JP2007278136A - コンテナ脱着式発電装置 - Google Patents

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Hirokuni Yoshikawa
弘國 吉川
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Abstract

【課題】車両の使用効率を高め、低コストな発電装置を提供し、油漏れによる火災の発生を防止する、簡素な構造で移動性を高める。
【解決手段】 コンテナ脱着式発電装置1は、底板2と、底板2に固定された縦板から構成される前板3と、前脚4と、ローラ5付の後脚6と、前板3に固定される掛合部材7と、を備えてコンテナ脱着装置付自動車100に脱着自在に構成されるコンテナ8と、底板2上に固定されたエンジン発電機9と、エンジン発電機9を覆う覆い板覆い板10と、エンジン発電機9の周囲の底板2上に立設された鋼製防油壁11と、を備え、前板3、側板12、開閉扉14、及び天蓋16により、エンジン発電機9の収容空間を構成するとともに、風雨からエンジン発電機9を防護する。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両で移動可能なコンテナ脱着式発電装置に関する。
従来、移動式の発電移動車に関しては複数の提案がなされている。例えば、特許文献1及び2に示す通り、ワンボックスタイプの移動車の荷台に固定したコンテナ内に発電設備等を配置する。そして、この発電移動車で各所を移動しながら、所望の場所で電源を供給する。
特開平09-137616 特開2001-65406
しかしながら、せっかく、便利な移動発電車が設けられたとしても、その移動発電車は電源移動専用の車であって、他の用途に転用できず、車両の使用効率が悪く、保険代、車検代等のコストがかさみ、普及の妨げとなる課題が考えられた。発電機からの油漏れによって火災の発生のおそれがあるという課題が考えられた。
そこで、車の使用効率を高め、低コストな発電装置を提供し、油漏れによる火災の発生を防止する、簡素な構造で移動性を高めたコンテナ脱着式発電装置を提供することを課題とする。
上記課題に鑑み、請求項1の発明は、少なくとも、底板と、該底板に固定される前板と、前脚と、ローラ付後脚と、前記前板に固定される掛合部材と、を備えてコンテナ脱着装置付車両に脱着自在に構成されるコンテナと、前記底板上に固定された発電機と、前記発電機を覆う覆い板と、該発電機の周囲の底板上に立設された防油部材と、を備えたことを特徴とするコンテナ脱着式発電装置である。
請求項2の発明は、前記防油部材が鋼製壁板で構成される請求項1のコンテナ脱着式発電装置である。
請求項3の発明は、前記防油部材が、液密構造のシール部材であって、前記底板、及び、覆い板の側面の少なくとも下側領域の内面に形成されている請求項1のコンテナ脱着式発電装置である。
請求項4の発明は、前記底板に油溜りが形成されている請求項1のコンテナ脱着式発電装置である。
請求項1により、コンテナをコンテナ脱着装置付き車両から積み下ろすことで、コンテナ脱着装置付き車両が発電機を所望の場所に自在に運搬するとともに、発電機の以外の運搬にも活用できるので、車両の効率的な活用ができる。コンテナ脱着式発電装置が小型化できるので、その設置スペースを削減できる。防油部材により、油漏れによる火災の発生を防止できる。
請求項2により、前記防油部材が鋼製壁板で構成されるので、コスト低減と製作の容易性を高め、油の漏出による火災の発生を防止できる。
請求項3により、前記防油部材が、液密構造のシール部材であって、前記底板、及び、覆い板の側面の少なくとも下側領域の内面に形成されているので、製作が容易になるとともに、油漏れの受け量を大きくすることができる。
請求項4により、前記底板に油溜りが形成されているので、油の抜き取りにより、油管理が容易である。
以下に、本発明の好適な一実施形態であるコンテナ脱着式発電装置1について図面を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることができるものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれ、該技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
図1乃至図5に示すコンテナ脱着式発電装置1は、水平な底板2と、この底板2の前端部に固定された縦板から構成される前板3と、底板2の前部の底面に形成される前脚4と、底板2の後部の底面に形成されるローラ5付の後脚6と、前板3の前方面の中央部上部に固定される掛合部材7と、を備えて、コンテナ脱着装置付自動車100に脱着自在に構成されるコンテナ8を備えている。このコンテナ脱着式発電装置1は、底板2上に固定されたエンジン発電機9と、エンジン発電機9を覆う覆い板10と、エンジン発電機9の周囲の底板2上に立設されエンジン発電機9から漏れた油が外部へ漏れることを防止する鋼製防油壁11と、を備えている。このエンジン発電機9は、燃料タンク、燃料タンクから供給される燃料で駆動するエンジン、エンジンの動力で発電する発電機本体が一体に構成されたものである。鋼製防油壁11は図では長方形状の枠板であり、その下端部が底板2に溶接されている。鋼製防油壁11の形状は何等限定されるものではない。覆い板10は、底板2の側面端部に開閉可能に取り付けられる左右一対の側板12と、底板2の後部に立設される後部フレーム13と、後部フレーム13に取り付けられる観音開き式の開閉扉14と、前板3と後部フレーム13の上部中央部に水平に且つコンテナ8の前後方向に架け渡される梁15と、梁15に軸着される一対の天蓋16と、コンセント17と、を備えている。前板3、側板12、開閉扉14、及び天蓋16により、エンジン発電機9の収容空間を構成するとともに、風雨からエンジン発電機9を防護している。なお、覆い板10は両開きであるが、三方開きでもよい。
図1に示す通り、底板2に油溜り部20と弁21とが形成されている。エンジン発電機9は底板2に固定された架台22上に固定されている。底板2の裏面には、図3に示す通り、一対のレール23と、複数のリブ24と、走行時にコンテナ8を自動車100に固縛する固縛装置25とが備えられている。以下、各要素を詳細に説明する。
次に、コンテナ脱着装置付自動車100について図4及び図5を参照して説明する。このコンテナ脱着装置付自動車100は、図4に示す通り、運転席にコントロールスイッチ102、P.T.O.を操作するPTOレバー103、荷台部分に、ダンプアーム104と、リフトシリンダ105、ソレノイドバルブ106、リフトシリンダ105で回動(図5(a)〜(e))されるリフトアーム107とを備えている。リフトアーム107の先端には、吊上フック101が設けられ、これによりコンテナ脱着式発電装置1が積み降ろし可能となる。またダンプアーム104は後端部を中心として回動可能となっている(図5(f)(g)参照)。また、ロックシリンダ109、コンテナ脱着式発電装置1をロック可能なコンテナロック180が設けられ、リフトアーム107を固縛状態又は非固縛状態とするものである。コンテナ脱着装置付自動車100の後端部には、コンテナ脱着式発電装置1の底面を案内するヒンジローラ181が設けられ、またコンテナ脱着式発電装置1の掛合部材7を係止するコンテナフック182が設けられている。183はジャッキである。なお、ダンプアーム104のダンプ(図5(g)参照)が可能である。コンテナ脱着式発電装置1をコンテナ脱着装置付自動車100に脱着するとき、前脚4は折り畳まれてもよい。
コンテナ脱着式発電装置1をコンテナ脱着装置付自動車100に積み降ろしする場合は、吊上フック101をローラ5に取り付け、コンテナ脱着式発電装置1を吊り上げたり吊り下げたりすることで、コンテナ脱着装置付自動車100へのコンテナ脱着式発電装置1の積み降ろしを実行する(図4及び図5参照)。このとき、ローラ5の働きで、コンテナ脱着式発電装置1の底面の円滑な運動を確保し、円滑な作業ができる。なお、図5(a)は固縛状態、同(b)は開放状態、同(c)は離脱状態、同(d)は離脱完了状態、同(e)は装着状態、同(f)は装着完了状態を各々示し、同(g)はダンプ状態を示す。なお、コンテナ脱着式発電装置1をコンテナ脱着装置付自動車100へ脱着するとき、前脚4を折り曲げたり、縮めたりして、支障の無い様にしてもよい。
以上説明した実施例1のコンテナ脱着式発電装置1によれば、コンテナ脱着装置付自動車100へ脱着自在であるので、従来の電源移動車と対比して、コンテナ脱着装置付き自動車100を発電機の運搬に活用できるとともに、他の用途のコンテナの運搬にも重ねて活用できる。また、移動電源としてのコンテナ脱着式発電装置1を小型化し、その設置スペースを削減できる。また、従来の電源移動車にかかる保険、車検費用を激減させることで、コスト削減に貢献できる。これによりコンテナ脱着式発電装置1を移動式発電装置として安価に広く普及できる。鋼製防油壁11により、油漏れによる火災の発生を防止でき、コスト低減と製作の容易性を高める。底板2に油溜り部20が形成されているので、弁21から油を抜き取ることにより、油管理が容易である。
実施例2のコンテナ脱着式発電装置101は、図6に示す通り、実施例1の鋼製防油壁11に代えて、防油部材として、液密構造のパッキン又はシール211(例えば、ゴム板等)を底面202及び覆い板210の内側面の下側領域に接着等により液密に形成させている。即ち、シール211を底板202の上面、前板203の後面、側板212の内側面及び開閉扉214の前方面(内側面)の下端部から上部に向かって所定の高さ以上に形成してある(図6では黒塗り及び斜線部分で示す領域)。シール211を板に接着等するだけであるので、製作が容易になるとともに、漏れた油の受け量を大きくすることができる。番号は200番台として、実施例1と共通する構成については、実施例1の図示及び説明を援用する。
本発明の実施形態の実施例1のコンテナ脱着式発電装置の斜視図である。 同コンテナ脱着式発電装置の左側面図である。 同コンテナ脱着式発電装置の底面図である。 コンテナ脱着式発電装置の自動車への積み下ろし作業を示す説明図である。 コンテナ脱着装置付自動車の動作説明図である。 本発明の実施形態の実施例2のコンテナ脱着式発電装置の斜視図である。
符号の説明
1・・・コンテナ脱着式発電装置 2・・・底板 3・・・前板 4・・・前脚
5・・・ローラ 6・・・後脚 7・・・掛合部材 8・・・コンテナ
9・・・エンジン発電機 10・・・覆い板 11・・・鋼製防油壁
12・・・側板 13・・・後部フレーム 14・・・開閉扉 15・・・梁
16・・・天蓋 17・・・コンセント 20・・・油溜り部 21・・・弁
22・・・架台 23・・・レール 24・・・リブ 25・・・固縛装置

Claims (4)

  1. 少なくとも、底板と、該底板に固定される前板と、前脚と、ローラ付後脚と、前記前板に固定される掛合部材と、を備えてコンテナ脱着装置付車両に脱着自在に構成されるコンテナと、
    前記底板上に固定された発電機と、
    前記発電機を覆う覆い板と、
    該発電機の周囲の底板上に立設された防油部材と、
    を備えたことを特徴とするコンテナ脱着式発電装置。
  2. 前記防油部材が鋼製壁板で構成される請求項1のコンテナ脱着式発電装置。
  3. 前記防油部材が、液密構造のシール部材であって、前記底板、及び、覆い板の側面の少なくとも下側領域の内面に形成されている請求項1のコンテナ脱着式発電装置。
  4. 前記底板に油溜りが形成されている請求項1のコンテナ脱着式発電装置。
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