JP2007279772A - カラオケ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】歌唱者の歌唱を記録媒体に記録する等の曲演奏以外の予約操作を通常のカラオケ曲の予約と同じ操作で優先的に予約することができるカラオケ装置を提供する。
【解決手段】 曲番号を入力する入力手段と、入力された曲番号を記憶する予約リストと、入力手段からカラオケ曲の曲番号が入力されたとき、この曲番号を前記予約リストの最下位に登録し、前記カラオケ曲に割り当てられていない特定の曲番号が入力されたとき、この曲番号を前記予約リストの最上位に登録する制御手段とを備える。これにより、カラオケ曲は予約順に演奏され、カラオケ曲ではないたとえば歌唱の録画等の予約の場合には、優先して実行される。
【選択図】 図1
【解決手段】 曲番号を入力する入力手段と、入力された曲番号を記憶する予約リストと、入力手段からカラオケ曲の曲番号が入力されたとき、この曲番号を前記予約リストの最下位に登録し、前記カラオケ曲に割り当てられていない特定の曲番号が入力されたとき、この曲番号を前記予約リストの最上位に登録する制御手段とを備える。これにより、カラオケ曲は予約順に演奏され、カラオケ曲ではないたとえば歌唱の録画等の予約の場合には、優先して実行される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、歌唱者の歌唱を記録媒体に記録する等の曲演奏以外の予約操作を通常のカラオケ曲の予約と同じ操作で優先的に予約することができるカラオケ装置に関する。
従来より、カラオケ曲の歌唱をシングルCDに記録することができるカラオケ装置が実用化されている。
カラオケの歌唱者が機械の操作に習熟しているとは限らないため、歌唱の記録装置は、操作が容易であることが望まれる。
この発明は、歌唱者の歌唱を記録媒体に記録する等の曲演奏以外の予約操作を通常のカラオケ曲の予約と同じ操作で優先的に予約することができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
この発明は、カラオケ曲を演奏するための楽曲データを曲番号を付して記憶した記憶手段と、曲番号を入力する入力手段と、入力された曲番号を記憶する予約リストと、予約リストに記憶されている曲番号を記憶順に読み出し、その曲番号で指定される楽曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する演奏手段と、入力手段から前記楽曲データの曲番号が入力されたとき、この曲番号を前記予約リストの最下位に登録し、前記カラオケ曲に割り当てられていない特定の曲番号が入力されたとき、この曲番号を前記予約リストの最上位に登録する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、その曲番号で楽曲データ以外の処理動作が指定される場合、これを楽曲データに優先して予約リストに登録するようにしたことにより、カラオケ装置の利用者が所望する処理動作を待たせずに実行することができ、カラオケ装置の円滑な利用が可能になる。
この発明では、その曲番号で楽曲データ以外の処理動作が指定される場合、これを楽曲データに優先して予約リストに登録するようにしたことにより、カラオケ装置の利用者が所望する処理動作を待たせずに実行することができ、カラオケ装置の円滑な利用が可能になる。
この発明によれば、録画モードなどの特定の処理動作を指定する曲番号が入力されたときにこれを予約リストの最上位に登録することにより、利用者が所望の処理動作の選択操作が行われたときは、これを通常のカラオケ曲の演奏に先立ってすることができ、利用者の便宜に供することができる。
図1はこの発明の実施形態であるカラオケ装置のブロック図、図2は同カラオケ装置の設置形態を示す図、図3は同カラオケ装置のビデオカメラの構成図、図4は同カラオケ装置に付属する赤外線リモコン装置であるコマンダの外観図である。このカラオケ装置は、ビデオカメラ6およびビデオCDレコーダ9を備えており、利用者がカラオケ曲を歌唱する姿をビデオCDに録画して提供することができる。この録画機能は、カラオケ装置を用いてカラオケ演奏以外の機能を実現するICMデータを用いて実現される。ICMデータは、実行すべき処理の手順を指示するスクリプトデータやこの手順実行時に使用される文字データや画像データを含んでおり、カラオケ演奏用の楽曲データと同様に、通信回線−通信制御部26を介して配信センタからダウンロードされ、ハードディスク装置27に記憶される。
また、このカラオケ装置において、カラオケ曲の選択は、コマンダ15から6桁の曲番号「XXXX−YY」を入力することによって行われる。6桁の曲番号のうち、上位4桁のXXXXが歌手番号、下位2桁のYYがその歌手の歌手別歌番号になっている。歌手番号XXXXのうち8000の歌手番号はICMデータを指定する歌手番号になっており、8000−yyの曲番号を入力すると、カラオケ曲の演奏ではなく、その番号で指定されるICMデータが指定され、このICMデータによるカラオケ演奏以外の機能が実行される。
図1において、カラオケ装置全体の動作を制御するCPU20には、バスを介してROM21,RAM22,ハードディスク装置27,通信制御部26,コマンダ受信部23,操作部24,表示部25,音源29,音声データ処理部30,DSP31,文字パターン展開部36,表示制御部38,シリアルインタフェース41が接続されているほか、外付けのLDチェンジャ4が接続されている。また、シリアルインタフェース41にはビデオCDレコーダ9および課金装置10が接続されている。
ROM21には、起動プログラムが記憶されている。ハードディスク記憶装置27には、システムプログラム、カラオケ演奏プログラム、ICM実行プログラム、ローダ、文字パターンデータ、および、約1万曲の楽曲データ、複数のICMデータが記憶されている。システムプログラムは、この装置の基本動作を制御するプログラムである。カラオケ演奏プログラムは、楽曲データを読み出してカラオケ演奏を実行するプログラムである。これらのプログラムはカラオケ装置が起動すると前記起動プログラムによって読み出され、RAM22に常駐する。
RAM22には、前記プログラムを記憶するプログラム記憶エリア、演奏するカラオケ曲の楽曲データをハードディスク記憶装置27から読み出して記憶する演奏楽曲データ記憶エリア、実行するICMデータをハードディスク記憶装置27から読み出して記憶する実行ICMデータ記憶エリア、および、コマンダ15から入力された曲番号を順番に登録する予約リストが設定されている。
RAM22には、前記プログラムを記憶するプログラム記憶エリア、演奏するカラオケ曲の楽曲データをハードディスク記憶装置27から読み出して記憶する演奏楽曲データ記憶エリア、実行するICMデータをハードディスク記憶装置27から読み出して記憶する実行ICMデータ記憶エリア、および、コマンダ15から入力された曲番号を順番に登録する予約リストが設定されている。
通信制御部26は通信回線を介して配信センタと交信し、楽曲データやICMデータをダウンロードするための制御部である。通信制御部26はDMA回路を内蔵しており、ダウンロードされた楽曲データやICMデータをCPU20を介さずに直接ハードディスク記憶装置27に書き込むことができる。このダウンロード動作は前記ローダプログラムによって制御される。
また、コマンダ15は、図4に示すように種々のキー群51〜56、赤外線発光部57およびLCD表示部58を備えている。キー群はAキー,Bキーを含むテンキー51,メモリ/セットキー52,スタートキー53,転送キー54,取り消しキー55,キーコンキー56からなっている。曲番号をカラオケ装置本体に入力する場合には、まず、テンキー51を操作して曲番号を入力する。入力内容はLCD表示部58に表示される。曲番号の入力ののち、メモリ/セットキー52をオンして入力内容を確定し、転送キー54をオンすると入力された曲番号が赤外線コード信号に変換され赤外線発光部57からカラオケ装置本体1に転送される。コマンダ受信部23は、この赤外線コード信号を受信してデータに復元し、このデータを予約リストに登録する。
また、図4において、スタートキー53は、利用者からの指示を待ってカラオケ曲の演奏をスタートする単曲モード時に演奏スタートの指示を送信するキーである。取り消しキー55は、カラオケ曲の演奏中にその曲の演奏を中止するためのキーである。また、キーコンキー56はシーソー構造になっており、キーの右側が△キー56b、キーの左側が▽キー56aになっている。△キー56bを1回オンすると演奏のキーが半音上昇する。また、▽キー56aを1回オンすると演奏のキーが半音低下する。
操作部24はカラオケ装置のフロントパネルに設けられており、上記コマンダ15と同様のテンキーなどのキースイッチ群を備えている。表示部25も操作部24と同様カラオケ装置のフロントパネルに設けられており、現在演奏中の曲番号や予約曲数などを表示するLEDマトリクス表示器を含んでいる。
音源29は、楽曲データに含まれる楽音データに基づいて楽音信号を形成する。音声データ処理部30は、楽曲データに含まれる音声データに基づいてバックコーラスなどの音声信号を再生する。音源29が形成した楽音信号および音声データ処理部30が再生した音声信号はDSP31に入力される。DSP31は、これら楽音信号および音声信号に対してリバーブ,エコーなどの効果を付与する。DSP31が付与する効果の種類や程度は、楽曲データに含まれているDSP制御データに基づいて制御される。効果が付与された楽音信号,音声信号はD/Aコンバータ32でカラオケ演奏音のアナログ信号に変換されたのちアンプ2に出力される。アンプにはマイク11から歌唱音声信号も入力される。アンプ2はカラオケ演奏音と歌唱音声信号をミキシング・増幅してスピーカ3を駆動する。
音源29は、楽曲データに含まれる楽音データに基づいて楽音信号を形成する。音声データ処理部30は、楽曲データに含まれる音声データに基づいてバックコーラスなどの音声信号を再生する。音源29が形成した楽音信号および音声データ処理部30が再生した音声信号はDSP31に入力される。DSP31は、これら楽音信号および音声信号に対してリバーブ,エコーなどの効果を付与する。DSP31が付与する効果の種類や程度は、楽曲データに含まれているDSP制御データに基づいて制御される。効果が付与された楽音信号,音声信号はD/Aコンバータ32でカラオケ演奏音のアナログ信号に変換されたのちアンプ2に出力される。アンプにはマイク11から歌唱音声信号も入力される。アンプ2はカラオケ演奏音と歌唱音声信号をミキシング・増幅してスピーカ3を駆動する。
文字パターン展開部36は、楽曲データの歌詞トラックのデータに基づいて文字パターンを生成し表示制御部に出力する。LDチェンジャ4は、楽曲データのヘッダに含まれるジャンルデータに基づいて選択された背景映像を再生する。再生された映像信号は表示制御部に出力される。表示制御部38は前記背景映像上に歌詞の文字パターンを合成してモニタ7,8に表示する。一方、前記録画モード時には、背景映像に代えてビデオカメラ6で撮影された歌唱者の姿が表示される。
図2において、ビデオカメラ6はステージ13の手前数メートルの位置に該ステージに向けて設置されている。また、歌唱用モニタ8もこのビデオカメラ6の視野に入らないようにステージ13に向けて設置されている。なお、聴衆用の大型モニタ7はこれらビデオカメラ6,歌唱用モニタ8の裏側の客席に向けて設置されている。
図3において、カメラ本体60は、マウント65によって上下方向に旋回可能に支持されており、垂直旋回モータ64によって上下方向に旋回駆動される。また、マウント65は水平旋回モータ63によって水平方向に旋回駆動される。水平旋回モータ63および垂直旋回モータ64は駆動制御部66によって駆動制御される。水平旋回モータ63および垂直旋回モータ64を適当に駆動することにより、カメラ本体60を任意の方向に向けることができる。また、カメラ本体60に付属するレンズはAF・AEのズームレンズ61であり、ズーミングおよびフォーカシングはレンズ駆動モータ62が行う。レンズ駆動モータ62の駆動制御も駆動制御部66が行う。このカメラの旋回やズーミングの制御は、楽曲データに含まれているカメラ制御トラックのデータに基づいて行われる。
シリアルインタフェース41は、RS232Cなどの規格のものであり、カラオケ装置本体は、このシリアルインタフェース41を介してビデオCDレコーダ9および課金装置10とデータを交換する。ビデオCDレコーダ9,課金装置10はともにカラオケ装置本体1やLDチェンジャ4などとともに縦積みのラックに収納されている。課金装置10はコインチェッカ44,クレジットカウンタ45および表示器46を有している。コインチェッカ44は投入されたコインが真貨であるか否かを判定し、真貨であればクレジットカウンタ45にカウントアップを指示する装置である。コインとしては、通常の貨幣、専用のコインなどを用いることができるが、ビデオCDの録画機能は1000円程度の課金サービスとして提供されるためこの課金装置10が取り扱うコインは500円硬貨が適当である。クレジットカウンタ45はコインチェッカ44からの指示に基づいてカウント値を加算し、カラオケ装置本体のCPU20からの指示に基づいてカウント値を減算または加算する。表示器46は現在のクレジット数を表示するためのものであり、2桁程度の7セグメント表示器で構成されている。
図5は楽曲データおよびICMデータの構成例を示す図である。同図(A)は楽曲データ全体の構成を示している。楽曲データは、ヘッダ,楽音トラック,歌詞トラック,音声制御トラック,DSP制御トラック,カメラ制御トラックおよび音声データ部からなっている。ヘッダは、この楽曲データに関する種々のデータが書き込まれる部分であり、曲名,ジャンル,発売日,曲の演奏時間などのデータを含んでいる。
楽音トラック,歌詞トラック,音声制御トラック,DSP制御トラックの各トラックは全てMIDIフォーマットで記述されている。MIDIフォーマットは、複数のイベントデータと各イベントデータ間の時間間隔を示すデュレーションデータΔtからなっている。シーケンスプログラムは、所定のテンポクロックでΔtをカウントし、Δtをカウントアップしたときこれに続くイベントデータを読み出して所定の処理部へ出力する。
楽音トラックは、メロディトラック,リズムトラックを初めとして種々のパートのトラックを含んでいる。楽音トラックのイベントデータは楽音の発音や楽音の消音などを指示するノートオンイベントデータやノートオフイベントデータなどで構成されている。
楽音トラックは、メロディトラック,リズムトラックを初めとして種々のパートのトラックを含んでいる。楽音トラックのイベントデータは楽音の発音や楽音の消音などを指示するノートオンイベントデータやノートオフイベントデータなどで構成されている。
歌詞トラックは、モニタ7,8上に歌詞を表示するためのシーケンスデータを記憶したトラックである。このシーケンスデータは楽音データではないが、インプリメンテーションの統一をとり、作業工程を容易にするためこのトラックもMIDIデータ形式のシステム・エクスクルーシブ・メッセージで記述されている。音声制御トラックは、音声データ部に記憶されている音声データの発生タイミングや再生ピッチなどを指定するシーケンストラックである。音声データ部には、音源29で合成しにくいバックコーラスやハーモニー歌唱などの人声が記憶されている。DSP制御トラックには、DSP31の動作を制御するDSP制御データがデュレーションデータとともに書き込まれている。
また、カメラ制御トラックには、該カラオケ曲の振り付けに応じて、所定のタイミングにカメラ6をパンニングやズーミングするイベントデータが書き込まれている。録画モードのカラオケ曲演奏時にこのデータが読み出され、読み出されたイベントデータは駆動制御データとしてカメラ6に出力される。
同図(B)はICMデータの構成を示す図である。ICMデータも上記楽曲データと類似した構成になっており、このICMデータの名称,リリース日などのデータが書き込まれるヘッダ、動作手順を指示する複数のスクリプトデータ、および、該スクリプトの実行時に使用される複数の画像データ,文字データなどからなっている。
図6〜図8は、同カラオケ装置の動作を示すフローチャートである。
図6は曲予約動作を示すフローチャートである。コマンダ15から曲番号が入力されると(s1)、この曲番号が録画モードICMデータなどのICMデータを指定する曲番号であるかを判断する(s2)。ICMデータを指定する曲番号の場合には予約リストの最上位にこれを登録し、現在演奏中のカラオケ曲の次にこれが実行されるようにする(s3)。一方、通常のカラオケ曲の曲番号であった場合には予約リストの最下位にこれを登録する(s4)。なお、現在カラオケ曲が演奏されていない場合には、この曲番号が入力されたICMデータまたはカラオケ曲が即座に実行される。
図6は曲予約動作を示すフローチャートである。コマンダ15から曲番号が入力されると(s1)、この曲番号が録画モードICMデータなどのICMデータを指定する曲番号であるかを判断する(s2)。ICMデータを指定する曲番号の場合には予約リストの最上位にこれを登録し、現在演奏中のカラオケ曲の次にこれが実行されるようにする(s3)。一方、通常のカラオケ曲の曲番号であった場合には予約リストの最下位にこれを登録する(s4)。なお、現在カラオケ曲が演奏されていない場合には、この曲番号が入力されたICMデータまたはカラオケ曲が即座に実行される。
図7は予約実行動作を示すフローチャートである。この動作は先のカラオケ曲の演奏が終了したとき実行される動作である。まず予約リストに登録されている曲番号があるか否かを判断する(s10)。登録されている曲番号がない場合には曲間CM上映動作を実行する。この曲間CMはICMデータによって実行されるものであり、リクエストベスト20やイベント情報などを表示するものである。曲番号が予約リストに登録されている場合には、そのうち最上位のものを読み出し(s11)、これがICMデータを指定する曲番号であるか否かを判断する(s12)。ICMデータを指定する曲番号であった場合にはこれが録画モードICMデータを指定する曲番号であるかを判断する(s13)。録画モードICMデータを指定する曲番号であった場合には図8の録画モード動作を実行する(s14)。また、他のICMデータを指定する曲番号であった場合には対応する処理に進む。また、読み出された曲番号が通常の楽曲データを指定する曲番号であった場合にはその曲の楽曲データを読み出して通常のカラオケ演奏処理動作を実行する(s15)。
図8は、録画モード処理動作を示すフローチャートである。予約リストから録画モードICMデータの曲番号が読み出されるとこの動作が実行される。まず、録画モードICMデータをRAM22に読み出し(s20)、この録画モードICMデータに含まれているスクリプトデータや画像データに基づいて以下の動作を実行する(s21)。まず、図9(A)に示す案内画面を表示する。この案内画面ではこのサービスは課金サービスである旨を表示している。そして、利用者がこれに対応してOKをした場合には(s22)、課金処理動作(s23)に進む。課金処理動作(s23)は、課金装置10と交信して所定金額のコインが投入されたことを確認し、この金額をクレジット数から減算する処理である。この課金処理が完了すると(s24)、この録画モードのための選曲を受け付ける(s25)。課金サービスに対してOK入力が無かった場合(s22)、課金が正常に完了しなかった場合(s24)にはそのままこの録画モード動作を終了する。
この録画モードのためのカラオケ曲が選曲されると(s25)、この選択された楽曲データをハードディスク記憶装置27からRAM22に読み出し(s26)、カメラ6で撮影した歌唱者の姿にカラオケ曲のタイトルを合成してスタート画面を表示して動作を一旦停止する(s27:図9(B)参照)。歌唱者はこのスタート画面を見て、自分の立つ位置や姿勢,服装などをチェックしたのちスタートキー53をオンすると演奏がスタートする(s28)。なお、このスタート指示はコマンダ15のスタートキー53を用いているがステージの床面にフットスイッチを設けて歌唱者が足で操作できるようにしてもよい。また、コマンダ15を操作しなくても一定時間(5秒程度)が経過すると自動的にカラオケ曲の演奏がスタートする(s29)。s30ではビデオCDレコーダ9の録画動作をスタートし、同時にカラオケ曲の演奏動作をスタートする(s31)。カラオケ曲の演奏動作は、テンポクロックに合わせて楽曲データの各トラックのイベントデータを読み出し(s32)、音源装置29や文字パターン展開部36などの各処理部にこのデータを出力する動作であるが、この楽曲データにカメラ制御トラックが含まれていることを確認し(s34)、このトラックから読み出された制御データ(カメラ制御データ)をビデオカメラ6の駆動制御部66に出力する(s35)。これによって、ビデオカメラ6は歌唱者が所定の振り付けで踊りながら歌っているのに合わせて方向やズーミングが制御される。s32〜s35の動作を曲が終了するまで継続し(s36)、曲が終了するとビデオCDレコーダ9の録画動作を停止する(s37)。そして、モニタ7,8に今録画した映像を再生するかの選択を受け付け(s38)、再生する旨の入力があれば録画済の映像を再生して表示制御部38を介してモニタ7,8に表示する(s39)。再生したのち、このビデオCDを排出して(s40)、録画モードの動作を終了する。s38において再生しない旨が選択された場合には、s40に進み記録したビデオCDを排出してこの動作を終了する。なお、映像の再生中に取り消しキー55がオンされると、その再生を中止してs40に進むものとする。
この実施形態において、記録媒体をビデオCDとしたが、記録媒体はこれに限定されない。たとえば、VHSや8mmなどのビデオカセット、DVDディスクなどを適用することができる。
また、上記実施形態では曲に合わせてビデオカメラ6のズーミングやパンニングを制御しているが、同時に照明装置などの効果を制御するようにしてもよい。
また、古い楽曲データにはカメラ制御トラックが含まれないものもあるが、この場合にはビデオカメラ6は前方に固定しておくようにすればよい。また、録画モードICMデータに汎用のカメラ制御データを記録しておいて、これに基づいてビデオカメラ6を制御するようにしてもよい。
1…カラオケ装置本体、2…アンプ、3…スピーカ、4…LDチェンジャ、
6…ビデオカメラ、7,8…モニタ、9…ビデオCDレコーダ、
10…課金装置、15…コマンダ、
27…ハードディスク記憶装置
6…ビデオカメラ、7,8…モニタ、9…ビデオCDレコーダ、
10…課金装置、15…コマンダ、
27…ハードディスク記憶装置
Claims (1)
- カラオケ曲を演奏するための楽曲データを曲番号を付して記憶した記憶手段と、
曲番号を入力する入力手段と、
入力された曲番号を記憶する予約リストと、
予約リストに記憶されている曲番号を記憶順に読み出し、その曲番号で指定される楽曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する演奏手段と、
入力手段から前記楽曲データの曲番号が入力されたとき、この曲番号を前記予約リストの最下位に登録し、前記カラオケ曲に割り当てられていない特定の曲番号が入力されたとき、この曲番号を前記予約リストの最上位に登録する制御手段と、
を備えたカラオケ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007198075A JP2007279772A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | カラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007198075A JP2007279772A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | カラオケ装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001351425A Division JP4123762B2 (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | カラオケ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007279772A true JP2007279772A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38681192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007198075A Pending JP2007279772A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | カラオケ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007279772A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014199373A (ja) * | 2013-03-30 | 2014-10-23 | 株式会社第一興商 | ネットワーク合唱における演奏開始同期システム |
-
2007
- 2007-07-30 JP JP2007198075A patent/JP2007279772A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014199373A (ja) * | 2013-03-30 | 2014-10-23 | 株式会社第一興商 | ネットワーク合唱における演奏開始同期システム |
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