JP2007283620A - 液体噴射ヘッドの製造方法 - Google Patents

液体噴射ヘッドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007283620A
JP2007283620A JP2006112986A JP2006112986A JP2007283620A JP 2007283620 A JP2007283620 A JP 2007283620A JP 2006112986 A JP2006112986 A JP 2006112986A JP 2006112986 A JP2006112986 A JP 2006112986A JP 2007283620 A JP2007283620 A JP 2007283620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
ferroelectric
ferroelectric film
forming
lower electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006112986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007283620A5 (ja
Inventor
Ichiro Asaoka
一郎 朝岡
Masako Maruyama
真子 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006112986A priority Critical patent/JP2007283620A/ja
Publication of JP2007283620A publication Critical patent/JP2007283620A/ja
Publication of JP2007283620A5 publication Critical patent/JP2007283620A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】圧電体層の結晶の整合性を良好に保ち、圧電素子の性能が低下することを抑えることができる液体噴射ヘッドを提供する。
【解決手段】液体噴射ヘッドの製造方法は、まず、シリコンウエハ110上に下電極膜60を形成し、下電極膜60上に第1強誘電体膜71aを形成する。次に、レジスト膜200をマスクとして、下電極膜60及び第1強誘電体膜71aをパターニングする。そのあと、レジスト膜200を除去し、第1強誘電体膜71a上に、第2強誘電体膜71bを形成するための結晶種65Aをスパッタ法で形成する。次に、スパッタのプラズマによってダメージ(結晶欠陥)を受けた第1強誘電体膜71aを回復させるためのアニール処理を行う。そして、ダメージが回復された第1強誘電体膜71a上に、第2強誘電体膜を形成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、液体噴射ヘッドの製造方法に関し、特に、圧電素子の変位によりインクを吐出する液体噴射ヘッドの製造方法に関する。
上記した液体噴射ヘッドは、インク滴を吐出するノズル開口孔と、ノズル開口孔と連通する圧力発生室と、圧力発生室の一部に設けられた振動板とを有する。液体噴射ヘッドは、この振動板を圧電素子により変形させ、圧力発生室のインクを加圧することにより、ノズル開口孔からインク滴を吐出させている。また、液体噴射ヘッドは、圧電素子の軸方向に伸長または収縮する縦振動モードの圧電アクチュエータを使用したものと、たわみ振動モードの圧電アクチュエータを使用したものの、2種類が実用化されている。
たわみ振動モードの圧電アクチュエータを利用した液体噴射ヘッドの製造方法は、例えば、特許文献1に記載のように、まず、成膜技術によって振動板上の全体に下電極膜を形成する。次に、下電極膜上に複数の強誘電体膜からなる圧電体層を形成する。圧電体層を形成する方法として、下電極膜上に結晶種を形成し、この結晶種を基に第1強誘電体膜を形成する。同じようにして、第1強誘電体膜上に結晶種を形成し、この結晶種を基に第2強誘電体膜を形成する。そのあと、第2強誘電体膜上に、残りの強誘電体膜を形成することにより、圧電体層を有する圧電素子が完成する。
特開2000−326503号公報
しかしながら、結晶種を形成するのにスパッタ法を用いた場合、スパッタのプラズマによって、予め形成されている第1強誘電体膜の表面がダメージ(例えば、結晶欠陥)を受ける場合がある。第1強誘電体膜がダメージを受けることによって、その上に形成された第2強誘電体膜の膜質(結晶性)との整合性が悪くなり、その結果、圧電素子の性能が低下するという問題があった。
本発明は、圧電体層の結晶の整合性を良好に保ち、圧電素子の性能が低下することを抑えることができる液体噴射ヘッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る液体噴射ヘッドの製造方法は、液体を噴射するノズル開口孔に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板と、前記流路形成基板の一方面側の領域に振動板を介して設けられた下電極膜と、前記下電極膜上に設けられ複数層の強誘電体膜で構成される圧電体層と、前記圧電体層上に設けられた上電極膜と、を有する圧電素子が備えられた液体噴射ヘッドの製造方法であって、前記流路形成基板上に前記下電極膜を形成する工程と、前記下電極膜上に強誘電体前駆体膜を形成し、前記強誘電体前駆体膜を脱脂及び焼成することで前記圧電体層を構成する第1強誘電体膜を形成する工程と、前記下電極膜及び前記第1強誘電体膜を所定形状にパターニングする工程と、前記パターニングされた前記下電極膜及び前記第1強誘電体膜を含む前記流路形成基板上に、スパッタ法を用いて結晶の核となる結晶種を形成する工程と、前記スパッタによる前記第1強誘電体膜に生じたダメージを回復させることが可能な温度で熱処理を行う工程と、前記第1強誘電体膜上に強誘電体前駆体を形成し、それを脱脂及び焼成することで第2強誘電体膜を形成する工程と、前記第2強誘電体膜上に強誘電体前駆体膜を形成しそれを脱脂及び焼成して前記強誘電体膜を形成する工程を複数回繰り返すことにより前記第2強誘電体膜上に残りの強誘電体膜を形成して前記圧電体層を形成する工程と、前記圧電体層上に前記上電極膜を形成後、前記上電極膜及び前記圧電体層をパターニングして前記圧電素子を形成する工程と、を有することを特徴とする。
この方法によれば、第1強誘電体膜上に第2強誘電体膜を形成するための結晶種をスパッタによって形成した際に、スパッタのプラズマによって第1強誘電体膜の表面がダメージを受けたとしても、引き続く工程の熱処理によってダメージを回復させる(修復させる)ことが可能となる。よって、第1強誘電体膜の膜質(結晶性)とその上に形成する第2強誘電体膜の膜質(結晶性)との整合性を良好に保つことができる。その結果、圧電素子の性能が低下することを抑えることができる。
本発明に係る液体噴射ヘッドの製造方法では、前記熱処理を行う工程は、前記第1強誘電体膜を形成した温度より高い温度で前記熱処理を行うことを特徴とする。
この方法によれば、第1強誘電体膜を形成した温度(焼成温度)より高い温度で熱処理を行うので、第1強誘電体膜の膜質(結晶性)をダメージを受ける前の膜質に回復させることができる。よって、第1強誘電体膜の膜質とその上に形成する第2強誘電体膜の膜質との整合性を良好に保つことができる。その結果、圧電素子の性能が低下することを抑えることができる。
本発明に係る液体噴射ヘッドの製造方法では、前記ダメージは、結晶欠陥であり、前記熱処理によって前記結晶欠陥を回復させることを特徴とする。
この方法によれば、結晶種をスパッタによって形成した際に、スパッタのプラズマによって第1強誘電体膜の表面に結晶欠陥が発生したとしても、熱処理によって結晶欠陥を修復させることが可能となるので、第1強誘電体膜の結晶性と、その上に形成する第2強誘電体膜の結晶性との整合性を良好に保つことができる。その結果、圧電素子の性能が低下することを抑えることができる。
以下、本発明に係る液体噴射ヘッドの製造方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、液体噴射ヘッドとしてのインクジェット式記録ヘッドの構造を模式的に示す分解斜視図である。図2は、インクジェット式記録ヘッドの構造を示す模式図であり、(a)は模式平面図、(b)は模式断面図である。図3は、圧電素子の層構造を示す模式断面図である。以下、インクジェット式記録ヘッドの構造を、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、流路形成基板10は、例えば、面方位(110)のシリコン単結晶基板で構成されている。流路形成基板10の一方の面には、予め熱酸化により形成した二酸化シリコンからなる弾性膜50が形成されている。弾性膜50の厚みは、例えば、1〜2μmである。また、流路形成基板10には、その幅方向に複数の圧力発生室12が並設されている。また、流路形成基板10における圧力発生室12の長手方向の外側には、連通部13が形成されている。連通部13は、各圧力発生室12毎に設けられたインク供給路14を介して、各圧力発生室12と連通されている。
なお、連通部13は、後述する封止基板30のリザーバ部32と連通して各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100(図2(b)参照)の一部を構成する。インク供給路14は、圧力発生室12よりも狭い幅で形成されており、連通部13から圧力発生室12に流入する液体としてのインクの流路抵抗が一定になるように保持している。
圧力発生室12などは、弾性膜50とは反対側の面から流路形成基板10を異方性エッチングすることによって形成されている。異方性エッチングは、例えば、シリコン単結晶基板のエッチングレートの違いを利用して行われる。詳しくは、流路形成基板10が面方位(110)のシリコン単結晶基板からなり、面方位(110)と比較して面方位(111)のエッチングレートが約1/180であるという性質を利用して行われる。すなわち、シリコン単結晶基板をKOHなどのアルカリ溶液に浸漬すると、徐々に侵食されて(110)面に垂直な第1の(111)面と、この第1の(111)面と約70度の角度をなし且つ(110)面と約35度の角度をなす第2の(111)面とが出現する。
異方性エッチングにより、二つの第1の(111)面と斜めの二つの第2の(111)面とで形成される平行四辺形状の深さ加工を基本として精密加工を行うことができ、圧力発生室12を高密度で配列することができる。本実施形態では、各圧力発生室12の長辺を第1の(111)面で、短辺を第2の(111)面で形成している。この圧力発生室12は、流路形成基板10をほぼ貫通して弾性膜50に達するまでエッチングすることによって形成されている。なお、弾性膜50は、シリコン単結晶基板をエッチングするアルカリ溶液に浸される量がきわめて小さい。
このような圧力発生室12などが形成される流路形成基板10の厚さは、圧力発生室12を配設する密度に合わせて最適な厚さを選択することが望ましい。例えば、1インチ当たり180個(180dpi)程度に圧力発生室12を配置する場合には、流路形成基板10の厚さは、180〜280μm程度、より望ましくは、220μm程度とするのが好適である。また、例えば、360dpi程度と比較的高密度に圧力発生室12を配置する場合には、流路形成基板10の厚さは、100μm以下とするのが望ましい。これは、隣接する圧力発生室12間の隔壁11の剛性を保ちつつ、配列密度を高くできるからである。
流路形成基板10の開口面側には、各圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍に連通するノズル開口孔21が穿設されたノズルプレート20が、マスク膜51を介して、接着剤や熱溶着フィルムなどによって固着されている。
ノズルプレート20の厚みは、例えば、0.1〜1mmである。また、ノズルプレート20は、線膨張係数が300℃以下で、例えば、2.5〜4.5[×10-6/℃]であるガラスセラミックス、シリコン単結晶基板、不錆鋼などからなる。インク滴吐出圧力をインクに与える圧力発生室12の大きさと、インク滴を吐出するノズル開口孔21の大きさとは、吐出するインク滴の量、吐出スピード、吐出周波数に応じて最適化される。例えば、1インチ当たり360個のインク滴を記録する場合、ノズル開口孔21は、数十μmの直径で精度よく形成する必要がある。
流路形成基板10における開口面と反対側には、上記したように、弾性膜50が形成されており、この弾性膜50上には、厚みが例えば0.4μmの絶縁体膜55が形成されている。
絶縁体膜55上には、図2(b)に示すように、例えば、厚みが0.2μmの下電極膜60と、厚みが1.0μmの圧電体層70と、厚みが0.05μmの上電極膜80とが、後述するプロセスで積層形成されて、圧電素子300を構成している。
圧電素子300は、下電極膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含む部分をいう。詳しくは、例えば、圧電素子300の一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。また、一方の電極及び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態では、下電極膜60を共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としている。なお、駆動回路や配線の都合でこれを逆としても支障はない。いずれの場合においても、各圧力発生室12毎に圧電体能動部が形成されていることになる。また、圧電素子300と、圧電素子300の駆動により変位が生じる振動板とを合わせて、圧電アクチュエータと称する。また、下電極膜60がパターニングされた弾性膜50及び絶縁体膜55が振動板として作用する。
下電極膜60は、圧力発生室12の両端部近傍でそれぞれパターニングされ、圧力発生室12の並設方向に沿って連続的に設けられている。また、圧力発生室12に対向する領域の下電極膜60の端面は、絶縁体膜55に対して所定角度で傾斜する傾斜面となっている(図3参照)。
圧電体層70は、各圧力発生室12毎に独立して設けられ、図3に示すように、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛等の強誘電材料からなる複数層の強誘電体膜71(71a〜71f)で構成されている。また、強誘電体膜71のうち最下層である第1強誘電体膜71aは、下電極膜60上のみに設けられている。この第1強誘電体膜71aの端面は、下電極膜60の端面に連続する傾斜面となっている。そして、第1強誘電体膜71a上に形成される第2強誘電体膜71b〜第6強誘電体膜71fは、第1強誘電体膜71a上から絶縁体膜55上までを覆って設けられている(図3参照)。
上電極膜80は、圧電体層70と同様に各圧力発生室12毎に独立して設けられている。各上電極膜80には、例えば、金(Au)等からなる絶縁体膜55上まで延設されるリード電極90がそれぞれ接続されている。圧電素子300が形成された流路形成基板10上には、圧電素子300に対向する領域に、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を確保した状態で、その空間を密封することが可能な圧電素子保持領域31を有する封止基板30が接合されている。そして、上記したように、封止基板30には、各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100を構成するリザーバ部32が設けられている。さらに、封止基板30上には、剛性が低く可撓性を有する材料で形成される封止膜41と、金属などの硬質の材料で形成される固定板42とからなる、コンプライアンス基板40が接合されている。なお、固定板42のリザーバ100に対向する領域は、厚さ方向に除去された開口部43となっており、リザーバ100の一方面は、封止膜41のみで封止されている。
以上のようなインクジェット式記録ヘッドは、図示しない外部インク供給手段からインクを取り込み、リザーバ100からノズル開口孔21に至るまで内部をインクで満たした後、図示しない駆動回路からの記録信号に従い、外部配線を介して圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、弾性膜50、絶縁体膜55、下電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まり、ノズル開口孔21からインク滴が吐出される。
図4〜図8は、インクジェット式記録ヘッドの製造方法、特に、圧電素子の形成方法を工程順に示す模式断面図である。以下、インクジェット式記録ヘッドの製造方法を、図4〜図8を参照しながら説明する。
まず、図4(a)に示すように、流路形成基板10となるシリコンウエハ110を約1100℃の拡散炉で熱酸化して弾性膜50及びマスク膜51を構成する二酸化シリコン膜52を全面に形成する。
次に、図4(b)に示すように、弾性膜50(二酸化シリコン膜52)上に、ジルコニウム(Zr)層を形成し、そのあと、例えば、500〜1200℃の拡散炉で熱酸化して酸化ジルコニウム(ZrO2)からなる絶縁体膜55を形成する。
次いで、図4(c)に示すように、絶縁体膜55上に下電極膜60を形成する。下電極膜60の材料としては、白金、イリジウムなどが好適である。これは、スパッタリング法やゾル−ゲル法で成膜する後述の圧電体層70は、成膜後に大気雰囲気下又は酸化雰囲気下で600℃〜1000℃程度の温度で焼結して結晶化させる必要があるからである。すなわち、下電極膜60の材料は、このような高温、酸化雰囲気下で導電性を保持できなければならず、圧電体層70としてチタン酸ジルコン酸鉛を用いる場合には、酸化鉛の拡散による導電性の変化が少ないことが望ましく、これらの理由から、白金、イリジウムなどが好適である。
次に、下電極膜60上に圧電体層70(図7(b)参照)を形成する。圧電体層70は、上記したように、複数層の強誘電体膜71a〜71fを積層することによって形成されている。強誘電体膜71a〜71fは、例えば、ゾル−ゲル法を用いて形成している。詳しくは、金属有機物を触媒に溶解および分散し、ゾルを塗布乾燥しゲル化して強誘電体前駆体膜72を形成し、更に、この強誘電体前駆体膜72を脱脂して有機成分を離脱させた後、焼成して結晶化させることで各強誘電体膜71a〜71fを得ている。
詳しくは、まず、図5(a)に示すように、下電極膜60上に、チタン又は酸化チタンからなる結晶種(層)65をスパッタ法により形成する。結晶種65は、圧電体層70の結晶の核となる。
次に、図5(b)に示すように、第1強誘電体膜71aを形成する。まず、例えば、スピンコート法などの塗布法により、未結晶の強誘電体前駆体膜72aを形成する。強誘電体前駆体膜72aの厚さは、一層当たりの焼成後の厚みが0.1μm程度になるように形成する。詳しくは、強誘電体前駆体膜72aを、一度の塗布によって約0.15μm程度の厚さで形成する。そのあと、この強誘電体前駆体膜72aを所定の温度と時間で乾燥させて溶媒を蒸発させる。強誘電体前駆体膜72aを乾燥させる温度は、例えば、150℃以上200℃以下であることが好ましく、好適には180℃程度である。また、乾燥させる時間は、例えば、5分以上15分以下であることが好ましく、好適には10分程度である。
そのあと、乾燥した強誘電体前駆体膜72aを所定温度で脱脂する。なお、ここでいう脱脂とは、強誘電体前駆体膜72aの有機成分、例えば、NO2(二酸化窒素)、CO2(二酸化炭素)、H2O(水)等を離脱させることである。また、脱脂時のシリコンウエハ110の加熱温度は、300℃以上500℃以下の範囲が好ましい。これは、温度が高すぎると、強誘電体前駆体膜72aの結晶化が始まってしまい、温度が低すぎると、十分な脱脂が行えないためである。本実施形態では、ホットプレートによってシリコンウエハ110を400℃程度に加熱して、強誘電体前駆体膜72aの脱脂を行う。これにより、強誘電体前駆体膜72aに結晶核を多く発生させることができるため、後述する焼成工程を経て得られる第1強誘電体膜71aの緻密性及び配向性が向上する。このように、強誘電体前駆体膜72aの脱脂を行った後、シリコンウエハ110を所定の拡散炉に挿入し、強誘電体前駆体膜72aを約700℃の高温で焼成して結晶化することにより、最下層の強誘電体膜である第1強誘電体膜71aが完成する。
次に、図5(c)に示すように、下電極膜60と第1強誘電体膜71aとを同時にパターニングする。まず、第1強誘電体膜71a上にレジストを塗布する。レジストは、例えば、ネガレジストをスピンコート法等により塗布して形成する。次に、マスクを用いてレジストを露光、現像、ベークを行うことにより、所定のパターンのレジスト膜200を形成する。なお、ネガレジストの代わりに、ポジレジストを用いるようにしてもよい。また、レジスト膜200の端面201が所定角度で傾斜するように形成する。このレジスト膜200の端面201の傾斜角度は、ポストベークの時間が長いほど小さくなる。また、過剰に露光することによっても傾斜角度を調整することができる。
そのあと、図6(a)に示すように、レジスト膜200をマスクとして、第1強誘電体膜71a及び下電極膜60をイオンミリングによってパターニングする。これにより、第1強誘電体膜71a及び下電極膜60は、レジスト膜200の傾斜した端面201に沿ってパターニングされる。また、これらの端面は、振動板に対して所定角度で傾斜する傾斜面となる。
次に、図6(b)に示すように、第2強誘電体膜71b(図7(a)参照)を形成するための結晶の核となる結晶種(層)65Aを、シリコンウエハ110上の全面に形成する。まず、レジスト膜200を除去する。次に、シリコンウエハ110上の全面に結晶種65Aを形成する。結晶種65Aは、例えば、チタン又は酸化チタンからなり、スパッタ法により形成する。なお、このスパッタのプラズマによって、予め形成されている第1強誘電体膜71aの表面がダメージ(例えば、酸素が抜けることによる結晶欠陥)を受けることが考えられる。また、第1強誘電体膜71aにおけるダメージを受けた部分をダメージ層75とする。
次に、図6(c)に示すように、シリコンウエハ110に、第1強誘電体膜71aの表面のダメージ(結晶欠陥)を回復させるための熱処理としてのアニール処理を施す。アニール処理の条件としては、例えば、酸素を含むガスを用いて(酸化雰囲気中)、結晶欠陥を回復させることが可能な温度で行う。結晶欠陥を回復(修復)させる温度として、例えば、第1強誘電体膜71aを形成した温度(焼成工程における焼成温度)以上の温度であり、例えば、700℃以上である。また、アニール処理を施す時間としては、例えば10分である。これにより、第1強誘電体膜71aにおけるダメージ層75の結晶を、例えば再成長させることが可能となり、結晶欠陥などのダメージを修復させることができる。よって、第1強誘電体膜71aと第2強誘電体膜71bとの結晶の整合性を向上させることができ、その結果、圧電素子300の性能を向上させることが可能となる。
次に、図7(a)に示すように、第1強誘電体膜71a上を含むシリコンウエハ110上の全面に、第2強誘電体膜71bを形成する。まず、スピンコート法等により強誘電体前駆体膜72bを所定厚さ、例えば、約0.15μmの厚さで形成する。そのあと、この強誘電体前駆体膜72bを乾燥、脱脂、焼成することにより、第2強誘電体膜71bを形成する。前工程(図6(c)参照)でアニール処理を行っていることから、第1強誘電体膜71aのダメージ(例えば、結晶の欠陥)が回復されており、これにより、第1強誘電体膜71a上から絶縁体膜55上に亘る領域まで、結晶核が略均等に形成された第2強誘電体膜71bを得ることができる。
次に、図7(b)に示すように、第2強誘電体膜71b上に、第3強誘電体膜71c〜第6強誘電体膜71fを形成する。まず、第2強誘電体膜71b上に、強誘電体前駆体膜72cを所定の厚さ、例えば、焼成後で0.2μmの厚さとなるように形成する。一度の塗布による強誘電体前駆体膜72cの厚さは、約0.15μm程度であり、本実施形態では、二度の塗布により所望の厚さの強誘電体前駆体膜72cを得ている。次に、この強誘電体前駆体膜72cを乾燥、脱脂をしたあと、焼成して結晶化することにより第3強誘電体膜71cが完成する。このように、二度の塗布によって強誘電体前駆体膜72c〜72fを形成する工程と、この強誘電体前駆体膜72c〜72fを乾燥、脱脂したあと焼成する工程とを、例えば、4回繰り返すことにより、第3強誘電体膜71c〜第6強誘電体膜71fを形成する。以上により、複数層の強誘電体膜71a〜71fからなり、厚さが約1μmの圧電体層70が完成する。
このように形成される圧電体層70(強誘電体膜71)の材料として、本実施形態では、チタン酸ジルコン酸鉛系の材料を用いたが、インクジェット式記録ヘッドに使用する材料としては、良好な変位特性を得られればチタン酸ジルコン酸鉛系の材料に限定されない。
そのあと、図7(c)に示すように、複数層の強誘電体膜71a〜71fからなる圧電体層70上に、上電極膜80を積層形成する。上電極膜80は、例えば、イリジウム(Ir)である。
次に、図8(a)に示すように、圧電素子300を完成させる。詳しくは、形成した圧電体層70及び上電極膜80を、各圧力発生室12(図2(b)参照)に対向する領域内にパターニングすることにより、圧電素子300が完成する。
次に、図8(b)に示すように、リード電極90を形成する。まず、例えば金(Au)からなる金属層を流路形成基板10の全面に亘って形成する。次に、例えばレジスト等からなるマスクパターン(図示せず)を介して、この金属層を各圧電素子300毎にパターニングすることによりリード電極90を形成する。
そのあと、図8(c)に示すように、インクジェット式記録ヘッドを完成させる。まず、膜形成を行ったあとのシリコンウエハ110に封止基板30を接合する。次に、所定形状にパターニングしたマスク膜51を介して、シリコンウエハ110をエッチングすることにより、圧力発生室12などを形成する。なお実際には、上述した一連の膜形成及び異方性エッチングによって、一枚のシリコンウエハ110上に多数のチップを同時に形成し、このプロセスを終了したあと、上述したノズルプレート20及びコンプライアンス基板40(図1、図2(b)参照)を接着して一体化し、その後、図1に示すような、一つのチップサイズの流路形成基板10毎に分割することによって、インクジェット式記録ヘッドを完成させる。
以上のように、絶縁体膜55上及び第1強誘電体膜71a上に、第2強誘電体膜71bを形成するための結晶種65Aをスパッタによって形成した際に、スパッタのプラズマによって第1強誘電体膜71aの表面にダメージ(結晶欠陥)を受けたとしても、アニール処理によってダメージを回復させることが可能となる。よって、第1強誘電体膜71aの結晶性と、その上に形成する第2強誘電体膜71bの結晶性との整合性を良好に保つことができ、その結果、圧電素子300の性能が低下することを抑えることができる。
図9は、インクジェット式記録装置の構造を示す概略斜視図である。以下、インクジェット式記録装置の構造を、図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、インクジェット式記録装置は、上記したインクジェット式記録ヘッドを備えた記録ヘッドユニットが搭載されている。記録ヘッドユニットは、記録ヘッドユニット1A及び記録ヘッドユニット1Bを有し、インクカートリッジ等と連通するインク流路がそれぞれに形成されている。
記録ヘッドユニット1A,1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及びカートリッジ2Bが着脱可能に設けられている。また、記録ヘッドユニット1A,1Bは、キャリッジ3に搭載されている。キャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に、軸方向移動自在に設けられている。また、装置本体4には、キャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられている。記録ヘッドユニット1A,1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
インクジェット式記録装置の動作としては、まず、駆動モータ6の駆動力が、図示しない複数の歯車及びタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達される。これにより、記録ヘッドユニット1A,1Bを搭載したキャリッジ3は、キャリッジ軸5に沿って移動される。そして、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙などの記録シートSが、キャリッジ軸5に沿って設けられたプラテン8上に搬送される。
以上詳述したように、本実施形態の液体噴射ヘッドの製造方法によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)本実施形態の液体噴射ヘッドの製造方法によれば、絶縁体膜55上及び第1強誘電体膜71a上に、第2強誘電体膜71bを形成するための結晶種65Aをスパッタによって形成した際に、スパッタのプラズマによって第1強誘電体膜71aの表面にダメージ(結晶欠陥)を受けたとしても、アニール処理を行うことによってダメージを回復させることが可能となる。よって、第1強誘電体膜71aとその上に形成する第2強誘電体膜71bとの結晶の整合性を良好に保つことができ、その結果、圧電素子300の性能が低下することを抑えることができる。
なお、本実施形態は上記に限定されず、以下のような形態で実施することもできる。
(変形例1)上記したように、液体噴射ヘッドとしてインクを吐出するインクジェット式記録ヘッドを例に説明したが、これに限定されず、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものである。液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等を挙げることができる。
本発明の実施形態に係るインクジェット式記録ヘッドの構造を模式的に示す分解斜視図。 インクジェット式記録ヘッドの構造を示す模式図であり、(a)はインクジェット式記録ヘッドの構造を示す模式平面図、(b)はインクジェット式記録ヘッドの構造を示す模式断面図。 圧電素子の構造を示す模式断面図。 インクジェット式記録ヘッドの製造方法を示す模式断面図であり、(a)〜(c)は、製造方法を工程順に示す模式断面図。 インクジェット式記録ヘッドの製造方法を示す模式断面図であり、(a)〜(c)は、製造方法を工程順に示す模式断面図。 インクジェット式記録ヘッドの製造方法を示す模式断面図であり、(a)〜(c)は、製造方法を工程順に示す模式断面図。 インクジェット式記録ヘッドの製造方法を示す模式断面図であり、(a)〜(c)は、製造方法を工程順に示す模式断面図。 インクジェット式記録ヘッドの製造方法を示す模式断面図であり、(a)〜(c)は、製造方法を工程順に示す模式断面図。 インクジェット式記録装置の構造を示す概略斜視図。
符号の説明
1A…記録ヘッドユニット、1B…記録ヘッドユニット、2A…カートリッジ、2B…カートリッジ、3…キャリッジ、4…装置本体、5…キャリッジ軸、6…駆動モータ、7…タイミングベルト、8…プラテン、10…流路形成基板、11…隔壁、12…圧力発生室、13…連通部、14…インク供給路、20…ノズルプレート、21…ノズル開口孔、30…封止基板、31…圧電素子保持領域、32…リザーバ部、40…コンプライアンス基板、41…封止膜、42…固定板、43…開口部、50…振動板を構成する弾性膜、51…マスク膜、52…二酸化シリコン膜、55…振動板を構成する絶縁体膜、60…下電極膜、65A…結晶種、70…圧電体層、71…強誘電体膜、71a…第1強誘電体膜、71b…第2強誘電体膜、71c…第3強誘電体膜、71d…第4強誘電体膜、71e…第5強誘電体膜、71f…第6強誘電体膜、72,72a,72b,72c,72d,72e,72f…強誘電体前駆体膜、75…ダメージ層、80…上電極膜、90…リード電極、100…リザーバ、110…シリコンウエハ、200…レジスト膜、201…端面、300…圧電素子。

Claims (3)

  1. 液体を噴射するノズル開口孔に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板と、
    前記流路形成基板の一方面側の領域に振動板を介して設けられた下電極膜と、
    前記下電極膜上に設けられ複数層の強誘電体膜で構成される圧電体層と、
    前記圧電体層上に設けられた上電極膜と、
    を有する圧電素子が備えられた液体噴射ヘッドの製造方法であって、
    前記流路形成基板上に前記下電極膜を形成する工程と、
    前記下電極膜上に強誘電体前駆体膜を形成し、前記強誘電体前駆体膜を脱脂及び焼成することで前記圧電体層を構成する第1強誘電体膜を形成する工程と、
    前記下電極膜及び前記第1強誘電体膜を所定形状にパターニングする工程と、
    前記パターニングされた前記下電極膜及び前記第1強誘電体膜を含む前記流路形成基板上に、スパッタ法を用いて結晶の核となる結晶種を形成する工程と、
    前記スパッタによる前記第1強誘電体膜に生じたダメージを回復させることが可能な温度で熱処理を行う工程と、
    前記第1強誘電体膜上に強誘電体前駆体を形成し、それを脱脂及び焼成することで第2強誘電体膜を形成する工程と、
    前記第2強誘電体膜上に強誘電体前駆体膜を形成しそれを脱脂及び焼成して前記強誘電体膜を形成する工程を複数回繰り返すことにより前記第2強誘電体膜上に残りの強誘電体膜を形成して前記圧電体層を形成する工程と、
    前記圧電体層上に前記上電極膜を形成後、前記上電極膜及び前記圧電体層をパターニングして前記圧電素子を形成する工程と、
    を有することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  2. 請求項1に記載の液体噴射ヘッドの製造方法であって、
    前記熱処理を行う工程は、前記第1強誘電体膜を形成した温度より高い温度で前記熱処理を行うことを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  3. 請求項1に記載の液体噴射ヘッドの製造方法であって、
    前記ダメージは、結晶欠陥であり、
    前記熱処理によって前記結晶欠陥を回復させることを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
JP2006112986A 2006-04-17 2006-04-17 液体噴射ヘッドの製造方法 Withdrawn JP2007283620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112986A JP2007283620A (ja) 2006-04-17 2006-04-17 液体噴射ヘッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112986A JP2007283620A (ja) 2006-04-17 2006-04-17 液体噴射ヘッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007283620A true JP2007283620A (ja) 2007-11-01
JP2007283620A5 JP2007283620A5 (ja) 2009-04-30

Family

ID=38755831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006112986A Withdrawn JP2007283620A (ja) 2006-04-17 2006-04-17 液体噴射ヘッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007283620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022224825A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 学校法人関西学院 発電方法および発電システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0858088A (ja) * 1994-08-25 1996-03-05 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド
JP2004214282A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Canon Inc 圧電素子
JP2005035282A (ja) * 2003-06-25 2005-02-10 Seiko Epson Corp アクチュエータ装置、液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2006019513A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Seiko Epson Corp 圧電素子の製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0858088A (ja) * 1994-08-25 1996-03-05 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド
JP2004214282A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Canon Inc 圧電素子
JP2005035282A (ja) * 2003-06-25 2005-02-10 Seiko Epson Corp アクチュエータ装置、液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2006019513A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Seiko Epson Corp 圧電素子の製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022224825A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 学校法人関西学院 発電方法および発電システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5251031B2 (ja) 圧電素子、液体噴射ヘッド、液体噴射装置、センサー
JP2006245247A (ja) 圧電素子及びその製造方法、液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2006278489A (ja) 圧電素子及びアクチュエータ装置並びに液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP3812658B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP4535246B2 (ja) アクチュエータ装置、液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP5297576B2 (ja) 圧電素子及びアクチュエータ装置並びに液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US7725996B2 (en) Method for producing actuator device
JP2008284781A (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP4858670B2 (ja) アクチュエータ装置の製造方法及び液体噴射装置
JP4096185B2 (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP5257580B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置並びに圧電素子
JP2007048816A (ja) アクチュエータ装置の製造方法及びアクチュエータ装置並びに液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP5201304B2 (ja) アクチュエータ装置の製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法
KR100816169B1 (ko) 액츄에이터 장치의 제조 방법 및 액츄에이터 장치 및 액체분사 헤드 및 액체 분사 장치
JP2006245248A (ja) 圧電素子及びその製造方法、液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2007283620A (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP4802836B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2009226728A (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法及び圧電素子の製造方法
JP2009220310A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置並びに圧電素子
JP3888459B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2008205048A (ja) 圧電素子の製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法
JP2009076819A (ja) アクチュエータ装置及び液体噴射ヘッド並びに液体噴射装置
JP2006019513A (ja) 圧電素子の製造方法及び液体噴射ヘッドの製造方法
JP2005260003A (ja) アクチュエータ装置の製造方法及び液体噴射装置
US7992972B2 (en) Method of manufacturing liquid jet head, method of manufacturing piezoelectric element and liquid jet apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20090316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Effective date: 20090316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110419

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110510

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110518