JP2007283601A - 光学シート、バックライト装置および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートサイズの大型化に起因するシートの撓みを防止できる光学シートを提供する。
【解決手段】本発明に係る集光シート(光学シート)14は、集光層を形成する凹凸部14Cとこれを支持する基材14Bとを有し、基材14Bが、凹凸部14Cを支持する第1シート基材21と、この第1シート基材21に接着材料層20を挟んで対向する第2シート基材22とで構成される。これにより、積層するシートの厚さによってシート総厚を任意に調整することが可能となる。これにより、シートサイズが大型化しても適度な剛度あるいは剛性を確保できるので撓みの発生を防止することができる。
【選択図】図3
【解決手段】本発明に係る集光シート(光学シート)14は、集光層を形成する凹凸部14Cとこれを支持する基材14Bとを有し、基材14Bが、凹凸部14Cを支持する第1シート基材21と、この第1シート基材21に接着材料層20を挟んで対向する第2シート基材22とで構成される。これにより、積層するシートの厚さによってシート総厚を任意に調整することが可能となる。これにより、シートサイズが大型化しても適度な剛度あるいは剛性を確保できるので撓みの発生を防止することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば液晶表示装置用の機能性フィルムとして用いられる光透過性の光学シートと、これを備えたバックライト装置および液晶表示装置に関する。
液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)は、ブラウン管(CRT:Cathode Ray Tube)と比較して低消費電力かつ小型化、薄型化が可能であり、現在では携帯電話、デジタルカメラ等の小型機器から、大型サイズの液晶テレビに至るまで、様々なサイズのものが幅広く使用されている。
液晶表示装置は、透過型、反射型等に分類され、特に透過型液晶表示装置は、液晶層を一対の透明基板で挟んだ液晶表示パネルと、照明光源としてのバックライトユニットとを備えている。バックライトユニットは、光源を液晶表示パネルの直下に配置する直下型のほか、エッジライト型がある。
一般に、液晶表示装置用のバックライトユニットにおいては、光源光の出射方向を正面方向に配向させるプリズムシートやレンズシート等の集光シート、光源光の輝度の均一化を図るための拡散シート等の光学シートあるいはフィルム(以下、特に断らない限り「シート」と総称する。)が用いられている(下記特許文献1参照)。
図8は、従来一般的な液晶表示装置用のバックライトユニットを示す。図8において、101は光源、102は反射板、103はプリズムシート、104は拡散シートである。プリズムシート103は、光出射側の面に断面三角形状のプリズム103aが多数配列されている。そして、プリズムシート103に入射した光源101の光あるいは反射板102で反射した光を、プリズム103aの斜面で屈折透過させることで正面方向に集光する。一方、拡散シート104は、プリズムシート103で集光した光を所定角度範囲に拡散出射して輝度の均一化を図る。
また、従来のプリズムシートは、所定厚みのベース基材の表面にプリズム層を一体形成あるいは転写形成することによって形成されている。一体形成法としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPC(ポリカーボネート)樹脂シートに対する熱プレス法や溶融押出成形法などがある。転写形成法としては、これらの樹脂シートの上に紫外線硬化樹脂等からなるプリズム層を硬化接着させる方法が一般的である。
ところで、近年、液晶テレビの分野においては、画面サイズの大型化が進んでおり、これに伴って、プリズムシート等の光学シートも大型化が求められている。
しかしながら、一般的に使用されている光学シートの厚みは、200μm〜300μmであり、50インチ以上の大きさになると、必要な剛度あるいは剛性が得られず撓みが発生し、適切に取り扱うことが難しくなるという問題がある。また、光学シートの剛度が低下すると、バックライト装置あるいは液晶表示装置の組立作業性が低下するとともに、バックライトの熱で撓みが生じ易くなり、これが原因で集光特性が乱れて画質の劣化を招くおそれがあるいう問題がある。
なお、プリズムシートを構成するベース基材の厚みを厚くすることも考えられるが、ベース基材の厚みが厚過ぎるとプリズム層の一体形成が困難となる。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、シートサイズの大型化に起因するシートの撓みを防止できる光学シート、バックライト装置および液晶表示装置を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明の光学シートは、透光性の基材と、この基材の少なくとも一方側の面に設けられた光学的機能層とを備え、上記基材は、接着材料層を介して貼り合わされた透光性シートの積層体で構成されている。
本発明の光学シートにおいては、上記基材が、接着材料層を介して貼り合わされた透光性シートの積層体で構成されているので、積層するシートの厚さによってシート総厚を任意に調整することが可能となる。これにより、シートサイズが大型化しても適度な剛度あるいは剛性を確保できるので撓みの発生を防止することができる。
上記積層体は、好適には、上記光学的機能層を支持する第1シート基材と、この第1シート基材に接着材料層を挟んで対向する第2シート基材とで構成される。第1,第2シート基材の構成材料は特に制限されず、ポリカーボネートやPET、アクリル等の樹脂シートのほか、プラスチック板、ガラス板などが適用可能である。
光学的機能層としては、表面凹凸部が多数連続して配列された集光層で構成することができる。なお、上記集光層のほか、光拡散層や偏光分離層なども適用可能である。これらの光学的機能層は、入射光の集光、拡散あるいは偏光分離といった所定の調光作用を行う。なお、上記凹凸部は、断面三角形状のプリズムや、双曲面、放物面あるいは高次の非球面を有するシリンドリカルレンズ体で構成することができる。
接着材料層としては、紫外線硬化型接着剤、感圧型接着剤、ホットメルト系接着剤などで構成することができる。接着材料層の屈折率は、第1,第2シート基材の屈折率と同等またはそれ以下が好ましい。
また、一般に、樹脂材料は、過度に紫外線の照射作用を受けると黄色に着色する傾向にある。この場合、シートの透過光は、当該シートの着色による影響を受けて所期の光透過特性を維持できなくなる。具体的には、青色透過波長が減少する。そこで、第1,第2シート基材(好ましくは、光源側の第2シート基材)に紫外線吸収剤を添加することで、紫外線の照射によるシート基材の黄色化を抑制することができる。
なお、紫外線吸収剤に代えて又は紫外線吸収剤とともに、接着材料層に青色系色素を添加してもよい。これにより、第1シート基材あるいは光学的機能層の着色を補正できるようになり、これによりシートの透過光の変調を防止することができる。
また、積層後のシートの反りを抑えるために、第1,第2シート基材の分子配向を考慮することが好ましい。具体的には、各シート基材の分子配向のなす角を20度以下とする。また、各シート基材の厚みを同等にしたり、一方のシート基材がシート全体の主要な層厚を占めるように構成することも、シートの反り抑制に有効である。
更に、第2シート基材の、第1シート基材と対向する面とは反対側の面を粗面化することで、輝度の低下を抑制しつつ、摺接による傷つきや、バックライトあるいは液晶表示装置の組立時に他部材との貼り付きを抑えることができる。
以上述べたように、本発明によれば、適度な剛度を確保してシートサイズの大型化に起因するシートの撓みを防止することができる。これにより、シートの取り扱い性を高めてバックライト装置あるいは液晶表示装置の組立作業性を向上させることができるとともに、撓みによる集光特性の乱れを抑えて画質の劣化を防ぐことができる。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態による液晶表示装置10の構成例を概略的に示す断面図である。まず、液晶表示装置10の構成を概略的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による液晶表示装置10の構成例を概略的に示す断面図である。まず、液晶表示装置10の構成を概略的に説明する。
図1に示すように、この液晶表示装置10は、バックライトユニット1および液晶表示パネル2を備えている。この例では、バックライトユニット1が直下型である場合を説明するが、バックライトユニット1をエッジライト型で構成してもよい。
図1に示すように、バックライトユニット1は、液晶表示パネル2に対して調光した光を供給するためのものであり、液晶表示パネル2の背面直下に配置されている。液晶表示パネル2は、バックライトユニット1から供給された光を時間的空間的に変調して情報を表示する。この液晶表示パネル2の両面には、偏光板2a,2bが設けられている。偏光板2aおよび偏光板2bは、入射する光のうち直交する偏光成分の一方のみを透過させ、他方を吸収により遮蔽する。偏光板2aと偏光板2bとは、例えば、透過軸が互いに直交するように設けられている。
液晶表示パネル2は、パネル横方向および縦方向に画素が所定ピッチで複数配列されてなり、バックライトユニット1から照射される光の透過率を画素毎に制御することで、パネル正面に所定の画像を表示する。表示画像は、カラー画像とされるが、勿論これに限られない。
図1に示すように、バックライトユニット1は、例えば、反射板11、光源12、拡散板13、集光シート14、拡散シート17および反射型偏光子18を備える。なお、これら以外に他の光学素子を配置してもよい。また、拡散板13、拡散シート17、反射型偏光子18は、必要に応じて配置を省略したり、配置を変更してもよい。
光源12は、光を液晶表示パネル2に供給するためのものであり、図示の例では複数配置され、例えば、蛍光ランプ(FL)、エレクトロルミネッセンス(EL)素子、発光ダイオード(LED)等で構成される。
反射板11は、光源12の下方および側方を覆うように設けられ、光源12から下方および側方などに出射された光を反射して、液晶表示パネル2の方向に向けるためのものである。
拡散板13は、光源12の上方に設けられ、光源12からの出射光および反射板11による反射光を拡散させて輝度を均一にするためのものである。本例における拡散板13としては、例えば、透光性材料中に光拡散性の微粒子を分散させた比較的厚手のものが用いられている。
集光シート14は、本発明に係る光学シートに対応するもので、拡散板13の上方に配置されることで、照射光の指向性等を向上させるためのものである。なお、集光シート14の構成の詳細については後述する。
拡散シート17は、集光シート14上に設けられ、集光シート14により指向性を高められた光を一定角度範囲で拡散出射させるためのものである。本例における拡散シート17としては、透光性のシート基材の光出射面側に光拡散性を有する凹凸構造等の拡散面を備えたものが用いられている。
反射型偏光子18は、拡散シート17の上に設けられ、拡散シート17により拡散された光のうち、直交する偏光成分の一方のみを透過させ、他方を反射するものである。この反射型偏光子18を透過する偏光成分の振動方向は、液晶表示パネル2の光入射面側に配置された偏光板2aの透過軸と平行に設定されている。
次に、本発明に係る集光シート(光学シート)14の構成の詳細について説明する。
図2A,Bは、本発明の一実施形態による集光シート14の形状例を模式的に示す斜視図である。集光シート14は、略四角形状のシート状を有しており、透光性の基材14Bの一方側の主面(光出射面)に集光機能をもつ凹凸部14Cが一方向(図においてX方向)に多数連続して配列されたプリズムシートまたはレンズシートで構成されている。凹凸部14Cは、本発明の「光学的機能層」に対応し、本実施形態ではこの光学的機能層が凹凸部14Cで構成される集光層である場合を例に挙げて説明する。
図2Aに示す集光シート14は、上記凹凸部として、光出射側の面に、断面三角形状のプリズム体14Pが多数配列されたプリズムシート14を示している。また、図2Bに示す集光シート14は、上記凹凸部として、光出射側の面に、双曲面、放物面あるいは高次の非球面を有するシリンドリカルレンズ体14Lが多数配列されたレンズシート14を示している。
プリズム体14Pの断面形状は、本例では頂角90度の二等辺三角形で構成されているが、頂角は90度のものに限られない。また、プリズム高さやピッチ等も特に限定されず、目的とする輝度特性、視野角特性等に応じて適宜決定される。配列ピッチの具体例としては、10μm、15μm、30μm、50μm、80μm、100μm、110μm、160μm、200μm、300μm、350μmなどである。配列ピッチが大きいほど高い輝度特性を得ることができる。
一方、シリンドリカルレンズ体14Lは、集光シート14の法線方向に平行にZ軸、シリンドリカルレンズ体14Lの列の方向にX軸、シリンドリカルレンズ体14Lの母線方向にY軸をとったときに、以下の(1)式を満たすように、照射光の出射側に有限な焦点距離が存在し、かつ断面形状が左右対称な双曲面または放物面形状に形成されている。
Z=X2/(R+√(R2−(1+K)X2)) (1)
但し、Rは先端頂点の曲率半径[μm]であり、Kはコーニック定数である。なお、本明細書において「√」はそれ以降に続く数式で求められる値の平方根を意味する。
Z=X2/(R+√(R2−(1+K)X2)) (1)
但し、Rは先端頂点の曲率半径[μm]であり、Kはコーニック定数である。なお、本明細書において「√」はそれ以降に続く数式で求められる値の平方根を意味する。
あるいは、シリンドリカルレンズ体14Lは、同様にZ軸、X軸およびY軸をとったときに、以下の(2)式を満たすように、照射光の出射側に有限な焦点距離が存在し、かつ断面形状が左右対称な非球面形状に形成されている。
Z=X2/(R+√(R2−(1+K)X2))+AX4+BX5+CX6+・・・ (2)
但し、Rは先端頂点の曲率半径[μm]、Kはコーニック定数、A,B,C・・・は非球面係数である。
Z=X2/(R+√(R2−(1+K)X2))+AX4+BX5+CX6+・・・ (2)
但し、Rは先端頂点の曲率半径[μm]、Kはコーニック定数、A,B,C・・・は非球面係数である。
シリンドリカルレンズ体14Lの高さやピッチ等は特に限定されず、目的とする輝度特性や視野角特性等に応じて適宜決定される。シリンドリカルレンズ体14Lの配列ピッチの具体例としては、上述のプリズム体14Pの場合と同様に、10μm、15μm、30μm、50μm、80μm、100μm、110μm、160μm、200μm、300μm、350μmなどである。配列ピッチが大きいほど高い輝度特性を得ることができる。
図3は、集光シート14の概略断面図である。本実施形態の集光シート14は、透光性の基材14Bと、この基材14の一方側の主面(光出射面)に形成された凹凸部14Cとを備え、基材14Bは、接着材料層20を介して貼り合わされた透光性シートの積層体で構成されている。特に、本実施形態においては、基材14Bは、凹凸部14Cを支持する第1シート基材21と、第1シート基材21に接着材料層20を挟んで対向する第2シート基材22とからなる。これにより、画面サイズの大型化に合わせて集光シート14が大面積化しても、シートに必要な剛度をもたせることが可能となり、取り扱い性を高めることができる。
第1シート基材21は、凹凸部14Cのベース層として構成されており、凹凸部14Cと同一材料または別個の材料で形成されている。具体的に、凹凸部14Cは、第1シート基材21の一主面にプレス法で一体形成されたり、溶融押出成形法によって凹凸部14Cと第1シート基材21とが同時に成形される。あるいは、凹凸部14Cが紫外線硬化樹脂からなり、第1シート基材21上で硬化されて第1シート基材21上に転写形成される。
第1,第2シート基材21,22の構成材料は、透光性であれば特に制限されず、例えば、ポリカーボネートやPET、PEN、アクリル系樹脂などの透光性樹脂材料を用いることができる。第1,第2シート基材21,22は互いに同種の樹脂材料で構成される場合は勿論、異種の材料で構成することも可能である。また、第2シート基材22は、プラスチック板やガラス板などの板材を用いてもよい。さらに、第1,第2シート基材21,22が樹脂シートで構成される場合、当該樹脂シートは延伸シートでもよいし無延伸シートでもよい。延伸シートの場合は、1軸延伸でもよいし2軸延伸でもよい。
第1,第2シート基材21,22の厚さは特に制限されず、積層時に目的のシート厚が得られるように各々のシート厚を適宜選定することができ、例えば、50μm以上500μm以下とされる。また、積層後の基材14Bの反り防止を図る観点から、第1,第2シート基材21,22の厚さを互いに同等としたり、一方のシート基材がシート全体の主要な層厚を占めるように構成することが好ましい。
例えば、第1,第2シート基材21,22がともに同一の材料で構成される場合は、これらのシート厚を同等とすることで反りの発生は抑えられる。一方、第1,第2シート基材21,22が互いに異種の材料で構成される場合は、厚さを同等としても反りが発生する場合がある。この場合、材料の組合せによって厚さのバランスをとることが好ましい。例えば、第1シート基材21がポリカーボネート、第2シート基材22がポリエチレンテレフタレートの場合、第1シート基材21と第2シート基材22とのシート厚比を6:4程度とする。
また、凹凸部14Cの配列ピッチの大きさによって第1シート基材21の剛度が変化する。すなわち、シート厚一定の場合配列ピッチが大きくなるほど凹凸部14Cの配列方向(X方向)の剛度が低下しやすい。従って、第1シート基材21および第2シート基材22のシート厚を凹凸部14Cの配列ピッチによって最適化することで、集光シート14の適度な剛度を確保することができる。
また、集光シート14の反り防止を図る観点から、第1,第2シート基材21,22を構成する各々の分子の配向方向を揃えるのが好ましく、例えば、各シートの分子配向のなす角を20度以下とする。
接着材料層20は、紫外線硬化型接着剤、感圧型接着剤、ホットメルト系接着剤などで構成することができ、その種類は特に制限されない。接着材料層20の層厚も特に限定されず、例えば、1μm以上100μm以下とされる。
接着材料層20を紫外線硬化型樹脂で構成する場合、第1シート基材21あるいは第2シート基材22を通して紫外線を照射することで接着剤の硬化処理を行うことができる。また、接着材料層20をホットメルト系接着剤で構成する場合は、凹凸部14C、第1,第2シート基材21,22のガラス転移点(Tg)よりも低温で溶融する接着剤を用いることで、接着時のシートの熱変形を抑えることができる。この種のホットメルト系接着剤としては、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合物(EVA:Tg=40℃)等がある。
また、接着材料層20は、集光シート14の基材14Bに作用する機械的、熱的ストレスに対する緩和層として機能させることで、集光シート14の歪みを抑制し、安定した光学特性を維持することが可能となる。このように接着材料層20を応力緩和層として機能させる場合には、接着材料層20を第1,第2シート基材21,22に比べて軟質の材料を用いるのが好ましい。
一方、接着材料層20の屈折率も特に制限されないが、集光特性の向上を図るためには第1,第2シート基材21,22の屈折率と同等またはそれ以下が好ましい。例えば、第1,第2シート基材21,22がポリカーボネート樹脂(屈折率1.58)で構成される場合、接着材料層20としては、屈折率1.5程度のアクリル系紫外線硬化樹脂を用いることができる。
以上のように構成される本実施形態の集光シート14においては、凹凸部14Cを支持するベース層としての基材14Bが、接着材料層20を介して貼り合わされた第1,第2シート基材21,22の積層体で構成されているので、これらのシート基材21,22の厚さによってシート総厚を任意に調整することが可能となる。これにより、シートサイズが大型化しても適度な剛性あるいは剛度を確保でき、これによりシートの撓みを防止することができる。
図4は、凹凸部の配列ピッチが200μmの場合におけるシート厚と剛度との関係を示す一実験結果である。図において四角のプロットはプリズム長手方向(稜線方向)の曲げ剛度、三角のプロットはプリズム幅方向(配列方向)の曲げ剛度である。幅方向に比べて長手方向の剛度が高い。また、シート厚が大きくなるほど長手方向および幅方向ともに剛度が上昇する。この例からも明らかなように、集光シート14の基材14Bの厚さを調整することで、目的とする剛度を容易に得ることができるようになる。
また、集光シート14の剛度不足による撓みを防止することができるので、バックライトユニット1あるいは液晶表示装置10の組立作業性の改善を図ることができるとともに、集光シート14の撓みやうねり等の不適切な姿勢でバックライトユニット1に組み込まれることによる集光性の悪化を防ぐことができる。更に、バックライトの熱による撓みを抑えて安定した集光特性を維持し、画質の劣化を防ぐことができる。
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態を示している。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5は本発明の第2の実施形態を示している。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
一般に、ポリカーボネート等の樹脂材料は、過度に紫外線の照射作用を受けると黄色に着色する傾向にある。この場合、シートの透過光は、当該シートの着色による影響を受けて所期の光透過特性を維持できなくなる。具体的に、シートの黄色化が顕著になると青色系波長領域の透過光が減少し、液晶表示パネル2に表示される画像が黄色化する。
そこで、本実施形態では、集光シート14の基材14Bを構成する第1シート基材21および第2シート基材22の少なくとも一方あるいは何れか一方に、紫外線吸収剤を添加することで、上記のような集光シート14の黄色化を抑えるようにしている。図4に示した構成は、第2シート基材22に紫外線吸収剤を添加した例を示している。
なお、接着材料層20を紫外線硬化型接着剤で構成する場合には、接着剤を硬化処理する必要がある関係上、第1,第2シート基材21,22の何れか一方に紫外線吸収剤を添加する。好適には、本実施形態のように、光源に近い第2シート基材22に紫外線吸収剤を添加することで、集光シート14全体の黄色化を抑えることができる。これに対して、接着材料層20が紫外線硬化型接着剤で構成されない場合には、第1,第2シート基材21,22の両方に紫外線吸収剤を添加することができる。
紫外線吸収剤としては、サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系などの紫外線吸収剤が挙げられる。具体的には、例えば、アデカスタブLA−31、アデカスタブLA−32(以上、旭電化工業社製)、Cyasorb UV−5411(サンケミカル社製)、Tinuvin P、Tinuvin234、Tinuvin320、Tinuvin327(以上、チバガイギー社製)、Sumisorb110、Sumisorb140(以上、住友化学社製)、Kemisorb110、Kemisorb140、Kemisorb12、Kemisorb13(以上、ケミプロ化成社製)、Uvinul X−19、Uvinul Ms−40(以上、BASF社製)、トミソーブ100、トミソーブ600(以上、吉富製薬社製)、Viosorb−80、Viosorb−90(以上、共同薬品社製)などが挙げられる。また、光安定剤としては、ヒンダードアミン系などが挙げられ、具体的には例えば、アデカスタブLA−52(旭電化工業社製)、サノールLS−770、サノールLS−765、サノールLS774(三共社製)、Sumisorb TM−061(住友化学工業社製)などが挙げられる。
シート基材に添加される紫外線吸収剤の添加量は、0.02wt%以上0.4wt%以下にすることが好ましい。0.02wt%未満の場合には、色相変化を抑えることが困難となる。一方、0.4wt%を超えると、シート基材が黄味を帯びてしまう。なお、紫外線吸収剤に加えて、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤などの他の添加物を添加してもよい。
なお、シート基材21,22に対して紫外線吸収剤を添加する構成に代えて又はこれに加えて、接着材料層に青色系色素を添加してもよい。これにより、第1シート基材あるいは光学的機能層の着色を補正できるようになり、これによりシートの透過光の変調を防止することができる。
(第3の実施形態)
図6は本発明の第3の実施形態を示している。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6は本発明の第3の実施形態を示している。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の集光シート14は、この集光シート14の光入射面側、すなわち、第2シート基材22の第1シート基材21と対向する面とは反対側の面に、粗面化処理14Rが施されている。集光シート14の光入射面側に粗面化処理14Rを施すことで、光源側から入射する光の反射率を低減して輝度特性の向上を図ることができる。また、他部材との摺接による集光シート14の光入射面側の傷つきを防止できる。また、接触面積の低減により他部材との貼り付きを防止できる。
粗面化処理14Rは、集光シート14、特に第2シート基材22を成形する金型転写面に同様な粗化面を構成し成形時に第2シート基材22に転写する方法がある。また、成形した第2シート基材22の裏面側に、ブラスト処理やエッチング処理を施して粗化面を得るようにしてもよい。
上記粗化面は、第2シート基材22の裏面側表面に形成された微細な凸部で構成することができる。凸部の高さは特に限定されないが、平均中心面(JIS B0601−1994)から0.20μm以上とすることが好ましい。また、平均中心面から0.20μm以上の高さを有する凸部の密度は、70個/mm2以上400個/mm2以下の範囲とすることが好ましい。凸部の密度を70個/mm2以上にすることにより、集光シート14の裏面側に配置された拡散板13の平面部分との干渉による外観にじみを改善できる。また、凸部の密度を400個/mm2以下にすることにより、集光シートの裏面側に凸部を設けることによる液晶表示装置の輝度低下を抑制することができる。
平均中心面から0.20μmの高さを有する凸部の平均間隔は特に限定されないが、例えば、50μm以上120μm以下の範囲とすることが好ましい。凸部の平均間隔を50μm以上とすることにより、集光シート14の裏面側に凸部を設けることによる液晶表示装置の輝度の低下を抑制することができる。また、凸部の平均間隔を120μm以下とすることにより、集光シート14の裏面との接触によって拡散板13の表面に傷が発生することを防止でき、且つ、拡散板13の平面部分との干渉による外観にじみを改善することができる。
また、集光シート14の裏面(光入射面)に設けられた凸部は、凹凸部14Cを形成しない状態において、集光シートの曇り度(ヘイズ)が60%以下となるように設けられていることが好ましく、集光シートの曇り度が20%以下となるように設けられていることがより好ましい。また、この凸部が設けられた集光シート14の裏面の平均傾斜勾配は、0.25rad以下とするのが好ましい。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態を示している。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
図7は、本発明の第4の実施形態を示している。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
本実施形態の集光シート14は、第1シート基材21と第2シート基材22とが接着材料層20を介して互いに貼り合わせて構成されているとともに、第1シート基材21は、凹凸部14Cの稜線方向(図中X方向)と配列方向(図中Y方向)とで異なる屈折率を有している。
本実施形態では、凹凸部14Cの稜線方向の屈折率nyよりも、凹凸部14Cの配列方向の屈折率nxの方が大きく設定されている(nx>ny)。このように、凹凸部14Cを有する第1シート基材21に面内の屈折率異方性をもたせることで、入射光に含まれるX方向に振動する偏光成分とY方向に振動する偏光成分との間で屈折透過作用を異ならせることができ、特に、nx>nyとすることで、Y方向振動成分よりもX方向振動成分の反射率を高めて、Y方向振動成分の透過量をX方向振動成分の透過量よりも多くすることができる。
従って、本実施形態の集光シート14によれば、バックライト光(入射光)の集光作用に加えて、一定の偏光分離作用を得ることができる。これにより、輝度の向上を図ることができる。
上記のように面内異方性を有する第1シート基材21の製造方法としては、凹凸部14Cが形成された第1シート基材21を延伸処理することで、所定の屈折率異方性を出現させることができる。本例の場合、延伸方向に屈折率が小さくなる材料を用い、凹凸部14Cの稜線方向に沿って延伸させる。面内の屈折率差Δn(=nx−ny)が大きいほど、輝度の向上効果が高い。
延伸方向に屈折率が小さくなる材料としては、例えば、ポリメチルメタクリレート等のメタクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリル共重合体(AS樹脂)、スチレン−メチルメタクリレート共重合体、およびこれらの混合物等が挙げられる。
一方、延伸方向に屈折率が大きくなる材料を用いて、凹凸部14Cの配列方向よりも稜線方向の方が屈折率の高い集光シート14を構成することも可能である。延伸方向に屈折率が大きくなる材料としては、例えば、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリフッ化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、およびこれらの混合物、または、PET−PENコポリマー等の共重合体が挙げられる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれらの実施形態に限定されることはなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施の形態では、光学的機能層として、光出射面に凹凸部14Cを有する集光層を備えた光学シート14を例に挙げて説明したが、これに限らず、光拡散層や偏光分離層など他の光学的機能層を備えた光学シートに対しても、本発明は適用可能である。
また、以上の実施形態では、第1シート基材21と第2シート基材22の各々の接着面については特に言及しなかったが、平坦面である場合に限らず、何らかの構造面を備えていても良い。例えば、第1シート基材21の接着面にも図5を参照して説明した粗面化処理(14R)を施すことで、接着材料層20と第1シート基材21との間の界面における光の反射率を低減し、輝度の向上を図ることが可能となる。また、第1シート基材21の接着面にもプリズム構造を形成して所定の光学的機能を行わせるようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、集光シート14の基材14Bを第1,第2の2層のシート基材21,22の積層体で構成したが、積層数は2層以上としてもよい。
1…バックライトユニット、2…液晶表示パネル、2a,2b…偏光板、10…液晶表示装置、11…反射板、13…拡散板、14…集光シート(光学シート)、14B…基材、14C…凹凸部、14P…プリズム体、14L…レンズ体、17…拡散シート、18…反射型偏光子、21…第1シート基材、22…第2シート基材
Claims (16)
- 透光性の基材と、
この基材の少なくとも一方側の面に設けられた光学的機能層とを備え、
前記基材は、接着材料層を介して貼り合わされた透光性シートの積層体からなる
ことを特徴とする光学シート。 - 前記光学的機能層は、表面に凹凸部が多数連続して配列された集光層である
ことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。 - 前記凹凸部は、断面三角形状のプリズムである
ことを特徴とする請求項2に記載の光学シート。 - 前記凹凸部は、双曲面、放物面または高次の非球面を有するシリンドリカルレンズ体である
ことを特徴とする請求項2に記載の光学シート。 - 前記接着材料層は、紫外線硬化型接着剤からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。 - 前記接着材料層は、感圧型接着剤からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。 - 前記接着材料層は、ホットメルト系接着剤からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。 - 前記凹凸部は、その稜線方向と配列方向とで屈折率が互いに異なる
ことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。 - 前記積層体は、
前記光学的機能層を支持する第1シート基材と、
前記第1シート基材に前記接着材料層を挟んで対向する第2シート基材とからなる
ことを特徴とする請求項1に記載の光学シート。 - 前記前記第1シート基材および前記第2シート基材のうち少なくとも一方には、紫外線吸収剤が添加されている
ことを特徴とする請求項9に記載の光学シート。 - 前記接着材料層の屈折率は、前記第1,第2シート基材と屈折率と同等またはそれ以下である
ことを特徴とする請求項9に記載の光学シート。 - 前記接着材料層には、青色系色素が添加されている
ことを特徴とする請求項9に記載の光学シート。 - 前記第1シート基材を構成する分子の配向方向と前記第2シート基材を構成する分子の配向方向とのなす角が20度以下である
ことを特徴とする請求項9に記載の光学シート。 - 前記第2シート基材の、前記第1シート基材と対向する面とは反対側の面は、粗面化されている
ことを特徴とする請求項9に記載の光学シート。 - 光源と、この光源からの出射光を調光する光学シートとを備えたバックライト装置において、
前記光学シートは、
透光性の基材と、
この基材の少なくとも一方側の面に設けられた光学的機能層とを備え、
前記基材は、接着材料層を介して貼り合わされた透光性シートの積層体からなる
ことを特徴とするバックライト装置。 - 液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの背面側に配置された光源と、前記液晶表示パネルと前記光源との間に配置された光学シートとを備えた液晶表示装置において、
前記光学シートは、
透光性の基材と、
この基材の少なくとも一方側の面に設けられた光学的機能層とを備え、
前記基材は、接着材料層を介して貼り合わされた透光性シートの積層体からなる
ことを特徴とする液晶表示装置。
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