JP2007278218A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Moriyasu Goto
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Abstract

【課題】部品点数の増大および組み付け工数の増大を抑制しつつ、燃料の噴射量が高精度に制御される燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】筒部材11の噴孔23側の端部にスプリング45を支持する座部50が設置されている。そのため、スプリング45の姿勢を保持するための別部材を必要とせず、部品点数を低減することができる。座部50は、筒部材11と一体に形成されるとともに、筒部材11の一部を折り曲げることにより形成している。したがって、構造を簡単にすることができるとともに、加工工数を低減することができる。また、可動コア40とニードル24とが軸方向へ相対移動可能であるとともに、スプリング37およびスプリング45の押し付け力が異なっている。そのため、可動コア40と固定コア33との衝突にともなうニードル24のバウンド、およびニードル24とノズルボディ21との衝突にともなうニードル24のバウンドは低減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
従来、コイルへの通電によって発生する磁気吸引力を用いて噴孔からの燃料の噴射を断続する燃料噴射弁が公知である。このような燃料噴射弁では、例えばコイルに通電すると、固定コアと可動コアとの間に磁気吸引力が発生する。可動コアと一体となった弁部材は、発生した磁気吸引力によって可動コアとともに軸方向へ移動する。一体となった可動コアおよび弁部材は、固定コアと衝突することにより移動が規制され、停止位置が決定される。この場合、弁部材と一体の可動コアが固定コアに衝突するため、衝突の衝撃によって可動コアは固定コアから跳ね返る。そのため、コイルへの通電から燃料の噴射までの期間にずれが生じ、応答性が悪化する。その結果、噴孔から噴射される燃料の噴射量を精密に制御することが困難になる。
そこで、例えば特許文献1から3に開示されているように、可動コアと弁部材とを別体にする構成が提案されている。
特表2000−509787公報 特表2002−506502公報 特表2002−528672公報
上記の特許文献1から3に開示されているように、可動コアと弁部材とを別体にする場合、弁部材と可動コアとを一体に駆動するために弁部材または可動コアのいずれか一方を他方側へ押し付ける弾性部材が必要となる。弾性部材は、押し付け力を発揮する方向とは異なる方向へ変形すると、押し付け力が変化する。そのため、弾性部材の変形を低減するためのガイドが必要となる。しかしながら、ガイドなどの部材を追加すると、部品点数の増大、および組み付け工数の増大を招くという問題がある。
そこで、本発明の目的は、部品点数の増大および組み付け工数の増大を抑制しつつ、燃料の噴射量が高精度に制御される燃料噴射弁を提供することにある。
請求項1から4のいずれか記載の発明では、ハウジングは第二弾性部材を支持する座部を有している。これにより、可動コアと弁部材との一体の移動を確保するための第二弾性部材は、座部によって支持される。第二弾性部材の姿勢を維持する座部は、固定コアおよび可動コアとともに磁気回路を構成するハウジングに設けられる。したがって、部品点数の増大および組み付け工数の増大を抑制することができる。
また、請求項1から4のいずれか記載の発明では、可動コアと弁部材とは軸方向へ相対移動可能である。コイルへの通電時に可動コアが固定コアに衝突すると、可動コアは衝突の衝撃により固定コアとは反対側へ跳ね返る。しかし、弁部材は固定コアと相対移動可能であるため、可動コアが跳ね返っても、弁部材は慣性力によって固定コア側へ移動する。そのため、可動コアに跳ね返りが生じても、弁部材による噴孔からの燃料の噴射に及ぶ影響は低減される。したがって、燃料の噴射量を高精度に制御することができる。
請求項2記載の発明では、座部はハウジングの噴孔側の端部から径方向内側へ突出する突出部である。そのため、ハウジングと座部とを簡単な形状で一体に形成することができる。
請求項3記載の発明では、突出部はハウジングと一体に折り曲げられている。そのため、簡単な構造で一体に形成することができるとともに、ハウジングを容易に加工することができる。
請求項4記載の発明では、座部は内周側に弁部材の移動を支持するガイドを有している。そのため、弁部材は、軸方向への移動が安定して支持される。したがって、弁部材による噴孔の開閉の精度を高めることができる。
請求項5記載の発明では、第二弾性部材を支持するガイド部材を備えている。ガイド部材は、第二弾性部材を支持するとともに、ガイド面が弁部材と接し、弁部材の移動を案内する。これにより、可動コアと弁部材との一体の移動を確保するための第二弾性部材は、ガイド部材の座部によって支持される。すなわち、第二弾性部材の姿勢を維持する座部は、弁部材の移動をガイドするガイド部材に設けられる。したがって、部品点数の増大および組み付け工数の増大を抑制することができる。
また、請求項5記載の発明では、可動コアと弁部材とは軸方向へ相対移動可能である。コイルへの通電時に可動コアが固定コアに衝突すると、可動コアは衝突の衝撃により固定コアとは反対側へ跳ね返る。しかし、弁部材は固定コアと相対移動可能であるため、可動コアが跳ね返っても、弁部材は慣性力によって固定コア側へ移動する。そのため、可動コアに跳ね返りが生じても、弁部材による噴孔からの燃料の噴射に及ぶ影響は低減される。したがって、燃料の噴射量を高精度に制御することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁(以下、燃料噴射弁を「インジェクタ」という。)を図1に示す。第1実施形態によるインジェクタ10は、例えば直噴式のガソリンエンジンに適用される。なお、インジェクタ10は、直噴式のガソリンエンジンに限らず、ポート噴射式のガソリンエンジン、またはディーゼルエンジンなどに適用してもよい。直噴式のガソリンエンジンにインジェクタ10を適用する場合、インジェクタ10は図示しないエンジンヘッドに搭載される。
インジェクタ10のハウジングとしての筒部材11は、軸方向へ概ね内径が同一の筒状に形成されている。筒部材11は、第一磁性部12、非磁性部13および第二磁性部14を有している。非磁性部13は、第一磁性部12と第二磁性部14との磁気的な短絡を防止する。第一磁性部12、非磁性部13および第二磁性部14は、例えばレーザ溶接などにより一体に接続されている。なお、筒部材11は、例えば一体に成形した後、熱加工などにより一部を磁性化または非磁性化してもよい。
筒部材11の軸方向の一方の端部には入口部材15が設置されている。入口部材15は、筒部材11の内周側に圧入されている。入口部材15は燃料入口16を有している。燃料入口16には、図示しない燃料ポンプから燃料が供給される。燃料入口16に供給された燃料は、燃料フィルタ17を経由して筒部材11の内周側に流入する。燃料フィルタ17は、燃料に含まれる異物を除去する。
筒部材11の他方の端部側には、ノズルホルダ20が設置されている。ノズルホルダ20は、筒状に形成され、内側にノズルボディ21が設置されている。ノズルボディ21は、筒状に形成され、例えば圧入あるいは溶接などによりノズルホルダ20に固定されている。ノズルボディ21は、先端に近づくにつれて内径が小さくなる内壁面に弁座22を有している。ノズルボディ21は、筒部材11と反対側の端部近傍に、ノズルボディ21を貫いて内壁面と外壁面とを連通する噴孔23を有している。
ニードル24は、筒部材11、ノズルホルダ20およびノズルボディ21の内周側に軸方向へ往復移動可能に収容されている。ニードル24は、ノズルボディ21と概ね同軸上に配置されている。ニードル24は、軸部25、頭部26およびシール部27を有している。ニードル24は、軸部25の一方の端部側すなわち燃料入口16側の端部に頭部26を有している。また、ニードル24は、軸部25の他方の端部側すなわち燃料入口16とは反対側の端部にシール部27を有している。シール部27は、ノズルボディ21に形成されている弁座22に着座可能である。ニードル24は、ノズルボディ21との間に燃料が流れる燃料通路28を形成する。
インジェクタ10は、ニードル24を駆動する駆動部30を有している。駆動部30は、スプール31、コイル32、固定コア33、磁性プレート34および可動コア40を有している。スプール31は、筒部材の外周側に設置されている。スプール31は、樹脂で筒状に形成され、外周側にコイル32が巻かれている。コイル32は、コネクタ35の端子部36に接続している。筒部材11を挟んでコイル32の内周側には、固定コア33が設置されている。固定コア33は、例えば鉄などの磁性材料により筒状に形成され、筒部材11の内周側に例えば圧入などにより固定されている。磁性プレート34は、磁性材料から形成され、コイル32の外周側を覆っている。
可動コア40は、筒部材11の内周側に軸方向へ往復移動可能に設置されている。可動コア40は、例えば鉄などの磁性材料から筒状に形成されている。可動コア40は、固定コア33側の端部において第一弾性部材であるスプリング37と接している。スプリング37は、一方の端部がニードル24に接しており、他方の端部がアジャスティングパイプ38と接している。スプリング37は、軸方向へ伸長する力を有している。そのため、可動コア40およびニードル24は、スプリング37により弁座22に着座する方向へ押し付けられる。アジャスティングパイプ38は、固定コア33の内周側に圧入されている。これにより、スプリング37の荷重は、アジャスティングパイプ38の圧入量を調整することにより調整される。コイル32に通電していないとき、可動コア40およびニードル24は、弁座22方向へ押し付けられ、シール部27は弁座22に着座する。
上述のように駆動部30は、固定コア33および可動コア40を有している。可動コア40には、ニードル24が挿入されている。可動コア40は、径方向の中央部に軸方向へ貫く穴部を有している。穴部は、固定コア33側から大径部41および小径部42を有している。これにより、可動コア40は、大径部41と小径部42との間に段差部43を形成する。可動コア40の小径部42は、内径がニードル24の軸部25の外径よりもやや大きく形成されている。そのため、ニードル24は、穴部の内周側を軸方向へ移動可能である。本実施形態の場合、ニードル24は、小径部42を形成する可動コア40の内壁と摺動する。これにより、ニードル24は、可動コア40によって軸方向の移動が案内される。
ニードル24の頭部26の外径は、小径部42の内径よりも大きい。そのため、ニードル24の頭部26は、段差部43と接する。頭部26と段差部43とが接することにより、可動コア40とニードル24との間におけるニードル24の弁座22側への移動および可動コア40の固定コア33側への相対的な移動は制限される。これにより、ニードル24の頭部26は、可動コア40とニードル24との過剰な相対移動を制限するストッパを構成する。
可動コア40は、径方向外側の端部に燃料通路44を形成している。燃料通路44は、可動コア40の周方向へ不連続に形成されている。これにより、固定コア33の内周側を通過した燃料は、可動コア40と筒部材11との間に形成される燃料通路44を経由して噴孔23側へ流入する。可動コア40の径方向外側の端部は、燃料通路44以外の部分が筒部材11の内周壁と接している。可動コア40と筒部材11とが接することにより、可動コア40は軸方向の移動が案内される。
可動コア40は、固定コア33とは反対側の端部が第二弾性部材としてのスプリング45と接している。スプリング45は、一方の端部が可動コア40と接し、他方の端部が筒部材11と接している。筒部材11は、入口部材15とは反対側の端部が径方向内側へ折り曲げられている。これにより、筒部材11は、入口部材15とは反対側すなわち噴孔23側の端部にスプリング45と接する座部50を有している。座部50は、筒部材11の固定コア33とは反対側の端部を径方向内側へ折り返すことにより、径方向内側へ突出する突出部を形成するとともに、固定コア33側へ突出している。座部50は、噴孔23側の端部から固定コア33側へ行くにしたがって外径が小さくなっている。すなわち、座部50は、噴孔23側から固定コア33側へ略円錐台状に形成されている。そのため、座部50は、スプリング45の可動コア40とは反対側の端部において、スプリング45の内周側に挿入されている。
スプリング45の内周側へ座部50を挿入することにより、スプリング45は筒部材11の内周側における傾きおよび曲がりが防止される。スプリング45は、例えば傾きおよび曲がりなどが生じると、押し付け力の精度が低下する。本実施形態のようにスプリング45に筒部材11の座部50を挿入することにより、スプリング45の姿勢は一定に保持される。また、スプリング45の姿勢を保持するために、別部材を設置する必要はない。したがって、部品点数の増加および加工工数の増加を招くことなく、スプリング45による押し付け力を精度よく維持することができる。
スプリング45は、軸方向へ伸長する力を有している。そのため、可動コア40は、固定コア33側へ押し付けられている。可動コア40には、スプリング37からニードル24を経由して弁座22側へ力f1が加わり、スプリング45から固定コア33側へ力f2が加わる。スプリング37の押し付け力f1は、スプリング45の押し付け力f2よりも大きい。そのため、コイル32への通電が停止されているとき、スプリング37に接するニードル24は、頭部26に接する可動コア40とともにスプリング45の押し付け力に抗して噴孔23側へ移動している。その結果、コイル32への通電が停止されているとき、ニードル24のシール部27は弁座22に着座している。
次に、上記の構成によりインジェクタ10の作動について説明する。
コイル32への通電が停止されているとき、固定コア33と可動コア40との間には磁気吸引力は発生しない。そのため、上述のようにニードル24は、スプリング37の押し付け力によって固定コア33とは反対側へ移動する。これにより、図2(A)に示すように、可動コア40は固定コア33と離れている。このとき、ニードル24の頭部26は、可動コア40の段差部43に接している。そのため、可動コア40は、スプリング37の押し付け力によってニードル24とともに固定コア33とは反対側へ移動している。ニードル24が固定コア33とは反対側へ移動することにより、ニードル24のシール部27は弁座22に着座している。したがって、燃料は噴孔23から噴射されない。
コイル32に通電されると、コイル32に発生した磁界により磁性プレート34、第一磁性部12、可動コア40、固定コア33および第二磁性部14には磁束が流れ、磁気回路が形成される。これにより、固定コア33と可動コア40との間には磁気吸引力が発生する。固定コア33と可動コア40との間に発生する磁気吸引力とスプリング45の力f2との和がスプリング37の力f1よりも大きくなると、可動コア40は固定コア33方向へ移動する。このとき、可動コア40の段差部43に頭部26が接しているニードル24は、可動コア40とともに固定コア33側へ移動する。その結果、ニードル24のシール部27は、弁座22から離座する。
燃料入口16からインジェクタ10の内部へ流入した燃料は、燃料フィルタ17、入口部材15の内周側、アジャスティングパイプ38の内周側、可動コア40の外周側に形成される燃料通路44、筒部材11の内周側およびノズルホルダ20の内周側を経由して燃料通路28に流入する。燃料通路28に流入した燃料は、弁座22から離座したニードル24とノズルボディ21との間を経由して噴孔23へ流入する。これにより、噴孔23から燃料が噴射される。
このように、可動コア40には、磁気吸引力だけでなくスプリング45の力f2も加わっている。そのため、コイル32への通電すると、発生した磁気吸引力により可動コア40およびニードル24は迅速に固定コア33側へ移動する。したがって、コイル32の通電に対するニードル24の作動応答性を高めることができる。また、可動コア40およびニードル24を駆動するために必要な電磁吸引力は低減される。したがって、コイル32など駆動部30の小型化を図ることができる。
ところで、可動コア40およびニードル24は、段差部43と頭部26とが接することによって一体となって固定コア33側へ移動する。そして、可動コア40は、図2(B)に示すように固定コア33の噴孔23側の端部と衝突するまで固定コア33側へ移動する。可動コア40が固定コア33に衝突すると、図2(C)に示すようにその衝撃により可動コア40は固定コア33とは反対側すなわち噴孔23側へ跳ね返る。一方、本実施形態の場合、可動コア40とニードル24とは軸方向へ相対移動可能である。そのため、可動コア40は固定コア33との衝突の衝撃によって噴孔23側へ跳ね返るものの、ニードル24は慣性力によって固定コア33側への移動を継続する。これにより、ニードル24のバウンドは低減され、噴孔23からの不規則な燃料の噴射は低減される。
また、可動コア40が噴孔23側へ跳ね返り、可動コア40とニードル24とが離れると、ニードル24には可動コア40を経由したスプリング45の押し付け力f2が加わらない。そのため、ニードル24には、スプリング37の押し付け力f1のみが加わる。すなわち、可動コア40の跳ね返りによって、可動コア40とニードル24とが離れると、ニードル24に対し噴孔23側へ加わる力が大きくなる。したがって、ニードル24の固定コア33側への過剰な移動が制限され、いわゆるオーバーシュートは低減される。
さらに、ニードル24に加わる力がスプリング37の力f1のみとなると、ニードル24は固定コア33側への移動が制限されるとともに、噴孔23側へ移動を開始する。一方、噴孔23側へ跳ね返った可動コア40は、固定コア33との間の磁気吸引力およびスプリング45の力f2によって再び固定コア33側へ移動する。これにより、ニードル24が噴孔23側へ移動するとき、図2(D)に示すようにニードル24は固定コア33側へ移動する可動コア40によって噴孔23側への移動が規制される。その結果、ニードル24は可動コア40とともに固定コア33側へ移動し、可動コア40およびニードル24が有する運動量は相殺される。このように、可動コア40とニードル24とは相対的に移動可能であるため、ニードル24のバウンドにともなう噴孔23からの不規則な燃料の噴射は低減される。したがって、コイル32への通電時間が短期間でも、噴孔23から噴射される燃料の噴射量を精密に制御することができる。
コイル32への通電を停止すると、固定コア33と可動コア40との間の磁気吸引力は消滅する。これにより、ニードル24は、スプリング37の押し付け力によって可動コア40とともに噴孔23側へ移動する。そのため、ニードル24のシール部27は再び弁座22に着座し、燃料通路28と噴孔23との間の燃料の流れは遮断される。したがって、燃料の噴射は終了する。
コイル32への通電を停止したとき、可動コア40およびニードル24はスプリング37の力f1によってスプリング45の力f2に抗して噴孔23側へ移動する。ニードル24のシール部27が弁座22に着座すると、ニードル24は衝突の衝撃によって固定コア33側へ跳ね返ろうとする。ここで、可動コア40とニードル24とは相対移動可能であるため、ニードル24のシール部27が弁座22に着座しても、可動コア40は慣性力によってそのまま噴孔23側への移動を継続し、可動コア40とニードル24とは離れる。そのため、ニードル24にはスプリング45の力f1のみが加わり、スプリング45の力が加わる可動部の質量は低減される。その結果、可動コア40およびニードル24から構成される可動部の慣性力が小さくなり、ニードル24の固定コア33側への跳ね返りは低減される。これにより、コイル32への通電を停止すると、噴孔23からの燃料の噴射は迅速に停止される。したがって、不規則な燃料の噴射が低減され、噴孔23から噴射される燃料の噴射量を精密に制御することができる。
以上説明したように、第1実施形態では、筒部材11の噴孔23側の端部にスプリング45を支持する座部50を設置している。そのため、スプリング45の姿勢を保持するための別部材を必要とせず、部品点数を低減することができる。また、座部50は、筒部材11と一体に形成されるとともに、筒部材11の一部を折り曲げることにより形成している。したがって、構造を簡単にすることができるとともに、加工工数を低減することができる。
また、第1実施形態では、筒部材11の座部50に接するスプリング45によって可動コア40を固定コア33側へ押し付けることにより、可動コア40とニードル24との過剰な移動を規制するための部材がニードル24に設置されない。これにより、例えば溶接などによりニードル24に別部品を設置する必要がない。したがって、熱ひずみなどによるニードル24の変形を低減することができる。
さらに、第1実施形態では、可動コア40とニードル24とが軸方向へ相対移動可能であるとともに、スプリング37およびスプリング45の押し付け力が異なっている。そのため、可動コア40と固定コア33との衝突にともなうニードル24のバウンド、およびニードル24とノズルボディ21との衝突にともなうニードル24のバウンドは低減される。また、ニードル24のオーバーシュートなど可動コア40とニードル24との過剰な相対移動は制限される。したがって、コイル32への通電時間が短期間でも、不規則な燃料の噴射が低減され、噴孔23から噴射される燃料の噴射量を精密に制御することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるインジェクタを図3に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態では、図3に示すように座部50は径方向内側の端部すなわち内周壁51がニードル24の軸部25と接している。これにより、座部50の内周壁51は、ニードル24の軸部25と摺動するガイド部となる。そのため、ニードル24は、軸方向の移動が座部50の内周壁51によって案内される。座部50は、固定コア33側から噴孔23側へ貫く燃料通路52を有している。これにより、ニードル24と座部50の内周壁51とが接する場合でも、燃料の流れは確保される。
第2実施形態では、ニードル24は内周壁51によって軸方向の移動が案内される。したがって、部品点数の増大を招くことなく、ニードル24の軸方向の移動を精密に調整することができる。
(第3、第4、第5、第6実施形態)
本発明の第3から第6実施形態によるインジェクタをそれぞれ図4から図7に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態では、図4に示すように第1実施形態における筒部材が設置されていない。そのため、コイル32の内周側には、固定コア61が直接設置されている。また、可動コア40を固定コア61側へ押し付けるスプリング45は、ノズルホルダ70の内側に収容されている。非磁性リング62は、固定コア61とノズルホルダ70との磁気的な短絡を防止する。第3実施形態の場合、固定コア61、ノズルホルダ70および非磁性リング62は特許請求の範囲にいう「ハウジング」を構成している。固定コア61とノズルホルダ70との間には、非磁性リング62が設置されている。
ノズルホルダ70は、大径部71および小径部72を有している。大径部71および非磁性リング62は、可動コア40の外周面と接する内壁を形成している。大径部71には、スプリング45が収容されている。小径部72の一方の端部は、大径部71の噴孔23側の端部に接続している。大径部71と小径部72との接続部分には、固定コア61側へ筒状に突出する突出部73が形成されている。スプリング45の内周側には、突出部73が挿入される。これにより、大径部71の噴孔23側の端部は、スプリング45の可動コア40とは反対側と接する座部74である。スプリング45の内周側に突出部73を挿入することにより、ノズルホルダ70の大径部71におけるスプリング45の傾きおよび曲がりが低減される。したがって、スプリング45の押し付け力を精密に維持することができる。
第4実施形態では、図5に示すように大径部71の小径部72側の端部にガイド部材80が設置されている。スプリング45の可動コア40とは反対側の端部は、ガイド部材80に接している。すなわち、ガイド部材80は、スプリング45を支持する座部を構成している。ガイド部材80は、固定コア61側へ筒状に突出する突出部81を有している。スプリング45に内周側には、突出部81が挿入される。スプリング45の内周側に突出部81を挿入することにより、ノズルホルダ70の大径部71におけるスプリング45の傾きおよび曲がりが低減される。したがって、スプリング45の押し付け力を精密に維持することができる。
また、突出部81を含むガイド部材80の内周壁82は、ニードル24の軸部25と接している。これにより、ガイド部材80の内周壁82は、ニードル24の軸部25と摺動するガイド面となる。そのため、ニードル24は、軸方向の移動がガイド部材80によって案内される。ガイド部材80は、固定コア33側から噴孔23側へ貫く燃料通路83を有している。これにより、ニードル24とガイド部材80の内周壁82とが接する場合でも、固定コア33側から噴孔23側への燃料の流れは確保される。
第5実施形態では、図6に示すようにガイド部材80は、ニードル24の軸部25と接していない。これに対し、可動コア40は、外周壁がノズルホルダ70の大径部71の内周壁と接している。これにより、可動コア40の移動は、ノズルホルダ70の大径部71および非磁性リング62の内周壁によって案内される。また、ニードル24は、可動コア40の内周壁によって移動が案内される。このように、第5実施形態では、可動コア40とノズルホルダ70によって、可動コア40およびニードル24の軸方向の移動が案内されている。
第6実施形態では、図7に示すようにノズルホルダ70は、大径部71と小径部72との間に中径部75を有している。中径部75は、内径が大径部71より小さく小径部72より大きい。スプリング45は、中径部75の内周側に挿入される。これにより、大径部71の噴孔23側の端部は、スプリング45の可動コア40とは反対側と接する座部77である。中径部75の内周側にスプリング45を挿入することにより、スプリング45は中径部75を形成するノズルホルダ70の内周壁76によって傾きおよび曲がりが低減される。したがって、スプリング45の押し付け力を精密に維持することができる。
(その他の実施形態)
以上説明した本発明の複数の実施形態では、筒部材11の噴孔23側の端部またはノズルホルダ70の大径部71の噴孔23側の端部に座部50、74またはガイド部材80を設置する例について説明した。しかし、可動コア40の噴孔23側の端部から、筒部材11の噴孔23側の端部または大径部71の噴孔23側の端部までの間に座部を設置してもよい。
また、第1実施形態または第2実施形態では、筒部材11を第一磁性部12、非磁性部13および第二磁性部14で構成する例について説明した。しかし、筒部材11は、全体を薄肉で一体の磁性材料または非磁性材料から形成してもよい。筒部材11を薄肉の磁性材料で一体に形成する場合、薄肉の磁性材料によって可動コア40側から固定コア33側へ短絡する磁束は容易に飽和する。そのため、可動コア40側から固定コア33側への磁束の漏れが低減され、固定コア33と可動コア40との間の磁気吸引力は十分に確保することができる。一方、筒部材11を薄肉の非磁性材料で一体に形成する場合、磁性プレート34と固定コア33との間は、薄肉の筒部材11を経由して容易に磁束が通過する。そのため、磁性プレート34と固定コア33との間に非磁性材料からなる筒部材11が介在しても、磁束の通過は確保される。したがって、固定コア33と可動コア40との間の磁気吸引力は十分に確保することができる。
以上のように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第1実施形態によるインジェクタの概略を示す断面図。 本発明の第1実施形態によるインジェクタの可動コアおよびニードルの移動を示す断面図。 本発明の第2実施形態によるインジェクタの概略を示す断面図。 本発明の第3実施形態によるインジェクタの概略を示す断面図。 本発明の第4実施形態によるインジェクタの概略を示す断面図。 本発明の第5実施形態によるインジェクタの概略を示す断面図。 本発明の第6実施形態によるインジェクタの概略を示す断面図。
符号の説明
10:インジェクタ(燃料噴射弁)、11:筒部材(ハウジング)、12:第一磁性部(磁性部)、14:第二磁性部(磁性部)、23:噴孔、24:ニードル(弁部材)、26:頭部(ストッパ)、32:コイル、33:固定コア、37:スプリング(第一弾性部材)、40:可動コア、45:スプリング(第二弾性部材)、50:座部(突出部)、51:内周壁(ガイド)、61:固定コア(ハウジング)、62:非磁性リング(ハウジング)、70:ノズルホルダ(ハウジング、磁性部、座部)、74、77:座部、80:ガイド部材(座部)、82:内周壁(ガイド面)

Claims (5)

  1. 噴孔からの燃料の噴射を断続する弁部材と、
    前記弁部材の前記噴孔とは反対側の端部に設けられ、前記弁部材と軸方向へ相対移動可能な可動コアと、
    コイルに通電することにより、前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生する固定コアと、
    前記弁部材および前記可動コアを、前記弁部材が前記噴孔を閉塞する方向へ押し付ける第一弾性部材と、
    前記第一弾性部材の押し付け力より小さな押し付け力により前記可動コアを前記固定コア側へ押し付ける第二弾性部材と、
    前記弁部材の前記噴孔とは反対側の端部において径方向外側に突出し、前記可動コアの前記固定コア側と接触可能なストッパと、
    少なくとも一部に前記コイルで発生した磁界によって磁束が流れる磁性部を有し、前記可動コアを軸方向へ移動可能に収容するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ、前記第二弾性部材の前記可動コアとは反対側の端部を支持する座部と、
    を備える燃料噴射弁。
  2. 前記座部は、前記ハウジングの前記噴孔側の端部において径方向内側へ突出する突出部である請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記突出部は、前記ハウジングと一体に前記ハウジングの前記噴孔側の端部から径方向内側へ折り曲げられている請求項2記載の燃料噴射弁。
  4. 前記座部は、径方向内側の端部に、前記弁部材と接し前記弁部材を軸方向へ往復移動可能に支持するガイドを有する請求項2または3記載の燃料噴射弁。
  5. 噴孔からの燃料の噴射を断続する弁部材と、
    前記弁部材の前記噴孔とは反対側の端部に設けられ、前記弁部材と軸方向へ相対移動可能な可動コアと、
    コイルに通電することにより、前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生する固定コアと、
    前記弁部材および前記可動コアを、前記弁部材が前記噴孔を閉塞する方向へ押し付ける第一弾性部材と、
    前記第一弾性部材の押し付け力より小さな押し付け力により前記可動コアを前記固定コア側へ押し付ける第二弾性部材と、
    前記弁部材の前記噴孔とは反対側の端部において径方向外側に突出し、前記可動コアの前記固定コア側と接触可能なストッパと、
    少なくとも一部に前記コイルで発生した磁界によって磁束が流れる磁性部を有し、前記可動コアを軸方向へ移動可能に収容するハウジングと、
    内周側に前記弁部材の前記可動コア側の端部と前記噴孔側の端部との間を摺動可能に支持するガイド面、および前記第二弾性部材の前記可動コアとは反対側の端部を支持する座部を有するガイド部材と、
    を備える燃料噴射弁。



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