JP2007284071A - キャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトル - Google Patents
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Abstract
【課題】 キャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトルにおいて、より優れた液切れ性を得ること。
【解決手段】 キャップ付きボトル1のキャップ2の内面側に設けられるライナー3を形成するためのキャップライナー用樹脂組成物であって、ポリオレフィン樹脂とエラストマーとで構成された主材に、水酸基の数が0又は1の脂肪酸エステルが添加されている。また、キャップ付きボトル1のキャップ2の内面側に設けられるライナー3が、上記キャップライナー用樹脂組成物を用いて形成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 キャップ付きボトル1のキャップ2の内面側に設けられるライナー3を形成するためのキャップライナー用樹脂組成物であって、ポリオレフィン樹脂とエラストマーとで構成された主材に、水酸基の数が0又は1の脂肪酸エステルが添加されている。また、キャップ付きボトル1のキャップ2の内面側に設けられるライナー3が、上記キャップライナー用樹脂組成物を用いて形成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、液切れ性に優れたキャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトルに関する。
近年、リシール可能なキャップを備えた飲料用等のキャップ付きボトルが広く使われている。また、キャップの材料としては、アルミニウム合金等の金属やプラスチック等が用いられていると共に、ボトル本体の材料としては、アルミニウム合金等の金属、プラスチック又はガラス等が用いられている。
例えば、金属製のキャップとボトル本体とを用いたキャップ付きボトルの例について説明すると、このキャップ付きボトルは、ボトル本体内部に、ビールや炭酸飲料等の液状の内容物を充填し、この後にボトルの口金部(開口部)にキャップ材を被せ、キャップ材にキャッピング加工を施すことにより、キャップ材が口金部に巻き締められると共にボトルの開口部がキャップ材内面に設けられたライナーによってシールされ、キャップ付きボトルに形成される。
このようなキャップのライナーは、樹脂組成物製であり、キャップ本体の天板部内側に密着した状態で設けられている。このキャップを回してキャップの下端部付近に設けられたミシン目を切断し、キャップをボトルから取り外すことにより、炭酸飲料等の内容物を飲むことが可能になる。また、取り外したキャップをボトルに再び取り付けることにより、ライナーによってボトルの開口部がリシールされ、内容物が再びボトル内に封入可能になっている(特許文献1参照)。
しかしながら、キャップ付きボトルでは、ライナーから液だれが生じる不都合があった。従来のライナー材は、内容物が付着し易く、例えば、ボトル本体の口金部におけるねじ部にライナーから液だれした内容物が付着し、乾燥すると、内容物の後が残って見栄えが悪くなったり、キャップの開け閉めがし難くなったり、シール性が低下したりする不都合が生じる。また、開栓時に内容物がキャップから落下又はボトル本体のねじ部等に付着して落下し、手や衣服等を汚すおそれもあった。このため、従来、例えば特許文献2では、ボトル内の内容物と接触する平面の水の接触角を100度以上にして、液だれを抑制したライナーを提案している。
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、上記特許文献2に記載の技術によって液切れ性を向上させることができるが、キャップ付きボトルの保管環境が多様であり、より優れた液切れ性がライナーに要望されている。例えば、キャップ付きボトルを収納した自動販売機では、50℃〜60℃で保温した状態で販売されるもの(ホット販売)や5℃〜10℃に保冷されて販売されるもの(コールド販売)がある。これらの自動販売機では、キャップ付きボトルが横置き状態で内部に保管されているが、内容物がライナー材に長時間接触して充分に濡れた状態となっている。このため、より優れた液切れ性を有していないと、消費者によって開栓されるときにライナーに付着した内容物が落下したり、ガスが充填された内部が陽圧となっている場合には、ライナーに付着している内容物が開栓時に噴出するおそれがあった。特に、ベントホール(キャップ側面の切り込み)を持ったPP(Pilfer Proof)キャップを開栓する場合、キャップが回転し始めてアルミニウム合金のブリッジが切れる前に上記現象が起こるおそれがある。このため、内容物が噴出した場合、キャップ外面が濡れた状態のままブリッジを切断して開栓しなければならず、滑り易く開栓し難くなってしまう不都合がある。
すなわち、上記特許文献2に記載の技術によって液切れ性を向上させることができるが、キャップ付きボトルの保管環境が多様であり、より優れた液切れ性がライナーに要望されている。例えば、キャップ付きボトルを収納した自動販売機では、50℃〜60℃で保温した状態で販売されるもの(ホット販売)や5℃〜10℃に保冷されて販売されるもの(コールド販売)がある。これらの自動販売機では、キャップ付きボトルが横置き状態で内部に保管されているが、内容物がライナー材に長時間接触して充分に濡れた状態となっている。このため、より優れた液切れ性を有していないと、消費者によって開栓されるときにライナーに付着した内容物が落下したり、ガスが充填された内部が陽圧となっている場合には、ライナーに付着している内容物が開栓時に噴出するおそれがあった。特に、ベントホール(キャップ側面の切り込み)を持ったPP(Pilfer Proof)キャップを開栓する場合、キャップが回転し始めてアルミニウム合金のブリッジが切れる前に上記現象が起こるおそれがある。このため、内容物が噴出した場合、キャップ外面が濡れた状態のままブリッジを切断して開栓しなければならず、滑り易く開栓し難くなってしまう不都合がある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、より優れた液切れ性を得ることができるキャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトルを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明のキャップライナー用樹脂組成物は、キャップ付きボトルのキャップの内面側に設けられるライナーを形成するための樹脂組成物であって、ポリオレフィン樹脂とエラストマーとで構成された主材に、水酸基の数が0又は1の脂肪酸エステルが添加されてなることを特徴とする。
本発明のライナーは、キャップ付きボトルのキャップの内面側に設けられるライナーであって、上記本発明のキャップライナー用樹脂組成物を用いて形成されていることを特徴とする。
本発明のキャップは、内面側にライナーが設けられたキャップであって、前記ライナーが、上記本発明のライナーであることを特徴とする。
本発明のキャップ付きボトルは、キャップを備えたボトルであって、前記キャップが、上記本発明のキャップであることを特徴とする。
本発明のキャップは、内面側にライナーが設けられたキャップであって、前記ライナーが、上記本発明のライナーであることを特徴とする。
本発明のキャップ付きボトルは、キャップを備えたボトルであって、前記キャップが、上記本発明のキャップであることを特徴とする。
これらのキャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトルでは、ライナー材として、少ないほど高い撥水性が得られる水酸基の数が0又は1であって食品衛生法で食品添加物として認可されている脂肪酸エステルが添加されているので、高い撥水性による優れた液切れ性を有し、ライナーとした際に内容物が付着し難く、開栓時の液こぼれや液噴き出し等の現象を顕著に改善することができる。
また、本発明のキャップライナー用樹脂組成物は、前記脂肪酸エステルの添加量が1重量%以上かつ15重量%以下であることが好ましい。すなわち、このキャップライナー用樹脂組成物では、脂肪酸エステルの添加量が1重量%以上かつ15重量%以下とすることで、良好なシール性も兼ね備えることができる。なお、脂肪酸エステルの添加量が1重量%以上としたのは、1重量%未満であると上記液切れ性の作用効果を充分に得ることができないためである。
また、本発明のキャップライナー用樹脂組成物は、前記脂肪酸エステルが、グリセリン脂肪酸エステル又はアルコール脂肪酸エステルであることを特徴とする。
また、本発明のキャップライナー用樹脂組成物は、前記脂肪酸エステルが、トリグリセライド又は高級アルコール脂肪酸エステルであることを特徴とする。
また、本発明のキャップライナー用樹脂組成物は、前記エラストマーが、スチレン系又はオレフィン系エラストマーであることを特徴とする。
また、本発明のキャップライナー用樹脂組成物は、前記脂肪酸エステルが、トリグリセライド又は高級アルコール脂肪酸エステルであることを特徴とする。
また、本発明のキャップライナー用樹脂組成物は、前記エラストマーが、スチレン系又はオレフィン系エラストマーであることを特徴とする。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係るキャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトルによれば、ライナー材として、水酸基の数が0又は1で脂肪酸エステルが添加されているので、高い撥水性による優れた液切れ性を有し、内容物の付着、液こぼれ及び液噴き出し等の現象を顕著に改善することができる。したがって、キャップ内面から内容物が落下して手や衣服等に付着したり、キャップ外面が濡れて開栓し難くなる不都合を解消することができる。
すなわち、本発明に係るキャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトルによれば、ライナー材として、水酸基の数が0又は1で脂肪酸エステルが添加されているので、高い撥水性による優れた液切れ性を有し、内容物の付着、液こぼれ及び液噴き出し等の現象を顕著に改善することができる。したがって、キャップ内面から内容物が落下して手や衣服等に付着したり、キャップ外面が濡れて開栓し難くなる不都合を解消することができる。
以下、本発明に係るキャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトルの一実施形態を、図1及び図2を参照しながら説明する。
本実施形態のキャップライナー用樹脂組成物は、図1及び図2に示すように、例えばアルミニウム合金製のキャップ付きボトル1におけるキャップ2の内面側に設けられるライナー3を形成するための樹脂組成物であって、ポリオレフィン樹脂とエラストマーとで構成された主材に、水酸基の数が0又は1の脂肪酸エステルが添加されて形成されている。さらに、上記脂肪酸エステルの添加量は、1重量%以上かつ15重量%以下に設定されている。
上記主材には、ポリオレフィン樹脂とエラストマーの他の樹脂成分も混合することができるが、ポリオレフィン樹脂とエラストマーが主材中90重量%以上含まれていることが好ましく、100重量%であることが最も望ましい。
上記ポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン(低密度ポリエチレンが好ましい)、ポリプロピレン等があげられ、用途によって適宜選択される。レトルト処理等の加熱殺菌処理等を行う用途(以下、レトルト用とも言う)に対しては、耐熱性が高いため、ポリプロピレンが好ましい。また、加熱殺菌処理等を行わない場合(コールド用)には、低密度ポリエチレンが好ましい。なお、ポリオレフィン樹脂は1種又は2種以上混合して用いることができる。また、ポリオレフィン樹脂の質量平均分子量は、例えば1×104〜5×105程度とされる。
上記ポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン(低密度ポリエチレンが好ましい)、ポリプロピレン等があげられ、用途によって適宜選択される。レトルト処理等の加熱殺菌処理等を行う用途(以下、レトルト用とも言う)に対しては、耐熱性が高いため、ポリプロピレンが好ましい。また、加熱殺菌処理等を行わない場合(コールド用)には、低密度ポリエチレンが好ましい。なお、ポリオレフィン樹脂は1種又は2種以上混合して用いることができる。また、ポリオレフィン樹脂の質量平均分子量は、例えば1×104〜5×105程度とされる。
上記エラストマーとしては、熱可塑性エラストマーが好ましく、キャップライナー用樹脂組成物に用いられるものとして多数提案されているものの中等から、特に限定せずに用いることができる。例えば、ポリスチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、塩素化ポリエチレン系エラストマー、ポリ塩化ビニル系エラストマー等を用いることができるが、ポリスチレン系、ポリオレフィン系等がよく用いられる。具体的には、例えば、スチレン・ブタジエンブロック共重合体;硬質セグメントがスチレン、軟質セグメントがエチレン−プロピレン又はエチレンブテンであるブロック重合体(スチレン/エチレン−ブテン/スチレンブロック共重合体、スチレン/エチレン−プロピレン/スチレンブロック共重合体)等があげられる。
なお、エラストマーは1種又は2種以上混合して用いることができる。また、エラストマーの質量平均分子量は例えば5×104〜1×106程度とされる。
なお、エラストマーは1種又は2種以上混合して用いることができる。また、エラストマーの質量平均分子量は例えば5×104〜1×106程度とされる。
上記脂肪酸エステルは、酸とアルコールとから合成されている。各種の脂肪酸エステルがあるが、例えばアセチル化モノグリセライド(CH2OC=OR1CHOR2CH2OR3、R1はアルキル基、R2、R3はアセチル基または水素)等が用いられる。なお、この場合、水酸基の数は0である。
このような脂肪酸エステルとしては、グリセリン脂肪酸エステル又はアルコール脂肪酸エステルであることが好ましく、特にトリグリセライド又は高級アルコール脂肪酸エステルが採用される。
このような脂肪酸エステルとしては、グリセリン脂肪酸エステル又はアルコール脂肪酸エステルであることが好ましく、特にトリグリセライド又は高級アルコール脂肪酸エステルが採用される。
キャップライナー用樹脂組成物は、例えばポリオレフィン樹脂、エラストマー等を含む主材と、上記脂肪酸エステルとを、必要に応じて添加される他の添加剤(軟化剤、安定剤、滑剤、分散剤、着色剤等)と共に溶融混合することにより製造される。この溶融混合方法は、特に限定せず、ニーダー、バンバリーミキサー、ロール、一軸或いは二軸押出機等を用いて行うことができる。また、その際の温度条件は、例えば180℃〜240℃程度とされる。なお、キャップライナー用樹脂組成物は、例えばペレット状に加工して用いられる。
本実施形態のライナー3は、上記キャップライナー用樹脂組成物を用いて円板状の所定形状に形成されている。例えば、シートタイプのライナー3の場合、ペレット状のキャップライナー用樹脂組成物をシート状に加工した後、ライナー形状に打ち抜いて、これを熱圧着によりキャップ材4の内面側に装着し、一体化して設けられる。
また、モールドタイプのライナー3としては、図3の(a)に示すように、上記脂肪酸エステルを添加剤として練り込んだキャップライナー用樹脂組成物を例えばキャップシェルに押出機より溶融状態で押し出して一定量供給し、型押しして形成される。
さらに、ライナー3は、キャップライナー用樹脂組成物のみから形成したものだけでなく、図3の(b)に示すように、例えばキャップライナー用樹脂組成物からなる層3aと、その他の材料からなる他の層3bとを積層した多層構造であっても構わない。なお、多層構造の場合、撥水機能のある上記キャップライナー用樹脂組成物の層3aが最外層に設けられる。
また、モールドタイプのライナー3としては、図3の(a)に示すように、上記脂肪酸エステルを添加剤として練り込んだキャップライナー用樹脂組成物を例えばキャップシェルに押出機より溶融状態で押し出して一定量供給し、型押しして形成される。
さらに、ライナー3は、キャップライナー用樹脂組成物のみから形成したものだけでなく、図3の(b)に示すように、例えばキャップライナー用樹脂組成物からなる層3aと、その他の材料からなる他の層3bとを積層した多層構造であっても構わない。なお、多層構造の場合、撥水機能のある上記キャップライナー用樹脂組成物の層3aが最外層に設けられる。
さらに、本実施形態のキャップ材4は、天板部5と該天板部5の周縁部に設けられる筒状の周壁部6とからなる有底筒状のキャップ本体7と、該キャップ本体7の天板部5の内面側に密着状態で設けられた上記ライナー3とで構成されている。
上記周壁部6は、ナール8、グルーブ9、ミシン目10を有するビード11、及びフレアー12を備えている。
そして、上記キャップ材4をボトル本体13の口金部14に被せ、この状態でキャップ材4にキャッピング加工を施すことにより、キャップ材4が口金部14に巻き締められてキャップ2に成形される。
上記周壁部6は、ナール8、グルーブ9、ミシン目10を有するビード11、及びフレアー12を備えている。
そして、上記キャップ材4をボトル本体13の口金部14に被せ、この状態でキャップ材4にキャッピング加工を施すことにより、キャップ材4が口金部14に巻き締められてキャップ2に成形される。
上記工程は、プレッシャーブロック、プレッシャーブロックインサート、ROローラ、PPローラ等からなるキャッピング装置を用い、ボトル本体13の口金部14に被せたキャップ材4の天板部5をプレッシャーブロックインサートで缶底の方向に押圧し、この状態で、プレッシャーブロックによる絞り加工によってキャップ材4の肩部に段差部15を形成する。さらに、この状態で、ROローラによりキャップ材4の周壁部6に雌ねじとなるねじ部16を形成し、そしてPPローラによるフレアー12をかぶら部17に巻き締める。
このようにして、キャップ材4を口金部14に巻き締めてキャップ2に成形することで、天板部5の内面側のライナー3が口金部14のカール部18に圧接され、それらの間が、ライナー3の作用によりシールされてボトル本体13の内部に炭酸飲料等の内容物が封入され、キャップ付きボトル1が作製される。
このキャップ付きボトル1において、キャップ2を回してビード11をミシン目10から切断し、キャップ2をボトル本体13の口金部14から取り外すことにより、口金部14が開栓されて炭酸飲料等の内容物を飲むことが可能になる。そして、取り外したキャップ2を口金部14に再び取り付けることにより、ライナー3によって口金部14の開口端部がリシールされ、内容物がボトル本体13の内部に封入される。
この本実施形態では、水酸基の数が0又は1であって食品衛生法で食品添加物として認可されている脂肪酸エステルが添加されているので、ライナー材として安全性を有すると共に高い撥水性による優れた液切れ性を有し、ライナー3とした際に内容物が付着し難く、開栓時の液こぼれや液噴き出し等の現象を顕著に改善することができる。したがって、キャップ2内面から内容物が落下して手や衣服等に付着したり、キャップ2外面が濡れて開栓し難くなる不都合を解消することができる。
また、脂肪酸エステルの添加量が1重量%以上かつ15重量%以下とすることで、後述する実施例に示すように、良好なシール性も兼ね備えることができる。
また、脂肪酸エステルの添加量が1重量%以上かつ15重量%以下とすることで、後述する実施例に示すように、良好なシール性も兼ね備えることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、キャップ本体7の材料としてアルミニウム合金等の金属類を採用しているが、例えば合成樹脂等の他の材料で形成しても構わない。
また、ボトル本体13も、アルミニウム合金等の金属で形成した、いわゆるボトル缶のみならず、ガラス瓶、プラスチック瓶、金属瓶等を採用しても構わない。
また、ライナー3の形状、大きさ、キャップ2及びボトル本体13の形状、容量等は用途に応じて適宜選択される。
また、ボトル本体13も、アルミニウム合金等の金属で形成した、いわゆるボトル缶のみならず、ガラス瓶、プラスチック瓶、金属瓶等を採用しても構わない。
また、ライナー3の形状、大きさ、キャップ2及びボトル本体13の形状、容量等は用途に応じて適宜選択される。
次に、本発明に係るキャップライナー用樹脂組成物、ライナー、キャップ及びキャップ付きボトルを、実際に作製した実施例により具体的に説明する。
<実施例1−1〜1−5>
本発明の実施例1−1〜1−5は、
CH2OC=OR1CHOR2CH2OR3(R1はアルキル基、R2、R3はアセチル基または水素)
の構造式を持つアセチル化モノグリセライドであってジアセチルのもの(グリセリンジアセトモノオレエート;水酸基の数は0)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例1−1が1重量%、実施例1−2が2重量%、実施例1−3が10重量%、実施例1−4が15重量%、実施例1−5が20重量%である。
<実施例1−1〜1−5>
本発明の実施例1−1〜1−5は、
CH2OC=OR1CHOR2CH2OR3(R1はアルキル基、R2、R3はアセチル基または水素)
の構造式を持つアセチル化モノグリセライドであってジアセチルのもの(グリセリンジアセトモノオレエート;水酸基の数は0)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例1−1が1重量%、実施例1−2が2重量%、実施例1−3が10重量%、実施例1−4が15重量%、実施例1−5が20重量%である。
<実施例2−1〜3−5>
本発明の実施例2−1〜3−5は、有機酸とモノグリセライドの結合であり水酸基が0〜1個の有機酸モノグリセライドであってコハク酸飽和脂肪酸モノグリセライド(実施例2−1〜2−5;水酸基の数は0〜1)及びジアセチル酒石酸飽和脂肪酸モノグリセライド(実施例3−1〜3−5;水酸基の数は0)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例2−1及び実施例3−1が1重量%、実施例2−2及び実施例3−2が2重量%、実施例2−3及び実施例3−3が10重量%、実施例2−4及び実施例3−4が15重量%、実施例2−5及び実施例3−5が20重量%である。
本発明の実施例2−1〜3−5は、有機酸とモノグリセライドの結合であり水酸基が0〜1個の有機酸モノグリセライドであってコハク酸飽和脂肪酸モノグリセライド(実施例2−1〜2−5;水酸基の数は0〜1)及びジアセチル酒石酸飽和脂肪酸モノグリセライド(実施例3−1〜3−5;水酸基の数は0)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例2−1及び実施例3−1が1重量%、実施例2−2及び実施例3−2が2重量%、実施例2−3及び実施例3−3が10重量%、実施例2−4及び実施例3−4が15重量%、実施例2−5及び実施例3−5が20重量%である。
<実施例4−1〜4−5>
本発明の実施例4−1〜4−5は、グリセリンと脂肪酸との結合であり一般に、
R1C=OOCH2CH(OC=OR2)CH2OC=OR3(R1、R2、R3はアルキル基)
の構造式を持つトリグリセライドであって主成分がC8のアルキル基で残りがC10のもの(カプリル酸トリグリセライド;水酸基の数は0)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例4−1が1重量%、実施例4−2が2重量%、実施例4−3が10重量%、実施例4−4が15重量%、実施例4−5が20重量%である。
本発明の実施例4−1〜4−5は、グリセリンと脂肪酸との結合であり一般に、
R1C=OOCH2CH(OC=OR2)CH2OC=OR3(R1、R2、R3はアルキル基)
の構造式を持つトリグリセライドであって主成分がC8のアルキル基で残りがC10のもの(カプリル酸トリグリセライド;水酸基の数は0)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例4−1が1重量%、実施例4−2が2重量%、実施例4−3が10重量%、実施例4−4が15重量%、実施例4−5が20重量%である。
<実施例5−1〜5〜5>
本発明の実施例5−1〜5−5は、プロピレングリコールと脂肪酸から合成され、一般に、
R1C=OOCH2CHOHCH3(R1はアルキル基)
の構造式で示されるプロピレングリコール脂肪酸エステルであってステレートのもの(プロピレングリコールモノステアレート;水酸基の数は1)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例5−1が1重量%、実施例5−2が2重量%、実施例5−3が10重量%、実施例5−4が15重量%、実施例5−5が20重量%である。
本発明の実施例5−1〜5−5は、プロピレングリコールと脂肪酸から合成され、一般に、
R1C=OOCH2CHOHCH3(R1はアルキル基)
の構造式で示されるプロピレングリコール脂肪酸エステルであってステレートのもの(プロピレングリコールモノステアレート;水酸基の数は1)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例5−1が1重量%、実施例5−2が2重量%、実施例5−3が10重量%、実施例5−4が15重量%、実施例5−5が20重量%である。
<実施例6−1〜6〜5>
本発明の実施例6−1〜6−5は、高級アルコールと脂肪酸との結合であり、一般に
R1C=OOR2(R1、R2はアルキル基)
の構造式で示される高級アルコール脂肪酸エステルのステアリルステアレート(水酸基の数は0)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例6−1が1重量%、実施例6−2が2重量%、実施例6−3が10重量%、実施例6−4が15重量%、実施例6−5が20重量%である。
本発明の実施例6−1〜6−5は、高級アルコールと脂肪酸との結合であり、一般に
R1C=OOR2(R1、R2はアルキル基)
の構造式で示される高級アルコール脂肪酸エステルのステアリルステアレート(水酸基の数は0)を脂肪酸エステルとしたものである。なお、脂肪酸エステルの各添加量は、実施例6−1が1重量%、実施例6−2が2重量%、実施例6−3が10重量%、実施例6−4が15重量%、実施例6−5が20重量%である。
<比較例1〜6>
比較例1〜6として、脂肪酸エステルが無添加であるものや幾つかの水酸基の数が高い脂肪酸エステルを添加したものも供試した。なお、いずれの比較例も、濃度(添加量)は充分効果のあると考えられる10重量%を基準とした。
比較例1は、脂肪酸エステルを全く添加しない従来例である。
比較例2として、ポリグリセリン脂肪酸エステルとしてポリグリセリンポリリシノレート(水酸基の数は6〜7)を用いたものである。
比較例1〜6として、脂肪酸エステルが無添加であるものや幾つかの水酸基の数が高い脂肪酸エステルを添加したものも供試した。なお、いずれの比較例も、濃度(添加量)は充分効果のあると考えられる10重量%を基準とした。
比較例1は、脂肪酸エステルを全く添加しない従来例である。
比較例2として、ポリグリセリン脂肪酸エステルとしてポリグリセリンポリリシノレート(水酸基の数は6〜7)を用いたものである。
比較例3として、グリセリン脂肪酸エステルとしてモノグリセライドのうちグリセリンモノオレート(水酸基の数は2)を用いたものである。なお、モノグリセライドは、
RC=OOCH2CHOHCH2OH(Rはアルキル基)
の構造式で示される。
比較例4として、ソルビタン脂肪酸エステルとしてソルビタントリステアレート(水酸基の数は3)を用いたものである。
RC=OOCH2CHOHCH2OH(Rはアルキル基)
の構造式で示される。
比較例4として、ソルビタン脂肪酸エステルとしてソルビタントリステアレート(水酸基の数は3)を用いたものである。
比較例5として、ポリグリセリン脂肪酸エステルとしてジグリセリンモノステアレート(水酸基の数は3)を用いたものである。
比較例6として、グリセリン脂肪酸エステルとしてグリセリンモノ・ジステアレート(水酸基の数は2〜3)を用いたものである。
比較例6として、グリセリン脂肪酸エステルとしてグリセリンモノ・ジステアレート(水酸基の数は2〜3)を用いたものである。
上記各実施例及び比較例のライナー材は、PPキャップ(口径38mm)の対レトルト用ライナー材として以下のように作製した。
すなわち、ポリプロピレン(MFR 10g/10min)が25〜35重量%、スチレンエチレンプロピレンスチレンのブロック共重合体(MFR 0.01以下、条件230℃−2.16kgf)が30〜50重量%、流動パラフィンが30〜50重量%という組成のスチレン系エラストマー(TPS)を100重量部としたものに、1重量部の酸化チタンと0.5重量部の脂肪酸アミドとを加え、これらに本発明の上記各実施例における脂肪酸エステルを添加剤として一定量加え、混練したものをライナー材とした。また、比較例についても上記と同様にしてライナー材を作製した。なお、比較例1では、上述したようにこれらの添加剤を加えないで同様にライナー材を作製した。
すなわち、ポリプロピレン(MFR 10g/10min)が25〜35重量%、スチレンエチレンプロピレンスチレンのブロック共重合体(MFR 0.01以下、条件230℃−2.16kgf)が30〜50重量%、流動パラフィンが30〜50重量%という組成のスチレン系エラストマー(TPS)を100重量部としたものに、1重量部の酸化チタンと0.5重量部の脂肪酸アミドとを加え、これらに本発明の上記各実施例における脂肪酸エステルを添加剤として一定量加え、混練したものをライナー材とした。また、比較例についても上記と同様にしてライナー材を作製した。なお、比較例1では、上述したようにこれらの添加剤を加えないで同様にライナー材を作製した。
これらのライナー材を、イタリアのサクミ社製のインシェルモールドライナー機でアルミキャップシェルにライナーを形成し、シール性、官能性、液だれ防止性、開栓性について調べた。なお、このライナー材を挿入したキャップを使用してアルミボトル缶310B(入味量 310ml、口径38mm)に85℃の熱水を詰め、ヘッドスペース部に液体窒素を滴下し、内圧が約1.3kg/cm2になるようにセットしてキャッピングした。また、対レトルト用としてさらにこれらを121℃で21分のレトルト処理を加えた。
なお、上記評価項目についての評価条件を以下に示す。
なお、上記評価項目についての評価条件を以下に示す。
<シール性>
シール性は、レトルト後、倒立落下試験でモレの有無を確認する評価であり、以下のような判断基準で評価した。
・落下高さ30cmでモレが認められないものは「○」。
・落下高さ30cmではモレが認められるが20cmではモレが認められないものは「△」。
・落下高さ20cmでモレが認められるものは「×」。
シール性は、レトルト後、倒立落下試験でモレの有無を確認する評価であり、以下のような判断基準で評価した。
・落下高さ30cmでモレが認められないものは「○」。
・落下高さ30cmではモレが認められるが20cmではモレが認められないものは「△」。
・落下高さ20cmでモレが認められるものは「×」。
<官能性>
官能性は、上記の条件でレトルト処理した充填品を1週間40℃にて横倒しで放置させた後、3点識別法でその差を調べた。該評価は、パネル(評価者)数10人で行い、コントロール(基準)として本発明の添加剤を不使用のライナー材を供試している。また、判断基準は以下のように規定した。
・0.1%の危険率で差が有意なものは「×」。
・0.1%の危険率で差が無く、5%で有意なものは「△」。
・5%の危険率で差が有意でないものは「○」。
官能性は、上記の条件でレトルト処理した充填品を1週間40℃にて横倒しで放置させた後、3点識別法でその差を調べた。該評価は、パネル(評価者)数10人で行い、コントロール(基準)として本発明の添加剤を不使用のライナー材を供試している。また、判断基準は以下のように規定した。
・0.1%の危険率で差が有意なものは「×」。
・0.1%の危険率で差が無く、5%で有意なものは「△」。
・5%の危険率で差が有意でないものは「○」。
<液だれ性>(液だれ防止性)
液だれ防止性は、上記方法で充填レトルト処理したものを室温にて1週間倒立放置したのち静かに開栓し、キャップ内面及びボトル外面に付着した水を拭き取り、前後の重量差により水の付着量を測定した。なお、測定値は、試料数3の平均値(mg)とした。
液だれ防止性は、上記方法で充填レトルト処理したものを室温にて1週間倒立放置したのち静かに開栓し、キャップ内面及びボトル外面に付着した水を拭き取り、前後の重量差により水の付着量を測定した。なお、測定値は、試料数3の平均値(mg)とした。
<開栓性>
開栓性は、上記方法で充填レトルト処理したものを室温にて1週間倒立放置したのち開栓し、キャップ開栓性トルクメータにて測定した。なお、測定値は、試料数10の平均値(N・cm)とした。
開栓性は、上記方法で充填レトルト処理したものを室温にて1週間倒立放置したのち開栓し、キャップ開栓性トルクメータにて測定した。なお、測定値は、試料数10の平均値(N・cm)とした。
上記各評価における結果を、表1から表3に示す。
上記表1から表3からわかるように、比較例では液だれ性がいずれも80mg以上であるのに対し、水酸基数が0又は1の脂肪酸エステルを添加した本実施例では、いずれも80mg未満の良好な液だれ性が得られている。また、本実施例においては、脂肪酸エステルの添加量が20重量%のものはシール性について「△」又は「×」の評価となるのに対し、15重量%以下のものはいずれも良好な評価「○」が得られている。
さらに、官能性については、グリセリンジアセトモノオレエートを2重量%以上添加した実施例1−2〜1−5が「△」「×」の評価であるのに対し、これら以外の実施例はいずれも良好な評価「○」が得られている。
なお、開栓性については、全て200N・cm以下の良好な結果が得られている。
なお、開栓性については、全て200N・cm以下の良好な結果が得られている。
1…キャップ付きボトル、2…キャップ、3…ライナー、13…ボトル本体、14…口金部
Claims (8)
- キャップ付きボトルのキャップの内面側に設けられるライナーを形成するための樹脂組成物であって、
ポリオレフィン樹脂とエラストマーとで構成された主材に、水酸基の数が0又は1の脂肪酸エステルが添加されてなることを特徴とするキャップライナー用樹脂組成物。 - 請求項1に記載のキャップライナー用樹脂組成物であって、
前記脂肪酸エステルの添加量が、1重量%以上かつ15重量%以下であることを特徴とするキャップライナー用樹脂組成物。 - 請求項1又は2に記載のキャップライナー用樹脂組成物であって、
前記脂肪酸エステルが、グリセリン脂肪酸エステル又はアルコール脂肪酸エステルであることを特徴とするキャップライナー用樹脂組成物。 - 請求項1又は2に記載のキャップライナー用樹脂組成物であって、
前記脂肪酸エステルが、トリグリセライド又は高級アルコール脂肪酸エステルであることを特徴とするキャップライナー用樹脂組成物。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のキャップライナー用樹脂組成物であって、
前記エラストマーが、スチレン系又はオレフィン系エラストマーであることを特徴とするキャップライナー用樹脂組成物。 - キャップ付きボトルのキャップの内面側に設けられるライナーであって、
請求項1から5のいずれか一項に記載のキャップライナー用樹脂組成物を用いて形成されていることを特徴とするライナー。 - 内面側にライナーが設けられたキャップであって、
前記ライナーが、請求項6に記載のライナーであることを特徴とするキャップ。 - キャップを備えたボトルであって、
前記キャップが、請求項7に記載のキャップであることを特徴とするキャップ付きボトル。
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- 2006-04-12 JP JP2006110333A patent/JP2007284071A/ja active Pending
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