JP2007282430A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下部ハウジング26は、タブ状をなして並列配置されている複数の端子部12aを嵌合させつつ、フレーム22に対して端子部12aの長さ方向と平行に組み付けられる。組付けの際は、ガイド溝32とガイドリブ39を、端子部12aの長さ方向と平行な方向への摺動を可能に且つ端子部12aの並列方向への相対移動を規制された状態で嵌合すれば、下部ハウジング26が端子部12aの並列方向に位置決めされるので、複数の端子部12aを一斉に下部ハウジング26に嵌合させることができる。
【選択図】図5
Description
尚、電気接続箱としては、特許文献1に開示されているもの等がある。
このような構成のものでは、コネクタハウジングをフレームに組み付ける際に、各端子部を対応する貫通孔に貫通させるのであるが、このとき、複数の端子部を一斉に貫通孔に差し込まなければならないため、作業が困難であった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタハウジングの組付けを容易に行えるようにすることを目的とする。
コネクタハウジングをフレームに組み付ける際には、ガイド部同士を嵌合すれば、コネクタハウジングが、端子部に対しその並列方向において位置決めされるので、複数の端子部を一斉にコネクタハウジングに嵌合させることができる。これにより、コネクタハウジングの組付け作業が円滑に行われる。
ガイド部同士を嵌合させることにより、フレームに対してコネクタハウジングが傾くことが防止される。
変位規制部の係合により、コネクタハウジングがフレームに対して組み付け方向と交差する方向への相対変位を規制されるので、組み付けられたコネクタハウジングをフレームに対して仮保持することができる。これにより、コネクタハウジングをフレームに対してビス止めして固定する等の作業が容易となる。
リブ状のガイド部とリブ状の変位規制部がL字形に連なっているので、ガイド部と変位規制部が変形し難くなっており、ガイド部の位置決め機能及び変位規制部の変位規制機能の信頼性が高い。
ガイド部を、端子部の並列方向におけるコネクタハウジングの概ね中央位置に配置したので、コネクタハウジングをフレームに組み付ける過程でガイド部間の摩擦抵抗に起因してコネクタハウジングが傾く虞がない。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明する。本実施形態の電気接続箱は、自動車に搭載され、バッテリ(図示せず)とランプ、オーディオ等の電装品(図示せず)との間に介設され、バッテリから供給される電力を各電装品に分配・供給するとともに、これら電力供給の切り替え等の制御を行うものである。図1及び図2の斜視図においては、電気接続箱を表面側が上向きとなるように描いているが、自動車に搭載された状態では、電気接続箱は、下部ハウジング26が下端部に水平に位置する向き(回路基板11を立てた向き)向きとなる。以下の説明では、自動車に搭載される前の状態、即ち回路基板11が水平となる状態を基準として説明する。
回路構成体10は、略方形の平板状をなす水平な回路基板11と、回路基板11の下面(裏面)に沿って配索した複数のバスバー12と、回路基板11の上面側(表面側)に実装されるリレーなどのスイッチング部材13とを備えて構成されている。
ケース20は、合成樹脂等の絶縁材料からなる略方形の枠状部材21と、枠状部材21に対しその下面側の開口を塞ぐように組み付けられる金属製の放熱板45とから構成される。
下部ハウジング26をフード部36に組み付ける際には、予め、フレーム22に対して回路基板11とバスバー12を固定しておき、複数の端子部12aをフレーム22の後縁部22Rに沿うように並列配置させた状態にしておく。
この状態から、下部ハウジング26を後方(フレーム22の外方)からフレーム22の後縁部22Rに接近させていき、ガイドリブ39の前端部を、逃がし面29上で滑らせつつ左右方向に位置を合わせて、ガイド溝32の後端部に嵌合(進入)させる。このとき、ガイドリブ39の前端部は背面壁35よりも前方(フレーム22に対する組付け方向先方)へ突出しているので、ガイドリブ39をガイド溝32に位置合わせする様子は、上方から目視確認することができる。また、逃がし面29とガイド溝32の溝底面は同じ高さなので、ガイドリブ39は引っ掛かりなくガイド溝32内に進入することができる。
また、ガイドリブ39が、端子部12aの並列方向(下部ハウジング26の長手方向)における下部ハウジング26の概ね中央位置に配置されているので、下部ハウジング26をフレーム22に組み付ける過程でガイドリブ39とガイド溝32との間の摩擦抵抗に起因して下部ハウジング26が傾く虞がない。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではフレーム側のガイド部を溝状とし、コネクタハウジング側のガイド部を突状(リブ状)としたが、フレーム側のガイド部を突状(リブ状)とし、コネクタハウジング側のガイド部を溝状としてもよい。
(2)上記実施形態ではフレーム側とコネクタハウジング側の双方のガイド部を、端子部の長さ方向と平行に延びる形態としたが、フレーム側とコネクタハウジング側のうちいずれか一方のガイド部のみを端子部の長さ方向と平行に延びる形態としてもよい。
(3)上記実施形態ではコネクタハウジングとフード部に変位規制部を形成したが、変位規制部を設けない構成としてもよい。
(4)上記実施形態ではフード部のリブ状をなすガイド部と背面壁のリブ状をなす変位規制部とを略L字形に連ねた形態としたが、フード部のガイド部と背面壁の変位規制部が連続しない形態としてもよい。この場合、ガイド部と変位規制部が、端子部の並列方向において互いに異なる位置(ずれた位置)に配置されていてもよい。
(5)上記実施形態ではガイド部を端子部の並列方向におけるコネクタハウジングの概ね中央位置に配置したが、ガイド部は、端子部の並列方向におけるコネクタハウジングの端部又は端部に近い位置に配置してもよい。
(6)上記実施形態では変位規制部を端子部の並列方向におけるコネクタハウジングの概ね中央位置に配置したが、変位規制部は、端子部の並列方向におけるコネクタハウジングの端部又は端部に近い位置に配置してもよい。
(7)上記実施形態では1つのコネクタハウジングに対して1つのガイド部を形成したが、1つのコネクタハウジングに対して複数のガイド部を形成してもよい。
(8)上記実施形態では1つのコネクタハウジングに対して1つの変位規制部を形成したが、1つのコネクタハウジングに対して複数の変位規制部を形成してもよい。
11…回路基板
12…バスバー
12a…端子部
20…ケース
22…フレーム
26…下部ハウジング(コネクタハウジング)
30…規制部(変位規制部)
32…ガイド溝(ガイド部)
35…背面壁
36…フード部
38…規制突部(変位規制部)
39…ガイドリブ(ガイド部)
Claims (5)
- 回路構成体をケースに収容してなり、
前記回路構成体は、回路基板と、前記回路基板の裏面に沿って配索された複数のバスバーと、前記複数のバスバーの端部に形成されて並列配置されたタブ状をなす複数の端子部とを備えており、
前記ケースは、前記回路基板に対しその周縁に沿うように配置されて固定される略方形のフレームと、前記複数の端子部を嵌合させつつ前記フレームに対して前記端子部の長さ方向と平行に組み付けられるコネクタハウジングとを備えているものにおいて、
前記フレームと前記コネクタハウジングには、前記端子部の長さ方向と平行な方向への摺動を可能に且つ前記端子部の並列方向への相対移動を規制された状態で嵌合し合うガイド部が形成されていることを特徴とする電気接続箱。 - 前記フレーム側の前記ガイド部と前記コネクタハウジング側の前記ガイド部の双方が、前記端子部の長さ方向と平行に延びた形態とされていることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
- 前記コネクタハウジングと前記フレームには、組付け状態において互いに係合することで、前記コネクタハウジングが前記フレームに対して組付け方向と交差する方向へ相対変位することを規制可能な変位規制部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気接続箱。
- 前記コネクタハウジングが、前記端子部を貫通させる背面壁と、前記背面壁から正面側へ筒状に突出するフード部とを有する形態となっているものであって、
前記ガイド部が前記フード部の外面にリブ状に形成されているとともに、前記変位規制部が前記背面壁の背面にリブ状に形成されており、前記フード部のガイド部と前記背面壁の変位規制部とが略L字形に連なっていることを特徴とする請求項3記載の電気接続箱。 - 前記ガイド部が、前記端子部の並列方向における前記コネクタハウジングの概ね中央位置に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電気接続箱。
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005269867A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 回路構成体及び電気接続箱 |
JP2005304186A (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
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2006
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