JP2007280087A - 配線要素の配線要素グループへの分類方法、配線要素グループの更新方法、配線要素グループの組合せ可否判定方法および経路探索方法、並びにその装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】全ての配線要素について同じ配線設備に含まれかつ下部側及び上部側の接続状態が同じである配線要素のみからなる配線要素グループに分類し(s1〜s4)、全ての配線要素グループについて当該配線要素グループ内の配線要素について下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである配線要素のみからなる等価配線要素グループに分割するとともに、該分割された元の配線要素グループと下部側または上部側で接続されている配線要素グループについても同様に等価配線要素グループに分割する(s5〜s8)。
【選択図】図9
Description
・ケーブルに含まれる光ファイバ
・架や電柱などに設置された複数の光ファイバ同士を中継するための各種アダプタやスプリッタに含まれる、ユーザ宅側端子と通信設備ビル側端子の組(コネクタ)
・通信装置のパッケージ(コネクタ)
・ユーザ宅内に設置される通信機器
が配線要素である。
選定者によって与えられた条件を満たすような経路を構成できるように、互いに接続できる位置関係、形状の配線要素を選択しなければならない。
配線要素の特性、品質は、選定者によって与えられる条件を満たすような、物質やエネルギー、信号の種類や内容を伝達できるものでなければならない。
配線要素の数が多い場合には、接続条件と特性条件を満たし、評価値の優れた配線要素の組合せを人手で求めることが困難になる。そのため、配線設備と配線要素の設置状況および接続状態を記憶装置に保持しておき、接続条件と特性条件を満たし、評価尺度が明示的に与えられていれば評価値の優れた組合せを計算機によって機械的に求め、選定者に提示し、その中から選定者が選択できるようにするための、選定方法および装置が考案されている。
非特許文献1では、光ファイバを使用した通信を行うときに使用する光ファイバやコネクタなどの配線要素を変数として、接続条件と特性条件を論理式で記述し、制約充足問題に帰着する方法が示されている。この方法によると、制約充足問題の各変数の取り得る値は配線要素であり、制約充足問題の解は配線要素の組合せとして表現される。条件を満たす配線要素の組合せが複数存在する場合には、それらの全てあるいは一部を列挙する。
非特許文献2では、光ファイバを使用した通信を行うときに使用する通信設備ビル内の配線要素を対象として、施工コストの低減を図りながら、接続条件と特性条件を満たす配線要素の組合せを求める方法が示されている。この方法によると、まず、複数の光ファイバからなるケーブル、複数のコネクタからなる架や通信装置などの配線設備に対して、収容関係にあるか否かを接続条件に関する組合せ可否の判定基準として、接続条件と特性条件を満たす配線設備の組合せを全て求める。
特許文献1においても非特許文献2と同様に、光ファイバを使用した通信を行うときに使用する通信設備ビル内の配線要素を対象として、配線要素の利用効率の向上と施工コストの低減を図りながら、接続条件と特性条件を満たす配線要素の組合せを求める方法が示されている。
制約充足問題の解は配線要素の組合せとして表現されるため、似た組合せは別の組合せであり、別の解となる。その結果、配線要素が多数ある場合には解の数が膨大になる。
*全ての解を求めるのに多大な時間がかかる。
*得られる解には、似た組合せが含まれる一方で、全く異なる配線設備に含まれる配線要素の組合せで含まれないものがある。似た組合せでは配線要素の利用効率や施工コストなどの評価値も同程度であるのに比べ、似ていない組合せでは評価値が大きく変わる可能性が高いにも関わらず、得られる解に含まれないため評価されず、評価値の優れた解を選択できない。
−解の評価を行う評価値を、接続条件と特性条件を満たす配線要素の組合せを探索する最中にも計算できる場合
*有効に探索範囲の枝刈を行える場合には、接続条件と特性条件を満たす解の数が膨大になることに起因する問題は生じない。
*接続条件と特性条件を満たす配線要素の組合せを求めた上で評価値を計算する必要があるため、それら条件を満たす解の数が膨大になることに起因する上記問題に直面する。
本発明は、配線要素の管理における以下のフェーズにおいて用いられる。
選定前に、配線設備と配線要素の設置状況および接続状態を記憶装置に記録した後、配線要素を配線要素グループに初めて分類する段階。
経路を構成する配線要素の選定(探索)を行う段階。
配線要素同士を接続する、接続を解放する、あるいは配線要素を追加・削除するなど、配線要素の設置状況または接続状態が変更された後、配線要素の配線要素グループへの分類を更新する段階。
初期化フェーズにおいては、選定を行う前に配線要素を「等価配線要素グループ」という、同じ配線要素グループに含まれる配線要素がどれも以下の条件を全て満たしているような配線要素グループ(以下、記号gなどで表す)に分類する。
(1)同じ配線設備に含まれる。
(2)配線要素の下部側について、「接続済」であるか「未接続」であるかの接続状態が同じ。
(3)配線要素の上部側について、「接続済」であるか「未接続」であるかの接続状態が同じ。
(4)配線要素の下部側と接続できる配線要素グループの集合が同じ。
(5)配線要素の上部側と接続できる配線要素グループの集合が同じ。
図12は本発明の経路探索(選定)方法を示すフローチャートであり、以下、これに沿って本発明の経路探索方法における処理の流れについて説明する。
配線要素の配線要素グループへの分類は、配線要素の設置状況と接続状態に基づいて行われるため、これらが更新(変更)されると配線要素グループも更新する必要がある。
図15は初期化フェーズにおいて配線要素を配線要素グループに分類し、選定フェーズにおいて条件を満たす配線要素グループの組合せを求めた後、配線要素の組合せを求め、また更新フェーズにおいて配線要素グループを更新する本発明装置の構成を示すもので、前記同様な入力部1、出力部2、配線要素データベース3および配線要素グループデータベース4とともに、配線要素グループの分類および更新を行う更新部6、並びに経路選定を行う選定部7からなる。
《用語定義》
本発明で使用する用語の定義について説明する。
◇配線要素同士の接続
[定義1]−接続済−
配線要素eiの下部側と配線要素ejの上部側が接続されているとき、「eiの下部側とejの上部側は接続済である」という。またejを「eiの(下部側)接続先」、eiを「ejの(上部側)接続先」という。
配線要素eiの下部側と配線要素ejの上部側が既に接続されているかによらず、接続できるとき、「eiの下部側とejの上部側は接続可能である」という。
配線要素eiの下部側と配線要素ejの上部側が接続済、あるいはeiの上部側とejの下部側が接続済であるとき、「eiとejは接続済経路によって到達可能」という。またeiの下部側と配線要素ekの上部側が接続済、あるいはeiの上部側とekの下部側が接続済で、ekとejが接続済経路によって到達可能である場合にも、「eiとejは接続済経路によって到達可能」という。
[定義4]−接続済−
配線要素eiと配線要素グループgjに関して、eiの下部側と上部側で接続済の配線要素がgjに1個以上含まれるとき、「配線要素eiの下部側と配線要素グループgjの上部側は接続済である」という。同様に、eiの上部側と下部側で接続済の配線要素がgjに1個以上含まれるとき、「配線要素グループgjの下部側と配線要素eiの上部側は接続済である」という。図16参照。
配線要素eiと配線要素グループgjに関して、gjに含まれる全ての配線要素の上部側がeiの下部側と接続可能であるとき、「配線要素eiの下部側と配線要素グループgjの上部側は強接続可能である」という。同様に、配線要素eiと配線要素グループgjに関して、gjに含まれる全ての配線要素の下部側がeiの上部側と接続可能であるとき、「配線要素グループgjの下部側と配線要素eiの上部側は強接続可能である」という。図17参照。
[定義6]−接続済−
配線要素グループgiと配線要素グループgjに関して、giに含まれる任意の配線要素eiの下部側がgjの上部側と接続済であり、かつgjに含まれる任意の配線要素ejの上部側がgiの下部側と接続可能であるとき、「配線要素グループgiの下部側と配線要素グループgjの上部側は接続済である」という。図18参照。
配線要素グループgiと配線要素グループgjに関して、giに含まれる任意の配線要素の下部側がgjの上部側と強接続可能であるとき、「配線要素グループgiの下部側と配線要素グループgjの上部側は強接続可能である」という。図19参照。
配線要素グループgiの下部側と配線要素グループgjの上部側が接続済、あるいはgiの上部側とgjの下部側が接続済であるとき、「giとgjは接続済経路によって到達可能」という。またgiの下部側と配線要素グループgkの上部側が接続済、あるいはgiの上部側とgkの下部側が接続済で、gkとgjが接続済経路によって到達可能である場合にも、「giとgjは接続済経路によって到達可能」という。
[定義9]
配線設備fiに含まれるある配線要素eiの下部側と、配線設備fjに含まれるある配線要素ejの上部側が接続可能であるとき、「配線設備fjが配線設備fiの下部側に設置されている」あるいは「配線設備fiが配線設備fjの上部側に設置されている」という。
[定義10]
配線要素eの上部側、下部側のそれぞれに対して、接続状態sをそれぞれstatusU(e),statusL(e)で表し、以下の値をとるものとする。
eの上部側(下部側)が他の配線要素の下部側(上部側)と接続されているとき。
eの上部側(下部側)が他の配線要素の下部側(上部側)と接続されていないとき。
配線要素グループgの上部側、下部側のそれぞれに対して、接続状態sをそれぞれstatusU(g),statusL(g)で表し、以下の値をとるものとする。
gに含まれるどの配線要素の上部側(下部側)も他の配線要素の下部側(上部側)と接続されているとき。
gに含まれるどの配線要素の上部側(下部側)も他の配線要素の下部側(上部側)と接続されていないとき。
上記以外。
◇配線要素の分類基準
[定義12]−局所的等価配線要素グループ−
配線要素グループgが以下の条件を全て満たすとき、「gは局所的等価配線要素グループである」という。
局所的等価配線要素グループgが以下の条件を全て満たすとき、「gは等価配線要素グループである」という。
・接続状態が「接続済」の場合
gに含まれる配線要素の下部側と上部側で接続済の配線要素グループの集合が全て同じである。
gに含まれる配線要素の下部側と上部側で強接続可能な配線要素グループの集合が全て同じである。
・接続状態が「接続済」の場合
gに含まれる配線要素の上部側と下部側で接続済の配線要素グループの集合が全て同じである。
gに含まれる配線要素の上部側と下部側で強接続可能な配線要素グループの集合が全て同じである。
[定義14]−適合−
配線要素グループgiと配線要素グループgjについて、giの下部側とgjの上部側の接続状態が共に「接続済」であり、giの下部側とgjの上部側が接続済であるか、あるいはgiの下部側とgjの上部側の接続状態が共に「未接続」であり、giの下部側とgjの上部側が強接続可能である場合、「giの下部側とgjの上部側は適合する」という。
◇等価配線要素グループの定義
[定義15]
等価配線要素グループの集合Gが以下の条件を満たすとき、Gを「等価配線要素グループの接続済ネットワーク」といい、Nで表す。
(a)Gに含まれる任意の異なる等価配線要素グループgi,gjに関して、giとgjが接続済経路によって到達可能である。
(b)Gに含まれる任意の等価配線要素グループgiとGに含まれない任意の等価配線要素グループgkに関して、giとgkが接続済で到達可能ではない。
[定義16]
等価配線要素グループの接続済ネットワークN(p),N(q)に関して|N(p)|≧|N(q)|とする。N(p)に含まれる等価配線要素グループとN(q)に含まれる等価配線要素グループを1対1に対応付ける方法を「N(p)からN(q)への対応付け」といい、σで表す。またσによってN(p)からN(q)へ対応付けたとき、N(p)の等価配線要素グループgi (p)に対応付けられるN(q)の等価配線要素グループをgσ(i) (q)で表す。
等価配線要素グループの接続済ネットワークN(p),N(q)に関して|N(p)|≧|N(q)|とする。N(p)に含まれる任意の等価配線要素グループgi (p)に関して以下の条件を満たすようなN(p)からN(q)への対応付けσが存在するとき、「N(p)とN(q)はσによって同型である」といい、N(p)≒σN(q)で表す。
(A)gi (p)とgσ(i) (q)は同じ配線設備の一部である。
(B)gi (p)とgσ(i) (q)の下部側の接続状態が一致する
(C)gi (p)とgσ(i) (q)の下部側の接続状態が一致する。
(D)gi (p)の下部側について
・接続状態が「接続済」の場合
gi (p)とN(p)に含まれる任意の等価配線要素グループgj (p)に関して、gi (p)の下部側とgj (p)の上部側が接続済ならばgσ(i) (q)の下部側とgσ(j) (q)の上部側も接続済であり、その逆も成り立つ。
gi (p)の下部側と上部側で強接続可能な配線要素グループの集合と、gσ(i) (q)の下部側と上部側で強接続可能な配線要素グループの集合が一致する。
(E)gi (p)の上部側について
・接続状態が「接続済」の場合
gi (p)とN(p)に含まれる任意の等価配線要素グループgj (p)に関して、gi (p)の上部側とgj (q)の下部側が接続済ならばgσ(i) (q)の上部側とgσ(j) (q)の下部側も接続済であり、その逆も成り立つ。
gi (p)の上部側と下部側で強接続可能な配線要素グループの集合と、gσ(i) (q)の上部側と下部側で強接続可能な配線要素グループの集合が一致する。
以下の《配線要素の分類方法》および《配線要素グループの更新方法》で使用する記号について、ここで説明する。
配線要素を配線要素グループに分類する際には、全ての配線要素を等価配線要素グループに分類する。但し等価配線要素グループへの分類は1通りではない(図22参照)。例えば全ての配線要素グループが配線要素を1個しか含まないように分類しても、これらの配線要素グループは等価配線要素グループになる。分類後に配線要素グループの組合せの数を少なくすることが、配線要素を分類する目的であるから、等価配線要素グループの数がなるべく少なくなるように分類する。
[STEP1]
全ての配線要素を局所的等価配線要素グループに分類する。各局所的等価配線要素グループgに対して、局所的等価配線要素グループの集合G* L(g),G* U(g)を用意し、空集合で初期化する。また更新が必要な局所的等価配線要素グループの集合Gupdateを用意し、空集合で初期化する。
各局所的等価配線要素グループgiに対して以下の操作を行う。
(1)G* L(gi)を暫定的に求める。
giを含むケーブルの下部側に設置されている配線設備の一部であり、上部側の接続状態が「接続済」の各局所的等価配線要素グループgjに対して、G* L(gi)←G* L(gi)∪{gj},G* U(gj)←G* U(gj)∪{gi}とする。またgi,gjをGupdateに追加する。
giを含むケーブルの下部側に設置されている配線設備の一部であり、上部側の接続状態が「未接続」の各局所的等価配線要素グループgjに対して、G* L(gi)←G* L(gi)∪{gj},G* U(gj)←G* U(gj)∪{gi}とする。
(2)G* U(gi)を暫定的に求める。
giを含むケーブルの上部側に設置されている配線設備の一部であり、下部側の接続状態が「接続済」の各局所的等価配線要素グループgjに対して、G* U(gi)←G* U(gi)∪{gj},G* L(gj)←G* L(gj)∪{gi}とする。またgi,gjをGupdateに追加する。
giを含むケーブルの上部側に設置されている配線設備の一部であり、下部側の接続状態が「未接続」の各局所的等価配線要素グループgjに対して、G* U(gi)←G* U(gi)∪{gj},G* L(gj)←G* L(gj)∪{gi}とする。
Gupdateが空集合になるまでGupdateに含まれる各局所的等価配線要素グループgiに対して以下の操作を行い、giを等価配線要素グループにする。
(1)Gupdate←Gupdate\{gi}とする。
G* L(gi)とG* U(gi)に含まれる局所的等価配線要素グループに対して何もしない。
これらの等価配線要素グループをgi,kとする。またgi,kに分類された任意の配線要素ei,kを使ってG* L(gi,k)←Gf L(ei,k),G* U(gi,k)←Gf U(ei,k)とする。
Gupdate←Gupdate∪{gj}
(2)G* U(gi)に含まれる全ての局所的等価配線要素グループgjに対して以下の操作を行う。
Gupdate←Gupdate∪{gj}
(3)giを消去する。
(1)Gupdate←Gupdate\{gi}とする。
G* L(gi)とG* U(gi)に含まれる局所的等価配線要素グループに対して何もしない。
これらの等価配線要素グループをgi,kとする。またgi,kに分類された任意の配線要素ei,kを使ってG* L(gi,k)←Gf L(ei,k)とする。さらにG* U(gi,k)←G* U(gi)とする。
Gupdate←Gupdate∪{gj}
(2)G* U(gi)に含まれる全ての局所的等価配線要素グループgjに対して以下の操作を行う。
(3)giを消去する。
giの下部側の接続状態が「接続済」、上部側の接続状態が「未接続」のときと上部側、下部側を入れ替えて同様の操作を行う。
全ての等価配線要素グループgに対して
・gに含まれる配線要素
・gの下部側の接続状態
・gの上部側の接続状態
・gの下部側配線要素グループ集合G* L(g)
・gの上部側配線要素グループ集合G* U(g)
を記録する。
等価配線要素グループgの下部側と等価配線要素グループg’の上部側が適合しているとき、そのときに限ってgの下部側とg’の上部側を組合せ可能と判定するが、gの下部側とg’の上部側の適合性は、適合性の定義に立ち返って調べなくても、G* L(g)を使って判定できる。同様に、等価配線要素グループgの上部側とg’の下部側が適合しているとき、そのときに限ってgの上部側とg’の下部側を組合せ可能と判定するが、gの上部側とg’の下部側の適合性は、適合性の定義に立ち返って調べなくても、G* U(g)を使って判定できる。つまり、以下の方法で組合せ可否を判断する。
◇下部側または上部側の接続状態または接続先が変更される配線要素が発生したとき
[STEP1]
下部側または上部側の接続状態または接続先が変更される配線要素の集合をE(q) changeとする。E(q) changeに含まれる配線要素のどれかと、接続済経路によって到達可能な配線要素を全て求め、それらの配線要素とE(q) changeに含まれる配線要素を等価配線要素グループから削除する。削除された配線要素の集合をE(q)とする。
配線要素を削除した等価配線要素グループに対して以下の操作を行う。
何も行わない。
(1)giの下部側と上部側で接続済または強接続可能な等価配線要素グループに対して変更を行う。
何も行わない。
giからの配線要素の削除前にGs L(gi)=G* L(gi)に含まれていた各(等価)配線要素グループgjに対してG* U(gj)←G* U(gj)\{gi}とする。
何も行わない。
giからの配線要素の削除前にGs U(gi)=G* U(gi)に含まれていた各(等価)配線要素グループgjに対してG* L(gj)←G* L(gj)\{gi}とする。
E(q) changeに含まれる全ての配線要素について下部側または上部側の接続状態または接続先を変更する。
E(q)に含まれる配線要素を、《配線要素の分類方法》で述べた手順に準じて等価配線要素グループに分類する。
G(q)の中から、gi (q)を含むケーブルの下部側に設置されている配線設備の一部であり、上部側の接続状態が「接続済」の各局所的等価配線要素グループgj (q)に対して、G* L(gi (q))←G* L(gi (q))∪{gj (q)},G* U(gj (q))←G* U(gj (q))∪{gi (q)}とする。またgi (q),gj (q)をGupdateに追加する。
全ての配線要素グループ、つまりG(p)∪G(q)の中から、gi (q)を含むケーブルの下部側に設置されている配線設備の一部であり、上部側の接続状態が「未接続」の各局所的等価配線要素グループgj (q)に対して、G* L(gi (q))←G* L(gi (q))∪{gj},G* U(gj)←G* U(gj)∪{gi (q)}とする。
G(q)の中から、gi (q)を含むケーブルの上部側に設置されている配線設備の一部であり、下部側の接続状態が「接続済」の各局所的等価配線要素グループgj (q)に対して、G* U(gi (q))←G* U(gi (q))∪{gj (q)},G* L(gj (q))←G* L(gj (q))∪{gi (q)}とする。またgi (q),gj (q)をGupdateに追加する。
全ての配線要素グループ、つまりG(p)∪G(q)の中から、gi (q)を含むケーブルの上部側に設置されている配線設備の一部であり、下部側の接続状態が「未接続」の各局所的等価配線要素グループgj (q)に対して、G* U(gi (q))←G* U(gi (q))∪{gj},G* L(gj)←G* L(gj)∪{gi (q)}とする。
G(q) changeが空集合になるまでG(q) changeに含まれる各等価配線要素グループg(q)に対して以下の操作を行う。
(1)N(p)に含まれる各等価配線要素グループgi (p)に対して、gi (p)←gi (p)∪gσ(i) (q)とする。
何も行わない。
GL (s)(gi (q))に含まれる各(等価)配線要素グループgjに対してGU (*)(gj)←GU (*)(gj)\{gi (q)}とする。
何も行わない。
GU (s)(gi (q))に含まれる各(等価)配線要素グループgjに対してGL (*)(gj)←GL (*)(gj)\{gi (q)}とする。
何も行わない。
G(q)にはG(p)に含まれる等価配線要素グループと合成されなかった等価配線要素グループが残っている。G(p)←G(p)∪G(q),G(q)←{}として、分離して考えていた等価配線要素グループの集合を1個にまとめる。
・[STEP4]が完了した時点で全ての配線要素は等価配線要素グループに分類されているため、健全性と完全性を満たす。従って[STEP5]以降を実行しなくても選定条件を満たす等価配線要素グループの組合せを求める上では問題ない。
[STEP1]
消去される配線要素全てを等価配線要素グループから消去する。
配線要素を削除した等価配線要素グループに対して以下の操作を行う。
何も行わない。
(1)giの下部側の接続状態が「未接続」なので消去された配線要素の削除前にGs L(gi)=G* L(gi)に含まれていた各(等価)配線要素グループgjに対してG* U(gj)←G* U(gj)\{gi}とする。
[STEP1]
消去される、下部側または上部側の接続状態が「接続済」の配線要素に対して、下部側または上部側の接続状態または接続先が変更される配線要素が発生したときの手順に従って下部側と上部側の接続状態を「未接続」に変更する。
下部側と上部側の接続状態が「未接続」の配線要素を消去するときの手順に従って配線要素を消去する。
[STEP1]
追加される配線要素の集合をE(q) changeとする。配線要素の追加後、他の配線要素と接続する場合には、E(q) changeに含まれる配線要素のどれかと、接続済経路によって到達可能になる配線要素を全て求め、それらの配線要素を等価配線要素グループから削除する。追加される配線要素と削除された配線要素の集合をE(q)とする。
下部側または上部側の接続状態または接続先が変更される配線要素が発生したときの手順の[STEP2]から[STEP6]を実行する。
Claims (8)
- 互いに組み合わせて接続することにより物質またはエネルギーまたは信号を伝達する経路を構成可能な複数の配線要素であり、かつ同じ配線設備に設置されたものはその形状、特性および品質が全て同一である配線要素を、1以上の配線要素をそれぞれ含む複数の配線要素グループに分類する方法において、
配線設備に関する情報と配線要素の配線設備に対する設置状況およびその接続状態に関する情報を保持する配線要素データベースと、配線要素を配線要素グループに分類した結果に関する情報を保持する配線要素グループデータベースとを備えたコンピュータを用い、
当該コンピュータは、
配線要素データベースから配線要素を読み出し、全ての配線要素について同じ配線設備に含まれ、かつ下部側および上部側の接続状態が同じである配線要素のみからなる配線要素グループに分類し、更新リストに追加する工程と、
更新リストから配線要素グループを取り出し、当該配線要素グループ内の配線要素について下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである配線要素のみからなる等価配線要素グループに分割し、分割された元の配線要素グループと下部側または上部側で接続されている配線要素グループを更新リストに追加し、これを更新リストが空になるまで繰り返す工程と、
各等価配線要素グループに含まれる配線要素、下部側および上部側の接続状態、下部側と接続可能な配線要素グループの集合および上部側と接続可能な配線要素グループの集合に関する情報を配線要素グループデータベースに登録する工程とを実行する
ことを特徴とする配線要素の配線要素グループへの分類方法。 - 互いに組み合わせて接続することにより物質またはエネルギーまたは信号を伝達する経路を構成可能な複数の配線要素であり、かつ同じ配線設備に設置されたものはその形状、特性および品質が全て同一である配線要素を、同じ配線設備に含まれ、下部側および上部側の接続状態が同じであり、下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである1以上の配線要素をそれぞれ含む複数の配線要素グループに分類した結果を、いずれかの配線要素グループに含まれる配線要素の配線設備に対する設置状況またはその接続状態が変更された際に更新する方法であって、
配線設備に関する情報と配線要素の配線設備に対する設置状況およびその接続状態に関する情報を保持する配線要素データベースと、前記配線要素を配線要素グループに分類した結果に関する情報を保持する配線要素グループデータベースとを備えたコンピュータを用い、
当該コンピュータは、
設置状況または接続状態が変更された配線要素に関する情報で配線要素データベースを更新するとともに、当該設置状況または接続状態が変更された配線要素と接続済経路によって到達可能な配線要素を配線要素データベースを参照して抽出し、これらの配線要素を配線要素グループデータベースに登録された配線要素グループから削除する工程と、
削除した配線要素を、同じ配線設備に含まれ、下部側および上部側の接続状態が同じであり、下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである配線要素のみからなる新たな等価配線要素グループに分類し、配線要素グループデータベースに登録する工程と、
新たな等価配線要素グループの接続済ネットワークと同型の既存の等価配線要素グループの接続済ネットワークを配線要素グループデータベースを参照して抽出し、対応する等価配線要素グループ同士を合成し、配線要素グループデータベースを更新する工程とを実行する
ことを特徴とする配線要素グループの更新方法。 - 互いに組み合わせて接続することにより物質またはエネルギーまたは信号を伝達する経路を構成可能な複数の配線要素であり、かつ同じ配線設備に設置されたものはその形状、特性および品質が全て同一である配線要素を、同じ配線設備に含まれ、下部側および上部側の接続状態が同じであり、下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである1以上の配線要素をそれぞれ含む複数の配線要素グループに分類した結果に関する情報を用いて、配線要素グループ同士の接続条件に関する組合せ可否を判定する方法であって、
前記配線要素を配線要素グループに分類した結果に関する情報を保持する配線要素グループデータベースを備えたコンピュータを用い、
当該コンピュータは、
一の配線要素グループの下部側と他の配線要素グループの上部側との組合せ可否を、配線要素グループデータベースから一の配線要素グループにおける下部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に他の配線要素グループが含まれているかどうかより若しくは配線要素グループデータベースから他の配線要素グループにおける上部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に一の配線要素グループが含まれているかどうかより判定し、また、
一の配線要素グループの上部側と他の配線要素グループの下部側との組合せ可否を、配線要素グループデータベースから一の配線要素グループにおける上部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に他の配線要素グループが含まれているかどうかより若しくは配線要素グループデータベースから他の配線要素グループにおける下部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に一の配線要素グループが含まれているかどうかより判定する
ことを特徴とする配線要素グループの組合せ可否判定方法。 - 互いに組み合わせて接続することにより物質またはエネルギーまたは信号を伝達する経路を構成可能な複数の配線要素であり、かつ同じ配線設備に設置されたものはその形状、特性および品質が全て同一である配線要素を、同じ配線設備に含まれ、下部側および上部側の接続状態が同じであり、下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである1以上の配線要素をそれぞれ含む複数の配線要素グループに分類した結果に関する情報とともに、配線設備に関する情報と配線要素の配線設備に対する設置状況およびその接続状態に関する情報を用いて、複数の配線要素の中から所定の選定条件に適合した経路を構成し得る配線要素の組合せを探索する方法であって、
前記配線設備に関する情報と配線要素の配線設備に対する設置状況およびその接続状態に関する情報を保持する配線要素データベースと、前記配線要素を配線要素グループに分類した結果に関する情報を保持する配線要素グループデータベースとを備えたコンピュータを用い、
当該コンピュータは、
所定の選定条件を満たす配線要素グループの組合せを配線要素データベースおよび配線要素グループデータベースを参照し、かつ配線要素グループ同士の組合せ可否を請求項3記載の配線要素グループの組合せ可否判定方法により判定して求める工程と、
求められた配線要素グループの組合せのうち、選定者から選択された組合せあるいは評価値の優れた組合せを構成する配線要素グループに含まれる配線要素の中から、所定の選定条件を満たす配線要素の組合せを配線要素データベースおよび配線要素グループデータベースを参照して求める工程とを実行する
ことを特徴とする経路探索方法。 - 互いに組み合わせて接続することにより物質またはエネルギーまたは信号を伝達する経路を構成可能な複数の配線要素であり、かつ同じ配線設備に設置されたものはその形状、特性および品質が全て同一である配線要素を、1以上の配線要素をそれぞれ含む複数の配線要素グループに分類する装置において、
配線設備に関する情報と配線要素の配線設備に対する設置状況およびその接続状態に関する情報を保持する配線要素データベースと、
配線要素を配線要素グループに分類した結果に関する情報を保持する配線要素グループデータベースと、
配線要素データベースから配線要素を読み出して配線要素分類部へ出力するとともに、配線要素分類部から入力された各等価配線要素グループに含まれる配線要素、下部側および上部側の接続状態、下部側と接続可能な配線要素グループの集合および上部側と接続可能な配線要素グループの集合に関する情報を配線要素グループデータベースに登録する配線要素グループ管理部と、
配線要素グループ管理部から出力された全ての配線要素について、同じ配線設備に含まれ、かつ下部側および上部側の接続状態が同じである配線要素のみからなる配線要素グループに分類し、更新リストに追加し、更新リストから配線要素グループを取り出し、当該配線要素グループ内の配線要素について下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである配線要素のみからなる等価配線要素グループに分割し、分割された元の配線要素グループと下部側または上部側で接続されている配線要素グループを更新リストに追加し、これを更新リストが空になるまで繰り返し、その結果を配線要素グループ管理部へ入力する配線要素分類部とを備えた
ことを特徴とする配線要素の配線要素グループへの分類装置。 - 互いに組み合わせて接続することにより物質またはエネルギーまたは信号を伝達する経路を構成可能な複数の配線要素であり、かつ同じ配線設備に設置されたものはその形状、特性および品質が全て同一である配線要素を、同じ配線設備に含まれ、下部側および上部側の接続状態が同じであり、下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである1以上の配線要素をそれぞれ含む複数の配線要素グループに分類した結果を、いずれかの配線要素グループに含まれる配線要素の配線設備に対する設置状況またはその接続状態が変更された際に更新する装置であって、
配線設備に関する情報と配線要素の配線設備に対する設置状況およびその接続状態に関する情報を保持する配線要素データベースと、
前記配線要素を配線要素グループに分類した結果に関する情報を保持する配線要素グループデータベースと、
設置状況または接続状態が変更された配線要素に関する情報で配線要素データベースを更新するとともに、当該設置状況または接続状態が変更された配線要素に関する情報を配線要素グループ管理部へ出力する配線要素データベース更新部と、
配線要素データベース更新部から出力された設置状況または接続状態が変更された配線要素と接続済経路によって到達可能な配線要素を配線要素データベースを参照して抽出し、これらの配線要素を配線要素グループデータベースに登録された配線要素グループから削除するともにその情報を配線要素分類部へ出力し、配線要素分類部から入力された新たな等価配線要素グループを配線要素グループデータベースに登録するとともに等価配線要素グループの接続済ネットワーク比較部へ出力し、等価配線要素グループの接続済ネットワーク比較部から入力された同型の既存の等価配線要素グループの接続済ネットワークと新たな等価配線要素グループの接続済ネットワークとの等価配線要素グループ同士を合成し、配線要素グループデータベースを更新する配線要素グループ管理部と、
配線要素グループ管理部から出力された削除した配線要素を、同じ配線設備に含まれ、下部側および上部側の接続状態が同じであり、下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである配線要素のみからなる新たな等価配線要素グループに分類し、その情報を配線要素グループ管理部へ入力する配線要素分類部と、
配線要素グループ管理部から出力された新たな等価配線要素グループの接続済ネットワークと同型の既存の等価配線要素グループの接続済ネットワークを配線要素グループデータベースを参照して抽出し、配線要素グループ管理部へ入力する等価配線要素グループの接続済ネットワーク比較部とを備えた
ことを特徴とする配線要素グループの更新装置。 - 互いに組み合わせて接続することにより物質またはエネルギーまたは信号を伝達する経路を構成可能な複数の配線要素であり、かつ同じ配線設備に設置されたものはその形状、特性および品質が全て同一である配線要素を、同じ配線設備に含まれ、下部側および上部側の接続状態が同じであり、下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである1以上の配線要素をそれぞれ含む複数の配線要素グループに分類した結果に関する情報を用いて、配線要素グループ同士の接続条件に関する組合せ可否を判定する装置であって、
前記配線要素を配線要素グループに分類した結果に関する情報を保持する配線要素グループデータベースと、
一の配線要素グループの下部側と他の配線要素グループの上部側との組合せ可否を、配線要素グループデータベースから一の配線要素グループにおける下部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に他の配線要素グループが含まれているかどうかより若しくは配線要素グループデータベースから他の配線要素グループにおける上部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に一の配線要素グループが含まれているかどうかより判定し、また、一の配線要素グループの上部側と他の配線要素グループの下部側との組合せ可否を、配線要素グループデータベースから一の配線要素グループにおける上部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に他の配線要素グループが含まれているかどうかより若しくは配線要素グループデータベースから他の配線要素グループにおける下部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に一の配線要素グループが含まれているかどうかより判定する配線要素グループ用組合せ可否判定部とを備えた
ことを特徴とする配線要素グループの組合せ可否判定装置。 - 互いに組み合わせて接続することにより物質またはエネルギーまたは信号を伝達する経路を構成可能な複数の配線要素であり、かつ同じ配線設備に設置されたものはその形状、特性および品質が全て同一である配線要素を、同じ配線設備に含まれ、下部側および上部側の接続状態が同じであり、下部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じであり、かつ上部側と接続可能な配線要素グループの集合が同じである1以上の配線要素をそれぞれ含む複数の配線要素グループに分類した結果に関する情報とともに、配線設備に関する情報と配線要素の配線設備に対する設置状況およびその接続状態に関する情報を用いて、複数の配線要素の中から所定の選定条件に適合した経路を構成し得る配線要素の組合せを探索する装置であって、
前記配線設備に関する情報と配線要素の配線設備に対する設置状況およびその接続状態に関する情報を保持する配線要素データベースと、
前記配線要素を配線要素グループに分類した結果に関する情報を保持する配線要素グループデータベースと、
配線要素グループに関する情報の取得を組合せ対象データロード部に依頼し、取得した配線要素グループの中から所定の選定条件を満たす配線要素グループの組合せを、配線要素グループ同士の組合せ可否の判定を配線要素グループ用組合せ可否判定部に依頼して求め、求められた配線要素グループの組合せのうち、選定者から選択された組合せあるいは評価値の優れた組合せを構成する配線要素グループに含まれる配線要素に関する情報の取得を組合せ対象データロード部に依頼し、取得した配線要素の中から所定の選定条件を満たす配線要素の組合せを、配線要素同士の組合せ可否の判定を配線要素用組合せ可否判定部に依頼して求める組合せ探索部と、
組合せ探索部からの依頼に基づき、配線要素グループデータベースまたは配線要素データベースから配線要素グループまたは配線要素に関する情報を取得し、組合せ探索部へ返却する組合せ対象データロード部と、
組合せ探索部から出力された配線要素グループ同士の組合せ可否を、一の配線要素グループの下部側と他の配線要素グループの上部側との組合せ可否については、配線要素グループデータベースから一の配線要素グループにおける下部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に他の配線要素グループが含まれているかどうかより若しくは配線要素グループデータベースから他の配線要素グループにおける上部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に一の配線要素グループが含まれているかどうかより判定し、また、一の配線要素グループの上部側と他の配線要素グループの下部側との組合せ可否については、配線要素グループデータベースから一の配線要素グループにおける上部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に他の配線要素グループが含まれているかどうかより若しくは配線要素グループデータベースから他の配線要素グループにおける下部側と接続可能な配線要素グループの集合を読み出し、当該集合に一の配線要素グループが含まれているかどうかより判定し、結果を組合せ探索部へ出力する配線要素グループ用組合せ可否判定部と、
組合せ探索部から出力された配線要素同士の組合せ可否を、配線要素データベースを参照して判定し、結果を組合せ探索部へ出力する配線要素用組合せ可否判定部とを備えた
ことを特徴とする経路探索装置。
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