JP2007282630A - オリゴ糖鎖合成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】まず、HL-60細胞等の培養細胞や固形癌由来の癌細胞等の生体から採取された細胞等の生体内(in vivo)で増殖可能な細胞を、宿主動物の皮下等の生体内で培養する。そして、生体内で培養した細胞を生体から取り出して培地に懸濁し、糖鎖合成細胞とする。この糖鎖合成細胞を懸濁した液に糖鎖プライマーを添加して、この細胞と糖鎖プライマーとを反応させ、オリゴ糖鎖を合成する。
【選択図】図1
Description
一般に、糖鎖生合成経路を有している糖鎖合成細胞に糖鎖プライマーを投与すると、この糖鎖プライマーが細胞中に入って細胞中の糖転移酵素と反応し、その結果、糖鎖の伸長が起きることが知られている。
まず、細胞を生体内(in vivo)で培養する。ここで、生体内培養に用いる細胞は、生体内で増殖可能な細胞であればよく、例えば、培養細胞、又は生体から採取された細胞等が挙げられる。培養細胞は、初代培養細胞であっても、株化された培養細胞であってもよく、培養条件下で培養された細胞であればあらゆる細胞が含まれ、培養回数・培養時間・トランスファー回数などによって限定されることはない。株化された培養細胞としては、ヒトリンパ球細胞(例えば、HL60細胞、CCRF-CEM細胞、BALL-1細胞、A4/Fuk細胞、B104細胞、B104-R3細胞、HLCL-1細胞、PEER細胞、TK細胞、WIL2-NS細胞等)、マウスリンパ球細胞(例えば、SP2/O細胞等)等の、通常培養器に付着し難く、浮遊状態で培養される浮遊細胞や、ヒト大腸癌細胞(例えば、RPMI 4788細胞等)、チャイニーズハムスター卵巣細胞(例えば、CHO-K1細胞等)等の、通常培養器に付着しやすく、付着状態で培養される付着細胞が挙げられる。細胞によっては、培養条件(培養器内面の表面加工や培地の種類等)によって、浮遊状態でも付着状態でも培養できる細胞があり、そのような細胞は、本明細書では付着細胞として取り扱う。また、生体から採取された細胞としては、増殖細胞であることが好ましく、癌細胞(固形腫瘍を含む)であることがより好ましい。
こうして調整した細胞を糖鎖合成細胞として利用する。
本発明のオリゴ糖鎖合成方法において用いられる糖鎖プライマーは、例えば、ラクトシド型プライマー(例えば、Lac-C12: 1-(n-dodecyl)-β-Lactoside)、N-アセチルグルコサミン型糖鎖プライマー(例えば、GlcNac-C12; 1-(n-dodecyl)-2-N-acetyl-β-Glucopyranoside)、N-アセチルガラクトサミン型糖鎖プライマー、マンノース型糖鎖プライマー、キシロース型糖鎖プライマー、又はグルコース型糖鎖プライマー等が挙げられる。これらの糖鎖プライマーは、市販のものであっても、当業者に公知の方法で化学合成されたものでもよい。
前述の通り、in vivoで培養した細胞にこれらの糖鎖プライマーを投与すれば、この細胞と糖鎖プライマーとが反応し、その結果、オリゴ糖鎖を得ることができる。具体的には、まず、in vivoで培養した上述の細胞の懸濁液または細胞を培養器に付着させた培地に、糖鎖プライマーを添加し、37℃で1〜5日間培養する。このような培養を行うと、糖鎖プライマーが細胞に取り込まれ、その糖鎖プライマーに糖が付加され、多様なオリゴ糖鎖が培養液中に産生される。そして、この培養液から、濃縮、分離、抽出等を行うことによって、オリゴ糖鎖を精製することができる。なお、懸濁液に添加すべき糖鎖プライマーは、懸濁液に対して10μM〜100μMの濃度であることが好ましく、約50μMの濃度であることが最も好ましい。
上記糖鎖合成方法を用いる際、糖鎖合成細胞や、好ましくは糖鎖プライマーを、オリゴ糖鎖を合成するための糖鎖合成キットとすることにより、容易に効率よく糖鎖を合成できるようになる。そこで、糖鎖合成細胞として生体内(in vivo)で培養された、生体内で増殖可能な細胞を含むキットを本発明の糖鎖合成キットとするが、このキットは、さらに糖鎖プライマーを含んでいることがより好ましい。なお、このキットに含まれる生体内で増殖可能な細胞及び糖鎖プライマーは、「オリゴ糖鎖の合成」で記載した細胞やプライマーと同様に選択できる。また、上記オリゴ糖鎖合成方法に用いられる緩衝液や培養液などをキットに含ませてもよい。
本発明の方法によって合成されたオリゴ糖鎖は、医薬品、医薬部外品、化粧品、食品、実験・研究器具(例えば、糖鎖チップ)、バイオテクノロジー研究試薬等に用いることができる。
1.生体外(in vitro)で培養した細胞の調製
まず、生体外(in vitro)で、BALL-1細胞、HL-60細胞、CCRF-CEM細胞、RPMI4788細胞、及びCHO-K1細胞を培養した。具体的には、牛胎児血清を10v/v%を添加したRPMI 1640培地(pH7.2)に、株化されたヒト由来の各リンパ球細胞、RPMI4788細胞、及びCHO-K1細胞をそれぞれ播種(1×105個/ml〜2×105個/ml)し、常法に従って37℃で培養した。次いで、株化されたヒト由来の各リンパ球細胞については、血清無添加のRPMI 1640培地(pH7.2、フェノールレッド不含、カナマイシン60μg/ml、ゲンタマイシン2.5μg/ml、セフチゾキシム20μg/mlを含む)でこれら各細胞を洗浄した。一方、RPMI4788細胞及びCHO-K1細胞については、コラゲナーゼ含有生理食塩水でこれら各細胞を分散させ、分取した。次いで、上記血清無添加のRPMI 1640培地でこれら各細胞を洗浄した。最後に、細胞濃度が3×106個/mlになるように、これら各細胞を上記血清無添加のRPMI 1640培地に懸濁した。
株化されたヒト由来のリンパ球細胞を生体内(in vivo)で増殖させるために、以下の実験を行った。
1-1.糖鎖プライマーと浮遊細胞との反応
各細胞内で糖鎖プライマーを用いてオリゴ糖鎖を合成させるために、糖鎖プライマー Lac-C12(Lac-C12:1-(n-dodecyl)-β-Lactoside)及びGlcNAc-12(GlcNAc-C12:1-(n-dodecyl)-2-N-acetyl-β-Glucopyranoside)と上記「培養細胞の調製」に記載の方法によって調製した細胞を用いて、以下の実験を行った。
本来付着状態で培養されるRPMI4788細胞、及びCHO-K1細胞については、懸濁状態で、その培養液に糖鎖を加え、オリゴ糖鎖を合成させることも可能であるが、本実施例では、細胞を培養フラスコに付着させた状態でオリゴ糖鎖を合成させた。上記「培養細胞の調製」に記載の方法によって調整したRPMI4788細胞、及びCHO-K1細胞をポリスチレン製培養フラスコ(150cm2)に牛胎児血清10v/v%を添加したRPMI 1640培地(pH7.2、カナマイシン60μg/ml、ゲンタマイシン2.5μg/ml、セフチゾキシム20μg/mlを含む)で1×105個/mlになるよう希釈し、その50mlを播種した。付着細胞密度が1.3×105個/cm2)になるまで培養後、培養フラスコを血清無添加のRPMI 1640培地(pH7.2、フェノールレッド不含、カナマイシン60μg/ml、ゲンタマイシン2.5μg/ml、セフチゾキシム20μg/mlを含む)で洗浄した。50μMのラクトシド型プライマー又はN−アセチルグルコサミン型糖鎖プライマーを含む、上記血清無添加のRPMI 1640培地30mlを培養フラスコに添加し、37℃で2日間保ち、オリゴ糖鎖を合成させ、上清に分泌させた(表2に組み合わせを示す)。その後、これらの培養上清は、以下「2.オリゴ糖鎖の精製及び高性能薄層クロマトグラフィー」に示すように精製して、高性能薄層クロマトグラフィーに用いた。
Preparative C18 125オングストローム 55−105μm Bulk Packing Material(Waters)を充填したカラム(20×200mm)を用いて、上記「1-1. 糖鎖プライマーと浮遊状態との反応」及び「1-2. 糖鎖プライマーと付着状態との反応」の方法によって得られた培養上清から、オリゴ糖鎖(糖脂質)を含む脂質成分を精製した。
この溶解液の1/20量をHPTLCプレート(high performance thin layer chromatoglaphy; Silicagel 60、Merck社)にスポットし、クロロホルム/メタノール/超純水=50/40/10(v/v/v)を展開溶媒に使用して、展開させた。
前述の「2.オリゴ糖鎖の精製及び高性能薄層クロマトグラフィー」を実施後、これらのバンドに含まれる糖鎖の質量をMALDI-TOF-MSで計測した。なお、前述の通り、HL60細胞はネオラクト系列の糖鎖を、CCRF-CEM細胞はグロボ系列の糖鎖を、BALL-1細胞はグロボ系列の糖鎖を合成すると考えられるので、計測した質量の値から分子量を予測し、以下に示すように糖鎖の構造を推定した。なお、以下A、B等は、図1及び図2のバンドに相当している。
No.1 −A:Mw=533:Lac-C12
−B:Mw=695:Gal−Lac−C12
−C:Mw=824:NeuAc−Lac−C12
No.2 −A:Mw=533:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal−Lac−C12
−C:構造未決定
No.3 −A:Mw=533:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal−Lac−C12
−C:構造未決定
No.4 −A:Mw=533:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal−Lac−C12
−C:構造未決定
No.5 −A:Mw=533:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal−Lac−C12
−C:Mw=846:Fuc−Gal−Lac−C12
No.6 −A:Mw=533:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal−Lac−C12
−C:Mw=846:Fuc−Gal−Lac−C12
No.7 −A:Mw=574:Gal−GlcNAc−C12
−B:Mw=720:Gal−( Fuc )−GlcNAc−C12
−C:Mw=842:NeuAc−Gal−GlcNAc−C12
Mw=988:NeuAc−Gal−( Fuc ) −GlcNAc−C12
−D:Mw=1208:NeuAc−Gal−GlcNAc−Gal−GlcNAc−C12
−E:Mw=1354:NeuAc−Gal−GlcNAc−Gal−( Fuc )−GlcNAc−C12
No.8 −A:Mw=574:Gal−GlcNAc−C12
−B’:Mw=736:Gal−Gal−GlcNAc−C12
−C:構造未決定
−D:構造未決定
No.9 −A:Mw=574:Gal−GlcNAc−C12
−B:Mw=720:Fuc−Gal−GlcNAc−C12
−C:構造未決定
−D:構造未決定
−E:構造未決定
No.10 −A:Mw=574:Gal−GlcNAc−C12
−B:Mw=720:Fuc−Gal−GlcNAc−C12
−C:構造未決定
−E:構造未決定
No.11 −A:Mw=574:Gal−GlcNAc−C12
−B:Mw=736:Gal−Gal−GlcNAc−C12
−C:Mw=591:HexNAc−GlcNAc−C12
−D:構造未決定
No.12 −A:Mw=574:Gal−GlcNAc−C12
−B:構造未決定
−C: Mw=591:HexNAc−GlcNAc−C12
No.13−A:Mw=534:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal −Lac−C12
−C:Mw=898:GalNAc−Gal − Lac −C12
−D:Mw=1101:GalNAc−GalNAc−Gal − Lac −C12
−E:構造未決定
−F:構造未決定
−H:構造未決定
−I:構造未決定
No.14−A:Mw=534:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal − Lac−C12
−F:構造未決定
−G:HexNAc − Lac−C12
−H:構造未決定
No.15−A:Mw=534:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal − Lac−C12
−C:Mw=898:GalNAc−Gal − Lac −C12
−D:Mw=1101:GalNAc−GalNAc−Gal − Lac −C12
−E:構造未決定
−F:Mw=1101:GalNAc−GalNAc−Gal − Lac −C12
−H:構造未決定
−I:構造未決定
No.16−A:Mw=534:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal − Lac−C12
−C:構造未決定
−D:構造未決定
−H:構造未決定
No.17−A:構造未決定
−B:構造未決定
−C:Mw=574:Gal−GlcNAc −C12
−D:Mw=720:Gal−(Fuc)―GlcNAc −C12
−E:Mw=736:Gal−Gal−GlcNAc −C12
−F:Mw=939:Gal−GlcNAc −Gal−GlcNAc −C12
−G:構造未決定
−H:構造未決定
−I:Mw=1142:GlcNAc −Gal−GlcNAc −Gal−GlcNAc −C12
−J:構造未決定
−K:構造未決定
No.18−C:Mw=574:Gal−GlcNAc −C12
No.19−A:構造未決定
−B:構造未決定
−C:構造未決定
−D:構造未決定
−E:構造未決定
−G:構造未決定
−H:Mw=1142:GlcNAc −Gal−GlcNAc −Gal−GlcNAc −C12
−I:構造未決定
−J:構造未決定
No.20−C:Mw=574:Gal−GlcNAc −C12
−D:構造未決定
−F:構造未決定
No.21−A:Mw=534:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal − Lac−C12
−C:Mw=898:GalNAc−Gal − Lac −C12
−D:Mw=1101:HexNAc − Lac −C12
−E:構造未決定
−F:構造未決定
−G:構造未決定
No.22−A:Mw=534:Lac−C12
−B:Mw=695:Gal − Lac−C12
−C:Mw=846:Fuc−Gal − Lac −C12
−D:Mw=736:HexNAc − Lac −C12
−E:Mw=1049:GalNAc −(Fuc)−Gal −Lac −C12
−F:構造未決定
−G:構造未決定
No.23−A:Mw=534:Lac−C12
−B:構造未決定
−C:構造未決定
−D:構造未決定
No.24−A:Mw=534:Lac−C12
−B:構造未決定
−C:Mw=846:Fuc−Gal − Lac −C12
−D:構造未決定
No.25−A:Mw=574:Gal−GlcNAc −C12
−B:Mw=720:Fuc−Gal−GlcNAc −C12
−C:Mw=736:Gal−Gal−GlcNAc −C12
−D:構造未決定
−E:構造未決定
No.26−A:Mw=574:Gal−GlcNAc −C12
−B:Mw=720:Fuc−Gal−GlcNAc −C12
−C:Mw=736:Gal−Gal−GlcNAc −C12
−D:構造未決定
−E:構造未決定
No.27−B:Mw=574:Gal−GlcNAc −C12
−C:Mw=736:Gal−Gal−GlcNAc −C12
−D:構造未決定
No.28−A:Mw=574:Gal−GlcNAc −C12
−B:Mw=574:Gal−GlcNAc −C12
−C:構造未決定
−D:構造未決定
Claims (28)
- オリゴ糖鎖を合成する方法であって、
生体内(in vivo)で増殖可能な細胞を前記生体内で培養し、
前記細胞を前記生体内から取り出し、
前記生体内から取り出した前記細胞に糖鎖プライマーを投与して、前記細胞と前記糖鎖プライマーとを反応させること、
を特徴とするオリゴ糖鎖合成方法。 - 生体内から取り出した前記細胞を溶液に懸濁し、前記懸濁した細胞に前記糖鎖プライマーを投与することを特徴とする請求項1に記載の合成方法。
- 生体内から取り出した前記細胞を培養器に付着させ、前記付着させた細胞に前記糖鎖プライマーを投与することを特徴とする請求項1に記載の合成方法。
- 前記細胞が、培養細胞又は生体から採取された細胞であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の合成方法。
- 前記培養細胞が、株化ヒトリンパ球細胞であることを特徴とする請求4に記載の合成方法。
- 前記培養細胞が、RPMI4788細胞またはCHO-K1細胞であることを特徴とする請求項4に記載の合成方法。
- 前記生体内が皮下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の合成方法。
- 前記糖鎖プライマーが、ラクトシド型プライマー又はNアセチルグルコサミン型糖鎖プライマーであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の合成方法。
- 前記オリゴ糖鎖が、ネオラクト系列の糖鎖又はグロボ系列の糖鎖であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の合成方法。
- 糖鎖プライマーを用いてオリゴ糖鎖を合成するための糖鎖合成細胞であって、
生体内(in vivo)で培養された、前記生体内で増殖可能な細胞であることを特徴とする糖鎖合成細胞。 - 前記細胞が浮遊細胞であることを特徴とする請求項10に記載の糖鎖合成細胞。
- 前記細胞が付着細胞であることを特徴とする請求項10に記載の糖鎖合成細胞。
- 前記細胞が、培養細胞又は生体から採取された細胞であることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の糖鎖合成細胞。
- 前記培養細胞が、株化ヒトリンパ球細胞であることを特徴とする請求項13に記載の糖鎖合成細胞。
- 前記培養細胞が、RPMI4788細胞またはCHO-K1細胞であることを特徴とする請求項13に記載の糖鎖合成細胞。
- 前記生体内が皮下であることを特徴とする請求項10〜15のいずれかに記載の糖鎖合成細胞。
- 前記糖鎖プライマーが、ラクトシド型プライマー又はNアセチルグルコサミン型糖鎖プライマーであることを特徴とする請求項10〜16のいずれかに記載の糖鎖合成細胞。
- 前記オリゴ糖鎖が、ネオラクト系列の糖鎖又はグロボ系列の糖鎖であることを特徴とする請求項10〜17のいずれかに記載の糖鎖合成細胞。
- 糖鎖プライマーを用いてオリゴ糖鎖を合成するための糖鎖合成キットであって、
生体内(in vivo)で培養された、前記生体内で増殖可能な細胞を含むことを特徴とする糖鎖合成キット。 - 前記細胞が浮遊細胞であることを特徴とする請求項19に記載の合成キット。
- 前記細胞が付着細胞であることを特徴とする請求項19に記載の合成キット。
- 前記細胞が、培養細胞又は生体から採取された細胞であることを特徴とする請求項19〜21のいずれかに記載の糖鎖合成キット。
- 前記培養細胞が、株化ヒトリンパ球細胞であることを特徴とする請求項22に記載の糖鎖合成キット。
- 前記培養細胞が、RPMI4788細胞またはCHO-K1細胞であることを特徴とする請求項22に記載の糖鎖合成キット。
- 前記生体内が皮下であることを特徴とする請求項19〜24のいずれかに記載の糖鎖合成キット。
- 前記糖鎖プライマーをさらに含むことを特徴とする請求項19〜25のいずれかに記載の糖鎖合成キット。
- 前記糖鎖プライマーが、ラクトシド型プライマー又はNアセチルグルコサミン型糖鎖プライマーであることを特徴とする請求項19〜26のいずれかに記載の糖鎖合成キット。
- 前記オリゴ糖鎖が、ネオラクト系列の糖鎖又はグロボ系列の糖鎖であることを特徴とする請求項19〜27のいずれかに記載の糖鎖合成キット。
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