JP2007283669A - インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 印字幅の大きなFMヘッドの印字速度の向上。
【解決手段】 直列に複数配置されたインク供給口のハリの部分の上にノズルフィルタを配置して、ハリ近傍のインクの流抵抗を下げ、印字の限界応答周波数を向上させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体に外部からエネルギーを加えることによって、所望の液体を吐出するインクジェット記録ヘッドに関する。
熱等のエネルギーをインクに与えることで、気泡の発生を促し、この体積変化を利用して吐出口からインクを吐出し、これを記録媒体上に付着させて画像形成を行うインクジェット記録方法が知られている。インクジェット方式の中で、基板に対し垂直にインクを吐出するサイドシューター型(特許文献1)が提案されている。このサイドシューター型では、基板の裏面から表面の吐出圧発生素子部にインクを供給するために、図5にあるように基板501に貫通する穴502を開けている。
又、別の従来例としては、特許文献2をあげることが出来る。
特開平4−10940号公報 特開平10ー138478号公報
従来のサイドシューター型のインクジェット記録ヘッドでは、ヘッド幅が短かったので貫通口は開口部がつながった1つの穴になっていた。しかしながら、ヘッド幅を広くして、大面積に一度に印字できる長尺のヘッド作製しようとすると、インク供給口も長くなり、機械的強度が弱くなりヘッドの変形や破壊などの可能性が増加する。そこで、供給口の長手方向にハリを設ける供給口を分割する必要がある。特許文献2で、ハリによって複数に分割されたインクジェット記録ヘッド用の基板について開示されている。一方、供給口の中にハリを作ると、インクを加熱する吐出圧発生素子部と供給口との間の障害物になり、吐出口へのインクの充填速度に影響を与え、ハリ付近の吐出圧発生素子部は他の部分と均一な吐出性能が得られないという問題があった。
また、従来のインクジェット記録ヘッドでは、図2のように吐出口の全段にノズルフィルターが設けられており、これもインクの充填の際の流抵抗を増加させる要素の一つになっている。
上記のような問題点は、基板にインク吐出圧力発生素子が設けられ、インク吐出圧力発生素子に対向するプレート側に吐出口が配されて、インク内に気泡を発生させて該吐出口基板に垂直にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドにおいて、インク吐出口が樹脂で形成されて吐出口近傍のインク流路に樹脂性のノズルフィルターが配置され、基板にインク供給口がハリを介して長手方向に複数連続して配置されるとともに、ハリ近傍のフィルターの吐出口からの距離が遠くなっていることを特徴とする本発明のインクジェット記録ヘッドによって解決された。
[作用]
連続するインク供給口の間のハリの部分が、供給口から吐出口へ流れるインクの流速を遅くしている。また、吐出口近傍のフィルターもインクの抵抗になっている。そこで、このハリ近傍のフィルターの位置を他のフィルターより吐出口から遠ざけてフィルター間隔を広くして抵抗を低減し、ハリ近傍の吐出圧発生素子へ供給されるインクの流速の乱れを緩和させる。
具体的には、ハリ近傍の吐出口のノズルフィルターを、ハリ上へ形成することによって、実質的にノズルフィルター間隔を局所的に広げ、インクの流抵抗をハリ近傍以外の圧力室と同等にすることによって、印字速度の低下を回避するものである。
以上述べたように本発明によれば、インク供給口をハリによって複数に分割し、ハリ上にノズルフィルターを配置することによって、インクジェット記録ヘッドの幅を広くした場合においても、機械強度が十分に確保され、インク流路の抵抗を増大させることなく高品位な印字が可能なインクジェット記録ヘッドを提供することができる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
[実験]
以下に、本発明に係わる実験について述べる。連続する供給口間のハリ部と開口部での、インク吐出の周波数特性について調べた。
図2は本発明にいたる実験に用いたインクジェット記録ヘッドの基板の吐出口付近の概略(供給口を挟んで対称の位置の吐出口は省略)を示したものである。図3はA−A’断面を示したものである。各吐出口は樹脂の壁202で仕切られた液室を持っており、この液室の前に、同じく樹脂で形成されたノズルフィルター203が設けられている。
インク供給口204から吐出口下部に位置する吐出圧発生素子(ヒーター)206までの距離CHは50μmとした。また吐出口からノズルフィルターまでの距離は40μm、間隔は25μmとした。この時、ハリ205の部分の基板面部の幅を30μmとして、インク吐出が応答できるヒーター電圧パルスの限界周波数を調べた。
図4は、各位置の吐出口の限界応答周波数の関係を示したものである。ハリの真横の吐出口(bit No37)では、限界吐出周波数が4.5KHzであった。また、ハリから供給口に平行な方向に100μm以上離れた吐出口の限界応答周波数は9〜10kHzであった。
図1は本発明による、ハリ近傍のノズルフィルターをハリ上に設置して、吐出口からの距離を90μmとしノズルフィルター間隔を40μmとした。(他のノズルフィルターの吐出口からの距離は60μm、フィルター間隔は25μm)図5はその時の各位置の吐出口の限界応答周波数の関係を示したものである。ハリの真横の吐出口(bit No37)では、限界吐出周波数が6KHzで、図4のものに較べて1.5KHz改善されていた。
また、図6はノズルフィルターをさらに20μm離して、上記と同様に吐出の限界周波数特性を測定した結果である。ハリ真横の吐出口(bit No37)では、限界吐出周波数が7.5KHzで、図4のものに較べて2.5KHz改善されていた。
[実施態様例]
図1は本発明による実施態様例を示すインクジェット記録ヘッドの基板の模式図である。基板としてはSiウエハ、アルミナなどのセラミック、Alなどの金属基板、樹脂等が用いられる。基板の中心部にインクを裏面から供給するための貫通穴104があけられている。インクジェット記録ヘッド吐出口の幅が広くなると、この供給口が基板中心を縦断しているために、基板の強度が低下して、変形や破損が起きる可能性が増える。そこで、供給口を複数に分割して、内部にハリ105を設けて強度増加をはかる。このときハリ上部(インク吐出圧発生素子形成面側)がインク流路の抵抗となり、高い周波数でインクジェットを駆動したときのインク供給の乱れが発生する。これを回避するために、ハリの近傍に位置するノズルフィルター106を、ハリ上に吐出口から遠ざけて配置してノズルフィルターの間隔を相対的に広くして、インク流路の抵抗を下げるようにする。
Siウエハを基板として用いた場合、供給口の幅は一般には50〜300μm、望ましくは80〜200μm、最適には100〜200μmである。供給口の長さは一般には0.5〜3mm、望ましくは1〜2mmである。ハリの吐出圧発生素子形成面側の幅は一般には20〜200μm、望ましくは30〜150μm、最適には50〜120μmである。のハリの幅は、一般には20〜120μm、望ましくは30〜100μm、最適には40〜80μmである。
吐出口101は感光性レジスト等を用いた樹脂製で、吐出口の近傍は樹脂の隔壁102で分離されて液室が形成されており近接する吐出口でインクの流れが干渉しないようになっている。また、各液室の直前には、同様の樹脂製のノズルフィルター103が設けられゴミの進入を防いでいる。ただし、このフィルターもインクの流抵抗が大きくなる原因になっている。本発明では、ノズルフィルターが流抵抗を持っていることを積極的に利用して、ハリ近傍のノズルフィルター106だけをハリ上部へ形成し、フィルター開口部を広くして、ハリによるインク流抵抗の分布を補正するものである。ハリ上に設置するノズルフィルターは、ハリの幅に応じて複数であってもよい。
以下に、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明によるインクジェット記録ヘッド基板のハリ付近の構造を示した模式図である。図7(供給口を挟んで対称の位置の吐出口は省略)は図1の拡大図で、(110)の面方位を持った厚さ600μmのSiウエハ107、平面構造において長辺が(111)面に平行で、幅100μm、長さ2mm、短辺と長辺のなす角が70.5度である、基板に対して、垂直エッチされたインク供給口104が、表面の幅が60μm、裏面の幅が140μmのハリ105を挟んで30個縦列に配置されている。
感光性樹脂で形成された吐出口101の周囲に液室の隔壁102が形成され、液室の前にはノズルフィルター103を形成した。ハリ近傍のフィルター106はハリ上に形成され、他のフィルターよりも液室から30μm遠い位置に配置した。
図8は、インク供給口を基板裏面から見た平面の模式図である。貫通穴表面と鏡像関係に形成した。
図9は、図1のインクジェット記録ヘッドのB−B’断面の模式図である。インク供給口の両側に、厚さ200Å、40μm□のTaNヒーター108が、60μm間隔で配置した。ヒーターの直上には樹脂で吐出口101を形成した。各ヒーターには、厚さ3000ÅのAlCu配線109が接続され、個々に電気信号が供給できるようにした。インク供給口からヒーターまでの流路には樹脂でノズルフィルター103を形成した。ハリ近傍のノズルフィルター106は、ハリ上に形成しヒーターからの距離を遠くした。
このインクジェット記録ヘッドを使って、吐出周波数6KHzで印字テストを行ったが、60mm幅全域にわたって、印字のカスレ、濃度ムラ、インクの不吐出のない高品位な印字物が得られた。
以下に、本発明の他実施例を説明する。
実施例1と同様の構造で、ハリ近傍のフィルター106はハリ上に形成し、他のフィルターよりも液室から50μm遠い位置に配置した。他の部分は実施例1と同じにした。
このインクジェット記録ヘッドを使って、吐出周波数7.5KHzで印字テストを行ったが、60mm幅全域にわたって、印字のカスレ、濃度ムラ、インクの不吐出のない高品位な印字物が得られた。
以下に、本発明の他実施例を説明する。
実施例1と同様の構造であるが、図28のようにハリの表面側の幅を300μmとして、ハリ近傍のフィルター401,402の2個をハリ上に形成し、他のフィルターよりも液室から50μm遠い位置に配置した。他の部分は実施例1と同じにした。
このインクジェット記録ヘッドを使って、吐出周波数4.5KHzで印字テストを行ったが、60mm幅全域にわたって、印字のカスレ、濃度ムラ、インクの不吐出のない高品位な印字物が得られた。
以下に、本発明の他実施例を説明する。
実施例1と同様の構造であるが、図29のようにハリの表面側の幅を400μmとして、ハリ近傍のフィルター501,502、503の3個を等間隔にハリ上に形成し、他のフィルターよりも液室から50μm遠い位置に配置した。他の部分は実施例1と同じにした。
このインクジェット記録ヘッドを使って、吐出周波数4KHzで印字テストを行ったが、60mm幅全域にわたって、印字のカスレ、濃度ムラ、インクの不吐出のない高品位な印字物が得られた。
以下に、本発明によるインクジェット記録ヘッドの他の製造方法について、順を追って説明する。
図10のように、厚さ630μm、5インチΦの(110)面のSiウエハ301の上を熱酸化して、SiO2層302を6000Å形成した。次に、SiO2をパターニングして供給口開口部303を形成した。スパッターでAlCu膜を2000Å堆積した。この膜のCuの含有量は0.5%であった。フォトリソ技術によって図11のように犠牲層304下層電極配線305を形成した。犠牲層の幅は150μm、長辺方向は2mmで、隣接した犠牲層間のハリ(平面図7の105)に相当する部分の幅は、60μmとした。犠牲層は、ハリを挟んで40本直列に並べた。
次に、エッチングストップ層として、プラズマCVDでSiN膜306を6000Å堆積した。
この時の成膜条件は、SiH4/NH3/N2= 500/1500/6300sccm、圧力1500mtorr、基板温度400℃、RF1700Wであった。
フォトリソ技術を使い、図12のように犠牲層306をパターニングした後、層間絶縁膜307としてSiONを14000Å成膜した。この時の成膜パラメーターは、SiH4/N2O/N2= 250/1200/4000sccm、圧力1500mtorr、基板温度380℃、RF1700W、組成比Si/O/N=37/61/2であった。
この後は、図13のように層間絶縁膜にコンタクトホール308を形成し、TaSiN(組成比44/43/13)を500ÅとAlを3000Å連続成膜してパターニングして、図14のようにヒーター309と上部配線310を形成した。
次にヒーター保護膜311として、プラズマCVDのSiNを3000Å堆積、パターニングした。成膜条件は、SiH4/NH3/N2= 180/480/2000sccm、圧力1500mtorr、基板温度320℃、RF1700Wであった。
さらに、インクの発泡によるキャビテーションからヒーターを保護するため、Taを2300Åをスパッターで堆積パターニングして、耐キャビテーション膜312を形成した。
樹脂製のノズルの密着性を上げるためと、裏面をアルカリエッチャントから保護するために、耐食性の高いポリエーテルアミド系樹脂膜(日立化成製 HIMAL)313を2μm塗布焼成して形成し、図17のようにヒーター部とインク供給口部をパターニングで露出させた。
感光性樹脂としてポリメチルイソプロペニルケトン(東京応化ODUR−1010)を20μm塗布してパターニングして、図18のようにインク流路形成材314を形成した。この時、型材でノズルフィルターが形成される凹部315のうち、ハリ部近傍のものは図1のようにハリ上に形成した。(この時、ハリ近傍の断面では、図9の様にノズルフィルターを吐出口から離れて形成した)
さらに表1に示した感光性樹脂318を10μm塗布しパタ−ニングして、図19のようにインク吐出口317とノズルフィルター316を形成した。
ノズル形成面側を保護するために、ゴム系レジスト(東京応化製OBC)で保護膜319を形成した。ノズル形成された裏面の樹脂層とSiO2をパターンニングして、インク供給口320を形成した。この時のパターンは、図8のように表面の犠牲層とは鏡像関係になるような平行四辺形にした。そして、表面と同様にハリに相当する部分の幅を120μm設けた。
次に裏面のインク供給口パターン部の平行四辺形の窓の狭角に隣接した部分に、図22のようにYAGレーザーで非貫通のエッチング先導孔321を開けた。この時の穴の径は30〜35μm、深さは440〜550μmであった。
この基板を22%のTMAH水溶液に浸漬して異方性エッチングした。エッチャント温度は83℃、エッチング時間は7時間30分とした。これは基板の厚み630μmをジャストエッチする時間に対して10%のオーバーエッチ時間とした。
エッチングは図24のようにAlCuの犠牲層まで進み、エッチングストップ層306の前で止まっている。この時、エッチングストップ層に亀裂はなく、流路形成樹脂層314やノズル部317へのエッチング液の浸入は見られなかった。
次に、図25のようにエッチングストップ層のSiONとSiNをCDE法によって除去した。エッチング条件は、CF4/O2/N2=300/250/5sccm、RF800W、圧力250mtorrであった。
図26のようにメチルイソブチルケトンに浸漬後、キシレン中で超音波を掛け保護膜を除去して、乳酸メチル中で超音波を掛け樹脂314を除去して、インク流路322を形成しインクジェット記録ヘッドができた。
このインクジェット記録ヘッドを使って、吐出周波数7KHzで印字テストを行ったが、80mm幅全域にわたって、印字のカスレ、濃度ムラ、インクの不吐出のない高品位な印字物が得られた。
Figure 2007283669
本発明によるインクジェット記録ヘッドの基板を示す概略図。 従来のインクジェット記録ヘッドの基板構造を示す概略図。 図2の断面構造。 従来のインクジェット記録ヘッドのインク吐出限界応答周波数特性。 本発明によるインクジェット記録ヘッドのインク吐出限界応答周波数特性。 本発明によるインクジェット記録ヘッドのインク吐出限界応答周波数特性。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの平面概略図。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの裏面概略図。 図1の断面構造。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの工程フロー。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの平面概略図。 本発明によるインクジェット記録ヘッドの平面概略図。
符号の説明
101 インク吐出口
102 液室隔壁
103 ノズルフィルター
104 インク供給口
105 ハリ
106 ハリ上に形成したノズルフィルター
107 シリコン基板
108 ヒーター
109 電極
201 インク吐出口
202 液室隔壁
203 ノズルフィルター
204 インク供給口
205 ハリ
206 ヒーター
207 下層電極
208 上層電極
301 Si基板
302 絶縁膜
303 インク供給口パターン
304 犠牲層
305 下層配線
306 エッチングストップ層
307 層間絶縁膜
308 コンタクトホール
309 ヒーター
310 上層配線
311 ヒーター保護膜
312 耐キャビテーション膜
313 ポリエーテルアミド樹脂膜
314 流路形成樹脂
315 ノズルフィルターが形成される型材凹部
316 ノズルフィルター
317 インク吐出口
318 ノズル形成樹脂
319 保護膜
320 インク供給口パターン
321 レーザー先導孔
322 インク流路
401 ハリ上に形成したノズルフィルター
402 ハリ上に形成したノズルフィルター
501 ハリ上に形成したノズルフィルター
502 ハリ上に形成したノズルフィルター
503 ハリ上に形成したノズルフィルター

Claims (4)

  1. 吐出口基板にインク吐出圧力発生素子が設けられ、インク吐出圧力発生素子に対向するプレート側に吐出口が配されて、インク内に気泡を発生させて該吐出口基板に垂直にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドにおいて、
    インク吐出口近傍のインク流路にノズルフィルターが配置され、該吐出口基板にインク供給口がハリを介して長手方向に複数連続して配置されると共に、該ハリ近傍のフィルターの吐出口からの距離が遠くなっていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. ハリ近傍の吐出口のノズルフィルターを、ハリ上へ形成することによって、ノズルフィルター間隔を局所的に広げたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 吐出口基板にインク吐出圧力発生素子が設けられ、該インク吐出圧力発生素子に対向するプレート側に吐出口が配されており、インク内に気泡を発生させて該吐出口基板に垂直にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドにおいて、インク吐出口近傍のインク流路にノズルフィルターが配置され、該吐出口基板にインク供給口がハリを介して長手方向に複数連続して配置されると共に、ハリ近傍の吐出口のノズルフィルターを、ハリ上へ等間隔で複数形成したことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  4. シリコン基板にインク供給口として複数のスルーホールが直列に形成されたインクジェット記録ヘッドの製造方法であって、該シリコン基板表面のインク供給口の形成部に選択的にエッチングが可能な複数の犠牲層を設ける工程と、前記基板上に該犠牲層を被覆するように耐エッチング性を有するパッシベーション層を形成する工程と、該犠牲層に対応する基板裏面部に一部にハリを残すように分離されたエッチングマスク開口部を設ける工程と、該犠牲層に近接してインク吐出用のヒーターおよび配線を形成する工程と、該ヒーター上に感光性樹脂でノズルフィルター、インク液室およびインク吐出口を形成する工程とを有し、ハリ部近傍のノズルフィルターはハリ上に形成すると共に、該インク吐出口形成樹脂表面を保護膜で覆う工程と、前述の裏面開口部より前記犠牲層が露出するまで基板を結晶軸異方性エッチングでエッチングする工程と、前記エッチング工程により露出した部分より前記犠牲層をエッチング除去する工程と、前記パッシベーション層を除去しインク供給口を形成する工程とを有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。
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