JP2007282751A - 食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】食器カゴへの食器等のセットと取り出しを容易にして、食器のセット性を格段に向上させるとともに、扉体開閉時に上扉体より略円弧状の本体に水滴が滴下しても、シンクを清潔に保つとともに、製品の背面部に配設されている電源コード部への水滴付着を防止し安全性を向上させることを目的としている。
【解決手段】本体1の上部形状を前面1aから背面1bにかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、扉体5は、洗浄槽2の上面に設けられた開口部4を前記本体1上部の外側へ開く上扉体6と、前記洗浄槽2の前面に設けられた開口部4を下方へ開く下扉体7を備え、前記本体1の背面部に水受け部40を備えたものであり、本体1上部の開口を大きくとることができるとともに、扉体5開閉時に上扉体6より略円弧状の本体1に水滴が滴下しても、本体1の背面部の水受け部40によって受け止めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄水の噴射により食器等の洗浄を行う食器洗い機に関する。
従来、この種の食器洗い機は、図10に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
食器カゴへの食器等のセットと取り出しを容易にするために、本体101に設けられた開口部102は、本体101の前面にその上部が後方へ傾斜するように設けられている。前記開口部102を開閉する扉体は、前記本体101上部の外側へ開く上扉体103と、前記開口部102を下方へ開く下扉体104で構成されている。前記本体101内には、食器等をセットする食器カゴ105が、開かれた前記開口部102から本体101の前方に引き出し可能に収容されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−219083号公報
従来の食器洗い機は、本体101上部の開口がほとんどないため、扉の開成時に上扉体103が開口部102を少しでも覆わないよう突出量を少なくするように構成していた。扉の開成時に上扉体103の突出量を少なくすることは、すなわち下扉体104が長くなることであり、扉の開口時の下扉体104の本体前方への飛び出し量は多くなる。そして、台所のシンクサイドに食器洗い機を設置する場合、本体101は置けるが、扉の開成時に下扉体104が水道栓に接触するため食器カゴ105を引き出しづらくなり、食器のセット性を著しく損なうという課題があった。また逆に、上扉体103の長さを長くする場合、扉を開いた時に開口部102の上端部を上扉体103が覆うために、特に上段カゴへの食器のセットと取り出しが行い難くなるという課題に加え、洗浄途中などの扉体の開閉動作により上扉体103より略円弧状の本体に水滴が落下し、そのまま本体をつたって流れ、電源コードに水滴が付着したり、シンク60に水が滴下しまうという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、食器カゴへの食器等のセットと取り出しを容易にして、食器のセット性を格段に向上させるとともに、扉体開閉時に上扉体より略円弧状の本体に水滴が滴下しても、シンクを清潔に保つとともに、製品の背面部に配設されている電源コード部への水滴付着を防止し安全性を向上させることを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の食器洗い機は、本体の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、扉体は、洗浄槽の上面に設けられた開口部を前記本体上部の外側へ開く上扉体と、前記洗浄槽の前面に設けられた開口部を下方へ開く下扉体を備え、前記本体の背面外側に水受け部を備えたものであり、本体上部の開口を大きくとることができ、本体上部からの食器カゴへの食器等のセットと取り出しを容易にすることができるとともに、扉体開閉時に上扉体より略円弧状の本体に水滴が滴下しても、本体の背面部の水受け部によって受け止められるため、シンクを清潔に保つとともに、製品の背面部に配設されている電源コード部への水滴付着を防止し安全性を向上させることができる。
本発明の食器洗い機は、食器カゴへの食器等のセットと取り出しを容易にすることができるとともに扉体開閉時に上扉体より略円弧状の本体に水滴が滴下しても、本体の背面部の水受け部によって受け止められるため、シンクを清潔に保つとともに、製品の背面部に配設されている電源コード部への水滴付着を防止し安全性を向上させることができる。
第1の発明は、本体と、前記本体に設けた洗浄槽と、食器等の被洗浄物を収納し、前記洗浄槽に収容する食器カゴと、前記洗浄槽に設けた開口部を開閉する扉体とを備え、前記開口部は、前記本体の前面と上面に開口するとともに、前記本体の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、前記洗浄槽は、前記本体の上面に設けられた開口部を前記本体上部の外側へ開く上扉体と、前記洗浄槽の前面に設けられた開口部を下方へ開く下扉体を備えるとともに、前記本体の背面外側に水受け部を備えたものであり、本体上部の開口を大きくとることができ、本体上部からの食器カゴへの食器等のセットと取り出しを容易にすることができるとともに、扉体開閉時に上扉体より略円弧状の本体に水滴が滴下しても、本体の背面部の水受け部によって受け止められるため、シンクを清潔に保つとともに、製品の背面部に配設されている電源コード部への水滴付着を防止し安全性を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、水受け部に穴を設け、溜まった水を洗浄槽内あるいは排水口に流れる構成としたものであり、洗浄中に何回も開閉動作を繰り返し行った場合においても、本体に流れ落ちた水は、本体背面部の水受け部で受け取られ、洗浄槽内や排水口に流れるようにしているため、水受け部から水が溢れ出すことがなく安全性を向上させることができるともに、水受け部に水が溜まった状態のままにならないため、食器洗い機を清潔に保つことができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、水受け部の底面部に勾配をつけ、少なくとも1箇所に水が集まるように構成したものであり、水受け部に流れ込んだ水滴は、底面部の勾配により集められるため手入れがしやすくなる。
第4の発明は、第2の発明において、水受け部の穴に向かって底面部に勾配を設けたものであり、洗浄中に扉体の開閉動作を幾度が繰り返した場合においても、水受け部に流れ込んだ水滴は効率よく洗浄槽や排水口に排出することができるため、水受け部から溢れる事がなく安全性を向上させることができるとともに、勾配を設けることにより水滴が残水したりすることがないため食器洗い機を清潔に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に示すように、1は食器洗い機の本体であり、この本体1を外側方から見たときの上部の外郭形状は、前面1aから背面1bにかけて上方へ膨出する略円弧状に形成した円弧状部1cを有している。また、前面形状は略平面で形成した平面部1dを有している。
2は食器等の被洗浄物を収納する食器カゴ3を収容する洗浄槽で本体1に内装されている。洗浄槽2の上部形状は、本体1上部の円弧状部1cの内面に沿うように上面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、洗浄槽2には、洗浄槽2を前面から上面にかけて開口する開口部4を設けるとともに、この開口部4を閉塞する開閉自在な扉体5を備えている。
扉体5は、開口部4の洗浄槽2の上面に設けられた部分を本体1上部の外側へ開く上扉体6と、前記開口部4の洗浄槽2の上面に設けられた部分を下方へ開く下扉体7で構成されており、上扉体6は洗浄槽2の内部を視認するための半透明な窓8を備えている。上扉体6の縦断面形状は、本体1の上面形状と同じく外方へ膨出する略円弧状に形成しており、本体1上部の円弧状部1cの外郭に沿うように移動して開口部4を開閉する。
食器カゴ3は、上段カゴ9と下段カゴ10の上下二段で構成されており、上段カゴ9は、下段カゴ10と構成部材を共用している。そして、食器カゴ3は、側面に摺動部11を設けるとともに、洗浄槽2の内側面に設けた支持部12に対して前後方向に摺動可能に支持されており、下扉体7を開いた時に下扉体7上に引き出し可能である。13は、洗浄ポンプ14により加圧した洗浄水を食器に向けて噴射する洗浄ノズルである。洗浄槽2の下部には、洗浄水を加熱するヒータ15を配置している。16は洗浄槽2の下部に設けられた制御装置であり、洗浄ポンプ14やヒータ15等を制御する。
また、図2〜図4に示すように、開口部4は、本体1の前面1aと、前面1aから上面にかけて外方へ膨らむように設けた円弧状部1cを含むように形成されており、開口部4の上端部39は、本体1の前面から上方へ膨出する略円弧状の本体1上面の頂部17まで開口する構成としており、本体1の上部面積の前面1a側の略半分が開口している(図4に示す線分Cは、頂部17を通る鉛直線で、開口部4の上端部39はその近傍に位置する)。洗浄槽2の前面から上面にかけて設けられた開口部4を覆う上扉体6と下扉体7の係合部18は、本体1の前面に形成した平面部1dに設けており、上扉体6側に設けたシール部材21と、下扉体7側に設けたシール受け部22によって、上扉体6と下扉体7を水密にシールする構成を有する。
上扉体6および下扉体7にはそれぞれ上扉体支持部23、下扉体支持部24が具備されており、洗浄槽2の側面に設けられた上扉体回動軸25、下扉体回動軸26により回動自在に軸支されている。上扉体支持部23上には移動軸27が設けられるとともに、洗浄槽2の側面には移動軸27が移動する移動溝28が設けられており、移動軸27は移動溝28に対して回動自在に移動する。上扉体6と下扉体7は第1の連動部材29と第2の連動部材30によって連結され、下扉体7の下方への回動に連動して上扉体6も上方へ回動する構成としている。
第1の連動部材29の一端は下扉体7に固定され、他端は連動部材間回動軸31を設け、第2の連動部材30の一端に設けられた連動部材間回動穴32との間で回動自在に軸支されている。第2の連動部材30の他端に設けられた上扉体連動穴33は、上扉体支持部23に設けられた上扉体連動回動軸34との間で回動自在に軸支されている。開口部4を開いた時の扉体5の位置規制を行うために、第2の連動部材30にストッパー部35を設け、このストッパー部35が当接するストッパー受け部36を本体1の側面に設けている。
上扉体支持部23は、その本体1から突出する部分が、上扉体6を閉じたときに上扉体6の側面に設けられたカバー(収納部)37により覆われて収納されるように構成している。上扉体支持部23、第1の連動部材29、第2の連動部材30、移動溝28など、扉体5を支持し回動させる機構部品は、本体1の側部の両側に設けられており本体側面ボディ38により覆われるものである。また、上扉体支持部23は、扉体5の開口動作終了時に本体1の上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置(図3に示す点D)が、開口部4の上端部39より後方になるように構成している。
上扉体6および下扉体7は、連動構成を有するため、下扉体回動軸26を中心に下扉体7を図3の矢印イ方向へ下方に回動操作することにより、上扉体6もこれに連動して矢印ロ方向へ回動し開口部4が開かれる。また、開口部4を開いた時、上扉体6は上扉体回動軸25を中心に本体の上方後方へ移動するが、移動終了時点では上扉体支持部23が開口部4の上端部39より後方まで移動した時点でストッパー部35がストッパー受け部36に当接して上扉体6および下扉体7は停止し、それ以上移動することはない完全開放状態となる。
また、図5に示すように、本体1の背面部の外側には、扉体5開閉時に上扉体6より略円弧状の本体1の外面に水滴41が滴下しても受け止められるように、水受け部40を備えている。
次に、上記実施の形態における動作、作用について説明する。食器洗い機を設置する場合、キッチンの側壁に沿って食器洗い機の正面を手前に向けて置く場合と、側面を手前に向けて置く場合がある。最近のキッチンは、浴槽や給湯器などの給湯設備を集中的に制御するコントローラをキッチンの側壁に設置しているのが一般的である。食器洗い機をキッチンに設置する場合、食器洗い機の本体1の高さより高い位置にコントローラが設置されている場合は問題ないが、コントローラが少し低く設置されている場合は、コントローラに設けられた表示部の視認性やスイッチ類の操作性を確保するために、食器洗い機を壁面から離して設置しなければならず、キッチンでの作業性を損なう。そして、コントローラがさらに低く設置されている場合は、食器洗い機を設置することができない。
しかしながら、本発明の構成によれば、本体1の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成しているため、コントローラが低く設置されている場合でも、コントローラに接触することなく本体1を壁面に近づけて設置できる。また、使用者は上方から本体1越しにコントローラを視認することができるため、表示部の視認性が得られるとともに、スイッチ類の操作性も確保される。
このように本発明によれば、浴槽や給湯器などのコントローラを既設したキッチンにおいて、コントローラの視認性および操作性を確保し、設置性を高めることができる。
また、本体1の上部形状および上扉体6の上部形状を上方へ膨出する略円弧状に形成し、上扉体6を本体1上部の円弧状部1cに沿うように移動して洗浄槽2の前面から上面にかけて設けられた開口部4を開閉する構成としたため、開口部4を開いた時の本体1の高さを低く抑えることができ、吊戸棚等が既設しているなど、設置空間の高さが低い場所への設置を容易することができる。
また、従来の食器洗い機では、洗浄槽2の背面から上面にかけての本体の側方から見た形状が略直角になっていたので、洗浄時に洗浄槽2内部の背面から上面へ向けて流れる洗浄水が上面に届きにくく、上面から食器に降り注ぐ洗浄水が少ないため、食器の表面に付着した汚れの洗浄性能が低いが、本発明の構成によれば、洗浄槽2上面への洗浄水量が増加するため、上面から食器に降り注ぐ洗浄水が多くなり、食器の表面に付着した汚れを確実に洗い流すことができる。
また、開口部4は、本体1の前面1aと、前面1aから上面にかけて外方へ膨らむように設けた円弧状部1cを含むように形成したことにより、食器カゴ3への食器等のセットと取り出しを容易にして食器のセット性が向上するとともに、浴槽や給湯器等のコントローラを既設したキッチンへの設置が容易になる。
また、洗浄槽2の上面に設けられた開口部4の上端部39を、上方へ膨出する円弧状部1cの頂部17の近傍に位置するように形成したことにより、本体1の上部面積の略半分を開口させる構成とすることができる。このため、上段カゴ9の奥までの視野が広がるとともに、食器の出し入れを容易に行うことができる。特に、皿類50の重心と上方へ膨出する円弧状部1cの中心の本体1前面からの距離をほぼ等しくなるように食器カゴ3を構成しているため、大皿等は洗浄槽2の開口部4の縁に接触することなく容易に出し入れできる。
このように本発明によれば、本体1上面の前面側の略半分までを開口することで、食器カゴ3への食器等のセットと取り出しを容易にすることができ、食器のセット性を向上させることができる。
また、開口部4は本体1の前面と上面を開放する構成のため、この開口部4を覆う扉体5は、同程度の本体寸法の従来の食器洗い機より上下方向に長くなる。このため、一枚扉で上開き構成の場合は、扉が邪魔になり食器の取り出しができない。また、下開き構成の場合は、正面置きであれば扉が本体から手前に開かれて、キッチンカウンタ上の調理スペースがなくなり、縦置きであれば、水道栓に扉が当たって扉を完全に開口することができなくなる。
しかしながら、本発明の構成によれば、扉体5を上扉体6と下扉体7の二枚扉で構成しており、洗浄槽2の前面から上面にかけて設けられた開口部4の平面部1dに扉体5の分割位置を設けて係合部18を構成することにより、開口部4を開いた時の下扉体7の本体1前方への突出量を少なくして本体1設置時の本体1前方の設置奥行き寸法を小さくすることができ、水道栓などが本体1の近傍に存在する場合でも、本体の設置性を向上させることができる。
また、上扉体支持部23は、扉体5の開口動作終了時に本体1の上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置(図3の点D)が、開口部4の上端部39より後方になるように構成している。狭い台所のシンクサイドに食器洗い機を設置する場合、洗浄槽2の開口部4を使用者の対面に置く正面置きよりも、図3に示すように台所の右あるいは左のシンクサイドに縦置き設置される場合の方が多い。この縦置き設置の場合、扉体5を開いて食器を出し入れするときは、開口部4の斜め前方から行うが、本発明の上扉体支持部23は、上扉体6を閉じたときにカバー37内に収容されるように上方へ膨出する略円弧形状に形成されており、上扉体6を開いたときは、上扉体支持部23が上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置より後方へと変位し、上扉体支持部23が開口部4を妨げない構成のため、視界を遮られることがなく、食器のセット性を向上させることができる。
また、上扉体6に上扉体支持部23を収納するカバー37を設け、扉体5を閉じた時に上扉体支持部23の本体1から突出する部分をカバー37に収納可能に構成しているため、上扉体支持部23と上扉体連動回動軸34が本体外に露出しないので、埃やごみ等の異物が上扉体回動軸25にかみこんだり、堆積することを防ぐことができ、扉体5を円滑に開閉することができる。
また、移動軸27と移動溝28も本体側面ボディ38によって本体外に露出しない構成としているので、埃やごみ等の異物が移動軸27と移動溝28内に入り込むのを防ぐことができる。
また、下扉体7の回動に連動して上扉体6も回動する構成のため、扉体5の操作性および使い勝手を向上させることができる。
また、本体1の背面部に水受け部40を備えているため、扉体5開閉時に上扉体6の主に内面より略円弧状の本体1の外面に水滴41が滴下しても、本体1の背面部の水受け部40によって受け止められるため、水滴41がシンク60に垂れることがないため清潔に保つことができるとともに、製品の背面部に配設されている電源コード部(図示せず)への水滴41付着を防止し安全性を向上させることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、図6に示すように、本体1の背面部に設けられた水受け部40に底面の一部に洗浄槽2に通じる管45を設け、管45が洗浄槽2に達する部分に弁42を配設し、本体1背面部の水受け部40に溜まった水41を洗浄槽2内に流して戻すように構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
上記構成によると、洗浄中に何回も開閉動作を繰り返し行った場合においても、本体1の外面に流れ落ちた水41は、本体1背面部の水受け部40で受け取られ、洗浄槽2内に戻すようにしているため、本体1背面部の水受け部40から水41が溢れ出すことがなく、製品の安全性を向上させることができる。また、上記のような循環構成をとっているため、扉体5の開閉により本体1背面部の水受け部40に溜まった水41は、洗浄槽2に戻るようになっており、水受け部40に水が溜まった状態にならないため、食器洗い機を清潔に保つことができる。
また、図7に示すように、本体1背面部の水受け部40に管46を形成し、ホース47を接続して排水口に水を排水するようにしても上記同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、図8に示すように、本体1背面部に設けられた水受け部40の底面部43の内面に勾配をつけ、流れ込んだ水滴41を底面部43の本体1幅方向の中心部に集まるように構成している。上扉体6の動作については上記実施の形態1と同じである。
上記構成によると、扉体5の開閉動作により本体1背面部の水受け部40に流れ込んだ水滴41は、底面部43内面の勾配により一箇所に集められるため手入れがしやすく、製品を清潔に保つことができる。
本実施の形態では、水滴41がすべて中心部の一箇所に集まるように構成しているが、底面部43の内面の勾配を工夫し、複数箇所に分けて集めるように構成しても同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、図9に示すように、本体1背面部の水受け部40に設けた管45、46に向かって、底面部43に勾配を設けるように構成している。管45あるいは46に関連する構成は、上記実施の形態2と同様である(図6および図7参照)。また、上扉体6の動作については上記実施の形態1と同じである。
上記構成によると、洗浄中に扉体5の開閉動作を幾度が繰り返した場合においても、本体1平面部の水受け部40に流れ込んだ水滴41は、底面部43の勾配により管45あるいは46に効率よく集めることができ、洗浄槽2や排水口に排出することができるため、水受け部から溢れる事がなく安全性を向上させることができる。また勾配を設けることにより、本体1背面部の水受け部40に水滴41が残水したりすることがないため食器洗い機を清潔に保つことができる。
以上のように、本発明の食器洗い機は、食器カゴへの食器等のセットと取り出しを容易にすることができるとともに扉体開閉時に上扉体より略円弧状の本体の外郭に水滴が滴下しても、本体の背面部の水受け部によって受け止められるため、シンクを清潔に保つとともに、製品の背面部に配設されている電源コード部への水滴付着を防止し安全性を向上させた食器洗い機として有用である。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の側断面図 同食器洗い機の扉体の開閉構成を示す部分側断面図 同食器洗い機をキッチンに縦置き設置し、開口部を開いた時の側断面図 同食器洗い機の開口部を閉じた時の部分側断面図 (a)同食器洗い機の扉体閉時の上扉体と本体背面外側に設けた水受け部との位置関係を示す要部断面図(b)同食器洗い機の扉体開時の上扉体と本体背面の水受け部との位置関係を示す要部断面図 本発明の実施の形態2における食器洗い機の本体背面の水受け部の拡大断面図 同食器洗い機の本体背面の水受け部の他の構造を示す拡大断面図 本発明の実施の形態3における食器洗い機の本体の背面図 本発明の実施の形態4における食器洗い機の本体の背面図 従来の食器洗い機の側断面図
符号の説明
1 本体
1a 前面
1b 背面
1c 円弧状部
2 洗浄槽
3 食器カゴ
4 開口部
5 扉体
6 上扉体
7 下扉体
17 頂部
18 係合部
23 上扉体支持部
37 カバー(収納部)
39 上端部
40 水受け部
41 水滴
43 底面部
45、46 管

Claims (4)

  1. 本体と、前記本体に設けた洗浄槽と、食器等の被洗浄物を収納し、前記洗浄槽に収容する食器カゴと、前記洗浄槽に設けた開口部を開閉する扉体とを備え、前記開口部は、前記本体の前面と上面に開口するとともに、前記本体の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、前記扉体は、前記洗浄槽の上面に設けられた開口部を前記本体上部の外側へ開く上扉体と、前記洗浄槽の前面に設けられた開口部を下方へ開く下扉体を備えるとともに、前記本体の背面外側に水受け部を備えた食器洗い機。
  2. 水受け部に穴を設け、溜まった水を洗浄槽内あるいは排水口に流れる構成とした請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 水受け部の底面部に勾配をつけ、少なくとも1箇所に水が集まるように構成した請求項1または2に記載の食器洗い機。
  4. 水受け部の穴に向かって底面部に勾配を設けた請求項2に記載の食器洗い機。
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