JP2007281614A - 内外判定装置、内外判定方法、内外判定プログラムおよび内外判定システム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する内外判定の信用性が低かった。
【解決手段】所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に色再現範囲の境界を決定する手段と、上記色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得する手段と、上記サンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択するとともに、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較によって同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する手段とを備えるとした。
【選択図】図8
【解決手段】所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に色再現範囲の境界を決定する手段と、上記色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得する手段と、上記サンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択するとともに、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較によって同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する手段とを備えるとした。
【選択図】図8
Description
本発明は、ある色が画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する内外判定に関する。
プリンタやディスプレイなど所定の画像出力装置を使用するに際して、ユーザは、自己が所望する色が画像出力装置において実際に出力可能であるか否か予め知りたい場合がある。
ここで従来より、C,M,Y,R,G,B,W,K(シアン,マゼンダ,イエロー,レッド,グリーン,ブルー,ホワイト,ブラック)の8原色データを頂点として均等色空間に変形6面体を生成することにより、出力デバイスの色再現範囲を定義し、この6面体の表面に定義した計12の平面を用いて、対象画像信号が上記色再現範囲に含まれるか否かを判定する画像処理装置が知られている(特許文献1参照。)。
ここで従来より、C,M,Y,R,G,B,W,K(シアン,マゼンダ,イエロー,レッド,グリーン,ブルー,ホワイト,ブラック)の8原色データを頂点として均等色空間に変形6面体を生成することにより、出力デバイスの色再現範囲を定義し、この6面体の表面に定義した計12の平面を用いて、対象画像信号が上記色再現範囲に含まれるか否かを判定する画像処理装置が知られている(特許文献1参照。)。
また、他の従来技術として、均等色空間を決定する3つの指数のうち2つの指数の値を単位矩形毎に増減させながら、3つの指数で表されるある座標(現座標)が色再現を行う装置の色再現範囲に属するか否か判定し、判定結果に応じて現座標の位置に現座標により決定される単位矩形を表示して色再現範囲の任意の断面を表示する断面表示方法が知られている(特許文献2参照。)。
特開平7‐203235号公報
特開平8‐30771号公報
上記文献1においては、出力デバイスの色再現範囲を8つの頂点で定義された色立体にて表現している。しかし、出力デバイスの実際の色再現範囲はこのような色立体よりも、いびつな形をしており、文献1では出力デバイスの色再現範囲を正確に表現しているとは言い難かった。例えば、ブルーでもマゼンダでもない紫色など、上記8つの頂点以外の色に収束するような色についての再現可能な範囲を正確に表現できていなかった。そして、このように色再現範囲の特定に正確性を欠くため、対象画像信号が色再現範囲に含まれるか否かの内外判定の結果自体も信用性が低かった。
また上記文献1では、無彩色点(P)が色再現範囲に含まれることを前提とし、この無彩色点を基準として対象画像信号についての内外判定を行っている。しかし、出力デバイスの実際の色再現範囲では、低明度領域などでは無彩色を含まないこともあるため、正確な内外判定が出来ているとは言い難かった。
また、上記文献2においても、色再現範囲の取得手法については、色再現を行う装置の表示結果の測色によって色再現範囲の境界を示す色域値を取得する、とあるだけであり、その正確性を担保するような技術は無かった。従って、上記現座標が色再現範囲に入るか否かの内外判定結果および、この結果に基づく断面表示の結果についても、信用性が低かった。さらに文献2の内外判定は、上記3つの指数のうち2つの指数の値をそれぞれ最小値から最大値まで単位矩形毎に順次変化させて行っているため、その処理に非常に多くの時間を要していた。
特に、断面表示の滑らかさを重要視すれば、内外判定の対象となる単位矩形も小さくなり、より多くの処理時間を必要としてしまう。一方、処理時間が長くなることを抑えようとすると上記単位矩形が大きくなり、表示される断面は色再現範囲を全く正確に表示していないものとなる。また、上記2つの指数値をそれぞれ最小値から最大値まで順次変化させて内外判定を行っているため、ユーザにとっては必要のない色についての内外判定までも含みうる状態であり、この点でも処理に無駄が生じていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、画像出力装置の色再現範囲の特定および、ユーザニーズのある色についての上記特定した色再現範囲における内外判定を正確かつ容易に実行することが可能な内外判定装置、内外判定方法、内外判定プログラムおよび内外判定システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる内外判定装置では、境界決定手段が、所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に、色再現範囲の境界を決定する。そして、色彩値取得手段が、上記色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得する。かかるサンプル色彩値は、例えば、ユーザが内外判定の対象として選択した色を表す色彩値である。判定手段は、上記取得されたサンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択する。そして、判定手段は、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較結果に基づいて、同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かの内外判定を行う。
このように本発明では、画像出力装置の色再現範囲を、上記特定成分の複数の値毎に細かく決定するため、上記所定の色空間において様々な位置を取りうるサンプル色彩値との比較対象として最も適当な色再現範囲(境界)を選択することができる。また、各境界は、画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を参照して決定しているため、画像出力装置の実際の色再現範囲を上記特定成分の複数の値毎に、非常に正確に表したものとなる。その結果、ユーザが内外判定の対象として所望する色について、極めて正確に内外判定を行うことができる。
本発明の他の構成として、上記境界決定手段は、上記略最外郭に分布する複数の色彩値のうち、境界の決定対象とした特定成分の値に近接する色彩値を用いて境界を決定するとしてもよい。つまり、上記略最外郭に分布する複数の色彩値のうち、その特定成分の値が境界の決定対象とした特定成分の値と近接する色彩値のみを抽出するため、この抽出した色彩値を参照した補間などを行えば、境界を正確かつ短時間に求めることができる。
さらに具体的には、上記境界決定手段は、上記近接する色彩値間に形成される各線分のうち、境界の決定対象とした特定成分の値を通過する各線分を抽出する。次に、抽出した各線分と境界の決定対象とした特定成分の値との交点を求める。つまり、上記近接する色彩値のうち、境界の決定対象とした特定成分の値を間に挟んで相対する色彩値の各組こそが、境界の決定のために重要且つ十分な情報であると言えるため、かかる色彩値の各組毎に上記特定成分の値との交点を求める。そして、求めた複数の交点に基づいた補間を実行する。かかる構成によれば、特定成分のある値に対応する色再現範囲の外郭形状を極めて正確に表した境界を迅速に取得できる。
ここで、上記特定成分の一例としては明度成分が挙げられる。つまり、上記所定の色空間が、デバイスに依存しない均等色空間である、国際照明委員会(CIE)で規定されたL*a*b*表色系(以下、「*」は省略)である場合、上記特定成分をL成分とし、境界決定手段は、所定間隔のL値毎に境界を決定するとしてもよい。むろん、上記特定成分は、a成分やb成分であってもよいし、上記所定の色空間として、CIE規定のL*u*v*表色系などを採用してもよい。
本発明の他の構成として、上記境界決定手段は、上記特定成分の複数の値毎に決定した各境界についての略中心位置を特定する。そして、上記判定手段は、上記サンプル色彩値との比較対象とした境界の略中心位置から同サンプル色彩値までの距離とこの略中心位置から境界までの距離との比較によって判定を行うとしてもよい。つまり、従来のように無彩色点を基準に内外判定を行うのではなく、各境界毎にその略中心位置を求め、その位置を基準として内外判定の対象となるサンプル色彩値と境界とのどちらが遠いかを判定するため、同サンプル色彩値が境界の内か外かを間違いなく判定することができる。
内外判定の結果を外部に出力することで、ユーザに、サンプル色彩値が画像出力装置によって実際に出力可能な色であるか否かを知らせることが出来る。そこで、上記判定手段は、判定対象としたサンプル色彩値数に対する上記画像出力装置の色再現範囲に属すると判定したサンプル色彩値数の比率を算出し、この比率を外部に出力する。
この結果、ユーザは当該比率を知ることで、数あるサンプル色彩値の何割程度を上記画像出力装置が出力可能であるかが判る。
この結果、ユーザは当該比率を知ることで、数あるサンプル色彩値の何割程度を上記画像出力装置が出力可能であるかが判る。
上記内外判定の結果の出力に加えあるいは替えて、判定手段は、上記サンプル色彩値と同サンプル色彩値との比較対象とした境界とを上記色空間において供に表示する画像を生成し、同画像を外部に出力するとしてもよい。生成する画像は2次元画像でも3次元画像でもよい。かかる画像を生成し所定のモニタに表示すれば、ユーザは、サンプル色彩値と境界の位置関係を視覚的に確認でき、画像出力装置の色再現能力を容易に把握することが可能となる。
ここで、ユーザにとっては、各サンプル色彩値の中に、画像出力装置によって出力されることを特に希望する色や、画像出力装置にて出力できなくともそれほど問題はない色など、様々な重要度の色が混在する場合がある。そこで、上記色彩値取得手段は、サンプル色彩値とともにサンプル色彩値についての重要度を取得し、上記判定手段は、内外判定の結果の出力の際に、サンプル色彩値の表示態様をその重要度によって異ならせた画像を生成するとしてもよい。つまり、サンプル色彩値と境界とを上記色空間に同時に表示する場合に、各サンプル色彩値の位置を示す表示の色や形を、その重要度に応じて区別することで、ユーザは、各重要度のサンプル色彩値がそれぞれ、どの程度色再現範囲に含まれているかを容易に把握することが可能となる。
これまでは、内外判定装置というカテゴリーによって発明を説明したが、上記内外判定装置の内容は、その各手段が実行する手順としても把握でき、内外判定方法の発明としても把握できる。
また同様に、内外判定装置の内容は、その各手段が実行する手順をコンピュータに実行させる内外判定プログラムの発明としても把握できる。
また同様に、内外判定装置の内容は、その各手段が実行する手順をコンピュータに実行させる内外判定プログラムの発明としても把握できる。
上述した本発明にかかる技術的思想は、ネットワークを介して内外判定を要求する側と、要求に応じて内外判定を実行する側とで構築されるシステムにも適用可能である。
そこで、ネットワークを介しての通信機能を有する端末と、同ネットワークを介して端末からの情報提供を受け、提供された情報に基づいて所定の判定を実行する内外判定装置とからなる内外判定システムであって、上記端末は、所定の色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得するとともに、取得したサンプル色彩値を上記内外判定装置に送信する色彩値送信手段を備え、上記内外判定装置は、上記所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に色再現範囲の境界を決定する境界決定手段と、上記端末からサンプル色彩値を受信する色彩値受信手段と、受信したサンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択するとともに、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較によって同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果を上記端末に送信する判定結果送信手段とを備える構成としてもよい。
かかる構成によれば、ユーザは、自己が選択したサンプル色彩値を端末を介して内外判定装置に送信させれば、その結果として、サンプル色彩値が画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを容易に知ることが出来る。
そこで、ネットワークを介しての通信機能を有する端末と、同ネットワークを介して端末からの情報提供を受け、提供された情報に基づいて所定の判定を実行する内外判定装置とからなる内外判定システムであって、上記端末は、所定の色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得するとともに、取得したサンプル色彩値を上記内外判定装置に送信する色彩値送信手段を備え、上記内外判定装置は、上記所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に色再現範囲の境界を決定する境界決定手段と、上記端末からサンプル色彩値を受信する色彩値受信手段と、受信したサンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択するとともに、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較によって同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果を上記端末に送信する判定結果送信手段とを備える構成としてもよい。
かかる構成によれば、ユーザは、自己が選択したサンプル色彩値を端末を介して内外判定装置に送信させれば、その結果として、サンプル色彩値が画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを容易に知ることが出来る。
下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)内外判定装置および内外判定システムの概略
(2)境界データの決定処理
(3)内外判定処理
(4)まとめ
(1)内外判定装置および内外判定システムの概略
(2)境界データの決定処理
(3)内外判定処理
(4)まとめ
(1)内外判定装置および内外判定システムの概略
図1は、本発明にかかる内外判定装置に対応するコンピュータ10等の概略構成をブロック図によって示している。
コンピュータ10は演算処理の中枢をなす図示しないCPUや記憶媒体としてのROMやRAM等を備えており、HDD30等の周辺機器を利用しながら所定のプログラムを実行する。コンピュータ10には、必要に応じてI/F24a(例えばシリアルI/Fケーブル)を介してプリンタ50が接続される。プリンタ50は、コンピュータ10によって制御される印刷装置である。また、コンピュータ10は、I/F24bを介してインターネットINに接続しており、インターネットINを介して外部の機器と通信可能となっている。さらに、コンピュータ10には、図示は省略してあるが、シリアル通信用I/Oを介してキーボードやマウス等の操作用入力機器が接続されている。
図1は、本発明にかかる内外判定装置に対応するコンピュータ10等の概略構成をブロック図によって示している。
コンピュータ10は演算処理の中枢をなす図示しないCPUや記憶媒体としてのROMやRAM等を備えており、HDD30等の周辺機器を利用しながら所定のプログラムを実行する。コンピュータ10には、必要に応じてI/F24a(例えばシリアルI/Fケーブル)を介してプリンタ50が接続される。プリンタ50は、コンピュータ10によって制御される印刷装置である。また、コンピュータ10は、I/F24bを介してインターネットINに接続しており、インターネットINを介して外部の機器と通信可能となっている。さらに、コンピュータ10には、図示は省略してあるが、シリアル通信用I/Oを介してキーボードやマウス等の操作用入力機器が接続されている。
コンピュータ10には、I/F24c(例えばUSBI/F)を介して測色機70が接続されている。測色機70は、測色対象に色検出部70aを向けることにより、Lab表色系に基づく色成分値L,a,bからなる色彩値を取得可能であり、取得した色彩値をコンピュータ10に出力可能である。本実施形態では、コンピュータ10は、プリンタ50に印刷させたパッチの色彩値を測色機70によって取得し、パッチの色彩値に基づいてプリンタ50の色再現範囲の境界を特定する処理を行う。ただし、パッチの測色は測色機70以外にもスキャナ等を用いて行ってもよい。
コンピュータ10においては、プリンタドライバ21と、境界データ決定モジュール22と、内外判定モジュール23とがOS20に組み込まれている。プリンタドライバ21は、図示しないアプリケーションプログラムから印刷指示が行われた画像データに対して所定の画像処理を行ってラスタデータを生成しI/F24aを介してプリンタ50に出力可能である。
つまり、プリンタドライバ21は、HDD30などから画像データを取得し、必要に応じて、当該画像データに対して解像度変換処理や色変換処理を実行してプリンタ50で用いるインク種類(例えば、シアン(C),マゼンダ(M),イエロー(Y),ブラック(K))毎のインク記録量を規定したインク量データを取得し、当該インク量データに対してハーフトーン処理を施してハーフトーンデータを生成し、当該ハーフトーンデータに対して所定のラスタライズ処理を施してプリンタ50で使用される順番に並べ替えてインク種類毎のラスタデータを生成し、当該ラスタデータをプリンタ50に対して出力する。
上記色変換処理は、画像データが印刷に用いられるインクの表色系とは異なる表色系にて表されている場合に、当該画像データを画素単位で上記インク表色系に変換する処理である。画像データがsRGB規格に従ったRGB(レッド,グリーン,ブルー)の各色成分を階調表現して各画素の色を規定したドットマトリクス状のデータ(RGBデータ)である場合、プリンタドライバ21は、HDD30に予め記録してある色変換ルックアップテーブル(LUT)を参照して、画像データをインク量データに変換する。色変換LUTはsRGB表色系とインク表色系とのそれぞれによって色を表現するとともに両者を対応づけ、複数の色についてこの対応関係を記述したテーブルである。
上記インク量データは、各画素毎にインク種類毎のインク記録量を階調表現したデータである。ハーフトーン処理では、プリンタドライバ21は、誤差拡散法やディザ法など公知の手法を用いて、インク量データにおける各画素の階調値を変換し、インク種類毎かつ画素毎にインク滴の吐出/非吐出を決定したハーフトンデータを生成する。
境界データ決定モジュール22は、プリンタ50が印刷したパッチの色彩値に基づいて、プリンタ50の色再現範囲の境界データを決定する処理を行う。内外判定モジュール23は、インターネットINを介して外部から送信されたサンプル色彩値と、上記境界データとを比較することで、サンプル色彩値がプリンタ50の色再現範囲に属するか否かを判定し、その判定結果を外部に対して送信する処理を行う。境界データ決定モジュール22、内外判定モジュール23による処理については、後に詳述する。
プリンタ50は、インク種類にそれぞれ対応して設けられたインク吐出用ノズルから対応する種類のインクを吐出して、印刷用紙に付着させてドットを形成することにより画像データに対応する画像を印刷する。つまり、プリンタ50では、I/F24aを介してコンピュータ10から送信されるインク種類別のラスタデータを受信すると、ラスタデータに対応する印加電圧データを生成する。そして、当該印加電圧データから、各ノズルに対応して備えられたピエゾ素子への印加電圧パターン(駆動波形)を生成し、当該駆動波形によって上記ピエゾ素子を伸縮させることにより、各ノズルから各種インクをドット単位で吐出する。ただし、プリンタとしては、インク通路内に泡を発生させてインクを吐出するバブル方式のプリンタや、トナーインクを使用して印刷画像を印刷するレーザープリンタ等種々のプリンタを採用可能である。
図2は、コンピュータ10を含む内外判定システム80を概略的に示している。
同システム80は、コンピュータ10と、インターネットINを介してコンピュータ10と通信可能である複数の端末60とから構成される。端末60は、一例として、各ユーザが使用するパーソナルコンピュータなどの通信機器を想定している。同システム80においては、ユーザが端末60からコンピュータ10に対してサンプル色彩値を送信する。一方、コンピュータ10側では、送信されたサンプル色彩値がプリンタ50の色再現範囲に属するか否か判定するとともに、その判定結果を端末60に対して送信する。
同システム80は、コンピュータ10と、インターネットINを介してコンピュータ10と通信可能である複数の端末60とから構成される。端末60は、一例として、各ユーザが使用するパーソナルコンピュータなどの通信機器を想定している。同システム80においては、ユーザが端末60からコンピュータ10に対してサンプル色彩値を送信する。一方、コンピュータ10側では、送信されたサンプル色彩値がプリンタ50の色再現範囲に属するか否か判定するとともに、その判定結果を端末60に対して送信する。
(2)境界データの決定処理
図3は、コンピュータ10が実行する境界データ決定処理の内容をフローチャートにより示している。当該処理は主に、境界データ決定モジュール22に従って実行される。
まず、ステップS(以下、ステップの表記を省略する。)100においては、コンピュータ10は、HDD30に予め記録してある最外郭色パッチ画像データ31に基づいて、複数の最外郭色パッチをプリンタ50に印刷させる。最外郭色パッチ画像データ31とは、それぞれにRGB値を持った複数の画素で構成されるパッチを複数表現した画像データであって、RGB色空間に表現される色立体の最外郭に分布する多数の色に対応するRGB値によって各パッチを表現した画像データである。
図3は、コンピュータ10が実行する境界データ決定処理の内容をフローチャートにより示している。当該処理は主に、境界データ決定モジュール22に従って実行される。
まず、ステップS(以下、ステップの表記を省略する。)100においては、コンピュータ10は、HDD30に予め記録してある最外郭色パッチ画像データ31に基づいて、複数の最外郭色パッチをプリンタ50に印刷させる。最外郭色パッチ画像データ31とは、それぞれにRGB値を持った複数の画素で構成されるパッチを複数表現した画像データであって、RGB色空間に表現される色立体の最外郭に分布する多数の色に対応するRGB値によって各パッチを表現した画像データである。
図4は、RGB色空間においてRGB値にて表現される6面体を示している。
本実施形態では、RGBの各成分値を0〜255の256階調で表現する。最外郭色パッチ画像データ31では、RGBの各軸上における256階調値の中から同じように略等間隔で抽出したN個の代表階調値nによってRGB色空間中に特定される格子点のうち、上記6面体の表面(頂点および角も含む。)に存在する各格子点に対応するRGB値によって、各パッチを表現している。例えば、上記N=17とした場合、B=0であるRG平面上だけで17の2乗個の格子点が把握され、最外郭色パッチ画像データ31では、かかるRG平面上の格子点を含めた全6面上における格子点の数に対応するパッチを表現している。
本実施形態では、RGBの各成分値を0〜255の256階調で表現する。最外郭色パッチ画像データ31では、RGBの各軸上における256階調値の中から同じように略等間隔で抽出したN個の代表階調値nによってRGB色空間中に特定される格子点のうち、上記6面体の表面(頂点および角も含む。)に存在する各格子点に対応するRGB値によって、各パッチを表現している。例えば、上記N=17とした場合、B=0であるRG平面上だけで17の2乗個の格子点が把握され、最外郭色パッチ画像データ31では、かかるRG平面上の格子点を含めた全6面上における格子点の数に対応するパッチを表現している。
上記S100では、コンピュータ10は、最外郭色パッチ画像データ31に対して色変換処理、ハーフトーン処理およびラスタライズ処理を施し、生成されたラスタデータをプリンタ50に送出することにより、上記6面体の表面に存在する多数の格子点(RGB値)に対応した色となった多数の最外郭色パッチを印刷用紙に印刷させる。
S105では、最外郭色パッチを測色機70で測色するとともに、コンピュータ10は、当該測色によって得られた各最外郭色パッチの色彩値を測色機70から入力し、HDD30にパッチ色彩値34として保存する。
S105では、最外郭色パッチを測色機70で測色するとともに、コンピュータ10は、当該測色によって得られた各最外郭色パッチの色彩値を測色機70から入力し、HDD30にパッチ色彩値34として保存する。
次に、コンピュータ10は、パッチ色彩値34に基づいて、複数の明度値についての色再現範囲の境界を決定する処理を実行する。
S110では、コンピュータ10は、境界の決定対象とする明度成分Lの値を1つ選択する。本実施形態では、プリンタ50の色再現範囲をLab表色空間で規定するものとし、上記S110では、0〜100まで変化する明度の中において略等間隔で点在する所定数の代表明度値Liの中から1つの代表明度値Li1を選択する。代表明度値Liの総数は特に限定されないが、本実施形態では、100個程度としている。
次にS115では、コンピュータ10は、HDD30からパッチ色彩値を読み出すとともに、S110で選択した代表明度値Li1と近接するパッチ色彩値のうち、代表明度値Li1を挟んで相対するパッチ色彩値の組を抽出する。
S110では、コンピュータ10は、境界の決定対象とする明度成分Lの値を1つ選択する。本実施形態では、プリンタ50の色再現範囲をLab表色空間で規定するものとし、上記S110では、0〜100まで変化する明度の中において略等間隔で点在する所定数の代表明度値Liの中から1つの代表明度値Li1を選択する。代表明度値Liの総数は特に限定されないが、本実施形態では、100個程度としている。
次にS115では、コンピュータ10は、HDD30からパッチ色彩値を読み出すとともに、S110で選択した代表明度値Li1と近接するパッチ色彩値のうち、代表明度値Li1を挟んで相対するパッチ色彩値の組を抽出する。
図5は、パッチ色彩値間を繋いで形成される色立体を簡略的に示している。
同図では、Lab表色空間に上記最外郭色パッチの数に対応するパッチ色彩値を分布させ、隣接するパッチ色彩値間を線形的に結んで形成される色立体を示している。当該色立体は、プリンタ50による実際の色再現範囲の最外郭形状を表現していると言える。
同図では、Lab表色空間に上記最外郭色パッチの数に対応するパッチ色彩値を分布させ、隣接するパッチ色彩値間を線形的に結んで形成される色立体を示している。当該色立体は、プリンタ50による実際の色再現範囲の最外郭形状を表現していると言える。
図6は、図5に示した色立体の表面の一部であって、代表明度値Li1に近接するパッチ色彩値を含む表面を示している。同図においては、各パッチ色彩値の位置を黒丸で示している。同図では、隣接関係にあるパッチ色彩値同士および対角関係にあるパッチ色彩値同士をそれぞれ線分で結んでおり、また説明容易のために、上記Li1を挟んで相対するパッチ色彩値間を結ぶ線分については実線にて、上記Li1を挟まないで相対するパッチ色彩値間を結ぶ線分については鎖線にて表示している。つまり、上記S115では、隣接関係にあるパッチ色彩値の組および対角関係にあるパッチ色彩値の組であって、その間に上記Li1を挟む関係にあるパッチ色彩値の組を全て抽出する。
S120では、コンピュータ10は、S115で抽出したパッチ色彩値の各組によって特定される各線分と代表明度値Li1との交点を全て取得する。図6の例で言えば、上記Li1を挟んで相対するパッチ色彩値の組の1つを、P1(L1,a1,b1)、P2(L2,a2,b2)とした場合、P1とP2とを結ぶ線上に存在する点であって明度がLi1となる点P3(Li1,a3,b3)を、P1およびP2のLab値を用いて線形補間演算によって求め、これを交点の1つとする。図6では、このようにして求めた交点の位置を白丸で示している。
S125では、コンピュータ10は、代表明度値Li1に関して上記のように求めた全ての交点についての平均値を求め、求めた平均値を代表明度値Li1についての色再現範囲の略中心点(以下、単に中心点と呼ぶ)とする。なお、各交点の明度は共通であるため、a成分値とb成分値の平均値を夫々求めればよい。
このように1つの代表明度値Liに関して求めた中心点のab平面における位置は、代表明度値Liが違えば異なる位置となり得、また、Lab表色空間におけるL軸(無彩色)上に存在するとは限らない。
このように1つの代表明度値Liに関して求めた中心点のab平面における位置は、代表明度値Liが違えば異なる位置となり得、また、Lab表色空間におけるL軸(無彩色)上に存在するとは限らない。
S130では、コンピュータ10は、L=Li1としたab平面上において、上記のように求めた全ての交点をその中心点を囲むように分布させる。この場合、コンピュータ10は、中心点と交点とを結ぶ線分がなす角度(例えば、中心点と交点とを結ぶ線分と、a軸とがなす角度)を交点毎に求め、この角度の大きさ順に、各交点を中心点の周囲に並べる。
S135では、コンピュータ10は、上記中心点の周囲に並べた各交点の間を補間し、境界データを生成する。
S135では、コンピュータ10は、上記中心点の周囲に並べた各交点の間を補間し、境界データを生成する。
図7は、L=Li1としたab平面上に生成した境界データを示している。同図においては、各交点(白丸)と、中心点Gを示している。同図に示すように、中心点Gを取り囲むように分布する交点の間を補間することにより、同中心点Gを囲む閉じた曲線を得ることができ、本実施形態ではこの閉じた曲線を境界データとする。
S140では、コンピュータ10は、S125で取得した中心点の位置とS135で取得した境界データとを、S110にて選択した代表明度値Li1と関連付けた上で、中心点データ33、境界データ32としてHDD30に保存する。
S140では、コンピュータ10は、S125で取得した中心点の位置とS135で取得した境界データとを、S110にて選択した代表明度値Li1と関連付けた上で、中心点データ33、境界データ32としてHDD30に保存する。
S145では、コンピュータ10は、代表明度値Liの全てをそれぞれ選択して、境界データおよび中心点データの取得を完了したか否か判断し、未選択の代表明度値Liが存在する場合には、S110に戻り、新たな代表明度値Liを選択してS115以下の処理を繰り返す。一方、未選択の代表明度値Liが存在しないと判断した場合には、境界データ決定処理を終了させる。
上記処理の結果、コンピュータ10は、各代表明度値Li毎に、プリンタ50の色再現範囲の最外郭を示す境界データを取得できる。
なお上記では、プリンタ50についての色再現範囲を代表明度値Li毎に特定する処理について述べたが、コンピュータ10は、プリンタ50を対象としたときと同様の処理によって、プリンタ50以外の様々な型のプリンタを対象として、それぞれに代表明度値Li毎の境界データおよび中心点データを取得する。
この意味で、コンピュータ10は、任意のプリンタについての色再現範囲を特定可能な色再現範囲特定装置としても捉えることが可能である。
なお上記では、プリンタ50についての色再現範囲を代表明度値Li毎に特定する処理について述べたが、コンピュータ10は、プリンタ50を対象としたときと同様の処理によって、プリンタ50以外の様々な型のプリンタを対象として、それぞれに代表明度値Li毎の境界データおよび中心点データを取得する。
この意味で、コンピュータ10は、任意のプリンタについての色再現範囲を特定可能な色再現範囲特定装置としても捉えることが可能である。
(3)内外判定処理
次に、図2の内外判定システム80を利用した処理について説明する。
図8は、コンピュータ10が実行する内外判定処理の内容をフローチャートにより示している。当該処理は主に、内外判定モジュール23に従って実行される。
S200においては、コンピュータ10は、インターネットINを介して、端末60からサンプル色彩値および所定の付帯情報を受信する。言い換えると、いずれかの端末60からサンプル色彩値および付帯情報を受信したことを契機として、コンピュータ10は内外判定処理を開始する。
次に、図2の内外判定システム80を利用した処理について説明する。
図8は、コンピュータ10が実行する内外判定処理の内容をフローチャートにより示している。当該処理は主に、内外判定モジュール23に従って実行される。
S200においては、コンピュータ10は、インターネットINを介して、端末60からサンプル色彩値および所定の付帯情報を受信する。言い換えると、いずれかの端末60からサンプル色彩値および付帯情報を受信したことを契機として、コンピュータ10は内外判定処理を開始する。
サンプル色彩値とは、端末60のユーザが任意に選択した色彩値(Lab値)であって、内外判定の対象となる色を示すものである。ユーザにとっては、プリンタを用いた印刷結果において実現したい色が有るが、そのような色が使用するプリンタの色再現範囲にそもそも属していなければ、その色を実現することは不可能である。そこで、ユーザは、実際にプリンタを使用(購入)する前に、印刷結果において実現したいと希望する色を表す色彩値を、サンプル色彩値として、端末60によってコンピュータ10に送信する。サンプル色彩値の数は限られず、例えば、印刷結果において実現したい色が100種類あれば、かかる100種類の色に対応した100通りのLab値の組合せをサンプル色彩値として送信する。
付帯情報には、プリンタ指定情報や、仕様指定情報や、サンプル色彩値の重要度情報などが含まれる。ここで、プリンタ指定情報とは、内外判定の基準となる色再現範囲を持つプリンタの型を指定した情報であり、仕様指定情報とは、コンピュータ10が生成して端末60に出力する判定結果の仕様を指定する情報である。重要度情報とは、各サンプル色彩値毎の重要度を示した情報である。ここで言う重要度とは、そのサンプル色彩値がプリンタの色再現範囲に属することをユーザがどの程度強く望んでいるかということを意味しており、例えば重要度情報は、重要度1〜3(数字が大きいほど重要度が高いものとする。)のように、複数段階に分けた重要度を各サンプル色彩値毎に関連付けて記録した情報とすることができる。
付帯情報は、ユーザが自己の希望に基づいて端末60のユーザインターフェースなどを介して同端末60に生成させた情報である。コンピュータ10は、かかる付帯情報を適宜参照しながら、以下に述べる処理を実行する。
S205では、コンピュータ10は、上記受信した付帯情報に記録されたプリンタ指定情報を参照して、内外判定の基準となる色再現範囲を持つプリンタの型を1つ選択する。上述したようにコンピュータ10は、上記プリンタ50を始めとする種々の型のプリンタについて、代表明度値毎の境界データの取得および中心点データの取得を既に行っているため、かかる各種プリンタの中から、プリンタ指定情報によって指定されているプリンタの1つを選択する。ここでは、プリンタ指定情報に基づいてプリンタ50を選択した場合について説明する。
S205では、コンピュータ10は、上記受信した付帯情報に記録されたプリンタ指定情報を参照して、内外判定の基準となる色再現範囲を持つプリンタの型を1つ選択する。上述したようにコンピュータ10は、上記プリンタ50を始めとする種々の型のプリンタについて、代表明度値毎の境界データの取得および中心点データの取得を既に行っているため、かかる各種プリンタの中から、プリンタ指定情報によって指定されているプリンタの1つを選択する。ここでは、プリンタ指定情報に基づいてプリンタ50を選択した場合について説明する。
S210では、コンピュータ10は、上記受信したサンプル色彩値の中から1つのサンプル色彩値を選択する。
S215では、コンピュータ10は、S210で選択したサンプル色彩値に応じて、HDD30に保存済みの、プリンタ50にかかる代表明度値Li毎の境界データ32および中心点データ33の中から、内外判定に用いる境界データ32および中心点データ33を選択し読み出す。具体的には、サンプル色彩値の明度値がLnである場合、このLnがいずれかの代表明度値Liと一致するには、この一致する代表明度値Liに対応する境界データ32および中心点データ33を読み出す。一方、Lnがいずれの代表明度値Liとも一致しない場合には、Lnと最も近い代表明度値Liに対応する境界データ32および中心点データ33を読み出す。
S215では、コンピュータ10は、S210で選択したサンプル色彩値に応じて、HDD30に保存済みの、プリンタ50にかかる代表明度値Li毎の境界データ32および中心点データ33の中から、内外判定に用いる境界データ32および中心点データ33を選択し読み出す。具体的には、サンプル色彩値の明度値がLnである場合、このLnがいずれかの代表明度値Liと一致するには、この一致する代表明度値Liに対応する境界データ32および中心点データ33を読み出す。一方、Lnがいずれの代表明度値Liとも一致しない場合には、Lnと最も近い代表明度値Liに対応する境界データ32および中心点データ33を読み出す。
S220では、コンピュータ10は、S215において読み出した境界データ32および中心点データ33を用いて、S210で選択したサンプル色彩値についての内外判定を行う。ここでは、サンプル色彩値の明度値Lnと一致するか或いは最も近い代表明度値Liが、上記Li1である場合を想定して、内外判定の手法について説明する。
図7では、L=Li1であるab平面上に、S210で選択したサンプル色彩値の位置Tを示している。なお、サンプル色彩値の明度値Ln≠Li1である場合には、位置Tは、サンプル色彩値の座標を上記L=Li1であるab平面上に投影して得た位置となる。このような状況において、コンピュータ10は、S215にて読み出した中心点データ33によって特定される中心点Gから上記サンプル色彩値の位置Tに向かうベクトルGTを算出する。
次に、コンピュータ10は、上記ベクトルGTと同一方向であって、中心点Gから上記S215にて読み出した境界データ32が示すab平面上の閉じた曲線まで到達するベクトルGHを求める。次に、コンピュータ10は、下記の式(1)によって距離Iを算出する。
そして、コンピュータ10は、I>0であれば、サンプル色彩値は境界データ32が仕切る領域の外であるから、当該サンプル色彩値はS205で選択したプリンタの色再現範囲に属さないと判断する。一方、I≦0であれば、サンプル色彩値は境界データ32が仕切る領域に属するものであるから、当該サンプル色彩値はS205で選択したプリンタの色再現範囲に属すると判断する。つまり、中心点Gからサンプル色彩値までの距離と、中心点Gから同サンプル色彩値に向かう方向における同中心点Gから色再現範囲の境界までの距離とを比較することで、確実に内外判定を実行する。
S225では、コンピュータ10は、端末60から送信されたサンプル色彩値の全てについて内外判定を行ったか否か判断し、未判定のサンプル色彩値が存在する場合には、S210に戻り、新たにサンプル色彩値を選択し、S215以下の処理を繰り返す。一方、端末60から送信されたサンプル色彩値の全てについて内外判定を行ったと判断した場合には、S230に進む。S230では、コンピュータ10は、付帯情報のプリンタ指定情報によって指定されているプリンタの全について選択してそれぞれに全サンプル色彩値についての内外判定を終えたか否か判断し、未選択のプリンタが存在する場合にはS205に戻り、プリンタ指定情報に基づいて新たにプリンタを選択し、S210以下の処理を繰り返す。
一方、付帯情報のプリンタ指定情報によって指定されているプリンタの全について選択してそれぞれに全サンプル色彩値についての内外判定を終えたと判断した場合には、S235に進む。
S235では、コンピュータ10は、付帯情報を参照して、内外判定の結果を所定の仕様によって生成する。本実施形態においては、コンピュータ10が生成する判定結果の仕様は大きく分けて2通り在り、かかる2通りのうちいずれの仕様によって判定結果を生成すべきか、或いは両方の仕様によって判定結果を生成すべき、ということが上記仕様指定情報によって指定されている。
S235では、コンピュータ10は、付帯情報を参照して、内外判定の結果を所定の仕様によって生成する。本実施形態においては、コンピュータ10が生成する判定結果の仕様は大きく分けて2通り在り、かかる2通りのうちいずれの仕様によって判定結果を生成すべきか、或いは両方の仕様によって判定結果を生成すべき、ということが上記仕様指定情報によって指定されている。
上記2通りの仕様を説明すると、その1つとしてコンピュータ10は、サンプル色彩値の色再現範囲包含率を生成する。つまり、S200において端末60から送られたサンプル色彩値の総数に対して、プリンタの色再現範囲に属すると判定されたサンプル色彩値の数の比率を求め、かかる比率を判定結果とする。なお、プリンタ指定情報によって複数のプリンタが指定されていた場合には、色再現範囲包含率も各プリンタ毎に生成する。従って、上記付帯情報に含まれる仕様指定情報によって色再現範囲包含率の生成が指定されており、かつ、プリンタ指定情報によって複数のプリンタ(例えば、プリンタA,B,C)が指定されている場合には、コンピュータ10は判定結果として、プリンタA〜Cそれぞれの色再現範囲に対する包含率を生成することとなる。
また、もう1種の判定結果の仕様として、コンピュータ10は、境界データとサンプル色彩値とをLab表色空間に同時に表示した画像を生成する。
図9は、コンピュータ10が生成した2次元画像であって、ある代表明度値Li2におけるab平面での境界データと各サンプル色彩値との位置関係を示している。同図においては、L=Li2であるab平面上に、複数のプリンタA〜Cの印刷結果に基づいてそれぞれ求めた、代表明度値Li2にかかる境界データを重ねて表示しているとともに、代表明度値Li2にかかる各プリンタA〜Cの境界データとの比較対象となった複数のサンプル色彩値を黒丸にて表示している。
図9は、コンピュータ10が生成した2次元画像であって、ある代表明度値Li2におけるab平面での境界データと各サンプル色彩値との位置関係を示している。同図においては、L=Li2であるab平面上に、複数のプリンタA〜Cの印刷結果に基づいてそれぞれ求めた、代表明度値Li2にかかる境界データを重ねて表示しているとともに、代表明度値Li2にかかる各プリンタA〜Cの境界データとの比較対象となった複数のサンプル色彩値を黒丸にて表示している。
つまりコンピュータ10は、仕様指定情報によって画像の生成が指定されている場合には、所定の代表明度値Liにおけるab平面にて、プリンタ指定情報によって指定されている各プリンタの境界データと、その境界データとの比較対象としたサンプル色彩値の位置とを供に表示した画像を、判定結果として生成する。むろん、かかる画像は複数の代表明度値Li毎に生成することができる。
上記画像を生成する場合、コンピュータ10は、さらに上記重要度情報を参照して画像に工夫を加えるとしてもよい。
上記画像を生成する場合、コンピュータ10は、さらに上記重要度情報を参照して画像に工夫を加えるとしてもよい。
図10は、コンピュータ10が生成した、代表明度値Li2におけるab平面での境界データと各サンプル色彩値との位置関係を示した画像であって、図9とは別の例を示している。同図においては、ab平面に分布する各サンプル色彩値は、その重要度に応じて、三角、丸、四角等といった異なる態様で表示されている。つまり、上記重要度情報では各サンプル色彩値毎に重要度を規定しているため、コンピュータ10は、上記重要度情報を参照して、各サンプル色彩値の位置が重要度に応じた態様(形または色)で表示されるように画像を生成する。同図の例では、重要度の最も高いサンプル色彩値を三角によって、その次に重要度の高いサンプル色彩値を丸によって、重要度の最も低いサンプル色彩値を四角にて表している。
上記のように、付帯情報を参照して判定結果を所定の仕様によって生成したら、S240においてコンピュータ10は、上記生成した判定結果を、インターネットINを介して、上記サンプル色彩値および付帯情報の送信元である端末60に対して送信する。
この結果、端末60の側では、受信した判定結果を所定のモニタに出力等することで、ユーザはその判定結果を知ることができる。
この結果、端末60の側では、受信した判定結果を所定のモニタに出力等することで、ユーザはその判定結果を知ることができる。
つまり、各型のプリンタ毎の色再現範囲包含率がコンピュータ10から送信されれば、ユーザは、実際に各型のプリンタを購入して印刷処理を行うことなく、各型のプリンタによってそれぞれサプル色彩値が何パーセント程、実際に印刷可能であるかが容易に判る。また、図9に示したような画像が送信されれば、ユーザは、各型のプリンタの色再現範囲と各サンプル色彩値との位置関係を視覚的に容易に把握できるし、さらに、図10に示したような画像が送信されれば、各重要度毎のサンプル色彩値が各型のプリンタの色再現範囲に対して夫々どのような位置関係にあるかが容易に把握できる。
(4)まとめ
このように本発明によれば、RGB色空間に表現される色立体の最外郭に多数分布する格子点に対応するRGB値に基づいてプリンタに印刷させたパッチの測色によって、十分な数のパッチ色彩値を取得し、この十分な数のパッチ色彩値を利用して、細かい間隔で規定した複数の代表明度値毎の色再現範囲の境界データを取得する。そのため、各代表明度値におけるプリンタの色再現範囲の外郭形状を極めて正確に表した各境界データが得られる。
このように本発明によれば、RGB色空間に表現される色立体の最外郭に多数分布する格子点に対応するRGB値に基づいてプリンタに印刷させたパッチの測色によって、十分な数のパッチ色彩値を取得し、この十分な数のパッチ色彩値を利用して、細かい間隔で規定した複数の代表明度値毎の色再現範囲の境界データを取得する。そのため、各代表明度値におけるプリンタの色再現範囲の外郭形状を極めて正確に表した各境界データが得られる。
また、内外判定に際しては、上記のように代表明度値毎に求めた色再現範囲の境界データのうち、ユーザが内外判定の対象することを所望するサンプル色彩値の明度値と最も近い代表明度値にかかる境界データを用いて内外判定を行う。そのため、ユーザが選択したサンプル色彩値について、プリンタの実際の色再現範囲に属するか否かの判定を非常に正確かつ迅速に得ることができる。
また、上述したように従来においては、Lab表色空間におけるL軸がプリンタの色再現範囲に含まれることを前提とし、L軸上に存在する点を基準に内外判定が行われていたが、プリンタの色再現能力によっては、その色再現範囲に低明度領域などではL軸を含まないこともあるので、判断の正確性が担保されていなかった。しかし本発明では、色再現範囲にL軸が含まれるか否かとは無関係に、代表明度値の境界データの中心点からサンプル色彩値までの距離と、同中心点から同サンプル色彩値に向かう方向における同中心点から境界データまでの距離とを比較する。そのため、サンプル色彩値が境界データで仕切られる領域に属するか否かを間違いなく判断することができ、内外判定の結果も信用性が極めて高くなる。
10…コンピュータ、21…プリンタドライバ、22…境界データ決定モジュール、23…内外判定モジュール、30…HDD、31…最外郭色パッチ画像データ、32…境界データ、33…中心点データ、34…パッチ色彩値、50…プリンタ、60…端末、70…測色機、80…内外判定システム
Claims (11)
- 所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に色再現範囲の境界を決定する境界決定手段と、
上記色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得する色彩値取得手段と、
上記サンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択するとともに、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較によって同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする内外判定装置。 - 上記境界決定手段は、上記略最外郭に分布する複数の色彩値のうち、境界の決定対象とした特定成分の値に近接する色彩値を用いて境界を決定することを特徴とする請求項1に記載の内外判定装置。
- 上記境界決定手段は、上記近接する色彩値間に形成される各線分のうち境界の決定対象とした特定成分の値を通過する各線分と、この特定成分の値との交点を求めるとともに、求めた複数の交点に基づいた補間を実行することにより境界を決定することを特徴とする請求項2に記載の内外判定装置。
- 上記境界決定手段は、複数の明度値毎に境界を決定することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の内外判定装置。
- 上記境界決定手段は、上記特定成分の複数の値毎に決定した各境界についての略中心位置を特定し、上記判定手段は、上記サンプル色彩値との比較対象とした境界の略中心位置から同サンプル色彩値までの距離とこの略中心位置から境界までの距離との比較によって判定を行うことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の内外判定装置。
- 上記判定手段は、判定対象としたサンプル色彩値数に対する上記画像出力装置の色再現範囲に属すると判定したサンプル色彩値数の比率を算出し、この比率を外部に出力することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の内外判定装置。
- 上記判定手段は、上記サンプル色彩値と同サンプル色彩値との比較対象とした境界とを上記色空間において供に表示する画像を生成し、同画像を外部に出力することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の内外判定装置。
- 上記色彩値取得手段は、サンプル色彩値とともにサンプル色彩値についての重要度を取得し、上記判定手段は、サンプル色彩値の表示態様をその重要度によって異ならせた画像を生成することを特徴とする請求項7に記載の内外判定装置。
- 所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に色再現範囲の境界を決定する境界決定工程と、
上記色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得する色彩値取得工程と、
上記サンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択するとともに、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較によって同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する判定工程とを備えることを特徴とする内外判定方法。 - 所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に色再現範囲の境界を決定する境界決定機能と、
上記色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得する色彩値取得機能と、
上記サンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択するとともに、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較によって同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する判定機能とをコンピュータに実行させることを特徴とする内外判定プログラム。 - ネットワークを介しての通信機能を有する端末と、同ネットワークを介して端末からの情報提供を受け、提供された情報に基づいて所定の判定を実行する内外判定装置とからなる内外判定システムであって、
上記端末は、所定の色空間において各成分の値を把握可能なサンプル色彩値を取得するとともに、取得したサンプル色彩値を上記内外判定装置に送信する色彩値送信手段を備え、
上記内外判定装置は、上記所定の色空間における画像出力装置の色再現範囲の略最外郭に分布する複数の色彩値を用いて、当該色空間を形成する各成分のうち特定成分についての複数の値毎に色再現範囲の境界を決定する境界決定手段と、上記端末からサンプル色彩値を受信する色彩値受信手段と、受信したサンプル色彩値に応じて、上記特定成分の複数の値毎に決定された境界のうち一の境界を選択するとともに、この選択した境界と同サンプル色彩値との比較によって同サンプル色彩値が上記画像出力装置の色再現範囲に属するか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果を上記端末に送信する判定結果送信手段とを備えることを特徴とする内外判定システム。
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