JP2007282451A - 回転電機の電機子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータの電機子は、複数のティース112aを有するコア112と、4本のティースからなる3つのティース群にそれぞれ所定回数巻回された3つの巻線部41〜43、巻線部41,43から延びて所定の2個のセグメントに結線された渡り線44,45、並びに巻線部41,42間及び巻線部42,43間を、該当の各巻線部が個別にセグメントに結線される場合に結線されるべき該セグメントに結線することなく接続する中間渡り線46,47を連続的に有する主巻線部114と、各渡り線の結線された所定のセグメント及び該当の各巻線部が結線されるべきセグメントを同電位に接続する短絡部材151とを備える。
【選択図】図5
Description
本発明の目的は、巻線占積率を向上するとともに、巻線加工における整流子への結線回数を削減して該巻線加工のより迅速化を図り、且つ、ブラシの本数を削減することができる回転電機の電機子及びその製造方法を提供することにある。
同構成によれば、前記同電位手段を、互いに絶縁された複数の導電線からなる極めて簡易な構造にできる。
以下、本発明を6極24スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
このような構造を有するモータ101において、陽極側給電用ブラシ107及び陰極側給電用ブラシ108に対して外部から給電されると、整流子113を介して電機子103の主巻線部114(巻線部41〜43)が通電されて、該電機子103(回転軸111)が回転する。
(1)本実施形態では、巻線部41,42間及び巻線部42,43間は、各巻線部41〜43が個別にセグメントに結線される場合に結線されるべき該セグメントに結線されることなく、中間渡り線46,47を介して直に接続されている。そして、各巻線部41〜43が結線されるべきセグメントは、前記短絡部材151にて前記各渡り線44,45の結線された所定のセグメントと同電位に接続される。つまり、各巻線部41〜43は、短絡部材151及び各渡り線44,45を通じて給電される。従って、各巻線部41〜43のセグメントへの結線を部分的に省略できる分、渡り線の本数が少なくなるとともに、その収まりもよくなり、結線部もコンパクトに処理できて、巻線占積率を向上することができる。具体的には、24スロットの場合に本来必要な48本の渡り線を、各主巻線部114で2本ずつとなる合計16本の渡り線44,45で済ますことができる。
(7)本実施形態では、小型高出力のモータ101を、低コストで提供することができる。
以下、本発明を6極24スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第2の実施形態を図7に従って説明する。尚、第2の実施形態では、巻回工程において、2つの巻線巻回装置50を用いる、いわゆるダブル巻きが採用されており、これに対応して前記第1の実施形態に対し主巻線部の巻装態様が変更されている。従って、説明の便宜上、前記第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
一方の巻線巻回装置50は、図7(b)に実線で示したように、結線爪30を有するセグメント8に巻線を結線して該セグメント8を起点(巻始め)にし、該セグメント8から番号「6」のスロット112bに巻線を延ばして前記渡り線244を形成する。又、巻線巻回装置50は、渡り線244に連続して、番号「6」、「2」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部241を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部241に連続して、番号「2」のスロット112bから番号「14」のスロット112bに巻線を延ばして前記中間渡り線246を形成する。又、巻線巻回装置50は、中間渡り線246に連続して、番号「14」、「10」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部242を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部242に連続して、番号「10」のスロット112bから番号「22」のスロット112bに巻線を延ばして前記中間渡り線247を形成する。さらに又、巻線巻回装置50は、中間渡り線247に連続して、番号「22」、「18」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部243を形成する。そして、巻線巻回装置50は、最後に形成された巻線部243から結線爪30を有するセグメント17に巻線を延ばして前記渡り線245を形成するとともに、該セグメント17に巻線を結線する。以上により、当該巻線巻回装置50は、1層目となる主巻線部214を形成する。
(1)本実施形態では、2つの巻線巻回装置50を同時に作動させて巻回工程を行う場合、巻線加工のより迅速化を図ることができる。
以下、本発明を6極24スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第3の実施形態を図8に従って説明する。尚、第3の実施形態は、巻回工程における重ね巻きを、いわゆる戻り角重ねに変更したことが前記第1の実施形態と異なり、これに対応して主巻線部の巻装態様が変更されている。従って、説明の便宜上、前記第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
次に、電機子103の製造方法について説明する。
巻回工程が完了すると、前記第1〜第2の実施形態と同様、その後の接続工程において、セグメント2,5,8,11,14,17,20,23に結線された巻線(渡り線344,345)が、ヒュージング等で接合され、電機子103の製造が完了する。
(第4の実施形態)
以下、本発明を6極24スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第4の実施形態を図9に従って説明する。尚、第4の実施形態は、巻回工程における重ね巻きを、いわゆる戻り角重ねに変更したことが前記第2の実施形態と異なり、これに対応して主巻線部の巻装態様が変更されている。従って、説明の便宜上、前記第2の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
一方の巻線巻回装置50は、図9(b)に実線で示したように、結線爪30を有するセグメント5に巻線を結線して該セグメント5を起点(巻始め)にし、該セグメント5から番号「7」のスロット112bに巻線を延ばして前記渡り線444を形成する。又、巻線巻回装置50は、渡り線444に連続して、番号「7」、「3」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部441を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部441に連続して、番号「3」のスロット112bから番号「15」のスロット112bに巻線を延ばして前記中間渡り線446を形成する。又、巻線巻回装置50は、中間渡り線446に連続して、番号「15」、「11」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部442を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部442に連続して、番号「11」のスロット112bから番号「23」のスロット112bに巻線を延ばして前記中間渡り線447を形成する。さらに又、巻線巻回装置50は、中間渡り線447に連続して、番号「23」、「19」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部443を形成する。そして、巻線巻回装置50は、最後に形成された巻線部443から結線爪30を有するセグメント20に巻線を延ばして前記渡り線445を形成するとともに、該セグメント20に巻線を結線する。以上により、当該巻線巻回装置50は、1層目となる主巻線部414を形成する。
巻回工程が完了すると、前記第1〜第3の実施形態と同様、その後の接続工程において、セグメント2,5,8,11,14,17,20,23に結線された巻線(渡り線444,445)が、ヒュージング等で接合され、電機子103の製造が完了する。
(第5の実施形態)
以下、本発明を6極24スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第5の実施形態を図10に従って説明する。尚、第5の実施形態は、巻回工程における重ね巻きを、3連コイルの構造をなす3つの巻線部が順次、正巻き、逆巻き、正巻きになるように変更したことが前記第1の実施形態と異なり、これに対応して主巻線部の巻装態様が変更されている。従って、説明の便宜上、前記第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
次に、電機子103の製造方法について説明する。
巻回工程が完了すると、前記第1〜第4の実施形態と同様、その後の接続工程において、セグメント2,5,8,11,14,17,20,23に結線された巻線(渡り線344,345)が、ヒュージング等で接合され、電機子103の製造が完了する。
(1)本実施形態では、正巻きの巻線部541,543間に逆巻きの巻線部542を加えた巻線パターンを採用したことで(即ち、巻線部541〜543の巻回方向を、正巻き、逆巻き、正巻きと交互に切り替えたことで)、中間渡り線546,547を最短の長さになるように設定することができる。そして、巻線加工(巻回工程)の更なる迅速化を図ることができる。又、必要な巻線材の使用量も更に削減することができ、コストを削減することができる。
以下、本発明を6極24スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第6の実施形態を図11に従って説明する。尚、第6の実施形態では、巻回工程において、2つの巻線巻回装置50を用いる、いわゆるダブル巻きが採用されており、これに対応して前記第5の実施形態に対し主巻線部の巻装態様が変更されている。従って、説明の便宜上、前記第5の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
一方の巻線巻回装置50は、図11(b)に実線で示したように、結線爪30を有するセグメント2に巻線を結線して該セグメント2を起点(巻始め)にし、該セグメント2から番号「5」のスロット112bに巻線を延ばして前記渡り線644を形成する。又、巻線巻回装置50は、渡り線644に連続して、番号「5」、「1」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部641を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部641に連続して、番号「1」のスロット112bから番号「5」のスロット112bに巻線を延ばして前記中間渡り線646を形成する。又、巻線巻回装置50は、中間渡り線646に連続して、番号「5」、「9」のスロット112b間のティース群に逆巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部642を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部642に連続して、番号「9」のスロット112bから番号「13」のスロット112bに巻線を延ばして前記中間渡り線647を形成する。さらに又、巻線巻回装置50は、中間渡り線647に連続して、番号「13」、「9」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部643を形成する。そして、巻線巻回装置50は、最後に形成された巻線部643から結線爪30を有するセグメント11に巻線を延ばして前記渡り線645を形成するとともに、該セグメント11に巻線を結線する。以上により、当該巻線巻回装置50は、1層目となる主巻線部614を形成する。
巻回工程が完了すると、前記第1〜第5の実施形態と同様、その後の接続工程において、セグメント2,5,8,11,14,17,20,23に結線された巻線(渡り線644,645)が、ヒュージング等で接合され、電機子103の製造が完了する。
(第7の実施形態)
以下、本発明を6極24スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第7の実施形態を図14に従って説明する。尚、第7の実施形態は、巻回工程における重ね巻きを、いわゆる戻り角重ねに変更したことが前記第5の実施形態と異なり、これに対応して主巻線部の巻装態様が変更されている。従って、説明の便宜上、前記第5の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
次に、電機子103の製造方法について説明する。
巻回工程が完了すると、前記第1〜第6の実施形態と同様、その後の接続工程において、セグメント2,5,8,11,14,17,20,23に結線された巻線(渡り線744,745)が、ヒュージング等で接合され、電機子103の製造が完了する。
(第8の実施形態)
以下、本発明を6極24スロット24セグメントのブラシ付き直流モータに具体化した第8の実施形態を図15に従って説明する。尚、第8の実施形態では、巻回工程において、2つの巻線巻回装置50を用いる、いわゆるダブル巻きが採用されており、これに対応して前記第7の実施形態に対し主巻線部の巻装態様が変更されている。従って、説明の便宜上、前記第7の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
一方の巻線巻回装置50は、図15(b)に実線で示したように、結線爪30を有するセグメント2に巻線を結線して該セグメント2を起点(巻始め)にし、該セグメント2から番号「8」のスロット112bに巻線を延ばして前記渡り線844を形成する。又、巻線巻回装置50は、渡り線844に連続して、番号「8」、「4」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部841を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部841に連続して、番号「4」のスロット112bから番号「8」のスロット112bに巻線を延ばして前記中間渡り線846を形成する。又、巻線巻回装置50は、中間渡り線846に連続して、番号「8」、「12」のスロット112b間のティース群に逆巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部842を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部842に連続して、番号「12」のスロット112bから番号「16」のスロット112bに巻線を延ばして前記中間渡り線847を形成する。さらに又、巻線巻回装置50は、中間渡り線847に連続して、番号「16」、「12」のスロット112b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部843を形成する。そして、巻線巻回装置50は、最後に形成された巻線部843から結線爪30を有するセグメント17に巻線を延ばして前記渡り線845を形成するとともに、該セグメント17に巻線を結線する。以上により、当該巻線巻回装置50は、1層目となる主巻線部814を形成する。
巻回工程が完了すると、前記第1〜第7の実施形態と同様、その後の接続工程において、セグメント2,5,8,11,14,17,20,23に結線された巻線(渡り線644,645)が、ヒュージング等で接合され、電機子103の製造が完了する。
(第9の実施形態)
以下、本発明を具体化した第9の実施形態を図16に従って説明する。尚、第9の実施形態では、6極18スロット18セグメントのブラシ付き直流モータが採用されており、これに対応して前記各実施形態に対し主巻線部の巻装態様、短絡部材によるセグメント同士の結線態様等が変更されている。
次に、電機子103の製造方法について説明する。
巻回工程が完了すると、その後の接続工程において、セグメント2,5,7,9,11,14,16,18に結線された巻線(渡り線944,945)が、ヒュージング等で接合され、電機子103の製造が完了する。
(第10の実施形態)
以下、本発明を具体化した第10の実施形態を図17に従って説明する。尚、第10の実施形態では、巻回工程において、2つの巻線巻回装置50を用いる、いわゆるダブル巻きが採用されており、これに対応して前記第9の実施形態に対し主巻線部の巻装態様が変更されている。
一方の巻線巻回装置50は、図17(b)に実線で示したように、セグメント2に巻線を結線して該セグメント2を起点(巻始め)にし、該セグメント2から番号「4」のスロット912bに巻線を延ばして前記渡り線044を形成する。又、巻線巻回装置50は、渡り線044に連続して、番号「4」、「1」のスロット912b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部041を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部041に連続して、番号「1」のスロット912bから番号「4」のスロット912bに巻線を延ばして前記中間渡り線046を形成する。又、巻線巻回装置50は、中間渡り線046に連続して、番号「4」、「7」のスロット912b間のティース群に逆巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部042を形成する。さらに、巻線巻回装置50は、巻線部042に連続して、番号「7」のスロット912bから番号「10」のスロット912bに巻線を延ばして前記中間渡り線047を形成する。さらに又、巻線巻回装置50は、中間渡り線047に連続して、番号「10」、「7」のスロット912b間のティース群に正巻きにて巻線を所定回数巻回して前記巻線部043を形成する。そして、巻線巻回装置50は、最後に形成された巻線部043からセグメント9に巻線を延ばして前記渡り線045を形成するとともに、該セグメント9に巻線を結線する。以上により、巻線巻回装置50は、1層目となる主巻線部014を形成する。
巻回工程が完了すると、前記第9の実施形態と同様、その後の接続工程において、セグメント2,5,7,9,11,14,16,18に結線された巻線(渡り線044,045)が、ヒュージング等で接合され、電機子103の製造が完了する。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第9、第10の実施形態において、戻り角重ねの重ね巻きを採用してもよい。
・極数は「6」に限定されるものではない。又、スロット数は「24」、「18」に限定されるものではない。さらに、セグメントの個数は、「24」、「18」に限定されるものではない。
Claims (5)
- 複数のティースを有する電機子コアと、
陽極側給電ブラシ及び陰極側給電ブラシが摺接される複数のセグメントを有する整流子と、
前記電機子コア及び前記整流子が装着された回転軸と、
互いに同数の前記ティースからなる複数のティース群にそれぞれ所定回数巻回された複数の巻線部、該複数の巻線部のいずれか2つから延びて所定の2個の前記セグメントに結線された渡り線、及び前記複数の巻線部間を、該当の各巻線部が個別に前記セグメントに結線される場合に結線されるべき該セグメントに結線することなく接続する中間渡り線を連続的に有する主巻線部と、
前記各渡り線の結線された所定の前記セグメント及び前記該当の各巻線部が結線されるべき前記セグメントを同電位に接続する同電位手段とを備えたことを特徴とする回転電機の電機子。 - 請求項1に記載の回転電機の電機子において、
前記同電位手段は、前記整流子の内部に収容され又は該整流子の軸方向の端面に当接して配置されていることを特徴とする回転電機の電機子。 - 請求項2に記載の回転電機の電機子において、
前記同電位手段は、互いに絶縁されて同一平面状に配置された複数の導電板を一体的に有する短絡部材構成群が複数積層されてなることを特徴とする回転電機の電機子。 - 請求項2に記載の回転電機の電機子において、
前記同電位手段は、互いに絶縁された複数の導電線であることを特徴とする回転電機の電機子。 - 複数のティースを有する電機子コアと、
陽極側給電ブラシ及び陰極側給電ブラシが摺接される複数のセグメントを有する整流子と、
前記電機子コア及び前記整流子が装着された回転軸と、
互いに同数の前記ティースからなる複数のティース群にそれぞれ所定回数巻回された複数の巻線部、該複数の巻線部のいずれか2つから延びて所定の2個の前記セグメントに結線された渡り線、及び前記複数の巻線部間を、該当の各巻線部が個別に前記セグメントに結線される場合に結線されるべき該セグメントに結線することなく接続する中間渡り線を連続的に有する主巻線部と、
前記各渡り線の結線された所定の前記セグメント及び前記該当の各巻線部が結線されるべき前記セグメントを同電位に接続する同電位手段とを備えた回転電機の電機子の製造方法において、
前記所定の2個の前記セグメントのいずれか一方に巻線を結線するとともに、該セグメントから巻線を延ばして前記渡り線のいずれか一方を形成し、
前記渡り線に連続して、順次、前記複数のティース群に巻線を所定回数巻回して前記複数の巻線部を形成しつつ、前記複数の巻線部間に前記中間渡り線を形成し、
最後に形成された前記巻線部から巻線を延ばして前記渡り線のいずれか他方を形成するとともに、該渡り線において前記所定の2個の前記セグメントのいずれか他方に巻線を結線することを特徴とする回転電機の電機子の製造方法。
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