JP2007280577A - 光ディスク - Google Patents

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多美子 森本
Kenichiro Urairi
賢一郎 浦入
Kosuke Takahashi
耕介 高橋
Shigemasa Kobayashi
重政 小林
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Abstract

【課題】記録面表面のキズや汚れによりデータを記録・再生不可能になる、または、情報が流出する等データセキュリティに課題があった。
【解決手段】光ディスクの情報層3に対し光ビーム4bが入射する記録面側に、着脱可能なシート1を貼付し、光ディスクの情報層3に形成されたセキュリティ情報と、このシート1に光ビーム4bに含まれる波長の照射により視認できる情報を照合することにより、データへのアクセスを制御する。この構成により、光ディスクの情報層3に記録された情報信号のセキュリティ保護を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、CD、DVD等の再生又は記録を行う光ディスク関するものである。
近年、CD、DVD等の映像や音楽、ゲーム等各種データを記録した光ディスクが広く利用されている。そしてその普及と共に、光ディスクに記録されたデータを保護するため、物理的な破損保護、あるいはデータセキュリティについて様々な手段が講じられるようになっている。
光ディスクは情報が記録された基板上に透明カバー層を設け、この透明カバー層側からレーザー光を照射して、情報の記録/再生を行われる。そのため光ディスクは、傷や指紋等の汚れにより透明カバー層表面が損なわれた場合、再生や記録時に不具合を起こすことがある。特に音楽やゲーム等、低年齢の児童が使用するものは、取り扱いの不注意により、このような不具合がしばしば発生する。かかる場合、データを再度読み出すために光ディスクの表面を削るといったことが行われたり、あるいは予め記録面にシールを貼り付けて保護しておくといった対策が講じられている。
光ディスクはその利便性ゆえに、光ディスクのみを抜き出し持ち去る盗難防止のため、例えば特許文献1において店内から外へ出るとアラーム等で知らせるセキュリティタグが提案され、音楽等のソフトを不正にコピーされるといった著作権侵害、あるいは不正に情報を読取られることによる情報流出を防止するため、例えば特許文献2及び特許文献3ではいわゆるコピーコントロール処理の提案がある。
このため、従来から光ディスクにはデータを保護するための措置がとられてきており、多数の不正コピー防止技術が提案されている。これらの手法を大別すると、信号的に不正コピーを識別する論理的手法と、物理形状的に不正コピーを識別する物理的手法に大別される。どちらも、基本的な発想としては、媒体自体もしくは媒体外部に何らかの特異なコードを論理的もしくは物理的に記録するようにし、これを読み取ることで不正コピーが識別される。例えば、記録媒体にコピーできない特異なコードを記録する。本来の情報である音声・映像やプログラムなどの主情報をコピーできても、特異コード部分はコピーされない。従って、再生時にその特異コード部分を解読すれば、その解読の有無によって不正コピー品と正規品を判別することができる。一般的には、相当の設備を必要とする物理的手法のほうが、簡単な設備で対応できる理論的手法よりも有効である。
登録実用新案第3091609号公報 特開平11−86423号公報 特開2003−85771号公報
しかしながら、光ディスク表面を削ったり保護シートを貼り付けるといった従来の光ディスクの表面保護対策では、光ディスク表面から信号記録面までの厚みが光ディスクの物理規格を逸脱し、球面収差を発生させるため、記録・再生できない場合があるといった課題を有していた。特に、DVD等、高密度記録化するため、光ディスクの記録側表面から信号面までの透明カバー層を薄くした光ディスクの場合は、球面収差による影響が出やすく、従来の対策では課題解決に至らないという課題があった。
また光ディスクのデータセキュリティについても、書き込み可能な光ディスクの普及と共に、高度な知識や設備がなくても利用可能な簡易に利用できるデータセキュリティ手段の提供が求められるようになってきた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、データを容易に保護する手段を有する光ディスクを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明の光ディスクは、情報信号を記録再生できる情報層を備え、前記情報層に光ビームを入射させ当該情報層に情報信号を記録または再生する記録面と、前記記録面と反対側のラベル面とを有し、前記記録面に貼付したシートを備える光ディスクであって、前記記録面に貼付したシートは前記光ビームを透過すると共に貼り替え可能で、前記シートにおける前記情報層が対向する表面から、当該情報層を介して当該ジーとに対応する面までの合計厚みが、物理規格の厚みの構成を備える。また、情報層にセキュリティ情報を有し、当該セキュリティ情報または当該セキュリティ情報とシートに記録された視認情報とによって情報層に記録された情報信号を制御するプログラムにアクセスする構成である。また、このプログラムは、情報層に備える構成である。
以上のように、本発明の光ディスクにより、物理的な破損に対しても、またデータセキュリティについても、データ保護を容易にできる。
本発明の実施の形態による光ディスクについて、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の光ディスクにおける一実施形態の断面図である。図1において1は光ディスクの情報層3に対し光ビーム4bが入射する記録面に貼付するシート、2はシート1と情報層3の間の透明カバー層で、シート1、透明カバー層2及び情報層3がそれぞれ積層されて構成されている。
光ディスク再生時、光ピックアップ4aから照射されたレーザー光4bは、光ディスクの情報層3で反射され、再び光ピックアップ4aが内蔵する不図示の光検出器で光ディスクの信号として再生される。光ディスク記録時は、光ピック4aから照射されたレーザー光4bにより、光ディスクの情報層3に所定のデータが記録マーク(記録ピットとも称される)として記録される。
光ディスクの記録面に傷や汚れが付くことによりデータの記録・再生ができなくなった場合、シート1を新たなシートに交換することにより、再び当該光ディスクに記録・再生することが可能となる。
なお、前記シート1と透明カバー層2を容易に着脱可能にするか、あるいは特殊な洗浄液等でのみ剥がせるようにするかは、光ディスクによって提供される機能がデータ保存用なのかゲーム等のソフト提供用なのか等の用途によって、光ディスク製作メーカー側で選択することにより、更にデータ保護の手段の多様化が可能となる。
更に、光ディスク廃棄時は、シート1を剥がして個別に廃棄することにより、特に高密度記録に対応した光ディスクの場合は、球面収差が発生し、容易にデータアクセスすることを不可能とすることも可能となる。
また、ディスク厚みが、ディスク表面から信号面までの厚みが規格より薄い光ディスクにおいては、シート1を使用することにより球面収差を緩和し、再生性能を向上させることが可能となる。ディスク厚みそのものはディスク規格を満たしている場合等は、ディスクチャッキング部は孔となっているシート1を使うことにより、ディスクチャッキング性能を確保しつつ、球面収差を緩和することが可能となる。
(実施の形態2)
図2は本発明の光ディスクにおける別の実施形態に係る斜視図であり、記録面に視認情報(キャラクター情報5a、及び/または絵情報5c)や、点字等の凹凸情報5b等が記載されたシート1を貼り付けた光ディスクである。
光ディスクを最初に使用する時、パスワードを求められた使用者はシート1に予め記載されたキャラクタ5aを入力することにより、光ディスクドライブによって予め前記光ディスクに記録されたセキュリティ情報と照合し、光ディスクへのアクセス権を有することができる。
また、光ディスクドライブに任意のパスワードを入力することにより、パスワードの変更や複数のパスワードによるアクセス権の制限を可能とする手段を提供することにより、より高度なデータセキュリティ機能を有する光ディスクを提供することが可能となる。
この時、前記文字5aはレーザー波長を透過する可視波長の色によって記載されることにより、光ディスクに記録されたデータを損なうことなく、光ディスク使用者に視認可能とすることができる。
また、シートの最外周等、データ領域外に凹凸5bをつけることにより、視覚障害者にも認識可能な初期情報を与えても良い。
さらに、レーザー波長を透過する可視波長の色によってセキュリティ情報だけではなく、絵情報5c等を入れることにより、広告効果やデザイン効果を与えることも可能である。
ここで、セキュリティ情報と照合し、情報層に記録された情報信号に対するアクセスを制御するプログラムは、例えば光ディスクを記録及び/または再生する光ディスク装置に備えても良いが、光ディスクの情報層(リードインエリアやデータエリアの少なくとも何れか)に備えることにより、光ディスク固有で情報層に記録または再生する差違のセキュリティが維持できるため好ましい。
(実施の形態3)
図3は本発明の光ディスクにおける他の実施形態に係る斜視図であり、視認情報5c及びセキュリティ情報6が記載されたシート1を貼り付けた光ディスクである。
レーザー光波長を含む色によって構成することにより、光ディスクドライブによって認識可能としたセキュリティ情報6をシート1にも記載することにより、製造時に光ディスクの情報層に形成されたセキュリティ情報とシート1に記載されたセキュリティ情報とを光ディスクドライブで照合することにより、任意のハードディスクドライブでのみ再生可能とするといった、先の実施形態より更に高度なセキュリティ機能が提供可能となる。
なお、当該光ディスクはハードディスクドライブの特定が可能であるため、ゲーム用途に使用することが考えられる。この際、カバー1に先の実施形態におけるレーザー波長を透過する可視波長の色によって、キャラクター等様々な図を記載することにより、新たな付加価値追加が可能となる。
なお、セキュリティ情報と照合し、情報層に記録された情報信号に対するアクセスを制御するプログラムは、例えば光ディスクを記録及び/または再生する光ディスク装置に備えても良いが、光ディスクの情報層(リードインエリアやデータエリアの少なくとも何れか)に備えることにより、光ディスク固有で情報層に記録または再生する差違のセキュリティが維持できるため好ましい。
(実施の形態4)
図4は本発明の光ディスクにおける別の実施形態に係る断面図であり、記録面とその反対面とにシートを貼り付けた構成である。記録面のシート1により、先に述べた実施形態のセキュリティ機能を有することが可能となる。
記録面と反対面のシート7は、貼り換え可能でかつ印刷可能とすることにより、その光ディスクを使う人が記録したデータの題名や写真等を印刷し、光ディスクの内容を視認可能できる。
なお、光ディスクの記録側表面から信号面までの透明カバー層が薄い光ディスクの場合は、反りや信号面までの厚みのばらつきによる収差が記録・再生性能に大きな影響を及ぼす。そこで記録面とその反対面に同じ厚みのシートを貼り付けることにより、反り等による収差を抑制することが可能となる。
また、再生専用の光ディスクであっても、先の実施形態との組み合わせにより、複数のソフトを記録した1枚のディスクで、シート1に記載された情報との組み合わせにより、利用可能となるソフトを販売側で出荷時に選択することも可能である。その際、どのソフトが再生可能かを明示する手段として、記録と反対面のシートへの印刷を行うことも可能である。このことにより一つのディスクで複数のソフトをパッケージし、あたかもそれぞれ個別のソフトであるかのように販売することも可能となる。
本発明にかかる光ディスクはデータセキュリティが容易な民生用光ディスクとして有用である。
本発明の光ディスクにおける一実施形態の断面断面図 本発明の光ディスクにおける他の実施形態の斜視図 本発明の光ディスクにおける別の実施形態の斜視図 本発明の光ディスクにおける他の実施形態の断面図
符号の説明
1 シート
2 透明カバー層
3 情報層
4a 光ピックアップ
4b 光ビーム

Claims (4)

  1. 情報信号を記録再生できる情報層を備え、前記情報層に光ビームを入射させ当該情報層に情報信号を記録または再生する記録面と、前記記録面と反対側のラベル面とを有し、前記記録面に貼付したシートを備える光ディスクであって、
    前記記録面に貼付したシートは前記光ビームを透過すると共に貼り替え可能で、前記シートにおける前記情報層が対向する表面から、当該情報層を介して当該ジーとに対応する面までの合計厚みが、物理規格の厚みであることを特徴とする光ディスク。
  2. 前記情報層に記録されたセキュリティ情報を有し、
    前記セキュリティ情報を識別し、前記情報層に記録された情報信号を制御するプログラムをアクセスする請求項1記載の光ディスク。
  3. 前記情報層に記録されたセキュリティ情報と、前記光ビームの波長に感応する視認情報とを有し、
    前記情報層に記録されたセキュリティ情報及び前記視認情報とにより、前記情報層に記録された情報信号を制御するプログラムをアクセスする請求項1または2何れかに記載の光ディスク。
  4. 前記プログラムが前記情報層に記述されている請求項2または3何れかに記載の光ディスク。
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