搬送手段の上流側に位置する状態で、前記搬送手段と前記排出手段とによって被記録媒体を搬送し且つ記録を行う第2記録モードと、
被記録媒体の後端が前記搬送手段から外れた後に、前記排出手段のみによって被記録媒体を搬送し且つ記録を行う第3記録モードと、
を実行可能に構成されていることを特徴とする記録装置。 - 請求項5において、前記第2記録モードにおいて前記搬送手段による被記録媒体の送り速度VAと、前記排出手段による被記録媒体の送り速度VBとの関係が、VA<VBなる関係を満たすように構成されている、
ことを特徴とする記録装置。 - 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、
前記液体噴射手段の上流側に設けられ、被噴射媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、
前記液体噴射手段の下流側に設けられ、液体噴射の行われた被噴射媒体を排出する排出手段と、を備えた液体噴射装置であって、
前記排出手段が、モータによって駆動される伝達ギアを介して動力が伝達される回転軸の軸線方向に複数設けられ、被噴射媒体と接し且つ回転することにより、液体噴射の行われた被噴射媒体を排出する排出駆動ローラと、
前記排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラと、を備え、
前記伝達ギアから前記回転軸へは、トルク規制手段を介して動力が伝達され、
前記伝達ギアから前記回転軸へ動力を伝達する際の駆動トルクが所定値を超えた際に、前記トルク規制手段によって、前記回転軸に対して前記伝達ギアが空転する様構成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、
前記液体噴射手段の上流側に設けられ、被噴射媒体を下流側へ搬送する搬送手段と、
前記液体噴射手段の下流側に設けられ、液体噴射の行われた被噴射媒体を排出する排出手段と、を備えた液体噴射装置であって、
前記排出手段が、モータによって駆動される伝達ギアを介して動力が伝達される回転軸の軸線方向に複数設けられ、被噴射媒体と接し且つ回転することにより、液体噴射の行われた被噴射媒体を排出する排出駆動ローラと、
前記排出駆動ローラに接して従動回転する排出従動ローラと、を備え、
前記伝達ギアから前記回転軸へは、トルク規制手段を介して動力が伝達され、
被噴射媒体を排出する際に前記排出駆動ローラの外周面と被噴射媒体との間の摩擦力が所定値を超えた際に、前記トルク規制手段によって、前記伝達ギアに対して前記回転軸が空転する様構成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006116601A JP2007284241A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 被記録媒体排出装置、記録装置、液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006116601A JP2007284241A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 被記録媒体排出装置、記録装置、液体噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007284241A true JP2007284241A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38756374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006116601A Withdrawn JP2007284241A (ja) | 2006-04-20 | 2006-04-20 | 被記録媒体排出装置、記録装置、液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007284241A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01139463A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-05-31 | Canon Inc | シート排出装置 |
JPH05104802A (ja) * | 1991-10-21 | 1993-04-27 | Canon Inc | シート給送装置及び前記シート給送装置を用いた記録装置 |
JP2002003046A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004188801A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Seiko Epson Corp | 被記録材搬送量制御装置、インクジェット式記録装置、液体噴射装置 |
-
2006
- 2006-04-20 JP JP2006116601A patent/JP2007284241A/ja not_active Withdrawn
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