JP2007278610A - ガス給湯器の制御方法及びこの制御方法を実施するためのガス給湯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 供給される燃料ガスのガス1次圧が本来必要とする値よりも低くなる事態がたとえ生じたとしても、ガス給湯器において出湯温度が異常高温となる事態の発生を回避し得る制御方法を提供する。
【解決手段】 FF号数を出力して燃焼を開始させた後、基本ルーチンとして、出湯温度センサによる検出出湯温度が設定温度よりも低ければFF号数に増側の加算量(FF号数の+30%分)を加える一方(S1でYES,S2)、出湯温度が設定温度よりも高ければFF号数に減側の加算量(FF号数の−30%分)を加える(S1でNO,S3)。例外ルーチンとして、水量センサにより検出される給水流量を監視し、給水流量が所定以上に大きく変化すれば、FF号数に対する加算量の加算をキャンセルする(S4でYES,S5)。
【選択図】 図2
【解決手段】 FF号数を出力して燃焼を開始させた後、基本ルーチンとして、出湯温度センサによる検出出湯温度が設定温度よりも低ければFF号数に増側の加算量(FF号数の+30%分)を加える一方(S1でYES,S2)、出湯温度が設定温度よりも高ければFF号数に減側の加算量(FF号数の−30%分)を加える(S1でNO,S3)。例外ルーチンとして、水量センサにより検出される給水流量を監視し、給水流量が所定以上に大きく変化すれば、FF号数に対する加算量の加算をキャンセルする(S4でYES,S5)。
【選択図】 図2
Description
本発明は、燃料ガスをバーナで燃焼させ、その燃焼熱により給水を熱交換加熱させて給湯させるガス給湯器において、所定温度の湯が給湯されるように燃焼量を制御する制御方法及びこの制御方法を実施するためのガス給湯器に関する。
従来、この種の制御方法として、フィードフォワード制御(FF制御)とフィードバック制御(FB制御)とを組み合わせたものが知られている。これは、一般に、給湯使用開始時には、まず、給水温度から設定温度まで昇温させる温度差と、給水流量とに基づいて演算される必要な熱量(号数)でバーナを燃焼させるFF制御を行い、次に、この燃焼制御により実際の出湯温度を検出し検出された出湯温度と設定温度との偏差に基づいてその偏差をなくすように上記FF制御に基づく号数を変更補正するFB制御を行うものである。そして、このようなFF制御とFB制御とを組み合わせたものにおいて、出湯動作中に設定温度が変更されたときには、その設定温度変更後の所定時間が経過する間はFF制御のみによりバーナを燃焼制御するもの(例えば特許文献1参照)、あるいは、上記の出湯温度と設定温度との偏差が所定範囲内に入るまではFB制御量の一部を用いないもの(例えば特許文献2参照)などが知られている。
しかしながら、ガス給湯器に供給される燃料ガスの供給圧(ガス1次圧)が本来必要とする値よりも低いことなどに起因して、加熱後の出湯温度が異常に高温になってしまい、この結果、制御上の安全動作によって給湯運転を停止せざるを得なくなるという事態の発生を招くおそれがある。
すなわち、外国(例えば中国)で一般に供給されている燃料ガスにはガス1次圧(ガス供給圧)が1000Paと比較的低いものが存在する(例えば5Rガス)。しかも、この場合、±500Paの圧力ばらつきまで認められているため、供給されるガス1次圧は500〜1500Paという範囲を有するものになる。このため、ガス給湯器が設備上は32号までの燃焼能力があったとしても、供給される燃料ガスのガス1次圧が例えば500Pa程度であれば、実際には最大でも20号程度の燃焼出力しか出し得ないという事態も生じることになる(図8参照)。つまり、制御上の要求号数が例えば25号以上であっても、燃焼出力としては20号しか能力を発揮し得ないという事態が生じる。図8には、ガス1次圧が750Pa程度であると、たとえ要求号数が32号であっても、実際には25号程度しか燃焼出力は発揮されず、そして、ガス1次圧が1000Pa程度であると、要求号数が32号であれば実際の出力号数もほぼ32号となることが示されている。
一方、FF制御にFB制御を組み合わせた通常の燃焼制御では、まず、FF制御により設定温度と給水温度との差温に給水流量を乗じて得られる必要熱量に基づいて要求号数(FF号数)が燃料ガス供給系やバーナ燃焼系に出力されて燃焼され、次に、この燃焼熱を受けて熱交換器において熱交換加熱されて出湯される出湯温度を検出し、この出湯温度と設定温度との偏差に基づいてFB制御により上記FF号数が増減補正されることになる。ここで、かかるFF制御にFB制御を組み合わせた燃焼制御をより効率よく行わせるために、上記のFB制御に基づく増減補正量(増減補正号数)について学習処理を加えて平準化した加算量αを設定し、FF制御後の制御値(要求号数)として、FF号数に対し上記の加算量αを加えた値を一律に使用することが考えられる。そして、さらに単純化して、上記加算量αとしてFF号数の±30%分の値を設定し、まずFF制御として100%分のFF号数を出力し、次に、図9に示すように、検出した出湯温度が設定温度よりも低ければFF号数の(100+30)%分を要求号数として出力し(ステップS101でYES,ステップS102)、高ければFF号数の(100−30)%分を要求号数として出力する(ステップS101でNO,ステップS103)、という制御を行わせることが考えられる。なお、現実の制御では、+30%分又は−30%分を一度に加算・減算するのではなくて徐々に加算又は減算していくように制御している。
この場合、まず100%分のFF号数が出力され、次に通常であると出湯温度がまだ設定温度よりも低いためFF号数の130%分の要求号数が出力されることになる。ここで、例えば給水温度等に基づき演算されたFF号数が25号であって、その後の要求号数としてその130%分の32号が出力された場合を考えると、燃料ガスのガス1次圧が500Pa程度しかなければ、たとえ25号又は32号が要求号数として出力されているとしても、実際の出力号数(実出力号数)は上記の如く20号で頭打ちになってしまう。ところが、ユーザにより給湯カランが絞られたり、複数の給湯カランで給湯使用中だったのが1つの給湯カランでのみの給湯使用に切換えられたりして、給水流量が変化(低減側変化)した場合、設定温度まで昇温させるのに必要な熱量は少なくて済むため、それに対応するFF号数も小さく変更設定され(例えば10号)、加算後の要求号数もその130%分の13号となり、かかる低号数範囲であれば上記の如きガス1次圧が低い範囲にあったとしても実際の燃焼出力は上記の要求号数にほぼ等しい実出力号数になってしまう。このため、熱交換器出口の出湯温度(缶体温度)が異常に高温(100℃)まで昇温してしまう結果、缶体等の保護のために、給湯運転(燃焼作動)を停止せざるを得なくなってしまうことになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、供給される燃料ガスのガス1次圧が本来必要とする値よりも低くなる事態がたとえ生じたとしても、ガス給湯器において出湯温度が異常高温となる事態の発生を回避し得る制御方法及びかかる制御方法を実施するガス給湯器を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、燃料ガスの供給を受けてバーナを燃焼制御する一方、給水管から熱交換器に給水される水を上記バーナの燃焼熱により熱交換加熱して出湯管に出湯させることにより、所定の設定温度の湯を給湯させる際に、上記給水の検出温度及び検出流量に基づき上記設定温度まで昇温させるのに要する熱量に基づき設定されるフィードフォワード制御量に対し、検出した出湯温度に基づいて設定される加算量を加算した上で、上記バーナの燃焼制御上の要求熱量として出力するガス給湯器の制御方法を対象にして、上記熱交換器を通過する流量を監視し、その通過流量が設定割合以上に低減変化したとき、上記フィードフォワード制御量に対する加算量の加算をキャンセルするようにした。
又、請求項2に係る発明では、燃料ガスの供給を受けてバーナを燃焼制御する一方、給水管から熱交換器に給水される水を上記バーナの燃焼熱により熱交換加熱して出湯管に出湯させることにより、所定の設定温度の湯を給湯させる際に、上記給水の検出温度及び検出流量に基づき上記設定温度まで昇温させるのに要する熱量に基づき設定されるフィードフォワード制御量に対し、検出した出湯温度に基づいて設定される加算量を加算した上で、上記バーナの燃焼制御上の要求熱量として出力するガス給湯器の制御方法を対象にして、上記熱交換器を通過する流量を監視し、その通過流量が設定割合以上に低減変化したとき、上記フィードフォワード制御量に対する加算量を所定割合低減させるようにした。
以上の発明の場合、熱交換器の通過流量に低減変化があれば、要求熱量が上記の加算量がキャンセルされる分、又は、上記加算量が低減される分だけ、即座に減らされることになるため、熱交換器での熱交換加熱量も即座に減らされることになる。これにより、燃料ガスの供給圧が低下して要求熱量に対して実際に出力される熱量が低い側にズレていたとしても、加算量をそのまま加算し続ける場合に生じるおそれのある異常高温状態の発生を回避・抑制し得ることになる。すなわち、通過流量が減った後に、熱交換器から出湯される出湯温度の上昇程度を小さく抑制することが可能になり、出湯温度が異常高温状態になったり、それに起因して給湯運転が強制停止されたりする事態の発生を回避し得ることになる。
上記の発明において、上記の加算量のキャンセル又は低減を、上記バーナに供給される燃料ガスの供給圧の低下を検知して確認した上で実行するようにすることができる(請求項3)。このようにすることにより、燃料ガスの供給圧が低下することに起因する対策のための制御の的確化や、精度向上を図ることが可能になり、これにより、給湯特性の低下を回避することが可能になる。つまり、燃料ガスの供給圧低下を確認した上で対策制御を実行させるようにしているためである。しかも、燃料ガスの供給圧の低下発生を特別な圧力センサ等の機器を用いることなく、制御上の判定により間接的に検知することが可能になる。
又、上記の加算量のキャンセル又は低減を、上記要求熱量が、燃料ガスの供給圧低下に起因して実際に出力される熱量との間にズレを生じることになる境界値よりも大側であることを条件に実行するようにすることもできる(請求項4)。このようにすることにより、燃料ガスの供給圧が低下することに起因する対策を採りつつも、供給圧が低下しても燃焼状況に悪影響のない範囲であれば、その対策をとらないようにして、対策のための制御の的確化又は精度向上を図ることが可能となり、これにより、給湯特性の低下を回避して給湯特性の向上を図ることが可能になる。つまり、上記のズレを生じない範囲では、上記のキャンセル又は低減を実行しない方が給湯特性を維持させ得る一方、上記のズレを生じる範囲では確実に燃料ガスの供給圧低下に起因する不都合発生を回避し得ることになる。
さらに、上記の加算量のキャンセル又は低減を、上記要求熱量に対する実際に出力される熱量の比率が、燃料ガスの供給圧低下に起因するズレに基づく程度以上に小さいことを条件に実行するようにすることができる(請求項5)。この場合も、請求項4と同様に、燃料ガスの供給圧が低下することに起因する対策を採りつつも、供給圧が低下しても燃焼状況に悪影響のない範囲であれば、その対策をとらないようにして、対策のための制御の的確化又は精度向上を図ることが可能となり、これにより、給湯特性の低下を回避して給湯特性の向上を図ることが可能になる。
一方、上記の請求項1〜請求項5のいずれかに記載のガス給湯器の制御方法を実行する燃焼制御手段と、上記熱交換器への給水流量又は熱交換器からの出湯流量を検出する流量検出手段とを備えてガス給湯器を構成すれば(請求項6)、以上の各作用が発揮させ得るガス給湯器を提供することができるようになる。
以上、説明したように、請求項1〜請求項5のいずれかのガス給湯器の制御方法によれば、燃料ガスの供給圧が低下して要求熱量に対して実際に出力される熱量が低い側にズレていたとしても、加算量をそのまま加算し続ける場合に生じるおそれのある異常高温状態の発生を回避・抑制し得ることになる。これにより、出湯温度が異常高温状態になったり、それに起因して給湯運転が強制停止されたりする事態の発生を回避することができるようになる。
特に、請求項3によれば、燃料ガスの供給圧低下を確認した上で対策制御を実行させることができ、燃料ガスの供給圧が低下することに起因する対策のための制御の的確化や、精度向上を図ることができる上に、給湯特性の低下を回避して向上させることができる。しかも、燃料ガスの供給圧の低下発生を特別な圧力センサ等の機器を用いることなく、制御上の判定により間接的にかつ安価に検知することができるようになる。
請求項4又は請求項5によれば、燃料ガスの供給圧が低下することに起因する対策を採りつつも、供給圧が低下しても燃焼状況に悪影響のない範囲であれば、その対策をとらないようにして、対策のための制御の的確化又は精度向上を図ることができ、これにより、給湯特性の低下を回避して給湯特性の向上を図ることができるようになる。
そして、請求項6に記載のガス給湯器によれば、以上の各効果を得ることができるガス給湯器を提供することができるようになる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の各実施形態が適用されるガス給湯器を示すものである。このガス給湯器はハウジング1内に燃焼加熱用の缶体2が配設されたものである。その缶体2内には熱交換器3と、燃焼用のバーナ4とが配設され、下側には燃焼用空気を供給する送風ファン5が設けられている。
上記熱交換器3には、接続口61において水道管等と接続されて上記熱交換器3に水道水を給水する給水管6と、上記熱交換器3において加熱されたお湯を出湯させる出湯管7とが互いに連通して結合されている。出湯管7は接続口71において給湯管8と接続され、この給湯管8を通して台所や洗面所等の家庭内の各所の給湯カラン81に給湯されるようになっている。上記給水管6には給水流量を検出する水量センサ62と、給水温度を検出する給水温度センサ63とが介装され、上記出湯管7には、熱交換器3から出湯された直後の出湯温度を検出する出湯温度センサ72と、給湯量制御弁73と、上記各給湯カラン81に給湯される給湯温度を検出する給湯温度センサ74とが介装されている。なお、上記各温度センサ63,72,74は例えばサーミスタ等により構成されている。上記の水量センサ62が熱交換器3を通過する流量を検出する検出手段であるが、もちろん、このかわりに出湯管7側に流量センサを設置するようにしてもよい。
また、上記給水管6と出湯管7との間には熱交換器3をバイパスして給水を直接に出湯管7に流入させるバイパス管9が接続され、このバイパス管9の途中には給水管6からの水道水のバイパス流量を調整するバイパス流量調整弁91が介装されている。
上記バーナ4には、接続口101において燃料ガス供給源側と接続されてバーナ4に燃料ガスを供給するガス供給管10が接続されている。このガス供給管10には燃料ガス供給源側から順に元栓としての元ガス電磁弁11と、バーナ4に対する燃料ガスの供給流量を調整するガス流量制御弁12とが介装されており、このガス流量制御弁12による燃料ガスの供給流量の変更調整によってバーナ4での燃焼出力の変更調整を行うようになっている。かかるガス供給管10、元ガス電磁弁11、ガス流量制御弁12及びバーナ4と、送風ファン5とを含んで燃焼系13が構成されている。
上記の燃焼系13の作動制御や、燃焼バーナ4に対する着火制御等に基づく燃焼制御は、MPUやメモリー等を備えたコントローラ14により実行されるようになっており、これにより、所望温度のお湯を各給湯カラン81から利用し得るようになっている。すなわち、リモコン15に対するユーザの入力設定操作又は事前設定によって設定温度が設定されており、ユーザにより給湯カラン81が開かれて、水量センサ62から最低作動水量以上の流量検出を受けると、上記コントローラ14により上記燃焼系13が作動制御されてバーナ4の燃焼が開始され、以後、上記設定温度に応じた燃焼出力となるように燃焼制御されることになる。
上記のバーナ4の燃焼制御は、燃焼制御手段としての燃焼制御部141から出力される要求号数に相当する燃焼出力(燃焼能力)になるように、主として上記のガス流量制御弁12の作動制御(開度制御)によって行われる。上記の燃焼制御部141では、まず、要求号数としてFF号数を出力し、このFF号数にて燃焼を開始させ、以後、上記出湯温度センサ72の検出温度に応じてそのFF号数に対し増側又は減側の加算量を付加した号数を要求号数として出力することが、基本ルーチンとして実行される。上記のFF号数は次の演算により求められる。すなわち、給水温度センサ63により検出された給水温度を上記設定温度から差し引いて、給水された冷水を設定温度まで昇温させるための差温を求め、この差温に上記水量センサ62により検出される給水流量を乗じることにより、熱交換器3に給水される冷水を設定温度まで昇温させるために必要な熱量を演算し、この必要熱量に基づいて上記FF号数を設定する。又、上記の加算量としては、得られたFF号数の±30%相当の補正号数が設定されている。要するに、設定温度,給水温度及び給水流量により定められたFF号数を要求号数にして燃焼が開始され、燃焼が開始された後は、出湯温度センサ72の検出温度が設定温度よりも低いときは上記FF号数にその+30%分の加算量を加えた号数を、設定温度よりも高いときは上記FF号数にその−30%分の加算量を加えた号数をそれぞれ要求号数にして燃焼出力が変更調整される。この際、要求号数に比例した送風量となるように送風ファン5の作動量(回転作動量)が併せて変更制御される。
以上の構成を前提として、以下の各実施形態の構成を備えている。
<第1実施形態>
上記燃焼制御部141は、図2にステップS1〜S3として示す上記の基本ルーチンに加えて、ステップS4及びS5として示す例外ルーチンを備えている。
上記燃焼制御部141は、図2にステップS1〜S3として示す上記の基本ルーチンに加えて、ステップS4及びS5として示す例外ルーチンを備えている。
すなわち、FF号数を出力して燃焼を開始させた後、基本ルーチンとして、出湯温度センサ72による検出出湯温度が設定温度よりも低ければ上記FF号数に増側の加算量(FF号数の+30%分)を加える一方(ステップS1でYES,ステップS2)、検出出湯温度が設定温度よりも高ければ上記FF号数に減側の加算量(FF号数の−30%分)を加える(ステップS1でNO,ステップS3)。つまり、検出出湯温度が設定温度よりもまだ低ければ、熱量をより高く補正するためにFF号数の130%分(100+30%)の要求号数を出力する一方、検出出湯温度が設定温度を超えて高くなれば、設定温度まで戻すために要求号数としてFF号数の70%分(100−30%)というように減らして出力するようにすることにより、出湯温度が設定温度に収束するようにするのである。なお、この基本ルーチンの実際の制御では、FF号数の+30%分又は−30%の加算量を一気に加算するのではなくて、徐々に加算していくようにしている。
そして、例外ルーチンとして、水量センサ62により検出される給水流量を監視しておき、給水流量の変化割合である水量変化割合(現在の給水流量をその前の給水流量で除した値)が所定値(例えば65%;「0.65」)よりも小さければ、FF号数に対する加算量の加算をキャンセルして、つまり加算量をゼロにして、100%分のFF号数そのものを要求号数として出力させるようにする(ステップS4でYES,ステップS5)。つまり、それまでの給水流量を100%とすると、その給水流量が65%よりも少なくなる位に急に減った場合には、加算量により増減した要求号数を出力するのではなくて、加算量を加算しないFF号数そのものを要求号数として出力するのである。言い換えれば、給湯開始から増側の加算量を付加してFF号数の130%分で出力していた要求号数を元の100%のFF号数まで一気に減ずるのである。一方、給水流量の変化が無いか、あるいは、変化があってもそれが少ない場合には、このような要求号数の低減は行わずに基本ルーチンのままで継続させる(ステップS4でNO,ステップS1以降を繰り返す)。このような給水流量の変化が無いか少ない場合には、出湯温度変化がごく小さいものに抑えられるため、缶体出口の出湯温度(出湯温度センサ72による検出温度)が100℃を超えることはないから、つまり異常高温が発生することはないからである。
本実施形態によれば、図3に示すように、上記の基本ルーチンにより燃焼制御をしている間に、給水流量に上記の如き低減変化があれば(図3に「水量変化あり」と記載した時点参照)、基本ルーチンをそのまま継続する従来制御(図3の上半部参照)では熱交換器3の出口からの出湯温度(缶体温度)が急上昇し、これが検出されて要求号数が徐々に減側に移行することになる。そして、減側移行の有る段階から出湯温度の上昇度合が鈍くなり、ついには下降するようになる。これに対し、本実施形態の制御(図3の下半部参照)の場合には、上記の給水流量に低減変化があれば、即座に要求号数が減らされることになる。つまり、それまでの130%分の値から100%分の値まで即座に減らされる。これにより、出湯温度がたとえ上昇したとしても、その程度は小さく抑制することができる。
上記の水量変化割合の判定用の所定値は、供給される燃料ガスのガス1次圧がどの程度まで下がる可能性があるか、あるいは、上記の例外ルーチンを行わずに異常高温が発生する頻度・範囲をどの程度まで許容するか等々の事情を勘案して定めればよいが、最大でも80%(0.80)又はこれよりも小さい値を設定することが好ましい。図4に実験により得た関係図を示すように、従来制御の場合(同図の左半分参照)、例えばガス1次圧(ガス供給圧)が750Paのときに給水流量が100%から一点鎖線の矢印のように50%までの範囲内で低減変化しても異常高温は発生しないものの(正常領域内)、50%よりも少なくなると出湯温度(缶体温度)に異常高温が生じてしまうことになる。同様にガス1次圧が500Paであると、給水流量が100%から85%を超えて少なくなると異常高温が発生してしまうことになる。これに対し、本実施形態の制御(図4の右半分参照)の場合であると、異常高温が生じてしまう領域を減らして異常高温発生の回避を図ることができるようになる。すなわち、例えばガス1次圧が500Paの場合、給水流量が100%から65%を超えて低減側に変化すると、本実施形態の制御では即座に要求号数が低減されるため、従来制御では異常高温が発生した領域を異常高温の発生しない領域に変えることができ、異常高温発生の回避を図ることができる。この結果、給湯運転の強制停止というような事態の発生する頻度を大幅に減らすことができるようになる。
<第2実施形態>
図5は第2実施形態の燃焼制御の内容を示すフローチャートである。この第2実施形態は、例外ルーチンのトリガーとして、第1実施形態の水量変化割合が所定値以下という条件の他に、さらにその水量変化割合が所定値以下になる直前の要求号数の状態如何をも条件に加えたものである。なお、第1実施形態と同じ処理のステップには第1実施形態と同じステップ記号を付して、重複した説明を省略する。
図5は第2実施形態の燃焼制御の内容を示すフローチャートである。この第2実施形態は、例外ルーチンのトリガーとして、第1実施形態の水量変化割合が所定値以下という条件の他に、さらにその水量変化割合が所定値以下になる直前の要求号数の状態如何をも条件に加えたものである。なお、第1実施形態と同じ処理のステップには第1実施形態と同じステップ記号を付して、重複した説明を省略する。
第2実施形態では、ステップS4で給水流量の変化割合である水量変化割合が所定値よりも小さければ(ステップS4でYES)、さらに、そのような所定値よりも小さくなるような大きな水量変化が生じる前の段階に出力されていた要求号数が所定値よりも大きいか否かの判定を行う(ステップS11)。この場合の要求号数に対する判定値としての所定値(境界値)とは、次のような値を設定する。すなわち、燃料ガスのガス1次圧がたとえ低くても、要求号数と実出力号数との間のズレが生じない範囲の要求号数であれば、つまり要求号数とほぼ同じ実出力号数が得られれば、本発明が問題とする異常高温は発生しないため、要求号数と実出力号数との間にガス1次圧の低下に伴いズレが発生する範囲と、ズレが発生しない範囲との境界の要求号数を上記の判定値としての「所定値」に設定すればよい。図8によれば、ガス1次圧が500Paであろうが、750Paであろうが、要求号数がほぼ20号を境にして実出力号数とのズレが生じないようになっている。従って、「20号」を上記の判定値としての「所定値」に設定すればよい。あるいは、ガス1次圧が750Paまでは低下する可能性があるものの、500Paまで低下することは元々あり得ないというような環境であれば、図8を参照してガス1次圧が750Paの場合にズレが生じ始める号数である「25号」を上記の判定値としての「所定値」に設定するようにすればよい。このようにガス1次圧の低下の可能性に関する事情を勘案して定めればよい。
以上のステップS11でそれまでの要求号数が例えば20号よりも大きければ(ステップS11でYES)、実出力号数とのズレが生じて異常高温発生のおそれがあるため、ステップS5で加算量をキャンセルして要求号数の低減を行う。その一方、上記のステップS4やステップS11で「NO」であれば、例外ルーチンによる加算量のキャンセルは行わずに、従来通り、ステップS1以降の処理を繰り返す。
この第2実施形態の場合には、燃料ガスの供給圧が低下することに起因する対策を採りつつも、供給圧が低下しても燃焼状況に悪影響のない範囲であれば、その対策をとらないようにして、対策のための制御の的確化又は精度向上を図ることができ、これにより、給湯特性の低下を回避することができる。つまり、第1実施形態よりも、給湯特性の向上を図ることができる。
<第3実施形態>
図6は第3実施形態の燃焼制御の内容を示すフローチャートである。この第3実施形態は、例外ルーチンのトリガーとして、第1実施形態の水量変化割合が所定値以下という条件の他に、第2実施形態とは異なる条件(ステップS21)を付加設定したものである。なお、第2実施形態と同様に、第1実施形態と同じ処理のステップには第1実施形態と同じステップ記号を付して、重複した説明を省略する。
図6は第3実施形態の燃焼制御の内容を示すフローチャートである。この第3実施形態は、例外ルーチンのトリガーとして、第1実施形態の水量変化割合が所定値以下という条件の他に、第2実施形態とは異なる条件(ステップS21)を付加設定したものである。なお、第2実施形態と同様に、第1実施形態と同じ処理のステップには第1実施形態と同じステップ記号を付して、重複した説明を省略する。
第3実施形態では、ステップS4で給水流量の変化割合である水量変化割合が所定値よりも小さければ(ステップS4でYES)、さらに、そのときの実出力号数を要求号数で除した値、つまり実際には要求号数に対しどの程度の実出力号数が発揮されているかを示す比率(=実出力号数/要求号数)が所定値よりも大きいか否かの判定を行う(ステップS21)。すなわち、図8によれば、ガス1次圧が低下すればするほど、要求号数に対して実際の出力号数は小さくなって、上記の比率も低下する。従って、本来はズレがなくて「1.0」である上記の比率が「1.0」よりも低下するということはガス1次圧が低下していることを表し、この比率の如何を見ればガス1次圧の低下を判定・検知することができるようになる。このため、本発明による例外ルーチンでの加算量のキャンセルが必要なほどのガス1次圧の低下が生じているか否かを、上記の実出力号数/要求号数の比率が所定値(例えば「0.7」)よりも小さいか否かで判定することにしたのである。そして、上記比率が0.7よりも小さければ(ステップS21でYES)、ステップS5の加算量のキャンセルを実行する一方、0.7よりも大きく1.0よりも小さければ(ステップS21でNO)、ステップS1に戻りステップS2以降の処理を繰り返す。つまり、ステップS21で「NO」であれば、実出力号数と要求号数との間にズレが生じていてガス1次圧の低下が多少はあるものの、異常高温の発生回避のための対策としての加算量のキャンセル(ステップS5)までは行う必要がないものとする。
この第3実施形態の場合においても、燃料ガスの供給圧が低下することに起因する対策を採りつつも、供給圧が低下しても燃焼状況に悪影響のない範囲であれば、その対策をとらないようにして、対策のための制御の的確化又は精度向上を図ることができ、これにより、給湯特性の低下を回避することができる。つまり、第1実施形態よりも、給湯特性の向上を図ることができる。しかも、燃料ガスの供給圧の低下発生を特別な圧力センサ等の機器を用いることなく、制御上の判定により間接的に検知することができるようになる。
<第4実施形態>
図7は第4実施形態の燃焼制御の内容を示すフローチャートである。この第4実施形態は、例外ルーチンのトリガーとして、第1実施形態の水量変化割合が所定値以下という条件の他に、まずガス1次圧が低下しているか否かの判定・検出(ステップS31)を行うようにしたものである。なお、第2実施形態等と同様に、第1実施形態と同じ処理のステップには第1実施形態と同じステップ記号を付して、重複した説明を省略する。
図7は第4実施形態の燃焼制御の内容を示すフローチャートである。この第4実施形態は、例外ルーチンのトリガーとして、第1実施形態の水量変化割合が所定値以下という条件の他に、まずガス1次圧が低下しているか否かの判定・検出(ステップS31)を行うようにしたものである。なお、第2実施形態等と同様に、第1実施形態と同じ処理のステップには第1実施形態と同じステップ記号を付して、重複した説明を省略する。
第4実施形態では、基本ルーチンのステップS1〜ステップS3により所定の要求号数を出力した後、ステップS31でその要求号数の出力により実際の出力号数に所定の増減変化が生じたか否かの確認を行う。すなわち、前段階のステップS2又はS3で要求号数が増減変化すれば、実出力号数もその増減変化量の少なくとも所定割合程度(例えば70%程度)は変化することになる。ところが、図8に示すように、ガス1次圧が例えば500Paに低下した場合、要求号数が20号を超えると、要求号数を変化させても実際の出力号数はほぼ20号で同じ値となる。従って、上記の如く要求号数が変化した場合に、実出力号数が所定割合程度以上の変化を示さないときには、ガス1次圧が所定以上に低下しているものと判定・検知することができる。そして、ガス1次圧が低下していることを確認した上で(ステップS31でYES)、そのような環境でステップS4にて給水流量について所定以上の変化があれば(ステップS4でYES)、ステップS5での加算量のキャンセルを実行させるようにしている。
この第4実施形態の場合においても、燃料ガスの供給圧が低下することに起因する対策を採りつつも、供給圧が低下しても燃焼状況に悪影響のない範囲であれば、その対策をとらないようにして、対策のための制御の的確化又は精度向上を図ることができ、これにより、給湯特性の低下を回避することができる。つまり、燃料ガスの供給圧低下を確認した上で対策制御を実行させるようにしているため、第1実施形態よりも、給湯特性の向上を図ることができる。しかも、燃料ガスの供給圧の低下発生を特別な圧力センサ等の機器を用いることなく、制御上の判定により間接的に検知することができるようになる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第2実施形態のステップS11と、第3実施形態のステップS21とを併用してもよい。すなわち、例外ルーチンを、ステップS4、ステップS11及びステップS21の各条件が共に成立したときに、ステップS5の加算量のキャンセルを実行させる構成にするのである。あるいは、例外ルーチンを、ステップS4、ステップS11及び第4実施形態のステップS31の各条件が共に成立したときに、ステップの加算量のキャンセルを実行させる構成にしたり、又は、ステップS4、ステップS21及び第4実施形態のステップS31の各条件が共に成立したときに、ステップの加算量のキャンセルを実行させる構成にしたりするようにしてもよい。
なお、本発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第2実施形態のステップS11と、第3実施形態のステップS21とを併用してもよい。すなわち、例外ルーチンを、ステップS4、ステップS11及びステップS21の各条件が共に成立したときに、ステップS5の加算量のキャンセルを実行させる構成にするのである。あるいは、例外ルーチンを、ステップS4、ステップS11及び第4実施形態のステップS31の各条件が共に成立したときに、ステップの加算量のキャンセルを実行させる構成にしたり、又は、ステップS4、ステップS21及び第4実施形態のステップS31の各条件が共に成立したときに、ステップの加算量のキャンセルを実行させる構成にしたりするようにしてもよい。
上記の第1〜第4実施形態では、そのステップS5で加算量をキャンセルすることにより、例えばFF号数に増側の加算量を加算してFF号数の130%分の要求号数を、FF号数の100%分の要求号数に低減させているが、130%から100%まで低減、つまり加算量の全てをキャンセルして低減させなくてもよい。例えば130%から120%あるいは110%まで低減させるなどように、加算量の一部をキャンセルしてそれまでの要求号数から所定割合分だけ低減させるようにしてもよい。かかる低減手法としては、例えば水量変化割合と関係付けてもよい。例えば130%と100%との間の差分である30%分を水量変化割合の80%から65%までの減少に比例させてリニアに低減させるようにしてもよい。さらに、所定量の水量変化割合毎に上記の差分を段階的に減じていくようにしてもよい。
3 熱交換器
4 バーナ
6 給水管
7 出湯管
13 燃焼系
62 水量センサ(流量検出手段)
63 給水温度センサ
72 出湯温度センサ
141 燃焼制御部(燃焼制御手段)
4 バーナ
6 給水管
7 出湯管
13 燃焼系
62 水量センサ(流量検出手段)
63 給水温度センサ
72 出湯温度センサ
141 燃焼制御部(燃焼制御手段)
Claims (6)
- 燃料ガスの供給を受けてバーナを燃焼制御する一方、給水管から熱交換器に給水される水を上記バーナの燃焼熱により熱交換加熱して出湯管に出湯させることにより所定の設定温度の湯を給湯させる際に、上記給水の検出温度及び検出流量に基づき上記設定温度まで昇温させるのに要する熱量に基づき設定されるフィードフォワード制御量に対し、検出した出湯温度に基づいて設定される加算量を加算した上で、上記バーナの燃焼制御上の要求熱量として出力するガス給湯器の制御方法であって、
上記熱交換器を通過する流量を監視し、その通過流量が設定割合以上に低減変化したとき、上記フィードフォワード制御量に対する加算量の加算をキャンセルするようにする
ことを特徴とするガス給湯器の制御方法。 - 燃料ガスの供給を受けてバーナを燃焼制御する一方、給水管から熱交換器に給水される水を上記バーナの燃焼熱により熱交換加熱して出湯管に出湯させることにより所定の設定温度の湯を給湯させる際に、上記給水の検出温度及び検出流量に基づき上記設定温度まで昇温させるのに要する熱量に基づき設定されるフィードフォワード制御量に対し、検出した出湯温度に基づいて設定される加算量を加算した上で、上記バーナの燃焼制御上の要求熱量として出力するガス給湯器の制御方法であって、
上記熱交換器を通過する流量を監視し、その通過流量が設定割合以上に低減変化したとき、上記フィードフォワード制御量に対する加算量を所定割合低減させるようにする
ことを特徴とするガス給湯器の制御方法。 - 請求項1又は請求項2に記載のガス給湯器の制御方法であって、
上記バーナに供給される燃料ガスの供給圧の低下を検知して確認した上で実行するようにする、ガス給湯器の制御方法。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のガス給湯器の制御方法であって、
上記要求熱量が、燃料ガスの供給圧低下に起因して実際に出力される熱量との間にズレを生じることになる境界値よりも大側であることを条件に実行するようにする、ガス給湯器の制御方法。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のガス給湯器の制御方法であって、
上記要求熱量に対する実際に出力される熱量の比率が、燃料ガスの供給圧低下に起因するズレに基づく程度以上に小さいことを条件に実行するようにする、ガス給湯器の制御方法。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のガス給湯器の制御方法を実行する燃焼制御手段と、上記熱交換器への給水流量又は熱交換器からの出湯流量を検出する流量検出手段とを備えている
ことを特徴とするガス給湯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006106214A JP2007278610A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | ガス給湯器の制御方法及びこの制御方法を実施するためのガス給湯器 |
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ID=38680224
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI614465B (zh) * | 2016-10-14 | 2018-02-11 | 保音股份有限公司 | 可預先判斷熱水器異常之系統與方法 |
JP2018159487A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 株式会社ノーリツ | 給湯システムおよびその制御方法 |
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-
2006
- 2006-04-07 JP JP2006106214A patent/JP2007278610A/ja not_active Withdrawn
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