JP2005316973A - 赤目検出装置および方法並びにプログラム - Google Patents

赤目検出装置および方法並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005316973A
JP2005316973A JP2005092049A JP2005092049A JP2005316973A JP 2005316973 A JP2005316973 A JP 2005316973A JP 2005092049 A JP2005092049 A JP 2005092049A JP 2005092049 A JP2005092049 A JP 2005092049A JP 2005316973 A JP2005316973 A JP 2005316973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
red
eye
candidate
eye candidate
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005092049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4505362B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Itagaki
和幸 板垣
Wataru Ito
渡 伊藤
Hisafumi Matsushita
尚史 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2005092049A priority Critical patent/JP4505362B2/ja
Priority to US11/092,571 priority patent/US7415165B2/en
Publication of JP2005316973A publication Critical patent/JP2005316973A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4505362B2 publication Critical patent/JP4505362B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/77Retouching; Inpainting; Scratch removal
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/18Eye characteristics, e.g. of the iris
    • G06V40/193Preprocessing; Feature extraction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/11Region-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/90Determination of colour characteristics
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10024Color image
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30216Redeye defect

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 画像中の赤目を検出する際に、片目のみが赤目の場合と電飾などとを区別して、赤目のみを検出できるようにする。
【解決手段】 赤目候補検出部5において赤目候補として検出されたのにも拘わらず、赤目ペア特定部6において赤目のペアとして特定されなかったために、ペア赤目候補検証部7においてペアの特徴を利用して真の赤目か否かを検証することができない孤立した赤目候補に対し、孤立赤目候補検証部8において別途真の赤目か否かの検証を行って、検出漏れや誤検出を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、写真画像に対し局所的な色補正を行うときに、補正の対象となる部分を検出する処理に関する。詳しくは、目が赤く撮影されてしまった写真画像から、赤い部分を検出する赤目検出装置および方法並びにプログラムに関する。
夜間あるいは暗い場所で人物や動物をストロボ撮影すると、瞳孔(あるいは瞳孔の一部)が、赤色あるいは金色に撮影されてしまうことがある。このため、赤く、あるいは金色に撮影されてしまった瞳孔(以下、金色の場合も含めて「赤目」と称する)を、デジタル画像処理により本来の瞳孔の色に補正する方法が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、オペレータが指定した領域の中から、瞳孔の色、位置、大きさに基づいて赤目を自動認識する方法および装置が開示されている。また、特許文献2にも、オペレータが指定した領域について画素ごとに所定の特徴量を計算し、瞳孔部分の特徴を最も有する部分を補正対象として選択する方法が開示されている。但し、瞳孔部分の特徴のみに基づく認識処理では、赤い電飾など局所的に赤みを持つ対象を赤目と区別することが難しい。このため、オペレータの操作を介さず、すべて自動で処理することは困難である。
これに対し、特許文献3には、赤目を自動検出する方法が示されている。この方法では、顔の検出を行い、顔の特徴に基づいて、検出された赤目候補の中から右目と左目の組を特定する。さらに、顔の特徴に基づいて、その組が赤目の条件を満たしているか否かを評価する。例えば、顔の大きさから目と目の距離がわかるので、その距離から瞳孔の大きさの上限を推定し、検出された赤目候補の大きさが瞳孔の大きさを超えていないことを確認するなどして、検出の精度を高めている。この方法は、右目、左目が両方とも赤目である場合には、有効な検出方法といえる。
特開2000−13680号公報 特開2001−148780号公報 特開2000−125320号公報
しかし、赤目現象は必ず両目に発生するというものでもなく、片目のみが赤目となる場合も少なくない。また、両目ともに赤目であるのに、一方の目のみが赤目候補として検出されてしまう場合もある。
特許文献3の方法では、組を特定できなかった赤目候補については、赤目の条件を満たしているか否かの評価を行うことができない。この場合、精度の低い検出結果に基づいて補正するか否かの判断をしなければならないため、結果的に赤目以外の対象が補正されてしまったり、両目ともに赤目であったのにも拘わらず片目のみが補正されてしまうといった問題が起こる。
本発明は、上記問題に鑑みて、片方の目のみに赤目現象が発生した場合や、両目ともに赤目であるにも係わらず一方の目のみが赤目候補として検出されてしまった場合でも、正確に赤目を検出することができる赤目検出装置および赤目検出方法ならびに赤目検出プログラムを提供することを目的とする。
本発明の赤目検出装置は、画像の中から、瞳孔の少なくとも一部が赤く表示された赤目を検出する赤目検出装置であって、次の赤目候補検出部、赤目ペア特定部および孤立赤目候補検証部を備えることを特徴とする。
赤目候補検出部は、画像が備える特徴の中から赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴を識別することによって、赤目と推定し得る赤目候補を検出する。「赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴」は、赤く表示された領域を有する瞳孔のみが備える特徴に限らず、赤目らしさを判断する上で基準となり得るあらゆる特徴をいう。例えば、「赤い」という特徴は、「赤く表示された領域を有する瞳孔」以外にも見られる特徴であるが、そのような特徴も「赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴」に含まれる。特徴の識別も、必ずしも赤目が備えるすべての特徴について行う必要はなく、赤目を検出する上で特に有効と思われる特徴のみを利用して検出を行ってもよい。例えば、「赤い」というだけで赤目と推定してもよい。
赤目ペア特定部は、画像から得られる顔領域の情報を利用して、赤目候補検出部により検出された赤目候補を、右目に相当する赤目候補と左目に相当する赤目候補のペアとして特定する。顔領域の情報とは、画像中の顔の位置、顔の大きさなどの情報である。
孤立赤目候補検証部は、赤目候補検出部により検出されたのにも拘わらず赤目ペア特定部によりペアとして特定されなかった孤立した赤目候補について、その赤目候補が真の赤目であるか否かを検証する。具体的には、例えば、孤立した赤目候補の周辺の画像が備える特徴の中から、目が備える特徴を識別し得るか否かによって、赤目候補が真の赤目であるか否かを検証する。例えば、赤目候補を含む目と異なるもう一方の目を検出できた場合に赤目候補が真の赤目であると判断してもよいし、赤目候補自体が目の一部であることが確認された場合に真の赤目であると判断してもよい。
前記孤立赤目候補検証部は、孤立した赤目候補の周辺の画像が備える特徴の中から、赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴を再識別し得るか否かによって、赤目候補が真の赤目であるか否かを検証してもよい。再識別の識別精度は、赤目候補検出部による識別の識別精度よりも高いことが好ましい。識別精度を変えるには、例えば検出器を用いた識別処理であれば検出器の精度を高くしたり、判定時の閾値を調整したりすればよい。
また、本発明の赤目検出方法は、画像の中から、瞳孔の少なくとも一部が赤く表示された赤目を検出する赤目検出方法において、画像が備える特徴の中から赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴を識別することによって、赤目と推定し得る赤目候補を検出し、画像から得られる顔領域の情報を利用して、検出された赤目候補を、右目に相当する赤目候補と左目に相当する赤目候補のペアとして特定し、赤目候補として検出されたのにも拘わらずペアとしては特定されなかった孤立した赤目候補について、その赤目候補が真の赤目であるか否かを検証することを特徴とする。
また、本発明の赤目検出プログラムは、画像の中から、瞳孔の少なくとも一部が赤く表示された赤目を検出する処理をコンピュータに実行させる赤目検出プログラムであって、コンピュータに、画像が備える特徴の中から、赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴を識別することによって、赤目と推定し得る赤目候補を検出する処理と、画像から得られる顔領域の情報を利用して、検出された赤目候補を、右目に相当する赤目候補と左目に相当する赤目候補のペアとして特定する処理と、赤目候補として検出されたのにも拘わらずペアとしては特定されなかった孤立した赤目候補について、その赤目候補が真の赤目であるか否かを検証する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明の赤目検出装置、方法およびプログラムによれば、赤目のペアとして検出されなかった孤立した赤目候補に対して、真の赤目であるか否かの検証が行われる。このため、片目のみが赤目である場合、両目ともに赤目であるのにも拘わらず最初の検出で一方の検出が漏れてしまった場合、最初の検出で電飾などを赤目と誤って検出していた場合に、検証により真の赤目のみを抽出することができる。
したがって、本発明の赤目検出装置、方法およびプログラムによる検出の結果を利用して赤目を修正すれば、中途半端な修正により一方の目が黒目、他方の目が赤目となってしまったり、誤修正により電飾などが目の色とされることを防止できる。
赤目候補の周辺の画像から、赤目候補が目の一部を構成しているか、あるいは赤目候補の近くにもう一方の目があるかを識別し、その結果に基づいて検証を行えば、電飾などの誤検出を確実に排除することができる。
また、赤目候補の周辺の限られた範囲の画像を対象として、最初に行った赤目候補検出よりも高い精度で、再度検出処理を行えば、赤目以外の目を赤目候補と誤認識していた場合に、検出結果を出力前に訂正することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、赤目を補正するシステムの概略構成を示す図である。このシステムは、本実施の形態の赤目検出装置1と、赤目修正装置2とにより構成される。赤目修正装置2は、赤目検出装置1により検出された赤目の色が本来の瞳孔の色となるように画像に対し局所的に色補正を施した後に、修正済画像を出力する装置である。
赤目検出装置1は、図に示すように、入力画像を受け付ける画像入力部3と、受け付けた画像の中から顔と推定される領域を検出する顔検出部4と、受け付けた画像の中から赤目と推定される赤目候補を検出する赤目候補検出部5を備える。また、赤目検出装置1は、赤目ペア特定部6を備える。赤目ペア特定部6は、顔検出部4により検出された顔領域の情報を利用して、赤目候補検出部5により検出された赤目候補の中から右目と左目のペアを特定する機能を提供する。
赤目検出装置1は、さらに、赤目ペア特定部6の処理結果を検証するペア赤目候補検証部7および孤立赤目候補検証部8を備える。ペア赤目候補検証部7は、赤目ペア特定部6により特定された赤目候補のペアについて、それらが真の赤目か否かを検証する機能を提供する。一方、孤立赤目候補検証部8は、赤目候補検出部5により検出された赤目候補のうち赤目ペア特定部6でペアと特定されなかった赤目候補(孤立赤目候補と称することとする)について、それが真の赤目か否かを検証する機能を提供する。
また、赤目検出装置1は、ペア赤目候補検証部7または孤立赤目候補検証部8のいずれかによって、真の赤目であると判定された赤目候補のリストを、検出された赤目のリストとして出力する検出結果出力部9を備える。
上記赤目検出装置1の各部の機能は、ソフトウエアプログラムにより実現される。したがって赤目検出装置1は、そのプログラムや画像データを記憶し得る記憶手段と、記憶されたプログラムを実行し得る演算手段を備えている装置であればよく、外観、大きさは特に問わない。各部を実現する演算手段や記憶手段は、共通であってもよいし、各部がそれぞれ専用の演算手段や記憶手段を備えていてもよい。
具体的には、例えば、CPU、メモリ、ハードディスク、その他各種入出力インタフェースを備えた汎用コンピュータに、赤目検出プログラムをインストールすれば、その汎用コンピュータは赤目検出装置1として機能する。
また、デジタル写真プリンタのような専用機の場合も、赤目検出プログラムを組み込んで実行させることが可能であれば、その装置に赤目検出機能を追加することができる。
あるいは、メモリ・ロジック混載型の半導体デバイスとして提供することも可能である。半導体デバイスとして提供した場合には、そのデバイスをデジタルカメラなどに搭載して動作させれば、そのデジタルカメラが赤目検出機能つきのカメラとして機能するようになる。
このように、赤目検出装置1の外観や、ハードウェアの具体的な構成は種々考えられ、特に限定されない。前述のとおり、本実施の形態の赤目検出装置の特徴は、プログラムが実行する処理にあるため、以下、プログラムの処理について説明する。
図2に、入力画像の一例として、3名の人物と電飾されたクリスマスツリーが写った画像10を示す。以下、この画像10がプログラムにより処理される過程を説明する。画像入力部3により取得された画像10は、前述のように顔検出部4と赤目候補検出部5に、それぞれ入力される。
顔検出部4は、図3(a)に示すように、画像10を構成する各画素の色彩、濃度などに基づいて顔領域を検出する処理を実行する。図は、写真に写っている3名の顔領域11a、11b、11cが検出された結果を表している。顔領域の検出は、例えば前述の特許文献3に記載されている方法など公知の画像認識技術を用いて実現することができ、どのような技術を用いて検出を行うかは本発明において特に限定されない。
一方、赤目候補検出部5は、図3(b)に示すように、赤目と推定される赤目候補を検出する処理を実行する。図は、写真に写っている3名のうち写真左の人物の一方の目と写真中央の人物の両目が赤目候補12a、12b、12cとして検出され、さらにクリスマスツリーの電飾の1つが赤目候補12dとして誤検出された様子を示している。
赤目候補の検出も、特許文献1,2に記載されている方法など公知の技術を用いて実現することができ、どのような技術を用いて検出を行うかは本発明において特に限定されない。しかしながら、赤目候補検出処理は、後述する孤立赤目候補検証部の処理に関係するため、以下、本実施の形態における赤目検出装置5の赤目候補検出部5の処理について詳細に説明する。
図4は、赤目候補検出処理の概要を示すフローチャートである。赤目候補検出部5は、はじめに解像度別画像を取得する(S101)。図5は解像度別画像について説明するための図である。本実施の形態では、図に示すように、入力画像10と同じ解像度の画像15、入力画像10の1/2の解像度の画像16、入力画像10の1/4の解像度の画像17が、前もって生成され、メモリに記憶されている。
入力画像10と解像度が同じ画像15は、入力画像10をコピーすることにより生成され、入力画像10と解像度が異なる画像16、17は、入力画像10のデータに対し画素数を低減する、いわゆる間引き処理を実行することによって生成される。赤目候補検出部5は、図4のステップS101において、メモリ内に記憶されている一の解像度別画像を読み出すことにより、解像度別画像を取得する。
次に、赤目候補検出部5は、取得した解像度別画像に対し、色空間変換処理を施す(S102)。具体的には、解像度別画像を構成する各画素のR(赤),G(緑),B(青)の値を、所定の変換式により、Y(輝度)、Cb(緑と青の色差)、Cr(緑と赤の色差)、Cr(肌色と赤の色差)の値に置き換えることにより、画像の表色系を変換する。
Y,Cb,Crは、一般にJPEG画像などで利用されている座標系であり、Crは、RGB空間において赤色と肌色とをもっともよく分離する方向を表す座標軸である。この座標軸の方向は、赤色のサンプルと肌色のサンプルに線形判別分析法を適用して予め決定しておく。このような座標軸を定義することにより、赤目候補の検出精度を、通常のYCbCr空間で検出を行う場合よりも高めることができる。
続いて、赤目候補検出部5は、色空間変換後の画像上に判定対象範囲を設定し(S103)、その判定対象範囲について赤目候補の識別判定処理を行う(S104)。図6に、ステップS103の対象範囲設定処理と、ステップS104の識別判定処理の概要を示す。
図6(a)は、ステップS102において色空間変換された解像度別画像15上に、判定対象範囲18を設定した状態を表している。本実施の形態では、判定対象範囲18は13画素×13画素の領域であるが、説明の便宜上、図では判定対象範囲18を大きめに表している。
識別判定処理では、設定された判定対象範囲18に含まれる画像を、複数の赤目候補検出器にかけ、その複数の検出器の検出結果の組み合わせから、その判定対象範囲18に含まれる画像が、赤目と推定し得るか否か判断する。赤目と推定し得る場合には、その領域を赤目候補として検出する。
但しここで、赤目候補検出器とは、赤目と非赤目との区別に有効な特徴量を算出するためのパラメータと、算出された特徴量を入力として赤目らしさの度合いを表す識別ポイントを出力する識別器と、そのパラメータと識別器を多数の赤目サンプルに適用して識別ポイントの累積加算値を算出し、所定の正検出率を維持できるように決定された閾値の組み合わせを意味する。
パラメータや識別器は、多数の赤目サンプルと非赤目サンプルを利用してあらかじめ学習を行うことにより決定する。学習は、マシーンラーニング技術として知られているニューラルネットワークの手法あるいはブースティングの手法など、公知の方法を用いて行うことができる。
学習に用いられるサンプルは、例えば図7(a)、(b)、(c)に示すように、瞳孔全体が赤いサンプル、瞳孔の80%の領域が赤いサンプル、瞳孔の60%が赤いサンプルというように、単位矩形内に締める赤色領域の大きさに所定のバリエーションをもたせることが好ましい。
また学習用サンプルの中に、赤色領域の中心が単位矩形の中心から少しずれたサンプルを含めておけば、ずれた状態でも赤色領域を抽出できるようになる。このため、画像上に特徴量を算出する判定対象範囲を設定し、走査する際に、間隔をあけても抽出の精度を保つことができ、処理時間を短縮することができる。
また、閾値は、学習により決定された特徴量算出パラメータおよび識別器を、できるだけ多くの赤目サンプルに対して適用して識別ポイントの累積加算値を算出し、所定の確率以上の確率で正しく検出できるように定めるとよい。
図8は、図4のステップS104の識別判定処理の具体的な処理ステップを示すフローチャートである。フローチャート中の記号iは赤目候補検出器を区別するための記号であり、赤目候補検出器がN個ある場合には、0≦i≦N−1となる。N個の赤目候補検出器、すなわち特徴量の算出に利用されるパラメータi、識別器i、閾値i(0≦i≦N−1)は、メモリあるいはハードディスクなどに記憶されている。
はじめに、iおよび累積識別ポイントの値を、いずれも0に初期化する(S201)。次に、特徴量算出パラメータiを利用して前述の判定対象範囲18について、特徴量を算出し、算出結果を得る(S202)。次に、算出結果に基づいて識別器iを参照して識別ポイントを得(S203)、その識別ポイントを累積識別ポイントに加算する(S204)。次に、その累積識別ポイントを、閾値iと比較する(S205)。この時点で、累積識別ポイントが閾値iを下回っていれば、非赤目と判定する。
一方、累積識別ポイントが閾値iを越えていれば、iがN−1か否かを判定することによって全識別器について処理が終了したか否かを判定する(S206)。iがN−1より小さい場合には、iを1つカウントアップして(S207)、同様に、ステップS202からS207までの処理を繰り返す。全識別器について処理が終了した場合には(S206)、その時点で判定対象範囲18内の画像を、赤目候補領域と判断し、候補リストに登録する。
なお、本実施の形態では、特徴量算出パラメータは、参照するチャンネル(Y、Cb、Cr、Cr)、特徴量のタイプ(画素値そのもの、2点差分、4点差分)、参照する画素の判定対象範囲内における座標からなる。
以上に説明した識別判定処理は、図6の画像15中の矢印に示すように、判定対象範囲18を少しずつずらしながら(走査しながら)、繰り返し実行する。判定対象範囲の設定と識別判定処理は、図4のフローチャートのステップS105において走査終了と判定された時点で終了する。
赤目候補検出部5は、次に、図4のステップS106において、全解像度画像についての処理が終了したか否かを判定する。他の解像度別画像が未処理であれば、赤目候補検出部5の処理はステップS101に戻り、図5の次の解像度別画像16が取得されて、同様の処理が繰り返される。
なお、解像度を異ならせて処理を繰り返すのは、以下の理由による。図6(b)は、解像度別画像15よりも解像度が低い画像16上に、判定対象範囲18を設定した状態を表している。判定対象範囲18の大きさは前述のとおり13画素×13画素である。解像度を低くすると、判定対象範囲18には、解像度が高い場合よりも、より広い範囲が含まれることになる。
したがって、例えば図6(a)、(b)に示すように、画像中に瞳孔19の画像が含まれている場合、図6(a)の解像度別画像15に対する識別処理では検出できなかった瞳孔19が、解像度別画像16に対する識別処理では検出できる場合がある。赤目候補を検出できたときの画像の解像度の情報は、メモリなどに記憶され、後述する赤目候補検証部8により参照される。
ステップS106において、全解像度別画像についての処理が終了したと判定されると、次に、赤目候補検出部5は、候補整理処理を実行する(S107)。図9は候補整理処理について説明するための図である。図に示すように、上記判定対象範囲設定処理および識別判定処理では、1つの赤目が2個の赤目候補として検出されてしまう場合がある。
例えば赤目が図9に示される楕円領域20である場合に、判定対象範囲18aに対して行われた識別判定処理で領域21aが赤目候補と判定され、判定対象範囲18bに対して行われた識別判定処理で、領域21bが赤目候補と判定されるような場合である。候補整理処理は、このような場合に、赤目候補21aと赤目候補21bのうち、前述の識別ポイントが高いほうの領域のみを赤目候補として残し、他方をリストから削除する処理である。
赤目候補検出部5は、以上の処理により最終的に赤目候補として残った領域の中心座標およびサイズを赤目候補リストとして出力する。
以上赤目候補検出部5の処理について説明した。次に、再び図1に戻って説明する。顔検出部4および赤目候補検出部5の検出結果は、図1に示したように赤目ペア特定部6に入力される。赤目ペア特定部6は、図3(a)に例示したような顔領域の検出結果と図3(b)に例示したような赤目候補の検出結果とを照合することによって、個々の赤目候補が人物の右目あるいは左目に相当するものか否かを判断し、1個の顔の右目と左目を検出した場合に、それらを赤目ペアとして特定する。例えば図3(c)は写真中央の人物の両目が赤目ペア13として特定された様子を示している。赤目ペアを特定する処理については、例えば特許文献3に記載されている方法など公知の技術を用いることができる。
なお、図中×印で表されているのは、赤目ペアとして特定されなかった赤目候補である。以降の説明では、これを孤立赤目候補14a、14bと称する。特定された赤目ペア13の情報はペア赤目候補検証部7に与えられる。一方孤立赤目候補14aおよび14bの情報は孤立赤目候補検証部8に与えられる。
ペア赤目候補検証部7は、顔検出部4により得られた情報を利用して、赤目ペアが真に赤目のペアか否かを検証する。例えば特許文献3には、人間の顔は顔を二等分する線でほぼ対象であるという事実を用いて検出された赤目の組が真の赤目の組か否かを評価する方法などが開示されている。ペア赤目候補検証部7の処理についても、公知の種々の技術を利用することができ、本発明において、その検証方法は特に限定されない。
次に、孤立赤目候補検証部8の処理について説明する。前述のとおり、従来の赤目検出装置では、ペアとして検出されなかった赤目候補については、何の検証も行われていなかった。孤立赤目候補検証部8は、このペアとして特定されなかった赤目候補が真の赤目か否かを検証する機能を提供する。
図10は、孤立赤目候補検証部8により実行される孤立赤目候補検証処理の概要を示すフローチャートである。孤立赤目候補検証部8は、検証すべき個々の孤立赤目候補について、まず、その孤立赤目候補のペアとなるもう一方の目がありそうな領域を探索する(S301)。この場合の探索の対象は、「赤目」ではなく「目」である。すなわち黒目の場合も含まれる。そして、もう一方の目がある領域を特定できなければ(S302)、その赤目候補をリストから削除する(S306)。ここまでの処理により、電飾などを孤立赤目候補として誤検出してしまった場合を排除することができる。
目がある領域を特定できたら、その領域と、孤立赤目候補の周辺領域の2つの領域について、それぞれ、赤目候補検出処理を実行する(S303)。この処理は、新たに特定された領域にとっては、はじめての赤目候補検出処理となるが、孤立赤目候補の周辺領域にとっては、2回目の赤目候補検出処理となる。
新たに特定された領域から赤目候補が検出された(S304)場合には、その赤目候補は赤目リストに登録される(S305)。この処理により、最初の赤目候補検出部5の処理で検出が漏れてしまった赤目を、あらためて赤目として検出することができる。一方、ステップS304において、赤目候補が検出されなかった場合には、あらたに特定された領域にある目は黒目と推定されるので、赤目リストは変更されない。
もとの孤立赤目候補は、ステップS304の赤目候補検出処理により再度赤目候補として検出されれば、赤目リストに登録される(S305)。これにより、孤立赤目候補が真の赤目か否かを検証することができる。
1個の孤立赤目候補について、ステップS301からS305あるいはS306の処理が完了すると、ステップS307において、次の孤立赤目候補の有無が判定され、フローチャートに示されるように、すべての孤立赤目候補についてステップS301からS305あるいはS306の処理が繰り返される。
続いて、図10のフローチャートの一部のステップについて、さらに詳細に説明する。図11は、ステップS301の処理について説明するための図である。もう一方の目の探索処理では、まず、図に示すように、画像10中の孤立赤目候補14aの周辺の領域22がトリミングされる。トリミング処理は、赤目候補検出部5の処理で孤立赤目候補14aが検出されたときの画像の解像度と同じ解像度の画像に対して行う。孤立赤目候補14aを瞳孔と仮定した場合、その大きさから、目と目のおおよその距離dを推定することができる。したがって、孤立赤目候補14aを中心として半径dの円が含まれる程度の領域をトリミングする。
次に、トリミングされた領域22の中に、判定対象範囲23を設定し、その判定対象範囲23について目の識別判定処理を行う。目は、設定された判定対象範囲23に含まれる画像を複数の目検出器にかけ、その複数の目検出器の検出結果の組み合わせから、その判定対象範囲23に含まれる画像が目か否かを判定することによって識別する。
目検出器は、目と、目以外の対象との区別に有効な特徴量を算出するためのパラメータと、算出された特徴量を入力として目らしさの度合いを表す識別ポイントを出力する識別器と、そのパラメータと識別器を多数の目サンプルに適用して識別ポイントの累積加算値を算出し、所定の正検出率を維持できるように決定された閾値の組み合わせを意味する。
パラメータや識別器は、多数の目のサンプルと目以外の対象を表すサンプルを利用してあらかじめ学習を行うことにより決定する。学習は、マシーンラーニング技術として知られているニューラルネットワークの手法あるいはブースティングの手法など、公知の方法を用いて行うことができる。
学習に用いられるサンプルは、例えば図12(a)、(b)、(c)に示すように、一重の目、二重の目、瞳孔が小さい目など、種々のバリエーションをもたせることが好ましい。また、図12(d)のように瞳孔が目の中心に無いサンプルなども含めておくとよい。さらに、多少傾いて配置された目も識別できるように、図11(e)のような少し傾いた目のサンプルも含めておくのがよい。本実施の形態では、−15度〜15度の範囲で傾きを変えた複数のサンプルを用いて学習を行っている。このほか、サンプルの全体領域に締める目の割合が異なるサンプルも多数用意して学習を行わせるのがよい。
なお、目の識別判定処理の具体的な処理ステップは、図8に示した赤目候補の識別判定処理のステップと同じである。但し、例えばウェーブレット係数を利用してエッジやテクスチャに関する特徴を抽出して使用するなど、赤目候補の識別判定処理と異なる方法により目の識別判定を行ってもよい。
目の識別判定処理は、図11のトリミング領域22内で、判定対象範囲23を少しずつずらしながら(走査しながら)、繰り返し実行する。トリミング領域22の走査が終了するまでに目を検出できなかった場合には、孤立赤目候補14aを中心としてトリミング領域22を回転させることにより得られる領域をトリミングする。
本実施の形態では、トリミング領域の回転は30度刻みで行っている。すなわち、30度(あるいは−30度)傾けたトリミング領域について上記識別判定処理を実行して目が検出できなければ、さらに30度(あるいは−30度)傾けたトリミング領域について同様の処理を繰り返す。
なお、傾いた目の検出は、あらゆる傾きを有する目のサンプルを用いて予め学習を行うことによっても実現できるが、本実施の形態では検出精度と処理時間のバランスを考慮し、−15度〜15度程度傾いた目は学習により識別できるようにしておき、その範囲を越えて大きく傾いた目についてはトリミング領域を回転させて識別することとしている。
さらに、解像度を少し変更した画像に対してトリミング、対象範囲設定、識別判定の処理を行ってみてもよい。解像度を変更するときは、赤目候補検出の場合と異なり、2-1/4倍し、さらに2-1/4倍するというように、解像度を細かく調整する。他の解像度、他の回転角度をすべて試しても、なお目を検出できなかった場合には、孤立赤目候補と対となる目は存在しないものと判断する。
次に、図10のステップS303の処理について、図13および図14を参照して、詳細に説明する。ステップS303の処理が実行されるケースとしては、次の3通りのケースが考えられる。
第1のケースは、図13(a)に示すように、両目ともに真の赤目であるにも拘わらず、赤目候補検出部5により孤立赤目候補14aのみが検出され、もう一方の赤目24が検出されなかったケースである。第2のケースは、図13(b)に示すように、孤立赤目候補14aは真の赤目であるが、他方の目25が赤目でない(黒目だった)ために他方の目25は赤目候補検出部5で検出されなかったケースである。第3のケースは、孤立赤目候補14aは実は黒目であり誤検出により赤目候補と判定された場合である。
そこで、ステップS303では、これらのケースを区別するために、まず、図14(a)に示すように、孤立赤目候補14aを含む領域26を対象として、あらためて赤目候補検出処理を実行することによって、孤立赤目候補14aを赤目の候補と判断したことが正しかったか否かを検証する。ここで実行する赤目候補検出処理は、検証を目的として実行する処理であるため、赤目候補検出部5による処理以上に高い精度が要求される。
このため、本実施の形態では、赤目候補検出部5で用いられた検出器よりも検出性能の高い赤目検出器を用いて検出を行う。検出性能が高まれば、その分検出に時間はかかるものの、ステップS303で実行する赤目候補検出処理は、赤目候補検出部5による処理と異なり処理範囲が限られていること、また画像の解像度も孤立赤目候補14aが検出されたときの解像度に限定して行えばよいことなどから、処理時間について実質的な問題は生じないと考えられる。
さらに、ステップS303では、図14(b)に示すように、新たに目が検出された領域27に対しても赤目候補検出処理を実行する。これにより、その目が赤目か黒目かを判定する。領域27に対する赤目候補検出処理は、赤目候補検出部5による処理と同程度の精度で行えばよい。
なお、赤目候補検出の精度は、図8に示した識別判定処理のステップS205の判定の際の閾値を調整することによっても調整することができる。よって、領域26と領域27とで閾値に差をつけて検出を行ってもよい。
ペア赤目候補検証部7と孤立赤目候補検証部8により、真の赤目であることが検証された赤目候補のデータは、検出結果出力部9により赤目リストの情報として整理され、出力される。
最後に、赤目修正装置2の処理について簡単に説明する。図15は図1の赤目修正装置2の処理の概要を表す図である。図に示すように、本実施の形態では、赤目修正装置2は、赤目検出装置1により検出された各赤目について、色差Crの値が所定の値を越えている画素を抽出し、モフォロジー処理により、その領域を整形し、整形した領域を構成する各画素の色を、所定の明るさのグレーなど、瞳孔の色として適切な色に置き換えている。
以上に説明したように、本実施の形態の赤目検出装置は、赤目ペアとして認識されなかった孤立赤目候補に対して、赤目か否かをあらためて検証する。したがって、両目ともに赤目現象が発生している場合のみならず、片目のみが赤目である場合、最初の赤目候補検出で片目のみが検出され他方の目が検出から漏れてしまった場合、あるいは最初の赤目候補検出で黒目あるいは電飾などを誤って赤目として検出してしまった場合でも、真の赤目のみを正確に検出することができる。
なお、本発明の特徴は、赤目候補として検出されたのにも拘わらず、ペアとして認識されなかったために検証、補正の対象からはずされていた孤立赤目候補に対しても、赤目か否かの検証を行うという点にある。したがって、赤目候補の検出、検証の手法は、上記実施の形態に限定されるものではなく、他の手法を採用してもよい。
例えば、上記実施の形態では、孤立赤目候補検証部8は、目の検出器を用いてもう一方の目の探索を行っているが、顔検出部4の検出結果が孤立赤目候補検証部8に入力されるようにし、顔の大きさ、両目間の距離などの情報を利用して他方の目が含まれていそうな領域を特定してもよい。さらには、顔検出結果を利用した領域特定と目検出器による検出とを組み合わせることによって、他方の目を探索してもよい。
また、孤立赤目候補検証部8による検証の手法としては、もう一方の目の情報を利用せずに検証する手法も考えられる。例えば、上記実施の形態では、図13を参照して説明したように領域26、領域27についてそれぞれ赤目候補検出処理を施しているが、孤立赤目候補14aのみを対象として、あるいは孤立赤目候補14aを含む領域26のみを対象として精度の高い赤目候補検出処理を実行するだけでもよい。例えば、孤立赤目候補内(孤立赤目候補として検出された領域内)の色が赤色であることを確認したり、孤立赤目候補内の輝度分布を求めることによって真の赤目か否かを検証することができる。輝度分布は、孤立赤目候補を含む所定の大きさの領域の輝度分布を参照してもよい。孤立赤目候補が真の赤目である場合には、特徴的な輝度分布が観察されるので、これをもとに真の赤目か否かを判定することができる。
また、孤立赤目候補検証部8は、複数の手法を使い分けながら検証を行ってもよい。例えば、赤目候補検出部5で検出された段階で真の赤目である可能性が高いことがわかっている場合には簡単な手法を用い、真の赤目かどうか定かでなく慎重に判断する必要がある場合には、検証精度の高い手法を用いるという形態が考えられる。例えば上記実施形態の赤目候補検出部5は、図8を参照して説明したように累積識別ポイントと閾値の比較により赤目か否かを判定している。この場合、累積識別ポイントが閾値を大幅に越えているときは真の赤目である可能性が高く、累積識別ポイントが閾値をわずかに越える程度であるときは真の赤目かどうか定かではないと考えることができるので、孤立赤目と判定されたときの累積識別ポイントに基づいて孤立赤目候補ごとに検証の手法を使い分ければよい。
また、孤立赤目候補検証部8は、複数の手法を組み合わせて検証を行ってもよい。例えば、赤目候補検出部5で検出された段階で真の赤目である可能性が高いことがわかっている場合には一つの手法のみを用いて検証を行い、真の赤目かどうか定かでなく慎重に判断する必要がある場合には、複数の手法を組み合わせて段階的に検証を行うという形態が考えられる。この場合も累積識別ポイントに基づいて、検証手法の組み合わせを決めればよい。
また、赤目修正装置2の処理も上記実施形態に限定されるものではない。例えば、赤目修正装置2が赤目を修正するための手法として複数の手法を使い分けたり、複数の手法を組み合わせて赤目を修正する形態が考えられる。孤立赤目候補検証部8が用いた検証手法によって、赤目修正装置2が用いる修正の手法を切り替えるという形態も考えられる。
赤目補正システムの概略構成を示す図 入力画像の一例を示す図 (a)は顔検出部の検出結果、(b)は赤目候補検出部の検出結果、(c)は赤目ペア特定部の処理結果の一例を示す図 赤目候補検出処理の概要を示すフローチャート 解像度別画像について説明するための図 判定対象範囲設定処理と識別判定処理の概要を示す図 赤目候補検出器の学習に用いられるサンプルの例を示す図 識別判定処理の具体的な処理ステップを示すフローチャート 候補整理処理について説明するための図 孤立赤目候補検証部の処理の概要を示すフローチャート 目の探索処理について説明するための図 目検出器の学習に用いられるサンプルの例を示す図 孤立赤目候補検証部による赤目候補検出処理について説明するための図 孤立赤目候補検証部による赤目候補検出処理について説明するための図 赤目修正装置の処理の概要を表す図
符号の説明
10 入力画像
11a,11b,11c 顔領域
12a,12b,12c,12d 赤目候補
13 赤目ペア
14a,14b 孤立赤目候補
15,16,17 解像度別画像
18,18a,18b,23 判定対象範囲
19 瞳孔
20 赤目
21a,21b 赤目候補
22 トリミング範囲
24 あらたに検出された赤目
25 検出された黒目
26 孤立赤目候補を含む目領域
27 新たに検出された目領域

Claims (6)

  1. 画像の中から、瞳孔の少なくとも一部が赤く表示された赤目を検出する赤目検出装置であって、
    前記画像が備える特徴の中から赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴を識別することによって、赤目と推定し得る赤目候補を検出する赤目候補検出部と、
    前記画像から得られる顔領域の情報を利用して、前記赤目候補検出部により検出された赤目候補を、右目に相当する赤目候補と左目に相当する赤目候補のペアとして特定する赤目ペア特定部と、
    前記赤目候補検出部により検出されたのにも拘わらず前記赤目ペア特定部によりペアとして特定されなかった孤立した赤目候補について、該赤目候補が真の赤目であるか否かを検証する孤立赤目候補検証部と
    を備えることを特徴とする赤目検出装置。
  2. 前記孤立赤目候補検証部は、前記孤立した赤目候補の周辺の画像が備える特徴の中から、目が備える特徴を識別し得るか否かによって、前記赤目候補が真の赤目であるか否かを検証することを特徴とする請求項1記載の赤目検出装置。
  3. 前記孤立赤目候補検証部は、前記孤立した赤目候補の周辺の画像が備える特徴の中から、赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴を再識別し得るか否かによって、赤目候補が真の赤目であるか否かを検証することを特徴とする請求項1または2記載の赤目検出装置。
  4. 前記孤立赤目候補検証部による前記再識別の識別精度が、前記赤目候補検出部による前記識別の識別精度よりも高いことを特徴とする請求項3記載の赤目検出装置。
  5. 画像の中から、瞳孔の少なくとも一部が赤く表示された赤目を検出する赤目検出方法において、
    前記画像が備える特徴の中から赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴を識別することによって、赤目と推定し得る赤目候補を検出し、
    前記画像から得られる顔領域の情報を利用して、検出された赤目候補を、右目に相当する赤目候補と左目に相当する赤目候補のペアとして特定し、
    前記赤目候補として検出されたのにも拘わらず前記ペアとしては特定されなかった孤立した赤目候補について、該赤目候補が真の赤目であるか否かを検証することを特徴とする赤目検出方法。
  6. 画像の中から、瞳孔の少なくとも一部が赤く表示された赤目を検出する処理をコンピュータに実行させる赤目検出プログラムであって、コンピュータに、
    前記画像が備える特徴の中から赤く表示された領域を有する瞳孔が備える特徴を識別することによって、赤目と推定し得る赤目候補を検出する処理と、
    前記画像から得られる顔領域の情報を利用して、検出された赤目候補を、右目に相当する赤目候補と左目に相当する赤目候補のペアとして特定する処理と、
    前記赤目候補として検出されたのにも拘わらず前記ペアとしては特定されなかった孤立した赤目候補について、該赤目候補が真の赤目であるか否かを検証する処理とを実行させることを特徴とする赤目検出プログラム。
JP2005092049A 2004-03-30 2005-03-28 赤目検出装置および方法並びにプログラム Expired - Fee Related JP4505362B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005092049A JP4505362B2 (ja) 2004-03-30 2005-03-28 赤目検出装置および方法並びにプログラム
US11/092,571 US7415165B2 (en) 2004-03-30 2005-03-29 Red-eye detection device, red-eye detection method, and red-eye detection program

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004099934 2004-03-30
JP2005092049A JP4505362B2 (ja) 2004-03-30 2005-03-28 赤目検出装置および方法並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005316973A true JP2005316973A (ja) 2005-11-10
JP4505362B2 JP4505362B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=35096325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005092049A Expired - Fee Related JP4505362B2 (ja) 2004-03-30 2005-03-28 赤目検出装置および方法並びにプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7415165B2 (ja)
JP (1) JP4505362B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007281798A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Fujifilm Corp 赤目補正装置、赤目補正方法、および赤目補正プログラム

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7042505B1 (en) 1997-10-09 2006-05-09 Fotonation Ireland Ltd. Red-eye filter method and apparatus
US7738015B2 (en) 1997-10-09 2010-06-15 Fotonation Vision Limited Red-eye filter method and apparatus
US7630006B2 (en) 1997-10-09 2009-12-08 Fotonation Ireland Limited Detecting red eye filter and apparatus using meta-data
US7689009B2 (en) 2005-11-18 2010-03-30 Fotonation Vision Ltd. Two stage detection for photographic eye artifacts
US7920723B2 (en) 2005-11-18 2011-04-05 Tessera Technologies Ireland Limited Two stage detection for photographic eye artifacts
US7680342B2 (en) 2004-08-16 2010-03-16 Fotonation Vision Limited Indoor/outdoor classification in digital images
US7792970B2 (en) 2005-06-17 2010-09-07 Fotonation Vision Limited Method for establishing a paired connection between media devices
US8170294B2 (en) 2006-11-10 2012-05-01 DigitalOptics Corporation Europe Limited Method of detecting redeye in a digital image
US8254674B2 (en) 2004-10-28 2012-08-28 DigitalOptics Corporation Europe Limited Analyzing partial face regions for red-eye detection in acquired digital images
US7574016B2 (en) 2003-06-26 2009-08-11 Fotonation Vision Limited Digital image processing using face detection information
US7970182B2 (en) 2005-11-18 2011-06-28 Tessera Technologies Ireland Limited Two stage detection for photographic eye artifacts
US8036458B2 (en) 2007-11-08 2011-10-11 DigitalOptics Corporation Europe Limited Detecting redeye defects in digital images
US8520093B2 (en) 2003-08-05 2013-08-27 DigitalOptics Corporation Europe Limited Face tracker and partial face tracker for red-eye filter method and apparatus
US9412007B2 (en) 2003-08-05 2016-08-09 Fotonation Limited Partial face detector red-eye filter method and apparatus
JP4405942B2 (ja) * 2005-06-14 2010-01-27 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
US20070036438A1 (en) * 2005-08-15 2007-02-15 Lexmark International, Inc. Methods and systems for identifying red eye pairs
JP4416724B2 (ja) * 2005-11-07 2010-02-17 キヤノン株式会社 画像処理方法およびその装置
US7599577B2 (en) 2005-11-18 2009-10-06 Fotonation Vision Limited Method and apparatus of correcting hybrid flash artifacts in digital images
EP1987475A4 (en) 2006-02-14 2009-04-22 Fotonation Vision Ltd AUTOMATIC DETECTION AND CORRECTION OF RED EYE FLASH DEFECTS
JP4554548B2 (ja) * 2006-03-31 2010-09-29 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
DE602007012246D1 (de) 2006-06-12 2011-03-10 Tessera Tech Ireland Ltd Fortschritte bei der erweiterung der aam-techniken aus grauskalen- zu farbbildern
US8055067B2 (en) 2007-01-18 2011-11-08 DigitalOptics Corporation Europe Limited Color segmentation
US20080199073A1 (en) * 2007-02-20 2008-08-21 Microsoft Corporation Red eye detection in digital images
WO2008109708A1 (en) * 2007-03-05 2008-09-12 Fotonation Vision Limited Red eye false positive filtering using face location and orientation
JP4942189B2 (ja) * 2007-05-11 2012-05-30 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記憶媒体
US8503818B2 (en) 2007-09-25 2013-08-06 DigitalOptics Corporation Europe Limited Eye defect detection in international standards organization images
US8391596B2 (en) * 2007-10-17 2013-03-05 Qualcomm Incorporated Effective red eye removal in digital images without face detection
US8212864B2 (en) 2008-01-30 2012-07-03 DigitalOptics Corporation Europe Limited Methods and apparatuses for using image acquisition data to detect and correct image defects
JP5009204B2 (ja) * 2008-03-14 2012-08-22 オリンパスイメージング株式会社 撮影装置および撮影装置における画像合成方法
US8081254B2 (en) 2008-08-14 2011-12-20 DigitalOptics Corporation Europe Limited In-camera based method of detecting defect eye with high accuracy
US8295637B2 (en) * 2009-01-07 2012-10-23 Seiko Epson Corporation Method of classifying red-eye objects using feature extraction and classifiers
US8300929B2 (en) * 2009-10-07 2012-10-30 Seiko Epson Corporation Automatic red-eye object classification in digital photographic images
US8837785B2 (en) 2011-03-21 2014-09-16 Apple Inc. Red-eye removal using multiple recognition channels
US8786735B2 (en) 2011-03-21 2014-07-22 Apple Inc. Red-eye removal using multiple recognition channels
US8837827B2 (en) 2011-03-21 2014-09-16 Apple Inc. Red-eye removal using multiple recognition channels
US8818091B2 (en) 2011-03-21 2014-08-26 Apple Inc. Red-eye removal using multiple recognition channels
US9721160B2 (en) * 2011-04-18 2017-08-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Manually-assisted detection of redeye artifacts
US8571271B2 (en) 2011-05-26 2013-10-29 Microsoft Corporation Dual-phase red eye correction
US8811683B2 (en) * 2011-06-02 2014-08-19 Apple Inc. Automatic red-eye repair using multiple recognition channels
US9041954B2 (en) 2011-06-07 2015-05-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Implementing consistent behavior across different resolutions of images
US8970902B2 (en) 2011-09-19 2015-03-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Red-eye removal systems and method for variable data printing (VDP) workflows
JP6098133B2 (ja) * 2012-11-21 2017-03-22 カシオ計算機株式会社 顔構成部抽出装置、顔構成部抽出方法及びプログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09322192A (ja) * 1996-05-29 1997-12-12 Nec Corp 赤目検出補正装置
JPH10233929A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JPH10341352A (ja) * 1997-06-09 1998-12-22 Konica Corp 画像処理装置
JP2000022970A (ja) * 1998-06-26 2000-01-21 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法並びに再生装置
JP2000125320A (ja) * 1998-05-26 2000-04-28 Eastman Kodak Co 赤目検出用コンピュ―タプログラム製品
JP2001148780A (ja) * 1999-09-07 2001-05-29 Fuji Photo Film Co Ltd 赤目修正対象領域の設定方法および赤目修正方法
JP2002305667A (ja) * 2001-01-31 2002-10-18 Gretag Imaging Trading Ag 色調不良を自動的に補正する方法および装置
JP2003036438A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Minolta Co Ltd 画像中の赤目を特定するプログラム、記録媒体、画像処理装置及び赤目特定方法
JP2003109008A (ja) * 2001-09-03 2003-04-11 Agfa Gevaert Ag 写真画像データにおける赤目欠陥の自動識別方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6204858B1 (en) * 1997-05-30 2001-03-20 Adobe Systems Incorporated System and method for adjusting color data of pixels in a digital image
US6292574B1 (en) * 1997-08-29 2001-09-18 Eastman Kodak Company Computer program product for redeye detection
JP4045652B2 (ja) 1998-06-18 2008-02-13 カシオ計算機株式会社 赤目防止方法およびデジタルカメラ
US7174034B2 (en) * 2001-04-13 2007-02-06 Seiko Epson Corporation Redeye reduction of digital images
US7333653B2 (en) * 2003-08-29 2008-02-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Detecting and correcting redeye in an image
US7454040B2 (en) * 2003-08-29 2008-11-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Systems and methods of detecting and correcting redeye in an image suitable for embedded applications

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09322192A (ja) * 1996-05-29 1997-12-12 Nec Corp 赤目検出補正装置
JPH10233929A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JPH10341352A (ja) * 1997-06-09 1998-12-22 Konica Corp 画像処理装置
JP2000125320A (ja) * 1998-05-26 2000-04-28 Eastman Kodak Co 赤目検出用コンピュ―タプログラム製品
JP2000022970A (ja) * 1998-06-26 2000-01-21 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法並びに再生装置
JP2001148780A (ja) * 1999-09-07 2001-05-29 Fuji Photo Film Co Ltd 赤目修正対象領域の設定方法および赤目修正方法
JP2002305667A (ja) * 2001-01-31 2002-10-18 Gretag Imaging Trading Ag 色調不良を自動的に補正する方法および装置
JP2003036438A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Minolta Co Ltd 画像中の赤目を特定するプログラム、記録媒体、画像処理装置及び赤目特定方法
JP2003109008A (ja) * 2001-09-03 2003-04-11 Agfa Gevaert Ag 写真画像データにおける赤目欠陥の自動識別方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007281798A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Fujifilm Corp 赤目補正装置、赤目補正方法、および赤目補正プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4505362B2 (ja) 2010-07-21
US20050232490A1 (en) 2005-10-20
US7415165B2 (en) 2008-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4505362B2 (ja) 赤目検出装置および方法並びにプログラム
US20190138807A1 (en) Iris liveness detection for mobile devices
JP4755202B2 (ja) 顔特徴の検出方法
US20050220346A1 (en) Red eye detection device, red eye detection method, and recording medium with red eye detection program
WO2019033572A1 (zh) 人脸遮挡检测方法、装置及存储介质
US20110268359A1 (en) Foreground/Background Segmentation in Digital Images
US20050196044A1 (en) Method of extracting candidate human region within image, system for extracting candidate human region, program for extracting candidate human region, method of discerning top and bottom of human image, system for discerning top and bottom, and program for discerning top and bottom
US8295593B2 (en) Method of detecting red-eye objects in digital images using color, structural, and geometric characteristics
JP5361524B2 (ja) パターン認識システム及びパターン認識方法
JP2009211179A (ja) 画像処理方法、パターン検出方法、パターン認識方法及び画像処理装置
JP2004209244A (ja) 歯牙映像からの歯牙領域の抽出方法及び歯牙映像を利用した身元確認方法及び装置
US11373449B1 (en) Systems and methods for passive-subject liveness verification in digital media
JP2007047965A (ja) デジタル画像の対象物検出方法および装置並びにプログラム
KR101631012B1 (ko) 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법
US7460705B2 (en) Head-top detecting method, head-top detecting system and a head-top detecting program for a human face
US11315360B2 (en) Live facial recognition system and method
WO2021159802A1 (zh) 图形验证码识别方法、装置、计算机设备及存储介质
CN112507767B (zh) 脸部辨识方法及其相关电脑系统
CN112818983B (zh) 一种利用图片相识度判断字符倒置的方法
US9286707B1 (en) Removing transient objects to synthesize an unobstructed image
US7221780B1 (en) System and method for human face detection in color graphics images
JP3962517B2 (ja) 顔面検出方法及びその装置、コンピュータ可読媒体
Battiato et al. Red-eyes removal through cluster based Linear Discriminant Analysis
JP2002342758A (ja) 視覚認識システム
JPH11306348A (ja) 対象物検出装置及び対象物検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4505362

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees