JP2007275054A - 胃癌腫のリンパ節転移の検出 - Google Patents
胃癌腫のリンパ節転移の検出 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007275054A JP2007275054A JP2007049571A JP2007049571A JP2007275054A JP 2007275054 A JP2007275054 A JP 2007275054A JP 2007049571 A JP2007049571 A JP 2007049571A JP 2007049571 A JP2007049571 A JP 2007049571A JP 2007275054 A JP2007275054 A JP 2007275054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gene
- marker
- pcr
- kit
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6876—Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes
- C12Q1/6883—Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for diseases caused by alterations of genetic material
- C12Q1/6886—Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for diseases caused by alterations of genetic material for cancer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6844—Nucleic acid amplification reactions
- C12Q1/686—Polymerase chain reaction [PCR]
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q2600/00—Oligonucleotides characterized by their use
- C12Q2600/106—Pharmacogenomics, i.e. genetic variability in individual responses to drugs and drug metabolism
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q2600/00—Oligonucleotides characterized by their use
- C12Q2600/118—Prognosis of disease development
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Hospice & Palliative Care (AREA)
- Oncology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Noodles (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】胃癌腫からのリンパ節転移を診断する方法であって、a)患者から生体サンプルを入手する段階と、b)前記サンプル中のマーカーレベルを測定する段階とを含み、所定のカットオフレベルを上回るレベルが、胃癌腫からのリンパ節転移を示す、方法および検査キット。
【選択図】図1
Description
世界中で毎年ほぼ876,000例の胃癌が発生している(シブヤ、マザーズ他(Shibuya, Mathers et al.) 2002)。米国では、2005年の新たな胃癌の推定発症例および死亡例は、それぞれ、21,860例と11,550例である(ジェマル、マリー他(Jemal, Murray et al. )2005)。胃癌腫(gastric carcinoma)は、胃癌の中で最も多いタイプ(90%〜95%)であり、発現率の順に、リンパ腫、カルチノイドおよび間葉紡錘細胞腫瘍(mesenchymal spindle cell tumors)がこれに続く(クマール、コトラン他(Kumar, Cotran et al.) 2003)。
本発明のある態様では、胃癌腫からのリンパ節転移の検出のために、ある18個の遺伝子マーカーの組が識別される。これらのマーカー遺伝子は、正常な胃組織中に高レベルで発現され、当該発現は、様々な分化状態の胃癌腫中に十分に維持されるが、これらの遺伝子の背景発現レベルは、正常リンパ節では比較的低い。胃癌腫からの転移を伴うリンパ節では、これらの遺伝子マーカーの発現レベルは、正常なリンパ節の発現レベルよりも明らかに高い。
本明細書で説明され、特許請求されている本発明の方法、組成物、用品およびキットは、1個以上のマーカーを含む。「マーカー」は、本明細書全体で使用されており、次のものを指す。
即ち、
a) 遺伝子および遺伝子発現産物で、mRNAおよび対応するcDNA、ペプチド、タンパク、前記のものそれぞれの断片および補体など。
b) a)との物理的または化学的相互作用を介して、遺伝子発現、または、遺伝子発現産物の存在を表すプローブ、抗体、リガンド、ハプテンおよびラベルなどの組成物であって、前記遺伝子、遺伝子発現産物または組成物が、
i)表2に示される遺伝子のいずれか
ii)遺伝子の組合せであって、そのそれぞれが、表2に示されている、遺伝子の組合せ
iii)表2に示されている遺伝子全部の組合せ
に一致する、プローブ、抗体、リガンド、ハプテンおよびラベルなどの組成物。
結節または他の組織では、組織中の転移および微小転移の分布は均一ではない。そのため、転移を見逃さないように、十分に大きなサンプルが入手される必要がある。本方法におけるサンプリングの問題に対するある手法は、大型組織サンプルを均質化することであり、その後、ホモジェネートの適当な部分が、分子検査用RNAを調製するために使用される。
均質化
a)予め記録されていない場合は、サンプル重量をミリグラムで測定する。新しいパラフィン紙片を秤に載せ、風袋を計り、サンプル重量を計る。好ましくは、結節サンプルは、30 mgを超える。
b)新鮮なメスを使って、同一の結節からの全組織を直径約4 mmの小片に細断する。処理中、当該組織が汚染されないように注意する。
c)均質化(RLT)緩衝液をポリプロピレン均質化チューブに加える。好ましくは、組織100 mg当り均質化緩衝液2 mLを使用する。
d)清潔な鉗子を使って、前記組織を前記均質化緩衝液に移す。
e)新しい均質化プローブを手動ホモジェナイザー上に置く。
f)各結節を完全に均質化する。
g)標準キアゲン(Qiagen)プロトコルのRNA精製手順に従ってホモジェネートを処理する。RNAは、使用時まで、−65℃以下で保存される。
h)前記均質化プローブを処分する。
i)残りのホモジェネートを、後から使用できるように、−65℃以下で保存する。
本発明のマーカーは、胃癌腫がリンパ節に転移したか否か、どれが胃癌腫の臨床病期分類および患者の予後を示しているかなどの重要な臨床情報の提供に有用である。
マーカーの識別
胃癌腫10個、正常胃組織10個、および、組織学的に確認された正常リンパ節6個の新鮮に凍結されたサンプルが使用され、胃癌腫からのリンパ節転移の検出用遺伝子マーカーが識別された。標準的な販売会社推薦プロトコルに従って、これらの組織から、RNイージー・ミニ・キット(RNeasy Mini Kit)(キアゲン(Qiagen),カタログ番号74106)によってRNAが調製された。ビオチン標識aRNA標的が、RNA線状増幅によって調製された(アンビオン(Ambion), メッセージアンプIIaRNA増幅キット(MessageAmp II aRNA Amplification Kit), カタログ番号1751)。調製済み標的は、アフィメトリクスHG U133A(Affymetrix HG U133A)チップに適用され、標準的なアフィメトリクス(Affymetrix)推薦プロトコルに従って処理された。チップ結果が収集され、標的シグナル600(Target Signal of 600)に全体としてスケールが合わされた。マイクロアレー結果(HG U133Aチップセット)の階層的クラスタリングが実施され、当該チップ結果が、パーテック・プロ6.0(Partek Pro 6.0)を使って統計的に分析された。分散分析(ANOVA)および発現差分析(fold change analysis)が適用され、問題の遺伝子が識別された。胃癌腫からのリンパ節転移の検出用の候補マーカーとして、次の特性を有する遺伝子が選択された。即ち、a)正常な胃組織で安定して発現される、b)発現が胃癌腫中で安定して維持される、および、c)正常なリンパ節と胃癌腫の間の発現レベルに明確な差異がある。
確認試験(1)----マイクロアレー検査
実施例1で選択されたマーカーを検証するために確認試験が実施された。これらのマーカーは、各種の分化状態の胃癌腫からの転移を伴うリンパ節で当該マーカーの発現が維持されるか否かを決定するために検討された。この試験には、アフィメトリクス(Affymetrix)DNAマイクロアレー(HG U133A)が使用された。正常リンパ節6個および胃癌腫からの転移が確認されたリンパ節3個の組織が検査された。これらのサンプルから、上記のとおりにRNAが調製された。実施例1のように、ビオチン標識aRNA標的が調製された。標的は、アフィメトリクス(Affymetrix)HG U133チップに適用された。当該チップからの結果は、標的シグナル600にスケールが合わされ、分析された。
確認試験(2)−リアルタイムRT-PCR検査
リアルタイムRT-PCRを使って、選択された遺伝子マーカーの性能を検証するために、試験が実施された。正常リンパ節10個および胃癌腫からの転移が組織学的に確認されたリンパ節16個が検査された(確認試験1のDNAマイクロアレーで検査された全サンプルを含む)。組織学的に確認された正常リンパ節10個は、7名の異なる患者からのリンパ節であった。胃癌腫からの転移が確認された16個のリンパ節は、13名の異なる患者からのリンパ節であった。リンパ節に転移した本来の癌腫の悪性度は、3個が完全分化型(6個のリンパ節に寄与)、7個が不完全分化型(7個のリンパ節に寄与)、3個が中程度分化型(3個のリンパ節に寄与)であった。
抗体(机上)
C-末端マーカー誘導ペプチドが合成され、スカシ貝ヘモシアニン(keyhole limpet hemocyanin)に結合され、ポリクロナール抗体の産生のためのウサギの免疫化に使用される。ELISAで対応するペプチドに対する反応性について、血清がELISAで検討され、陽性バッチがアフィニティー精製される。精製抗体は、組織切片にペプチドエピトープを有するタンパクを特異的に検出する。これは、対応するペプチドが抗体と同時に添加される場合シグナルの完全廃棄(complete abolishment)によって実証される。免疫組織化学で十分に機能するこのポリクロナール抗体に加えて、自然の折りたたみタンパクを検出することのできるモノクロナール抗体が産生される。モノクロナール抗体を産生するには、哺乳類の細胞に産生され、自然折りたたみ(natural fold)と翻訳後修飾を確実にする精製抗原が生成される。当該抗原、マーカー-IgG定常部融合タンパク、は、マウス骨髄腫細胞に発現され、えさ(bait)としてFc部を使って分泌タンパクが精製される。この精製抗原は、C-末端ポリクロナール抗体による、および、他の抗-マーカーペプチド抗体によるウェスタンブロットで認識される。当該抗原は、陽性クローンから、IgG定常部の代わりにマーカーに対して反応する抗体を産生したクローンを選択することによって、マーカーに対するマウスモノクロナール抗体の生成に使用される。
酵素免疫測定法(机上)
マーカー用に免疫測定法が準備される。酵素免疫測定法(EIA)手順を展開するには、(イムノペルオキシダーゼ染色によって抗原を含有することが立証される)胃腫瘍検体の消化物を含む抗原標準品が使用される。ヒト原発性胃がん検体がプールされ、4℃の0.2%(w/v)デオキシコール酸ナトリウム含有10mMトリス緩衝液、pH 7.4、の10倍量中で均質化される。ホモジェネートは、速やかに37℃に加温され、次の試薬(最終濃度)が、攪拌下で添加される。即ち、1mMシステイン(シグマ(Sigma))、1 mM EDTA(シグマ(Sigma))、および、パパイン(0.8単位/mL)(インディアナ州インディアナポリスのベーリンガー‐マンハイム(Boehringer-Mannheim))である。5分後、5mMヨードアセトアミド(シグマ(Sigma))の添加によって消化が停止される。当該ホモジェネートは、4℃、100,000 Xgで1時間遠心分離され、その後、フッ化フェニルメチルスルフォニルとアミノカプロン酸をそれぞれ10 mM含有するpH7.4の10 mMトリス/0.9%NaCl溶解緩衝液に対して十分に透析される。当該ホモジェネートは、タンパク/mi 0.5 mgの濃度で小分けして凍結される。
(B−B0)(Bt−B0)(100)
式中、B=サンプルの吸光度、Bt=最大吸光度、および、B0=ブランクの吸光度である。各アッセイは、標準消化物と、アッセイ緩衝液で希釈された26倍希釈血清サンプルを使って、3回繰り返しで実施される。当該免疫測定法の特異性は、CEAに対する抗体および非免疫ウサギ血清を含めて、前記固相で各種抗体試薬を代用することによって調べられる。
(1) 胃癌腫からのリンパ節転移を診断する方法において、
a)患者から生体サンプルを入手する段階と、
b)前記サンプル中のマーカーレベルを測定する段階と、
を含み、
所定のカットオフレベルを上回るレベルが、胃癌腫からのリンパ節転移を示す、
方法。
(2) 実施態様1に記載の方法において、
前記マーカーが、遺伝子、遺伝子断片、またはそれらの補体である、
方法。
(3) 実施態様1に記載の方法において、
前記マーカーが、タンパク、タンパク断片、またはポリペプチドである、
方法。
(4) 実施態様1に記載の方法において、
別の診断法の使用、
をさらに含む、方法。
(5) 実施態様4に記載の方法において、
前記別の診断法が、血清アッセイを実施する段階を含む、
方法。
(6) 実施態様1に記載の方法において、
構成的に発現した遺伝子を測定する段階、
をさらに含む、方法。
(7) 実施態様1に記載の方法において、
少なくとも80%の感度を有する、
方法。
(8) 実施態様1に記載の方法において、
少なくとも70%の特異性を有する、
方法。
(9) 胃癌腫患者の治療法を決定または調整する方法において、
a.胃癌患者から生体サンプルを入手する段階と、
b.マーカーのサンプル中のレベルを測定する段階と、
を含み、
カットオフレベルを上回るか、または下回るレベルが、治療法が決定または調整される疾病または身体状態の経過と一致する、
方法。
(10) 実施態様9に記載の方法において、
前記マーカーが、遺伝子、遺伝子断片、またはそれらの補体である、
方法。
前記マーカーが、タンパク、タンパク断片、またはポリペプチドである、
方法。
(12) 実施態様9に記載の方法において、
構成的に発現した遺伝子を測定する段階、
をさらに含む、方法。
(13) 実施態様9に記載の方法において、
特異性が、少なくとも70%である、
方法。
(14) 実施態様9に記載の方法において、
感度が、少なくとも約80%である、
方法。
(15) 実施態様1に記載の方法において、
マイクロアレーで実施される、
方法。
(16) 実施態様9に記載の方法において、
マイクロアレーで実施される、
方法。
(17) 実施態様1に記載の方法において、
増幅法を使用することによって実施される、
方法。
(18) 実施態様17に記載の方法において、
前記増幅法が、PCRである、
方法。
(19) 実施態様18に記載の方法において、
前記PCRが、RT-PCRである、
方法。
(20) 実施態様9に記載の方法において、
増幅法を使用することによって実施される、
方法。
前記増幅法が、PCRである、
方法。
(22) 実施態様21に記載の方法において、
前記PCRが、RT-PCRである、
方法。
(23) 生体サンプルにおいて胃癌の診断を決定するためにアッセイを実施するためのキットにおいて、
マーカーを検出するための材料、
を含む、キット。
(24) 実施態様23に記載のキットにおいて、
マイクロアレー、および試薬、
を含む、キット。
(25) 実施態様23に記載のキットにおいて、
PCR試薬、
を含む、キット。
(26) 実施態様23に記載のキットにおいて、
説明書、
を含む、キット。
Claims (26)
- 胃癌腫からのリンパ節転移を診断する方法において、
a)患者から生体サンプルを入手する段階と、
b)前記サンプル中のマーカーレベルを測定する段階と、
を含み、
所定のカットオフレベルを上回るレベルが、胃癌腫からのリンパ節転移を示す、
方法。 - 請求項1に記載の方法において、
前記マーカーが、遺伝子、遺伝子断片、またはそれらの補体である、
方法。 - 請求項1に記載の方法において、
前記マーカーが、タンパク、タンパク断片、またはポリペプチドである、
方法。 - 請求項1に記載の方法において、
別の診断法の使用、
をさらに含む、方法。 - 請求項4に記載の方法において、
前記別の診断法が、血清アッセイを実施する段階を含む、
方法。 - 請求項1に記載の方法において、
構成的に発現した遺伝子を測定する段階、
をさらに含む、方法。 - 請求項1に記載の方法において、
少なくとも80%の感度を有する、
方法。 - 請求項1に記載の方法において、
少なくとも70%の特異性を有する、
方法。 - 胃癌腫患者の治療法を決定または調整する方法において、
a.胃癌患者から生体サンプルを入手する段階と、
b.マーカーのサンプル中のレベルを測定する段階と、
を含み、
カットオフレベルを上回るレベルか、または下回るレベルが、治療法が決定または調整される疾病または身体状態の経過と一致する、
方法。 - 請求項9に記載の方法において、
前記マーカーが、遺伝子、遺伝子断片、またはそれらの補体である、
方法。 - 請求項9に記載の方法において、
前記マーカーが、タンパク、タンパク断片、またはポリペプチドである、
方法。 - 請求項9に記載の方法において、
構成的に発現した遺伝子を測定する段階、
をさらに含む、方法。 - 請求項9に記載の方法において、
特異性が、少なくとも70%である、
方法。 - 請求項9に記載の方法において、
感度が、少なくとも約80%である、
方法。 - 請求項1に記載の方法において、
マイクロアレーで実施される、
方法。 - 請求項9に記載の方法において、
マイクロアレーで実施される、
方法。 - 請求項1に記載の方法において、
増幅法を使用することによって実施される、
方法。 - 請求項17に記載の方法において、
前記増幅法が、PCRである、
方法。 - 請求項18に記載の方法において、
前記PCRが、RT-PCRである、
方法。 - 請求項9に記載の方法において、
増幅法を使用することによって実施される、
方法。 - 請求項20に記載の方法において、
前記増幅法が、PCRである、
方法。 - 請求項21に記載の方法において、
前記PCRが、RT-PCRである、
方法。 - 生体サンプルにおいて胃癌の診断を決定するためにアッセイを実施するためのキットにおいて、
マーカーを検出するための材料、
を含む、キット。 - 請求項23に記載のキットにおいて、
マイクロアレー、および試薬、
を含む、キット。 - 請求項23に記載のキットにおいて、
PCR試薬、
を含む、キット。 - 請求項23に記載のキットにおいて、
説明書、
を含む、キット。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US11/365,630 US20070207467A1 (en) | 2006-03-01 | 2006-03-01 | Detection of lymph node metastasis from gastric carcinoma |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007275054A true JP2007275054A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38066441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007049571A Abandoned JP2007275054A (ja) | 2006-03-01 | 2007-02-28 | 胃癌腫のリンパ節転移の検出 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20070207467A1 (ja) |
EP (2) | EP1829980A1 (ja) |
JP (1) | JP2007275054A (ja) |
KR (1) | KR20070090110A (ja) |
CN (1) | CN101029342A (ja) |
AR (1) | AR059680A1 (ja) |
AU (1) | AU2007200870A1 (ja) |
BR (1) | BRPI0702160A (ja) |
CA (1) | CA2578328A1 (ja) |
CL (1) | CL2007000554A1 (ja) |
IL (1) | IL181346A0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016143697A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-15 | 国立大学法人名古屋大学 | Syt13、syt8、anos1発現量による胃癌腹膜播種の検査方法、検査キット、分子標的治療薬スクリーニング方法、及び治療薬 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070281305A1 (en) * | 2006-06-05 | 2007-12-06 | Sean Wuxiong Cao | Detection of lymph node metastasis from gastric carcinoma |
MX2010008008A (es) * | 2008-01-22 | 2010-08-10 | Veridex Llc | Estadificacion molecular en etapa ii y iii del cancer de colon y pronostico. |
CN113604567B (zh) * | 2021-07-29 | 2024-09-17 | 中国人民解放军总医院第一医学中心 | 一种circRNA分子诊断组及其使用方法和应用、试剂盒、芯片 |
CN114277135B (zh) * | 2021-10-25 | 2022-09-20 | 广州市基准医疗有限责任公司 | 胃癌淋巴结转移相关的甲基化生物标记物及其组合和检测试剂盒 |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI97304C (fi) * | 1994-11-16 | 1996-11-25 | Locus Genex Oy | Menetelmä mahasyövän riskin seulonnaksi |
WO1998037187A1 (fr) * | 1997-02-21 | 1998-08-27 | Takara Shuzo Co., Ltd. | Genes associes au cancer |
US6218521B1 (en) * | 1997-07-17 | 2001-04-17 | Ludwig Institute For Cancer Research | Isolated nucleic acid molecules associated with gastric cancer and methods for diagnosing and treating gastric cancer |
US6218114B1 (en) | 1998-03-27 | 2001-04-17 | Academia Sinica | Methods for detecting differentially expressed genes |
US6004755A (en) | 1998-04-07 | 1999-12-21 | Incyte Pharmaceuticals, Inc. | Quantitative microarray hybridizaton assays |
US6037129A (en) * | 1998-05-28 | 2000-03-14 | Medical University Of South Carolina | Multi-marker RT-PCR panel for detecting metastatic breast cancer |
US6218122B1 (en) | 1998-06-19 | 2001-04-17 | Rosetta Inpharmatics, Inc. | Methods of monitoring disease states and therapies using gene expression profiles |
US6783933B1 (en) * | 1999-09-15 | 2004-08-31 | The Johns Hopkins University School Of Medicine | CACNA1G polynucleotide, polypeptide and methods of use therefor |
US6271002B1 (en) | 1999-10-04 | 2001-08-07 | Rosetta Inpharmatics, Inc. | RNA amplification method |
CA2404432A1 (en) * | 2000-03-27 | 2001-10-04 | Thomas Jefferson University | Compositions and methods for identifying and targeting cancer cells |
WO2001075172A1 (en) * | 2000-03-31 | 2001-10-11 | University Of Southern California | Epigenetic sequences for esophageal adenocarcinoma |
US20030232399A1 (en) * | 2000-06-14 | 2003-12-18 | Robertson John Forsyth Russell | Cancer detection methods and reagents |
EP1304377B1 (en) * | 2000-07-19 | 2008-10-22 | Takara Bio Inc. | Method of detecting cancer |
WO2002068694A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | The Johns Hopkins University School Of Medicine | Differentially methylated sequences in pancreatic cancer |
DE60232059D1 (de) * | 2001-03-01 | 2009-06-04 | Epigenomics Ag | Verfahren zur entwicklung von gensätzen zu diagnostischen und therapeutischen zwecken auf grundlage des expressions- und methylierungsstatus der gene |
US20030190602A1 (en) * | 2001-03-12 | 2003-10-09 | Monogen, Inc. | Cell-based detection and differentiation of disease states |
AU2002354255A1 (en) * | 2001-12-14 | 2003-06-30 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Mtehod of analyzing gene expression |
WO2003069307A2 (en) * | 2002-02-14 | 2003-08-21 | The Johns Hopkins University School Of Medicine | Claudins, markers for diagnosis, prognosis and therapy of breast, bone, brain cancer |
AU2003230615A1 (en) * | 2002-03-07 | 2003-09-22 | The Johns Hopkins University | Genomic screen for epigenetically silenced genes associated with cancer |
US20030194734A1 (en) | 2002-03-29 | 2003-10-16 | Tim Jatkoe | Selection of markers |
US20040018525A1 (en) * | 2002-05-21 | 2004-01-29 | Bayer Aktiengesellschaft | Methods and compositions for the prediction, diagnosis, prognosis, prevention and treatment of malignant neoplasma |
EP1572105B1 (en) * | 2002-11-14 | 2011-08-31 | John Wayne Cancer Institute | Detection of micro metastasis of melanoma and breast cancer in paraffin-embedded tumor draining lymph nodes by multimaker quantitative rt-pcr |
US20050064455A1 (en) * | 2003-05-28 | 2005-03-24 | Baker Joffre B. | Gene expression markers for predicting response to chemotherapy |
EP1636380A2 (en) * | 2003-05-30 | 2006-03-22 | Genomic Health, Inc. | Gene expression markers for response to egfr inhibitor drugs |
JP2006526998A (ja) * | 2003-06-12 | 2006-11-30 | コリア リサーチ インスティテュート オブ バイオサイエンス アンド バイオテクノロジー | 胃癌および転移性胃癌診断キット |
DK1644858T3 (da) * | 2003-07-10 | 2018-01-22 | Genomic Health Inc | Funktionel beklædning med mindst et yderlag og en indermembran. |
EP1649052A1 (en) * | 2003-08-01 | 2006-04-26 | The University Of Western Australia | Methods and kits for predicting the likelihood of successful treatment of cancer |
-
2006
- 2006-03-01 US US11/365,630 patent/US20070207467A1/en not_active Abandoned
-
2007
- 2007-02-15 IL IL181346A patent/IL181346A0/en unknown
- 2007-02-28 AR ARP070100823A patent/AR059680A1/es not_active Application Discontinuation
- 2007-02-28 CA CA002578328A patent/CA2578328A1/en not_active Abandoned
- 2007-02-28 JP JP2007049571A patent/JP2007275054A/ja not_active Abandoned
- 2007-02-28 KR KR1020070020514A patent/KR20070090110A/ko not_active Application Discontinuation
- 2007-02-28 AU AU2007200870A patent/AU2007200870A1/en not_active Abandoned
- 2007-02-28 EP EP07250838A patent/EP1829980A1/en not_active Withdrawn
- 2007-02-28 EP EP09075246A patent/EP2096178A1/en not_active Withdrawn
- 2007-03-01 BR BRPI0702160-7A patent/BRPI0702160A/pt not_active Application Discontinuation
- 2007-03-01 CN CNA2007101006452A patent/CN101029342A/zh active Pending
- 2007-03-01 CL CL200700554A patent/CL2007000554A1/es unknown
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016143697A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-15 | 国立大学法人名古屋大学 | Syt13、syt8、anos1発現量による胃癌腹膜播種の検査方法、検査キット、分子標的治療薬スクリーニング方法、及び治療薬 |
JPWO2016143697A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2017-12-28 | 国立大学法人名古屋大学 | Syt13、syt8、anos1発現量による胃癌腹膜播種の検査方法、検査キット、分子標的治療薬スクリーニング方法、及び治療薬 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1829980A1 (en) | 2007-09-05 |
US20070207467A1 (en) | 2007-09-06 |
CL2007000554A1 (es) | 2008-04-18 |
BRPI0702160A (pt) | 2008-01-15 |
CN101029342A (zh) | 2007-09-05 |
CA2578328A1 (en) | 2007-09-01 |
AU2007200870A1 (en) | 2007-09-20 |
IL181346A0 (en) | 2007-07-04 |
EP2096178A1 (en) | 2009-09-02 |
KR20070090110A (ko) | 2007-09-05 |
AR059680A1 (es) | 2008-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10196687B2 (en) | Molecular diagnosis and typing of lung cancer variants | |
Kristiansen et al. | Expression profiling of microdissected matched prostate cancer samples reveals CD166/MEMD and CD24 as new prognostic markers for patient survival | |
CA2616277C (en) | Urine markers for detection of bladder cancer | |
JP5666136B2 (ja) | 原発不明がんの原発巣を同定するための方法および材料 | |
US20130065789A1 (en) | Compositions and methods for classifying lung cancer and prognosing lung cancer survival | |
JP2009508493A (ja) | すい臓がんを診断するための方法 | |
EP1934377A2 (en) | Methods and compositions for identifying biomarkers useful in diagnosis and/or treatment of biological states | |
WO2006062118A1 (ja) | 甲状腺乳頭癌の予後を予測するための新規のマーカー | |
CA2504403A1 (en) | Prognostic for hematological malignancy | |
WO2010034794A2 (en) | Methods and kits for the diagnosis and the staging of colorectal cancer | |
JP2008523822A (ja) | 急性骨髄性白血病患者を評価するための方法 | |
JP2002515591A (ja) | 結腸癌を診断し、モニターし、そして病期決定する新規方法 | |
WO2007028005A2 (en) | Biomarkers and methods for determining sensitivity to vascular endothelial growth factor receptor-2 modulators | |
JP2007275054A (ja) | 胃癌腫のリンパ節転移の検出 | |
KR102384992B1 (ko) | 대장암 환자의 연령 특이적 바이오마커 및 이의 용도 | |
US20070281305A1 (en) | Detection of lymph node metastasis from gastric carcinoma | |
AU2020200168A1 (en) | Urine markers for detection of bladder cancer | |
JP2020072705A (ja) | 膀胱癌を検出するための尿マーカー | |
AU2015200982A1 (en) | Urine markers for detection of bladder cancer | |
Doherty et al. | Gene expression in normal urothelium depends on location within the bladder: a possible link to bladder carcinogenesis |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071205 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20081107 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091211 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20100707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100707 |