JP2007281921A - スピーカ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左フロントチャンネル信号からリヤ成分がミックスされている周波数帯域をカットするHPF11と、右フロントチャンネル信号からサラウンド成分がミックスされている周波数帯域をカットするHPF12とを設け、左外側スピーカ2から左フロントチャンネル信号をフルレンジで出力させる共に、右外側スピーカ5から右フロントチャンネル信号をフルレンジで出力させ、左内側スピーカ3からHPF11によってサラウンド成分がミックスされている周波数帯域がカットされた左フロントチャンネル信号を出力させると共に、右内側スピーカ4からHPF12によってサラウンド成分がミックスされている周波数帯域がカットされた右フロントチャンネル信号を出力させる。
【選択図】 図2
Description
すなわち、フロントの左右にそれぞれ複数のスピーカが配列されているスピーカ装置を用いて、サラウンド処理が施された左右フロントチャンネル信号を出力した場合には、各スピーカの特性ばらつきによって再生される位相が異なり、フロントからでた音波が、聴取者の耳に届くところで位相が変わるため、擬似リヤスピーカを聴取者位置で形成できない。
本発明のスピーカ装置は、左外側スピーカと左内側スピーカと右外側スピーカと右内側スピーカとが水平方向に配列され、サラウンド効果を発揮させるためのサラウンド成分が所定の周波数帯域にミックスされている左フロントチャンネル信号および右フロントチャンネル信号を出力するスピーカ装置であって、前記左フロントチャンネル信号から前記リヤ成分がミックスされている周波数帯域をカットする左側フィルタ手段と、前記右フロントチャンネル信号から前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域をカットする右側フィルタ手段とを具備し、前記左外側スピーカから前記左フロントチャンネル信号をフルレンジで出力させる共に、前記右外側スピーカから前記右フロントチャンネル信号をフルレンジで出力させ、前記左内側スピーカから前記左側フィルタ手段によって前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域がカットされた前記左フロントチャンネル信号を出力させると共に、前記右内側スピーカから前記右側フィルタ手段によって前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域がカットされた前記右フロントチャンネル信号を出力させることを特徴とする。
図1は、本発明に係るスピーカ装置の第1の実施の形態の構成を示す前面図であり、図2は、本発明に係るスピーカ装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図3は、本発明に係るスピーカ装置の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
2 左外側スピーカ
3 左内側スピーカ
4 右内側スピーカ
5 右外側スピーカ
6 入力端子
7 音場処理部
8 音量ボリューム
9 左側アンプ
9a 左外側アンプ
9b 左内側アンプ
10 右側アンプ
10a 右外側アンプ
10b 右内側アンプ
11 HPF(左側フィルタ手段)
11a HPF
12 HPF(右側フィルタ手段)
12a HPF
13 マイコン
20 聴取者
2L、3L、4L、5L 音声信号
Claims (10)
- 左外側スピーカと左内側スピーカと右外側スピーカと右内側スピーカとが水平方向に配列され、サラウンド効果を発揮させるためのサラウンド成分が所定の周波数帯域にミックスされている左フロントチャンネル信号および右フロントチャンネル信号を出力するスピーカ装置であって、
前記左フロントチャンネル信号から前記リヤ成分がミックスされている周波数帯域をカットする左側フィルタ手段と、
前記右フロントチャンネル信号から前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域をカットする右側フィルタ手段とを具備し、
前記左外側スピーカから前記左フロントチャンネル信号をフルレンジで出力させる共に、前記右外側スピーカから前記右フロントチャンネル信号をフルレンジで出力させ、前記左内側スピーカから前記左側フィルタ手段によって前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域がカットされた前記左フロントチャンネル信号を出力させると共に、前記右内側スピーカから前記右側フィルタ手段によって前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域がカットされた前記右フロントチャンネル信号を出力させることを特徴とするスピーカ装置。 - 前記左フロントチャンネル信号および前記右フロントチャンネル信号には、リヤチャンネル信号を加工したリヤ成分が前記サラウンド成分としてミックスされていることを特徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
- 前記サラウンド成分を前記左フロントチャンネル信号および前記右フロントチャンネル信号の所定の周波数帯域にミックスする音場処理手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のスピーカ装置。
- 前記サラウンド成分は、前記左フロントチャンネル信号および前記右フロントチャンネル信号における所定の周波数以下の周波数帯域にミックスされており、
前記左側フィルタ手段および前記右側フィルタ手段は、前記サラウンド成分がミックスされている周波数よりも高いカットオフ周波数を有するハイパスフィルタであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスピーカ装置。 - 前記左側フィルタ手段および前記右側フィルタ手段は、オンオフ可能に構成されており、
前記左側フィルタ手段および前記右側フィルタ手段がオフ状態の場合には、前記左内側スピーカから前記左フロントチャンネル信号をフルレンジで出力させる共に、前記右内側スピーカから前記右フロントチャンネル信号をフルレンジで出力させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスピーカ装置。 - 前記左側フィルタ手段および前記右側フィルタ手段によってカットされる周波数帯域は、変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のスピーカ装置。
- 左右の対からなる対スピーカを複数備え、サラウンド効果を発揮させるためのサラウンド信号を前記対スピーカからそれぞれ出力するスピーカ装置であって、
複数の前記対スピーカの内、前記対スピーカ間の距離がサラウンド効果を得るために必要な距離未満である前記対スピーカからは、前記サラウンド信号のサラウンド効果を発揮する周波数帯域をカットして出力されることを特徴とするスピーカ装置。 - 前記サラウンド効果を得るために必要な距離は、略20センチメートル以上であることを特徴とする請求項7記載のスピーカ装置。
- 前記サラウンド信号には、リヤチャンネル信号を加工したリヤ成分がミックスされており、
複数の前記対スピーカの内、前記対スピーカ間の距離がサラウンド効果を得るために必要な距離未満である前記対スピーカからは、前記リヤ成分がミックスされた周波数帯域をカットして出力されることを特徴とする請求項7又は8記載のスピーカ装置。 - 左外側スピーカと左内側スピーカと右外側スピーカと右内側スピーカとが水平方向に配列されたスピーカ装置に、サラウンド成分が所定の周波数帯域にミックスされている左フロントチャンネル信号および右フロントチャンネル信号を供給するオーディオ信号供給装置であって、
前記サラウンド成分を左フロントチャンネル信号および右フロントチャンネル信号の所定の周波数帯域にミックスする音場処理手段と、
前記左フロントチャンネル信号から前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域をカットする左側フィルタ手段と、
前記右フロントチャンネル信号から前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域をカットする右側フィルタ手段とを具備し、
前記左フロントチャンネル信号をフルレンジで前記左外側スピーカに供給すると共に、前記右フロントチャンネル信号をフルレンジで前記右外側スピーカに供給し、前記左側フィルタ手段によって前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域がカットされた前記左フロントチャンネル信号を前記左内側スピーカに供給すると共に、前記右側フィルタ手段によって前記サラウンド成分がミックスされている周波数帯域がカットされた前記右フロントチャンネル信号を前記右内側スピーカに供給することを特徴とするオーディオ信号供給装置。
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- 2006-04-07 JP JP2006106096A patent/JP4558672B2/ja not_active Expired - Fee Related
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