JP2007274349A - 圧電振動片の整列方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型化する圧電振動片を効率良く整列させる整列方法を実現することを目的とする。
【解決手段】 課題を解決するために本発明は、透明整列ジグ上に圧電振動片を載置し、前記透明整列ジグの下方から光源により光を照射し、前記透明整列ジグと前記光源との間に偏光板を配置し、前記偏光板を回転させることで、光を偏光させて前記透明整列ジグ上の圧電振動片の整列状態を前記圧電振動片の情報から画像認識処理装置により検知することにより課題を解決する。
【選択図】 図1
【解決手段】 課題を解決するために本発明は、透明整列ジグ上に圧電振動片を載置し、前記透明整列ジグの下方から光源により光を照射し、前記透明整列ジグと前記光源との間に偏光板を配置し、前記偏光板を回転させることで、光を偏光させて前記透明整列ジグ上の圧電振動片の整列状態を前記圧電振動片の情報から画像認識処理装置により検知することにより課題を解決する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、小型化する圧電振動片を効率良く整列させる整列方法に関するものである。
従来から用いられる圧電振動片の整列方法の一例には、複数の圧電振動片を収納する容器を振動させることで、螺旋運動をしながら圧電振動片を整列されるパーツフィーダとはパーツフィーダの出口付近に直進運動するフィーダとの組合せにより圧電振動片を整列させていた。
しかしながら、圧電振動片の外形寸法が昨今の圧電振動子の小型化要求に対応するために、圧電振動子の外形寸法に収納すべき小型の圧電振動片も外形寸法が小さく、薄くなっているのが現状にある。一例としては圧電振動子の外形寸法が3.2mm×2.5mm、2.5mm×2.0mm、2.0mm×1.6mmと小型化しており、これらの外形寸法に収納する圧電振動片の外形寸法は、縦×横1mm台の寸法により構成されたものが使われている。
そのため、圧電振動片が極小、薄片化することにより上述する従来式の圧電振動片の整列方法では、整列動作が不確実となり製造工程における色々問題の要因にも成りかねないのが現状である。
一方、最近では光学系を用いた認識手段を備えた電子部品の供給装置も登場している。例えば特許文献1に示す電子部品の供給装置は、偏光フィルム4aを有し電子部品46の背後から光を照らすシャッター照明5と、光が通過する鏡筒9と、電子部品46の下方から光を照らす固定照明10と、鏡筒9内に形成され、光の遮光と透光とを回転により切り換えができる偏光フィルム4bを有した切換ホイール11とを備え、切換ホイール11の回転により、偏光フィルム4bの偏光方向が偏光フィルム4aの偏光方向に対して90度ずれた状態と、偏光フィルム4bの偏光方向が偏光フィルム4aの偏光方向に対して同じ方向になる状態とを切り換えるもので、電子部品を認識する上で認識対象物の認識エラーを防止する電子部品供給装置などがある。
上述する従来方式のパーツフィーダを用いた整列方法では、上述するように対象となる圧電振動片が小型で薄片化することにより、パーツフィーダ方式の搬送や整列が難しくなっているのが現状である。特に対象となる圧電振動片が従来に比べて小型化することで、圧電振動片の重量も軽量化することにより、尚更にパーツフィーダ方式の搬送では確実な動作を実現することが難しくなっているのも現状にある。
そのため、上述するパーツフィーダ搬送に代えて、整列ジグなどに圧電振動片を載せて、整列ジグにならべられている圧電振動片を直接ロボットハンドやバキューム(真空吸着)ヘッドにより圧電振動片を扱うと言った製造工程も導入されているのが現状にある。
しかしながら、対象となる圧電振動片が極小、薄片化することにより整列ジグに整列した場合に、整列ジグ内に重なって収まっていたり、整列する方向もズレているなどし、実際の製造工程ではロボットハンドやバキュームヘッドにより圧電振動片を扱う上でのエラー(取り扱いミス)を起こす要因をもたらすことが考えられた。また、2枚以上が全く重なった場合、通常の認識装置では1枚と見なしてしまうという課題があった。
そこで本発明は上記課題を解決すべく、透明整列ジグ上に圧電振動片を載置し、前記透明整列ジグの下方から光源により光を照射し、前記透明整列ジグと前記光源との間に偏光板を配置し、前記偏光板を回転させることで、光を屈折させて前記透明整列ジグ上の圧電振動片の整列状態を前記圧電振動片の情報から画像認識処理装置により検知する圧電振動片の整列方法である。
要するに、従来ではパーツフィーダを用いて整列させていて圧電振動片の整列を、透明整列ジグに載せて整列することに変更し、更に透明整列ジグ内で圧電振動片の向きが定まらなかったり、透明整列ジグの中で複数枚の圧電振動片が重なってしまうことを削減するために発明されたもので、透明整列ジグの中の圧電振動片を扱う場合に確実に圧電振動片をロボットハンドやバキュームヘッドにより取扱えるように、透明整列ジグの中で方向のズレや重なっている圧電振動片を認識する方法を備えた圧電振動片の整列方法である。
本発明によれば、透明整列ジグに整列する圧電振動片をロボットハンドやバキュームヘッを用いて扱う場合でも、透明整列ジグ上に圧電振動片を載置し、透明整列ジグの下方から光源により光を照射し、透明整列ジグと光源との間に偏光板を配置し、偏光板を回転させることで、光を屈折させて透明整列ジグ上の圧電振動片の整列状態を圧電振動片の整列状態情報から画像認識処理装置により検知することで事前に認識することで、所定の状態で透明整列ジグに整列していない圧電振動片をはぶくことにより従来の課題を解決すものである。
上述するように本発明の圧電振動片の整列方法によると、ロボットハンドやバキュームヘッドにより、透明整列ジグ上に整列してある圧電振動片の中から、所定の整列方向にならんでいないものや、複数枚が重なった圧電振動片を事前に検知することで、製造工程の作業性を向上させ、また品質の向上を実現することができる。
以下、添付図面に従ってこの発明の実施例を説明する。なお、各図において同一の符号は同様の対象を示すものとする。図1に本発明の圧電振動片の整列方法を説明する概念図を示す。なお、整列後の圧電振動片を取扱う手段、すなわち、ロボットハンドやバキュームヘッドと言った具体的なハンドリングについては限定するものでは無い。
図1は、本発明の主要部の構成から概念を説明するために図示したものである。例えばガラス材料からなる透明な平板状のトレーの中に、圧電振動子のブランクに励振電極を形成した圧電振動片を整列したものを用意する。透明整列ジグに圧電振動片を整列させるには、振込み方式など従来から用いられる簡易な方法で透明整列ジグに圧電振動片を載せる。
透明整列ジグの下方からは光源(可視光)により光を照射し、更には透明整列ジグと光源との間には偏光板を配置することにより、光源からの光の進行を変化させることにより、透明整列ジグの下方から入射する光を屈折させる。そのために偏光板を回転させることで、光を屈折させて透明整列ジグ上に配置する圧電振動片の整列状態を認識することができる。
特に、透明整列ジグの中で複数枚の圧電振動片が重なった状態になっている場合には、光源からの光を偏光板により屈折させ、その偏光光線で変化した光源(量)を検知することで透明整列ジグに整列する圧電振動片の状態情報を得ることができる。状態情報の検出には、透明整列ジグの上方から透明整列ジグに向かって画像認識処理装置である認識カメラなどを用いるものである。
一例としては、透明整列ジグの下方から入射する光源状態を認識カメラにより観測したときに、透明整列ジグの下方から照射する光源状態、すなわち、偏光板を介して光源状態を変化させることにより、圧電振動片が複数枚存在する場合には、認識カメラに入射する光源状態が変化するため、圧電振動片の状態を検出することができる。
以上のように、検出する結果を製造工程に反映することにより、透明整列ジグ上に異常状態として圧電振動片が整列されている状態をフィードバックすることにより、例えば、ロボットハンドやバキュームヘッドなどにより圧電振動片を取扱い、所定の収納容器に搭載する場合に、異常状態で整列されている圧電振動片を無視して自動化した製造ラインを稼動することにより、製造時の無駄と製品品質の向上を実現することができる。
なお図2は、本発明の検出動作で実行する製造工程の流れを示すフロー図である。一例として透明整列ジグ上に整列する圧電振動片が異常である否かを次工程に反映させることで製造工程を安定した流れで圧電振動片の取扱いを実現するこができる様子をフローとして表現したものである。
透明整列ジグ上に整列される圧電振動片から正常(方向と枚数)に整列された圧電振動片だけを確実に検知することが本発明により実現できることにより、特に自動化で製造する小型化、薄片化した圧電振動片を確実処理することができる。
Claims (2)
- 透明整列ジグ上に圧電振動片を載置し、前記透明整列ジグの下方から光源により光を照射し、前記透明整列ジグと前記光源との間に偏光板を配置し、前記偏光板を回転させることで、光を屈折させて前記透明整列ジグ上の圧電振動片の整列状態を検知することを特徴とする圧電振動片の整列方法。
- 請求項1記載の検知手段には、前記圧電振動片の状態情報を画像認識処理装置により検知することを特徴とする圧電振動片の整列方法。
Priority Applications (1)
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JP2006097478A JP2007274349A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 圧電振動片の整列方法 |
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JP2010087842A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Epson Toyocom Corp | 圧電振動片用の折り取り冶具、折り取り装置、不良品折り取りシステム |
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JP2001066258A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 認識照明装置及びこれを用いた電子部品供給装置 |
JP2002022429A (ja) * | 2000-07-04 | 2002-01-23 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 水晶板の方向検出装置 |
JP2005049629A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像方法及び装置と部品実装装置 |
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2006
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