JP2007276672A - 車載用喫煙警告装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の乗員に禁煙あるいは節度ある喫煙を促す車載用喫煙警告装置を提供する。
【解決手段】喫煙者特定手段は灰皿の蓋の開操作および/または閉操作から喫煙者を特定し、喫煙者の喫煙頻度が所定の値を上回る場合、喫煙の抑制あるいは禁煙へ誘導するための動機付けとなる喫煙警告情報を報知する構成で提供可能である。また、喫煙頻度が所定の値を上回る場合、当該喫煙頻度を外部機器に送信する構成も可能であり、乗員が例えば自宅等で乗車後に喫煙頻度を確認することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の乗員に禁煙あるいは節度ある喫煙を促す車載用喫煙警告装置に関するものである。
近年、喫煙による健康障害が広く問題視されるようになり、喫煙者に節煙や禁煙を呼びかける各種媒体を介した働きかけが盛んに行われている。また、喫煙は本人の健康を害するだけではなく、周囲の受動喫煙を招来して周囲にいる非喫煙者に受動喫煙の害を及ぼすことも大きな問題となっている。そして、喫煙は走行する車両内でも行われることが多く、車両と喫煙との関係も深いと言わざるを得ない。そこで、車室内のたばこの煙で汚れた空気を効果的に排気または浄化する車両用空調装置が考案されている(特許文献1参照)。
特開2005−47418号公報
特許文献1の例は、喫煙を検出して汚れた空気を効果的に排気または浄化する、乗員の健康を考えた装置であるが、周囲の環境改善にはなるものの、乗員の喫煙回数を減らせるものではなく、禁煙あるいは節煙につながるものではない。
上記問題を背景として、本発明の課題は、車両の乗員に禁煙あるいは節度ある喫煙を促す車載用喫煙警告装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための車載用喫煙警告装置は、車内の喫煙者を特定する喫煙者特定手段と、喫煙者の喫煙頻度を演算する演算手段と、喫煙頻度が所定の値を上回るかどうかを判定する判定手段と、喫煙頻度が所定の値を上回る場合、喫煙の抑制あるいは禁煙へ誘導するための動機付けとなる喫煙警告情報を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、従来技術が車内の空気浄化を行うのみで、喫煙の抑制や禁煙につながらない点に着目し、喫煙者を特定し、その喫煙者の喫煙頻度を演算してその場合に合ったきめ細かい警告(狭義の警告)やアドバイスを行い上記課題を解決するものである。ここで、喫煙警告情報とは、喫煙の中止を求める狭義の警告のみならず、喫煙の抑制につながる緩やかなアドバイス的な内容を含む広い概念である。
また、本発明の車載用喫煙警告装置は、車内に設置された喫煙具の操作状態を検出する喫煙具操作状態検出手段を備え、喫煙者特定手段は喫煙具の操作状態から喫煙者を特定するように構成することもできる。
灰皿等の喫煙具は、乗員が喫煙するかどうかによらず製造時の時点で殆どの車両に取り付けられている。上記構成によって、新たにセンサ等の検出手段を設置しなくても喫煙者を特定することが可能となる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置における喫煙具操作状態検出手段は、車内の各乗員の座席に対応して設置された灰皿の蓋の開操作および/または閉操作を検出する開閉検出手段と、灰皿の蓋の開操作および閉操作の少なくとも一方の操作回数をカウントする開閉カウント手段と、を含み、喫煙者特定手段は灰皿の蓋の開操作および/または閉操作から喫煙者を特定し、演算手段はカウントされた操作回数から喫煙頻度を演算するように構成することもできる。
車内で喫煙する際は座席の最寄りの灰皿を使用する場合が多い。そして、喫煙中は灰皿の蓋を開けておくことが多い。上記構成によって、既設の灰皿を用いて喫煙者を特定することができ、他の喫煙者特定のための装置を必要としないので、車載用喫煙警告装置の製造コストの上昇を抑えることが可能となる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置における喫煙具操作状態検出手段は、車内の特定位置に各乗員に共用のものとして設置された灰皿の蓋の開操作および/または閉操作を検出する開閉検出手段と、灰皿の蓋の開操作および閉操作の少なくとも一方の操作回数をカウントする開閉カウント手段と、を含み、車両の窓の開閉状態を検出する窓状態検出手段を備え、喫煙者特定手段は灰皿の蓋の開操作および/または閉操作と、窓の開閉状態とから喫煙者を特定するように構成することもできる。
上記構成によって、例えば、灰皿が乗員の人数分設置されておらず、灰皿の蓋の開閉だけでは喫煙者を特定することができない場合でも、喫煙時に排煙のために最寄りの窓を開けることがあるので、その窓の開閉状態を検出することで喫煙者を特定することが可能となる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置は、喫煙頻度が所定の値を上回る場合、当該喫煙者の使用する灰皿の開操作を禁止する禁止手段を備えるように構成することもできる。
上記構成のように強制力を伴う手段を備えることで、単なる警告あるいはアドバイスだけでは効き目のない乗員に対しても、喫煙の抑制あるいは禁煙へ誘導するための動機付けを行うことができる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置における喫煙具操作状態検出手段は、車内の各乗員の座席に対応して設置されたシガーライタの操作を検出する操作検出手段と、シガーライタの操作回数をカウントする操作カウント手段と、を含み、喫煙者特定手段はシガーライタの操作から喫煙者を特定し、演算手段はカウントされた操作回数から喫煙頻度を演算するように構成することもできる。
上記構成によって、既設のシガーライタを用いて喫煙者を特定することで、車載用喫煙警告装置の製造コストの上昇を抑えることが可能となる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置における喫煙具操作状態検出手段は、車内の各乗員の特定位置に各乗員に共用のものとして設置されたシガーライタの操作を検出する操作検出手段と、シガーライタの操作回数をカウントする操作カウント手段と、を含み、車両の窓の開閉状態を検出する窓状態検出手段を備え、喫煙者特定手段はシガーライタ操作と、窓の開閉状態とから喫煙者を特定するように構成することもできる。
シガーライタは大抵の車両では前席中央に1個設置されていることが多い。しかし、喫煙時に排煙のために最寄りの窓を開けることがある。上記構成によって、シガーライタの操作だけでは喫煙者を特定することができない場合でも、喫煙時に排煙のために最寄りの窓を開けることがあるので、その窓の開閉状態を検出することで喫煙者を特定することが可能となる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置は、喫煙頻度が所定の値を上回る場合、当該喫煙者の使用するシガーライタの操作を禁止する操作禁止手段を備えるように構成することもできる。
上記構成のように強制力を伴う手段を備えることで、単なる警告あるいはアドバイスだけでは効き目のない乗員に対しても、喫煙の抑制あるいは禁煙へ誘導するための動機付けを行うことができる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置は、車内の乗員の様子を撮影する撮影手段を備え、喫煙者特定手段は撮影された乗員の様子から喫煙者を特定するように構成することもできる。
上記構成によって、灰皿やシガーライタ等が車内の各乗員の座席に対応して設置されていなくても、撮影された画像から喫煙者を特定することが可能となる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置は、判定手段の判定条件を設定する条件設定手段と、条件設定手段による設定を行う際の認証を行う認証手段と、を備えるように構成することもできる。
乗員によって喫煙本数の上限は異なる。上記構成によって、乗員に応じた喫煙警告を行うことが可能となる。また、暗証番号の入力等の認証を行うことで、警告対象者が設定を勝手に変更できないようにすることができる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置は、喫煙頻度が所定の値を上回る場合、当該喫煙頻度を外部機器に送信する送信手段を備えるように構成することもできる。
上記構成によって、乗員の喫煙頻度を監視する立場にある者がその乗員の喫煙頻度を把握することが可能となる。また、乗員が例えば自宅等で乗車後に喫煙頻度を確認することが可能となる。
また、本発明の車載用喫煙警告装置は、車両に搭載された車載用ナビゲーション装置が有する表示器および音声発生装置を利用するものであって、喫煙頻度が所定の値を上回る場合、報知手段は表示器あるいは音声発生装置により喫煙警告情報を報知するように構成することもできる。
上記構成によって、車載用ナビゲーション装置が有する表示器および音声発生装置を本発明の車載用喫煙警告装置に用いることで、車載用喫煙警告装置を車載用ナビゲーション装置の機能の一部として構成でき、新たに専用の装置として製造する必要もないので、本発明の車載用喫煙警告装置を低コストで実現できる。
以下、本発明の車載用喫煙警告装置の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は車載用喫煙警告装置を車載用ナビゲーション装置(以下、ナビゲーション装置と略称)の一部として構成した例を示すブロック図である。なお、車載用喫煙警告装置を単独の車載機器と構成しても、車載用オーディオ装置のような他の車載機器の機能の一部として構成してもよい。
ナビゲーション装置100は、位置検出器1,地図データ入力器6,操作スイッチ群7,リモートコントロール(以下リモコンと称する)センサ11,音声案内などを行う音声合成回路24,スピーカ15,メモリ9,表示器10,送受信機13,ハードディスク装置(HDD)21,LAN(Local Area Network) I/F(インターフェース)26,これらの接続された制御回路8,リモコン端末12等を備えている。
位置検出器1は、周知の地磁気センサ2,車両101(図2参照)の回転角速度を検出するジャイロスコープ3,車両101の走行距離を検出する距離センサ4,および衛星からの電波に基づいて車両101の位置を検出するGPS受信機5を有している。これらのセンサ等2,3,4,5は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては前述したうちの一部のセンサで構成してもよく、さらに、ステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ例えば車速センサ23等を用いてもよい。
操作スイッチ群7は、例えば表示器10と一体になったタッチパネル22もしくはメカニカルなスイッチが用いられる。タッチパネル22は、表示器10の画面上にガラス基盤と透明なフィルムにスペーサと呼ばれる隙間を介してX軸方向、Y軸方向に電気回路が配線され、フィルム上をユーザがタッチすると、押された部分の配線がショートして電圧値が変わるため、これを2次元座標値(X,Y)として検出する、いわゆる抵抗膜方式が広く用いられる。その他に、いわゆる静電容量方式を用いてもよい。メカニカルスイッチの他に、マウスやカーソル等のポインティングデバイスを用いてもよい。また、表示器10とその周辺を覆い意匠枠となるエスカッションに、操作スイッチ群7のうちのメカニカルスイッチを配置してもよい。
また、マイク31および音声認識ユニット30を用いて種々の指示を入力することも可能である。これは、マイク31から入力された音声信号を、音声認識ユニット30において周知の隠れマルコフモデル等の音声認識技術により処理を行い、その結果に応じた操作コマンドに変換するものである。これら本発明の条件設定手段でもある、操作スイッチ群7,リモコン端末12,タッチパネル22,およびマイク31により種々の指示を入力することが可能である。
送受信機13は、例えば道路に沿って設けられた送信機(図示せず)から出力される光ビーコン、または電波ビーコンによってVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報通信システム)センタ14から道路交通情報を受信、あるいはFM多重放送を受信するための装置である。
また、図示しないETC車載器と通信することにより、ETC車載器が路側器(図示せず)から受信した料金情報などをナビゲーション装置100に取り込んで表示することができる。また、ETC車載器によって外部ネットワークと接続し、VICSセンタ14等との通信を行う構成をとってもよい。
制御回路8は通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU81,ROM82,RAM83,入出力回路であるI/O84,A/D変換部86,描画部87,画像処理部88,時計IC89,およびこれらの構成を接続するバスライン85が備えられている。CPU81は、HDD21に記憶されたナビプログラム21pおよびデータにより制御を行う。また、HDD21へのデータの読み書きの制御はCPU81によって行なわれる。また、CPU81からHDD21に対してデータの読み書きの制御ができなくなった場合のために、ROM82にナビゲーション装置100として必要最低限の動作を行うためのプログラムを記憶しておいてもよい。なお、制御回路8が本発明の喫煙者特定手段,演算手段,判定手段,開閉カウント手段,操作カウント手段,認証手段に相当する。
A/D変換部86は周知のA/D(アナログ/デジタル)変換回路を含み、例えば位置検出器1などから制御回路8に入力されるアナログデータをCPU81で演算可能なデジタルデータに変換するものである。
描画部87は、HDD21等に記憶された地図データ21m(後述),表示用のデータや表示色のデータから表示器10に表示させるための表示画面データを生成する。
画像処理部88は、公知のパターン認識などの技術によってカメラ35(後述)によって撮影された画像の解析を行う画像処理回路を含んで構成される。
時計IC89はリアルタイムクロックICとも呼ばれ、CPU81からの要求に応じて時計・カレンダーのデータを送出あるいは設定するものである。CPU81は時計IC89から日時情報を取得する。また、車内LAN27(後述)を介して他の車載機器から日時情報を取得してもよい。また、GPS受信機5で受信された衛星からの信号に含まれる日時情報を用いてもよい。また、CPU81に含まれるリアルタイムカウンタ(図示せず)をもとに日時情報を生成してもよい。
HDD21には、ナビプログラム21pの他に位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、道路の接続を表した道路データを含む地図データ21mが記憶される。地図データ21mは、表示用となる所定の地図画像情報を記憶するとともに、リンク情報やノード情報等を含む道路網情報を記憶する。リンク情報は、各道路を構成する所定の区間情報であって、位置座標、距離、所要時間、道幅、車線数、制限速度等から構成される。また、ノード情報は、交差点(分岐路)等を規定する情報であって、位置座標、右左折車線数、接続先道路リンク等から構成される。また、リンク間接続情報には、通行の可不可を示すデータなどが設定されている。
また、HDD21には経路案内の補助情報や娯楽情報、その他にユーザが独自にデータを書き込むことができ、ユーザデータ21uとして記憶される。また、ナビゲーション装置100の動作に必要なデータや各種情報はデータベース21dとしても記憶される。
ナビプログラム21p,地図データ21m,ユーザデータ21u,およびデータベース21dは、地図データ入力器6を介して記憶媒体20からそのデータの追加・更新を行うことが可能である。記憶媒体20は、そのデータ量からCD−ROMやDVDを用いるのが一般的であるが、例えばメモリカード等の他の媒体を用いてもよい。また、外部ネットワークを介してデータをダウンロードする構成を用いてもよい。
メモリ9はEEPROM(Electrically Erasable & Programmable Read Only Memory:電気的消去・プログラム可能・読出し専用メモリ)やフラッシュメモリ等の書き換え可能なデバイスによって構成され、ナビゲーション装置100の動作に必要な情報およびデータが記憶されている。なお、メモリ9は、ナビゲーション装置100がオフ状態になっても、記憶内容が保持されるようになっている。また、メモリ9の代わりにHDD21を用いてもよい。さらに、ナビゲーション装置100の動作に必要な情報およびデータをメモリ9とHDD21に分けて記憶してもよい。
表示器10は周知のカラー液晶表示器で構成され、ドット・マトリックスLCD(Liquid Crystal Display)およびLCD表示制御を行うための図示しないドライバ回路を含んで構成されている。ドライバ回路は、例えば、画素毎にトランジスタを付けて目的の画素を確実に点灯させたり消したりすることができるアクティブマトリックス駆動方式が用いられ、制御回路8から送られる表示指令および表示画面データに基づいて表示を行う。また、表示器10として有機EL(ElectroLuminescence:電界発光)表示器,プラズマ表示器を用いてもよい。なお、表示器10が本発明の報知手段に相当する。
スピーカ15は周知の音声合成回路24に接続され、ナビプログラム21pの指令によってメモリ9あるいはHDD21に記憶されるデジタル音声データが音声合成回路24においてアナログ音声に変換されたものが送出される。なお、音声合成の方法には、音声波形をそのままあるいは符号化して蓄積しておき必要に応じて繋ぎ合わせる録音編集方式、文字入力情報からそれに対応する音声を合成するテキスト合成方式などがある。なお、音声合成回路24およびスピーカ15が本発明の報知手段,音声発生装置に相当する。
車速センサ23は周知のロータリエンコーダ等の回転検出部を含み、例えば車輪取り付け部付近に設置されて車輪の回転を検出してパルス信号として制御回路8に送るものである。制御回路8では、その車輪の回転数を車両101の速度に換算して、車両101の現在位置から所定の場所までの予想到達時間を算出したり、車両101の走行区間毎の平均車速を算出する。
通信ユニット25は周知の無線通信機として構成され、インターネット等の外部ネットワークとの通信を行う。なお、通信ユニット25が本発明の送信手段に相当する。
LAN I/F26は車内LAN27を介して他の車載機器やセンサとのデータの遣り取りを行うためのインターフェース回路である。また、LAN I/F26を介して車速センサ23等他のセンサあるいは機器からのデータ取り込みを行ってもよい。
このような構成を持つことにより、ナビゲーション装置100は、制御回路8のCPU81によりナビプログラム21pが起動されると、ユーザが操作スイッチ群7,タッチパネル22、リモコン端末12の操作あるいはマイク31からの音声入力によって、表示器10上に表示されるメニューから目的地経路を表示器10に表示させるための経路案内処理を選択した場合、次のような処理を実施する。
すなわち、ユーザが地図上の任意の地点あるいは施設検索や住所検索、ユーザが設定した登録地などから地点を選択して目的地として設定すると、位置検出器1により車両101の現在位置が求められ、該現在位置を出発地として目的地までの最適な案内経路を求める処理が行われる。そして、表示器10上の道路地図に案内経路を重ねて表示し、ユーザに適切な経路を案内する。このような自動的に最適な案内経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。また、表示器10およびスピーカ15の少なくとも一方によって、操作時のガイダンスや動作状態に応じたメッセージの報知を行う。
灰皿33a〜33dは、図2のようにそれぞれ車両101の運転席38a,後部右座席38b,後部左座席38c,助手席38dの各ドアの内側に設置される。なお、操舵ハンドルが39として示されている。図3(a)に灰皿33aの構成を示す。灰皿33aには、灰や吸殻が入れられる皿部33a1,開閉検出スイッチ33a2,蓋33a3,アクチュエータ33a4(後述)が含まれ、蓋33a3の開閉状態に対応して変化する開閉検出スイッチ33a2の電圧値が制御回路8へ送られる。他の灰皿33b〜33dについても同様である。なお、開閉検出スイッチ33a2が本発明の喫煙具操作状態検出手段,開閉検出手段に相当する。
シガーライタ34は、図2のように車両101の運転席38aと助手席38dとの間に設置される。また、後部座席の乗員のために、運転席38aと助手席38dとの背もたれ部の間(34aの位置)に設置してもよい。図3(b)にシガーライタ34の構成を示す。ライタ部341はシガーライタソケット342に挿入されており、煙草に火をつける際にシガーライタソケット342から抜き出される。このライタ部341の挿抜状態に対応して変化する挿抜検出スイッチ343の電圧値が制御回路8へ送られる。なお、挿抜検出スイッチ343が本発明の喫煙具操作状態検出手段,操作検出手段に相当する。
パワーウインドウセンサ36a〜36dは、それぞれ図2のような運転席38a側の運転席パワーウインドウ37a,後部右座席38b側の後部右座席パワーウインドウ37b,後部左座席38c側の後部左座席パワーウインドウ37c,助手席38d側の助手席パワーウインドウ37dの開閉状態を検出するものである。各パワーウインドウの開閉状態に対応して変化する各センサの電圧値が制御回路8へ送られる。なお、パワーウインドウセンサ36a〜36dが本発明の窓状態検出手段に相当する。
カメラ35は周知の赤外線カメラ(IR(Infrared)カメラ)を含んで構成される。IRカメラは、多数の赤外線検出素子を二次元平面にマトリックス状に配置して熱画像センサを構成し、車室内の乗員や座席などの物体の温度に応じて放射される赤外線を撮像レンズ(図示せず)で集光して車室内の温度分布を示す熱画像を熱画像センサ上に結像させ、車室内の温度分布を検出する。図2に車両101におけるカメラ35の設置例を示す。カメラ35は、例えば車室内の乗員を全て撮影可能な車室内の天井中央部(ルームランプの近傍)に設置される。また、車室内のフロントウインドウ中央上部に設置されるルームミラーの近傍35aの位置に設置してもよい。なお、カメラ35が本発明の撮影手段に相当する。
図4のフロー図を用いて、本発明の喫煙警告処理について説明する。なお、本処理はナビプログラム21pに含まれ他の処理とともに繰り返し実行される。まず、灰皿(33a〜33d)の開閉検出スイッチ(例えば33a2)の状態を検出し、蓋(例えば33a3)が開いたことを検出した場合(S1:Yes)、時計IC89から日時情報を取得し、これを開始時刻として蓋が開いている時間の計測を開始する(S2)。
この後、蓋が開いている時間の計測中に蓋が閉じられたことを検出した場合(S3:Yes)、時計IC89から日時情報を取得し、これを終了時刻として蓋が開いている時間の計測を終了し、(終了時刻)−(開始時刻)を蓋が開いていた時間とする(S4)。
次に、蓋が開いていた時間が、例えば60〜180秒のような予め設定された時間の範囲内にあるかを調べる。この範囲内にあれば喫煙のために蓋が開放されて喫煙がなされたと判定できる。つまり、極めて短時間に灰皿の蓋が開閉された場合は喫煙は行われなかったと見なして処理を終了し、他方、極めて長時間灰皿の蓋が開放されていた場合は、蓋が閉め忘れられていて喫煙は行われていないと判断して、この場合も処理を終了する。
そして、蓋が開いていた時間が予め設定された時間の範囲内にある場合(S5:Yes)、喫煙者を特定する(S6)。図2のように、灰皿(33a〜33d)が各座席に独立して設置されている場合は、開閉が検出された灰皿の位置によって喫煙者を特定することができる。開閉検出スイッチ(33a2等)からの出力は、それぞれCPU81の異なる入力ポートに接続されているので、灰皿の開閉が検出された入力ポートを判別することで喫煙者を特定することが可能である。
喫煙者を特定したら当該喫煙者の喫煙頻度を演算する(S7)。この喫煙頻度の演算処理においては、灰皿(33a〜33d)の蓋(例えば33a3)の開閉1回で1本の煙草が喫煙されたと見なすことが前提とされる。つまり、ステップS1がYesかつステップS3がYesであれば、灰皿の蓋が1回開閉されたことになり、ステップS5のYesの判断を前提として所定のカウンタに喫煙本数として「1」ずつ加算(インクリメント)される。そのカウンタは各灰皿に対応して、例えば図1のメモリ9に領域が確保される。
なお、喫煙本数を例えば所定の計算式でポイント値に置き換えたデータを喫煙頻度の前提としてもよい。そして、喫煙頻度は、代表的には単位時間あるいは単位期間(時間,日,月,年など)あたりの灰皿の開閉回数(喫煙本数相当)として把握することができる。
図5のように、メモリ9には喫煙頻度記憶領域9a(カウンタ),設定内容記憶領域9b(後述),およびメッセージ記憶領域9c(後述)が含まれる。また、HDD21のデータベース21dにこれらの領域を含めてもよい。図6に乗員の喫煙頻度の記憶内容の一例を示す。図6の例では、当日の喫煙頻度から順に例えば過去3ヶ月分の日単位の各座席における喫煙頻度(喫煙本数)が記憶されている。例えば、喫煙者が運転席38aの乗員の場合、座席位置が運転席の当日(2005年5月10日)の喫煙頻度を更新(インクリメント)する。
上記で演算された喫煙頻度が制限数(警告本数)を超えているかどうかを判定する。制限数は操作スイッチ群7,リモコン端末12,タッチパネル22やマイク31からの入力により、喫煙警告の有無,警告を行う座席,1日当たりの喫煙本数や警告内容などを乗員が選択し、設定できるようにしてもよい。設定画面の一例を図7に、設定された内容が記憶される設定内容記憶領域9bの一例を図8に示す。設定者が警告対象者と異なる場合、警告対象者の意思で容易に設定が変更できないよう、設定変更時に暗証番号の入力を求めるようにしてもよい。図7では、運転席乗員の喫煙本数が1日当たり10本を超えた場合に表示器10の表示により警告を行うよう設定されている。
図4に戻り、喫煙頻度が制限数(警告本数)を超えた場合(S8:Yes)、所定の警告処置を行う(S9)。図9に表示器10に表示される警告メッセージの一例を示す。メッセージとともに、喫煙頻度記憶領域9aを参照して当該喫煙者の喫煙頻度の履歴を表示してもよい。また、音声合成回路24に、「ピンポン(効果音)、運転手の喫煙限度を超えました。灰皿をロックします。」というような案内音声データ(テキストデータあるいはデジタル音声データ)を送り、上記案内音声をスピーカ15から報知してもよい。これらの報知されるメッセージはメモリ9のメッセージ記憶領域9c(図5参照)に記憶されている。
灰皿に例えば周知の電磁ロックのようなアクチュエータ33a4(図3(a)参照)を設け、喫煙頻度が制限数(警告本数)を超えた場合に、制御回路8からアクチュエータ33a4に指令を送り灰皿の蓋が開かないようにロック状態とするようにしてもよい。なお、アクチュエータ33a4が本発明の禁止手段に相当する。
一方、図4において、喫煙頻度が制限数(警告本数)を超えない場合(S8:No)、当日の喫煙頻度を表示する(S10)。図10にその一例を示す。図9のように、当日の喫煙頻度の他に、喫煙限度本数,警告情報を表示してもよい。また、音声合成回路24およびスピーカ15から、「ただ今の喫煙本数は9本です。喫煙限度まであと1本です。」というような案内音声を出力してもよい。
図9および図10の表示例の他に、警告情報として以下のうちに少なくとも一つを用いてもよい。
(1)喫煙の抑制を動機付けるもの
・「既に10本目です。肺がんになる可能性が高くなります。」
(2)喫煙の抑制や禁煙のためのアドバイス情報
・「現在10本目です。煙草の本数を減らすには、1時間に1回程度深呼吸をするとよいです。」
・「現在10本目です。節煙商品には以下のものがあります。禁煙パイプ(○○円),禁煙ガム(△△円)」
次に、図11のフロー図を用いて、灰皿が車内の各座席に一対一に対応して設けられていない場合の処理を説明する。これは、たとえば運転席と助手席との間においてインストルメントパネルの中央(図2の34の位置)に灰皿が設けられる場合や、車内左右の後部座席(38b,38c)の間において、例えばコンソールボックスの背面(図2の34aの位置)に共用の後部座席用灰皿が設けられる場合である。まず、パワーウインドウ(37a〜37d)の開閉状態を検出する(S31)。このとき、時計IC89から日時情報を取得し、検出されたパワーウインドウの位置およびその操作(開あるいは閉)に対応付けてRAM83に記憶しておく。
次に、図4と同様に、灰皿(33a〜33d)の蓋(例えば33a3)が開いたことを検出した場合(S32:Yes)、蓋が開いている時間の計測を開始する(S33)。そして、再びパワーウインドウ(37a〜37d)の開閉状態を検出し、上記と同様に時計IC89から日時情報を取得し、検出されたパワーウインドウの位置およびその操作に対応付けてRAM83に記憶する(S34)。この後、蓋が開いている時間の計測中に蓋が閉じられたことを検出した場合(S35:Yes)、図4と同様に蓋が開いていた時間を演算する(S36)。
そして、蓋が開いていた時間が予め設定された時間の範囲内にある場合(S37:Yes)、パワーウインドウ(37a〜37d)の開閉状態を検出し(S38)、上記でRAM83に記憶された蓋が開く前,蓋が開いている間,および蓋が閉じたとパワーウインドウの開閉状態から、例えば3分以内のような、灰皿の蓋が開閉された前後の所定の時間内にパワーウインドウの開操作が行われた場合(S39:Yes)、そのパワーウインドウに対応する席の乗員が喫煙者であると特定(推定)する(S40)。
なお、ステップS41〜S44の処理は、図4のステップS7〜S10と同様である。
あるいは、図12に示すように、車内に設置されたカメラ35で車内の乗員を撮影することにより、例えば34あるいは34aの位置に設置される共有灰皿の場合の喫煙者を特定することができる。図4と同様に、灰皿(33a〜33d)の蓋(例えば33a3)が開いたことを検出した場合(S51:Yes)、蓋が開いている時間の計測を開始する(S52)。この後、蓋が閉じられたことを検出する(S54:Yes)まで、カメラ35で撮影された熱画像データを取得する(S53)。この後、蓋が開いている時間の計測中に蓋が閉じられたことを検出した場合(S54:Yes)、図4と同様に蓋が開いていた時間を演算する(S55)。
そして、蓋が開いていた時間が予め設定された時間の範囲内にある場合(S56:Yes)、画像処理部88においてカメラ35で撮影された熱画像データで示される車室内の温度分布に基づいて座席ごとに乗員の有無を検出するとともに、喫煙者がいるかどうかを検出する(S57)。図13にカメラ35の撮影範囲Rを示す。また、図14に熱画像データの一例を示す。例えば、運転席38aに運転者が座っている場合には、熱画像データの運転席に相当する領域は人間の体温にほぼ近い比較的大きな温度領域Sが存在する。また、その運転者が喫煙している場合には、温度領域Sの近傍に煙草の燃焼温度である数百度に相当する比較的小さな温度領域Tが存在する。これらの温度領域(S,T)を検出することで乗員の有無および喫煙者の有無を検出でき、喫煙者を特定できる(S58)。
なお、ステップS59〜S62の処理は、図4のステップS7〜S10と同様である。
いずれにしても、灰皿が各座席に独立して設置されていない場合も、上記の方法で喫煙者を特定することが可能である。以上の説明は、灰皿の開閉動作に基づき喫煙頻度を演算する例であるが、灰皿の代わりにシガーライタの使用動作を電気的に検出して喫煙頻度を求めるようにしてもよい。この場合の処理を、図15のフロー図を用いて説明する。
シガーライタ34は、一般的には座席毎に独立して設置されておらず、例えば車両101の前席で共用(図2の34の位置)、さらには後部座席(38b,38c)で中央部に共用のもの(図2の34aの位置)として設置される。まず、ライタ部341がシガーライタソケット342から抜かれたことを検出した場合(S71:Yes)、時計IC89から日時情報を取得し、これを開始時刻としてライタ部341が抜かれている時間の計測を開始する(S72)。
この後、ライタ部341がシガーライタソケット342に挿入されたことを検出した場合(S73:Yes)、時計IC89から日時情報を取得し、これを終了時刻としてライタ部341が抜き挿しされた時間の計測を終了し、(終了時刻)−(開始時刻)をライタ部341が抜き挿しされた時間とする(S74)。
そして、ライタ部341が抜き挿しされた時間が例えば1分以内のような所定の範囲内にある場合(S75:Yes)、以降は喫煙者の特定の処理に移る。例えば、図11のステップS31〜S39と同様に、パワーウインドウ(37a〜37d)の開閉状態を検出して(S77)、喫煙者を特定(推定)する(S78)。あるいは、図12のステップS51〜S57と同様に、ライタ部341が抜き挿しされる間にカメラ35で撮影された熱画像データ像の取り込みを行い、その熱画像の解析(S76)により喫煙者を特定する(S78)。
なお、図15において、ステップS76およびS77をAND条件として直列に実行し、カメラ35の熱画像とパワーウインドウ(37a〜37d)の開閉状態との双方の情報により喫煙者の特定を行うこともできる。
喫煙頻度の演算〜メッセージの報知(ステップS79〜S82)は、図4のステップS7〜S10と同様である。
また、シガーライタ34を使用不可能とするためのロック用のアクチュエータを設け、警告する本数に達した場合にそれらアクチュエータを駆動して、シガーライタ34を使用不許可状態として、強制的に喫煙できなくしてもよい。
図3(b)のように、一般に、ライタ部341はシガーライタソケット342に押し込まれると、ライタ部341内部の高抵抗の電熱線に通電が行われて発熱し、その熱により煙草に点火する構成となっている。そこで、シガーライタソケット342と電源の間にスイッチ344を設け、そのスイッチ344を制御回路8で制御する構造とし、喫煙頻度が制限数(警告本数)を超えた場合に、制御回路8でスイッチ344をオフ状態として、ライタ部341をシガーライタソケット342に押し込んでも通電されないようにする。なお、スイッチ344が本発明の操作禁止手段に相当する。
また、シガーライタを灰皿(33a〜33d)のように各座席(38a〜38d)に対応するドアの内側に設置してもよい。このようにすれば、シガーライタが操作された位置を検出することで喫煙者を特定することが可能となる。
灰皿の蓋の開閉の検出とシガーライタの抜き挿しの検出とをAND条件として直列に実行して、喫煙者の特定を行うこともできる。以下、図16を用いて説明する。まず、ライタ部341がシガーライタソケット342から抜かれていない状態から抜かれた状態に変化したことを検出した場合(S91:Yes)、時計IC89から日時情報を取得してライタ部341が抜かれた時刻をRAM83の所定の領域に記憶する(S92)。この後、ライタ部341がシガーライタソケット342から抜かれた状態から挿入された状態に変化したことを検出した場合(S93:Yes)、時計IC89から日時情報を取得してライタ部341が挿入された時刻をRAM83の所定の領域に記憶する(S94)。
また、灰皿(33a〜33d)の蓋(例えば33a3)が閉じた状態から開いた状態に変化したことを検出した場合(S95:Yes)、時計IC89から日時情報を取得して蓋が開いた時刻をRAM83の所定の領域に記憶する(S96)。この後、蓋が開いている状態から閉じられた状態に変化したことを検出した場合(S97:Yes)、時計IC89から日時情報を取得して蓋が閉じた時刻をRAM83の所定の領域に記憶する(S98)。
次に、上記で取得した時刻を基に、ライタ部341の抜き挿しの間の時間、および蓋の開閉の時間を演算する(S99)。
そして、ライタ部341が抜き挿しされた時間帯と灰皿の蓋が開いていた時間帯が重なっている場合、あるいは例えば2分以内のように所定の範囲内にある場合(S100:Yes)に、ライタ部341が抜き挿しされた時間が所定の範囲内にある場合(S101:Yes)、かつ、灰皿の蓋が開いていた時間が予め設定された時間の範囲内にある場合(S102:Yes)は、シガーライタの操作および灰皿の操作が一連の喫煙動作に含まれると判断して、喫煙者の特定を行う。喫煙者の特定以降の処理は、例えば、図4のステップS6以降と同様である。
また、喫煙警告を表示器10等で行う他に、警告内容を外部へ送信する構成としてもよい。図17にその構成例を示す。図17(a)では、車両101のナビゲーション装置100に含まれる携帯電話機17あるいは通信ユニット25により、基地局102を経由して第三者の携帯電話機103に報知する構成を示している。また、図17(b)では、インターネット等の公衆回線104を経由して第三者の携帯電話機105,パーソナルコンピュータ106,図示しない受信手段および報知手段を含む車両107に報知する構成を示している。この場合、図9あるいは図10の表示例に相当する文字(電子メールを含む)あるいは音声の少なくとも一つによるメッセージが報知される。
例えば、医師から喫煙を制限されている場合、病院に設置されたパーソナルコンピュータ(図17(b)の106等)に喫煙頻度が送信され、担当医師がその内容を確認することで治療の参考とすることができる。
また、表示器10は車両101の速度等を表示するメータパネルに内蔵してもよい。音声合成回路24の代わりにブザーを用いてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
車載用喫煙警告装置を車載用ナビゲーション装置に適用した場合の構成を示すブロック図。 灰皿,シガーライタ,カメラ等の取り付け位置の例を示す図。 灰皿,シガーライタの構成の一例を示す図。 灰皿を用いた喫煙警告処理について説明するフロー図。 メモリの記憶内容の一例を示す図。 喫煙頻度記憶領域の一例を示す図。 喫煙警告設定画面の一例を示す図。 設定内容記憶領域の一例を示す図。 喫煙警告表示画面の一例を示す図。 喫煙頻度表示画面の一例を示す図。 図4の別の例について説明するフロー図。 図4のさらに別の例について説明するフロー図。 カメラの撮影範囲の一例を示す図。 熱画像データの一例を示す図。 シガーライタを用いた喫煙警告処理について説明するフロー図。 灰皿およびシガーライタを用いた喫煙警告処理について説明するフロー図。 喫煙警告等を外部へ送信する構成の一例を示す図。
符号の説明
7 操作スイッチ群(条件設定手段)
8 制御回路(喫煙者特定手段,演算手段,判定手段,開閉カウント手段,操作カウント手段,認証手段)
9 メモリ(条件設定手段)
10 表示器(報知手段)
15 スピーカ(報知手段,音声発生装置)
17 携帯電話機(送信手段)
22 タッチパネル(条件設定手段)
24 音声合成回路(報知手段,音声発生装置)
25 通信ユニット(送信手段)
31 マイク(条件設定手段)
33a〜33d 灰皿
33a2 開閉検出スイッチ(喫煙具操作状態検出手段,開閉検出手段)
33a3 蓋
33a4 アクチュエータ(禁止手段)
34 シガーライタ
341 ライタ部
342 シガーライタソケット
343 挿抜検出スイッチ(喫煙具操作状態検出手段,操作検出手段)
344 スイッチ(操作禁止手段)
35 カメラ(撮影手段)
36a〜36d パワーウインドウセンサ(窓状態検出手段)
100 車載用ナビゲーション装置
101 車両

Claims (12)

  1. 車内の喫煙者を特定する喫煙者特定手段と、
    前記喫煙者の喫煙頻度を演算する演算手段と、
    前記喫煙頻度が所定の値を上回るかどうかを判定する判定手段と、
    前記喫煙頻度が所定の値を上回る場合、喫煙の抑制あるいは禁煙へ誘導するための動機付けとなる喫煙警告情報を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする車載用喫煙警告装置。
  2. 前記車内に設置された喫煙具の操作状態を検出する喫煙具操作状態検出手段を備え、
    前記喫煙者特定手段は前記喫煙具の操作状態から前記喫煙者を特定する請求項1に記載の車載用喫煙警告装置。
  3. 前記喫煙具操作状態検出手段は、前記車内の各乗員の座席に対応して設置された灰皿の蓋の開操作および/または閉操作を検出する開閉検出手段と、
    前記灰皿の蓋の開操作および閉操作の少なくとも一方の操作回数をカウントする開閉カウント手段と、を含み、
    前記喫煙者特定手段は前記灰皿の蓋の開操作および/または閉操作から前記喫煙者を特定し、
    前記演算手段は前記カウントされた操作回数から前記喫煙頻度を演算する請求項2に記載の車載用喫煙警告装置。
  4. 前記喫煙具操作状態検出手段は、前記車内の特定位置に各乗員に共用のものとして設置された灰皿の蓋の開操作および/または閉操作を検出する開閉検出手段と、
    前記灰皿の蓋の開操作および閉操作の少なくとも一方の操作回数をカウントする開閉カウント手段と、を含み、
    車両の窓の開閉状態を検出する窓状態検出手段を備え、
    前記喫煙者特定手段は前記灰皿の蓋の開操作および/または閉操作と、前記窓の開閉状態とから前記喫煙者を特定する請求項2に記載の車載用喫煙警告装置。
  5. 前記喫煙頻度が所定の値を上回る場合、当該喫煙者の使用する灰皿の開操作を禁止する禁止手段を備える請求項3または4に記載の車載用喫煙警告装置。
  6. 前記喫煙具操作状態検出手段は、前記車内の各乗員の座席に対応して設置されたシガーライタの操作を検出する操作検出手段と、
    前記シガーライタの操作回数をカウントする操作カウント手段と、を含み、
    前記喫煙者特定手段は前記シガーライタの操作から前記喫煙者を特定し、
    前記演算手段は前記カウントされた操作回数から前記喫煙頻度を演算する請求項2ないし5のいずれか1項に記載の車載用喫煙警告装置。
  7. 前記喫煙具操作状態検出手段は、前記車内の各乗員の特定位置に各乗員に共用のものとして設置されたシガーライタの操作を検出する操作検出手段と、
    前記シガーライタの操作回数をカウントする操作カウント手段と、を含み、
    車両の窓の開閉状態を検出する窓状態検出手段を備え、
    前記喫煙者特定手段は前記シガーライタ操作と、前記窓の開閉状態とから前記喫煙者を特定する請求項2ないし5のいずれか1項に記載の車載用喫煙警告装置。
  8. 前記喫煙頻度が所定の値を上回る場合、当該喫煙者の使用するシガーライタの操作を禁止する操作禁止手段を備える請求項6または7に記載の車載用喫煙警告装置。
  9. 前記車内の乗員の様子を撮影する撮影手段を備え、
    前記喫煙者特定手段は前記撮影された乗員の様子から前記喫煙者を特定する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の車載用喫煙警告装置。
  10. 前記判定手段の判定条件を設定する条件設定手段と、
    前記条件設定手段による設定を行なう際の認証を行なう認証手段と、を備える請求項1ないし9のいずれか1項に記載の車載用喫煙警告装置。
  11. 前記喫煙頻度が所定の値を上回る場合、当該喫煙頻度を外部機器に送信する送信手段を備える請求項1ないし10のいずれか1項に記載の車載用喫煙警告装置。
  12. 前記車載用喫煙警告装置は、前記車両に搭載された車載用ナビゲーション装置が有する表示器および音声発生装置を利用するものであって、前記喫煙頻度が所定の値を上回る場合、前記報知手段は前記表示器あるいは前記音声発生装置により前記喫煙警告情報を報知する請求項1ないし11のいずれか1項に記載の車載用喫煙警告装置。
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