JP2007280449A - ディスクアダプタ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦置き型のディスクドライブ装置であっても、通常の12cm径のディスクに加えて小径(8cm径)のディスクをも利用可能にする。
【解決手段】8cm径のディスクを収納するためのアダプタ本体10a と、収納部の一端面からの8cm径のディスクの逸出を防止する逸出防止部材12a, 12b, 12c 、13a, 13b, 13c と、アダプタ本体10a の収納部の他端面がトレイ1の表面に接した状態で、アダプタ本体10a をトレイ1に固定する係合爪11a, 11b, 11c とを有する。縦置き型のディスクドライブ装置であっても、8cm径のディスクが使用可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、トレイ上に載置されたディスク状の記録媒体を再生及び/又は記録位置まで搬送してデータの再生及び/又は記録を行なうための種々のディスクドライブ装置に関し、またそのようなディスクドライブ装置のトレイにディスク状の記録媒体を装着して使用するためのディスクアダプタに関する。
CD(Compact Disk) の実用化以来、DVD、BD(ブルーレイディスク)等の種々のディスク状の記録媒体が開発され、広範囲に実用化されている。これらの記録媒体は一般的には外径が12cmであるが、外径がより小径である8cmのタイプも実用化されている。また、CD,DVD,BDのいずれか二つ、又は全てに対して再生及び/又は記録可能なディスクドライブ装置も実用化されている。
以上のような事情から従来、ディスクドライブ装置のトレイの表面には12cm径と8cm径との双方を載置可能なように二重の凹部が一般的に形成されている。しかしこのような構成では、ディスクを水平な状態で載置するトレイにしか適用できないという問題がある。具体的には、ディスクドライブ装置が縦置き型である場合には、トレイの表面が垂直になるので、12cm径のディスクに関しては簡易な爪状のストッパを設けることによりトレイからの脱落を防止し得るが、8cm径のディスクに関しては12cm径のディスクに支障しないようにストッパを設けることができないので、8cm径のディスクを使用することができない。従って、縦置き型のディスクドライブ装置では従来は12cm径のディスクしか使用できないという問題があった。
しかしながら近年、デジタルビデオカメラ等の記録媒体としてDVDが利用される傾向が強くなっている。このような装置に利用されるDVDは、装置自体の小型化のために8cm径のDVDが多くの場合採用されている。しかし、そのような8cm径のディスクに記録された画像等の情報をたとえばパーソナルコンピュータ等に取り込む場合には、前述したように、縦置き型のディスクドライブ装置では8cm径のディスクを利用することができないため、利用可能なパーソナルコンピュータが限定されるか、または横置き型のディスクドライブ装置を別付けする必要が生じるという問題がある。
一方、以上のような事情とは別に、8cm径のディスクを12cm径専用のトレイで使用可能にするためのディスクアダプタが種々提案されている。たとえば特許文献1に開示されている発明では、ディスクを搬送するトレイ上にアダプタを嵌め込み、小径(8cm径)ディスクをアダプタの中心に形成されたスペースに載置し、小径ディスクの位置ずれの発生を防止する構成を採っている。この構成では、アダプタと係合するためにトレイ上に設けられた部材に特徴がある。また、特許文献2には、トレイの厚みを増加させることなしに取り付けられるディスクアダプタが開示されている。
特開平9−91822号公報 実開平7−10893号公報
ところで、上記の特許文献に記載の技術はいずれも、ディスク状記録媒体を自動的に交換するためのいわゆるオートチェンジャ用のトレイに関する技術である。オートチェンジャ用のトレイは多数を積層して使用することが一般的であるので、小径(8cm径)のディスクはトレイ上に水平な状態で載置されることを前提としている。従って、上記の特許文献に記載の技術ではいずれも、縦置き型のディスクドライブ装置に関しては考慮されておらず、そのような用途には利用できないという問題点がある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、縦置き型のディスクドライブ装置であっても、通常の12cm径のディスクに加えて小径(8cm径)のデスクをも利用可能なようにしたディスクアダプタ及びディスクドライブ装置の提供を主たる目的とする。
本発明に係るディスクアダプタは、大径のディスク状記録媒体をディスク状記録媒体に対する情報の再生及び/又は記録位置へ搬送するトレイに小径のディスク状記録媒体を搬送させるためのディスクアダプタにおいて、前記小径のディスク状記録媒体を収納するための円筒形状の収納部を有するアダプタ本体と、前記収納部の一端面からの前記小径のディスク状記録媒体の逸出を防止する逸出防止部材と、前記収納部の他端面が前記トレイの表面に接した状態で、前記アダプタ本体を前記トレイに装着する装着部材とを備えたことを特徴とする。
また本発明に係るディスクドライブ装置は、大径のディスク状記録媒体をディスク状記録媒体に対する情報の再生及び/又は記録位置へ搬送するトレイを備えたディスクドライブ装置において、小径のディスク状記録媒体を収納するための円筒形状の収納部を有するアダプタ本体、前記収納部の一端面からの前記小径のディスク状記録媒体の逸出を防止する逸出防止部材、及び前記収納部の他端面が前記トレイの表面に接した状態で、前記アダプタ本体を前記トレイに装着する装着部材を有するディスクアダプタを備え、前記トレイは、前記装着部材を固定することにより前記ディスクアダプタを装着する固定部を有することを特徴とする。
以上のような本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置では、小径のディスク状記録媒体を収納するための円筒形状の収納部を有するアダプタ本体からの小径のディスク状記録媒体の逸出を防止しつつ、アダプタ本体がトレイに装着される。
また本発明に係るディスクアダプタ及びディスクドライブ装置は上記の発明において、前記収納部は、前記他端面からの前記小径のディスク状記録媒体の逸出を防止する逸出防止部材を更に備えることを特徴とする。
以上のような本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置では、収納部の他端面からの小径のディスク状記録媒体の逸出も防止される。
また本発明に係るディスクアダプタは上記の発明において、前記装着部材は、前記トレイの表面に形成された係合穴に、前記トレイの表面が縦方向である場合に前記トレイの上側から下側へ向けて挿入されることにより係合する係合爪であることを特徴とする。
ディスクドライブ装置は上記の発明において、前記固定部は前記トレイの表面に形成された係合穴であり、前記装着部材は、前記トレイの表面に形成された係合穴に、前記トレイの表面が縦方向である場合に前記トレイの上側から下側へ向けて挿入されることにより係合する係合爪であることを特徴とする。
以上のような本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置では、トレイの表面に形成された係合穴に、トレイの表面が縦方向である場合にトレイの上側から下側へ向けて装着部材である係合爪が挿入されることにより係合する。
また本発明に係るディスクアダプタは上記の発明において、前記アダプタ本体の外形が円筒形状であり、前記装着部材は、前記アダプタ本体の外周に沿って配置されており、前記トレイの表面に形成された係合穴に、前記アダプタ本体が前記トレイの表面で回転した場合に挿入されることにより係合する係合爪であることを特徴とする。
また本発明に係るディスクドライブ装置は上記の発明において、前記アダプタ本体の外形が円筒形状であり、前記固定部は前記トレイの前記アダプタ本体が載置されるべき位置の外周に沿って配置された係合穴であり、前記装着部材は、前記アダプタ本体の外周に沿って配置されており、前記アダプタ本体が前記トレイの表面で回転した場合に挿入されることにより前記係合穴に係合する係合爪であることを特徴とする。
以上のような本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置では、トレイのアダプタ本体が載置されるべき位置の外周に沿って配置された固定部である係合穴に、外形が円筒形状であるアダプタ本体の外周に沿って配置されており、トレイの表面上でアダプタ本体が回転させられた場合に装着部材である係合爪が挿入されて係合する。
また本発明に係るディスクアダプタ及びディスクドライブ装置は上記の発明において、前記アダプタ本体は、前記トレイに装着された状態で、前記収納部を構成する円筒形状の周面の少なくとも180度の範囲を開放することが可能な開閉機構を備えることを特徴とする。
以上のような本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置では、収納部を構成する円筒形状の壁面の少なくとも180度の範囲が、ディスクアダプタがトレイに装着された状態で開放可能になる。
また本発明に係るディスクアダプタ及びディスクドライブ装置は上記の発明において、前記大径は12cmであり、前記小径は8cmであることを特徴とする。
以上のような本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置では、通常は12cm径のディスク状記録媒体しか使用できない縦置き型のディスクドライブ装置に8cm径のディスク状記録媒体を収納したディスクアダプタが装着される。
本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置によれば、小径のディスク状記録媒体をアダプタ本体からの逸出を防止しつつ、アダプタ本体をトレイに装着することが可能になるので、縦置き型のディスクドライブ装置においても小径のディスク状記録媒体を利用することが可能になる。
また本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置によれば、アダプタ本体からの小径のディスク状記録媒体の逸出が完全に防止されるので、予め多数のディスクアダプタに小径のディスク状記録媒体を収納しておくことが可能になる。
更に本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置によれば、トレイの表面が縦方向である場合にトレイの上側から下側へ向けて装着部材である係合爪が挿入されることにより係合するので、縦置き型のディスクドライブ装置ではディスクアダプタのトレイへの装着状態がより確実に安定化する。
また更に本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置によれば、アダプタ本体が回転させられることによりトレイに装着されるので、収納されている小径のディスク状記録媒体の中心の位置決め精度が向上する。
更にまた本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置によれば、アダプタ本体がトレイに装着されたままの状態で、ディスク状記録媒体の交換が可能になる。
更にまた本発明のディスクアダプタ及びディスクドライブ装置によれば、従来は8cm径のディスク状記録媒体を使用することができなかった縦置き型のディスクドライブ装置でも8cm径のディスク状記録媒体を使用することができるようになる。
以下、本発明をそのいくつかの実施の形態を示す図面を参照して説明する。図1乃至図3は本発明の第1の実施の形態を説明するための図面である。
図1は本発明のディスクアダプタが装着されていないディスクドライブ装置のトレイの表面の状態を示す模式的平面図、図2は本発明に係るディスクアダプタが装着されたディスクドライブ装置のトレイが再生及び/又は記録位置へ搬送された状態を示す模式的平面図及び一部破断側面図である。
トレイ1には、大径(12cm径)のディスクを載置するための円形の凹部3と、小径(8cm径)のディスクを載置するための円形の凹部4とが設けられている。これらの凹部3、4はトレイ1の表面が水平になるような状態である場合にはそのままそれぞれに大径及び小径のディスクを載置することが可能である。一方、トレイ1の表面が水平にはならない状態である場合、特にトレイ1の表面がほぼ垂直な状態であるようなディスクドライブ装置が縦置き型である場合には、大径のディスクに関しては従来公知の爪状の部材等でディスクを保持することが可能である。しかしこの場合、小径のディスクは従来はトレイに載置することができず、利用することができなかった。
しかし、本発明では、トレイ1にディスクアダプタ10を係止するための固定部である係合穴1a, 1b, 1cが適宜の位置に設けられている。但し、これらの係合穴1a, 1b, 1cは小径のディスク用の凹部4よりはいずれも外側に位置している必要がある。
図2は上記のような係合穴1a, 1b, 1cを利用してディスクアダプタ10がトレイ1に装着され、再生及び/又は記録位置へ搬送された状態を示している。なお、図2においては、図2(a) 上で上下方向が実際の上下方向であり、トレイ1はその表面を実質的に垂直とした縦置きの状態であるとする。また、図2(b) は図2(a) のA−A矢視方向の一部破断面図である。従って、図2(b) はトレイ1を下側から上側へ見上げた状態になっている。
ディスクアダプタ10は本第1の実施の形態では、非常に扁平な円筒形状の本体10a と、本体10a の外周部分の1点を基点として、この基点と本体10a の中心とを結ぶ直線と交差する両方向へ延出された係合腕10b とを主要な構成要素としている。なお、本第1の実施の形態では、係合腕10b は本体10a の中心を通る直線を対称軸として線対称に構成されている。
扁平な円筒形状である本体10a の内部は小径のディスク(具体的には、8cm径のディスク)を収納するための収納部として機能する。この収納部は小径のディスクの外径よりは若干大径に形成された円筒形状の内周面を有する。本体10a の一端側(以下、表面側という)の内周には複数の爪状の逸出防止用突起(図示例では、参照符号12a, 12b, 12c, 12dで示される4個が90度間隔で設けられている)が中心側へ向けて突設されている。これらの逸出防止用突起の突出端までの長さは本体10a 内に小径のディスク2が収納された場合に、小径のディスク2が本体10a の表面側から外部へ逸出しないように適宜に定められている。
なお、本体10a の厚み(円筒の長さ)は、上記の爪状の逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12dの厚みと小径のディスクの厚みとを合わせた寸法よりも若干大きい寸法にされている。
係合腕10b の裏面は両端部を除いて本体10a の他端側(以下、裏面側という)の面と面一に形成されている。係合腕10b の両端部は、本体10a の中心からの距離が大径のディスク(12cm径のディスク)の半径よりも若干大なる位置、具体的には大径(12cm径)のディスクを載置するための円形の凹部3の外側にまで延出されている。そして、係合腕10b の両端部には詳細は後述するが、トレイ1側に設けられた係合穴1b, 1cとそれぞれ係合するような形状に形成された係合爪11b, 11cが設けられている。
なお、本体10a の外周部の係合腕10b が延出されている基点の位置と対向する本体10a の位置(180度の位置)には、本体10a の裏面から外側へ、トレイ1側に設けられた係合穴1aと係合するような形状に形成された係合爪11a が突設されている。
図3は、図2のB−B矢視線による断面図であり、具体的にはディスクアダプタ10側の係合爪11b とトレイ1側の係合穴1bとの係合状態を示す模式的断面図である。但し、他の係合爪11a と係合穴1aとの係合状態、及び係合爪11c と係合穴1cとの係合状態も、図3に示す係合爪11b と係合穴1bとの係合状態と実質的に同様である。
係合爪11b は係合腕10b の端部の本体10a 側の部分(トレイ1に装着された場合に下側になる部分)が裏面側へほぼ直角に突出した後、本体10a 側方向(トレイ1に装着された場合に下側方向)へ再度ほぼ直角に突出したZ字形状に形成されている。そして、係合腕10b の裏面と係合爪11b の先端部の表面との距離がトレイ1の厚みとほぼ同一にされている。また、最先端部分の裏面側の長さd1は係合穴1bの上下方向の長さd2よりも小に形成されている。
係合腕10b の他端部側の係合爪11c と、係合腕10b と対向する位置の係合爪11a も同様の形状、寸法に形成されている。また、ディスクアダプタ10側の各係合爪11a, 11b, 11c の相対的位置関係は、トレイ1側の各係合穴1a, 1b, 1cの相対的位置関係と同一になるように、それぞれの係合爪11a, 11b, 11c 及び係合穴1a, 1b, 1cの位置関係が定められている。更に、各係合穴1a, 1b, 1cのトレイ1の表面上での位置は、ディスクアダプタ10が装着された場合に、本体10a 内に収納されている小径ディスク2の中心が小径(8cm径)のディスクを載置するための円形の凹部4の中心とほぼ一致するように定められている。
従って、トレイ1が図2に示す状態を上下方向としてほぼ垂直な姿勢をとっている場合に、ディスクアダプタ10の本体10a 内に小径のディスク2が収納された状態で、ディスクアダプタ10をトレイ1に対して、各係合爪11a, 11b, 11c の最先端部をトレイ1側の各係合穴1a, 1b, 1cにそれぞれ嵌め込み、その後にディスクアダプタ10を下方へ押し下げるようにして移動させることにより、ディスクアダプタ10がトレイ1に装着される。
この場合、各係合爪11a, 11b, 11c はディスクアダプタ10の重力によって各係合穴1a, 1b, 1cに係合した状態で安定するので、トレイ1に対してディスクアダプタ10が確実に固定された状態で装着される。またこの場合、ディスクアダプタ10の本体10a 内に収納されているディスク2はディスクアダプタ10の表面側に設けられている爪状の逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12dによりディスクアダプタ10の本体10a の表面側からの逸出を防止されると共に、ディスクアダプタ10のり面側はトレイ1の表面に接しているのでディスクアダプタ10の本体10a の裏面側からの逸出も防止される。
そして、上述のようにしてディスクアダプタ10がトレイ10a に装着された後も、ディスク2がディスクアダプタ10の本体10a から逸出することなしに、トレイ1と共に再生及び/又は記録のための位置へ移動される。
図2(b) はトレイ1の移動によってディスク2が再生及び/又は記録位置へ移動された状態の一部破断側面図を示している。ディスク2はクランパ5とスピンドルモータ11とにより所定のディスクチャッキング位置(再生及び/又は記録位置)でクランプされる。前述した如く、ディスクアダプタ10の本体10a の内周はディスク2の外周よりも若干大きく形成されている。また、逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12dとディスク2の厚みとを合わせた寸法よりも本体10a の厚みの方が大きく形成されている。従って、ディスクアダプタ10の本体10a 内において、ディスク2はディスクアダプタ10の本体10a には接触することなしに、クランパ5とスピンドルモータ11とにより所定のディスクチャッキング位置でクランプされ、且つスピンドルモータ11により回転されることが可能である。
なお、ディスクアダプタ10をトレイ1から取り外す場合は、ディスクアダプタ10を上方へ若干持ち上げた後、トレイ1から離隔する方向(図2(a) では紙面の手前側の方向)へ引き出すようにする。この結果、各係合爪11a, 11b, 11c がトレイ1側の各係合穴1a, 1b, 1cからそれぞれ抜け出るので、ディスクアダプタ10はトレイ1から完全に取り外される。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は本発明の第2の実施の形態のディスクアダプタの構成例を示すための模式図であり、図4(a) は模式的平面図を、図4(b) は図4(a) のC−C矢視方向の断面図である。
上述した第1の実施の形態では、ディスクアダプタ10そのものは内部に収納されたディスク2を表面側からのみ外部へ逸出しないように構成されており、ディスクアダプタ10がトレイ1に装着された場合にディスク2がディスクアダプタ10から完全に逸出しないように構成されている。しかし本第2の実施の形態では、ディスクアダプタ10のみにてディスク2を完全に内部に閉じ込めて、外部へ逸出しないように構成されている。
本第2の実施の形態では、ディスクアダプタ10は表面側の円筒形状の部材(以下、蓋部材10c という)と、裏面側の円筒形状の部材(以下、底部材10d という)とで構成されている。図4(b) の断面図に示す例では、蓋部材10c の円周状の底面の内周側が段差状に形成されており、この蓋部材10c の段差状の部分に底部材10d が嵌め込まれた状態で、ディスクアダプタ10が組み立てられている。なお、底部材10d の厚みは、蓋部材10c の段差状の部分に底部材10d が嵌め込まれた場合に、蓋部材10c の底面からは突出しない厚みに形成されている(勿論、ごく僅か突出したとしても支障はない)。
なお、蓋部材10c への底部材10d の嵌め込みは、いずれか一方、又は双方を軟質の合成樹脂で形成することにより、人手で容易に圧入可能に構成することが可能である。しかし、他の構成例として、たとえば蓋部材10c の段差部の内周面と底部材10d の外周面とに螺子を切ることにより両者を螺合により組み立てることも、簡単なスナップ機構によることも、あるいは他の種々の機構によることも可能である。
蓋部材10c の表面側の内周には、第1の実施の形態と同様の複数の爪状の逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12dが中心側へ向けて突設されている。また底部材10d の内周には、蓋部材10c と同様の複数の爪状の逸出防止用突起13a, 13b, 13c, 13dが中心側へ向けて突設されている。そして、蓋部材10c に底部材10d が取り付けられた場合に、蓋部材10c 側の各爪状の逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12dの裏面と、底部材10d 側の各爪状の逸出防止用突起13a, 13b, 13c, 13dの表面との間の間隔がディスク2の厚みよりも若干大になるように、底部材10d の蓋部材10c に対する取り付け位置が定められている。
なお、本第2の実施の形態では、底部材10d の適宜の3個所に係合爪11a, 11b, 11c が備えられている。各係合爪11a, 11b, 11c の形状そのものは第1の実施の形態の場合と実質的に同様である。
図5は本発明の第2の実施の形態のディスクアダプタ10が装着されるトレイ1の表面の構成例を示す模式的平面図である。本第2の実施の形態においても、トレイ1そのものの構成は前述した第1の実施の形態のディスクアダプタ10が装着されるトレイ1と同様である。両者の相違点は、ディスクアダプタ10側の係合爪11a, 11b, 11c の相対的位置関係に応じてそれぞれの係合穴1a, 1b, 1cの相対的位置関係が異なる点である。具体的には、本第2の実施の形態のトレイ1に設けられている係合穴1a, 1b, 1cは、第2の実施の形態のディスクアダプタ10側の係合爪11a, 11b, 11c の相対的位置関係と同一の相対的位置関係を有し、しかもディスクアダプタ10がトレイ1に装着された場合に、ディスクアダプタ10内に収納されているディスク2の中心がトレイ1に設けられている小径ディスク用の凹部4の中心とほぼ一致するような位置に設けられている。
但し、実際の設計に際しては、トレイ1側に係合穴1a, 1b, 1cを設けることが可能な位置、より具体的にはトレイ1の裏面にディスクアダプタ10の係合爪11a, 11b, 11c が突出したとしても、ディスクドライブ装置の動作に支障がないようなトレイ1の位置に係合穴1a, 1b, 1cを設け、これらの係合穴1a, 1b, 1cの位置に応じてディスクアダプタ10側の係合爪11a, 11b, 11c の位置を決定する。要するに、係合穴1a, 1b, 1cの位置は任意に決定することが可能であり、係合穴1a, 1b, 1cの位置に合わせてディスクアダプタ10の係合爪11a, 11b, 11c の位置を決定すればよい。
図6は本発明の第2の実施の形態のディスクアダプタ10をトレイ1に装着した状態を示す模式的平面図である。本第2の実施の形態のディスクアダプタ10においても、トレイ1への装着手順及び取り外し手順そのものは前述した第1の実施の形態の場合と同様であるので、それらの説明は省略する。
但し、本第2の実施の形態では、ディスクアダプタ10内に収納されたディスク2をディスクアダプタ10のみにて保持することが可能であるので、ディスクアダプタ10のトレイ1への装着及び取り外しの作業が容易になり、且つ迅速に行なえる。また、本第2の実施の形態のディスクアダプタ10はそれ自身のみにて内部に収納したディスク2を保持することができるので、たとえば多数のディスクアダプタ10に予め種々のディスク2を収納しておいて利用することが可能になる。
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。図7は本発明の第3の実施の形態のディスクアダプタの構成例を示すための模式的平面図である。
本第3の実施の形態のディスクアダプタ10は、第1及び第2の実施の形態のディスクアダプタ10の係合爪11a, 11b, 11c とは異なる形状及び機能を有する係合爪を備えることに特徴がある。以下、具体的に説明する。
図7に示すように、本発明の第3の実施の形態のディスクアダプタ10の係合爪14a, 14b, 14c は外形が円筒形状のディスクアダプタ10の外周を3等分した位置に設けられている。各係合爪14a, 14b, 14c は、ディスクアダプタ10の外周に沿う方向に突出して形成されている。図8は本発明の第3の実施の形態のディスクアダプタ10が備える各係合爪14a, 14b, 14c の具体的な形状及び機能を示す模式図である。
本第3の実施の形態のディスクアダプタ10に備えられた係合爪14a, 14b, 14c は同一の形状に形成されており、またそれぞれの機能も同一である。図8(a) は各係合爪14a, 14b, 14c の模式的側面図である。各係合爪14a, 14b, 14c は側面視で全体としてはZ字状に形成されている。具体的には、ディスクアダプタ10の底面よりも下方へ突出した部分は、ディスクアダプタ10の底面よりも下方へ突出した部分と、この部分の下端部からディスクアダプタ10の外周に沿う方向へ突出した舌状部15a, 15b, 15c とからなるL字状に形成されている。
そして、各係合爪14a, 14b, 14c の舌状部15a, 15b, 15c は、その上面(ディスクアダプタ10側の面)が先端側へ向かうほど、ディスクアダプタ10の底面から離隔するテーパ状に形成されている。また、舌状部15a, 15b, 15c の下面(ディスクアダプタ10の底面から遠い方の面)の長さ(ディスクアダプタ10の外周に沿う方向の長さ)はトレイ1側に設けられている係合穴1a, 1b, 1cの長さよりは短く形成されている。
従って、図8(a) に示す状態において、各係合爪14a, 14b, 14c の舌状部15a, 15b, 15c をトレイ1側の係合穴1a, 1b, 1cに嵌め込むと図8(b) に示す状態になる。そして、その後に各舌状部15a, 15b, 15c の突出方向(図7上では反時計方向、図8上では右方向)へディスクアダプタ10を各係合爪14a, 14b, 14c が各係合穴1a, 1b, 1cの端部に当接するまで回転させると、図8(c) に示すように、各舌状部15a, 15b, 15c のテーパ状の表面がトレイ1の裏面と接触するような状態になる。従って、図8(c) に示す状態においては、ディスクアダプタ10は各係合爪14a, 14b, 14c の舌状部15a, 15b, 15c とトレイ1の裏面との間の摩擦力でトレイ1に対して固定される。
なお、本第3の実施の形態のディスクアダプタ10をトレイ1から取り外す際は、装着時とは逆方向(図7上では時計方向、図8上では左方向)へディスクアダプタ10を回転させることにより、図8(c) に示す状態から図8(b) に示す状態になる。そして、ディスクアダプタ10をトレイ1から離隔する方向へ引き出すようにすれば、図8(a) に示すように、ディスクアダプタ10はトレイ1から取り外される。
図9は上述のような本発明の第3の実施の形態のディスクアダプタ10をトレイ1に装着した状態を示す模式的平面図である。本実施の形態3のトレイ1側の係合穴1a, 1b, 1cは上述したディスクアダプタ10の各係合爪14a, 14b, 14c に対応した位置に設けられている。具体的には、トレイ1側の各係合穴1a, 1b, 1cは、それぞれにディスクアダプタ10の係合爪14a, 14b, 14c が挿入されてディスクアダプタ10が図9上で反時計方向回りに回転された場合に、ディスクアダプタ10内に収納されている小径ディスク1の中心が小径ディスク用の凹部4の中心にほぼ一致するようなトレイ1上の位置に設けられている。
なお、本第3の実施の形態の各係合爪14a, 14b, 14c は、前述した第1及び第2の実施の形態のディスクアダプタ10にも適用可能であることはいうまでもない。
このような本第3の実施の形態のディスクアダプタ10の係合爪14a, 14b, 14c による場合は、ディスクアダプタ10をトレイ1の表面で反時計方向に回転させることによりトレイ1に固定されるので、前述した第1及び第2の実施の形態に比して、ディスクアダプタ10内に収納されたディスク2の中心が所定の位置、具体的には小径ディスク用の凹部4の中心位置に一致する精度が高くなる。また、本第3の実施の形態のディスクアダプタ10では、トレイ1にディスクアダプタ10をぶら下げる状態になる第1及び第2の実施の形態に比して、より緊密にディスクアダプタ10をトレイ1に固定することが可能になる。
次に本発明の第4の実施の形態について説明する。図10は本発明の第4の実施の形態のディスクアダプタの構成例を示すための模式図であり、図10(a) は模式的平面図を、図10(b) は図10(a) のD−D矢視方向の模式的断面図である。
前述した第2の実施の形態のディスクアダプタ10は、ディスクアダプタ10内へのディスク2の装着を、ディスクアダプタ10をトレイ1から取り外した状態で行なう必要があった。このため、多数の小径ディスクを連続して使用する場合、複数のディスクアダプタ10を予め用意しておいてそれぞれに異なる小径ディスク2を予め収納しておくか、または小径ディスク2を交換する必要が生じる都度、ディスクアダプタ10を一端トレイ1から取り外す必要がある。そこで、本第4の実施の形態では、ディスクアダプタ10をトレイ1に装着したままの状態で、ディスクアダプタ10内に収納されている小径ディスク2を交換可能な構成とした。以下、具体的に説明する。
本第4の実施の形態のディスクアダプタ10は、基本的には扁平な円筒形状の部材である本体10e により構成されている。この本体10e の表面側の内周には複数の爪状の逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12dが中心側へ向けて突設されていることは上述の各実施の形態と同様である。また、本体10e の底面側の内周には前述した第2の実施の形態の場合と同様に、複数の爪状の逸出防止用突起13a, 13b, 13c, 13dが中心側へ向けて突設されている。そして、各爪状の逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12dの裏面と各爪状の逸出防止用突起13a, 13b, 13c, 13dの表面との間の間隔がディスク2の厚みよりも若干大になるように、本体10e に対する複数の爪状の逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12d及び複数の爪状の逸出防止用突起13a, 13b, 13c, 13dの取り付け位置が定められている。
ところで、本第4の実施の形態では、ディスクアダプタ10の本体10e の表面側の一部が本体10e とは別部材として構成されており、本体10e の他の部分に対して分離可能に構成されている。以下、具体的に説明する。
図10(a) に示すように、本第4の実施の形態のディスクアダプタ10の扁平な円筒形状の本体10e は、その表面側の少なくとも爪状の逸出防止用突起12a, 12b, 12c, 12dが設けられている厚みの部分の内の少なくとも 180度に相当する部分が開閉部10f として、本体10e とは分離した部材で構成されている。但し、本第4の実施の形態では、図4(a) に示されているように、開閉部10f の一端部において、回動機構16によって本体10e に対して回動自在に取り付けられている。
なお、本第4の実施の形態では、ディスク2を装入し、また取り出し易いように、ディスクアダプタ10が縦置き型のトレイ1に装着された場合になるべく上側でしかもトレイ1の移動方向の外側へ傾いた部分に開閉部10f を配置している。また、本第4の実施の形態では、開閉部10f を回動機構16によってディスクアダプタ10の本体10e に対して回動させる構成としているが、他にたとえば本体10e に対して完全に分離可能な開閉部10f をスナップ機構を利用した嵌め込み方式で脱着する構成等も採用することができる。更に、ディスクアダプタ10側の係合爪11a, 11b, 11c 及びトレイ1側の係合穴1a, 1b, 1cの位置関係を工夫すれば、開閉部10f を設けるのではなく、本体10e そのものを2分割する構成を採ることも可能である。
開閉部10f は上述したように回動機構16を回動中心として回動可能であるので、図11に示すように開閉部10f が開放された状態では、小径ディスク2の本体10e への装入、取り出しが自由に行なえる状態になる。
なお、開閉部10f の先端部には鉤状に形成されたフック部17a が形成されている。この開閉部10f の先端部に形成されたフック部17a は、図10に示されている閉鎖状態にされた場合に、本体10e の対応する部分に設けられた切り欠き部17b に係合するように構成されている。但し、閉鎖状態の開閉部10f を本体10e に固定する手段としては、他にも種々の機構を利用することが可能である。
以上のような本第4の実施の形態では、ディスクアダプタ10をトレイ1に装着したままの状態で小径ディスク2を交換することが可能になるので、小径ディスクを連続して使用する場合、あるいは通常は小径ディスクのみを使用する場合に非常に有効である。
なお、上述した本第4の実施の形態の開閉部10f を備える構成においても、前述した第 3の実施の形態のようなディスクアダプタ10をトレイ1の表面で回転させることによってトレイ1に装着する構成を適用することが可能である。
以上に詳述したように本発明によれば、縦置き型のディスクドライブ装置においては従来は使用不可能であった8cm径のディスク状記録媒体を使用することが可能になる。従って、デジタルビデオカメラ等の記録媒体として利用されている8cm径のディスク状記録媒体を縦置き型のディスクドライブ装置によってパーソナルコンピュータに読み込ませるというような従来は不可能であった利用方法が可能になる。
本発明のディスクアダプタが装着されていないディスクドライブ装置のトレイの表面の状態を示す模式的平面図である。 本発明に係るディスクアダプタが装着されたディスクドライブ装置のトレイが再生及び/又は記録位置へ搬送された状態を示す模式的平面図及び一部破断側面図である。 図2のB−B矢視線による断面図であり、具体的にはディスクアダプタ側の係合爪とトレイ側の係合穴との係合状態を示す模式的断面図である。 本発明の第2の実施の形態のディスクアダプタの構成例を示すための模式図である。 本発明の第2の実施の形態のディスクアダプタが装着されるトレイの表面の構成例を示す模式的平面図である。 本発明の第2の実施の形態のディスクアダプタをトレイに装着した状態を示す模式的平面図である。 本発明の第3の実施の形態のディスクアダプタの構成例を示すための模式的平面図である。 本発明の第3の実施の形態のディスクアダプタが備える各係合爪の具体的な形状及び機能を示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態のディスクアダプタをトレイに装着した状態を示す模式的平面図である。 本発明の第4の実施の形態のディスクアダプタの構成例を示すための模式図である。 本発明の第4の実施の形態の開閉部が開放された状態を示す模式図である。
符号の説明
1 トレイ
1a, 1b, 1c 係合穴
2 小径(8cm径)のディスク
3 大径(12cm径)のディスクを載置するための凹部
4 小径(8cm径)のディスクを載置するための凹部
10 ディスクアダプタ
11a, 11b, 11c 係合爪
12a, 12b, 12c 逸出防止用突起
13a, 13b, 13c 逸出防止用突起
14a, 14b, 14c 係合爪

Claims (12)

  1. 大径のディスク状記録媒体をディスク状記録媒体に対する情報の再生及び/又は記録位置へ搬送するトレイに小径のディスク状記録媒体を搬送させるためのディスクアダプタにおいて、
    前記小径のディスク状記録媒体を収納するための円筒形状の収納部を有するアダプタ本体と、
    前記収納部の一端面からの前記小径のディスク状記録媒体の逸出を防止する逸出防止部材と、
    前記収納部の他端面が前記トレイの表面に接した状態で、前記アダプタ本体を前記トレイに装着する装着部材と
    を備えたことを特徴とするディスクアダプタ。
  2. 前記収納部は、前記他端面からの前記小径のディスク状記録媒体の逸出を防止する逸出防止部材を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のディスクアダプタ。
  3. 前記装着部材は、前記トレイの表面に形成された係合穴に、前記トレイの表面が縦方向である場合に前記トレイの上側から下側へ向けて挿入されることにより係合する係合爪であることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスクアダプタ。
  4. 前記アダプタ本体の外形が円筒形状であり、
    前記装着部材は、前記アダプタ本体の外周に沿って配置されており、前記トレイの表面に形成された係合穴に、前記アダプタ本体が前記トレイの表面で回転した場合に挿入されることにより係合する係合爪であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のディスクアダプタ。
  5. 前記アダプタ本体は、前記トレイに装着された状態で、前記収納部を構成する円筒形状の周面の少なくとも180度の範囲を開放することが可能な開閉機構を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のディスクアダプタ。
  6. 前記大径は12cmであり、前記小径は8cmであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のディスクアダプタ。
  7. 大径のディスク状記録媒体をディスク状記録媒体に対する情報の再生及び/又は記録位置へ搬送するトレイを備えたディスクドライブ装置において、
    小径のディスク状記録媒体を収納するための円筒形状の収納部を有するアダプタ本体、前記収納部の一端面からの前記小径のディスク状記録媒体の逸出を防止する逸出防止部材、及び前記収納部の他端面が前記トレイの表面に接した状態で、前記アダプタ本体を前記トレイに装着する装着部材を有するディスクアダプタを備え、
    前記トレイは、前記装着部材を固定することにより前記ディスクアダプタを装着する固定部を有すること
    を特徴とするディスクドライブ装置。
  8. 前記収納部は、前記他端面からの前記小径のディスク状記録媒体の逸出を防止する逸出防止部材を更に備えることを特徴とする請求項7に記載のディスクドライブ装置。
  9. 前記固定部は前記トレイの表面に形成された係合穴であり、
    前記装着部材は、前記トレイの表面に形成された係合穴に、前記トレイの表面が縦方向である場合に前記トレイの上側から下側へ向けて挿入されることにより係合する係合爪であることを特徴とする請求項7又は8に記載のディスクドライブ装置。
  10. 前記アダプタ本体の外形が円筒形状であり、
    前記固定部は前記トレイの前記アダプタ本体が載置されるべき位置の外周に沿って配置された係合穴であり、
    前記装着部材は、前記アダプタ本体の外周に沿って配置されており、前記アダプタ本体が前記トレイの表面で回転した場合に挿入されることにより前記係合穴に係合する係合爪であること
    を特徴とする請求項7又は8に記載のディスクドライブ装置。
  11. 前記アダプタ本体は、前記トレイに装着された状態で、前記収納部を構成する円筒形状の周面の少なくとも180度の範囲を開放することが可能な開閉機構を備えることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一つに記載のディスクドライブ装置。
  12. 前記大径は12cmであり、前記小径は8cmであることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一つに記載のディスクドライブ装置。
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