JP2001066258A - 認識照明装置及びこれを用いた電子部品供給装置 - Google Patents
認識照明装置及びこれを用いた電子部品供給装置Info
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- JP2001066258A JP2001066258A JP23954599A JP23954599A JP2001066258A JP 2001066258 A JP2001066258 A JP 2001066258A JP 23954599 A JP23954599 A JP 23954599A JP 23954599 A JP23954599 A JP 23954599A JP 2001066258 A JP2001066258 A JP 2001066258A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏光フィルムを用いて、光の遮光と透光とを
切り換えることにより、認識対象物の認識エラーを防止
できる認識照明装置及びこれを用いた電子部品供給装置
を提供する。 【解決手段】 偏光フィルム４ａを有し電子部品４６の
背後から光を照らすシャッター照明５と、光が通過する
鏡筒９と、電子部品４６の下方から光を照らす固定照明
１０と、鏡筒９内に形成され、光の遮光と透光とを回転
により切り換えができる偏光フィルム４ｂを有した切換
ホイール１１とを備え、切換ホイール１１の回転によ
り、偏光フィルム４ｂの偏光方向が偏光フィルム４ａの
偏光方向に対して９０度ずれた状態と、偏光フィルム４
ｂの偏光方向が偏光フィルム４ａの偏光方向に対して同
じ方向になる状態とを切り換えることができる。
切り換えることにより、認識対象物の認識エラーを防止
できる認識照明装置及びこれを用いた電子部品供給装置
を提供する。 【解決手段】 偏光フィルム４ａを有し電子部品４６の
背後から光を照らすシャッター照明５と、光が通過する
鏡筒９と、電子部品４６の下方から光を照らす固定照明
１０と、鏡筒９内に形成され、光の遮光と透光とを回転
により切り換えができる偏光フィルム４ｂを有した切換
ホイール１１とを備え、切換ホイール１１の回転によ
り、偏光フィルム４ｂの偏光方向が偏光フィルム４ａの
偏光方向に対して９０度ずれた状態と、偏光フィルム４
ｂの偏光方向が偏光フィルム４ａの偏光方向に対して同
じ方向になる状態とを切り換えることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズル等により供
給部に取り出された部品の姿勢をカメラで認識する認識
照明装置に関し、特に電子部品を回路上に搭載する電子
部品供給装置の認識照明装置に関する。
給部に取り出された部品の姿勢をカメラで認識する認識
照明装置に関し、特に電子部品を回路上に搭載する電子
部品供給装置の認識照明装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の反射・透過併用の認識照明装置の
一例について、図面を用いて説明する。図４は、従来の
認識照明装置の一例を示す斜視図である。本図に示した
認識照明装置は、スライド可能でノズル４５により取り
出された電子部品４６の背後より光を照らすシャッター
照明４１と、カメラ本体４４と、カメラ本体４４へ画像
を送る経路を形成する鏡筒４２と、鏡筒４２の入光部Ｈ
の周囲に設けられ電子部品４６の下方より光を照らす固
定照明４３とを備えている。
一例について、図面を用いて説明する。図４は、従来の
認識照明装置の一例を示す斜視図である。本図に示した
認識照明装置は、スライド可能でノズル４５により取り
出された電子部品４６の背後より光を照らすシャッター
照明４１と、カメラ本体４４と、カメラ本体４４へ画像
を送る経路を形成する鏡筒４２と、鏡筒４２の入光部Ｈ
の周囲に設けられ電子部品４６の下方より光を照らす固
定照明４３とを備えている。
【０００３】電子部品４６は、供給部（図示無し）か
ら、ノズル４５によって取り出され認識位置へ位置決め
された状態を示している。これら一連の動作は、電子部
品装着装置（図示無し）によって行われる。
ら、ノズル４５によって取り出され認識位置へ位置決め
された状態を示している。これら一連の動作は、電子部
品装着装置（図示無し）によって行われる。
【０００４】シャッター照明４１は、ノズル４５の方向
にスライドすることにより、カメラ４４に取り込まれる
画像の背景としての役割を担う。反射照明を用いるとき
は、シャッター照明４１は消灯し、固定照明４３が点灯
する。この場合、図５（ａ）に示したように、位置決め
された電子部品４６からの反射光Ｉ、及びシャッター照
明４１からの反射光Ｊは、鏡筒４２を通りカメラ本体へ
画像として取り込まれる。
にスライドすることにより、カメラ４４に取り込まれる
画像の背景としての役割を担う。反射照明を用いるとき
は、シャッター照明４１は消灯し、固定照明４３が点灯
する。この場合、図５（ａ）に示したように、位置決め
された電子部品４６からの反射光Ｉ、及びシャッター照
明４１からの反射光Ｊは、鏡筒４２を通りカメラ本体へ
画像として取り込まれる。
【０００５】透過照明を用いるときは、固定照明４３は
消灯し、シャッター照明４１が点灯する。この場合、図
５（ｂ）に示したように、シャッター照明４１により、
電子部品４６は、背後からの光Ｋによりその影Ｌを浮き
上がらせ、これら光Ｋ及び影Ｌは、鏡筒４２を通りカメ
ラ本体へ画像として取り込まれる。
消灯し、シャッター照明４１が点灯する。この場合、図
５（ｂ）に示したように、シャッター照明４１により、
電子部品４６は、背後からの光Ｋによりその影Ｌを浮き
上がらせ、これら光Ｋ及び影Ｌは、鏡筒４２を通りカメ
ラ本体へ画像として取り込まれる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の認識照明装置では、反射照明の使用時にお
いて、シャッター照明４１による反射光も画像に取り込
まれるため、電子部品によっては、図６（ａ）に示した
ように、反射光の明暗が明確でないもの（斜線部が暗い
部分）もあり、認識ミスを発生し易いという問題があっ
た。
ような従来の認識照明装置では、反射照明の使用時にお
いて、シャッター照明４１による反射光も画像に取り込
まれるため、電子部品によっては、図６（ａ）に示した
ように、反射光の明暗が明確でないもの（斜線部が暗い
部分）もあり、認識ミスを発生し易いという問題があっ
た。
【０００７】このような問題を解決するために、シャッ
ター照明の表面に塗料を塗布し、補色関係を用い電子部
品の背景をより暗くすることもできるが、このような構
成では、透過照明の使用時において、図６（ｂ）に示し
たように、シャッター照明自身の光に班（斜線部）が発
生し、電子部品の影が明確に浮かび上がらず認識ミスが
発生するという別の問題が生じてしまう。
ター照明の表面に塗料を塗布し、補色関係を用い電子部
品の背景をより暗くすることもできるが、このような構
成では、透過照明の使用時において、図６（ｂ）に示し
たように、シャッター照明自身の光に班（斜線部）が発
生し、電子部品の影が明確に浮かび上がらず認識ミスが
発生するという別の問題が生じてしまう。
【０００８】本発明は、前記のような従来の問題を解決
するものであり、偏光フィルムを用いて、光の遮光と透
光とを切り換えることにより、認識対象物の認識エラー
を防止できる認識照明装置及びこれを用いた電子部品供
給装置を提供することを目的とする。
するものであり、偏光フィルムを用いて、光の遮光と透
光とを切り換えることにより、認識対象物の認識エラー
を防止できる認識照明装置及びこれを用いた電子部品供
給装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の認識照明装置は、偏光フィルムを有し認識
対象物の背後から前記認識対象物に向かって光を照ら
し、かつ前記認識対象物の画像の背景となるシャッター
照明と、前記シャッター照明からの光が通過する経路を
形成した鏡筒と、前記鏡筒の入光部周囲に設けられ、前
記認識対象物の下方から前記認識対象物に向かって光を
照らす固定照明と、前記鏡筒内に設けられ偏光フィルム
を有した回転可能な切換ホイールとを備えたことを特徴
とする。前記のような認識照明装置によれば、切換ホイ
ールの回転により、切換ホイールの偏光フィルムの偏光
方向を、シャッター照明の偏光フィルムの偏光方向に対
して変化させることができる。
に、本発明の認識照明装置は、偏光フィルムを有し認識
対象物の背後から前記認識対象物に向かって光を照ら
し、かつ前記認識対象物の画像の背景となるシャッター
照明と、前記シャッター照明からの光が通過する経路を
形成した鏡筒と、前記鏡筒の入光部周囲に設けられ、前
記認識対象物の下方から前記認識対象物に向かって光を
照らす固定照明と、前記鏡筒内に設けられ偏光フィルム
を有した回転可能な切換ホイールとを備えたことを特徴
とする。前記のような認識照明装置によれば、切換ホイ
ールの回転により、切換ホイールの偏光フィルムの偏光
方向を、シャッター照明の偏光フィルムの偏光方向に対
して変化させることができる。
【００１０】前記認識照明装置においては、前記切換ホ
イールを回転させることにより、前記切換ホイールの偏
光フィルムの偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フ
ィルムの偏光方向に対して９０度ずれた状態と、前記切
換ホイールの偏光フィルムの偏光方向が、前記シャッタ
ー照明の偏光フィルムの偏光方向に対して同じ方向にな
る状態とを切り換えることができることが好ましい。
イールを回転させることにより、前記切換ホイールの偏
光フィルムの偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フ
ィルムの偏光方向に対して９０度ずれた状態と、前記切
換ホイールの偏光フィルムの偏光方向が、前記シャッタ
ー照明の偏光フィルムの偏光方向に対して同じ方向にな
る状態とを切り換えることができることが好ましい。
【００１１】また、前記切換ホイールの偏光フィルムの
偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光
方向に対して９０度ずれた状態となる前記切換ホイール
の位置が、前記切換ホイールの初期位置として設定され
ていることが好ましい。
偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光
方向に対して９０度ずれた状態となる前記切換ホイール
の位置が、前記切換ホイールの初期位置として設定され
ていることが好ましい。
【００１２】また、前記切換ホイールの偏光フィルムの
偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光
方向に対して９０度ずれた状態になるように前記切換ホ
イールを位置決めし、前記シャッター照明を消灯させ、
かつ前記固定照明を点灯させることにより、前記切換ホ
イールの偏光フィルムは、前記シャッター照明からの反
射光を遮光し、前記認識対象物からの反射光を透光する
ことが好ましい。
偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光
方向に対して９０度ずれた状態になるように前記切換ホ
イールを位置決めし、前記シャッター照明を消灯させ、
かつ前記固定照明を点灯させることにより、前記切換ホ
イールの偏光フィルムは、前記シャッター照明からの反
射光を遮光し、前記認識対象物からの反射光を透光する
ことが好ましい。
【００１３】前記のような認識照明装置によれば、切換
ホイールの偏光フィルムは、シャッター照明に備えられ
た偏向フィルムを通過した反射光を遮光する。このこと
により、認識対象物を反射した反射光のみが切換ホイー
ルの有する偏向フィルムを通過でき、認識対象物の鮮明
な画像が得られ、認識対象物の認識ミスを防止すること
ができる。
ホイールの偏光フィルムは、シャッター照明に備えられ
た偏向フィルムを通過した反射光を遮光する。このこと
により、認識対象物を反射した反射光のみが切換ホイー
ルの有する偏向フィルムを通過でき、認識対象物の鮮明
な画像が得られ、認識対象物の認識ミスを防止すること
ができる。
【００１４】また、前記切換ホイールの偏光フィルムの
偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光
方向に対して同じ方向になるように前記切換ホイールを
位置決めし、前記シャッター照明を点灯させ、かつ前記
固定照明を消灯させることにより、前記切換ホイールの
偏光フィルムは、前記シャッター照明による光を透光す
ることが好ましい。
偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光
方向に対して同じ方向になるように前記切換ホイールを
位置決めし、前記シャッター照明を点灯させ、かつ前記
固定照明を消灯させることにより、前記切換ホイールの
偏光フィルムは、前記シャッター照明による光を透光す
ることが好ましい。
【００１５】前記のような認識照明装置によれば、切換
ホイールの偏向フィルムは、シャッター照明の偏向フィ
ルムの偏光方向に対して、同じ方向の偏光方向になるた
め、シャッター照明からの偏光光を透光する。このこと
により、シャッター照明に照らされ、認識対象物の影を
浮かばせた鮮明な画像が得られ、認識対象物の認識ミス
を防止することができる。
ホイールの偏向フィルムは、シャッター照明の偏向フィ
ルムの偏光方向に対して、同じ方向の偏光方向になるた
め、シャッター照明からの偏光光を透光する。このこと
により、シャッター照明に照らされ、認識対象物の影を
浮かばせた鮮明な画像が得られ、認識対象物の認識ミス
を防止することができる。
【００１６】次に、本発明の電子部品供給装置は、前記
各認識照明装置を用いた電子部品供給装置であって、前
記認識対象物が前記電子部品供給装置によって供給され
る電子部品であることを特徴とする。前記のような電子
部品供給装置によれば、電子部品の鮮明な画像が得ら
れ、電子部品の認識ミスを防止することができる。
各認識照明装置を用いた電子部品供給装置であって、前
記認識対象物が前記電子部品供給装置によって供給され
る電子部品であることを特徴とする。前記のような電子
部品供給装置によれば、電子部品の鮮明な画像が得ら
れ、電子部品の認識ミスを防止することができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を用いて説明する。図１は、本発明の一実施形
態に係る反射・透過併用の認識照明装置の斜視図を示し
ている。従来例と同一構成のものは、同一符号を付して
説明する。固定プレート１にはガイド２が設けられ、こ
のガイド２に案内されて、ガイドプレート３は、水平方
向にスライド可能である。ガイドプレート３には、偏向
フィルム４ａを有したシャッター照明５が取り付けられ
ている。鏡筒９の内部には反射板８が設けられており、
この鏡筒９を経路として、カメラ本体６に入光部Ａから
の画像が送られる。
て、図面を用いて説明する。図１は、本発明の一実施形
態に係る反射・透過併用の認識照明装置の斜視図を示し
ている。従来例と同一構成のものは、同一符号を付して
説明する。固定プレート１にはガイド２が設けられ、こ
のガイド２に案内されて、ガイドプレート３は、水平方
向にスライド可能である。ガイドプレート３には、偏向
フィルム４ａを有したシャッター照明５が取り付けられ
ている。鏡筒９の内部には反射板８が設けられており、
この鏡筒９を経路として、カメラ本体６に入光部Ａから
の画像が送られる。
【００１８】入光部Ａの周囲には、固定照明１０が形成
されている。偏向フィルム４ｂを有した切換ホイール１
１は鏡筒９内に配置され、鏡筒９の入光部Ａからカメラ
本体６までの経路の途中に設けられている。切換ホイー
ル１１は、鏡筒９の外周部に設けられた駆動部１３によ
り回転する回転ホイール１２により回転する。
されている。偏向フィルム４ｂを有した切換ホイール１
１は鏡筒９内に配置され、鏡筒９の入光部Ａからカメラ
本体６までの経路の途中に設けられている。切換ホイー
ル１１は、鏡筒９の外周部に設けられた駆動部１３によ
り回転する回転ホイール１２により回転する。
【００１９】本図では、電子部品４６は、供給部（図示
無し）から、ノズル４５によって取り出され認識位置へ
位置決めされた状態を示している。これら一連の動作
は、電子部品装着装置（図示無し）によって行われる。
シャッター駆動部（図示無し）により、２つのガイドプ
レート３はガイド２に案内されて水平方向にスライド
し、同時にガイドプレート３上に形成されたシャッター
照明５は水平方向にスライドする。図１では、２分割さ
れたシャッター照明５がそれぞれノズル４５方向に移動
し、シャッター照明５が電子部品４６の背景を構成した
状態を示している。
無し）から、ノズル４５によって取り出され認識位置へ
位置決めされた状態を示している。これら一連の動作
は、電子部品装着装置（図示無し）によって行われる。
シャッター駆動部（図示無し）により、２つのガイドプ
レート３はガイド２に案内されて水平方向にスライド
し、同時にガイドプレート３上に形成されたシャッター
照明５は水平方向にスライドする。図１では、２分割さ
れたシャッター照明５がそれぞれノズル４５方向に移動
し、シャッター照明５が電子部品４６の背景を構成した
状態を示している。
【００２０】反射照明を用いるときは、シャッター照明
５は消灯し、固定照明１０を点灯させる。この場合、図
２（ａ）に示したように、固定照明１０の点灯により、
電子部品４６からの反射光Ｂと、電子部品４６の背景を
構成しているシャッター照明５からの反射光Ｃとが入光
部Ａに取り込まれる。これら反射光Ｂ、Ｃは、鏡筒９内
の反射板８によって、カメラ本体６側に送られる。
５は消灯し、固定照明１０を点灯させる。この場合、図
２（ａ）に示したように、固定照明１０の点灯により、
電子部品４６からの反射光Ｂと、電子部品４６の背景を
構成しているシャッター照明５からの反射光Ｃとが入光
部Ａに取り込まれる。これら反射光Ｂ、Ｃは、鏡筒９内
の反射板８によって、カメラ本体６側に送られる。
【００２１】鏡筒９内の切換ホイール１１に設けられて
いる偏光フィルム４ｂの偏光方向は、シャッター照明５
に備えられた偏向フィルム４ａの偏光方向に対して９０
度ずれている（初期状態）。このため、シャッター照明
５の偏向フィルム４ａを通過した反射光C（偏光光）を
遮光する。このことにより、電子部品４６を反射した反
射光Ｂのみが切換ホイール１１の偏向フィルム４ｂを通
過でき、図２の領域Ｄ（斜線部が光の遮光された部分）
に示したように、カメラ本体６に電子部品４６の鮮明な
画像を送ることができ、認識ミスを防止することができ
る。なお、図２（ｂ）には比較のため、従来例の図６
（ａ）の状態を領域Ｍに示した。
いる偏光フィルム４ｂの偏光方向は、シャッター照明５
に備えられた偏向フィルム４ａの偏光方向に対して９０
度ずれている（初期状態）。このため、シャッター照明
５の偏向フィルム４ａを通過した反射光C（偏光光）を
遮光する。このことにより、電子部品４６を反射した反
射光Ｂのみが切換ホイール１１の偏向フィルム４ｂを通
過でき、図２の領域Ｄ（斜線部が光の遮光された部分）
に示したように、カメラ本体６に電子部品４６の鮮明な
画像を送ることができ、認識ミスを防止することができ
る。なお、図２（ｂ）には比較のため、従来例の図６
（ａ）の状態を領域Ｍに示した。
【００２２】透過照明を用いるときは、シャッター照明
５を点灯させ、固定照明１０を消灯させる。この場合、
図３（ａ）に示したように、シャッター照明５により、
電子部品４６は背後から照らされ、電子部品４６の影が
浮かび上がることになる。この画像は、鏡筒９の入光部
Ａに取り込まれる。鏡筒９内では、画像は反射板８によ
って、カメラ本体６に送られる。
５を点灯させ、固定照明１０を消灯させる。この場合、
図３（ａ）に示したように、シャッター照明５により、
電子部品４６は背後から照らされ、電子部品４６の影が
浮かび上がることになる。この画像は、鏡筒９の入光部
Ａに取り込まれる。鏡筒９内では、画像は反射板８によ
って、カメラ本体６に送られる。
【００２３】透過照明の際には、鏡筒９内の切換ホイー
ル１１の偏向フィルム４ｂは、シャッター照明５の偏向
フィルム４ａの偏光方向に対して９０度ずれた状態（初
期状態）から、鏡筒９の外周に設けられた駆動部１３に
より、ホイール１２を介して、切換ホイール１１は９０
度回転する。この切換ホイール１１の回転により、切換
ホイール１１の偏向フィルム４ｂの偏光方向は、シャッ
ター照明５の偏向フィルム４ａの偏光方向に対して、同
じ方向になるため、シャッター照明からの偏光光Ｅを透
光する。このことにより、図３（ｂ）の領域Ｇ（斜線部
が影の部分）に示したように、シャッター照明５によっ
て背面から照らされ、電子部品４６の影Ｆを浮かばせた
画像は、カメラ本体６に送られる。なお、図３（ｂ）に
は比較のため、従来例の図６（ｂ）の状態を領域Ｍに示
した。
ル１１の偏向フィルム４ｂは、シャッター照明５の偏向
フィルム４ａの偏光方向に対して９０度ずれた状態（初
期状態）から、鏡筒９の外周に設けられた駆動部１３に
より、ホイール１２を介して、切換ホイール１１は９０
度回転する。この切換ホイール１１の回転により、切換
ホイール１１の偏向フィルム４ｂの偏光方向は、シャッ
ター照明５の偏向フィルム４ａの偏光方向に対して、同
じ方向になるため、シャッター照明からの偏光光Ｅを透
光する。このことにより、図３（ｂ）の領域Ｇ（斜線部
が影の部分）に示したように、シャッター照明５によっ
て背面から照らされ、電子部品４６の影Ｆを浮かばせた
画像は、カメラ本体６に送られる。なお、図３（ｂ）に
は比較のため、従来例の図６（ｂ）の状態を領域Ｍに示
した。
【００２４】カメラ本体６に送られた画像は、認識ユニ
ットの制御号部７により処理され、処理された情報によ
り電子部品装着装置は電子部品４６を回路基板上に搭載
する。
ットの制御号部７により処理され、処理された情報によ
り電子部品装着装置は電子部品４６を回路基板上に搭載
する。
【００２５】なお、前記実施形態では、反射照明又は透
過照明使用時に、シャッター照明５を消灯又は点灯する
例を説明したが、シャッター照明５を常時点灯した状態
でも、シャッター照明５を反射及び透過照明として用い
ることができる。
過照明使用時に、シャッター照明５を消灯又は点灯する
例を説明したが、シャッター照明５を常時点灯した状態
でも、シャッター照明５を反射及び透過照明として用い
ることができる。
【００２６】
【発明の効果】以上のように、本発明の認識照明装置に
よれば、偏光フィルムを用いて、光の遮光と透光とを切
り換えることにより、認識対象物の鮮明な画像が得ら
れ、認識対象物の認識ミスを防止することができる。
よれば、偏光フィルムを用いて、光の遮光と透光とを切
り換えることにより、認識対象物の鮮明な画像が得ら
れ、認識対象物の認識ミスを防止することができる。
【００２７】また、本発明の電子部品供給装置によれ
ば、電子部品の鮮明な画像が得られ、電子部品の認識ミ
スを防止することができる。
ば、電子部品の鮮明な画像が得られ、電子部品の認識ミ
スを防止することができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る反射・透過併用の認
識照明装置の斜視図
識照明装置の斜視図
【図２】（ａ）本発明の反射照明に係る一実施形態の概
略図 （ｂ）本発明の反射照明に係る画像の一実施形態を示す
図
略図 （ｂ）本発明の反射照明に係る画像の一実施形態を示す
図
【図３】（ａ）本発明の透過照明に係る一実施形態の概
略図 （ｂ）本発明の透過照明に係る画像の一実施形態を示す
図
略図 （ｂ）本発明の透過照明に係る画像の一実施形態を示す
図
【図４】従来の認識照明装置の一例を示す斜視図
【図５】（ａ）従来の反射照明に係る一例の概略図 （ｂ）従来の透過照明に係る一例の概略図
【図６】（ａ）従来の反射照明に係る画像の一例を示す
図 （ｂ）従来の透過照明に係る画像の一例を示す図
図 （ｂ）従来の透過照明に係る画像の一例を示す図
１ 固定プレート ２ ガイド ３ ガイドプレート ５ シャッター照明 ６ カメラ本体 ７ 制御部 ８ 反射板 ９ 鏡筒 １０ 固定照明 １１ 切換ホイール １２ 回転ホイール １３ 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 本川 裕一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 2G051 AA61 AB20 BA01 BA11 BC03 CA04 CB03 2G059 AA05 BB15 EE05 GG04 JJ19 KK04 LL04
Claims (6)
- 【請求項１】 偏光フィルムを有し認識対象物の背後か
ら前記認識対象物に向かって光を照らし、かつ前記認識
対象物の画像の背景となるシャッター照明と、前記シャ
ッター照明からの光が通過する経路を形成した鏡筒と、
前記鏡筒の入光部周囲に設けられ、前記認識対象物の下
方から前記認識対象物に向かって光を照らす固定照明
と、前記鏡筒内に設けられ偏光フィルムを有した回転可
能な切換ホイールとを備えたことを特徴とする認識照明
装置。 - 【請求項２】 前記切換ホイールを回転させることによ
り、前記切換ホイールの偏光フィルムの偏光方向が、前
記シャッター照明の偏光フィルムの偏光方向に対して９
０度ずれた状態と、前記切換ホイールの偏光フィルムの
偏光方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光
方向に対して同じ方向になる状態とを切り換えることが
できる請求項１に記載の認識照明装置。 - 【請求項３】 前記切換ホイールの偏光フィルムの偏光
方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光方向
に対して９０度ずれた状態となる前記切換ホイールの位
置が、前記切換ホイールの初期位置として設定されてい
る請求項２に記載の認識照明装置。 - 【請求項４】 前記切換ホイールの偏光フィルムの偏光
方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光方向
に対して９０度ずれた状態になるように前記切換ホイー
ルを位置決めし、前記シャッター照明を消灯させ、かつ
前記固定照明を点灯させることにより、前記切換ホイー
ルの偏光フィルムは、前記シャッター照明からの反射光
を遮光し、前記認識対象物からの反射光を透光する請求
項１に記載の認識照明装置。 - 【請求項５】 前記切換ホイールの偏光フィルムの偏光
方向が、前記シャッター照明の偏光フィルムの偏光方向
に対して同じ方向になるように前記切換ホイールを位置
決めし、前記シャッター照明を点灯させ、かつ前記固定
照明を消灯させることにより、前記切換ホイールの偏光
フィルムは、前記シャッター照明による光を透光する請
求項１に記載の認識照明装置。 - 【請求項６】 請求項１から５のいずれかに記載の認識
照明装置を用いた電子部品供給装置であって、前記認識
対象物が前記電子部品供給装置によって供給される電子
部品である電子部品供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23954599A JP2001066258A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 認識照明装置及びこれを用いた電子部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23954599A JP2001066258A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 認識照明装置及びこれを用いた電子部品供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001066258A true JP2001066258A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17046414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23954599A Pending JP2001066258A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 認識照明装置及びこれを用いた電子部品供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001066258A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003046297A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 撮像システムおよび電気部品装着システム |
| JP2007274349A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kyocera Kinseki Corp | 圧電振動片の整列方法 |
-
1999
- 1999-08-26 JP JP23954599A patent/JP2001066258A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003046297A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 撮像システムおよび電気部品装着システム |
| JP2007274349A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kyocera Kinseki Corp | 圧電振動片の整列方法 |
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