JP2007280890A - 燃料電池スタックの締結構造およびこれを備えた燃料電池 - Google Patents
燃料電池スタックの締結構造およびこれを備えた燃料電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007280890A JP2007280890A JP2006109010A JP2006109010A JP2007280890A JP 2007280890 A JP2007280890 A JP 2007280890A JP 2006109010 A JP2006109010 A JP 2006109010A JP 2006109010 A JP2006109010 A JP 2006109010A JP 2007280890 A JP2007280890 A JP 2007280890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- cell stack
- fastening structure
- recess
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Abstract
【課題】部品点数を削減し、さらに組付け時の作業性を向上させる。
【解決手段】複数の燃料電池セル2が積層されてなる燃料電池スタック3の当該積層方向両端に設けられるエンドプレート8と、該エンドプレート8間に架け渡されて当該燃料電池スタック3に積層方向の圧縮荷重が作用した状態を維持するテンションプレート9と、を備える締結構造であって、エンドプレート8の一部が、テンションプレート9に形成されている凹部19に引っ掛かる形状の係合突起18となっている。係合突起18には、凹部19をなす側壁面と係合する係合部18aが設けられていることが好ましい。また、係合部18aが、側壁面との間で回り対偶を形成する凹形状の曲面からなることも好ましい。
【選択図】図5
【解決手段】複数の燃料電池セル2が積層されてなる燃料電池スタック3の当該積層方向両端に設けられるエンドプレート8と、該エンドプレート8間に架け渡されて当該燃料電池スタック3に積層方向の圧縮荷重が作用した状態を維持するテンションプレート9と、を備える締結構造であって、エンドプレート8の一部が、テンションプレート9に形成されている凹部19に引っ掛かる形状の係合突起18となっている。係合突起18には、凹部19をなす側壁面と係合する係合部18aが設けられていることが好ましい。また、係合部18aが、側壁面との間で回り対偶を形成する凹形状の曲面からなることも好ましい。
【選択図】図5
Description
本発明は、燃料電池スタックの締結構造およびこれを備えた燃料電池に関する。さらに詳述すると、本発明は、燃料電池セルが積層されてなるスタックに圧縮荷重を作用させた状態で締結するための構造の改良に関する。
一般に、燃料電池(例えば固体高分子形燃料電池)は電解質をセパレータで挟んだセルを複数積層することによって構成されている。このようにセルが積層されることによって構成される燃料電池スタック(以下、単にスタックともいう)は、例えば、その積層方向両端にエンドプレートが設けられ、当該エンドプレートと燃料電池スタックとの間に弾性体を有する弾性モジュールが配置されたうえで、セル積層方向に圧縮荷重が作用した状態で締結されている。
従来、このような締結構造として、両エンドプレート間に架け渡したテンションプレートを利用し、当該燃料電池スタックに積層方向の圧縮荷重が作用した状態を維持するというものがある。この場合、エンドプレートとテンションプレートは、例えばそれぞれの端部に形成された孔にピンを通して結合されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−116227号公報
しかしながら、燃料電池スタックに圧縮荷重を作用させつつ、ピンを通してエンドプレートおよびテンションプレートを結合させる構造は部品点数が増えやすく、尚かつ組付け時の作業は煩雑である。
そこで、本発明は、部品点数を削減でき、さらに組付け時の作業性を向上させうる燃料電池スタックの締結構造およびこれを備えた燃料電池を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するべく本発明者は種々の検討を行った。従前の締結構造は、上述のようにエンドプレートとテンションプレートをピン結合したり、あるいは貫通ボルトを用いてエンドプレートを締め付けたり、はたまた両プレートをボルトで結合したりといったようなもので、例えば大きな荷重に耐えるためには多数のボルトを必要とするなど部品点数が多く、しかも組付け時には寸法合わせも必要となる。つまり、こういった構成であるために部品点数が多く、尚かつ組付け性に劣るものであった。この点につきさらに検討を重ねた本発明者は、かかる課題の解決に結び付く着想、すなわち、部品点数を減らすことができ尚かつ両プレートの組付け性を向上させうるという着想を得るに至った。
本発明はかかる着想に基づくものであり、複数の燃料電池セルが積層されてなる燃料電池スタックの当該積層方向両端に設けられるエンドプレートと、該エンドプレート間に架け渡されて当該燃料電池スタックに積層方向の圧縮荷重が作用した状態を維持するテンションプレートと、を備えた燃料電池スタックの締結構造において、前記エンドプレートの一部が、前記テンションプレートに形成されている凹部に引っ掛かる形状の係合突起となっていることを特徴としている。
また本発明において、前記凹部は当該テンションプレートの厚さ方向に設けられた孔であり、前記係合突起は、当該エンドプレートの端部のうち面内方向に延びる部分であって前記凹部に挿入される突起である。
本発明にかかる燃料電池スタックの締結構造においては、セル積層方向と垂直な方向、換言すればセル面に平行な方向に係合突起を例えば嵌め込むようにして係合させる構造となっている。これによれば、エンドプレートの一部がテンションプレートの一部に直接係合することとなるから、例えばピンやボルトといった他の部材を利用しなくても両プレートを連結状態とすることができる。したがって、部品点数の削減を図ることが可能となる。
また、エンドプレートに形成された係合突起を、テンションプレートに形成された凹部に例えば嵌め込むようにすることで両プレートを連結状態とすることが可能である。この締結構造によれば、多くのピンやボルト等を用いて寸法合わせしながら両プレートを組み付けていた従来構造よりも組付け性が向上することになる。
このような締結構造においては、前記係合突起に、前記テンションプレートの凹部をなす側壁面と係合する係合部が設けられていることが好ましい。このような係合部を介して当該係合突起が凹部をなす側壁面に係合している場合、係合突起が外れにくくなるからその分だけ両プレートの連結状態が維持されやすくなる。
さらにこのような締結構造においては、前記係合部が、前記凹部をなす側壁面との間で回り対偶を形成する凹形状の曲面からなることが好ましい。このような曲面からなる係合部は、当該曲面および係合する側壁面の形状に応じた回転運動(揺動運動)が可能である。例えば、燃料電池スタックの締結状態下、大きな締結荷重の影響によりエンドプレートに反りが生じる場合がある。この場合、従前の構造のようにテンションプレートとエンドプレートとが例えばボルトで結合されていると、このようなエンドプレートの反りがボルトで結合されている部分を通じてテンションプレートにまで伝わり、この結果、当該テンションプレートにまで反りが生じるおそれがあり、これによる不都合を回避するためにはテンションプレートとスタックとの間に相当分のクリアランスを設ける必要があった。これに対し、本発明にかかる締結構造によれば、エンドプレートに反りが生じたとしても両プレート間に形成した回り対偶の作用によって曲げ荷重を逃がし、テンションプレートに反りが生じないようにすることが可能である。
また、前記凹部に前記係合突起が引っ掛かった状態で当該係合突起が外れるのを回避するための抜け止め手段が設けられていることも好ましい。これによれば、凹部に引っ掛かった係合突起を外れ難くすることによって両プレートの係合状態をさらに維持しやすくすることができる。
さらには、前記係合突起と前記凹部との間に、当該燃料電池スタックの積層方向への伸び縮みに応じて伸縮する弾性部材が介在していることも好ましい。
また、本発明にかかる燃料電池は上述した燃料電池スタックの締結構造を備えているというものである。
本発明によれば、締結構造にかかる部品点数を削減でき、さらに組付け時の作業性を向上させることができる。
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6に本発明にかかる燃料電池スタックの締結構造の実施形態を示す。本実施形態における締結構造は、複数の燃料電池セル(本明細書では単にセルともいう)2が積層されてなる燃料電池スタック3の当該積層方向両端に設けられるエンドプレート8と、該エンドプレート8間に架け渡されて当該燃料電池スタック3に積層方向の圧縮荷重が作用した状態を維持するテンションプレート9と、を備えているものである。
以下に説明する実施形態においては、まず、燃料電池1を構成するセル2および複数のセル2が積層されてなる燃料電池スタック3の概略構成について説明し、その後、当該燃料電池スタック3の締結構造について説明することとする。
図1に本実施形態における燃料電池1のセル2の概略構成を示す。図示するように構成されるセル2は、順次積層されることによって燃料電池スタック(セル積層体)3を構成する(図2参照)。また、このように形成されたスタック3は、例えばスタック両端を一対のエンドプレート8で挟まれ、さらにこれらエンドプレート8どうしを繋ぐようにテンションプレート9からなる拘束部材が配置された状態で積層方向への荷重がかけられて締結されている(図3、図4参照)。
なお、このようなスタック3等で構成される燃料電池1は、例えば燃料電池車両(FCHV;Fuel Cell Hybrid Vehicle)の車載発電システムとして利用可能なものであるがこれに限られることはなく、各種移動体(例えば船舶や飛行機など)やロボットなどといった自走可能なものに搭載される発電システム、さらには定置の燃料電池1のセパレータとしても用いることが可能である。
セル2は、電解質、具体例として膜−電極アッセンブリ(以下MEA;Membrane Electrode Assemblyと呼ぶ)30、該MEA30を挟持する一対のセパレータ20(図1においてはそれぞれ符号20a,20bを付して示している)等で構成されている(図1参照)。MEA30および各セパレータ20a,20bはおよそ矩形の板状に形成されている。また、MEA30はその外形が各セパレータ20a,20bの外形よりも小さくなるように形成されている。
MEA30は、高分子材料のイオン交換膜からなる高分子電解質膜(以下、単に電解質膜ともいう)31と、電解質膜31を両面から挟んだ一対の電極(アノード側拡散電極およびカソード側拡散電極)32a,32bとで構成されている(図1参照)。電解質膜31は、各電極32a,32bよりも大きく形成されている。この電解質膜31には、その周縁部33を残した状態で各電極32a,32bが例えばホットプレス法により接合されている。
MEA30を構成する電極32a,32bは、その表面に付着された白金などの触媒を担持した例えば多孔質のカーボン素材(拡散層)で構成されている。一方の電極(アノード)32aには燃料ガス(反応ガス)としての水素ガス、他方の電極(カソード)32bには空気や酸化剤などの酸化ガス(反応ガス)が供給され、これら2種類の反応ガスによりMEA30内で電気化学反応が生じてセル2の起電力が得られるようになっている。
セパレータ20(20a,20b)はガス不透過性の導電性材料で構成されている。導電性材料としては、例えばカーボンや導電性を有する硬質樹脂のほか、アルミニウムやステンレス等の金属(メタル)が挙げられる。本実施形態のセパレータ20(20a,20b)の基材は板状のメタルで形成されているものであり(メタルセパレータ)、この基材の電極32a,32b側の面には耐食性に優れた膜(例えば金メッキで形成された皮膜)が形成されている。
また、セパレータ20a,20bの両面には、複数の凹部によって構成される溝状の流路が形成されている。これら流路は、例えば板状のメタルによって基材が形成されている本実施形態のセパレータ20a,20bの場合であればプレス成形によって形成することができる。このようにして形成される溝状の流路は、酸化ガスのガス流路34や水素ガスのガス流路35、あるいは冷却水流路36を構成している。より具体的に説明すると、セパレータ20aの電極32a側となる内側の面には水素ガスのガス流路35が複数形成され、その裏面(外側の面)には冷却水流路36が複数形成されている(図1参照)。同様に、セパレータ20bの電極32b側となる内側の面には酸化ガスのガス流路34が複数形成され、その裏面(外側の面)には冷却水流路36が複数形成されている(図1参照)。例えば本実施形態の場合、セル2におけるこれらガス流路34およびガス流路35は互いに平行となるように形成されている。さらに、本実施形態においては、隣接する2つのセル2,2に関し、一方のセル2のセパレータ20aの外面と、これに隣接するセル2のセパレータ20bの外面とを付き合わせた場合に両者の冷却水流路36が一体となり断面が例えば矩形あるいはハニカム形の流路が形成される構造となっている(図1参照)。
さらに、上述したように各セパレータ20a,20bは、少なくとも流体の流路をなすための凹凸形状が表面と裏面とで反転した関係になっている。より具体的に説明すると、セパレータ20aにおいては、水素ガスのガス流路35を形成する凸形状(凸リブ)の裏面が冷却水流路36を形成する凹形状(凹溝)であり、ガス流路35を形成する凹形状(凹溝)の裏面が冷却水流路36を形成する凸形状(凸リブ)である。さらに、セパレータ20bにおいては、酸化ガスのガス流路34を形成する凸形状(凸リブ)の裏面が冷却水流路36を形成する凹形状(凹溝)であり、ガス流路34を形成する凹形状(凹溝)の裏面が冷却水流路36を形成する凸形状(凸リブ)である。
また、セパレータ20a,20bの長手方向の端部付近(本実施形態の場合であれば、図1中向かって左側に示す一端部の近傍)には、酸化ガスの入口側のマニホールド15a、水素ガスの出口側のマニホールド16b、および冷却水の出口側のマニホールド17bが形成されている。例えば本実施形態の場合、これらマニホールド15a,16b,17bは各セパレータ20a,20bに設けられた略矩形ないしは台形の透孔によって形成されている(図1参照)。さらに、セパレータ20a,20bのうち反対側の端部には、酸化ガスの出口側のマニホールド15b、水素ガスの入口側のマニホールド16a、および冷却水の入口側のマニホールド17aが形成されている。本実施形態の場合、これらマニホールド15b,16a,17aも略矩形ないしは台形の透孔によって形成されている(図1参照)。なお、図3、図4等においてはa,bの添字を省略した形で各マニホールドの符号を示している。
上述のような各マニホールドのうち、セパレータ20aにおける水素ガス用の入口側マニホールド16aと出口側マニホールド16bは、セパレータ20aに溝状に形成されている入口側の連絡通路61および出口側の連絡通路62を介してそれぞれが水素ガスのガス流路35に連通している。同様に、セパレータ20bにおける酸化ガス用の入口側マニホールド15aと出口側マニホールド15bは、セパレータ20bに溝状に形成されている入口側の連絡通路63および出口側の連絡通路64を介してそれぞれが酸化ガスのガス流路34に連通している(図1参照)。さらに、各セパレータ20a,20bにおける冷却水の入口側マニホールド17aと出口側マニホールド17bは、各セパレータ20a,20bに溝状に形成されている入口側の連絡通路65および出口側の連絡通路66を介してそれぞれが冷却水流路36に連通している。ここまで説明したような各セパレータ20a,20bの構成により、セル2には、酸化ガス、水素ガスおよび冷却水が供給されるようになっている。ここで具体例を挙げておくと、セル2が積層された場合、例えば水素ガスは、セパレータ20aの入口側マニホールド16aから連絡通路61を通り抜けてガス流路35に流入し、MEA30の発電に供された後、連絡通路62を通り抜けて出口側マニホールド16bに流出することになる。
第1シール部材13a、第2シール部材13bは、ともに複数の部材(例えば小型の4つの矩形枠体と、流体流路を形成するための大きな枠体)で形成されているものである(図1参照)。これらのうち、第1シール部材13aはMEA30とセパレータ20aとの間に設けられるもので、より詳細には、その一部が、電解質膜31の周縁部33と、セパレータ20aのうちガス流路35の周囲の部分との間に介在するように設けられる。また、第2シール部材13bは、MEA30とセパレータ20bとの間に設けられるもので、より詳細には、その一部が、電解質膜31の周縁部33と、セパレータ20bのうちガス流路34の周囲の部分との間に介在するように設けられる。
さらに、隣接するセル2,2のセパレータ20bとセパレータ20aとの間には、複数の部材(例えば小型の4つの矩形枠体と、流体流路を形成するための大きな枠体)で形成された第3シール部材13cが設けられている(図1参照)。この第3シール部材13cは、セパレータ20bにおける冷却水流路36の周囲の部分と、セパレータ20aにおける冷却水流路36の周囲の部分との間に介在するように設けられてこれらの間をシールする部材である。
なお、第1〜第3シール部材13a〜13cとしては、隣接する部材との物理的な密着により流体を封止する弾性体(ガスケット)や、隣接する部材との化学的な結合により接着する接着剤などを用いることができる。例えば本実施形態では各シール部材13a〜13cとして弾性によって物理的にシールする部材を採用しているが、この代わりに上述した接着剤のような化学結合によってシールする部材を採用することもできる。
枠状部材40は、MEA30とともにセパレータ20a,20b間に挟持される例えば樹脂からなる部材(以下、樹脂フレームともいう)である。例えば本実施形態では、薄い枠形状の樹脂フレーム40をセパレータ20a,20b間に介在させ、当該樹脂フレーム40によってMEA30の少なくとも一部、例えば周縁部33に沿った部分を表側と裏側から挟持するようにしている。このように設けられる樹脂フレーム40は、締結力を支持するセパレータ20(20a,20b)間のスペーサとしての機能、絶縁部材としての機能、セパレータ20(20a,20b)の剛性を補強する補強部材としての機能を発揮する。
続いて、燃料電池1の構成について簡単に説明する(図2等参照)。本実施形態における燃料電池1は、複数の単セル2を積層したスタック(セル積層体)3を有し、スタック3の両端に位置する単セル2,2の外側に順次、出力端子5付きの集電板6、絶縁板7およびエンドプレート8が各々配置された構造となっている(図2参照)。また、スタック3はテンションプレート9によって積層状態で拘束されている(図3、図4参照)。テンションプレート9は両エンドプレート8,8間を架け渡すようにして設けられているもので、例えば一対がスタック3の両側に対向するように配置される(図4参照)。テンションプレート9は、各エンドプレート8,8に接続され、単セル2の積層方向に所定の締結力(圧縮荷重)を作用させた状態を維持する。また、テンションプレート9の内側面(スタック3を向く面)には漏電やスパークが生じるのを防止すべく絶縁膜(図示省略)が形成されている。絶縁膜は、例えば当該テンションプレート9の内側面に貼り付けられた絶縁テープ、あるいは当該面を覆うように塗布された樹脂コーティングなどによって形成されている。
また、スタック3に締結力(圧縮荷重)を作用させる部材(弾性モジュール)の一例を挙げれば以下のとおりである。すなわち、互いに並列に配置されたコイルスプリング等の弾性体11と、これら複数の弾性体11を積層方向にて挟持する一対の板状部材12とがスタック3の一端に配置されているものである(図4参照)。また、板状部材12とエンドプレート8との間には接続部材13が介在しており、当該接続部材13自体の可撓性またはピボット状に接触する構成などによって首振り可能な構造を実現している(図4参照)。多数(例えば200〜400程度)のセル2を積層した結果、スタック3が例えば台形に近似した状態になるなど側方への偏りが生じて歪んだとしても、このような支持構造によれば、当該接続部材13を中心として首を振る動きをすることにより、偏りに応じた分だけ適宜角度を変えて歪みを矯正することが可能である。さらには、当該接続部材13がねじ部を備えていることも好ましい。ねじ部付きの接続部材13によれば、当該位置において回転することにより板状部材12とエンドプレート8との間隔を変化させることが可能となるから、セル積層時、積層厚みに固体毎のばらつきが生じた場合にもねじ部付き接続部材13を相対的に回転させて軸方向長さを変えることによりスタック3の全体厚み(全体長さ)を微調整することができる。このため、スタック3に作用する締結力の微調整も行いやすい。以上のようなねじ部付き接続部材13としては、荷重調整ねじ等と呼ばれるねじ(一例として、すりわり付き止めねじ等)を利用することが可能である。
続いて、本発明にかかる燃料電池スタック3の締結構造について説明する(図5、図6参照)。
本実施形態の締結構造においては、エンドプレート8の一部を、テンションプレート9に形成されている凹部19に引っ掛かる形状の係合突起18としている。この係合突起18は、例えばエンドプレート8の端部のうち面内方向(エンドプレート8の面に平行な方向)に延びるように形成されている突起によって形成されている。一例として本実施形態ではエンドプレート8の一方の端部に略矩形の2個のいわゆる「ほぞ」のような係合突起18を設け、凹部19に嵌め込むことによって両プレート8,9を連結状態とさせる。また、一対のテンションプレート9がスタック3を挟んで対向するように配置される本実施形態の場合、係合突起18は両方のテンションプレート9と係合するようにエンドプレート8の両端部に例えば対称形状となるように設けられている。ただし、係合突起18の形状や個数が特にこのようなものに限定されることはなく、要は、凹部19に係合して両プレート8,9を連結状態としうるものであれば足りる。
凹部19は、上述した係合突起18が係合するようにテンションプレート9に設けられているもので、例えば当該テンションプレート9の厚さ方向に設けられた孔によって構成される。一例として本実施形態では、上述した係合突起18がそれぞれ嵌め込まれる2個の略矩形の透孔からなる凹部19を設けている(図5参照)。図では特に示していないが、セル積層方向の両端に配置されるエンドプレート8のそれぞれと係合するべく、凹部19は当該テンションプレート9の両端部に例えば対称形状となるように設けられている。
以上のように構成される締結構造では、エンドプレート8の一部(係合突起18)がテンションプレート9の一部(凹部19)に嵌め込まれるようにして直接係合することとなるから、例えばピンやボルトといった他の部材を利用しなくても両プレート8,9を連結状態とすることができる。したがって、他部材が不要である分だけ部品点数の削減を図ることが可能となる。
また、本実施形態の締結構造においては、エンドプレート8に形成された係合突起18をテンションプレート9に形成された凹部19に嵌め込むようにすることで両プレート8,9を連結状態とすることが可能であるから、多くのピンやボルト等を用いて寸法合わせしながら両プレート8,9を組み付けていた従来構造よりも組付け性、つまりは組付け作業の行い易さを向上させることができる。より具体的に説明すると以下のとおりである。すなわち、治具を利用してスタック3(エンドプレート8も含む)を積層方向に圧縮しておき、その状態でテンションプレート9を両エンドプレート8間に架け渡すようにして配置し、両エンドプレート8の係合突起18がテンションプレート9の凹部19に挿入された状態とする。その後、治具による加圧を解除すれば、エンドプレート8ごとスタック3が積層方向に僅かながらも伸張した状態となり、これによって係合突起18がテンションプレート9の凹部19に引っ掛かった状態となる。この場合、ピンやボルトの使用に伴う寸法合わせ等の煩雑な作業が不要であり、部品点数が少ないこともあって組付け作業が行い易い。
加えて、本実施形態の締結構造によれば以下のような利点もある。すなわち、例えばエンドプレート8に凹部(孔)を設け、テンションプレート9にはこの凹部に挿入される係合突起を設けるという構造、つまりは上述したのとは逆の構造である場合にも、他部材に頼ることなく両プレート8,9を連結状態とすることが可能である。ただし、このように逆の構造となっていると、係合突起を凹部へ係合させる際の挿入方向(嵌め込み方向)がセル積層方向と同じになっている場合があり、スタック3に対して締結力(圧縮荷重)を作用させるとその影響で凹部から係合突起が抜け出てしまう可能性がある。当然、これを防ぐべく係合突起には係合状態を維持するための爪やフックなどが設けられるのが一般的だが、それでも嵌め込まれる(差し込まれる)側の部材が積層方向に延びていて軸力によって締結力を維持するテンションプレート9である限り、締結時、積層方向への反力がそのままテンションプレート9の係合突起が外れるような力として作用する可能性がある。この点、本実施形態においては、積層方向とは垂直な方向へエンドプレート8の係合突起18を差し込んで凹部19と係合させる構造としており、差込方向と積層方向とが一致していないから、締結時に係合突起18が凹部19から抜け出てしまう可能性が低い。したがって、他部材によらずとも締結状態を維持しやすいという利点がある。
ここで、上述のごとき締結構造においては、係合突起18に、凹部19をなす側壁面19aの一部と係合する係合部18aが形成されていることが好ましい(図6参照)。このような係合部18aを介して当該係合突起18が側壁面19aに係合している場合、係合突起18が凹部19から外れるのを抑制することが可能となるから両プレート8,9の締結状態をさらに維持しやすくなるという利点がある。
さらに、このような係合部18aは、側壁面19aとの間で回り対偶を形成する凹形状の曲面によって形成されていることが好ましい。さらには、側壁面19aが、係合部18aの形状に合うような凸形状の曲面によって形成されていることがさらに好ましい(図6参照)。このような凹形状の曲面からなる係合部18aは、当該曲面および係合する側壁面19aの形状に応じた回転運動(揺動運動)を可能とする。このような構造によれば、テンションプレート9に生じうる反りを抑制できるという利点がある。すなわち、燃料電池スタック3の締結状態下、大きな締結荷重の影響によりエンドプレート8に反り(より詳しくは、積層方向両側に膨らむような撓み)が生じることがあり、この場合、従前の構造のようにエンドプレート8とテンションプレート9とがボルト等で固定的に結合されていると、このようなエンドプレート8の反りがボルトで結合されている部分を通じて曲げ荷重として伝わりテンションプレート9にも反りを生じさせることがあった。これに対し、上述のような締結構造によれば、エンドプレート8に反りが生じたとしても両プレート8,9間に形成した回り対偶の作用によって曲げ荷重を逃がし、テンションプレート9には反りが生じないようにすることが可能となる。また、従前の構造においては、反りが生じたテンションプレート9がスタック3に接触するのを回避するべく当該テンションプレート9とスタック3との間に相当分のクリアランスを設ける必要があったのに対し、本実施形態の締結構造によればテンションプレート9に生じうる反りを抑制できるからこのようなクリアランスを省略するかまたは狭小化することが可能となる。このことは、燃料電池1の小型化という観点からも有効である。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば本実施形態では、テンションプレート9に形成される凹部19の一例として矩形状の孔を例示したがこれは一例に過ぎず、他の形状とすることはもちろん、孔以外の構成によって凹部19を形成することも可能である。孔以外の例としては、例えば一方の側面からチャネル状に切り欠いて形成した片持ち形状の切り欠き部(例えば、図5における二点鎖線に沿って切り欠いたような形状)を挙げることができる。あるいは、特に図示はしていないが、貫通していない孔(底付きの溝、あるいは天井付きの溝)を凹部19として利用することも可能である。要は、上述した実施形態においてはテンションプレート9の厚さ方向に形成した貫通孔を凹部19としたが、凹部19の具体例がこのような孔に限られることはない。
また、本実施形態ではエンドプレート8の係合突起18とテンションプレート9の凹部19とを直接的に係合させることとしたが、これら係合突起18と凹部19との間に弾性部材21を介在させることもできる(図7参照)。例えばコイルスプリング等からなる弾性部材21は、燃料電池スタック3の積層方向への伸び縮みに応じて伸縮する。これによれば、例えば熱膨張により燃料電池スタック3が積層方向に伸びたとしても当該伸び分を吸収し、エンドプレート8やテンションプレート9に作用しうる負荷を緩和することが可能である。なお、このような弾性部材21を介在させた状態で凹部19に係合突起18を係合させる際の組付け作業は、従前のようにピンやボルト等を用いて寸法合わせしながら行う作業より行い易いものである。
さらには、凹部19に係合突起18が引っ掛かった状態で当該係合突起18が外れるのを回避するための抜け止め手段を設けることもできる。これによれば、凹部19に引っ掛かった係合突起18を外れ難くすることによって両プレート8,9の係合状態をさらに維持しやすくすることができる。特に図示していないが、このような抜け止め手段は、例えば係合突起18と凹部19とが回り対偶を形成していない場合であれば当該係合突起18を仮止めするボルトや接着剤などで構成することができる。あるいは、係合突起18と凹部19とが回り対偶を形成している場合であれば、相対運動を妨げることのない構成、例えば係合突起18の端面に後付けした凹部19よりも幅広のプレート等によって抜け止め手段を構成することができる。
1…燃料電池、2…セル(燃料電池セル)、3…スタック(燃料電池スタック)、8…エンドプレート、9…テンションプレート、18…エンドプレートの係合突起、19…テンションプレートの凹部、19a…凹部をなす側壁面、21…弾性部材
Claims (7)
- 複数の燃料電池セルが積層されてなる燃料電池スタックの当該積層方向両端に設けられるエンドプレートと、該エンドプレート間に架け渡されて当該燃料電池スタックに積層方向の圧縮荷重が作用した状態を維持するテンションプレートと、を備えた燃料電池スタックの締結構造において、
前記エンドプレートの一部が、前記テンションプレートに形成されている凹部に引っ掛かる形状の係合突起となっていることを特徴とする燃料電池スタックの締結構造。 - 前記凹部は当該テンションプレートの厚さ方向に設けられた孔であり、前記係合突起は、当該エンドプレートの端部のうち面内方向に延びる部分であって前記凹部に挿入される突起であることを特徴とする燃料電池スタックの締結構造。
- 前記係合突起に、前記テンションプレートの凹部をなす側壁面と係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池スタックの締結構造。
- 前記係合部が、前記凹部をなす側壁面との間で回り対偶を形成する凹形状の曲面からなることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池スタックの締結構造。
- 前記凹部に前記係合突起が引っ掛かった状態で当該係合突起が外れるのを回避するための抜け止め手段が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池スタックの締結構造。
- 前記係合突起と前記凹部との間に、当該燃料電池スタックの積層方向への伸び縮みに応じて伸縮する弾性部材が介在していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池スタックの締結構造。
- 請求項1から6のいずれかに記載の締結構造を備えていることを特徴とする燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006109010A JP2007280890A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 燃料電池スタックの締結構造およびこれを備えた燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006109010A JP2007280890A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 燃料電池スタックの締結構造およびこれを備えた燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007280890A true JP2007280890A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38682107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006109010A Withdrawn JP2007280890A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 燃料電池スタックの締結構造およびこれを備えた燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007280890A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009081037A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池スタック装置 |
WO2011041323A2 (en) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack compression devices and methods |
JP2012181996A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池スタック |
KR20130097677A (ko) * | 2012-02-24 | 2013-09-03 | 삼성에스디아이 주식회사 | 배터리 모듈 |
JP2013175464A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Samsung Sdi Co Ltd | バッテリモジュール |
KR101349017B1 (ko) * | 2012-08-09 | 2014-01-09 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 스택의 체결기구 |
US8871405B2 (en) | 2009-02-05 | 2014-10-28 | Panasonic Corporation | Polymer electrolyte fuel cell stack |
JP2015138592A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | 株式会社豊田自動織機 | 寸法調整装置 |
WO2018093038A1 (ko) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 모듈 및 이를 포함하는 배터리 팩 |
US10211479B2 (en) | 2015-01-29 | 2019-02-19 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack assembly and method of operating the same |
US10511046B2 (en) | 2014-06-25 | 2019-12-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell assembling method and fuel cell assembling apparatus |
US10916793B2 (en) | 2017-10-06 | 2021-02-09 | Bloom Energy Corporation | Method for joining a ceramic matrix composite to dense ceramics for improved joint strength |
JP7455712B2 (ja) | 2020-09-16 | 2024-03-26 | 株式会社東芝 | 燃料電池 |
-
2006
- 2006-04-11 JP JP2006109010A patent/JP2007280890A/ja not_active Withdrawn
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009081037A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 燃料電池スタック装置 |
US8871405B2 (en) | 2009-02-05 | 2014-10-28 | Panasonic Corporation | Polymer electrolyte fuel cell stack |
WO2011041323A2 (en) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack compression devices and methods |
WO2011041323A3 (en) * | 2009-09-30 | 2011-09-01 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack compression devices and methods |
JP2013506963A (ja) * | 2009-09-30 | 2013-02-28 | ブルーム エナジー コーポレーション | 燃料電池スタック圧縮装置および方法 |
US9812729B2 (en) | 2009-09-30 | 2017-11-07 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack compression devices and methods |
US8785074B2 (en) | 2009-09-30 | 2014-07-22 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack compression devices and methods |
JP2012181996A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池スタック |
US9461283B2 (en) | 2012-02-24 | 2016-10-04 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery module |
KR20130097677A (ko) * | 2012-02-24 | 2013-09-03 | 삼성에스디아이 주식회사 | 배터리 모듈 |
KR101689220B1 (ko) * | 2012-02-24 | 2016-12-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 그루브가 마련된 배터리 모듈 |
JP2013175464A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Samsung Sdi Co Ltd | バッテリモジュール |
KR101730960B1 (ko) * | 2012-02-27 | 2017-04-27 | 삼성에스디아이 주식회사 | 서로 맞물리는 결합이 적용된 배터리 모듈 |
KR101349017B1 (ko) * | 2012-08-09 | 2014-01-09 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 스택의 체결기구 |
JP2015138592A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | 株式会社豊田自動織機 | 寸法調整装置 |
US10511046B2 (en) | 2014-06-25 | 2019-12-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell assembling method and fuel cell assembling apparatus |
US11309572B2 (en) | 2015-01-29 | 2022-04-19 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack assembly and method of operating the same |
US10211479B2 (en) | 2015-01-29 | 2019-02-19 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack assembly and method of operating the same |
JP2019512863A (ja) * | 2016-11-17 | 2019-05-16 | エルジー・ケム・リミテッド | バッテリーモジュール及びこれを含むバッテリーパック |
US10446816B2 (en) | 2016-11-17 | 2019-10-15 | Lg Chem, Ltd. | Battery module, and battery pack comprising same |
KR20180055407A (ko) * | 2016-11-17 | 2018-05-25 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 모듈 및 이를 포함하는 배터리 팩 |
KR102067714B1 (ko) * | 2016-11-17 | 2020-01-17 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 모듈 및 이를 포함하는 배터리 팩 |
WO2018093038A1 (ko) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 모듈 및 이를 포함하는 배터리 팩 |
US10916793B2 (en) | 2017-10-06 | 2021-02-09 | Bloom Energy Corporation | Method for joining a ceramic matrix composite to dense ceramics for improved joint strength |
JP7455712B2 (ja) | 2020-09-16 | 2024-03-26 | 株式会社東芝 | 燃料電池 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007280890A (ja) | 燃料電池スタックの締結構造およびこれを備えた燃料電池 | |
JP5077226B2 (ja) | セル積層体およびこれを備えた燃料電池 | |
US7641999B2 (en) | Fuel cell stack | |
US9673458B2 (en) | Fuel cell | |
WO2005067086A2 (en) | Fuel cell stack structure | |
JP5344273B2 (ja) | 燃料電池およびそのセパレータ | |
JP2019186165A (ja) | 燃料電池用セパレータ部材及び燃料電池スタック | |
JP5029813B2 (ja) | 燃料電池用セパレータ | |
JP4929647B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP2007317428A (ja) | 燃料電池 | |
JP4510267B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP4165876B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2009054378A (ja) | 燃料電池 | |
JP2015060716A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2003151571A (ja) | 燃料電池 | |
JP4555174B2 (ja) | 燃料電池及び燃料電池スタック | |
JP2013089517A (ja) | 燃料電池 | |
JP2008004300A (ja) | 燃料電池用プレスセパレータ | |
JP2009105005A (ja) | 燃料電池およびそのセパレータ | |
JP2007242260A (ja) | 燃料電池およびその弾性モジュール | |
JP2006066256A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2009123447A (ja) | 燃料電池およびそのセパレータ | |
JP2009152134A (ja) | 燃料電池 | |
JP5338065B2 (ja) | 燃料電池、燃料電池の組立方法および組立装置 | |
JP2008226682A (ja) | 燃料電池及びその製造方法、並びに、燃料電池スタック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081218 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20110322 |