JP2007280199A - アプリケーションソフトウェア - Google Patents

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Abstract

【課題】補助アプリケーションソフトウェアを利用してGUI画面を表示可能なアプリケーションソフトウェアにおいて、補助アプリケーションソフトウェアのインストールの有無に応じて、適切なGUI画面の表示を行うための技術を提供する。
【解決手段】GUI画面の表示形式がユーザからの選択によってFlash版GUI画面に設定されていると判定した場合(S11:Flash版)、パソコン1にFlash Playerがインストールされているか否かを判定し(S12)、Flash Playerがインストールされていると判定した場合(S12:YES)、Flash Playerを利用する形式のGUI画面を表示するする(S13)。一方、Flash Playerがインストールされていないと判定した場合(S12:NO)、Flash Playerを利用しない形式のGUI画面を表示する(S14)。
【選択図】図8

Description

本発明は、コンピュータ上で機能するアプリケーションソフトウェアにおいて、このアプリケーションソフトウェアに追加機能を提供する補助アプリケーションソフトウェアを利用してGUI(Graphical User Interface)画面の表示を行うための技術に関する。
従来、一般的にアプリケーションソフトウェアは、ユーザからの指示入力を受け付けたり、ユーザがアプリケーションに指示入力を行うために用いるボタンやメニューを表示したり、ユーザがアプリケーションに指示入力を行いやすいようにボタンやメニューの意味や操作方法を表示したり、ユーザによる指示入力に応じたアプリケーションの処理結果を表示したりするGUI機能を持っている。また、アプリケーションソフトウェアにおける起動時や画面の切り替え時、あるいはマウスなどによるイベントの発生時に、ボタンやメニューのアニメーションを行うことで、GUI上の操作すべき場所を示したり、動画や音声の再生を行うことで、アプリケーションの操作手順をユーザに示したり、画面の動きや音声により娯楽性をユーザに感じさせる追加機能をアプリケーションソフトウェアに提供する補助アプリケーションソフトウェアを利用してGUI画面を表示するアプリケーションソフトウェアが知られている。例えば、動画や音声の再生機能を備える補助アプリケーションソフトウェアを利用することで、アプリケーションソフトウェアは、動画や音声の再生機能を有する高機能のGUIを簡単に実装でき、ユーザに対して利便性の高いあるいは娯楽性の高いGUI機能を提供できる。しかし、コンピュータにこのような補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていなければ、このような補助アプリケーションソフトウェアを利用したGUI画面の表示を行うことはできない。
一方、特許文献1には、コンテンツ閲覧装置(例えば、ユーザが所有するコンピュータ等)において、コンテンツパッケージデータ(メモリーカード)にコンテンツ専用GUI操作部(補助アプリケーションソフトウェアに相当)が記憶されている場合、このコンテンツ専用GUI操作部をインストールして、このインストールしたコンテンツ専用GUI操作部を用いてGUI画面の表示を行う技術が開示されている。このような技術によれば、ユーザが所有するコンピュータに補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていない場合でも、外部から取得した補助アプリケーションソフトウェアを自動的にコンピュータにインストールすることで、この補助アプリケーションソフトウェアを利用したGUI画面を表示できる。
特開2006−59076号公報
上述のように、補助アプリケーションソフトウェアをコンピュータにインストールすることで有益な機能をユーザが享受できるが、ユーザが所有するコンピュータの計算能力、記憶装置の容量、あるいはコンピュータウィルスやスパイウェアの侵入に対する警戒といったセキュリティ上の観点等の様々な事情により、有益な機能を提供する補助アプリケーションソフトウェアであっても、コンピュータにインストールすることをユーザが敢えて望まない場合も想定される。
しかしながら、特許文献1に開示されているような従来技術では、コンテンツ提供者がメモリカードに配置した補助アプリケーションソフトウェアが、ユーザが当該補助アプリケーションソフトウェアを所望するか否かに関わらず、ユーザが所有するコンピュータにいわば強制的にインストールされることになる。
このようにすると、補助アプリケーションソフトウェアのインストールを望まないユーザにとって、様々な不都合が生じることになる。例えば、ユーザが所有するコンピュータに、ユーザ自身がインストールした覚えのないアプリケーションソフトウェアが存在すると気づいた場合、ユーザがそれを不安に感じるおそれがある。あるいは、ユーザがコンピュータウィルスやスパイウェアの侵入を疑う可能性もある。この場合、ウィルス対策ソフトウェアを使用したり、ウィルス対策Webページ等を閲覧したりといった余計な手間をユーザにかけさせることになりかねない。
また、ユーザが所望しない補助アプリケーションソフトウェアをコンピュータにインストールするということは、コンピュータの計算資源や記憶資源を無駄に消費することになり、ユーザに不満を覚えさせることになる。また、場合によっては、コンピュータの計算能力や記憶容量が不足するといった不都合が生じかねない。
このように、ユーザが所望しない補助アプリケーションソフトウェアをいわば強制的にインストールするようなことがあれば、ユーザに対して不安や不満を感じさせたり余計な手間や不都合を生じさせたりしたとして、コンテンツ提供者に対する不信感をユーザに覚えさせる原因ともなり得る。
本発明は、上述のような問題に鑑みなされており、補助アプリケーションソフトウェアを利用してGUI画面を表示可能なアプリケーションソフトウェアにおいて、補助アプリケーションソフトウェアのインストールの有無に応じて、適切なGUI画面の表示を行うための技術を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するためになされた請求項1に記載のアプリケーションソフトウェアは、補助アプリケーションソフトウェアの有無に応じて、補助アプリケーションソフトウェアを利用するGUI画面と、利用しないGUI画面とを切り換えて表示することを特徴とする。
具体的には、このアプリケーションソフトウェアは、アプリケーションソフトウェアが有するGUI機能に追加機能を提供する補助アプリケーションソフトウェアを利用する形式のGUI画面と、補助アプリケーションソフトウェアを利用しない形式のGUI画面との何れかを選択的に表示するGUI画面表示手段と、補助アプリケーションソフトがコンピュータにインストールされているか否かを判定する判定手段とを備える。
そして、GUI画面表示手段は、判定手段によって補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていると判定された場合、補助アプリケーションソフトウェアを利用する形式のGUI画面を表示する。一方、補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていないと判定された場合、補助アプリケーションソフトウェアを利用しない形式のGUI画面を表示する。
このように構成されたアプリケーションソフトウェアによれば、補助アプリケーションソフトウェアがコンピュータにインストールされていれば、この補助アプリケーションソフトウェアを利用する高機能で利便性の高いGUIをユーザに提供できる。また、補助アプリケーションソフトウェアがコンピュータにインストールされていなくても、補助アプリケーションソフトウェアを利用しない形式のGUI機能を実現できるので、ユーザの利便性を損なうことがなく、GUI機能実現のために補助アプリケーションソフトウェアを強制的にインストールする必要もない。
特に、何らかの事情により補助アプリケーションソフトウェアを自分のコンピュータにインストールすることを敢えて望まないユーザにとっては、自分がインストールした覚えのない補助アプリケーションソフトウェアが強制的にインストールされることで不安を感じたり、コンピュータの計算資源や記憶資源を無駄に消費されたといった不満を感じたりすることがないので好適である。また、ユーザが補助アプリケーションソフトウェアをインストールしないがためにアプリケーション実行時にGUI画面が表示されないといった不都合を被ることもない。
一方、補助アプリケーションソフトウェアを利用した高機能のGUIを実現できることは、アプリケーションソフトウェア提供者にとっては、重要なセールスポイントになり得る。よって、ユーザにはなるべく補助アプリケーションソフトウェアを利用するGUIを使ってもらうようにアピールすることが肝要である。ただし、強制的に補助アプリケーションソフトウェアをユーザのコンピュータにインストールことは、上述のような数々の問題があるため避けなければならない。
そこで、請求項2に記載のアプリケーションソフトウェアのように構成するとよい。具体的には、このアプリケーションソフトウェアは、判定手段によって補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていないと判定した場合、補助アプリケーションソフトウェアのインストールを促す旨のメッセージをユーザに対して報知する報知手段を備える。
なお、補助アプリケーションソフトウェアのインストールを促す旨のメッセージは、画面表示又は音声出力の何れの方法で報知してもよい。また、インストールを促すメッセージと共に補助アプリケーションソフトウェアの入手先の情報(補助アプリケーションソフトウェア提供用のWebサイトのURL等)を表示してもよい。
このように構成されたアプリケーションソフトウェアによれば、ユーザのコンピュータに補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていなければ、インストールを促す旨のメッセージをユーザに対して報知することで、ユーザに対して補助アプリケーションソフトウェアを利用した高機能のGUIが利用可能であることアピールできる。
一方、ユーザは、補助アプリケーションソフトウェアのインストールを促す旨のメッセージを受けることで、自分の好みに応じて補助アプリケーションソフトウェアのインストールの要否を判断することができる。
さらに、請求項3に記載のアプリケーションソフトウェアのように構成してもよい。つまり、判定手段は、報知手段によって補助アプリケーションソフトウェアのインストールを促す旨のメッセージが報知された後、補助アプリケーションソフトがコンピュータにインストールされているか否かを再判定する。そして、GUI画面表示手段は、判定手段による再判定において、補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていると判定された場合、補助アプリケーションソフトウェアを利用する形式のGUI画面を表示する。一方、補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていないと判定された場合、補助アプリケーションソフトウェアを利用しない形式のGUI画面を表示する。
このように構成されたアプリケーションソフトウェアによれば、補助アプリケーションソフトウェアのインストールを促す旨のメッセージをユーザに対して報知した後、ユーザがこのメッセージに即座に対応して補助アプリケーションソフトウェアをインストールした場合、早速この補助アプリケーションソフトウェアを利用した高機能のGUI機能をユーザに提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[システム全体の構成]
図1は、本発明でいうコンピュータに相当するパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと表記する。)1に、LAN(Local Area Network)等のネットワーク5を介して、周辺デバイスとしてのプリンタ2やスキャナ3、複合機4が接続されたシステム6のネットワーク環境の概要を示すブロック図である。なお、パソコン1と、プリンタ2、スキャナ3、及び複合機4の各周辺デバイスとは、ネットワーク5を介さずにシリアルケーブルやUSBケーブルなどで直接接続されていても良い。
このシステム6に含まれるパソコン1は、このパソコン1上で機能するアプリケーションソフトウェアによってパソコン1から上記プリンタ2、スキャナ3、複合機4に印刷処理や画像読取処理等の種々の処理を実行させることができる。
プリンタ2は、パソコン1から送信された画像データや文書データを含む印刷データに基づいて画像や文書を記録用紙に印刷するいわゆるプリンタ機能を有する周辺デバイスである。
また、スキャナ3は、原稿に記録されている画像を走査して読み込んだ情報を電子データ化してパソコン1へ送信するいわゆるスキャナ機能を有する周辺デバイスである。
複合機4は、上述のプリンタ機能やスキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能等を一体的に備える多目的複合機である。
図2は、パソコン1の概略構成を示すブロック図である。
パソコン1は、制御部10と、HDD(Hard Disk Drive)14と、表示部15と、入力部16と、パソコン1をネットワーク5に接続するためのLANアダプタ等のNIC(Network Interface Card)17と、CD−ROMに記憶されたデータを読み出すCD−ROMドライブ18とを備え、これらの各構成要素が内部バス19を介して相互に通信可能に接続されて構成されている。
なお、本発明のコンピュータに相当する装置としては、このようなパソコン1に限らず、例えば、PDA(Personal Digital Assistance)端末などの端末装置であってもよい。
表示部15は、各種情報をユーザに提示するための表示デバイスであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)など等によって構成される。この表示部15は、図示しないビデオボードあるいはグラフィックボードを介して制御部10に接続されている。
入力部16は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。この入力部16は、図示しないUSB(Universal Serial Bus)端子やPS/2端子を介して制御部10に接続されている。入力部16は、ユーザからの操作によって、プリンタ2や複合機4の印刷条件(制御設定値)の設定入力などを制御部10に入力する。
制御部10は、パソコン1の各構成要素を統括的に制御したり各種演算を実行したりする装置であり、周知のCPU11,ROM12,RAM13等を備える。後述するアプリケーションとしての処理は、この制御部10によって実行される。
パソコン1には、マルチタスク機能を備えたOS(Operation System)がインストールされており、複数のプロセス(OSからメモリ領域等の割り当てを受けて処理を実行しているプログラムのことをいう。)が並列に機能するとともに、それら複数のプロセスが連携して各種処理を実行するようになっている。後述するアプリケーションソフトウェア及び補助アプリケーションソフトウェアも、それぞれがOSの制御下で1又は複数のプロセスとして機能し、それらのアプリケーションソフトウェアのプロセス及び補助アプリケーションソフトウェアのプロセスが連携することで、アプリケーションソフトウェアにおいて補助アプリケーションソフトウェアを利用したGUI機能が実現する。また、パソコン1に搭載されたOSはマルチウィンドウ機能を備え、後述するアプリケーションソフトウェアはGUI画面のウィンドウをOSの制御下で表示する。以上のような機能を有するOSの具体例としては、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)等を挙げることができる。
HDD14は、高容量ディスクと読取装置とが一体化して構成されたものである。このHDD14には、OS、各種アプリケーションソフトウェア、及び各種データファイルが格納されている。
なお、本実施形態では、本発明におけるアプリケーションソフトウェアの一例として、パソコン1からプリンタ2やスキャナ3、複合機4といった周辺デバイスに対して印刷処理や画像読取処理等の処理を実行させる際に、印刷や画像読取に関する機能選択や各種設定項目の入力といった操作をユーザが行うためのGUI画面を表示し、ユーザからの操作指示に基づいてこれらの周辺デバイスに対して各種処理を実行させるアプリケーションソフトウェアを想定している。
[アプリケーション7の構成]
図3は、HDD14に格納されている本発明におけるアプリケーションソフトウェアに相当するアプリケーション7の概略構成を示すブロック図である。
アプリケーション7は、上述のようにパソコン1から周辺デバイスに対して各種処理を実行させる際に、印刷や画像読取に関する機能選択や各種設定項目の入力といった操作をユーザが行うためのGUI画面を表示する。このとき、アプリケーション7のGUI機能に追加機能を提供可能な補助アプリケーションソフトウェアを利用する形式のGUI画面と、補助アプリケーションソフトウェアを利用しない形式のGUI画面との何れかを選択的に表示する。
なお、本実施形態では、このような補助アプリケーションソフトウェアとして、Macromedia(登録商標)社のFlash Player(登録商標)を例に挙げて説明する。このFlash Playerは、動画や音声を組み合わせたコンテンツを再生するためのソフトウェアであり、パソコン1のマウスやキーボードからの入力によるコンテンツに対する何らかの働きかけができる双方向性も備えている。このFlash Playerのような補助アプリケーションソフトウェアは一般にプラグインと呼ばれており、その多くはインターネット等を介して無償で提供される。
図3に示すように、アプリケーション7は、アプリケーション7における処理全体を統括制御するソフトウェアであるアプリケーション部71と、アプリケーション部71による統括下においてGUI画面の表示を行うソフトウェアであるGUI表示部72により構成されている。
アプリケーション部71は、プリンタ2やスキャナ3、複合機4といった周辺デバイスの制御に関する各種処理を実行するアプリケーション7の本体プログラムである。なお、アプリケーション部71が各周辺デバイスを制御する処理自体は本発明の要部ではないため、ここでの詳しい説明は省略する。
GUI表示部72は、動作バイナリ721、GUI表示バイナリ722、表示設定ファイル723、リソースファイル724、及びFlashファイル725等の各種ファイルにより構成されている。
このうち、動作バイナリ721は、GUI画面表示に関するメイン処理である後述のGUI表示処理を実行する実行可能形式のプログラムである。GUI表示バイナリ722は、動作バイナリ721によって起動され、動作バイナリ721からの指示に基づいてFlash Playerを利用する形式のGUI画面(以下、Flash版GUI画面と称する。)又は、Flash Playerを利用しない形式のGUI画面(以下、No Flash版GUI画面と称する。)の何れかをパソコン1の表示部15に表示する実行可能形式のプログラムである。
表示設定ファイル723は、No Flash版GUI画面で使用されるボタンやタブの個数、位置等を規定する情報、及びFlash版GUI画面で使用するFlash Player再生用のファイル名等、GUI画面の表示に関する種々の設定情報を記憶している。
リソースファイル724は、No Flash版GUI画面を表示する際に使用されるテキストのリソースデータや画像のリソースデータ(ビットマップデータ等)を記憶している。なお、このリソースファイル724には、アプリケーション7で選択可能な表示言語(日本語、英語、フランス語etc.)ごとにそれぞれ対応する複数のファイル(リソースファイルA,B…)が用意されている。そして、GUI画面を表示する際には、アプリケーション7で選択されている表示言語に対応するリソースファイルが用いられる。ただし、以下の説明においては、説明を簡単にするため、各言語にそれぞれを対応するリソースファイルを特に区別しない場合、リソースファイル724と総称する。
Flashファイル725は、Flash版GUI画面を表示する際にFlash Playerによって再生されるGUI表示用のFlashドキュメントファイルである。このFlashファイル725には、Flash Playerによって表示されるボタンやウィンドウ等の画像や動画、起動時や画面の切り替え時やボタンを押下した場合の動作等、Flash PlayerによるGUI画面表示に必要なデータが記憶されている。
[GUI画面の表示例]
図4は、アプリケーション7がパソコン1の表示部15に表示するNo Flash版GUI画面の一例であるアプリケーションウィンドウ100を示す説明図である。図4に示すように、アプリケーションウィンドウ100には、左側にアプリケーション7の制御対象の周辺デバイスに実行させる機能を指定し、この指定した機能に割り当てられたオプション機能を選択するためのサブページをアプリケーションウィンドウ100の最前面に表示させるための「SCAN」タブ111、「CUSTOM SCAN」タブ112、「PHOTOCAPTURE」タブ113、「COPY」タブ114、「DEVICE SETTINGS」タブ115が設けられている。なお、図4においては、「SCAN」タブ111が押下(マウス等のポインティングデバイスによりクリックする操作を指す。以下、同様。)され、この「SCAN」機能に対応するサブページが最全面に表示されている状態を示している。
この「SCAN」機能に対応するサブページ上には、「SCAN」機能に割り当てられたオプション機能を選択するための「SCAN」機能に割り当てられたオプション機能を選択するための「Scan1」ボタン121、「Scan2」ボタン122、「Scan3」ボタン123、「Scan4」ボタン124等のオプションボタンが設けられている。
「Scan1〜4」の各ボタンは例えば、スキャナ3や複合機4によってスキャンした画像をパソコンに表示したり、スキャンした画像に対してOCR(Optical Character Reader)処理を実行してテキストファイルを生成したり、スキャンした画像を電子メールで送信したりファイルとして保存したりするといった各種オプション機能に対応する。また、ここでは説明の便宜上、オプションボタンとして「Scan1」といった汎用的な名称を表示する例を示したが、「OCR」等の具体的な処理内容を示す表示とすると、各ボタンに対応する処理内容がユーザにとって直感的にわかり易いという利点があることはもちろんである。なお、「SCAN」以外の機能に対応する各サブページには、それぞれ上記オプションボタン121〜124と同じか、あるいは異なるオプションボタンが設けられている。
また、アプリケーションウィンドウ100の左側上部には、アプリケーション7に関する環境設定を行うサブページを表示するための「Configuration」ボタン131が設けられている。
上述のような構成を有するアプリケーションウィンドウ100は、GUI表示部72に格納されている表示設定ファイル723及びリソースファイル724に記憶されているデータに基づいて構成される。すなわち、このアプリケーションウィンドウ100は、Flash Playerを利用することなく、通常のOSやアプリケーションソフトウェアに標準装備されているGUI機能で表示可能なごく一般的なNo Flash版GUI画面である。
図5は、アプリケーション7がパソコン1の表示部15に表示するFlash版GUI画面の一例であるアプリケーションウィンドウ200を示す説明図である。図5に示すように、アプリケーションウィンドウ200には、左側にアプリケーション7の制御対象の周辺デバイスに実行させる機能を指定し、この指定した機能に割り当てられたオプション機能を選択するためのオプションボタンをボタン表示領域220に表示させるための「SCAN」タブ211、「PHOTOCAPTURE」タブ213、「COPY」タブ214、「DEVICE SETTINGS」タブ215が設けられている。なお、図5においては、「SCAN」タブ211が押下され、この「SCAN」機能に対応する各オプションボタンがボタン表示領域220に表示されている状態を示している。
ボタン表示領域220には、「Scan1」ボタン221、「Scan2」ボタン222、「Scan3」ボタン223、「Scan4」ボタン224の各オプションボタン、及びこれらのオプション機能以外の特別仕様のオプション機能を選択するための「Custom」ボタン212等が設けられている。ただし、「SCAN」以外の機能には、それぞれ上記各ボタン212,221〜224と同じか、あるいは異なるオプションボタンが割り当てられている。
また、アプリケーションウィンドウ200の左側上部には、アプリケーション7に関する環境設定を行うサブページを表示するための「Configuration」ボタン231が設けられている。
なお、アプリケーションウィンドウ200に表示されている各ボタンやタブは、それぞれアニメーションにより画面上で動作したり、ユーザからの操作に応じて音声を出力する機能を有する。例えば、ユーザからの操作に連動して各ボタンがアニメーションを伴って拡大、縮小、移動、変形、出現、消滅といった様々な動作をしたり、マウスポインタ等で指示されたオプションボタンに対応するガイド音声を出力したりする。
上述のようなアニメーションや音声出力といった高度な機能を有するアプリケーションウィンドウ200は、GUI表示部72に格納されているFlashファイル725に基づきFlash Playerを用いて表示される。すなわち、このアプリケーションウィンドウ200は、Flash Playerを利用することで表示可能なFlash版GUI画面であり、通常のOSやアプリケーションソフトウェアに標準装備されているGUI機能では表現できない視覚性・聴覚性に富んだ操作性を実現できる。ただし、このようなFlash版GUI画面を表示するためには、当然ながらパソコン1にアプリケーション7の他に別途Flash Playerがインストールされていなければならない。
以上、No Flash版GUI画面であるアプリケーションウィンドウ100、及びFlash版GUI画面であるアプリケーションウィンドウ200について説明したが、本実施形態のアプリケーション7では、No Flash版GUI画面とFlash版GUI画面との何れかの形式でGUI画面の表示を行うかユーザが選択することができる。
具体的には、図6に示すような「Skin Type」変更ウィンドウ300によってユーザがGUI画面の表示形式を選択できる。
この「Skin Type」変更ウィンドウ300は、ユーザが上述の「Configuration」ボタン131,231(図4,5参照)を押下する等してGUI画面の表示形式を変更する旨の指示を入力することで表示される。ユーザは、マウス等を操作して「Skin Type」変更ウィンドウ300内に設けられたプルダウンメニュー301からNo Flash版GUI画面又はFlash版GUI画面の何れかのうち所望の表示形式を選択し、「OK」ボタン302を押下することで、GUI画面の表示形式を選択することができる。また、「Cancel」ボタン303を押下すると、従前の設定を変更せずに表示形式の選択を終了できる。
以下、ユーザによって選択されたGUI画面の表示形式の設定に従ってアプリケーション7のGUI表示部72がGUI画面を表示するための各種処理について、図8〜12のフローチャートに基づいて説明する。
[GUI表示処理(第1実施形態)]
図8は、GUI表示部72の動作バイナリ721が実行するGUI表示処理(第1実施形態)のメイン処理の手順を示すフローチャートである。このGUI表示処理は、動作バイナリ721のプロセスとしてパソコン1の制御部10が実行する処理であり、アプリケーション部71のプロセスにおけるGUI画面表示の契機となるイベント等に連動して開始される(以下、他の実施形態においても同様。)。
図8に示すように、GUI表示処理が開始されると、まず、ユーザからの選択によってGUI画面の表示形式がNo Flash版GUI画面又はFlash版GUI画面のどちらに設定されているかを判定する(S11)。ここで、表示形式がFlash版GUI画面に設定されていると判定した場合(S11:Flash版)、つづいて、パソコン1にFlash Playerがインストールされているか否かを判定する(S12)。
S12においてパソコン1にFlash Playerがインストールされていると判定した場合(S12:YES)、GUI表示バイナリ722を起動して、Flash版GUI画面を表示するためのFlash版GUI画面表示処理を実行する(S13)。すなわち、ここでは図5に示すアプリケーションウィンドウ200のようなFlash版GUI画面が表示される。なお、GUI表示バイナリ722によって実行されるFlash版GUI画面表示処理の詳細な説明については後述する。
一方、S12においてパソコン1にFlash Playerがインストールされていないと判定した場合(S12:NO)、GUI表示バイナリ722を起動して、No Flash版GUI画面を表示するためのNo Flash版GUI画面表示処理を実行する(S14)。すなわち、ここでは図4に示すアプリケーションウィンドウ100のようなNo Flash版GUI画面が表示される。
また、S11において表示形式がNo Flash版GUI画面に設定されていると判定した場合(S11:No Flash版)も、GUI表示バイナリ722を起動して、No Flash版GUI画面表示処理を実行する(S14)。なお、GUI表示バイナリ722によって実行されるNo Flash版GUI画面表示処理の詳細な説明については後述する。
第1実施形態のGUI表示処理によれば、ユーザがGUI画面の表示形式としてFlash版GUI画面を選択している場合であっても、Flash Playerがパソコン1にインストールされていなければ、No Flash版GUI画面を表示する。
[GUI表示処理(第2実施形態)]
図9は、GUI表示部72の動作バイナリ721が実行するGUI表示処理(第2実施形態)のメイン処理の手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、GUI表示処理が開始されると、まず、ユーザからの選択によってGUI画面の表示形式がNo Flash版GUI画面又はFlash版GUI画面のどちらに設定されているかを判定する(S21)。ここで、表示形式がFlash版GUI画面に設定されていると判定した場合(S21:Flash版)、つづいて、パソコン1にFlash Playerがインストールされているか否かを判定する(S22)。
S22においてパソコン1にFlash Playerがインストールされていると判定した場合(S12:YES)、GUI表示バイナリ722を起動して、Flash版GUI画面を表示するためのFlash版GUI画面表示処理を実行する(S23)。すなわち、ここでは図5に示すアプリケーションウィンドウ200のようなFlash版GUI画面が表示される。なお、GUI表示バイナリ722によって実行されるFlash版GUI画面表示処理の詳細な説明については後述する。
一方、S22においてパソコン1にFlash Playerがインストールされていないと判定した場合(S22:NO)、図7に示すようなFlash Playerのインストールをユーザに対して促すメッセージウィンドウ400を表示部15に表示する(S24)。
図7に示すように、メッセージウィンドウ400には、Flash Playerのダウンロード及びインストールを促す旨のメッセージが表示されており、ダウンロード及びインストールの実行をパソコン1に指示するための「OK」ボタン401及び、ダウンロード及びインストールを行わないことをパソコン1に指示するための「Cancel」ボタン402が設けられている。ここで、ユーザによって「OK」ボタン401が押下されると、パソコン1の制御部10は、インターネット等を介してFlash Playerを配信するためのWebサイトに接続してFlash Playerをダウンロードし、このダウンロードしたFlash Playerをインストールする。一方、ユーザによって「Cancel」ボタン402が押下されると、Flash Playerのダウンロード及びインストールを行わないでメッセージウィンドウ400を閉じる。
図9のフローチャートの説明に戻る。S24においてメッセージウィンドウ400を表示した後、GUI表示バイナリ722を起動して、No Flash版GUI画面を表示するためのNo Flash版GUI画面表示処理を実行する(S25)。すなわち、ここでは、図4に示すアプリケーションウィンドウ100のようなNo Flash版GUI画面が表示される。
また、S21において表示形式がNo Flash版GUI画面に設定されていると判定した場合(S21:No Flash版)も、GUI表示バイナリ722を起動して、No Flash版GUI画面表示処理を実行する(S25)。なお、GUI表示バイナリ722によって実行されるNo Flash版GUI画面表示処理の詳細な説明については後述する。
第2実施形態のGUI表示処理によれば、ユーザがGUI画面の表示形式としてFlash版GUI画面を選択している場合であっても、Flash Playerがパソコン1にインストールされていなければ、まずFlash Playerのインストールをユーザに対して促すメッセージウィンドウ400を表示する。そして、Flash Playerのインストールの有無に関わらずNo Flash版GUI画面を表示する。
[GUI表示処理(第3実施形態)]
図10は、GUI表示部72の動作バイナリ721が実行するGUI表示処理(第3実施形態)のメイン処理の手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、GUI表示処理が開始されると、まず、ユーザからの選択によってGUI画面の表示形式がNo Flash版GUI画面又はFlash版GUI画面のどちらに設定されているかを判定する(S31)。ここで、表示形式がFlash版GUI画面に設定されていると判定した場合(S31:Flash版)、つづいて、パソコン1にFlash Playerがインストールされているか否かを判定する(S32)。
S32においてパソコン1にFlash Playerがインストールされていると判定した場合(S32:YES)、GUI表示バイナリ722を起動して、Flash版GUI画面を表示するためのFlash版GUI画面表示処理を実行する(S33)。すなわち、ここでは図5に示すアプリケーションウィンドウ200のようなFlash版GUI画面が表示される。なお、GUI表示バイナリ722によって実行されるFlash版GUI画面表示処理の詳細な説明については後述する。
一方、S32においてパソコン1にFlash Playerがインストールされていないと判定した場合(S32:NO)、図7に示すようなFlash Playerのインストールをユーザに対して促すメッセージウィンドウ400を表示部15に表示する(S34)。なお、図7のメッセージウィンドウ400の詳細については、上述の第2実施形態において既に説明したのでここでの説明は省略する。
つづいて、S24で表示したメッセージウィンドウ400に応じてFlash Playerがパソコン1にインストールされているか否かを判定する(S35)。ここで、Flash Playerがパソコン1にインストールされていると判定した場合(S35:YES)、つまり、図7に示すメッセージウィンドウ400においてユーザによって「OK」ボタン401が押下され、Flash Playerがパソコン1にインストールされた場合、GUI表示バイナリ722を起動して、Flash版GUI画面を表示するためのFlash版GUI画面表示処理を実行する(S33)。
一方、Flash Playerがパソコン1にインストールされていないと判定した場合(S35:NO)、つまり、図7に示すメッセージウィンドウ400においてユーザによって「Cancel」ボタン402が押下されてFlash Playerがパソコン1にインストールされなかった場合、GUI表示バイナリ722を起動して、No Flash版GUI画面を表示するためのNo Flash版GUI画面表示処理を実行する(S36)。すなわち、ここでは、図4に示すアプリケーションウィンドウ100のようなNo Flash版GUI画面が表示される。
また、S31において表示形式がNo Flash版GUI画面に設定されていると判定した場合(S31:No Flash版)も、GUI表示バイナリ722を起動して、No Flash版GUI画面表示処理を実行する(S36)。なお、GUI表示バイナリ722によって実行されるNo Flash版GUI画面表示処理の詳細な説明については後述する。
第3実施形態のGUI表示処理によれば、ユーザがGUI画面の表示形式としてFlash版GUI画面を選択している場合であっても、Flash Playerがパソコン1にインストールされていなければ、まずFlash Playerのインストールをユーザに対して促すメッセージウィンドウ400を表示する。そして、このメッセージウィンドウ400に応じてパソコン1にFlash Playerがインストールされているか否かを再び判定し、Flash PlayerがインストールされていればFlash版GUI画面を表示し、インストールされていなければNo Flash版GUI画面を表示する。
[Flash版GUI画面表示処理]
図11は、GUI表示部72のGUI表示バイナリ722によって実行されるFlash版GUI画面表示処理の手順を示すフローチャートである。このFlash版GUI画面表示処理は、上述の第1〜3実施形態のGUI表示処理におけるS13(図8参照),S23(図9参照),S33(図10参照)の各処理において動作バイナリ721によってGUI表示バイナリ722が起動されることによって開始される。
図11に示すように、Flash版GUI画面表示処理が開始されると、指定されたFlash版GUI画面の表示に必要なFlashファイル725の名称や保存場所等の情報を表示設定ファイル723から取得する(S110)。そして、表示設定ファイル723から取得した情報に基づき、Flash版GUI画面の表示に必要なFlashファイル725が存在するか否かを判定する(S120)。
ここで、Flash版GUI画面の表示に必要なFlashファイル725が存在すると判定した場合(S120:YES)、Flashファイル725の名称及び保存場所の情報をパラメータとしてFlash Playerに入力してFlash Playerを起動し、Flash Playerによって再生される画面をGUI画面として表示部15に表示する(S130)。すなわち、ここでは、GUI表示バイナリ722とFlash Playerが連携することによって、図5に示すアプリケーションウィンドウ200のようなFlash版GUI画面が表示される。
一方、Flash版GUI画面の表示に必要なFlashファイル725が存在しないと判定した場合(S120:NO)、後述のNo Flash版GUI画面表示処理へ移行する(S140)。
[No Flash版GUI画面表示処理]
図12は、GUI表示部72のGUI表示バイナリ722によって実行されるNo Flash版GUI画面表示処理の手順を示すフローチャートである。このNo Flash版GUI画面表示処理は、上述の第1〜3実施形態のGUI表示処理におけるS14(図8参照),S25(図9参照),S36(図10参照)の各処理において動作バイナリ721によってGUI表示バイナリ722が起動されることによって開始される。あるいは、上述のFlash版GUI画面表示処理(図11参照)におけるS140の処理において開始される。
図12に示すように、No Flash版GUI画面表示処理が開始されると、表示設定ファイル723を読み込み、指定されたNo Flash版GUI画面の表示に必要なボタンやタブの個数、位置等を規定する情報を取得する(S210)。つづいて、No Flash版GUI画面の表示に使用するリソースファイル724を確定する(S220)。具体的には、各種表示言語にそれぞれ対応する複数のリソースファイルA,B…の中からOSやアプリケーション7で使用されている表示言語に対応するリソースファイルをNo Flash版GUI画面の表示に使用するリソースファイルとして確定する。
つぎに、確定したリソースファイル724から、No Flash版GUI画面の表示に必要な
テキストのリソースデータや画像のリソースデータを取得する(S240)。
そして、表示設定ファイル723及びリソースファイル724から取得した情報に基づいてNo Flash版GUI画面を構成し、表示部15に表示する。すなわち、ここでは図4に示すようなアプリケーションウィンドウ100のようなNo Flash版GUI画面が表示される。
以上、実施形態のアプリケーション7におけるGUI画面の表示に関する各種処理について説明した。ここで、本実施形態のアプリケーション7の各構成と特許請求の範囲に記載した構成との対応について説明する。実施形態のアプリケーション7における動作バイナリ721が、特許請求の範囲における判定手段及び報知手段に相当する。また、実施形態のアプリケーション7におけるGUI表示バイナリ722が、特許請求の範囲におけるGUI画面表示手段に相当する。
[効果]
実施形態のアプリケーション7によれば以下のような効果を奏する。
アプリケーション7によれば、Flash Playerがパソコン1にインストールされていれば、視覚性、聴覚性に富む高機能のFlash版GUI画面を表示できる。また、Flash Playerがパソコン1にインストールされていなくても、No Flash版GUI画面を表示できるので、ユーザの利便性を損なうことがなく、GUI機能実現のためにFlash Playerを強制的にインストールする必要もない。
特に、何らかの事情によりFlash Playerのような補助アプリケーションソフトウェアを自分のパソコン1にインストールすることを敢えて望まないユーザにとっては、自分がインストールした覚えのないソフトウェアが強制的にインストールされることで不安を感じたり、パソコン1の計算資源や記憶資源を無駄に消費されたといった不満を感じたりすることがないので好適である。また、ユーザがFlash Playerをインストールしないがためにアプリケーション実行時にGUI画面が表示されないといった不都合を被ることもない。
特に、第2実施形態のアプリケーション7によれば、ユーザのパソコン1にFlash Playerがインストールされていなければ、インストールを促す旨のメッセージをユーザに対して提示することで、ユーザに対してFlash Playerを利用した高機能のGUIが利用可能であることアピールできる。
一方、ユーザは、Flash Playerのインストールを促す旨のメッセージを受けることで、自分の好みに応じてFlash Playerのインストールの要否を判断することができる。
また、第3実施形態のアプリケーション7によれば、Flash Playerのインストールを促す旨のメッセージをユーザに対して提示した後、ユーザがこのメッセージに即座に対応してFlash Playerをインストールした場合、早速このFlash Playerを利用したFlash版GUI画面を表示できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上述の実施形態では、本発明における補助アプリケーションソフトウェアとして、Flash Playerを利用する事例について説明したが、他の補助アプリケーションソフトウェアを利用する場合でも本発明の構成を適用できる。
また、上述の実施形態では、本発明におけるアプリケーションソフトウェアとして、パソコン1から周辺デバイスに対して印刷処理や画像読取処理等の処理を実行させるアプリケーションソフトウェアを例に挙げて説明したが、このようなアプリケーションソフトウェア以外でも、GUI画面を表示する機能を有するアプリケーションソフトウェアであれば本発明の構成を適用できる。
パソコン1に、ネットワーク5を介して、プリンタ2、スキャナ3、複合機4が接続されたシステム6のネットワーク環境の概要を示すブロック図である。 パソコン1の概略構成を示すブロック図である。 HDD14に格納されているアプリケーション7の概略構成を示すブロック図である。 アプリケーション7がパソコン1の表示部15に表示するNo Flash版GUI画面の一例であるアプリケーションウィンドウ100を示す説明図である。 アプリケーション7がパソコン1の表示部15に表示するFlash版GUI画面の一例であるアプリケーションウィンドウ200を示す説明図である。 アプリケーション7がパソコン1の表示部15に表示する「Skin Type」変更ウィンドウ300を示す説明図である。 Flash Playerのインストールをユーザに対して促すメッセージウィンドウ400を示す説明図である。 GUI表示部72の動作バイナリ721が実行するGUI表示処理(第1実施形態)のメイン処理の手順を示すフローチャートである。 GUI表示部72の動作バイナリ721が実行するGUI表示処理(第2実施形態)のメイン処理の手順を示すフローチャートである。 GUI表示部72の動作バイナリ721が実行するGUI表示処理(第3実施形態)のメイン処理の手順を示すフローチャートである。 GUI表示部72のGUI表示バイナリ722が実行するFlash版GUI画面表示処理の手順を示すフローチャートである。 GUI表示部72のGUI表示バイナリ722が実行するNo Flash版GUI画面表示処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…パーソナルコンピュータ(パソコン)、2…プリンタ、3…スキャナ、4…複合機、5…ネットワーク、6…システム、7…アプリケーション、10…制御部、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…HDD、15…表示部、16…入力部、17…NIC、18…CD−ROMドライブ、71…アプリケーション部、72…GUI表示部、721…動作バイナリ、722…GUI表示バイナリ、723…表示設定ファイル、724…リソースファイル、725…Flashファイル。

Claims (3)

  1. コンピュータ上で機能し、GUI機能を有するアプリケーションソフトウェアであって、
    前記アプリケーションソフトウェアが有するGUI機能に追加機能を提供する補助アプリケーションソフトウェアを利用する形式のGUI画面と、前記補助アプリケーションソフトウェアを利用しない形式のGUI画面との何れかを選択的に表示するGUI画面表示手段と、
    前記補助アプリケーションソフトがコンピュータにインストールされているか否かを判定する判定手段とを備え、
    前記GUI画面表示手段は、前記判定手段によって前記補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていると判定された場合、前記補助アプリケーションソフトウェアを利用する形式のGUI画面を表示し、前記補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていないと判定された場合、前記補助アプリケーションソフトウェアを利用しない形式のGUI画面を表示すること
    を特徴とするアプリケーションソフトウェア。
  2. 請求項1に記載のアプリケーションソフトウェアにおいて、
    前記判定手段によって前記補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていないと判定した場合、前記補助アプリケーションソフトウェアのインストールを促す旨のメッセージをユーザに対して報知する報知手段を備えること
    を特徴とするアプリケーションソフトウェア。
  3. 請求項2に記載のアプリケーションソフトウェアにおいて、
    前記判定手段は、前記報知手段によって前記補助アプリケーションソフトウェアのインストールを促す旨のメッセージが報知された後、前記補助アプリケーションソフトがコンピュータにインストールされているか否かを再判定し、
    前記GUI画面表示手段は、前記判定手段による前記再判定において、前記補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていると判定された場合、前記補助アプリケーションソフトウェアを利用する形式のGUI画面を表示し、前記補助アプリケーションソフトウェアがインストールされていないと判定された場合、前記補助アプリケーションソフトウェアを利用しない形式のGUI画面を表示すること
    を特徴とするアプリケーションソフトウェア。
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