JP2007281621A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】三脚用ネジ穴を備えつつ本体を薄型化する。
【解決手段】本体12にスライド式のカバー14を備えた撮影装置10において、本体12とカバー14の底面に三脚用ネジ穴26を分割して形成する。
【選択図】 図3
【解決手段】本体12にスライド式のカバー14を備えた撮影装置10において、本体12とカバー14の底面に三脚用ネジ穴26を分割して形成する。
【選択図】 図3
Description
本発明は撮影装置に係り、特に本体が前後方向に薄い扁平状に形成された撮影装置に関する。
一般にカメラの本体の底面には、三脚用ネジ穴が形成されており、この三脚用ネジ穴を利用して、カメラを三脚に固定できるようにされている。通常、この三脚用ネジ穴は、JIS規格(JIS B7103)に準拠して形成され、呼び1/4の雌ネジが形成される。
しかし、このような三脚用ネジ穴をカメラに形成することとすると、その分の設置スペースをカメラ内部に確保しなければならず、カメラを小型化する際の妨げとなっていた。
そこで、特許文献1では、カメラのストラップにC字形の尾錠を設け、カメラを三脚に取り付ける際、この尾錠をカメラと三脚の雲台との間に介在させることにより、カメラに形成する三脚用ネジ穴の深さを低減させることが提案されている。
特開平11−38499号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、三脚用ネジ穴の深さは浅くできても、穴の内径は変えられないので、薄型化には寄与できないという欠点がある。特に、近年、コンパクトタイプの撮影装置は薄型化の傾向にあり、三脚用ネジ穴を形成すると、その分の設置スペースを厚さ方向(前後方向)に確保しなければならず、薄型化に限界が生じるという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、三脚用ネジ穴を備えつつ本体を薄型化できる撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、扁平状に形成された本体の裏面に操作部が配置された撮影装置において、前記本体の端部に設けられたヒンジを介して前記本体の裏面に開閉自在に設けられたカバーと、前記ヒンジの両端部にそれぞれ形成された三脚用ネジ穴と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
請求項1に係る発明によれば、いわゆる折り畳み式のカバーを備えた撮影装置において、本体とカバーとを連結するヒンジの両端に三脚用ネジ穴が形成される。これにより、本体に三脚用ネジ穴を設置するためのスペースを確保する必要がなくなり、三脚用ネジ穴によって制限されることなく、可能な限り本体を薄型化することができるようになる。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記本体の上面及び下面にシャッタボタンが配置されたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置を提供する。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る撮影装置において、本体の上面及び下面にシャッタボタンが配置される。これにより、右利き/左利き、双方のユーザの使用が可能になり、三脚使用時にも双方のユーザの使用が可能になる。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、扁平状に形成された本体の裏面に操作部が配置された撮影装置において、前記本体の裏面にスライド自在に設けられ、所定の携帯位置にスライドして前記操作部を覆うとともに、所定の使用位置にスライドして前記操作部を露出させるカバーと、前記本体と前記カバーに分割して形成され、前記カバーを前記使用位置にスライドさせることにより一体化される三脚用ネジ穴と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
請求項3に係る発明によれば、いわゆるスライド式のカバーを備えた撮影装置において、三脚用ネジ穴が、本体とカバーとに分割して形成されており、カバーを所定の使用位置にスライドさせるとことにより、一体化されて三脚用ネジ穴として使用可能になる。これにより、本体の厚さ方向に要求される三脚用ネジ穴の設置スペースを削減でき、本体を薄型化することができるようになる。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記カバーにモニタを備えたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の撮影装置を提供する。
請求項4に係る発明によれば、請求項1、2又は3に係る撮影装置において、カバーにモニタが備えられる。これにより、本体側にモニタを設置する必要がなくなり、大画面のモニタを撮影装置に取り付けることができるようになる。
本発明に係る撮影装置によれば、三脚用ネジ穴を備えつつ本体を薄型化することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る撮影装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明に係る撮影装置の第1の実施の形態の外観構成を示す正面斜視図である。また、図2は、図1に示した撮影装置の携帯時における背面斜視図であり、図3は、使用時における背面斜視図である。
この撮影装置10は、画像を電気的に記録するデジタルカメラであって、図1〜図3に示すように、矩形の板状に形成された本体12と、その本体12の裏面を覆うスライド式のカバー14とで構成されている。
カバー14は、本体12と同じ矩形の板状に形状に形成されており、本体12の裏面を横方向にスライド自在に設けられている。そして、図2に示す「携帯位置」と図3に示す「使用位置」との間をスライドして、本体12の裏面を開閉自在に設けられている。なお、携帯位置と使用位置に位置したカバー14は、図示しない係止手段によって係止され、一定以上のスライド力が付与されない限り、携帯位置又は使用位置に保持されるように構成されている。
本体12の前面には、図1に示すように、撮影レンズの開口部(被写体光の入射部)16、ストロボ18等が設けられている。
撮影レンズには、本体12の薄型化が可能なものが用いられており、たとえば、屈折光学式のズームレンズや単焦点レンズ、固定焦点レンズ等が用いられている。なお、本実施の形態の撮影装置10では、屈折光学式のズームレンズが用いられており、本体12の右上端に開口部16が設けられている。この開口部16から入射した被写体光は、開口部16の内側に配置されたプリズム又はミラーによって下向きに屈折され、本体内の底部に配置された図示しない撮像素子の受光面上に結像される。
本体12の上面には、図1に示すように、レリーズボタン20が設けられている。なお、本実施の形態の撮影装置10は、右利き用の撮影装置として構成されており、レリーズボタン20は、本体12を右手で把持した際、その右手人指し指で無理なく操作可能なように、本体12の上面やや左端寄りの位置に配置されている。
本体12の背面には、図3に示すように、右端の位置に操作部22が設けられている。この操作部22は、電源ボタン22a、ズームボタン22b、十字ボタン22c、OKボタン22d、メニューボタン22e、キャンセルボタン22f、ファンクションボタン22g等の各種操作ボタンで構成されており、カバー14を使用位置にスライドさせることにより露出する。すなわち、図3に示すように、カバー14を使用位置にスライドさせることにより露出し、図2に示すように、携帯位置にスライドさせることによりカバー14に覆われる。
カバー14には、図2及び図3に示すように、カバー14のほぼ全面を占めるようにモニタ24が設けられている。このモニタ24は、撮影済み画像を再生表示するための表示モニタとして使用される他、各種設定用のメニュー画面が表示されて、ユーザインタフェースとして使用される。また、撮影時には、スルー画像が表示されて、電子ファインダとして使用される。
なお、モニタ24には、カバー14の薄型化が可能なフラットパネルディスプレイが用いられており、たとえば、カラー表示が可能なLCDや有機ELパネル等が用いられている。なお、本例では、カラーLCDが用いられている。
本体12とカバー14の底面には、図1〜図3に示すように、三脚用ネジ穴26が形成されている。この三脚用ネジ穴26は、二分割して形成されており、一方の分割体26Aが本体12、他方の分割体26Bがカバー14に形成されている。そして、図3に示すように、カバー14を使用位置にスライドさせることにより、双方の分割体26A、26Bが一体化し、三脚用ネジ穴26を構成する。
なお、本実施の形態では、本体12の中央に三脚用ネジ穴26が配置されるように、本体側に形成する三脚用ネジ穴26の分割体26Aを本体12の底面中央に形成している。カバー14の底面に形成する三脚用ネジ穴26の分割体26Bは、カバー14を使用位置にスライドさせることにより一体化する位置に形成される。本実施の形態では、図2に示すように、カバー14の底面の右端に形成される。
第1の実施の形態の撮影装置10は、以上のように構成される。この撮影装置10の作用は、次のとおりである。
上記のように本実施の形態の撮影装置10は、本体12の裏面にスライド式のカバー14が設けられており、このカバー14を使用位置にスライドさせることにより、図3に示すように、本体12の裏面に設けられた操作部22が露出し、操作可能な状態になる。
また、このカバー14を使用位置にスライドさせることにより、図3に示すように、本体12の底面に形成された三脚用ネジ穴26の分割体26Aと、カバー14の底面に形成された三脚用ネジ穴26の分割体26Bとが一体化し、三脚用ネジ穴26を構成する。これにより、撮影装置10を三脚に固定することが可能になる。
図4は、第1の実施の形態の撮影装置の三脚使用時の状態を示す斜視図である。同図に示すように、一体化した三脚用ネジ穴26に三脚100の雲台102に設けられた三脚用ネジ104を螺合させることにより、撮影装置10を三脚100の雲台102に取り付けることができる。
以上説明したように、本実施の形態の撮影装置10によれば、三脚用ネジ穴26が本体12とカバー14とに分割して形成され、カバー14を所定の使用位置にスライドさせることにより一体化される。このように、三脚用ネジ穴26を分割して形成することにより、本体12とカバー14の双方を薄型化することができ、全体の厚さも薄型化することができる。すなわち、分割せずに本体とカバーのいずれか一方に三脚用ネジ穴を形成しようとすると、その分の厚さを本体又はカバーに確保しなければならず、必要以上に厚さが増すことになる。一方、本実施の形態の撮影装置10のように、三脚用ネジ穴26を本体12とカバー14に分割して形成することにより、各ユニットに要求される厚さを薄くでき、必要以上に厚さが増すことを防止することができる。
また、このように各ユニットに要求される厚さを薄くできることにより、デザインの自由度が増し、デザイン的に優れたものを提供することもできるようになる。
なお、本実施の形態では、三脚用ネジ穴26を二等分割し、一方の分割体26Aを本体12、他方の分割体26Bをカバー14に形成しているが、三脚用ネジ穴26の分割方法は、これに限定されるものではなく、本体12とカバー14の厚さに応じて適宜設定することが好ましい。たとえば、カバーに比して本体の厚さが厚い場合には、本体側に形成する分割体の割合を増やして形成するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、カバー14が本体12に対して横方向にスライドする場合を例に説明したが、図5に示すように、カバー14が本体12に対して上下方向にスライドするように構成してもよい。この場合、三脚用ネジ穴26は、本体12とカバー14の側面に分割して形成する。すなわち、一方の分割体26Aを本体12の側面に形成し、他方の分割体26Bをカバー14の側面に形成する。そして、図5(b)に示すように、カバー14を使用位置にスライドさせると、一体化するように構成する。
また、本実施の形態では、本体12に撮影レンズを設置し、本体12の正面に撮影レンズの開口部16を形成しているが、カバー14に撮影レンズを配置する構成としてもよい。この場合、図6に示すように、カバー14を使用位置にスライドさせた際、本体12から露出する領域に撮影レンズの開口部16を形成することが好ましい。これにより、撮影レンズの開口部16を本体12で覆うことができ、携帯時に撮影レンズが傷つくのを防止することができる。
また、本実施の形態では、操作部22に電源ボタン22aを設置しているが、カバー14の開閉に連動して電源がON/OFFする構成にしてもよい。この場合、操作部22の電源ボタン22aを主電源として残すようにしてもよい。
また、本実施の形態では、カバー14にモニタ24を設けているが、モニタ24は必ずしも必要な構成ではない。また、モニタ24を設置する場合には、本体側に設置する構成としてもよい。さらに、光学式のファインダを備えている場合には、簡略的なモニタ(たとえば、文字のみが表示可能な液晶等)を設置するようにしてもよい。
図7、図8は、それぞれ本発明に係る撮影装置の第2の実施の形態の外観構成を示す背面斜視図であり、図7は携帯状態、図8は使用状態を示している。
この撮影装置50は、画像を電気的に記録するデジタルカメラであって、図7、図8に示すように、矩形の板状に形成された本体52と、その裏面を覆う折り畳み式のカバー54とで構成されている。
カバー54は、本体12と同じ矩形の板状に形成されており、ヒンジ56によって本体52の左端部に連結されている。そして、このヒンジ56によって横方向に揺動自在に支持されることにより、本体52の裏面を開閉する。なお、カバー54は、図示しないストッパによって揺動範囲が規制されており、図7に示す「携帯位置」と図8に示す「使用位置」との間を揺動可能に支持されている。
ここで、この撮影装置50は、左右いずれの手によっても操作可能に形成されており、その上面及び下面には、それぞれ右利き用レリーズボタン58Rと、左利き用レリーズボタン58Lとが設けられている。
右利き用レリーズボタン58Rは、本体52の右端部(ヒンジ56と逆側の端部)を右手で把持した際、その右手人指し指で無理なく操作可能な位置に配置されており、本体52の上面やや右端寄りの位置に配置されている。
一方、左利き用レリーズボタン58Lは、本体52の右端部を左手で把持した際、その右手人指し指で無理なく操作可能な位置に配置されており、本体52の下面やや右端寄りの位置に配置されている。
本体52の前面には、図7に示すように、撮影レンズの開口部(被写体光の入射部)60、ストロボ62等が設けられている。
撮影レンズには、本体52の薄型化が可能なものが用いられており、たとえば、屈折光学式のズームレンズや単焦点レンズ、固定焦点レンズ等が用いられている。なお、本実施の形態の撮影装置50では、単焦点レンズが用いられており、図7に示すように、本体52の左端中央に開口部60が設けられている。この開口部60から入射した被写体光は、撮影レンズによって本体内に配置された図示しない撮像素子の受光面上に結像される。
本体52の背面には、図8に示すように、操作部64が設けられている。この操作部64は、電源ボタン64a、ズームボタン64b、十字ボタン64c、OKボタン64d、メニューボタン64e、キャンセルボタン64f、ファンクションボタン64g等の各種操作ボタンで構成されており、カバー54を開くことにより露出する。
なお、本例では、図8に示すように、十字ボタン64cとOKボタン64dが、本体12の裏面左側の中央に配置され、ズームボタン64bが、本体12の裏面右側の中央に配置される。そして、そのズームボタン64bを挟んで電源ボタン64a、メニューボタン64e、キャンセルボタン64f、ファンクションボタン64gが上下に並列して配置される。これにより、左右いずれの手で本体12を把持した場合であっても、同じ操作感覚でズーム操作を行うことが可能になる。
カバー54の内側には、図8に示すように、カバー14の内側面のほぼ全面を占めるようにモニタ66が設けられている。このモニタ66は、撮影済み画像を再生表示するための表示モニタとして使用される他、各種設定用のメニュー画面が表示されて、ユーザインタフェースとして使用される。また、撮影時には、スルー画像が表示されて、電子ファインダとして使用される。
なお、モニタ66には、カバー54の薄型化が可能なフラットパネルディスプレイが用いられており、たとえば、カラー表示が可能なLCDや有機ELパネル等が用いられている。なお、本例では、カラーLCDが用いられている。
ヒンジ56の両端には、図7、図8に示すように、三脚用ネジ穴68R、68Lが形成されている。この三脚用ネジ穴68R、68Lは、ヒンジ56の揺動軸上に所定の深さをもって形成されている。
第2の実施の形態の撮影装置50は、以上のように構成される。この撮影装置50の作用は、次のとおりである。
上記のように本実施の形態の撮影装置50は、本体52の裏面に折り畳み式のカバー54が設けられており、このカバー54を開くことにより、図8に示すように、本体52の裏面に設けられた操作部64が露出し、操作可能な状態になる。
また、ヒンジ56の両端に三脚用ネジ穴68R、68Lが形成されているので、この三脚用ネジ穴68R、68Lを利用することにより、撮影装置50を三脚に固定することができる。
図9は、第2の実施の形態の撮影装置の三脚使用時の状態を示す斜視図である。同図に示すように、ヒンジ56の両端に形成された三脚用ネジ穴68R、68Lに三脚100の雲台102に設けられた三脚用ネジ104を螺合させることにより、撮影装置50を三脚100の雲台102に取り付けることができる。
なお、上下いずれの三脚用ネジ穴68R、68Lを使用するかは、ユーザの利き手に拠る。すなわち、右利きのユーザの場合は、右利き用レリーズボタン58Rを使用して撮影するので、図9(a)に示すように、ヒンジ56の下端に設けられた三脚用ネジ穴68Rを使用して、三脚100に取り付ける。一方、左利きのユーザの場合は、左利き用レリーズボタン58Lを使用して撮影するので、図9(b)に示すように、ヒンジ56の上端に設けられた三脚用ネジ穴68Lを使用して、三脚100に取り付ける。これにより、右利き/左利きのユーザが同じ操作感覚で三脚100を用いた撮影を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態の撮影装置50によれば、レリーズボタンを本体52の上下に配置するとともに、三脚用ネジ穴をヒンジ56の両端に形成することにより、通常撮影のみならず三脚撮影時も右利き/左利きのユーザが同じ操作感覚で操作することができ、使い勝手が向上する。
また、三脚用ネジ穴を本体52又はカバー54に形成するのではなく、ヒンジ56に形成することにより、本体52とカバー54の双方を薄型化することができる。すなわち、本体52又はカバー54に三脚用ネジ穴を形成しようとすると、その分の厚さを本体52又はカバー54に確保しなければならず、必要以上に厚さが増すことになる。一方、本実施の形態の撮影装置50のように、三脚用ネジ穴をヒンジ56に形成することにより、本体52又はカバー54に三脚用ネジ穴を設置するためのスペースを用意する必要がなくなり、可能な限り薄型化を図ることができるようになる。
また、このように本体52、カバー54を薄型化できることにより、デザインの自由度が増し、デザイン的に優れたものを提供することもできるようになる。
なお、本実施の形態では、本体52に撮影レンズを設置し、本体52の正面に撮影レンズの開口部60を形成しているが、図10に示すように、カバー54に撮影レンズを配置し、カバー54の外側面に撮影レンズの開口部60を形成する構成としてもよい。また、図11に示すように、ヒンジ56の中央部56Aを回転自在に形成し、そのヒンジ56の中央部56Aに撮影レンズを配置する構成としてもよい。撮影レンズの開口部60を回転できるように構成してもよい。
また、図12に示すように、カバー54をヒンジ56の回転軸と直交する軸周りに回転自在に支持し、カバー54の設置角度を任意に設定できるようにしてもよい。これにより、モニタ66の設置角度を変更でき、使い勝手がより向上する。
また、本実施の形態では、操作部66に電源ボタン66aを設置しているが、カバー54の開閉に連動して電源がON/OFFする構成にしてもよい。この場合、操作部64の電源ボタン64aを主電源として残すようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、カバー54にモニタ66を設けているが、モニタ66は必ずしも必要なものではない。また、モニタを設置する場合には、本体側に設置する構成としてもよい。さらに、光学式のファインダを備えている場合には、簡略的なモニタ(たとえば、文字のみが表示可能な液晶等)を設置するようにしてもよい。
また、図13に示すように、カバー54の外側面にもモニタ70を設置するようにしてもよい。これにより、カバー54を折り畳んだ状態でも撮影が可能になる。なお、この場合、同図に示すように、カバー54の外側に設置するモニタ70は小型のものとしてもよい。
また、本実施の形態では、左右いずれの手でもレリーズ操作できるように、レリーズボタンを本体52の上下に設けているが、レリーズボタンの配置は、これに限定されるものではない。たとえば、本体52の上面にのみレリーズボタンを配置するようにしてもよい。また、本体52の上面又は下面にはレリーズボタンを設けず、OKボタン64dにレリーズボタンの機能を割り当てるようにしてもよい。この場合、十字ボタン64cの右キー及び左キーにズームボタンの機能を割り当てるようにしてもよい。また、ユーザが任意にボタンの機能を割り当てられるようにしてもよい。
また、二つのレリーズボタン58R、58Lのうち一方のみを有効にし、他方を無効に設定できるようにしてもよい。また、無効にしたレリーズボタンに他の機能を割り当てられるようにしてもよい。
なお、左手で操作した場合、本体52の天地が逆転することから、これに合わせて記録画像の向きを自動で切り替えることが好ましい。たとえば、本体52の姿勢を検出する検出手段を本体52に設け、その検出手段で本体52の天地が逆転したことが検出されると、自動で記録画像の向きを切り替えるように構成する。また、手動で記録画像の向きを切り替えられるようにしてもよい。
また、本実施の形態の撮影装置50は、ヒンジ56の両端に三脚用ネジ穴68R、68Lを備えているので、この三脚用ネジ穴68R、68Lを利用して、アクセサリを装着するようにしてもよい。
たとえば、図14に示すように、撮影装置50にテレビ機能(テレビの放送電波を受信し、モニタ66に表示する機能)を付加した場合において、本体52に外部アンテナ80の接続端子82を設けて外部アンテナ80を接続可能に形成する。一方、外部アンテナ80には、接続端子82に接続するためのコネクタ84を形成するとともに、三脚用ネジ86を設け、三脚用ネジ穴68R、68Lに取り付け可能に形成する。これにより、外部アンテナ80がじゃまにならずに取り付けられる。また、図15に示すように、本体52を三脚100に固定しつつ外部アンテナ80を本体52に取り付けることもできる。
この他、また、図16に示すように、本体52にシンクロターミナル92を形成して外部ストロボ90を接続可能に形成した場合において、外部ストロボ90に三脚用ネジ94を設けて、三脚用ネジ穴68R、68Lに取り付け可能に形成する。これにより、別途、ストロボマウントを設けなくても、外部ストロボ90を取り付けられるようになる。また、デザイン的にも優れたものにすることができる。
また、本実施の形態では、本体52の左端部に設けられたヒンジ56を介してカバー54を横方向に開閉自在に設けているが、たとえば、図17に示すように、本体56の上端部にヒンジ56を設け、カバー54を縦方向に開閉自在に設けてもよい。この場合、三脚用ネジ穴68R、68Lは、ヒンジ56の左右両端にそれぞれ形成する。また、たとえば、レリーズボタン58R、58Lは、本体52の上面と、カバー54を開いたときのカバー54の下面に形成する。
なお、上記一連の実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話機やビデオカメラ等にも同様に適用することができる。
また、操作部を構成する各種操作ボタンの種類、レイアウト等は、本実施の形態のものに限定されるものではなく、撮影装置の有する機能等に応じて適宜選択して配置することが好ましい。
10…撮影装置、12…本体、14…カバー、16…撮影レンズの開口部、18…ストロボ、20…レリーズボタン、22…操作部、24…モニタ、26…三脚用ネジ穴、26A、26B…三脚用ネジ穴の分割体、50…撮影装置、52…本体、54…カバー、56…ヒンジ、58R…右利き用レリーズボタン、58L…左利き用レリーズボタン、60…撮影レンズの開口部、62…ストロボ、64…操作部、66…モニタ、68R、68L…三脚用ネジ穴、70…モニタ、80…外部アンテナ、90…外部ストロボ、100…三脚、102…雲台、104…三脚用ネジ
Claims (4)
- 扁平状に形成された本体の裏面に操作部が配置された撮影装置において、
前記本体の端部に設けられたヒンジを介して前記本体の裏面に開閉自在に設けられたカバーと、
前記ヒンジの両端部にそれぞれ形成された三脚用ネジ穴と、
を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 前記本体の上面及び下面にシャッタボタンが配置されたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 扁平状に形成された本体の裏面に操作部が配置された撮影装置において、
前記本体の裏面にスライド自在に設けられ、所定の携帯位置にスライドして前記操作部を覆うとともに、所定の使用位置にスライドして前記操作部を露出させるカバーと、
前記本体と前記カバーに分割して形成され、前記カバーを前記使用位置にスライドさせることにより一体化される三脚用ネジ穴と、
を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 前記カバーにモニタを備えたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の撮影装置。
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