JP2007278196A - リークチェック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸発燃料処理機構4のリークチェック装置1において、キャニスタ5から吸気ライン3への蒸発燃料の供給を促進する第1ポンプ7が高吐出能力でも、リークチェックに対する誤判定の虞を低減することにある。
【解決手段】リークチェック装置1は、キャニスタ5に気体圧を印加する第1ポンプ7と、キャニスタ5と第1ポンプ7との間を開閉する第1制御弁8と、第1ポンプ7よりも低吐出能力の第2ポンプ9と、キャニスタ5に通じ、第2ポンプ9により気体が流動するガス流路35と、ガス流路35の気体圧を検出する圧力センサ11と、圧力センサ11による検出値に基づき、蒸発燃料処理機構4にリークが発生しているか否かを判定するECU13とを備える。これにより、リークチェックには、誤判定の虞が低い低吐出能力の第2ポンプ9を利用できるので、第1ポンプ7が高吐出能力でも、リークチェックに対する誤判定の虞を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料をエンジンへの吸気ラインに供給して処理する蒸発燃料処理機構に、リークが発生しているか否かを判定するリークチェック装置に関する。
従来から、燃料タンクで発生した蒸発燃料が外気に拡散するのを防止するために、上記のような蒸発燃料処理機構が車両等に搭載されている。この蒸発燃料処理機構100は、例えば、図7に示すように、燃料を貯留する燃料タンク101と、燃料タンク101で発生する蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタ102と、開弁することでキャニスタ102からエンジンの吸気ライン103に向かい気体を流動させ、キャニスタ102に蓄えられた蒸発燃料を吸気ライン103に供給するパージ弁104とを備える(例えば、特許文献1参照)。
ここで、キャニスタ102には活性炭等の吸着剤が充填され、蒸発燃料は、吸着剤に吸着されて蓄えられる。そして、パージ弁104の開弁とともにキャニスタ102から吸気ライン103に向かう気体流が発生すると、蒸発燃料は、この気体流により吸着剤から脱離して吸気ライン103に供給される。
近年、環境汚染防止や省燃料化推進等の観点から、蒸発燃料処理機構100において蒸発燃料のリークに対し、厳しい規制が義務付けられつつある。このため、蒸発燃料処理機構100にリークが発生しているか否かを判定するリークチェック装置110が、種々、提案されている。
例えば、図7に示すリークチェック装置110は、キャニスタ102に正または負の気体圧を印加するポンプ111と、キャニスタ102に通じ、ポンプ111が作動することで気体が流動する流動部112と、流動部112における気体の流動状態を示す流動パラメータを検出する流動パラメータ検出手段113と、流動部112をバイパスしてポンプ111とキャニスタ102とを接続するガス流路114を開閉する制御弁115と、流動パラメータ検出手段113から流動パラメータの検出値を取得するとともに、パージ弁104、ポンプ111や制御弁115を駆動制御する電子制御装置(ECU)116とを備える。
ポンプ111は、内部に気体を流出入させるポンプ室(図示せず)を形成するとともに、このポンプ室を外部に開放する2つのポートを有し、一方のポートはフィルタ117を介して外気に通じ、他方のポートは流動部112および制御弁115に通じる。また、ポンプ111は、正方向または負方向の両方向に回転可能であり、他方のポートに通じる部位に正の気体圧または負の気体圧を印加することができる。
流動部112は、ポンプ111の他方のポートからフィルタ117を介して外気に通じるガス流路118として構成される。ガス流路118にはキャニスタ102に通じるガス流路119が接続し、ガス流路119の接続部の両側にそれぞれオリフィス120、121が設けられている。
流動パラメータ検出手段113は、流動パラメータとしてオリフィス120、121を通過する気体の流量を検出する2個の流量センサ122、123により構成される。そして、流動パラメータ検出手段113がガス流路118に組み付けられることで、ガス流路118は流動パラメータの検出部として機能し、さらに流動パラメータは後記のようにリーク発生の判定に利用されるので、ガス流路118はリーク検出部として機能する。
制御弁115は、キャニスタ102から吸気ライン103に蒸発燃料を供給する際に開弁する。つまり、制御弁115およびパージ弁104が開弁すると、吸気ライン103の負圧により、フィルタ117、ポンプ111のポンプ室、ガス流路114、119を介してキャニスタ102に外気が導かれ、さらにキャニスタ102から吸気ライン103に向かう気体流が発生する。また、この状態でポンプ111が作動してキャニスタ102に正の気体圧が印加されると、キャニスタ102から吸気ライン103に向かう気体流がアシストされ吸気ライン103への蒸発燃料の供給が促進される。
ECU116は、流量センサ122、123からオリフィス120、121を通過する気体の流量の検出値を取得するとともに、取得した2つの検出値の差分に基づき、蒸発燃料処理機構100にリークが発生しているか否かを判定する。すなわち、ECU116は、パージ弁104および制御弁115を閉弁させた状態でポンプ111を作動させる。これにより、キャニスタ102に正または負の気体圧が印加されるとともに、ガス流路118に気体が一方向に流動し、やがて、キャニスタ102の気体圧およびガス流路118における気体の流動状態は定常になる。
この時、蒸発燃料処理機構100にリークが発生していると、ガス流路119を介してキャニスタ102とガス流路118との間で気体が流出入する。このため、流量センサ122の検出値と流量センサ123の検出値との差分の絶対値は、蒸発燃料処理機構100におけるリーク量に応じて増減する。そして、ECU116は、この差分の絶対値に対する閾値を設定し、差分の絶対値が閾値よりも大きいときにリークが発生していると判定する。
このリークチェック装置110によれば、ポンプ111は、キャニスタ102から吸気ライン103への蒸発燃料の供給を促進するために高い吐出能力が要求される。そして、吐出能力が高いほど、ポンプアクチュエータへの給電量変動やポンプ構成部品の寸法ばらつき等の外乱が吐出能力に与える影響は大きくなる(図8参照)。このため、従来のリークチェック装置110のポンプ111は、同じ吐出圧力でも流量の変動幅が大きくリークチェックに対する誤判定の虞が高い。
特表平11−509602号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、蒸発燃料処理機構のリークチェック装置において、キャニスタから吸気ラインへの蒸発燃料の供給を促進するポンプが高吐出能力でも、リークチェックに対する誤判定の虞を低減することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載のリークチェック装置は、燃料を貯留する燃料タンクと、燃料タンクで発生する蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタと、開弁することでキャニスタからエンジンの吸気ラインに向かい気体を流動させ、キャニスタに蓄えられた蒸発燃料を吸気ラインに供給するパージ弁とを備える蒸発燃料処理機構に、リークが発生しているか否かを判定するものである。
このリークチェック装置は、キャニスタに正または負の気体圧を印加する第1ポンプと、キャニスタと第1ポンプとの間を開閉する第1制御弁と、第1ポンプよりも低吐出能力の第2ポンプと、キャニスタに通じ、第2ポンプが作動することで気体が流動する第2流動部と、第2流動部における気体の流動状態を示す流動パラメータを検出する流動パラメータ検出手段と、パージ弁および第1制御弁を閉弁させた状態で、第2ポンプにより第2流動部に気体を流動させ、流動パラメータ検出手段から流動パラメータの検出値を取得し、取得した流動パラメータの検出値に基づき蒸発燃料処理機構にリークが発生しているか否かを判定するリーク判定手段とを備える。
これにより、キャニスタに正または負の気体圧を積極的に印加する必要がある場合に、高吐出能力の第1ポンプを用いることができるとともに、第2流動部に気体を流動させる際は、低吐出能力の第2ポンプを利用することができる。ここで、キャニスタに正の気体圧を積極的に印加することで、キャニスタから吸気ラインへの蒸発燃料の供給を促進することができる。また、第2流動部は流動パラメータの検出部として機能し、さらに流動パラメータの検出値はリーク発生の判定(リークチェック)に利用されるので、第2流動部は、リークを検出するためのリーク検出部として機能することができる。
このため、このリークチェック装置によれば、高吐出能力の第1ポンプを蒸発燃料の供給促進に利用することができるとともに、低吐出能力の第2ポンプをリークチェックに利用することができる。つまり、蒸発燃料の供給促進には、高吐出能力の第1ポンプを利用することができるとともに、リークチェックには、誤判定の虞が低い低吐出能力の第2ポンプを利用することができる。
したがって、蒸発燃料処理機構のリークチェック装置において、キャニスタから吸気ラインへの蒸発燃料の供給を促進するポンプ(つまり、第1ポンプ)が高吐出能力でも、リークチェックに対する誤判定の虞を低減することができる。
なお、キャニスタに正または負の気体圧を積極的に印加することで、蒸発燃料処理機構を早期に加圧状態または減圧状態に移行させることができる。このため、リークチェックの際に、まず第1ポンプにより、蒸発燃料処理機構を加圧状態または減圧状態に移行させ、その後に第2ポンプを利用してリークチェックを行えば、リークチェック時間を短縮することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載のリークチェック装置によれば、第1ポンプおよび第2ポンプは、1個のベーンポンプとして構成される。そして、このベーンポンプは、ベーンの通過に伴い気体が流出入する異容積の2個のポンプ室を形成し、容積の大きいポンプ室に気体を流出入させることで第1ポンプとして機能し、容積の小さいポンプ室に気体を流出入させることで第2ポンプとして機能する。
これにより、第1、第2ポンプを1個のベーンポンプとして構成しても、蒸発燃料の供給を促進することができるとともに、リークチェックに対する誤判定の虞を低減することができる。このため、請求項1の手段の効果を奏するリークチェック装置を、安価に構成することができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載のリークチェック装置によれば、第1ポンプの2つのポートの内の一方のポートは、外気に通じ、第1制御弁は、第1ポンプの2つのポートの内の他方のポートとキャニスタとが連通する開弁状態と、他方のポートと外気とが連通する閉弁状態とを切り替える。
これにより、第1ポンプを利用してキャニスタに正または負の気体圧を印加する際に、外気とキャニスタとの間で気体を流出入させることができる。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載のリークチェック装置は、第2流動部と外気との間を開閉する第2制御弁を備え、第2流動部に1個のオリフィスが設けられている。
これにより、オリフィスの有効開口径に相当する大きさのリークが、蒸発燃料処理機構に発生しているか否かを判定することができる。
つまり、第2制御弁を開弁して第2ポンプを作動させ、外気導入により第2流動部に気体を流動させれば、流動パラメータは、オリフィスの有効開口径に応じた値(基準値と呼ぶ)になる。次に、第2制御弁を閉弁して第2ポンプを作動させ、蒸発燃料処理機構との気体の流出入により第2流動部に気体を流動させれば、流動パラメータは、蒸発燃料処理機構におけるリーク状況に応じた値に向かって収束する。このため、この収束の過程で流動パラメータの検出値と基準値とを比較することで、オリフィスの有効開口径に相当する大きさのリークが、蒸発燃料処理機構に発生しているか否かを判定することができる。
また、この手段によれば、1個の流動パラメータ検出手段(例えば、圧力センサ)を用いて流動パラメータの検出値を取得することにより、リークチェックを行うことができる。このため、この手段を採用するリークチェック装置は、2個以上のセンサを必要とする従来のリークチェック装置よりも安価である。
最良の形態1のリークチェック装置は、燃料を貯留する燃料タンクと、燃料タンクで発生する蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタと、開弁することでキャニスタからエンジンの吸気ラインに向かい気体を流動させ、キャニスタに蓄えられた蒸発燃料を吸気ラインに供給するパージ弁とを備える蒸発燃料処理機構に、リークが発生しているか否かを判定するものである。
このリークチェック装置は、キャニスタに正または負の気体圧を印加する第1ポンプと、キャニスタと第1ポンプとの間を開閉する第1制御弁と、第1ポンプよりも低吐出能力の第2ポンプと、キャニスタに通じ、第2ポンプが作動することで気体が流動する第2流動部と、第2流動部における気体の流動状態を示す流動パラメータを検出する流動パラメータ検出手段と、パージ弁および第1制御弁を閉弁させた状態で、第2ポンプにより第2流動部に気体を流動させ、流動パラメータ検出手段から流動パラメータの検出値を取得し、取得した流動パラメータの検出値に基づき蒸発燃料処理機構にリークが発生しているか否かを判定するリーク判定手段とを備える。
また、このリークチェック装置によれば、第1ポンプおよび第2ポンプは、1個のベーンポンプとして構成される。そして、このベーンポンプは、ベーンの通過に伴い気体が流出入する異容積の2個のポンプ室を形成し、容積の大きいポンプ室に気体を流出入させることで第1ポンプとして機能し、容積の小さいポンプ室に気体を流出入させることで第2ポンプとして機能する。
また、このリークチェック装置によれば、第1ポンプの2つのポートの内の一方のポートは、外気に通じ、第1制御弁は、第1ポンプの2つのポートの内の他方のポートとキャニスタとが連通する開弁状態と、他方のポートと外気とが連通する閉弁状態とを切り替える。
さらに、このリークチェック装置は、第2流動部と外気との間を開閉する第2制御弁を備え、第2流動部に1個のオリフィスが設けられている。
〔実施例1の構成〕
実施例1のリークチェック装置1の構成を、図1ないし図6を用いて説明する。
リークチェック装置1は、燃料タンク2で発生する蒸発燃料をエンジン(図示せず)への吸気ライン3に供給して処理する蒸発燃料処理機構4に、リークが発生しているか否かを判定するものである。
蒸発燃料処理機構4は、車両等に搭載され、燃料タンク2で発生した蒸発燃料が外気に拡散するのを防止するために用いられている。この蒸発燃料処理機構4は、例えば、図1に示すように、燃料を貯留する燃料タンク2と、燃料タンク2で発生する蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタ5と、開弁することでキャニスタ5からエンジンの吸気ライン3に向かい気体を流動させ、キャニスタ5に蓄えられた蒸発燃料を吸気ライン3に供給するパージ弁6とを備える。
ここで、キャニスタ5には活性炭等の吸着剤が充填され、蒸発燃料は、吸着剤に吸着されて蓄えられる。そして、パージ弁6が開弁すると、吸気ライン3の負圧によりキャニスタ5から吸気ライン3に向かう気体流が発生し、蒸発燃料は、この気体流により吸着剤から脱離して吸気ライン3に供給される。
なお、以下の説明では、吸着剤から蒸発燃料を脱離させて吸気ライン3に供給する工程をパージ工程と呼び、蒸発燃料処理機構4に、リークが発生しているか否かを判定する工程をリークチェック工程と呼ぶ。
リークチェック装置1は、キャニスタ5に正または負の気体圧を印加する第1ポンプ7と、キャニスタ5と第1ポンプ7との間を開閉する第1制御弁8と、第1ポンプ7よりも低吐出能力の第2ポンプ9と、キャニスタ5に通じ、第2ポンプ9が作動することで気体が流動する第2流動部10と、第2流動部10における気体の流動状態を示す流動パラメータを検出する流動パラメータ検出手段11と、第2流動部10と外気との間を開閉する第2制御弁12と、パージ弁6、第1、第2制御弁8、12、第1、第2ポンプ7、9を駆動制御する電子制御装置(ECU)13とを備える。
第1、第2ポンプ7、9は、図2に示すように、複数のベーン16が放射状にはめ込まれた1個のロータ17を有する1個のベーンポンプ18として構成されている。このベーンポンプ18では、ベーン16の通過に伴い気体が流出入する異容積の2個のポンプ室19、20を形成するように、ケーシング21が設けられロータ17が配置されている。そして、ベーンポンプ18は、容積の大きいポンプ室19に気体を流出入させることで第1ポンプ7として機能し、容積の小さいポンプ室20に気体を流出入させることで第2ポンプ9として機能する。
そして、第1ポンプ7の2つのポート23、24の内、ポート23には、第1制御弁8に通じるガス流路25が接続し、ポート24には、フィルタ26を介して外気に通じるガス流路27が接続する。また、第2ポンプ9の2つのポート28、29の内、ポート28には、第2制御弁12に通じるガス流路30が接続し、ポート29には、フィルタ26を介して外気に通じるガス流路31が接続する。なお、ガス流路27は、ガス流路31に接続することでフィルタ26を介して外気に通じている。
なお、ロータ17は、ECU13からの指令に応じて回転し、ECU13は、ロータ17が正方向、負方向のいずれの方向にも回転することができるように設定されている。このため、第1ポンプ7は、キャニスタ5に正または負両方の気体圧を印加することができ、第2ポンプ9は、第2流動部10において気体を一方向ばかりでなく、一方向とは逆の他方向にも流動させることができる。
第1制御弁8は、キャニスタ5に通じるガス流路32、第1ポンプ7のポート23に通じるガス流路25、およびフィルタ33を介して外気に通じるガス流路34の連通状態を切り替える電磁3方弁である。すなわち、第1制御弁8は、ECU13からの指令に応じて、ガス流路32とガス流路25とが連通する開弁状態と、ガス流路25とガス流路34とが連通する閉弁状態とを切り替える。
そして、第1制御弁8は、パージ工程において、キャニスタ5から吸気ライン3に蒸発燃料を供給する際に開弁する。パージ工程では、第1制御弁8およびパージ弁6が両方とも開弁している。そして、吸気ライン3の負圧により、フィルタ26、ガス流路31、27、第1ポンプ7のポンプ室19、ガス流路25、32を介してキャニスタ5に外気が導かれ、さらにキャニスタ5から吸気ライン3に向かう気体流が発生する。また、この状態でロータ17が正方向に回転するとキャニスタ5に正の気体圧が印加されて、キャニスタ5から吸気ライン3に向かう気体流がアシストされ、吸気ライン3への蒸発燃料の供給が促進される。
また、第1制御弁8は、リークチェック工程において、蒸発燃料処理機構4を加圧状態または減圧状態に移行させる際にも開弁する。リークチェック工程では、パージ弁6が閉弁している。そして、パージ弁6が閉弁しているときに、第1制御弁8が開弁しベーンポンプ18が作動すると、キャニスタ5に正または負の気体圧が積極的に印加される。このため、蒸発燃料処理機構4は、早期に加圧状態または減圧状態に移行する。その後のリークチェック工程では、第1制御弁8は閉弁し、第2ポンプ9のみによりキャニスタ5に正または負の気体圧が印加され、リークチェックが行われる。
第2流動部10は、第2ポンプ9によりフィルタ26を介して外気とキャニスタ5との間で気体を流動させるためのガス流路35として構成される。ガス流路35は、第1ポンプ7によりフィルタ26を介して外気とキャニスタ5との間で気体を流動させるためのガス流路32、25とは別に設けられている。すなわち、ガス流路35は、キャニスタ5に直接的に接続するガス流路36、およびガス流路36から分岐する一方のガス流路37によりキャニスタ5に通じるとともに、ガス流路30に接続して第2ポンプ9のポート28に通じる。
また、ガス流路35にはオリフィス40が設けられている。オリフィス40は、蒸発燃料処理機構4に発生したリーク箇所のリーク有効径に関し、許容できるリーク有効径に相当する有効開口径を形成するように設けられている。
流動パラメータ検出手段11は、ガス流路35に組み付けられ、例えば、流動パラメータとして、オリフィス40よりも第2ポンプ9の側のガス流路35における気体圧を検出する圧力センサとして構成される(以下、流動パラメータ検出手段11を圧力センサ11とする)。これにより、ガス流路35は、流動パラメータである気体圧の検出部として機能し、さらに、この気体圧の検出値はECU13に出力されて後記のようにリーク発生の判定に利用されるので、ガス流路35はリーク検出部として機能する。
第2制御弁12は、ガス流路30とガス流路35との接続点に接続するガス流路42、ガス流路36から分岐する他方のガス流路43、およびガス流路31に接続するガス流路44の連通状態を切り替える電磁3方弁である。すなわち、第2制御弁12は、ECU13からの指令に応じて、ガス流路43とガス流路44とが連通する開弁状態と、ガス流路43とガス流路42とが連通する閉弁状態とを切り替える。
そして、第2制御弁12は、リークチェック工程において、リーク発生の判定(リークチェック)の基準となる基準値を取得する際に開弁する。この基準値は、フィルタ26を介してガス流路35に外気を導入し、ガス流路35における気体の流動状態が定常に達したときの圧力センサ11による気体圧の検出値である。すなわち、この基準値は、外気の状態、第2ポンプ9の吐出能力、およびオリフィス40の有効開口径に応じたガス流路35における気体圧である。そして、後記するように、この基準値に基づきリークチェックが行われる。
また、第2制御弁12が閉弁しているとき、キャニスタ5は、ガス流路36、43、42、30を介して第2ポンプ9のポート28と直接的に連通している。このため、第2制御弁12が閉弁しているときに、第2ポンプ9が作動すると第2ポンプ9によりキャニスタ5に正または負の気体圧が印加される。なお、第2ポンプ9は第1ポンプ7よりも低吐出能力なので、第2制御弁12が閉弁してキャニスタ5と第2ポンプ9のポート28とが直接的に連通していても、第2ポンプ9による気体圧の印加速度は第1ポンプ7による気体圧の印加速度よりも小さい。
ECU13は、圧力センサ11による気体圧の検出値を取得するとともに、エンジンの運転状態等に応じて、ベーンポンプ18、第1、第2制御弁8、12、パージ弁6等を駆動制御するための指令を行う。すなわち、ECU13は、各種の検出値の取得、各種演算、および演算結果に基づく制御信号の合成および出力を行う周知構造のマイコン(図示せず)、およびマイコンから制御信号の入力を受け、ベーンポンプ18、第1、第2制御弁8、12、パージ弁6等のアクチュエータに所定の電源から給電させる駆動回路(図示せず)等により構成されている。
そして、ECU13は、エンジンの運転状態に応じて、パージ工程およびリークチェック工程を選択し、ベーンポンプ18、第1、第2制御弁8、12、パージ弁6等を選択した工程に応じて駆動制御する。なお、パージ工程は、例えば、エンジンの運転中に実行され、リークチェック工程は、例えば、エンジンの運転停止後に所定の時間が経過した後や、エンジンの運転停止後にエンジンの温度が所定値に安定したと判定された後に実行される。
まず、パージ工程において、ECU13は、図3に示すように、パージ弁6および第1制御弁8を開弁させるとともに、第2制御弁12を閉弁させる。これにより、吸気ライン3の負圧により、主に、フィルタ26、ガス流路31、27、第1ポンプ7のポンプ室19、ガス流路25、32、37、36を介してキャニスタ5に外気が導かれ、さらにキャニスタ5から吸気ライン3に向かう気体流が発生する。このため、キャニスタ5から吸気ライン3に蒸発燃料が供給される。
また、ECU13は、吸気ライン3の負圧が小さく蒸発燃料の供給が不十分であると判定した場合、パージ弁6および第1制御弁8を開弁させた状態でベーンポンプ18のロータ17を正方向に回転させ、主に第1ポンプ7によりキャニスタ5に正の気体圧を印加させる。これにより、キャニスタ5から吸気ライン3に向かう気体流がアシストされ、吸気ライン3への蒸発燃料の供給が促進される。
次に、リークチェック工程において、ECU13は、図4に示すように、まず、第1制御弁8を閉弁させるとともに第2制御弁12を開弁させる。そして、ECU13は、この状態でベーンポンプ18のロータ17を負方向に回転させ、第2ポンプ9によりガス流路35に外気を導入させる。そして、ガス流路35における気体の流動状態が定常に達したら、ECU13は、圧力センサ11による検出値を基準値として取得する。
そして、ECU13は、基準値の取得後、図5に示すように、パージ弁6および第2制御弁12を閉弁させるとともに第1制御弁8を開弁させる。そして、ECU13は、この状態でベーンポンプ18のロータ17を負方向に回転させ、主に第1ポンプ7によりキャニスタ5に負の気体圧を印加させる。これにより、蒸発燃料処理機構4は、外気圧よりも低い減圧状態に移行する。
そして、ECU13は、蒸発燃料処理機構4を減圧状態に移行させた後、図6に示すように、パージ弁6および第2制御弁12を閉弁させたまま第1制御弁8を閉弁させる。そして、ECU13は、この状態でベーンポンプ18のロータ17を負方向に回転させ、第2ポンプ9によりキャニスタ5に負の気体圧を印加させる。これにより、圧力センサ11の検出値は、蒸発燃料処理機構4におけるリーク状況に応じた値に向かって収束する。
この結果、ECU13は、圧力センサ11の検出値が基準値よりも恒常的に低くなると、リークが発生していないと判定し、圧力センサ11の検出値が基準値よりも恒常的に高くなると、リークが発生していると判定する。
このように、ECU13は、リークチェック工程において、パージ弁6および第1制御弁8を閉弁させた状態で、第2ポンプ9によりガス流路35に気体を流動させ、圧力センサ11からガス流路35における気体圧の検出値を取得し、取得した検出値に基づき、蒸発燃料処理機構4にリークが発生しているか否かを判定するリーク判定手段として機能する。
〔実施例1の効果〕
実施例1のリークチェック装置1は、キャニスタ5に正または負の気体圧を印加する第1ポンプ7と、キャニスタ5と第1ポンプ7との間を開閉する第1制御弁8と、第1ポンプ7よりも低吐出能力の第2ポンプ9と、キャニスタ5に通じ、第2ポンプ9が作動することで気体が流動する第2流動部10(ガス流路35)と、ガス流路35における気体圧を検出する圧力センサ11と、圧力センサ11から取得した検出値に基づき、蒸発燃料処理機構4にリークが発生しているか否かを判定するECU13とを備える。
これにより、キャニスタ5に正または負の気体圧を積極的に印加する際には、高吐出能力の第1ポンプ7を用いることができ、ガス流路35に気体を流動させる際には、低吐出能力の第2ポンプ9を用いることができる。このため、蒸発燃料の供給促進には、高吐出能力の第1ポンプ7を利用することができるとともに、リークチェックには、誤判定の虞が低い低吐出能力の第2ポンプ9を利用することができる。
したがって、蒸発燃料処理機構4のリークチェック装置1において、キャニスタ5から吸気ライン3への蒸発燃料の供給を促進する第1ポンプ7が高吐出能力でも、リークチェックに対する誤判定の虞を低減することができる。
また、リークチェック装置1によれば、ECU13は、基準値の取得後、主に第1ポンプ7によりキャニスタ5に負の気体圧を印加させ、蒸発燃料処理機構4を減圧状態に移行させる。
このように、リークチェック工程において蒸発燃料処理機構4を減圧状態に移行させる際、高吐出能力の第1ポンプ7によりキャニスタ5に負の気体圧を積極的に印加することで、蒸発燃料処理機構4を早期に減圧状態に移行させることができる。このため、リークチェック時間を短縮することができる。
また、リークチェック装置1によれば、第1、第2ポンプ7、9は、1個のベーンポンプ18として構成され、ベーンポンプ18は、ベーン16の通過に伴い気体が流出入する異容積の2個のポンプ室19、20を形成し、容積の大きいポンプ室19に気体を流出入させることで第1ポンプ7として機能し、容積の小さいポンプ室20に気体を流出入させることで第2ポンプ9として機能する。
これにより、蒸発燃料の供給を促進することとリークチェック誤判定の虞を低減することを両方とも可能にするリークチェック装置1において、組み込むべきポンプ数を2個から1個に減らすことができる。このため、リークチェック装置1を、安価に構成することができる。
また、リークチェック装置1によれば、第1ポンプ7のポート24は、ガス流路27、31およびフィルタ26を介して外気に通じる。また、第1制御弁8は、キャニスタ5に通じるガス流路32と第1ポンプ7のポート23に通じるガス流路25とが連通する開弁状態と、フィルタ33を介して外気に通じるガス流路34とガス流路25とが連通する閉弁状態とを切り替える。
これにより、第1ポンプ7を利用してキャニスタ5に正または負の気体圧を印加する際に、外気とキャニスタ5との間で気体を流出入させることができる。
また、このリークチェック装置1は、ガス流路35と外気との間を開閉する第2制御弁12を備え、ガス流路35にオリフィス40が設けられている。そして、ECU13は、第2制御弁12を開弁して第2ポンプ9を作動させ、ガス流路35に外気を流動させて圧力センサ11から基準値を取得する。
さらに、ECU13は、第2制御弁12を閉弁して第1、第2ポンプ7、9により蒸発燃料処理機構4を減圧状態に移行させ、圧力センサ11の検出値が恒常的に基準値よりも低くなれば、リークが発生していないと判定し、圧力センサ11の検出値が恒常的に基準値よりも高くなれば、リークが発生していると判定する。
ここで、基準値は、オリフィス40の有効開口径に相当するリーク有効径のリーク箇所が蒸発燃料処理機構4に発生している場合、蒸発燃料処理機構4を減圧状態に移行させたときに圧力センサ11から取得される検出値に相当する。したがって、蒸発燃料処理機構4を減圧状態に移行させ、圧力センサ11の検出値と基準値とを比較することで、オリフィス40の有効開口径以上のリーク有効径のリーク箇所が、蒸発燃料処理機構4に発生しているか否かを判定することができる。
また、蒸発燃料処理機構4を減圧状態に移行させ、圧力センサ11の検出値と基準値とを比較することで、蒸発燃料処理機構4にリークが発生しているか否かを判定することができるので、リークチェック装置1に組み込むべきセンサ数を1個にすることができる。このため、リークチェック装置1を、安価に構成することができる。
〔変形例〕
実施例1のリークチェック装置1によれば、リークチェックは、ベーンポンプ18のロータ17を負方向に回転させ、蒸発燃料処理機構4を減圧状態に移行させることで行われたが、ロータ17を正方向に回転させ、蒸発燃料処理機構4を加圧状態に移行させることで、リークチェックを行うこともできる。
この場合、ECU13は、基準値取得のためにガス流路35に外気を導入する際、ロータ17を正方向に回転させる。また、ECU13は、蒸発燃料処理機構4を加圧状態に移行させ、圧力センサ11の検出値が恒常的に基準値よりも高くなれば、リークが発生していないと判定し、圧力センサ11の検出値が恒常的に基準値よりも低くなれば、リークが発生していると判定する。
また、実施例1のリークチェック装置1によれば、第2流動部10は、1個のオリフィス40が設けられ1個の圧力センサ11が配置されたガス流路35であったが、このような形態に限定されない。例えば、ガス流路30、35、37、43、44を第2流動部10とし、ガス流路44にオリフィス40とは別のオリフィスを設ける。さらに、オリフィス40よりも第2ポンプ9の側におけるガス流路35の気体流量を検出する流量センサ、および、新規に設けるオリフィスよりも第2制御弁12の側におけるガス流路44の気体流量を検出する流量センサを、それぞれ、ガス流路35、44に組み付ける。
そして、ECU13は、パージ弁6および第1制御弁8を閉弁させるとともに第2制御弁12を開弁させて、ベーンポンプ18を作動させ、これら2つの流量センサの検出値を取得する。そして、ECU13は、取得した2つの検出値の差分に基づき、蒸発燃料処理機構4にリークが発生しているか否かを判定する。
すなわち、蒸発燃料処理機構4にリークが発生していると、ガス流路36を介してキャニスタ5とガス流路37またはガス流路43との間で気体が流出入する。このため、2つの検出値の差分の絶対値は、蒸発燃料処理機構4におけるリーク状況に応じて増減する。よって、ECU13は、差分の絶対値に対する閾値を設定し、この閾値と差分の絶対値とを比較することでリークチェックを行うことができる。
リークチェック装置の構成を示す説明図である(実施例)。 ベーンポンプの構成を示す説明図である(実施例) パージ工程におけるリークチェック装置を示す説明図である(実施例)。 リークチェック工程で基準値を取得する際のリークチェック装置を示す説明図である(実施例)。 リークチェック工程で蒸発燃料処理機構を減圧状態に移行させる際のリークチェック装置を示す説明図である(実施例)。 リークチェック工程でリークチェックを行う際のリークチェック装置を示す説明図である(実施例)。 リークチェック装置の構成を示す説明図である(従来例)。 ポンプ特性を示す説明図である。
符号の説明
1 リークチェック装置
2 燃料タンク
3 吸気ライン
4 蒸発燃料処理機構
5 キャニスタ
6 パージ弁
7 第1ポンプ
8 第1制御弁
9 第2ポンプ
10 第2流動部
11 圧力センサ(流動パラメータ検出手段)
12 第2制御弁
13 電子制御装置、ECU(リーク判定手段)
18 ベーンポンプ
19 ポンプ室
20 ポンプ室
23 ポート(他方のポート)
24 ポート(一方のポート)
40 オリフィス

Claims (4)

  1. 燃料を貯留する燃料タンクと、
    この燃料タンクで発生する蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタと、
    開弁することで前記キャニスタからエンジンの吸気ラインに向かい気体を流動させ、前記キャニスタに蓄えられた蒸発燃料を前記吸気ラインに供給するパージ弁とを備える蒸発燃料処理機構に、リークが発生しているか否かを判定するリークチェック装置において、
    前記キャニスタに正または負の気体圧を印加する第1ポンプと、
    前記キャニスタと前記第1ポンプとの間を開閉する第1制御弁と、
    前記第1ポンプよりも低吐出能力の第2ポンプと、
    前記キャニスタに通じ、前記第2ポンプが作動することで気体が流動する第2流動部と、
    この第2流動部における気体の流動状態を示す流動パラメータを検出する流動パラメータ検出手段と、
    前記パージ弁および前記第1制御弁を閉弁させた状態で、前記第2ポンプにより前記第2流動部に気体を流動させ、前記流動パラメータ検出手段から前記流動パラメータの検出値を取得し、取得した前記流動パラメータの検出値に基づき前記蒸発燃料処理機構にリークが発生しているか否かを判定するリーク判定手段とを備えるリークチェック装置。
  2. 請求項1に記載のリークチェック装置において、
    前記第1ポンプおよび前記第2ポンプは、1個のベーンポンプとして構成され、
    前記ベーンポンプは、
    ベーンの通過に伴い気体が流出入する異容積の2個のポンプ室を形成し、
    容積の大きいポンプ室に気体を流出入させることで前記第1ポンプとして機能し、
    容積の小さいポンプ室に気体を流出入させることで前記第2ポンプとして機能することを特徴とするリークチェック装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のリークチェック装置において、
    前記第1ポンプの2つのポートの内の一方のポートは、外気に通じ、
    前記第1制御弁は、前記第1ポンプの2つのポートの内の他方のポートと前記キャニスタとが連通する開弁状態と、前記他方のポートと外気とが連通する閉弁状態とを切り替えることを特徴とするリークチェック装置。
  4. 請求項1ないし請求項3に記載のリークチェック装置において、
    前記第2流動部と外気との間を開閉する第2制御弁を備え、
    前記第2流動部に1個のオリフィスが設けられていることを特徴とするリークチェック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211474A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 株式会社デンソー 燃料蒸気漏れ検出装置
CN110513223A (zh) * 2018-05-21 2019-11-29 株式会社电装 用于汽化燃料的泄漏检测装置

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