JP2007274197A - 赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラム - Google Patents

赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007274197A
JP2007274197A JP2006095755A JP2006095755A JP2007274197A JP 2007274197 A JP2007274197 A JP 2007274197A JP 2006095755 A JP2006095755 A JP 2006095755A JP 2006095755 A JP2006095755 A JP 2006095755A JP 2007274197 A JP2007274197 A JP 2007274197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
red
eye
unit
region
search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006095755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4549997B2 (ja
Inventor
Hisafumi Matsushita
尚史 松下
Atsushi Enomoto
淳 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2006095755A priority Critical patent/JP4549997B2/ja
Priority to PCT/JP2007/057695 priority patent/WO2007116947A1/en
Priority to US12/294,931 priority patent/US8358838B2/en
Priority to EP07741131.2A priority patent/EP2011078B1/en
Priority to CN2007800198928A priority patent/CN101454798B/zh
Publication of JP2007274197A publication Critical patent/JP2007274197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4549997B2 publication Critical patent/JP4549997B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/62Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/0002Inspection of images, e.g. flaw detection
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/16Human faces, e.g. facial parts, sketches or expressions
    • G06V40/168Feature extraction; Face representation
    • G06V40/171Local features and components; Facial parts ; Occluding parts, e.g. glasses; Geometrical relationships
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/18Eye characteristics, e.g. of the iris
    • G06V40/193Preprocessing; Feature extraction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/62Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
    • H04N1/624Red-eye correction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30216Redeye defect

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】ユーザが厳密に赤目領域を指定しなくても、複数の赤目を探索する領域を自動的に決定して、決定した複数の領域内で赤目を探索することにより、確実に赤目修正処理対象である赤目を検出する。
【解決手段】本発明に係る赤目検出装置は、画像の赤目領域をユーザに指定させて指定赤目領域を取得する赤目領域指定部と、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む赤目探索領域を決定する赤目探索領域決定部と、赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する赤目候補検出部と、赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する顔位置検出部と、赤目候補検出部が検出した赤目候補の位置が、顔位置検出部が検出した位置に対して予め定められた位置にある赤目候補を赤目修正の対象として選択する赤目位置判断部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラムに関する。特に、本発明は、画像に含まれる赤目を検出する赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラムに関する。
撮像時にストロボを用いる場合には、人物の瞳孔が赤色に写る赤目現象または金色に写る金目現象が起こる場合がある。赤目現象または金目現象が発生すると、撮像された被写体の写り栄えがよいとはいえないので、これら赤目または金目を、自然な瞳孔の色に修正する様々な画像処理方法が提案されている。例えば、ユーザに色調不良となった目の画像を含む処理対象領域を指定させ、指定された処理対象領域の色相、彩度、および明度から得られる色の値に基づいて、目の瞳部分に赤目修正処理を施す方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、撮像した画像にストロボ情報、Ev値、シャッター速度、および絞り値等の撮影情報を付加しておき、赤目が発生している可能性があると判断された画像についてだけ赤目修正処理を施す方法が提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
なお、画像から人物の顔が含まれる候補領域を抽出した後に、抽出した候補領域を複数の小領域に分割して、複数の小領域の特徴量を予め設定した顔領域パターンと照合することにより顔領域を抽出する方法(例えば、特許文献2参照。)、画像から人物の顔領域を抽出して、抽出した顔領域の色の濃度が所定の閾値に対応する場合に、人物の胴体の候補となる領域を抽出して、顔、または胴体の領域の濃度および彩度を用いて顔領域の確度(抽出した領域が顔画像であることの確からしさ)を評価することにより、顔領域を抽出する方法(例えば、特許文献3参照。)、および画像から複数の顔候補領域を抽出して、抽出した複数の顔候補領域の重複度から確度を評価して顔領域を抽出する方法が提案されている(例えば、特許文献5参照。)。
特開2000−76427号公報 特開2000−137788号公報 特開2000−148980号公報 特開2004−145287号公報 特開2000−149018号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明においては、両目の瞳の中心部を指定する、または、赤目に外接する枠で囲う等により、人物の赤目が含まれる処理対象領域を、ユーザがマウス、またはキーボード等により正確に指定しなければならない。したがって、特許文献1に記載の発明においては、ユーザは慎重に赤目を含む領域を指定しなければならず、多数の画像に対して赤目修正処理を施す場合に、ユーザに要求される作業負荷が大きくなる。また、特許文献1に記載の発明においては、赤目を含む領域の指定に冗長な作業が要求されるので、赤目修正処理に要する処理時間が長くなる場合がある。更に、特許文献1に記載の発明においては、画像内において赤色が集中している部分を自動的に抽出して赤目修正処理をすることもできる。しかしながら、当該赤色の部分が画像に含まれる電飾等、人物の赤目ではない場合にも、当該赤色の部分について赤目修正処理を施してしまう場合がある。
また、特許文献4に記載の発明においては、撮影情報から赤目が発生している画像だけを抽出して赤目修正処理をすることができる。しかしながら、特許文献4に記載の発明においては、抽出した画像から人物の顔を特定して特定した顔領域から赤目を検出しなければならない。したがって、特許文献4に記載の発明に係る画像処理方法は、撮像した画像全体に対して画像処理の負荷が大きい顔抽出処理を施すことを要するので、赤目修正処理の処理効率向上を図ることが困難な場合がある。なお、撮像画像から人物の顔を検出する方法は、特許文献2、特許文献3、および特許文献5において開示されている。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、赤目検出装置であって、画像の赤目領域をユーザに指定させて指定赤目領域を取得する赤目領域指定部と、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む赤目探索領域を決定する赤目探索領域決定部と、赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する赤目候補検出部と、赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する顔位置検出部と、赤目候補検出部が検出した赤目候補の位置が、顔位置検出部が検出した位置に対して予め定められた位置にある赤目候補を赤目修正の対象として選択する赤目位置判断部とを備える。
また、赤目位置判断部が赤目修正の対象として選択した赤目候補に赤目修正処理を施す赤目修正部を更に備えてもよく、赤目探索領域決定部は、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む複数の赤目探索領域を決定し、赤目候補検出部は、赤目探索領域決定部が決定した複数の赤目探索領域のそれぞれの範囲内で赤目を探索して赤目候補を検出し、顔位置検出部は、赤目探索領域決定部が決定した複数の赤目探索領域のそれぞれの範囲内で、顔の位置または顔の部位の位置を検出してもよい。そして、赤目探索領域決定部は、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域と略同一のアスペクト比を有する赤目探索領域を決定してもよく、大きさまたは形状が異なる複数の赤目探索領域を格納する探索領域格納部を更に備え、赤目探索領域決定部は、探索領域格納部が格納している大きさまたは形状であって、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む複数の赤目探索領域を決定してもよい。これにより、ユーザは赤目を含む領域の指定に冗長な作業をする必要がなくなる。
そして、異なる複数のアスペクト比を格納するアスペクト比格納部を更に備え、赤目探索領域決定部は、アスペクト比格納部が格納している複数のアスペクト比のそれぞれを有し、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む複数の赤目探索領域のそれぞれを決定してもよい。また、赤目位置判断部は、顔位置検出部が検出した複数の顔の位置または顔の部位の位置のそれぞれに対して予め定められた位置にあると判断した複数の赤目候補のうち、画像における位置が最も重複する赤目候補を赤目修正の対象として選択してもよく、赤目候補検出部は、第1のパラメータを用いて赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する第1赤目探索部と、第1赤目探索部が赤目探索領域内で赤目候補を検出できなかった場合に、第1のパラメータとは異なる第2のパラメータを用いて赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する第2赤目探索部とを有してもよい。
更に、第1赤目探索部は、赤目探索領域内において第1の画素ピッチで探索位置を移動させながら赤目を探索して赤目候補を検出し、第2赤目探索部は、赤目探索領域内において第1の画素ピッチとは異なる第2の画素ピッチで探索位置を移動させながら赤目を探索して赤目候補を検出してもよく、赤目探索領域決定部は、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域から両目の位置関係を検出する目検出部と、目検出部が検出した両目の位置関係に基づいて顔の領域を特定する顔領域特定部とを有し、赤目探索領域決定部は、顔領域特定部が特定した顔の領域を含む赤目探索領域を決定してもよい。そして、赤目探索領域決定部は、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域から目の大きさを検出する目検出部と、目検出部が検出した目の大きさに基づいて顔の領域を特定する顔領域特定部とを有し、赤目探索領域決定部は、顔領域特定部が特定した顔の領域を含む赤目探索領域を決定してもよい。
また、本発明の第2の形態においては、赤目検出方法であって、画像の赤目領域をユーザに指定させて指定赤目領域を取得する赤目領域指定段階と、赤目領域指定段階において取得された指定赤目領域を含む赤目探索領域を決定する赤目探索領域決定段階と、赤目探索領域決定段階において決定された赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する赤目候補検出段階と、赤目探索領域決定段階において決定された赤目探索領域内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する顔位置検出段階と、赤目候補検出段階において検出された赤目候補の位置が、顔位置検出段階において検出された位置に対して予め定められた位置にある赤目候補を赤目修正の対象として選択する赤目位置判断段階とを備える。
また、本発明の第3の形態においては、画像に含まれる赤目を検出する赤目検出装置用の赤目検出プログラムであって、赤目検出装置を、画像の赤目領域をユーザに指定させて指定赤目領域を取得する赤目領域指定部、赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む赤目探索領域を決定する赤目探索領域決定部、赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する赤目候補検出部、赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する顔位置検出部、赤目候補検出部が検出した赤目候補の位置が、顔位置検出部が検出した位置に対して予め定められた位置にある赤目候補を赤目修正の対象として選択する赤目位置判断部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、ユーザが厳密に赤目領域を指定しなくても、確実に赤目修正処理対象である赤目を検出することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る赤目検出装置10の機能構成の一例を示す。赤目検出装置10は、画像入力部100、赤目領域指定部102、赤目探索領域決定部110、顔位置検出部120、赤目候補検出部130、赤目位置判断部140、赤目修正部150、出力制御部160、出力部162、探索領域格納部170、アスペクト比格納部172、および検出パラメータ格納部174を備える。また、赤目探索領域決定部110は、目検出部112および顔領域特定部114を有する。更に、赤目候補検出部130は、第1赤目探索部132および第2赤目探索部134を有する。本実施形態に係る赤目検出装置10は、ユーザが厳密に赤目修正対象の赤目候補を指定しなくても、ユーザが指定した画像の赤目領域を一部に含む赤目探索領域を自動的に決定して、決定した赤目探索領域内で赤目修正処理の対象である赤目を自動的、かつ高精度で検出することを目的とする。
画像入力部100は、画像を外部から入力する。画像入力部100は、写真、および紙媒体等に印刷された画像を読み取ることにより画像を画像データとして外部から入力する。また、画像入力部100は、半導体メモリ等の記憶媒体、または、LAN、およびインターネット等のネットワークを介して画像データを入力してよい。画像入力部100は入力した画像データを、赤目探索領域決定部110、赤目修正部150、および出力制御部160に供給する。
出力制御部160は、画像入力部100、または、赤目領域指定部102、若しくは、赤目修正部150から受け取った情報に基づいて、画像データ、または画像データに所定の画像処理を施した後の画像データを出力部162に出力させる。出力部162は、出力制御部160の制御に基づいて、当該画像データを出力する。なお、画像データを表示するモニタ等の画像表示装置、DVD等の記録媒体に画像データを書込む書込み装置、および他の画像処理装置等に画像データを送信する通信部等は、出力部162の一例である。また、出力部162がモニタ等である場合には、出力制御部160は、受け取った画像データを視認可能な画像に変換して出力部162に表示させる。
赤目領域指定部102は、画像の赤目領域をユーザに指定させて指定赤目領域を取得する。なお、指定赤目領域とは、画像入力部100が入力した画像の少なくとも一部を含む領域であって、ユーザが赤目を含んでいると判断した画像の領域であってよい。そして、指定赤目領域の形状は、矩形、または略矩形であってもよい。赤目領域指定部102は取得した指定赤目領域を示す情報を、赤目探索領域決定部110および出力制御部160に供給する。なお、赤目は赤目、または金目を含んでいてよい。
赤目探索領域決定部110は、赤目領域指定部102から受け取った指定赤目領域を含む赤目探索領域を決定する。赤目探索領域決定部110は、指定赤目領域を含む複数の赤目探索領域を決定してよい。また、赤目探索領域決定部110は、赤目領域指定部102から受け取った指定赤目領域を示す情報から、ユーザが指定した指定赤目領域のアスペクト比を取得して、当該アスペクト比と略同一、または同一のアスペクト比を有する複数の赤目探索領域を決定してもよい。ここで、探索領域格納部170は、大きさまたは形状が異なる複数の赤目探索領域を格納している。探索領域格納部170は、アスペクト比が異なる複数の赤目探索領域を格納してよい。
そして、赤目探索領域決定部110は、探索領域格納部170が格納している大きさまたは形状であって、赤目領域指定部102から受け取った指定赤目領域を含む複数の赤目探索領域を決定してもよい。また、アスペクト比格納部172は、異なる複数のアスペクト比を格納している。アスペクト比格納部172は、人物の顔から統計的に算出されるアスペクト比を格納していてよい。そして、赤目探索領域決定部110は、指定赤目領域を含む領域であって、アスペクト比格納部172が格納している複数のアスペクト比で規定される、複数の赤目探索領域を決定してもよい。
更に、赤目探索領域決定部110は、指定赤目領域を含む第1の赤目探索領域を決定した場合に、第1の赤目探索領域の画像における位置を、赤目候補検出部130において用いられる赤目テンプレート画像の直径以下の所定の距離だけずらした第2の赤目探索領域を更に決定してもよい。赤目探索領域決定部110は、赤目候補検出部130において用いられる赤目テンプレート画像の直径以下となる複数の距離を決定して、決定した複数の距離のそれぞれを用いて、複数の赤目探索領域を更に決定してもよい。なお、指定赤目領域を含む赤目探索領域をずらす方向は、赤目探索領域の長手方向、または短手方向、若しくは対角線の延長方向であってよい。
また、赤目探索領域決定部110が有する目検出部112は、赤目領域指定部102から受け取った指定赤目領域から両目の位置関係または目の大きさを検出する。目検出部112が検出する両目の位置関係は、一方の目と他方の目との間隔、および両目と顔の中の目以外の部位との配置関係であってよい。例えば、目検出部112は、複数の種類の目のテンプレート画像を用いてマッチングすることにより、指定赤目領域内における目の位置を検出する。そして、目検出部112は、検出した目の位置に基づいて両目の間隔を算出する。また、目検出部112は、同様に複数の大きさの目のテンプレート画像を用いてマッチングすることにより、指定赤目領域に含まれる目の大きさを検出する。目検出部112は検出した両目の間隔、または目の大きさを顔領域特定部114に供給する。
顔領域特定部114は、目検出部112から受け取った両目の間隔、または目の大きさに基づいて顔の領域を特定する。具体的には、顔領域特定部114は、目検出部112から受け取った両目の間隔、または目の大きさから、統計的に決定される顔の大きさに基づいて、顔の領域を特定する。例えば、両目の間隔に対する顔の大きさ、または、目の大きさに対する顔の大きさを予め統計的に決定しておき、顔領域特定部114は、決定された顔の大きさに関する情報を有していてよい。そして、赤目探索領域決定部110は、顔領域特定部114が特定した顔の領域を含む赤目探索領域を決定する。赤目探索領域決定部110は、決定した赤目探索領域を示す情報を顔位置検出部120および赤目候補検出部130に供給する。顔位置検出部120は、赤目探索領域決定部110から受け取った赤目探索領域内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する。顔位置検出部120は、赤目探索領域決定部110から複数の赤目探索領域を受け取った場合には、受け取った複数の赤目探索領域のそれぞれの範囲内で、顔の位置または目以外の顔の部位の位置を検出する。顔位置検出部120は、検出した顔の位置または目以外の顔の部位の位置を示す情報を、画像に対応づけて赤目位置判断部140に供給する。
赤目候補検出部130は、赤目探索領域決定部110から受け取った赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する。赤目候補検出部130は、赤目探索領域決定部110から複数の赤目探索領域を受け取った場合には、受け取った複数の赤目探索領域のそれぞれの範囲内で赤目を探索して赤目候補を検出する。具体的に、赤目候補検出部130は、予め定められた色範囲の色を有する、所定形状の赤目のテンプレート画像を用いてマッチングにより赤目候補を探索する。ここで、検出パラメータ格納部174は、赤目候補検出部130が赤目を探索するときの、複数の種類の探索条件を格納している。例えば、検出パラメータ格納部174は、赤目の探索条件として、赤目検出をするときに用いる複数の異なる大きさの赤目のテンプレート画像、複数の異なる形状の赤目のテンプレート画像、および複数の異なる種類の色相を有する赤目のテンプレート画像等を格納している。また、赤目候補検出部130は、赤目のテンプレート画像を画像上で予め定められたピッチ幅で移動させてよい。そして、検出パラメータ格納部174は、赤目のテンプレート画像を画像上で移動させるときの複数の異なるピッチ幅、および赤目のテンプレート画像を画像上で移動させるときの複数の異なる移動開始位置等を格納している。
ここで、第1赤目探索部132は、検出パラメータ格納部174が格納している第1のパラメータを用いて、赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補の検出を試みる。一方、第2赤目探索部134は、第1のパラメータとは異なる第2のパラメータを検出パラメータ格納部174から抽出する。そして、第2赤目探索部134は、抽出した第2のパラメータを用いて赤目探索領域内で赤目を探索して、赤目候補の検出を試みる。例えば、第1赤目探索部132は、赤目探索領域内において検出パラメータ格納部174から抽出した第1の画素ピッチで探索位置を移動させながら赤目を探索して、赤目を検出する。続いて、第2赤目探索部134は、赤目探索領域内において検出パラメータ格納部174から抽出した第1の画素ピッチとは異なる第2の画素ピッチで探索位置を移動させながら赤目を探索して、赤目を検出する。なお、第2赤目探索部134は、第1赤目探索部132が探索した探索位置と、第2赤目探索部134が探索する探索位置とが重複することがない第2の画素ピッチを、検出パラメータ格納部174から抽出してよい。赤目候補検出部130は、検出した赤目候補の位置を示す情報を赤目位置判断部140に供給する。
赤目位置判断部140は、赤目候補検出部130から受け取った赤目候補の位置が、顔位置検出部120が検出した位置に対して予め定められた位置にある赤目候補を、赤目修正の対象として選択する。具体的に、赤目位置判断部140が顔位置検出部120から赤目探索領域内における顔の位置を示す情報を受け取っていた場合には、赤目位置判断部140は以下に示す方法で赤目修正対象である赤目候補を選択する。すなわち、赤目位置判断部140は、顔に対する目の位置を統計的に算出した結果を予め有する。そして、赤目位置判断部140は、統計的に算出した眼の位置にある赤目候補を赤目修正対象として選択する。また、赤目位置判断部140は、顔位置検出部120から受け取った複数の顔の位置または顔の部位の位置のそれぞれに対して予め定められた位置にあると判断した複数の赤目候補のうち、画像における位置が最も重複する赤目候補を赤目修正の対象として選択してもよい。これにより、赤目位置判断部140は、赤目修正対象として、例えば、目頭、目じり、およびにきび等の赤目ではない部分を除外して、確実に赤目候補を選択することができる。
赤目位置判断部140は、赤目修正の対象として選択した赤目候補の画像における位置を示す情報を赤目修正部150に供給する。なお、赤目位置判断部140は、本実施形態に係る赤目検出装置10とは異なる画像処理装置に、赤目修正の対象として選択した赤目候補の位置を示す情報を画像に対応づけて供給してもよい。そして、当該画像処理装置は、本実施形態に係る赤目検出装置10から受け取った画像に対して、当該画像に対応づけられている赤目修正対象として選択された赤目候補の位置を示す情報を読み取って、当該画像に赤目修正処理を施してもよい。赤目修正部150は、赤目位置判断部140から受け取った赤目候補の位置に基づいて、画像入力部100から受け取った画像に含まれる赤目候補に赤目修正処理を施す。赤目修正部150は、赤目修正処理を施した画像データを出力制御部160に供給する。
本実施形態に係る赤目検出装置10によれば、ユーザが指定した指定赤目領域が含まれる赤目探索領域を自動的に決定して、決定した赤目探索領域内で赤目候補を検出することができる。これにより、赤目検出装置10は、高いスキルを要する赤目修正対象の厳密な指定および冗長な作業をユーザにさせることなしに、ユーザが簡便に所定の領域を指定するだけで、自動的に赤目修正対象である赤目候補の検出をすることができる。即ち、本実施形態に係る赤目検出装置10によれば、ユーザのスキルの高低にかかわらず、確実に赤目修正対象である赤目候補を検出できる。
また、本実施形態に係る赤目検出装置10によれば、ユーザが指定した指定赤目領域が含まれる複数の赤目探索領域を自動的に決定して、決定した複数の赤目探索領域において赤目候補を探索する。これにより、赤目検出装置10は、ユーザが指定赤目領域を一度指定するだけで、自動的に複数の赤目探索領域を決定して赤目候補を探索できるので、所定の赤目探索領域において赤目候補が検出できなかった場合でも、当該赤目探索領域とは異なる赤目探索領域を用いて赤目候補を検出できる。したがって、赤目修正対象である赤目候補を確実に検出することができる。
図2は、本実施形態に係る赤目領域指定部102が取得した指定赤目領域の一例を示す。赤目領域指定部102は、画像に含まれる人物の顔の赤目領域をユーザに指定させる。そして、赤目領域指定部102は、ユーザが指定した赤目領域である指定赤目領域を取得する。具体的には、まず出力制御部160が、出力部162に画像入力部100から受け取った画像データを画像に変換して表示させる。そして、赤目領域指定部102は、ユーザに、出力部162に表示された画像に含まれる赤目領域を指定させる。具体的には、赤目領域指定部102は、マウス、タブレット、およびキーボード等の入力デバイスを有していてよい。そして、赤目領域指定部102は、入力デバイスを介して、ユーザに赤目領域を指定させて指定赤目領域を取得する。
例えば、赤目領域指定部102は、画像に含まれる顔400の赤目402が含まれる赤目領域をユーザに指定させて、指定赤目領域408、指定赤目領域418、または指定赤目領域428を取得する。赤目領域指定部102が取得する指定赤目領域は矩形、または略矩形であってよい。また、赤目領域指定部102が取得する指定赤目領域の大きさは、ユーザが任意に決定してよい。更に、赤目領域指定部102は、例えば、ユーザがマウス、またはタブレット等の入力デバイスで赤目領域をフリーハンドで指定した場合、または、多角形、若しくは略多角形の形状を赤目領域として指定した場合には、ユーザが指定した赤目領域を略矩形に変換して、変換した領域を指定赤目領域として取得してもよい。具体的には、赤目領域指定部102は、ユーザが指定した領域に外接する略矩形領域、または矩形領域を、指定赤目領域として取得してよい。
図3は、本実施形態に係る赤目探索領域決定部110の動作の一例を示す図である。赤目探索領域決定部110は、赤目領域指定部102が取得した人物の顔500に含まれる指定赤目領域502を含む赤目探索領域512、または赤目探索領域522を決定する。具体的には、赤目探索領域決定部110は、指定赤目領域502が有するアスペクト比と略同一、または同一のアスペクト比を有する領域であって、指定赤目領域502を含む大きさの赤目探索領域512、または赤目探索領域522を決定する。例えば、赤目探索領域決定部110は、指定赤目領域502が示す矩形の重心の位置を基点として、指定赤目領域502を、重心の位置から矩形の外に向かう方向に予め定められた拡大率で拡大する。そして、赤目探索領域決定部110は、赤目探索領域512、または赤目探索領域522を決定してよい。なお、赤目探索領域決定部110は、指定赤目領域502を拡大するときの拡大率を、探索領域格納部170から抽出してもよい。
ここで、赤目探索領域決定部110が決定する複数の赤目探索領域512、赤目探索領域522は、それぞれが異なった大きさであってよい。また、赤目探索領域決定部110が決定する赤目探索領域512、または赤目探索領域522は、指定赤目領域の位置を基準として、指定赤目領域のアスペクト比と略同一、または同一のアスペクト比で大きさを変化させた領域であってよい。更に、赤目探索領域決定部110は、赤目検出装置10の処理能力(例えば、メモリリソース、赤目修正処理に要する時間、およびCPUの使用率等)に応じて複数の赤目探索領域を生成してもよい。具体的には、赤目探索領域決定部110は、赤目検出装置10の処理能力が所定の処理能力よりも高い場合に、所定の処理能力よりも低い場合に比べて赤目探索領域の決定回数を多くしてよい。
図4は、本実施形態に係る赤目探索領域決定部110の動作の一例を示す図である。赤目探索領域決定部110は、赤目領域指定部102が取得した人物の顔600の指定赤目領域602を含む赤目探索領域612、または赤目探索領域622を決定する。具体的には、赤目探索領域決定部110は、指定赤目領域602が有するアスペクト比とは異なるアスペクト比を有する領域であって、指定赤目領域602を含む大きさの赤目探索領域612、または赤目探索領域622を決定する。例えば、赤目探索領域決定部110は、アスペクト比格納部172が格納している異なる複数のアスペクト比の中から、赤目検出装置10の処理性能に応じた数の複数のアスペクト比を抽出する。具体的には、赤目探索領域決定部110は、赤目検出装置10のメモリリソースが予め定められた閾値よりも多く存在している場合に、当該閾値よりもメモリリソースが少ない場合に比べて、より多くの数のアスペクト比を抽出する。そして、赤目探索領域決定部110は、抽出したアスペクト比を用いて指定赤目領域602の縦方向の長さおよび横方向の長さを拡大または縮小して、赤目探索領域612、または赤目探索領域622を決定する。
図5は、本実施形態に係る赤目候補検出部130の動作の一例を示す図である。赤目候補検出部130は、赤目探索領域決定部110が決定した赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する。例えば、赤目候補検出部130は、赤目探索領域内で赤目探索領域の端から、所定の画素ピッチで赤目のテンプレート画像を移動させる。そして、赤目候補検出部130は、マッチングにより赤目候補を検出してよい。係る場合において、赤目候補検出部130は、実際には赤目候補が存在しているにもかかわらず、画素ピッチが適切でないために当該テンプレート画像と赤目候補とが一致しないことを防止するために、複数の異なる画素ピッチでマッチングする。
具体的には、赤目候補検出部130は、赤目探索領域700において第1の画素ピッチ706で赤目テンプレート画像702を移動させながら赤目を探索して赤目候補を検出する。続いて、赤目候補検出部130は、第1の画素ピッチ706で赤目候補を検出できなかった場合には、赤目探索領域700において、第1の画素ピッチ706とは異なる第2の画素ピッチ708で赤目テンプレート画像702を移動させながら赤目を探索して赤目候補を検出する。赤目候補検出部130は、赤目候補を検出するまで画素ピッチを順次変更して、赤目探索領域700から赤目候補の検出を試みてよい。例えば、赤目候補検出部130は、第1の画素ピッチ706でマッチングした後に、赤目テンプレート画像702の直径以下の幅でピッチを変更した、第2の画素ピッチ708でマッチングする。赤目候補検出部130は、赤目テンプレート画像702の直径以下の幅で複数のピッチ幅を決定して、複数のピッチで赤目候補が検出されるまでそれぞれマッチングしてもよい。
更に、赤目候補検出部130は、第1の赤目テンプレート画像を用いて赤目候補を検出できなかった場合には、第1の赤目テンプレート画像とは異なるパラメータを有する第2の赤目テンプレート画像を用いて赤目候補の検出を試みてもよい。ここで、赤目テンプレート画像のパラメータは、赤目テンプレート画像の大きさ、形状、または色のうち少なくとも1つであってよい。例えば、赤目候補検出部130は、第1の赤目テンプレート画像を用いて赤目候補の検出ができなかった場合には、第1の赤目テンプレート画像の色とは異なる色を有する第2の赤目テンプレート画像を用いて赤目候補の検出を試みる。そして、赤目候補検出部130は、赤目候補を検出するまで赤目テンプレート画像のパラメータを順次変更して、赤目探索領域から赤目候補の検出を試みてよい。
また、赤目候補検出部130は、赤目テンプレート画像702を用いて、赤目探索領域内の予め定められた第1の移動開始位置から赤目テンプレート画像702を移動させてマッチングを開始する。例えば、赤目候補検出部130は、赤目テンプレート画像702と接する赤目探索領域700の端を第1の移動開始位置として、第1の移動開始位置から赤目テンプレート画像702を移動させながら赤目候補を検出する。そして、赤目候補検出部130は、赤目候補を検出できなかった場合には、赤目探索領域700の端から、赤目テンプレート画像702のピッチ幅、例えば、第1の画素ピッチ706よりも短い所定の距離だけずらした位置を第2の移動開始位置と決定する。
具体的には、赤目候補検出部130が決定する第2の移動開始位置は、赤目探索領域700の端から赤目テンプレート画像702を移動させるときの画素ピッチ706以下の予め定められた距離だけずらした位置であってよい。そして、赤目候補検出部130は、第2の移動開始位置から、再び赤目テンプレート画像702を移動させながら赤目候補を検出する。赤目候補検出部130は、赤目候補が検出されるまで、赤目テンプレート画像702の移動開始位置を、第1の画素ピッチ706が示すピッチ幅の範囲内で順次変更してマッチングしてよい。なお、赤目候補検出部130は、赤目テンプレート画像702の移動開始位置を、1画素ずつずらしてもよい。これにより、本実施形態に係る赤目候補検出部130は、画像から確実に赤目候補を検出できる。
図6は、本実施形態に係る赤目検出装置10における処理の流れの一例を示す。まず、赤目領域指定部102は、ユーザに赤目補正領域を指定させる(S1000)。赤目領域指定部102は、ユーザが指定した赤目補正領域を赤目探索領域決定部110に供給する。なお、赤目補正領域は、指定赤目領域の一例である。赤目領域指定部102は、ユーザが赤目補正領域を指定した場合に(S1000)、ユーザが指定した赤目補正領域の領域に関する領域情報を取得する(S1010)。赤目補正領域の領域に関する領域情報は、例えば、赤目補正領域が画像に対して占める位置を示す情報等であってよい。
続いて、赤目位置判断部140において赤目修正対象の赤目候補が検出されるまで、または予め定められた回数(例えば、N回)だけ赤目検出処理が繰り返される(S1020)。即ち、まず、赤目探索領域決定部110は、赤目領域指定部102から受け取った赤目補正領域を含む赤目探索領域を、探索領域格納部170、またはアスペクト比格納部172が格納している所定の条件に基づいて算出する(S1030)。なお、赤目検出処理が繰り返される場合には、赤目探索領域決定部110は、前回とは異なる条件に基づいて赤目探索領域を算出する(S1030)。
そして、赤目探索領域決定部110は、算出した赤目探索領域から赤目探索領域を生成する(S1032)。赤目探索領域決定部110は、生成した赤目探索領域を、探索領域画像として取得してよい(S1034)。赤目探索領域決定部110は探索領域画像を赤目候補検出部130、および顔位置検出部120に供給する。顔位置検出部120は、探索領域画像内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する。そして、顔位置検出部120は検出した顔の位置または目以外の顔の部位の位置を赤目位置判断部140に供給する。
一方、赤目候補検出部130は、探索領域画像内で赤目候補を検出する。例えば、赤目候補検出部130は、赤目のテンプレート画像を用いてマッチングにより赤目候補を検出する場合には、第1の赤目テンプレート画像を用いて赤目候補を探索する。そして、赤目候補検出部130は、赤目候補を検出できなかった場合には、第1の赤目テンプレート画像が有するパラメータとは異なるパラメータを有する第2の赤目のテンプレート画像を用いて赤目候補の探索をする。赤目候補検出部130は、赤目候補が検出されるまで、赤目のテンプレート画像のパラメータを異なるパラメータに順次変更して赤目候補を検出してよい。赤目候補検出部130は検出した赤目候補の位置を示す情報を赤目位置判断部140に供給する。そして、赤目位置判断部140は、画像に含まれる赤目候補から赤目修正をすべき赤目候補を検出する(S1036)。赤目位置判断部140が赤目修正をすべき赤目候補を検出した場合には、赤目検出処理のループが終了する(S1022)。
続いて、赤目修正部150は、赤目位置判断部140が選択した赤目修正をすべき赤目候補に対して、赤目自動修正処理を施す(S1040)。そして、赤目検出装置10は、赤目修正処理を施された赤目修正画像を画像データとして取得する(S1050)。なお、赤目検出装置10は、赤目位置判断部140において赤目修正をすべき赤目候補を検出した場合には、検出した赤目候補の画像における位置を当該画像に対応づけて画像データとして記録してよい。そして、赤目位置判断部140は、出力制御部160を介して当該画像データを出力部162から出力させてもよい。例えば、出力部162は、メモリ等の記録媒体に当該画像データを記録してよい。また、出力部162は、他の画像処理装置に当該画像データを供給して、当該他の画像処理装置に当該画像データに対して赤目修正処理を施させてもよい。
図7は、本実施形態に係る赤目検出装置10における処理の流れの一例を示す。図7において図6と同一の符号を付したステップは、図6の上記説明と略同一の動作をするので、詳細な説明は省略する。赤目位置判断部140は、予め定められた回数(例えば、N回)だけ赤目検出処理を繰り返す(S1120)。そして、赤目位置判断部140は、予め定められた回数だけ赤目修正対象となる赤目候補の検出を試みて、予め定められた回数の赤目検出処理が終了した場合に(S1122)、赤目修正対象となる赤目候補が検出されたか否かを判断する(S1130)。赤目位置判断部140は、赤目修正対象となる赤目候補が検出できなかったと判断した場合には(S1130:No)、処理を終了する。
一方、赤目位置判断部140は、赤目修正対象となる複数の赤目候補を検出した場合には(S1130:Yes)、検出した複数の結果をマージ処理する(S1140)。例えば、赤目位置判断部140は、検出された複数の赤目候補のうち、画像における位置が最も重複する赤目候補を赤目修正対象として選択する。また、赤目位置判断部140は、複数の赤目候補と、顔位置検出部120が検出した目以外の顔の部位との位置関係に基づいて、赤目修正の対象となる赤目候補を選択してもよい。そして、赤目修正部150は、赤目修正対象として赤目位置判断部140が選択した赤目候補に対して、赤目修正処理を施す(S1040)。
図8は、本実施形態に係る赤目検出装置10のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係る赤目検出装置10は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、および表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、およびCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505およびグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510およびRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、CD−ROMドライブ1560を接続する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ1540は、赤目検出装置10内のCPU1505が使用するプログラムおよびデータを格納する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、赤目検出装置10が起動時に実行するブート・プログラム、赤目検出装置10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供される赤目検出プログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。赤目検出プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して赤目検出装置10内のハードディスクドライブ1540にインストールされ、CPU1505において実行される。赤目検出装置10にインストールされて実行される赤目検出プログラムは、CPU1505等に働きかけて、赤目検出装置10を、図1から図7にかけて説明した画像入力部100、赤目領域指定部102、赤目探索領域決定部110、目検出部112、顔領域特定部114、顔位置検出部120、赤目候補検出部130、第1赤目探索部132、第2赤目探索部134、赤目位置判断部140、赤目修正部150、出力制御部160、出力部162、探索領域格納部170、アスペクト比格納部172、および検出パラメータ格納部174として機能させる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
赤目検出装置10の機能構成を示すブロック図である。 赤目領域指定部102が取得した指定赤目領域を示す図である。 赤目探索領域決定部110の動作を示す図である。 赤目探索領域決定部110の動作を示す図である。 赤目候補検出部130の動作を示す図である。 赤目検出装置10の処理の流れを示すフロー図である。 赤目検出装置10の処理の流れを示すフロー図である。 赤目検出装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 赤目検出装置
100 画像入力部
102 赤目領域指定部
110 赤目探索領域決定部
112 目検出部
114 顔領域特定部
120 顔位置検出部
130 赤目候補検出部
132 第1赤目探索部
134 第2赤目探索部
140 赤目位置判断部
150 赤目修正部
160 出力制御部
162 出力部
170 探索領域格納部
172 アスペクト比格納部
174 検出パラメータ格納部
400、500、600 顔
402 赤目
408、418、428 指定赤目領域
502、602 指定赤目領域
512、522、612、622 赤目探索領域
700 赤目探索領域
702、704 赤目テンプレート画像
706、708 画素ピッチ
1505 CPU
1510 ROM
1520 RAM
1530 通信インターフェイス
1540 ハードディスクドライブ
1550 フレキシブルディスク・ドライブ
1560 CD−ROMドライブ
1570 入出力チップ
1575 グラフィック・コントローラ
1580 表示装置
1582 ホスト・コントローラ
1584 入出力コントローラ
1590 フレキシブルディスク
1595 CD−ROM

Claims (13)

  1. 画像の赤目領域をユーザに指定させて指定赤目領域を取得する赤目領域指定部と、
    前記赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む赤目探索領域を決定する赤目探索領域決定部と、
    前記赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する赤目候補検出部と、
    前記赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する顔位置検出部と、
    前記赤目候補検出部が検出した赤目候補の位置が、前記顔位置検出部が検出した位置に対して予め定められた位置にある赤目候補を赤目修正の対象として選択する赤目位置判断部と
    を備える赤目検出装置。
  2. 前記赤目位置判断部が赤目修正の対象として選択した赤目候補に赤目修正処理を施す赤目修正部
    を更に備える
    請求項1に記載の赤目検出装置。
  3. 前記赤目探索領域決定部は、前記赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む複数の赤目探索領域を決定し、
    前記赤目候補検出部は、前記赤目探索領域決定部が決定した複数の赤目探索領域のそれぞれの範囲内で赤目を探索して赤目候補を検出し、
    前記顔位置検出部は、前記赤目探索領域決定部が決定した複数の赤目探索領域のそれぞれの範囲内で、顔の位置または顔の部位の位置を検出する
    請求項1に記載の赤目検出装置。
  4. 前記赤目探索領域決定部は、前記赤目領域指定部が取得した指定赤目領域と略同一のアスペクト比を有する赤目探索領域を決定する
    請求項3に記載の赤目検出装置。
  5. 大きさまたは形状が異なる複数の赤目探索領域を格納する探索領域格納部
    を更に備え、
    前記赤目探索領域決定部は、前記探索領域格納部が格納している大きさまたは形状であって、前記赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む複数の赤目探索領域を決定する
    請求項3に記載の赤目検出装置。
  6. 異なる複数のアスペクト比を格納するアスペクト比格納部
    を更に備え、
    前記赤目探索領域決定部は、前記アスペクト比格納部が格納している複数のアスペクト比のそれぞれを有し、前記赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む複数の赤目探索領域のそれぞれを決定する
    請求項3に記載の赤目検出装置。
  7. 前記赤目位置判断部は、前記顔位置検出部が検出した複数の顔の位置または顔の部位の位置のそれぞれに対して予め定められた位置にあると判断した複数の赤目候補のうち、画像における位置が最も重複する赤目候補を赤目修正の対象として選択する
    請求項3に記載の赤目検出装置。
  8. 前記赤目候補検出部は、
    第1のパラメータを用いて前記赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する第1赤目探索部と、
    前記第1赤目探索部が前記赤目探索領域内で赤目候補を検出できなかった場合に、前記第1のパラメータとは異なる第2のパラメータを用いて前記赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する第2赤目探索部と
    を有する
    請求項1に記載の赤目検出装置。
  9. 前記第1赤目探索部は、前記赤目探索領域内において第1の画素ピッチで探索位置を移動させながら赤目を探索して赤目候補を検出し、
    前記第2赤目探索部は、前記赤目探索領域内において前記第1の画素ピッチとは異なる第2の画素ピッチで探索位置を移動させながら赤目を探索して赤目候補を検出する
    請求項8に記載の赤目検出装置。
  10. 前記赤目探索領域決定部は、
    前記赤目領域指定部が取得した指定赤目領域から両目の位置関係を検出する目検出部と、
    前記目検出部が検出した両目の位置関係に基づいて顔の領域を特定する顔領域特定部と
    を有し、
    前記赤目探索領域決定部は、前記顔領域特定部が特定した顔の領域を含む赤目探索領域を決定する
    請求項1に記載の赤目検出装置。
  11. 前記赤目探索領域決定部は、
    前記赤目領域指定部が取得した指定赤目領域から目の大きさを検出する目検出部と、
    前記目検出部が検出した目の大きさに基づいて顔の領域を特定する顔領域特定部と
    を有し、
    前記赤目探索領域決定部は、前記顔領域特定部が特定した顔の領域を含む赤目探索領域を決定する
    請求項1に記載の赤目検出装置。
  12. 画像の赤目領域をユーザに指定させて指定赤目領域を取得する赤目領域指定段階と、
    前記赤目領域指定段階において取得された指定赤目領域を含む赤目探索領域を決定する赤目探索領域決定段階と、
    前記赤目探索領域決定段階において決定された赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する赤目候補検出段階と、
    前記赤目探索領域決定段階において決定された赤目探索領域内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する顔位置検出段階と、
    前記赤目候補検出段階において検出された赤目候補の位置が、前記顔位置検出段階において検出された位置に対して予め定められた位置にある赤目候補を赤目修正の対象として選択する赤目位置判断段階と
    を備える赤目検出方法。
  13. 画像に含まれる赤目を検出する赤目検出装置用の赤目検出プログラムであって、前記赤目検出装置を、
    画像の赤目領域をユーザに指定させて指定赤目領域を取得する赤目領域指定部、
    前記赤目領域指定部が取得した指定赤目領域を含む赤目探索領域を決定する赤目探索領域決定部、
    前記赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で赤目を探索して赤目候補を検出する赤目候補検出部、
    前記赤目探索領域決定部が決定した赤目探索領域内で、目以外の顔の部位の位置または顔の位置を検出する顔位置検出部、
    前記赤目候補検出部が検出した赤目候補の位置が、前記顔位置検出部が検出した位置に対して予め定められた位置にある赤目候補を赤目修正の対象として選択する赤目位置判断部
    として機能させる赤目検出プログラム。
JP2006095755A 2006-03-30 2006-03-30 赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラム Expired - Fee Related JP4549997B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006095755A JP4549997B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラム
PCT/JP2007/057695 WO2007116947A1 (en) 2006-03-30 2007-03-30 Red eye detecting apparatus, red eye detecting method and red eye detecting program
US12/294,931 US8358838B2 (en) 2006-03-30 2007-03-30 Red eye detecting apparatus, red eye detecting method and red eye detecting program stored on a computer readable medium
EP07741131.2A EP2011078B1 (en) 2006-03-30 2007-03-30 Red eye detecting apparatus, red eye detecting method and red eye detecting program
CN2007800198928A CN101454798B (zh) 2006-03-30 2007-03-30 红眼检测仪器和红眼检测方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006095755A JP4549997B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007274197A true JP2007274197A (ja) 2007-10-18
JP4549997B2 JP4549997B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=38581232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006095755A Expired - Fee Related JP4549997B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8358838B2 (ja)
EP (1) EP2011078B1 (ja)
JP (1) JP4549997B2 (ja)
CN (1) CN101454798B (ja)
WO (1) WO2007116947A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013191105A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Omron Corp 画像処理装置、画像処理方法、制御プログラムおよび記録媒体
US9298995B2 (en) 2011-07-11 2016-03-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Red-eye determination device
JPWO2020158102A1 (ja) * 2019-01-30 2020-08-06

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8170332B2 (en) 2009-10-07 2012-05-01 Seiko Epson Corporation Automatic red-eye object classification in digital images using a boosting-based framework
EP2491534A1 (en) * 2009-10-19 2012-08-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Red eye detection aided by face detection
US9721160B2 (en) * 2011-04-18 2017-08-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Manually-assisted detection of redeye artifacts
JP5746550B2 (ja) * 2011-04-25 2015-07-08 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
US9041954B2 (en) 2011-06-07 2015-05-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Implementing consistent behavior across different resolutions of images
US9111130B2 (en) * 2011-07-08 2015-08-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Facilitating face detection with user input
US8970902B2 (en) 2011-09-19 2015-03-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Red-eye removal systems and method for variable data printing (VDP) workflows
CN103246865B (zh) * 2012-02-03 2016-05-04 展讯通信(上海)有限公司 检测红眼的方法及装置、去除红眼的方法及装置
CN103577791B (zh) * 2012-07-26 2018-02-23 阿里巴巴集团控股有限公司 一种红眼检测方法和系统
CN104637031B (zh) * 2013-11-12 2017-08-29 华为终端有限公司 眼部图像处理方法和装置
WO2017107171A1 (zh) * 2015-12-25 2017-06-29 华为技术有限公司 一种人机交互方法及电子设备
US10762665B2 (en) * 2018-05-23 2020-09-01 Perfect Corp. Systems and methods for performing virtual application of makeup effects based on a source image

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10233929A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JP2001148780A (ja) * 1999-09-07 2001-05-29 Fuji Photo Film Co Ltd 赤目修正対象領域の設定方法および赤目修正方法
JP2003283849A (ja) * 2002-01-17 2003-10-03 Fuji Photo Film Co Ltd 赤目検出および修正方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6252976B1 (en) 1997-08-29 2001-06-26 Eastman Kodak Company Computer program product for redeye detection
JP4050842B2 (ja) 1998-06-15 2008-02-20 富士フイルム株式会社 画像処理方法
JP3506958B2 (ja) 1998-09-10 2004-03-15 富士写真フイルム株式会社 画像処理方法、画像処理装置及び記録媒体
JP4153108B2 (ja) 1998-10-29 2008-09-17 富士フイルム株式会社 画像処理方法、画像処理装置及び記録媒体
JP2000148980A (ja) 1998-11-12 2000-05-30 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法、画像処理装置及び記録媒体
US7024035B1 (en) * 1999-09-07 2006-04-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of setting region to be subjected to red eye correction and red eye correcting method
US7289664B2 (en) 2002-01-17 2007-10-30 Fujifilm Corporation Method of detecting and correcting the red eye
US7155058B2 (en) * 2002-04-24 2006-12-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for automatically detecting and correcting red eye
US7035461B2 (en) * 2002-08-22 2006-04-25 Eastman Kodak Company Method for detecting objects in digital images
JP2004145287A (ja) 2002-08-30 2004-05-20 Fuji Photo Film Co Ltd 赤目補正方法、画像処理方法、プリント方法およびプリンタ
US7116820B2 (en) * 2003-04-28 2006-10-03 Hewlett-Packard Development Company, Lp. Detecting and correcting red-eye in a digital image
US7343028B2 (en) * 2003-05-19 2008-03-11 Fujifilm Corporation Method and apparatus for red-eye detection
JP4262082B2 (ja) * 2003-12-24 2009-05-13 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法とプログラム及び記憶媒体
JP4373828B2 (ja) * 2004-03-22 2009-11-25 富士フイルム株式会社 特定領域検出方法、特定領域検出装置、およびプログラム
JP2005310124A (ja) * 2004-03-25 2005-11-04 Fuji Photo Film Co Ltd 赤目検出装置、プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体
JP4320272B2 (ja) * 2004-03-31 2009-08-26 富士フイルム株式会社 特定領域検出方法、特定領域検出装置、およびプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10233929A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JP2001148780A (ja) * 1999-09-07 2001-05-29 Fuji Photo Film Co Ltd 赤目修正対象領域の設定方法および赤目修正方法
JP2003283849A (ja) * 2002-01-17 2003-10-03 Fuji Photo Film Co Ltd 赤目検出および修正方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9298995B2 (en) 2011-07-11 2016-03-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Red-eye determination device
JP2013191105A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Omron Corp 画像処理装置、画像処理方法、制御プログラムおよび記録媒体
JPWO2020158102A1 (ja) * 2019-01-30 2020-08-06
JP7138199B2 (ja) 2019-01-30 2022-09-15 富士フイルム株式会社 顔領域検出装置、撮像装置、顔領域検出方法、及び顔領域検出プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN101454798A (zh) 2009-06-10
EP2011078B1 (en) 2018-08-29
CN101454798B (zh) 2013-05-22
WO2007116947A1 (en) 2007-10-18
US20100172577A1 (en) 2010-07-08
JP4549997B2 (ja) 2010-09-22
EP2011078A4 (en) 2011-08-03
EP2011078A1 (en) 2009-01-07
US8358838B2 (en) 2013-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4549997B2 (ja) 赤目検出装置、赤目検出方法、および赤目検出プログラム
JP6904182B2 (ja) 画像視点変換装置及び方法
JP2011134114A (ja) パターン認識方法およびパターン認識装置
JP2005316973A (ja) 赤目検出装置および方法並びにプログラム
US20170094237A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable storage medium
KR20130120175A (ko) 캐리커처 자동 생성 장치, 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP4554548B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
JP2010021656A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2006133941A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び携帯型端末
US20100014752A1 (en) Image processing apparatus, image processing method and program
JP4550768B2 (ja) 画像検出方法および画像検出装置
JP2007281798A (ja) 赤目補正装置、赤目補正方法、および赤目補正プログラム
JP2007281847A (ja) 赤目補正処理システム、赤目補正処理方法、および赤目補正処理プログラム
JP4158153B2 (ja) 顔画像検出方法
US10911636B2 (en) Image inclination angle detection apparatus that detects inclination angle of image with respect to document, image forming apparatus, and computer-readable non-transitory recording medium storing image inclination angle detection program
JP6278757B2 (ja) 特徴量生成装置、特徴量生成方法、およびプログラム
US10943109B2 (en) Electronic apparatus, method for controlling thereof and the computer readable recording medium
JP2006092191A (ja) 顔画像検出装置、顔画像検出方法及び顔画像検出プログラム
KR20170045846A (ko) 엣지 라인을 검출하여 분할선을 획득하는 장치 및 방법
AU2014277851A1 (en) Detecting a gap between text columns from text line fragments
JP2006031690A (ja) 特定画像領域区画装置および方法,ならびに特定画像領域区画処理をコンピュータに実行させるプログラム
JP2020166653A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
CN110674863B (zh) 汉明码识别方法、装置及电子设备
JP2006065613A (ja) 特定画像領域区画装置および方法,ならびに特定画像領域区画処理をコンピュータに実行させるプログラム
JP2000285237A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4549997

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees