JP2007280265A - 酸素濃度可変空間における安全管理システム及び安全管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酸素濃度を可変とした対象空間1に入室する入室者の安全を管理するための安全管理システムであって、対象空間1の酸素濃度を、少なくとも通常酸素濃度と低酸素濃度との間で可変させる酸素濃度調節ユニット12と、入室者を識別するための識別情報を取得するIDカード読取装置6、7と、このIDカード読取装置6、7にて取得された識別情報に基づいて、入室者の安全確保に関する所定の制御を行う低酸素環境監視制御盤13とを備えた。
【選択図】図1
Description
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態は、酸素濃度を可変とした対象空間に入室する人間の安全を管理するための安全管理システム及び安全管理方法に関するものである。このシステムでは、対象空間の酸素濃度を、少なくとも通常酸素濃度と低酸素濃度との間で可変させることにより、対象空間における物の燃焼を困難又は不能として、対象空間の防火性を高めることができる。
以下、本発明に係る各実施の形態について説明する。ただし、各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
最初に、実施の形態1について説明する。この実施の形態1は、識別情報に応じて、入室者の安全確保に必要な制御を行なう形態である。
図1は、実施の形態1に係る安全管理システムの全体構成を示す図である。この図1において、対象空間1は、上下左右を壁面にて囲繞された閉鎖空間として構成されている。この対象空間1に入室する入室者は、IDカード2及びポケットベル3を装着している。また、対象空間1の一側面にはドア4が設けられており、このドア4には電子錠5が組み込まれると共に、ドア4の内側及び外側の近傍位置にはIDカード読取装置6、7が設けられている。また、対象空間1の内部には、送信アンテナ8、室内スピーカ9、及び、酸素濃度計10が設けられている。また、対象空間1の外部には、室外スピーカ11、酸素濃度調節ユニット12、及び、低酸素環境監視制御盤13が配置されている。そして、これら各部は、図示点線で示すように相互に電気的に接続されている。
次に、上記のように構成された安全確保システムにおける安全確保処理について説明する。この処理は、対象空間1に対する入室者の入室や退室を管理するための入退室管理処理と、対象空間1の入室者を監視するための滞在監視処理とに大別される。なお、以下の説明においては、特記する場合を除いて、対象空間1の酸素濃度が、酸素濃度調節ユニット12によって第2の不燃焼生存酸素濃度に予め調節されているものとする。
まず、入退室管理処理について説明する。入室者が対象空間1に入室する際、自己が保有しているIDカード2をIDカード読取装置6に近づけると、このIDカード読取装置6はIDカード2に記録されている入室者IDを読み取り、この入室者IDを低酸素環境監視制御盤13に出力する(識別情報取得ステップ)。
次に、滞在監視処理について説明する。図6は滞在監視処理のフローチャートである。滞在監視処理部13e2は、対象空間1に入室者が存在しているか否かを監視する(ステップSA−1)。具体的には、滞在監視処理部13e2は、入退室履歴情報テーブル13a3を所定間隔毎に参照し、この入退室履歴情報テーブル13a3に格納されている入室者IDのうち、入室時刻が格納されている入室者IDであって、退室時刻が未だ格納されていない入室者IDが存在するか否かを判定する。
このように実施の形態1によれば、入室者の入室時の認証を行うことで、入室資格のない人間が不用意に対象空間1に入室することを防止でき、セキュリティの向上や安全性の向上を図ることができる。特に、識別情報に基づいて、入退室管理処理及び滞在監視処理を行なうことで、情報管理を簡素化できる。
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態2は、識別情報に加えて、入室者の生体状態を示す生体情報を参照することで、入室者の安全確保に必要な制御を行なう形態である。ただし、特に説明なき構成においては実施の形態1と同様であるものとし、実施の形態1と同様の構成要素には、必要に応じて、実施の形態1で使用したものと同一名称や同一の符号を付する。
図8は、実施の形態2に係る安全管理システムの全体構成を示す図である。実施の形態2に係る安全管理システムにおいて、入室者は腕時計20を装着している。対象空間1の任意の近傍位置には、実施の形態1の低酸素環境監視制御盤13に代えて低酸素環境監視制御盤21が設けられている。
次に、上記のように構成された安全確保システムにおける安全確保処理について説明する。この処理は、入退室管理処理と滞在監視処理とに大別されるが、入退室管理処理は実施の形態1と同様に行うことができるので、以下では滞在監視処理のみを説明する。
図11は、滞在監視処理のフローチャートである。滞在監視処理部13e2は、実施の形態1に係る図6のステップSA−1と同様に、対象空間1における入室者の有無を判定し(ステップSB−1)、入室者が存在する場合(ステップSB−1、Yes)、この入室者が、当該入室者毎に設定された脈拍数正常範囲を超えて、対象空間1に入室していないか否かを監視する(ステップSB−2)。具体的には、滞在監視処理部21b1は、当該入室者の入室者IDに基づいて第2の制御条件情報テーブル21a1を参照することにより、この入室者IDに対応する脈拍数正常範囲を取得する。また、滞在監視処理部21b1は、腕時計20から送信される脈拍数及び入室者IDを監視し、当該入室者の入室者IDと共に送信された脈拍数を受信した場合には、この脈拍数と脈拍数正常範囲とを比較することで、脈拍数が脈拍数正常範囲を逸脱しているか否かを判定する。
このように実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、入室者の個々の生体情報に基づいて通知等の各種処理を行なうことができるので、入室者の生体状態に直接的に合致したタイミングや方法で当該入室者の安全を確保することができ、酸素濃度可変環境下における入室者の安全性を一層向上させることができる。
次に、実施の形態3について説明する。この実施の形態3は、識別情報及び生体情報に加えて、入室者の属性情報を参照することで、入室者の安全確保に必要な制御を行なう形態である。ただし、特に説明なき構成においては実施の形態2と同様であるものとし、実施の形態2と同様の構成要素には、必要に応じて、実施の形態2で使用したものと同一名称や同一の符号を付する。
図12は、実施の形態3に係る安全管理システムの全体構成を示す図である。実施の形態3に係る安全管理システムにおいて、対象空間1の任意の近傍位置には、実施の形態2の低酸素環境監視制御盤21に代えて、低酸素環境監視制御盤30が設けられている。
次に、上記のように構成された安全確保システムにおける安全確保処理について説明する。この処理は、入退室管理処理と滞在監視処理とに大別されるが、入退室管理処理は実施の形態1と同様に行うことができるので、以下では滞在監視処理のみを説明する。
図16は、滞在管理処理のフローチャートである。滞在監視処理部30b1は、実施の形態1に係る図6のステップSA−1と同様に、対象空間1における入室者の有無を判定し(ステップSC−1)、入室者が存在する場合(ステップSC−1、Yes)、この入室者が、自己の経験レベルに応じた滞在可能時間や脈拍数正常範囲を超えて、対象空間1に入室していないか否かを監視する(ステップSC−2)。具体的には、滞在監視処理部30b1は、当該入室者の入室者IDに基づいて第1の制御条件情報テーブル30a1を参照することにより、この入室者IDに対応する経験レベルを取得する。そして、滞在監視処理部30b1は、この経験レベルに基づいて第2の制御条件情報テーブル30a2を参照することにより、この経験レベルに対応する滞在可能時間及び脈拍数正常範囲を取得する。
このように実施の形態3によれば、実施の形態2と同様の効果に加えて、入室者の個々の属性情報に基づいて通知等の各種処理を行なうことができるので、入室者の個人の属性に直接的に合致したタイミングや方法で当該入室者の安全を確保することができ、酸素濃度可変環境下における入室者の安全性を一層向上させることができる。
次に、実施の形態4について説明する。この実施の形態4は、識別情報、生体情報、及び、属性情報に加えて、入室者の位置情報を参照することで、入室者の安全確保に必要な制御を行なう形態である。ただし、特に説明なき構成においては実施の形態3と同様であるものとし、実施の形態3と同様の構成要素には、必要に応じて、実施の形態3で使用したものと同一名称や同一の符号を付する。
図17は、実施の形態4に係る安全管理システムの全体構成を示す図である。実施の形態4に係る安全管理システムにおいて、対象空間1の内部には赤外線カメラ40が設けられており、対象空間1の天井内部には酸素マスク41が設けられている。また、対象空間1の任意の近傍位置には、実施の形態3の低酸素環境監視制御盤30に代えて、低酸素環境監視制御盤42が設けられている。
次に、上記のように構成された安全確保システムにおける安全確保処理について説明する。この処理は、入退室管理処理と滞在監視処理とに大別されるが、入退室管理処理は実施の形態1と同様に行うことができるので、以下では滞在監視処理のみを説明する。
図20は、滞在監視処理のフローチャートである。滞在監視処理部42b1は、実施の形態3と同様に、入室者の経験レベルに基づいて滞在可能時間や脈拍数正常範囲を取得し、これらを滞在時間や脈拍数と比較することで、通知処理(ステップSD−1〜SD−3)、警報処理(ステップSD−4〜SD−6)、及び、報知処理を行なう(ステップSD−7〜SD−9)。その後、滞在監視処理部42b1は、入室者が、報知後に所定時間を経過しても退室が確認できない場合には(ステップSD−10、ステップSD−11)、酸素濃度制御処理部42b2に調節指示信号を出力することで、酸素濃度制御処理を起動する。
このように実施の形態4によれば、実施の形態3と同様の効果に加えて、入室者の個々の位置に基づいて通知等の各種処理を行なうことができるので、入室者の位置に合致した形態で当該入室者の安全を確保することができ、酸素濃度可変環境下における入室者の安全性を一層向上させることができる。
次に、実施の形態5について説明する。この実施の形態5は、識別情報、生体情報、属性情報、及び、入室者の位置情報に加えて、火災検知情報を参照することで、入室者の安全確保に必要な制御を行なう形態である。ただし、特に説明なき構成においては実施の形態4と同様であるものとし、実施の形態4と同様の構成要素には、必要に応じて、実施の形態4で使用したものと同一名称や同一の符号を付する。
図21は、実施の形態5に係る安全管理システムの全体構成を示す図である。実施の形態5に係る安全管理システムにおいて、対象空間1の天井には火災感知器50が設けられており、対象空間1の任意の近傍位置には、実施の形態4の低酸素環境監視制御盤42に代えて、低酸素環境監視制御盤51が設けられている。
次に、上記のように構成された安全確保システムにおける安全確保処理について説明する。この処理は、入退室管理処理と滞在監視処理とに大別されるが、入退室管理処理は実施の形態1と同様に行うことができるので、以下では滞在監視処理のみを説明する。
図23は、滞在監視処理のフローチャートである。滞在監視処理部51a1は、実施の形態4と同様に、対象空間1に入室者が存在するか否かを所定間隔で判定する(ステップSE−1)。そして、入室者が存在しないと判定した場合(ステップSE−1、No)、滞在監視処理部51a1は、対象空間1において火災が発生しているか否かを判定する(ステップSE−2)。
このように実施の形態5によれば、実施の形態4と同様の効果に加えて、火災検知結果に基づいて通知等の各種処理を行なうことができるので、火災発生状況に合致した形態で当該入室者の安全を確保することができ、酸素濃度可変環境下における入室者の安全性を一層向上させることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び方法は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、上記に記載されていない課題を解決したり、上記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。少なくとも、酸素濃度可変環境下における入室者の安全性を従来よりも若干でも向上できている場合や、従来と同程度の安全性を従来とは異なる手段で達成できている場合には、本願の課題は達成されている。
上記説明した各実施の形態は、相互に組み合わせることができる。例えば、実施の形態1で示した入室者の識別情報と実施の形態5の火災検知結果とのみに基づいて、通知処理等を行うことができる。
制御条件情報は、入室者や対象空間の状態に応じて適宜変更してもよい。例えば、滞在可能時間や脈拍数正常範囲は、入室者が対象空間に最初に入室する場合には長くし、その後の所定時間以内に入室者が対象空間に再度入室する場合には短くすることで、入室者が対象空間に繰り返し出入りする場合における安全性を高めることができる。具体的には、例えば、低酸素環境監視制御盤の入退室履歴情報テーブルに記録されている入室時刻や退室時刻に基づいて入室回数を算定し、この入室回数に応じて予め低酸素環境監視制御盤に記憶されている滞在可能時間や脈拍数正常範囲を、その時点の制御条件情報として設定する。
入室者に退室を促したい場合のみでなく、入室者が対象空間に滞在可能なタイミングであっても、当該滞在可能である旨や、その時点における入室者の生体状態が正常である旨等を、入室者に通知してもよい。この場合には、入室者に安心感を与えることができる。
上記各実施の形態においては、1つの対象空間を1台の低酸素環境監視制御盤で監視制御する例を示したが、1つの事業所における複数の対象空間を1台の低酸素環境監視制御盤で監視制御してもよい。さらには、集中監視センターを設け、統合化された低酸素環境監視制御盤を配設して、複数の事業所における複数の対象空間を遠隔で集中監視制御するようにしてもよい。
2 IDカード
3 ポケットベル
4 ドア
5 電子錠
6、7 IDカード読取装置
8 送信アンテナ
9 室内スピーカ
10 酸素濃度計
11 室外スピーカ
12 酸素濃度調節ユニット
13、21、30、42、51 低酸素環境監視制御盤
13a、21a、30a、42a 外部記憶部
13a1、30a1 第1の制御条件情報テーブル
13a2、21a1、30a2 第2の制御条件情報テーブル
42a1 第3の制御条件情報テーブル
13a3 入退室履歴情報テーブル
13b 主記憶部
13c 媒体読取り部
13d 入出力インターフェース
13e、21b、30b、42b 制御部
13e1 入退室管理処理部
13e2、21b1、30b1、42b1、51a1 滞在監視処理部
13e3 通知処理部
13e4 警報処理部
13e5 報知処理部
13e6、42b2 酸素濃度制御処理部
42b3 画像処理部
13f バス
20 腕時計
40 赤外線カメラ
50 火災感知器
Claims (16)
- 酸素濃度を可変とした対象空間に入室する入室者の安全を管理するための安全管理システムであって、
前記対象空間の酸素濃度を、少なくとも通常酸素濃度と低酸素濃度との間で可変させる酸素濃度調節手段と、
前記入室者を識別するための識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報取得手段にて取得された前記識別情報に基づいて、前記入室者の安全確保に関する所定の制御を行う安全確保制御手段と、
を備えたことを特徴とする酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 参照情報を取得する参照情報取得手段を備え、
前記安全確保制御手段は、前記識別情報取得手段にて取得された前記識別情報と、前記参照情報取得手段にて取得された前記参照情報とに基づいて、前記所定の制御を行うこと、
を特徴とする請求項1に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記参照情報は、前記入室者の生体状態を示す生体情報であり、
前記参照情報取得手段は、前記入室者の前記生体情報を取得する生体情報取得手段であること、
を特徴とする請求項2に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記参照情報は、前記入室者の属性を示す属性情報であり、
前記参照情報取得手段は、前記入室者の前記属性情報を取得する属性情報取得手段であること、
を特徴とする請求項2又は3に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記参照情報は、前記対象空間における前記入室者の位置を示す位置情報であり、
前記参照情報取得手段は、前記入室者の前記位置情報を取得する位置情報取得手段であること、
を特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記参照情報は、前記対象空間における火災の有無を示す火災検知情報であり、
前記参照情報取得手段は、前記対象空間における火災の有無を検知する火災検知手段であること、
を特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記安全確保制御手段による制御条件を示す制御条件情報と、少なくとも前記識別情報とを、相互に関連付けて格納する制御条件情報格納手段を備え、
前記安全確保制御手段は、前記識別情報取得手段にて取得された前記識別情報に基づいて前記制御条件情報格納手段を参照することにより、当該識別情報に対応する前記制御条件情報を取得し、当該制御条件情報にて特定される前記制御条件に基づいて、前記所定の制御を行うこと、
を特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記制御条件情報は、前記入室者が前記対象空間に滞在可能な時間を示す滞在可能時間情報を含み、
前記安全確保制御手段は、前記識別情報取得手段にて取得された前記識別情報に基づいて前記制御条件情報格納手段を参照することにより、当該識別情報に対応する前記滞在可能時間情報を取得し、当該滞在可能時間情報にて特定される時間と、前記入室者が前記対象空間に実際に滞在している時間とを比較し、この比較結果に応じて前記所定の制御を行うこと、
を特徴とする請求項7に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記制御条件情報は、前記入室者が前記対象空間に滞在可能な生体状態を特定する生体条件情報を含み、
前記安全確保制御手段は、前記識別情報取得手段にて取得された前記識別情報に基づいて前記制御条件情報格納手段を参照することにより、当該識別情報に対応する前記生体条件情報を取得し、当該生体条件情報にて特定される生体状態と、前記対象空間に実際に滞在している前記入室者の生体状態とを比較し、この比較結果に応じて前記所定の制御を行うこと、
を特徴とする請求項7又は8に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記入室者に対して、当該入室者による前記対象空間への滞在に関する通知を行うための通知手段を備え、
前記安全確保制御手段は、前記通知手段を介して、前記入室者に対する通知を行うこと、
を特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記入室者に対して、当該入室者による前記対象空間への滞在に関する警報を行うための警報手段を備え、
前記安全確保制御手段は、前記警報手段を介して、前記入室者に対する警報を行うこと、
を特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記入室者以外の第三者に対して、前記入室者による前記対象空間への滞在に関する報知を行うための報知手段を備え、
前記安全確保制御手段は、前記報知手段を介して、前記第三者に対する報知を行うこと、
を特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記安全確保制御手段は、前記酸素濃度調節手段を介して、前記対象空間の酸素濃度を上昇させること、
を特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記酸素濃度調節手段は、前記対象空間における酸素濃度を局所的に可変可能であり、
前記安全確保制御手段は、前記参照情報取得手段にて取得された前記位置情報にて特定される前記入室者の位置又は当該位置周辺の酸素濃度を調節するよう、前記酸素濃度調節手段を制御すること、
を特徴とする請求項5及び13に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 前記安全確保制御手段は、前記火災検知手段にて取得された火災検知情報によって、前記対象空間に火災が発生している旨が示されている場合、前記識別情報取得手段にて取得された前記識別情報に基づいて、前記対象空間における入室者の残存を判定し、前記対象空間に入室者が残っていないと判定した場合にのみ、前記対象空間の酸素濃度が所定の不燃焼酸素濃度になるように、前記酸素濃度調節手段を制御すること、
を特徴とする請求項6に記載の酸素濃度可変空間における安全管理システム。 - 酸素濃度を少なくとも通常酸素濃度と低酸素濃度との間で可変とした対象空間に入室する入室者の安全を管理するための安全管理方法であって、
前記入室者を識別するための識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
前記識別情報取得ステップにおいて取得された前記識別情報に基づいて、前記入室者の安全確保に関する所定の制御を行う安全確保制御ステップと、
を含んだことを特徴とする酸素濃度可変空間における安全管理方法。
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