JP2007280595A - リトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置、制御方法、記録媒体及びディスクドライブ - Google Patents

リトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置、制御方法、記録媒体及びディスクドライブ Download PDF

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Abstract

【課題】リトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置及び方法、並びにそれを利用したディスクドライブを提供すること。
【解決手段】ディスク12上の磁界を感知する磁気感知素子及びディスクを磁化させる磁気記録素子を含み、ディスク表面と磁気判読素子及び磁気記録素子との間に空気層を生成させる構造を有し、空気層を生成させる構造物を加熱させるヒータを備える磁気ヘッド16と、リトライモードで磁気ヘッド16の飛行高さを調整するパワー制御信号を生成させるコントローラ340と、パワー制御信号に相応する電力を生成させてヒータに供給するヒータ電力供給回路380と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、リトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置、制御方法、記録媒体及びディスクドライブに関し、特に、ディスクドライブで磁気ヘッドの飛行高さを可変させつつ、データリード及びライトリトライを実行させる制御装置、制御方法、記録媒体及びディスクドライブに関する。
本発明と関連して公開された技術文献としては、特許文献1がある。特許文献1には、記録電流または記録電流のオーバーシュートによって記録ヘッドとディスクとの間の飛行高さの変化を制御する技術が提示されている。
一般的に、データ保存装置の一つであるハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)は、磁気ヘッドによってディスクに記録されたデータを再生するか、ディスクにユーザデータを記録することによってコンピュータシステムの運用に寄与する。このようなHDDは、次第に高容量化、高密度化及び小型化しつつ、ディスクの回転方向の密度であるBPI(Bit Per Inch)と半径方向の密度であるTPI(Track Per Inch)とが増大する趨勢にあるので、それにより、さらに精巧なメカニズムが要求される。
HDDは、磁気ヘッドとディスクとの間の間隔である磁気ヘッドの飛行高さによってリード及びライトの性能に影響を及ぼす。磁気ヘッドの飛行高さが低くなるほどリード及びライト性能は向上するが、衝撃による外乱によって磁気ヘッドとディスクとの間の衝突が発生する可能性が高まるという短所がある。逆に、磁気ヘッドの飛行高さが高まるほど磁気ヘッドとディスクとの間の衝突の発生可能性が減らせるが、リード及びライト性能が悪化するという短所がある。
これにより、このような点を考慮してHDDの設計時に磁気ヘッドの飛行高さを決定する。しかし、磁気ヘッドの飛行高さは、使用温度、気圧などのユーザ条件によって可変される。
HDDは、データリード及びデータライト時にエラーが発生すれば、設計パラメータ値を可変させつつ、所定回数ほどエラーが発生しなくなるまでデータリード及びデータライトリトライを実行する。
韓国公開特許10−2004−0025373号公報
しかしながら、従来の技術によれば、データリード及びデータライトリトライ時に固定された磁気ヘッドの飛行高さでデータリード及びライトに関連したパラメータを可変させつつデータのリード及びライトを実行することによって、リトライ反復回数が増加する問題点があり、場合によっては、データのリード及びライトに失敗する不良が発生することもある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、リトライの発生時に磁気ヘッドの飛行高さを可変させつつリトライを実行することが可能な、新規かつ改良されたリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置及び制御方法、並びにこれを利用したディスクドライブを提供することである。また、本発明の目的とするところは、この制御方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ディスク上の磁界を感知する磁気感知素子及び前記ディスクを磁化させる磁気記録素子を含み、前記ディスク表面と前記磁気判読素子及び磁気記録素子との間に空気層を生成させる構造を有し、前記空気層を生成させる構造物を加熱させるヒータを備える磁気ヘッドと、リトライモードで前記磁気ヘッドの飛行高さを調整するパワー制御信号を生成させるコントローラと、前記パワー制御信号に相応する電力を生成させて前記ヒータに供給するヒータ電力供給回路と、を備えるリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置が提供される。
前記コントローラは、前記リトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうち、特定リトライプロセスでのみ前記パワー制御信号を生成させるものであってもよい。
また、前記コントローラは、リトライ実行回数によって前記磁気ヘッドの飛行高さが変わるように前記パワー制御信号を生成させるものであってもよい。また、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記ヒータに供給する電力の大きさが変わるように前記パワー制御信号を生成させるものであってもよい。
そして、前記コントローラは、リトライモードが終了すれば、前記電力供給回路をディセーブルさせるように制御するものであってもよい。
また、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記磁気ヘッドの飛行高さが同一になるように前記パワー制御信号を決定するものであってもよい。
また、前記パワー制御信号は、リードリトライモードに比べて、ライトリトライモードで前記ヒータに供給される電力が小さくなるように決定するものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ディスクドライブでリトライモードが発生するか否かを判断するステップと、前記リトライモードが発生する場合に、ディスク表面を基準に磁気ヘッドの飛行高さを調整するステップと、前記磁気ヘッドの飛行高さを調整した後に、所定の順序によって所定のパラメータを可変させつつリトライプロセスを実行するステップと、を含むリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法が提供される。
また、磁気ヘッドの飛行高さは、磁気ヘッドに含まれたヒータに供給される電力を可変させて調整するものであってもよい。
また、前記リトライモードは、リードリトライモード及びライトリトライモードを含むものであってもよい。
また、前記磁気ヘッドの飛行高さを調整するステップは、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記磁気ヘッドの飛行高さが同一になるように調整するものであってもよい。
また、前記磁気ヘッドの飛行高さを調整するステップは、リトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうちで特定リトライプロセスでのみ磁気ヘッドの飛行高さを調整するものであってもよい。
また、前記リトライプロセスの反復実行回数によって、前記磁気ヘッドの飛行高さを異なって調整するものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ディスクドライブでリトライモードが発生するか否かを判断するステップと、前記リトライモードが発生する場合に、ディスク表面を基準に磁気ヘッドの飛行高さを調整するステップと、前記磁気ヘッドの飛行高さを調整した後に、所定の順序によって所定のパラメータを可変させつつリトライプロセスを実行するステップと、を含むことを特徴とするリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータで読み取り可能なプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体が提供される。
また、前記磁気ヘッドの飛行高さは、リトライプロセスのリトライ回数によって異なって調整されるものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、データ保存装置において、ホスト機器とのデータ送信/受信処理を実行するホストインターフェースと、情報を保存するディスクと、前記ディスク上の磁界を感知する磁気判読素子及び前記ディスクを磁化させる磁気記録素子を含み、前記ディスク表面と前記磁気判読素子及び磁気記録素子との間に空気軸受表面を生成させる構造を有し、前記空気軸受表面を生成させる構造物を加熱させるヒータを備える磁気ヘッドと、前記ホスト機器から受信されるデータを前記ディスクに記録するか、または前記ディスクから読み出したデータを復元するためのデータ書き込み及び読み取り処理を実行する記録/判読回路と、前記記録/判読回路でデータ書き込み及び読み取り処理を実行する過程でエラーが発生する場合に、前記磁気ヘッドの飛行高さを調整するパワー制御信号を生成させつつ、リトライルーチンを実行するように制御するコントローラと、前記パワー制御信号に相応する電力を生成させて前記ヒータに供給するヒータ電力供給回路と、を備えるディスクドライブが提供される。
また、前記コントローラは、前記リトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうちで特定リトライプロセスでのみ前記パワー制御信号を生成させるものであってもよい。
また、前記コントローラは、リトライ実行回数によって前記磁気ヘッドの飛行高さが可変されるように前記パワー制御信号を生成させるものであってもよい。
また、前記コントローラは、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記ヒータに供給する電力の大きさを異ならせて前記パワー制御信号を決定するものであってもよい。
前記パワー制御信号は、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記磁気ヘッドの飛行高さが同一になるように決定するものであってもよい。
また、前記コントローラは、前記リトライモードが終了すれば、前記電力供給回路を不能にするものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ディスクにデータを記録するか前記ディスクからデータを判読する磁気ヘッド、前記磁気ヘッドと前記ディスク表面との間の調整可能な空気軸受表面を生成させるように前記ディスクに対して磁気ヘッドの位置を移動させるヘッド位置調整手段、及びデータリード及びデータライトのリトライモードで前記ヘッド位置調整手段を制御するためのパワー制御信号を生成させるコントローラを備えるディスクドライブが提供される。
また、前記コントローラは、データリード及びデータライトのリトライ回数に基づいて前記空気層を調整するパワー制御信号を生成させるものであってもよい。
前記コントローラは、リトライモードが終了する時に前記パワー制御信号をディセーブルさせて前記磁気ヘッドを所定の飛行高さに還元させるものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、磁気ヘッドを利用してディスクにデータを記録するか前記ディスクからデータを判読するステップと、データリード及びデータライトのリトライ回数に基づいてパワー制御信号を生成させるステップと、前記パワー制御信号に基づいてディスクに対する磁気ヘッドの位置を調整するステップと、を含むリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法が提供される。
本発明によれば、リードリトライモード及びライトリトライモードで磁気ヘッドの飛行高さを調整する制御を実行することによって、リトライ反復回数を減らせ、またデータリード及びライトに失敗する可能性を低減することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
HDDは、機具的な部品で構成されたHDA(Head Disk Assembly)と電気回路との結合で形成される。図1は、本発明が適用されるHDDのHDA 10の構成を示す。HDA 10は、スピンドルモータ14によって回転される少なくとも一つ以上の磁気ディスク12を備えている。HDA 10は、ディスク表面に隣接するように位置した変換器(図示せず)をさらに備えている。
変換器は、それぞれのディスク12の磁界を感知して磁化させることによって、回転するディスク12に情報を判読/記録しうる。典型的に、変換器は、各ディスク表面に結合されている。たとえ、単一の変換器と説明されているとしても、これは、ディスク12を磁化させるための記録用変換器(ライターともいう)とディスク12の磁界を感知するための分離された読み取り用変換器(リーダともいう)とで形成されていると理解されねばならない。読み取り用変換器は、磁気抵抗(MR:Magneto−Resistive)素子から構成されている。
変換器は、磁気ヘッド16に統合されうる。磁気ヘッド16は、変換器とディスク12表面との間に空気層(空気軸受)を生成させる構造になっている。磁気ヘッド16は、ヘッドスタックアセンブリ(HSA:Head Stack Assembly)22に統合されている。HSA 22は、ボイスコイル26を有するアクチュエータアーム24に付着されている。ボイスコイル26は、ボイスコイルモータ(VCM:Voice Coil Motor)30を特定するようにマグネチックアセンブリ28に隣接して位置している。ボイスコイル26に供給される電流は、軸受アセンブリ32に対してアクチュエータアーム24を回転させるトルクを発生させる。アクチュエータアーム24の回転は、ディスク表面を横切って変換器を移動させる。
情報は、典型的にディスク12の環状トラック内に保存される。各トラック34は、一般的に複数のセクターを備えている。各セクターは、データフィールドとサーボフィールドとを備えている。サーボフィールドには、プリアンブル、サーボアドレスマーク/サーボインデックスマーク(SAM/SIM)、グレイコード及びバースト信号が記録される。変換器は、他のトラックにある情報を読取/記録するためにディスク表面を横切って移動する。
本発明に適用される磁気ヘッド16は、ディスク12の表面とリーダ及びライターとの間に空気層を生成させる構造を有し、空気層を生成させる構造物を加熱させるヒータを備える。ヒータは、コイルで製作しうる。図2に示したように、ヒータ用コイルの位置Zを変更させつつ、ヒータ用コイルに電流を印加して磁気ヘッドの空気層が膨脹されることを測定して最適の膨脹条件を有する位置を決定する。グラフでリーダ位置SVとライター位置RGとの間で、比較的均一に膨脹される1番の位置にヒータ用コイルを設置する。
図3に示したように、本発明によるディスクドライブは、ディスク12、磁気ヘッド16、プリアンプ310、記録/判読チャンネル320、バッファ330、コントローラ340、ROM(Read Only Memory) 350A、RAM(Random Access Memory) 350B、ホストインターフェース360、VCM駆動部370及びヒータ電力供給回路380を備える。
ROM 350Aには、ディスクドライブを制御するファームウェア及び制御情報が保存されており、RAM 350Bには、ドライブ駆動初期にROM 350Aまたはディスク12から読み出したディスクドライブ駆動に必要な情報が保存される。もちろん、ROM 350Aには、図4及び図5に示したようなリード及びライトリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法のフローチャートを実行させるためのプログラムが保存される。
コントローラ340は、ホストインターフェース360を通じてホスト機器から受信される命令を分析し、分析された結果に相応する制御を実行する。コントローラ340は、VCMの励起及び磁気ヘッド16の動きを制御するために、VCM駆動回路370に制御信号を供給する。また、コントローラ340は、ROM 350Aに保存された図4及び図5のフローチャートに対するプログラムを利用して、リトライモードで磁気ヘッドの飛行高さを調整する制御を実行する。
まず、一般的なディスクドライブの動作を説明すれば、次の通りである。
データ読み取りモードで、ディスクドライブは、ディスク12から磁気ヘッド16の読み取り用変換器によって感知された電気的な信号をプリアンプ310で一次的に増幅させる。次いで、記録/判読チャンネル320では、自動利得制御回路(図示せず)によって利得を制御して、プリアンプ310で増幅された信号を一定のレベルに増幅させ、自動利得制御回路によって一定のレベルに増幅されたアナログ信号をホスト機器(図示せず)が判読できるデジタル信号に符号化させ、ストリームデータに変換してバッファ330に一時保存させた後に、ホストインターフェース360を通じてホスト機器に伝送する。
次いで、書き込みモードで、ディスクドライブは、ホストインターフェース360を通じてホスト機器からデータを入力されてバッファ330に一時保存させた後に、バッファ330に保存されたデータを順次に出力して記録/判読チャンネル320によって記録チャンネルに適したバイナリデータストリームに変換させた後に、プリアンプ310によって増幅された記録電流を磁気ヘッド16の記録用変換器を通じてディスク12に記録させる。
記録/判読チャンネル320は、サーボフィールドに記録されたプリアンブル、SAM/SIM、グレイコード及びバースト信号を再生しつつ、トラックシーク及びトラック追従制御に必要な情報を、バッファ330を経由してコントローラ340に提供する。
ヒータ電力供給回路380は、リトライモードでのみイネーブルされ、一般モードでは、ディセーブルされる。そして、ヒータ電力供給回路380は、リトライモードで磁気ヘッド16の飛行高さを調整するパワー制御信号に相応する電力を生成させて磁気ヘッド12に内蔵されたヒータに供給する。
ここで、パワー制御信号は、コントローラ340でリトライ実行回数を考慮して生成される。一例として、コントローラ340は、リトライ実行回数によって磁気ヘッド16の飛行高さが変わるようにパワー制御信号を生成させ、場合によっては、リトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうち、特定リトライプロセスでのみパワー制御信号を生成させるように設計することもある。
コントローラ340は、リードリトライモード及びライトリトライモードでヒータに供給する電力の大きさが変わるようにパワー制御信号を生成させることもある。特に、パワー制御信号は、リードリトライモードに比べてライトリトライモードでヒータに供給される電力が小さくなるように決定することが効果的であり、図6Bに示したようにリードリトライモード及びライトリトライモードで磁気ヘッドの飛行高さが同一になるようにパワー制御信号を決定しうる。参考的に、図6Aは、FOD(Flying On Demand)制御前のリードモード及びライトモードでの磁気ヘッドの飛行高さを示す。
また、コントローラ340は、リトライモードが終了すれば、ヒータ電力供給回路380をディセーブルさせて一般的な磁気ヘッドの飛行高さを維持させる。
それにより、本発明によるリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法について詳細に説明する。
まず、図4のフローチャートを参照して、リードリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法について説明する。
初期に、コントローラ340に内蔵されてリトライ実行回数をカウントするためのカウンタi(図示せず)を0にリセットさせる(S401)。
次いで、ホスト機器(図示せず)からホストインターフェース360を通じてリード命令がコントロールに340に受信されるか否かを判断する(S402)。
ステップ402(S402)の判断結果、リード命令が受信される場合に、コントローラ340は、シーク制御ルーチンを実行して磁気ヘッド16を目標トラックに移動させた後に、ディスク12からデータを読み出す(S403)。
コントローラ340は、読み出したデータを復元する過程で、エラーが発生するか否かを判断する(S404)。
ステップ404(S404)の判断結果、エラーが発生した場合に、カウンターiの値と最大リトライ可能回数MAX_RETRYの値とを比較する(S405)。
ステップ405(S405)の比較結果、カウンターiの値が最大リトライ可能回数MAX_RETRYの値より大きくない場合には、リトライ実行回数を考慮して決定された磁気ヘッドの飛行高さFH(i)に磁気ヘッドの飛行高さを調整する(S406)。すなわち、コントローラ340が磁気ヘッドの飛行高さFH(i)を維持するためのパワー制御信号を生成させれば、ヒータ電力供給回路380は、パワー制御信号に相応する電力を生成させて磁気ヘッド16に内蔵されたヒータに供給する。これにより、磁気ヘッドの飛行高さは、FH(i)に調整される。
ここで、リードリトライ実行回数による磁気ヘッドの飛行高さFH(i)は、ディスクドライブ設計時に実験的に決定する。磁気ヘッドの飛行高さとエラー発生率との相関関係を実験的に求めて、リードリトライ反復回数が最小化されるようにリトライ実行回数による磁気ヘッドの飛行高さFH(i)を決定する。
一例として、リードリトライ実行回数による磁気ヘッドの飛行高さFH(i)は、リードリトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうち、特定リトライプロセスでのみ可変されるように設計しうる。
また、リードリトライモード及びライトリトライモードで磁気ヘッドの飛行高さが同一になるように磁気ヘッドの飛行高さを調整するように設計することもある。
ステップ406(S406)による磁気ヘッドの飛行高さを調整した後に、リードリトライテーブルTABLE_RETRY_READ(i)を利用してリトライ実行回数に相応するパラメータの変更を実行する(S407)。
次いで、カウンターiに1を加算した後に(S408)、ステップ403(S403)に戻ってエラーが発生した位置でデータリードを再び実行する。
もし、ステップ404(S404)の判断結果、リードリトライモード及びライトリトライモードでエラーが発生しない場合には、FOD制御をオフにする(S410)。すなわち、ヒータ電力供給回路380をディセーブルさせて一般的な磁気ヘッドの飛行高さを維持させる。言い換えれば、リードリトライプロセスによってデータリードに成功した場合には、リトライプロセスで調整した磁気ヘッドの飛行高さを、調整前の一般的な磁気ヘッドの飛行高さに還元させる。そして、リードリトライプロセスを実行せずにデータリードに成功した場合には、現在設定されている一般的な磁気ヘッドの飛行高さをそのまま維持する。
そして、ステップ405(S405)の比較結果、カウンターiの値が最大リトライ可能回数MAX_RETRYの値より大きい場合には、リードリトライプロセスを終了し、データリードの失敗を知らせるリポートを発行する(S409)。
前記のような方法によってリードリトライプロセスで磁気ヘッドの飛行高さを調整するように制御することによって、データリードの性能を向上させうる。
次いで、図5のフローチャートを参照して、ライトリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法について説明する。
初期にコントローラ340に内蔵されてリトライ回数をカウントするためのカウンターi(図示せず)を0にリセットさせる(S501)。
次いで、ホスト機器(図示せず)からホストインターフェース360を通じてライト命令がコントローラ340に受信されるか否かを判断する(S502)。
ステップ502(S502)の判断結果、ライト命令が受信される場合に、コントローラ340は、シーク制御ルーチンを実行して磁気ヘッド16を目標トラックに移動させた後に、ホスト機器から受信されるデータをディスク12にライトする(S503)。
コントローラ340は、データをライトする過程でエラーが発生するか否かを判断する(S504)。
ステップ504(S504)の判断結果、エラーが発生した場合に、カウンターiの値と最大リトライ可能回数MAX_RETRYの値とを比較する(S505)。
ステップ505(S505)の比較結果、カウンターiの値が最大リトライ可能回数MAX_RETRYの値より大きくない場合には、リトライ実行回数を考慮して決定された磁気ヘッドの飛行高さFH(i)に磁気ヘッドの飛行高さを調整する(S506)。すなわち、コントローラ340が磁気ヘッドの飛行高さFH(i)を維持するためのパワー制御信号を生成させれば、ヒータ電力供給回路380は、パワー制御信号に相応する電力を生成させて磁気ヘッド16に内蔵されたヒータに供給する。これにより、磁気ヘッドの飛行高さは、FH(i)に調整される。
ここで、ライトリトライ実行回数による磁気ヘッドの飛行高さFH(i)は、ディスクドライブの設計時に実験的に決定する。磁気ヘッドの飛行高さとエラー発生率との相関関係を実験的に求めて、ライトリトライ反復回数が最小化されるようにライトリトライ実行回数による磁気ヘッドの飛行高さFH(i)を決定する。
一例として、ライトリトライ実行回数による磁気ヘッドの飛行高さFH(i)は、ライトリトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうち、特定リトライプロセスでのみ可変されるように設計しうる。
ステップ506(S506)による磁気ヘッドの飛行高さを調整した後に、ライトリトライテーブルTABLE_RETRY_WRITE(i)を利用してリトライ実行回数に相応するパラメータの変更を実行する(S507)。
次いで、カウンター(i)に1を加算した後に(S508)、ステップ503(S503)に戻って、エラーが発生した位置でデータライトを再び実行する。
もし、ステップ504(S504)の判断結果、エラーが発生しない場合には、FOD制御をオフにする(S510)。すなわち、ヒータ電力供給回路380をディセーブルさせて一般的な磁気ヘッドの飛行高さを維持させる。言い換えれば、ライトリトライプロセスによってデータライトに成功した場合には、ライトリトライプロセスで調整した磁気ヘッドの飛行高さを調整前の一般的な磁気ヘッドの飛行高さに還元させる。そして、ライトリトライプロセスを実行せずにデータライトに成功した場合には、現在設定されている一般的な磁気ヘッドの飛行高さをそのまま維持する。
そして、ステップ505(S505)の比較結果、カウンターiの値が最大リトライ可能回数MAX_RETRYの値より大きい場合には、ライトリトライプロセスを終了し、データライトの失敗を知らせるリポートを発行する(S509)。
本発明は、方法、装置、システムとして実行されうる。ソフトウェアとして実行される時に、本発明の構成手段は、必然的に必要な作業を実行するコードセグメントである。プログラムまたはコードセグメントは、プロセッサ判読可能媒体に保存されるか、または伝送媒体または通信網で搬送波と結合されたコンピュータデータ信号によって伝送されうる。プロセッサ判読可能媒体は、情報を保存または伝送しうるいかなる媒体も含む。プロセッサ判読可能媒体の例としては、電子回路、半導体メモリ素子、ROM、フラッシュメモリ、EROM(Erasable ROM)、磁気ディスク、光ディスク、ハードディスク、光ファイバ媒体、無線周波数(RF)網などがある。コンピュータデータ信号は、電子網チャンネル、光ファイバ、空気、電子系、RF網のような伝送媒体上に伝播されうるいかなる信号も含まれる。
添付された図面に図示されて説明された特定の実施形態は、単に本発明の例として理解され、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明が属する技術分野で本発明に記述された技術的思想の範囲でも多様な他の変更が発生しうるので、本発明は、図示されるか、または記述された特定の構成及び配列に制限されないということは自明である。
本発明は、HDDを含む各種のディスクドライブに適用可能である。
本発明が適用されるディスクドライブのヘッドディスクアセンブリの平面図である。 本発明による磁気ヘッドに含まれるヒータの位置を決定する方法を説明するための磁気ヘッドの断面図である。 本発明による磁気ヘッドに含まれるヒータの位置による空気層の膨脹の関係を示すグラフである。 本発明が適用されるディスクドライブの電気的な回路構成図である。 本発明によるリードリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法を示すフローチャートである。 本発明によるライトリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法を示すフローチャートである。 本発明による磁気ヘッドのヒータに電力を供給する前のリードモード及びライトモードでの磁気ヘッドの飛行高さの差を示す図面である。 本発明によるリトライモードで磁気ヘッドのヒータに電力を供給した後のリードモード及びライトモードでの磁気ヘッドの飛行高さを示す図面である。
符号の説明
10 HDA
12 ディスク
14 スピンドルモータ
16 磁気ヘッド
22 HSA
24 アクチュエータアーム
26 ボイスコイル
30 VCM
32 軸受アセンブリ
34 トラック

Claims (25)

  1. ディスク上の磁界を感知する磁気感知素子及び前記ディスクを磁化させる磁気記録素子を含み、前記ディスク表面と、前記磁気判読素子及び磁気記録素子との間に空気層を生成させる構造を有し、前記空気層を生成させる構造物を加熱させるヒータを備える磁気ヘッドと、
    リトライモードで前記磁気ヘッドの飛行高さを調整するパワー制御信号を生成させるコントローラと、
    前記パワー制御信号に相応する電力を生成させて、前記ヒータに供給するヒータ電力供給回路と、を備えることを特徴とするリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置。
  2. 前記コントローラは、前記リトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうちで特定リトライプロセスでのみ前記パワー制御信号を生成させることを特徴とする請求項1に記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置。
  3. 前記コントローラは、リトライ実行回数によって前記磁気ヘッドの飛行高さが変わるように前記パワー制御信号を生成させることを特徴とする請求項1に記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置。
  4. 前記コントローラは、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記ヒータに供給する電力の大きさが変わるように、前記パワー制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置。
  5. 前記パワー制御信号は、リードリトライモードに比べて、ライトリトライモードで前記ヒータに供給される電力が小さくなるように決定することを特徴とする請求項4に記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置。
  6. 前記パワー制御信号は、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記磁気ヘッドの飛行高さが同一になるように決定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置。
  7. 前記コントローラは、前記リトライモードが終了すれば、前記電力供給回路を不能にすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御装置。
  8. ディスクドライブでリトライモードが発生するか否かを判断するステップと、
    前記リトライモードが発生する場合に、ディスク表面を基準に磁気ヘッドの飛行高さを調整するステップと、
    前記磁気ヘッドの飛行高さを調整した後に、所定の順序によって所定のパラメータを可変させつつリトライプロセスを実行するステップと、を含むことを特徴とするリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法。
  9. 前記磁気ヘッドの飛行高さは、磁気ヘッドに含まれたヒータに供給される電力を可変させて調整することを特徴とする請求項8に記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法。
  10. 前記リトライモードは、リードリトライモード及びライトリトライモードを含むことを特徴とする請求項8又は9に記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法。
  11. 前記磁気ヘッドの飛行高さを調整するステップは、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記磁気ヘッドの飛行高さが同一になるように調整することを特徴とする請求項9に記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法。
  12. 前記磁気ヘッドの飛行高さを調整するステップは、リトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうちで特定リトライプロセスでのみ磁気ヘッドの飛行高さを調整することを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法。
  13. 前記リトライプロセスの反復実行回数によって、前記磁気ヘッドの飛行高さを異なって調整することを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載のリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法。
  14. ディスクドライブでリトライモードが発生するか否かを判断するステップと、
    前記リトライモードが発生する場合に、ディスク表面を基準に磁気ヘッドの飛行高さを調整するステップと、
    前記磁気ヘッドの飛行高さを調整した後に、所定の順序によって所定のパラメータを可変させつつリトライプロセスを実行するステップと、を含むことを特徴とするリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータで読み取り可能なプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  15. 前記磁気ヘッドの飛行高さは、リトライプロセスのリトライ回数によって異なって調整されることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  16. データ保存装置において、
    ホスト機器とのデータ送信/受信処理を実行するホストインターフェースと、
    情報を保存するディスクと、
    前記ディスク上の磁界を感知する磁気判読素子及び前記ディスクを磁化させる磁気記録素子を含み、前記ディスク表面と、前記磁気判読素子及び磁気記録素子との間に空気層を生成させる構造を有し、前記空気層を生成させる構造物を加熱させるヒータを備える磁気ヘッドと、
    前記ホスト機器から受信されるデータを前記ディスクに記録するか、または前記ディスクから読み出したデータを復元するためのデータの書き込み及び読み取り処理を実行する記録/判読回路と、
    前記記録/判読回路でデータの書き込み及び読み取り処理を実行する過程でエラーが発生する場合に、前記磁気ヘッドの飛行高さを調整するパワー制御信号を生成させつつ、リトライルーチンを実行するように制御するコントローラと、
    前記パワー制御信号に相応する電力を生成させて前記ヒータに供給するヒータ電力供給回路と、を備えることを特徴とするディスクドライブ。
  17. 前記コントローラは、前記リトライモードに含まれた複数のリトライプロセスのうちで特定リトライプロセスでのみ前記パワー制御信号を生成させることを特徴とする請求項16に記載のディスクドライブ。
  18. 前記コントローラは、リトライ実行回数によって前記磁気ヘッドの飛行高さが可変されるように前記パワー制御信号を生成させることを特徴とする請求項16に記載のディスクドライブ。
  19. 前記コントローラは、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記ヒータに供給する電力の大きさを異ならせて前記パワー制御信号を決定することを特徴とする請求項16に記載のディスクドライブ。
  20. 前記パワー制御信号は、リードリトライモード及びライトリトライモードで前記磁気ヘッドの飛行高さが同一になるように決定することを特徴とする請求項16〜19のいずれかに記載のディスクドライブ。
  21. 前記コントローラは、前記リトライモードが終了すれば、前記電力供給回路を不能にすることを特徴とする請求項16〜20のいずれかに記載のディスクドライブ。
  22. ディスクにデータを記録するか前記ディスクからデータを判読する磁気ヘッドと、
    前記磁気ヘッドと前記ディスク表面との間に調整可能な空気層を生成させるように、前記ディスクに対して磁気ヘッドの位置を移動させるヘッド位置調整手段と、
    データリード及びデータライトのリトライモードで、前記ヘッド位置調整手段を制御するためのパワー制御信号を生成させるコントローラと、を備えることを特徴とするディスクドライブ。
  23. 前記コントローラは、データリード及びデータライトのリトライ回数に基づいて前記空気層を調整するパワー制御信号を生成させることを特徴とする請求項22に記載のディスクドライブ。
  24. 前記コントローラは、リトライモードが終了する時に前記パワー制御信号をディセーブルさせて前記磁気ヘッドを所定の飛行高さに還元させるように制御することを特徴とする請求項22に記載のディスクドライブ。
  25. 磁気ヘッドを利用してディスクにデータを記録するか前記ディスクからデータを判読するステップと、
    データリード及びデータライトのリトライ回数に基づいてパワー制御信号を生成させるステップと、
    前記パワー制御信号に基づいてディスクに対する磁気ヘッドの位置を調整するステップと、を含むことを特徴とするリトライモードでの磁気ヘッドの飛行高さの制御方法。
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