JP2007283635A - 診断装置、診断装置の制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び画像形成システム - Google Patents

診断装置、診断装置の制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】自己診断機能の精度を向上し、サービスマンの経験によらず正確なメンテナンスを行うことを可能にし、異常が発生した場合の原因究明に費やす時間を削減すること。
【解決手段】診断装置は、画像形成装置で異常が発生した場合、異常情報、異常発生箇所情報、使用モード情報、及び環境情報をデータベースサーバへ送信し、データベースサーバから異常原因及び対策内容を受信する。サービスマンは、受信された異常原因及び対策内容が正しいかどうかの評価を入力し、入力された評価をデータベースサーバへ送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に異常が発生したことを検知してその原因を診断する診断装置、診断装置の制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び画像形成システムに関する。
従来、用紙に画像を形成する画像形成装置において、自己診断機能を有するものがあった(例えば、特許文献1参照)。自己診断機能とは、ユーザやサービスマンが、その診断結果を元に「紙ジャムの処理」「部品の交換」「トラブルの処理」などといったメンテナンス作業を行い、トラブルの対処を迅速に行うことを目的とする機能の総称である。この機能により画像形成装置を効率良く使用することができるようになる。
従来の自己診断機能においては、画像形成装置が稼動を開始してから常時各種センサ出力に基づいて異常が無いかどうかの監視を行い、異常が発生した場合はトラブル箇所の表示や通報を行っている。例えば、異常の発生した部位のセンサ情報や、あるタイミングで発生するはずのイベントが起きなかったり起き続けたりといった情報から自己診断を行っていた。一例をあげると、紙ジャムなどでは、ジャムが発生した前後のセンサタイミングイベントの異常等に基づき、ジャムが発生した部分を特定し自己診断していた。
図10に従来の自己診断の簡単なフローチャートを示す。まず、画像形成装置の稼動が開始すると(S1000)、各部位に異常が発生していないかを監視する(S1001)。そして、異常が発生しているかどうかを判断し(S1002)、異常が発生していない場合はステップS1001に戻るが、異常が発生している場合は画像形成装置内のセンサ出力等に基づいて異常箇所を特定する(S1003)。異常箇所が特定されたら、どのような異常が発生したかという異常現象(状態)を特定し表示する(S1004)。
特開2003−66774号公報
しかしながら、従来の画像形成装置に搭載されている自己診断機能は、上記した通り直接的な異常箇所の特定が主であり、実際の主原因が他の部分にあっても、その切り分けが困難であった。
例えば、画像形成装置内部の定着器で温度が上がらないエラーが発生した場合、その定着器のどの部位が破損したために当該エラーが発生したかの特定までには至らず、現象として単に定着エラーを表示するのみであった。
したがって、真の原因にたどり着くために人為的な手段で時間をかけて原因を突き止めたり、結局原因がわからなかった場合はおそらく原因であるだろう部分を含む周辺のユニットごと交換してしまったりしていた。
また、原因を探し出すのは経験に頼ることが多いので、ユーザやサービスマンによって修復内容にバラツキも発生することも少なくなく、時間的にも経済的にも効率が良いとはいえなかった。
そこで、本発明は、自己診断機能の精度を向上し、サービスマンの経験によらず正確なメンテナンスを行うことが可能になり、異常が発生した場合の原因究明に費やす時間を削減することができる診断装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る診断装置は、情報処理装置とネットワークを介して接続され、画像形成装置で発生する異常を診断する診断装置であって、前記画像形成装置から情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報に基づいて前記画像形成装置で異常が発生したかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により異常が発生したと判定されたことに応じて、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を前記情報処理装置へ送信する異常情報送信手段と、前記情報処理装置から、少なくとも異常に対する対策内容を含む第2の情報を受信する対策内容受信手段と、前記対策内容受信手段により受信された前記第2の情報に対する評価を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された評価を前記情報処理装置へ送信する評価送信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る診断装置の制御方法は、情報処理装置とネットワークを介して接続され、画像形成装置で発生する異常を診断する診断装置の制御方法であって、前記画像形成装置から情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得された情報に基づいて前記画像形成装置で異常が発生したかどうかを判定する判定ステップと、前記判定ステップで異常が発生したと判定されたことに応じて、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を前記情報処理装置へ送信する異常情報送信ステップと、前記情報処理装置から、少なくとも異常に対する対策内容を含む第2の情報を受信する対策内容受信ステップと、前記対策内容受信ステップで受信された前記第2の情報に対する評価を入力する入力ステップと、前記入力ステップ入力された評価を前記情報処理装置へ送信する評価送信ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置は、画像形成装置で発生する異常を診断する診断装置とネットワークを介して接続された情報処理装置であって、前記診断装置から、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を受信する異常情報受信手段と、少なくとも前記画像形成装置で発生する異常情報及び異常に対する対策内容を含む情報を記憶する記憶手段と、前記異常情報受信手段により受信された前記第1の情報に基づいて前記記憶手段を検索する検索手段と、前記検索手段による検索結果に基づき、少なくとも前記異常に対する対策内容を含む第2の情報を前記診断装置に送信する対策内容送信手段と、前記第2の情報に対する評価を前記診断装置から受信する評価受信手段と、前記評価結果受信手段により受信された前記評価に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を更新する更新手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、少なくとも画像形成装置で発生する異常情報及び異常に対する対策内容を含む情報を記憶する記憶手段を有し、該画像形成装置で発生する異常を診断する診断装置とネットワークを介して接続された情報処理装置の制御方法であって、前記診断装置から、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を受信する異常情報受信ステップと、前記異常情報受信ステップで受信された前記第1の情報に基づいて前記記憶手段を検索する検索ステップと、前記検索ステップにおける検索結果に基づき、少なくとも前記異常に対する対策内容を含む第2の情報を前記診断装置に送信する対策内容送信ステップと、前記第2の情報に対する評価を前記診断装置から受信する評価受信ステップと、前記評価結果受信ステップで受信された前記評価に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を更新する更新ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成システムは、画像形成装置、診断装置、及び情報処理装置から構成され、該画像形成装置で発生する異常を診断する画像形成システムであって、前記診断装置に設けられ、前記画像形成装置から情報を取得する取得手段と、前記診断装置に設けられ、前記取得手段により取得された情報に基づいて前記画像形成装置で異常が発生したかどうかを判定する判定手段と、前記診断装置に設けられ、前記判定手段により異常が発生したと判定されたことに応じて、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を前記情報処理装置へ送信する異常情報送信手段と、前記情報処理装置に設けられ、少なくとも前記画像形成装置で発生する異常情報及び異常に対する対策内容を含む情報を記憶する記憶手段と、前記情報処理装置に設けられ、前記異常情報送信手段により送信された前記第1の情報に基づいて前記記憶手段を検索する検索手段と、前記情報処理装置に設けられ、前記検索手段による検索結果に基づき、少なくとも前記異常に対する対策内容を含む第2の情報を前記診断装置に送信する対策内容送信手段と、前記診断装置に設けられ、前記対策内容送信手段により送信された前記第2の情報に対する評価を入力する入力手段と、前記診断装置に設けられ、前記入力手段により入力された評価を前記情報処理装置へ送信する評価送信手段と、前記情報処理装置に設けられ、前記評価結果送信手段により送信された前記評価に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を更新する更新手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、自己診断機能の精度が向上し、サービスマンの経験によらず正確なメンテナンスを行うことが可能になり、異常が発生した場合の原因究明に費やす時間を削減することができる。
図1は、画像形成装置201、診断装置202、及びデータベースサーバ203がネットワーク204を介してどのように接続されているかを説明する図である。本図において、診断装置202は画像形成装置201の内部に設置されており、データベースサーバ203はネットワーク204を介して画像形成装置201と接続されて情報のやり取りを行う。
図2は、画像形成装置201の内部を簡単に表したブロック図である。同図において、画像形成装置201は、制御部211及び画像形成部212を有するとともに、内部に診断装置202が設けられている。
制御部211は、画像形成部212に制御信号や画像データを送る。画像形成部212は、制御部211から送られてきた制御信号や画像データに基づいて用紙に画像形成を行う。診断装置202は、制御部211と画像形成部212の制御信号やセンサ信号などを常時監視している。
図3は、診断装置202の内部を簡単に表したブロック図である。診断装置202の内部では、装置内部信号入力部214によって制御部211及び画像形成部212からの各種情報が入力される。装置内部信号入力部214によって入力された制御部211及び画像形成部212からの各種情報は、状態判定部215に送られる。
そして、状態判定部215がエラーと判定した場合、エラー表示部216へエラー情報を送り、エラー表示を行う。同時にデータ送受信部217へエラー情報を送り、データ送受信部217によってデータベースサーバ203へエラー情報を送信する。また、データ送受信部217はデータベースサーバ203から過去案件情報を受信し、状態判定部215に送るが、この点についての詳細は後述する。
図4は、データベースサーバ203の内部を簡単に表したブロック図である。データベースサーバ203は、ネットワーク204を介してデータ受信部218によってエラー情報を受信し、受信したエラー情報を検索用データとしてデータ検索部219へと送る。データ検索部219は、データベース部220の保有するデータを検索し、検索結果をデータ送信部222へと送る。
一方、データ加工部221は、後述する評価結果データをデータベース部220へ保管するために、評価結果データを加工する。この点についての詳細は後述する。
図5は、画像形成装置201の制御内容を表すフローチャートである。画像形成装置201の稼動が開始すると(S500)、自己診断機能があるかどうかを判断する(S501)。自己診断機能があると判断した場合は、自己診断機能によって画像形成装置201の内部の監視を行う(S502)。ステップS502の自己診断においては、診断装置202内の装置内部信号入力部214によって、画像形成装置201内部の各種情報が収集される。
その後、収集した情報に基づいて画像形成装置201に異常が発生したかどうかを状態判定部215によって判断し(S503)、異常が発生していないと判断された場合はステップS502に移る。ステップS503において、異常が発生したと判断された場合は、異常が発生した旨をエラー表示部216に表示する(S504)。
ステップS501において、自己診断機能がないと判断された場合において、画像形成装置201に異常が発生した場合には(S505)、サービスマン等がパソコンまたは画像形成装置201の操作部からのエラー情報を入力し(S506)、上記ステップS504に移る。
ここで、エラー情報には、画像形成装置201の異常状況を示す異常情報A、異常発生箇所情報B、使用モード情報C、環境情報Dなどが含まれる。自己診断機能を有する場合には、これらエラー情報A〜Dは、装置内部信号入力部214によって収集された情報に基づいて診断装置202で自動的に生成されることから、サービスマンが入力する必要は無い。なお、これらA〜Dのエラー情報は一例である。
ステップS504で異常発生の表示がなされた後、上記エラー情報A〜Dがデータ送受信部217によってデータベースサーバ203に送信される(S507)。その後、後述する図6のステップS603において、データベースサーバ203から異常原因Eとその対策内容Fを示すデータが送信されるが、これらのデータがデータ送受信部217によって受信されたかどうかを判断する(S508)。受信された場合は、異常原因Eとその対策内容Fをエラー表示部216に表示し(S509)、表示内容に基づいてサービスマン等がメンテナンスを行う(S510)。
次に、メンテナンスを行ったサービスマン等は、パソコンまたは画像形成装置201の操作部から評価結果を入力する(S511)。例えば、データベースサーバ203から受信した異常原因Eとその対策内容Fの情報が正しければ正しかった旨を入力し、正しくなければ真の異常原因と、異常から復帰させる為に行った対策内容を入力する。
評価結果が入力されると、データ送受信部217はデータベースサーバ203に、評価結果として上記A〜Dの情報に異常原因Eとその対策内容Fを付加した情報を送信する(S512)。以上の処理を終えることで、画像形成装置201は異常状態から復帰し、再び通常稼動を開始する(S513)。その後、ステップS501に戻る。
図6は、データベースサーバ203の制御内容を表すフローチャートである。データベースサーバ203の稼動が開始すると(S600)、前述のステップS507において画像形成装置201から送信された異常情報A、異常発生箇所情報B、使用モード情報C、環境情報Dを受信したかどうかを判断する(S601)。
上記A〜D等のエラー情報を受信した場合、受信したこれらのエラー情報を検索用データとして、データベース部220から過去の同様のトラブル案件を検索する(S602)。
ステップS602の検索処理について、図7を用いて具体的に説明する。データベースサーバ203には、過去に発生したトラブル情報が、異常情報A、異常発生箇所情報B、使用モード情報C、環境情報D、異常原因E、対策内容F、発生件数Gに分類され、コード化された上データベース部220内に記憶されている。
データ検索部219は、ステップS601において受信した異常情報A、異常発生箇所情報B、使用モード情報C、環境情報Dに基づき、一致するトラブル案件をデータベース部220から検索する(S701)。検索においては、異常情報A、異常発生箇所情報Bを優先的にデータベース部220内のデータとコードを照らし合わせて検索を開始するよう構成してもよい。
ここで、上記A〜Dの情報のうち、4項目とも一致した場合(S702)、一致したトラブル案件の中から最も発生件数Gの多いものを選択する(S703)。そして、選択された最も発生件数Gの多いトラブル案件に対応する異常原因E及び対策内容Fを、データベース部220から検索結果として取得する(S704)。
また、上記A〜Dの情報のうち、3項目が一致した場合(S705〜S707)、2項目が一致した場合(S708〜S710)、1項目のみが一致した場合(S711〜S713)についても上記と同様の処理を行う。1つも項目が一致しなかった場合には、新規トラブルとして対応する(S714)。この場合は、検索結果無しとして扱う。
図6の説明に戻り、ステップS602で検索結果(異常原因E、対策内容F)を取得した後、この検索結果を画像形成装置201内の診断装置202に送信する(S603)。そして、前述したステップS512で送信された評価結果を受信したかどうかを判断する(S604)。評価結果を受信した場合、データ加工部221は、以降の他機種他機番へも使用可能な検索データとして評価結果データにコードを付加し(S605)、データベース部220に保存することで更新する(S606)。
図8は、画像形成装置の自己診断機能を具体的な事例で示す図である。基本的な動作は図5のとおりである。例として、図8の画像形成装置201内部の定着部205に紙ジャムが発生した場合、診断装置202が異常情報A、異常発生箇所情報B、使用モード情報C、環境情報Dをコード化した後、即座にデータベースサーバ203へ送信する。
具体的には、異常情報Aはジャム発生情報、異常発生箇所情報Bは定着部を示す情報、使用モード情報Cは片面/両面やカラー/白黒等のモード情報、環境情報Dは温度や湿度を示す情報である。その他、枚数カウンタや各センサの通過時間等の情報もコード化して送信する。
送信された情報を元に、データベースサーバ203はデータベース部220に記憶されている過去事例から同様案件を探し出して異常原因E及び対策内容Fを取得し、送信元である画像形成装置201の診断装置202に送信する。例えば、異常原因Eとして「定着ローラの寿命」、対策内容Fとして「定着ローラの交換」を示す情報をコード化して送信する。
送信された情報を元に、診断装置202はその診断結果(異常原因E及び対策内容F)を画像形成装置201のエラー表示部216に表示する。表示された結果を元に、サービスマンがジャム処理と定着ローラの交換処理でメンテナンスを行い、その後自己診断機能の結果を実際に行ったメンテナンス結果を元に、適正であったか評価する。
評価内容は、正誤や具体的なメンテナンス内容と共にデータベースサーバ203へ自動的に送られ、データ加工部221によって今後の自己診断時の過去案件として加工され、データベース部220に保存される。データベースサーバ203から受信した内容で間違いなかった場合、「正しかった」という情報が送られサーバに蓄積される。間違っていた場合は、新しい過去事例として登録される。
次に、図7の説明をより詳細に行うべく、図9を用いてコードの一致検索についての説明を行う。図において、異常情報A、異常発生箇所情報B、使用モード情報C、環境情報D、異常原因E、対策内容F、発生件数Gは、コード化されてデータベースサーバ203内のデータベース部220に記憶されている。
A〜Gまでは全て紐付けられ個別に切り離されて取り扱われることはできなくなっている。また、図9では簡便のためアルファベットで表記しているが実際は2進、8進、10進、16進などより多くデータを扱えるコードを使う。
太破線の四角で囲まれた範囲901は、一致検索で項目が一致した部分である。細一点鎖線の四角で囲まれた範囲902は、A〜Dの項目の一致件数が最も多かったものである。星印は、A〜Gのコードのうち重要度が高いものを示す。すなわち、コードA1が検索項目のうち最も重要度が高いことを示す。
データベースサーバ203内では、診断装置202から送られたコードA〜Dとデータベース部220に記憶された情報との一致検索が行われ、A〜Dの項目の一致件数が最も多かったものがまず選択される。
次に、一致件数が最も多かったものが選択された中から、データベースサーバ203側のコードで重要度の高いもの(星印)と一致しているものが選別される。ここで、A〜Dの項目の一致件数が同じで、重要度の高いコードも同じく一致しているものが複数あった場合、その異常の発生件数Gの高いものが最終的に選択される。
図9に示した例では、A〜Dの4項目全て一致するデータが2つあるが、発生件数G1>G2であるので、図の一番上のデータが選択される。そして、異常原因E1及び対策内容F1が診断装置202に送信されることになる。
なお、以上で説明した実施形態では、データベースサーバ203内で検索を行うものについて説明したが、画像形成装置201内の診断装置202がデータベースサーバ203内を検索するように構成してもよい。この場合、データベースサーバ203側から自発的に情報を検索、比較、送信はしない。
また、表示は画像形成装置201のエラー表示部216に表示されるが、同時にネットワークで接続された特定の機器、例えばサービス拠点にある端末の表示画面やサービスマンが携帯しているモバイル機器に表示するよう構成してもよい。ネットワーク上の機器の表示に関しては、Webベースでの表示や専用アプリケーションを用いた表示が挙げられる。
また、診断装置202から送信されるデータは異常情報A、異常発生箇所情報B、使用モード情報C、及び環境情報Dとしたが、これら全部でなくとも、この中から少なくとも1つ以上を送信するようにしてもよい。同様に、データベースサーバ203から送信されるデータは異常原因E及び対策内容Fとしたが、対策内容Fだけを送信するようにしてもよい。
機器の接続を表す図である。 画像形成装置201の内部を表すブロック図である。 診断装置202の内部を表すブロック図である。 データベースサーバ203の内部を表したブロック図である。 画像形成装置201の制御内容を表すフローチャートである。 データベースサーバ203の制御内容を表すフローチャートである。 検索処理についての具体的内容を表す図である。 具体的な異常発生事例を説明する図である。 コードの一致検索について詳細に説明する図である。 従来の自己診断のフローチャートを説明した図である。
符号の説明
201 画像形成装置
202 診断装置
203 データベースサーバ
204 ネットワーク
211 制御部
212 画像形成
214 装置内部信号入力
215 状態判定部
216 エラー表示部
217 データ送受信
218 データ受信
219 データ検索
220 データベース
221 データ加工部
222 データ送信部

Claims (12)

  1. 情報処理装置とネットワークを介して接続され、画像形成装置で発生する異常を診断する診断装置であって、
    前記画像形成装置から情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報に基づいて前記画像形成装置で異常が発生したかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により異常が発生したと判定されたことに応じて、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を前記情報処理装置へ送信する異常情報送信手段と、
    前記情報処理装置から、少なくとも異常に対する対策内容を含む第2の情報を受信する対策内容受信手段と、
    前記対策内容受信手段により受信された前記第2の情報に対する評価を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された評価を前記情報処理装置へ送信する評価送信手段と、
    を有することを特徴とする診断装置。
  2. 前記第1の情報には、前記画像形成装置で発生した異常情報の他に、異常発生箇所情報、使用モード情報、及び環境情報が含まれることを特徴とする請求項1記載の診断装置。
  3. 前記第2の情報には、前記異常に対する対策内容の他に、異常原因を示す情報が含まれることを特徴とする請求項1記載の診断装置。
  4. 前記第1の情報は、前記診断装置で自動的に生成されることを特徴とする請求項1記載の診断装置。
  5. 前記第1の情報は、サービスマンにより手動で入力されることを特徴とする請求項1記載の診断装置。
  6. 前記対策内容受信手段により受信された内容は、前記画像形成装置に設けられた表示手段に表示されることを特徴とする請求項1記載の診断装置。
  7. 前記対策内容受信手段により受信された内容は、ネットワークを介して接続された他の機器に設けられた表示手段に表示されることを特徴とする請求項1記載の診断装置。
  8. 情報処理装置とネットワークを介して接続され、画像形成装置で発生する異常を診断する診断装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置から情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された情報に基づいて前記画像形成装置で異常が発生したかどうかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで異常が発生したと判定されたことに応じて、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を前記情報処理装置へ送信する異常情報送信ステップと、
    前記情報処理装置から、少なくとも異常に対する対策内容を含む第2の情報を受信する対策内容受信ステップと、
    前記対策内容受信ステップで受信された前記第2の情報に対する評価を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップ入力された評価を前記情報処理装置へ送信する評価送信ステップと、
    を有することを特徴とする診断装置の制御方法。
  9. 画像形成装置で発生する異常を診断する診断装置とネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
    前記診断装置から、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を受信する異常情報受信手段と、
    少なくとも前記画像形成装置で発生する異常情報及び異常に対する対策内容を含む情報を記憶する記憶手段と、
    前記異常情報受信手段により受信された前記第1の情報に基づいて前記記憶手段を検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索結果に基づき、少なくとも前記異常に対する対策内容を含む第2の情報を前記診断装置に送信する対策内容送信手段と、
    前記第2の情報に対する評価を前記診断装置から受信する評価受信手段と、
    前記評価受信手段により受信された前記評価に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を更新する更新手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記記憶手段に記憶されている情報には、重要度の高いものに重み付けされていることを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 少なくとも画像形成装置で発生する異常情報及び異常に対する対策内容を含む情報を記憶する記憶手段を有し、該画像形成装置で発生する異常を診断する診断装置とネットワークを介して接続された情報処理装置の制御方法であって、
    前記診断装置から、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を受信する異常情報受信ステップと、
    前記異常情報受信ステップで受信された前記第1の情報に基づいて前記記憶手段を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにおける検索結果に基づき、少なくとも前記異常に対する対策内容を含む第2の情報を前記診断装置に送信する対策内容送信ステップと、
    前記第2の情報に対する評価を前記診断装置から受信する評価受信ステップと、
    前記評価受信ステップで受信された前記評価に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を更新する更新ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. 画像形成装置、診断装置、及び情報処理装置から構成され、該画像形成装置で発生する異常を診断する画像形成システムであって、
    前記診断装置に設けられ、前記画像形成装置から情報を取得する取得手段と、
    前記診断装置に設けられ、前記取得手段により取得された情報に基づいて前記画像形成装置で異常が発生したかどうかを判定する判定手段と、
    前記診断装置に設けられ、前記判定手段により異常が発生したと判定されたことに応じて、少なくとも前記画像形成装置で発生した異常情報を含む第1の情報を前記情報処理装置へ送信する異常情報送信手段と、
    前記情報処理装置に設けられ、少なくとも前記画像形成装置で発生する異常情報及び異常に対する対策内容を含む情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報処理装置に設けられ、前記異常情報送信手段により送信された前記第1の情報に基づいて前記記憶手段を検索する検索手段と、
    前記情報処理装置に設けられ、前記検索手段による検索結果に基づき、少なくとも前記異常に対する対策内容を含む第2の情報を前記診断装置に送信する対策内容送信手段と、
    前記診断装置に設けられ、前記対策内容送信手段により送信された前記第2の情報に対する評価を入力する入力手段と、
    前記診断装置に設けられ、前記入力手段により入力された評価を前記情報処理装置へ送信する評価送信手段と、
    前記情報処理装置に設けられ、前記評価送信手段により送信された前記評価に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を更新する更新手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
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