JP2007273731A - ウェハ搬送ハンド - Google Patents

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Abstract

【課題】空気通路のメンテナンスが容易で、ロボットに再ティーチングを行なわなくても、ウェハをチャックにセットできる薄形のウェハ搬送用ハンドを提供する。
【解決手段】上面にウェハ吸着面を持つ薄板状のハンド本体(13)が、その後端部(305)にて、ロボットアーム(19)上で支持される。ハンド本体(13)は、ロボットアーム(19)に対して、ウェハ吸着面に垂直な方向へ移動可能なように弾性的に支持される。ハンド本体(13)内の空気通路(307)はハンド本体(13)の下面から掘られた溝であり、そこに蓋(323)が被せてある。ハンド本体(13)の下面の蓋(323)を覆う領域に樹脂テープ(325)が貼られ、樹脂テープ(325)が空気通路(307)の蓋(323)の周囲の隙間を封止する。樹脂テープ(325)を剥がし蓋(323)を外すと、空気通路(307)の掃除ができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウェハのようなウェハつまり基板を搬送するためのロボットハンドに関する。
半導体ウェハの加工装置、例えばウェハの表面を砥石で研削する装置において、多数のウェハが積載されたカセットと研削台のウェハチャックとの間で各ウェハを移送するために、ロボットが用いられる。このようなロボットのハンドの多くは、ウェハを吸着することで、ウェハを把持し保持するように構成される。特許文献1には、ゴム製の吸着パッドを備えたロボットハンドや、通気性のある多孔質材料製の吸着部を備えたロボットハンドが開示されている。また、特許文献2にも、通気性のある多孔質材料を用いて構成されたロボットハンドが開示されている。
特開平8−55896号公報 特開2000−183133号公報
カセットには、多数のウェハが一定ピッチで積み重ねられており、ウェハ間の隙間はミリメートルオーダの狭さである(例えば5ミリメートル程度)。カセット内の任意の位置から/へウェハを出し入れできるようにするために、とりわけ、セイムフロー(カセットの或る位置からウェハを出した後、そのウェハを再び同じ位置に戻すこと)を可能にするためには、ロボットハンドはウェハ間の狭い隙間にウェハに当らずに挿入されなければならない。特に関節ロボットの場合、ハンドの移動軌跡は誤差により円弧になることがあるので、ハンドとウェハとの間に大きいクリアランスが必要である。そのため、そのハンドの厚みはウェハ間の狭い隙間よりかなり薄くなければならない(例えば2ミリメートル程度)。しかし、従来のゴム製の吸着パッドを備えたハンドや、多孔質材料製の吸着部を備えたハンドは、それ程の薄さに作ることが困難である。
また、ハンド内部の吸着負圧発生用の空気通路は、そこにウェハや砥石からの削り屑が入って目詰まりすることがある。そのため、空気通路のメンテナンスが容易であることが望まれる。しかし、従来のハンドでは、ハンドを破壊しない限り空気通路を完全に開くことができないから、空気通路のメンテナンスは容易ではない。とりわけ、多孔質材料製の空気通路の場合、そのメンテナンスは一層困難である。最悪の場合、空気通路が目詰まったハンドは、交換せざるを得ない。
また、チャックのウェハを吸着する面は常に砥石の表面に対して平行でなければならない。これを維持するために、時々、チャックのウェハ支持面に対してセルフカットが施される。1回のセルフカットによるチャックのウェハ支持面の削り深さは例えば100〜200μ程度である。セルフカットが行なわれると、チャックのウェハ支持面は削り深さ分だけ後退し、ロボットがウェハをチャックにセットするべき位置も同様にずれる。また、ウェハの厚みにもばらつきがある。そのため、ロボットに対する再ティーチングを適時に行なわないと、ロボットがウェハをチャックから離れた位置で落としたり、或いは、ウェハをチャックに押し付けすぎたりして、ウェハを破損する虞がある。しかし、再ティーチングを行なう都度、ウェハ加工装置の運転を止めなくてはならず、生産能率が落ちる。
従って、本発明の目的は、ウェハ搬送用ハンドを非常に薄く作ることを可能にすることにある。
別の目的は、ハンド内の空気通路のメンテナンスを容易にすることにある。
また別の目的は、ウェハチャックのセルフカットの都度にロボットに再ティーチングを行なわなくても、ウェハ搬送ハンドが、ウェハを破損せずにチャックのウェハ支持面にセットできるようにすることにある。
本発明の第1の側面に従うウェハ搬送ハンドは、少なくとも片側の表面にウェハ吸着面をもつ平板状のハンド本体と、ハンド本体を、ハンド本体の平面形状におけるウェハ吸着面から外れた所定部分にて、ロボットアーム上で支持する支持装置とを備え、支持装置は、ハンド本体をロボットアームに対して、ウェハ吸着面に垂直な方向へ移動可能なように弾性的に支持する。
このウェハ搬送ハンドによると、ハンド本体は平板状であって、その平面形状におけるウェハ吸着面から外れた所定部分にて、ロボットアームに対して支持されるので、ハンド本体のウェハ吸着面の存在する部分は、これを十分に薄く作って、カセットのウェハとウェハとの間の隙間に挿入できるようにすることが可能である。そして、ハンド本体が、ウェハ吸着面に垂直な方向へ移動可能なように弾性的に支持されているので、ウェハの厚みのばらつきや、ウェハチャックのセルフカットによるウェハ支持面の位置の変化に対し、その移動で対応することができる。よって、ウェハチャックのセルフカットの都度にロボットに再ティ−チングをしなくても、ウェハを破損させずにウェハをウェハチャックに受け渡すことができ、その結果、ウェハ加工装置の長期の連続運転が可能になる。
好適な実施形態にかかるウェハ搬送ハンドでは、支持装置は、ハンド本体に、ウェハ吸着面に垂直な第1方向へ第1の弾性力を加える第1の弾性装置と、第1方向とは反対の第2方向へ第2弾性力を加える第2の弾性装置とを有する。そして、ハンド本体に他の外力が加わらない状態で、上記第1の弾性力と第2の弾性力との釣り合いにより、ハンド本体が所定の移動可能範囲内の所定位置で静止するようになっている。そのため、ハンド本体に吸着されたウェハに外力が加わってハンド本体がウェハ吸着面に垂直は方向へ移動するとき、ウェハに加わる外力は、上記弾性力よりずっと弱く抑えられるので、ウェハを効果的に保護できる。
また、好適な実施形態にかかるウェハ搬送ハンドでは、ハンド本体は、ウェハ吸着面に設けられた吸着孔と、ハンド本体内に設けられ、吸着孔に接続する空気通路と、ハンド本体の一側の表面に設けられ、空気通路を覆い且つこれが除去されると空気通路が開くようになった蓋と、ハンド本体の前記一側の表面上に蓋を覆うように貼付されて、空気通路の蓋の周囲の隙間を封止する封止テープとを有する。そして、封止テープは、ハンド本体を破壊すること無しに、ハンド本体から剥がすことができるようになっている。
これにより、封止テープを剥がして蓋を取り外すことで、空気通路が簡単に開くことができ、空気通路のメンテナンスが容易である。また、封止テープの厚さは非常に薄いものでよいから、ハンド本体を非常に薄く作ることが容易である。
さらに、好適な実施形態にかかるウェハ搬送ハンドでは、ハンド本体が支持装置に着脱可能に取り付けられている。そのため、ハンド本体の空気通路のメンテナンスが一層容易である。さらに、好適な実施形態にかかるウェハ搬送ハンドでは、ハンド本体を支持装置に取り付けるときに、支持装置に設けられた位置決め部材がハンド本体と当接することで、ハンド本体の支持装置に対する相対的位置が自ずと決定されるようになっている。そのため、メンテナンスのための分解後の組み立ても容易である。
本発明の別の側面に従うウェハ搬送ハンドは、ウェハ吸着面をもつ平板状のハンド本体を備え、このハンド本体は、ウェハ吸着面に設けられた吸着孔と、ハンド本体内に設けられ、吸着孔に接続する空気通路と、ハンド本体の一側の表面に設けられ、空気通路を覆い且つこれが外れると空気通路が開くようになった蓋と、ハンド本体の一側の表面上に蓋を覆うように貼付されて、空気通路の蓋の周囲の隙間を封止する封止テープとを有する。そして、封止テープは、ハンド本体を破壊すること無しに、ハンド本体から剥がすことができるようになっている。
このウェハ搬送ハンドによれば、ハンド本体の空気通路のメンテナンスが容易であり、ハンド本体の寿命が長い。
本発明の第1の側面によれば、ウェハ搬送用ハンドのウェハを吸着する部分を非常に薄く作ることが容易になり、また、ウェハチャックのセルフカットの都度にロボットに再ティ−チングをしなくても、ウェハを破損させずにウェハをウェハチャックに受け渡すことが容易になる。
本発明の第2の側面によればウェハ搬送用ハンド内の空気通路のメンテナンスが容易になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるウェハ搬送用ハンドの上面図であり、図2は同ハンドの側面図、および、図3は同下面図である。また、図4は、図3のA-A線に沿った同ハンドのフィンガーの断面図である。この実施形態にかかるウェハ搬送用ハンドは、ウェハ研削装置またはその他のウェハ加工装置において、多数のウェハを積載したカセットと加工台のウェハチャックとの間で個々の半導体ウェハを移送する用途に好適である。
図1から図3に示すように、本発明の一実施形態にかかるウェハ搬送用ハンド(以下、単に「ハンド」という)11は、ハンド本体13と、ハンド本体13が取り付けられたヒールブロック15と、ヒールブロック15が取り付けられたリストブラケット17とを有する。リストブラケット17は、ロボットアーム19(その主要部分は図示省略され、図示されているのは先端部である)に固定される。ハンド本体13は、厚みの薄い平板状の部材であり、この明細書では、ハンド本体13の平面形状における、ほぼ中央の領域に相当する部分301を「パーム」と呼び、パーム301より前方(図中右方向)へ延びた2本の平行な細長い部分303,303を「フィンガー」と呼び、パーム301より後方(図中左方向)の領域に相当する部分305を「ヒール」と呼ぶ。図1に示すように、ハンド本体13のパーム301とフィンガー303,303の片側の主面(図2中の上面)は、半導体ウェハ21を吸着して把持および保持するためのウェハ吸着面となっている。ハンド本体13のヒール305(つまり、ハンド本体13の平面形状においてウェハ吸着面から外れた部分)は、ヒールブロック15内に挿入されてヒールブロック15に固定される。ヒールブロック15とリストブラケット17は、ハンド本体13をヒール305にてロボットアーム19上で支持するための支持装置を構成する。この支持装置は、後述するように、ハンド本体13をロボットアーム19に対して、ウェハ吸着面に垂直な方向へ移動させ得るように弾性的に支持する。
図2に示すように、ハンド本体13の厚さは非常に薄く(例えば2mm程度)、そのため、ハンド本体13は、カセット(図示省略)内に積載された半導体ウェハ21,21の間の隙間(例えば5ミリメートル程度)の中に、両側の半導体ウェハ21,21に対して十分な大きさのクリアランス(例えば1.5mm程度)をもって、挿入することができる。ハンド本体13のヒール305は、ヒールブロック15の中に挿入され、ヒールブロック15に固定される。ハンド本体13の基体(図4参照)327の材料には、高い剛性と小さい比重をもつ材料、例えばセラミックス、を使用することが好ましい。剛性が高いほど、上記のように非常に薄くなっていても変形しし難く、また、比重が小さいほど、運動の慣性力が小さく、その運動を制御し易い。しかし、他の材料、例えばアルミニウムやステンレス鋼などを使用することもできる。
図1および図3に示すように、ハンド本体13の内部には、2本の空気通路307,307が形成されている。これらの空気通路307,307は、それぞれ、2本のフィンガー303,303からパーム301を経由してヒール305まで伸びる。図3と図4から分かるように、各空気通路307は、ハンド本体13の基体327内に形成された下面側に開口する溝329と、この溝329の下面側開口の周囲に形成された凹部331にはめ込まれて溝329の下面側開口を塞いでいる蓋323とにより画成される。図4に示すように、各空気通路307は、単純な空洞であるから、従来の多孔質材料を用いた空気通路に比べて、ハンド本体13をより薄く作ることを容易にし、また、そこに削り屑が詰まり難い。
図1に示すように、フィンガー303,303の上面における、空気通路307,307の先端部に相当する2箇所に、それぞれ、吸着孔309,309が開口している。また、パーム301の上面における、空気通路307,307の中央部に相当する2箇所にも、それぞれ吸着孔311,311が開口している。ヒール305の上面における、空気通路307,307の後端部に相当する2箇所には、それぞれ接続孔313,313が開口し、これら接続孔313,313にて、空気通路307,307は、ヒールブロック15内に形成された一つの空気通路505に接続する。ヒールブロック15内で、空気通路505は別の空気通路に507に接続し、空気通路507は、ヒールブロック15の外部から来るフレキシブルな空気吸引管(図示省略)に接続する。この外部の空気吸引管により空気通路307,307内の空気が吸引されると、ハンド本体13の上面の吸着孔309,309,311,311に負圧が生じて半導体ウェハ21を吸着することができる。
図1に示すように、ハンド本体13の上面(つまり、ウェハ吸着面)における、吸着孔309,309,311,311の周囲の領域には、それぞれ、保護テープ315,315,317,317が貼付されている。保護テープ315,315,317,317は、ハンド本体13を破壊すること無しに剥がすことができるような接着力で、ハンド本体13に貼付されている。保護テープ315,315,317,317は、ハンド本体13が半導体ウェハ21を吸着するときに、ハンド本体13の堅い材料製の基体が半導体ウェハ21に直接接触することを防止して半導体ウェハ21を保護する役目をもつ。この役目のために、保護テープ315,315,317,317の表面の材料には、半導体ウェハ21の材料より柔らかくかつ汚れのつきにくい材料、例えばフッ素樹脂やその他の適当な合成樹脂を使用することができる。保護テープ315,315,317,317の厚さは、ハンド本体13の厚さ(例えば2mm程度)より遥かに薄いことが望ましい(例えば0.1−0.2mm程度)。例えば、中興化成工業株式会社から提供されるチューコーフロー(登録商標)粘着テープが、保護テープ315,315,317,317として好適である。
図3および図4に示すとともに既に説明したように、ハンド本体13の下面(つまり、ウェハ吸着面とは反対側の面)における、空気通路307,307に沿った凹部331,331に、それぞれ、蓋323,323がはめ込まれている。これらの蓋323,323は、空気通路307,307の全長にわたって、空気通路307,307(溝329,329)の下面側開口を塞いでいる。蓋323,323の厚さは、ハンド本体13の厚さ(例えば2mm程度)より遥かに薄いことが好ましい(例えば0.2−0.3mm程度)。さらに、ハンド本体13の下面の全域に、封止テープ325が貼付されている。封止テープ325は、ハンド本体13の下面における、上述した蓋323,323の領域とその周囲の領域を完全に覆っている。封止テープ325の厚さは、ハンド本体13の厚さ(例えば2mm程度)より遥かに薄いことが好ましい(例えば0.1−0.2mm程度)。封止テープ325は、蓋323,323の脱落を防止し、かつ、蓋323,323の外縁の隙間を、そこから空気が漏れないよう封止する。
封止テープ325は、ハンド本体13を破壊すること無しにハンド本体13から剥がすことができるような接着力で、ハンド本体13に貼り付けられている。そのため、封止テープ325は、空気通路307,307のメンテナンスを容易にする。すなわち、封止テープ325を剥がせば、蓋323,323を取り外し、空気通路307,307をその全長にわたり開くことができる。従って、空気通路307,307が目詰まりを起こした場合、空気通路307,307を開いて詰まった屑を除去することが容易である。
蓋323,323の材料には、上記のように非常に薄くても蓋としての十分な強度を維持できる高い剛性を有し、かつ、交換しても問題のない低コストの材料、例えばアルミニウムまたはステンレススティールなどが好ましい。また、封止テープ325の材料には、その表面が半導体ウェハ21の材料より柔らかくて汚れがつきにくく、かつ、空気を通さない材料、例えばフッ素樹脂やその他の適当な合成樹脂を使用することができる。例えば、上述したチューコーフロー(登録商標)粘着テープが、封止テープ325としても好適である。
図1および図3に示すように、ハンド本体13の半導体ウェハ21が載る領域内の所定箇所に、ハンド本体13を上面から下面へと貫通する窓319が形成されている。この窓319は、後述するように、ハンド本体13の上面(吸着面)の近傍に半導体ウェハ21が存在するか否かを検出するための光ビームの通り孔として使用される。
図2に示すように、ヒールブロック15は、上ブロック501と下ブロック503とを有し、上ブロック501と下ブロック503はボルト締めにより互いに堅く結合されている。下ブロック503の上ブロック501に臨む上部に、ヒール室509が形成されており、このヒール室509内に、ハンド本体13のヒール305が収容される。下ブロック503と上ブロック501とを上記のようにボルトで締結することにより、ハンド本体13のヒール305は、ヒール室509内にて、下ブロック503と上ブロック501とに強く挟まれて固定される。ヒール室509の後部の所定の2箇所に、2本の位置決めピン511,511が配置されている。ハンド本体13のヒール305の後端の2つのコーナ部には、直角L字形に凹んだ切り欠き321,321が設けられている。ヒール305がヒール室509の内奥へ単に深く挿入されるだけで、ヒール305の切り欠き321,321のコーナにヒール室509内の位置決めピン511,511が当接してはまり込み、それにより、ヒールブロック15に対するハンド本体13の位置が一定位置に決定される。下ブロック503と上ブロック501を結合するボルトを緩めれば、ヒールブロック15からハンド本体13を簡単に外すことができる。
図2に示すように、下ブロック503内のヒール室509の下方に、センサ室513が形成されており、このセンサ室513内に、ウェハ検出センサ515が固定されている。ウェハ検出センサ515は、投光回路と受光回路をもつ反射型の光学的な物体センサである。ウェハ検出センサ515の投光回路は、ハンド本体13の窓319を下面側から上面側へと通過する所定方向に光ビーム527を発射する。半導体ウェハ21がハンド本体13の上面の近傍に存在し、かつ、ハンド本体13と平行である場合、投光回路からの光ビーム527は半導体ウェハ21の下面で反射され、その反射ビーム529は、窓319の壁320で反射されて、ウェハ検出センサ515の受光回路に入射する。こうして、ウェハ検出センサ515は、ハンド本体13の上面の近傍に半導体ウェハ21が存在するか否かを検出する。ウェハ検出センサ515の出力信号は、信号ケーブル(図示省略)を通じてヒールブロック15の外部へ送られる。
図1および図2に示すとともに既に説明したように、ヒールブロック15の上ブロック501内には、ハンド本体13内の空気通路307,307に接続する空気通路505と、この空気通路505に接続するもう一つの空気通路507とがある。後者の空気通路507は、ヒールブロック15の外部の空気吸引管(図示省略)に接続される。
図1、図2および図3に示すように、上ブロック501の左右の両側の外側面には、それぞれ、レール517,517が設けられている。これらのレール517,517は、リストブラケット17の左右両側の内側面にそれぞれ形成されたガイド溝705,705に、がたつき無くフィットしかつスライド可能な状態ではめ込まれている。レール517,517とガイド溝705,705は、ハンド本体13の上面(吸着面)に垂直な方向へ直線的に伸びている。レール517,517がガイド溝705,705に対してスライドすることにより、ヒールブロック15とこれに固定されたハンド本体13とが、リストブラケット17に対して、ハンド本体13の上面(吸着面)に垂直な方向つまり上下方向へ平行移動する。ヒールブロック15が上下方向に平行移動することで、ヒールブロック15に固定されたハンド本体13も、上下方向に平行移動する。
上ブロック501の背面には、後方へ突出した上顎519が固定されており、また、下ブロック503の背面には同じく後方へ突出した下顎521が固定されている。上顎519と下顎521は、リストブラケット17を上下両側から囲んでいる。上顎519とリストブラケット17との間には、ある程度の間隔が空いており、下顎521とリストブラケット17との間にも、ある程度の間隔が空いている。従って、ヒールブロック15は、リストブラケット17に対して、上顎519とリストブラケット17間の間隔および下顎521とリストブラケット17間の間隔にそれぞれ相当する距離だけ、上下方向へ移動することができる。
上顎519内には、複数のスプリングプランジャ523,523,523が設けられている。スプリングプランジャ523,523,523に内蔵されたスプリングの作用により、スプリングプランジャ523,523,523の先端部が、上顎519の下面から下方へ突出してリストブラケット17の上面に接し、これを弾性的に下方へ押している。下顎521内にも、複数のスプリングプランジャ525,525,525が設けられている。スプリングプランジャ525,525,525に内蔵されたスプリングの作用により、スプリングプランジャ525,525,525の先端部が、下顎521の上面から上方へ突出してリストブラケット17の下面に接し、これを弾性的に上方へ押している。
従って、ハンド本体13に外力が加わっていない状態では、ハンド本体13は、上側のプランジャ523,523,523からの弾性力と、下側のプランジャ525,525,525からの弾性力とが釣り合ったニュートラル位置(図2に示すように、リストブラケット17が上顎519にも下顎521にも接触してない位置)で静止する。ハンド本体13に下方または上方向きの外力が加わると、ハンド本体13は、下方または上方へスムーズに平行移動する。その外力が除かれると、ハンド本体13は、再び上述したニュートラル位置へ自動的に戻る。
図1、図2および図3に示すように、リストブラケット17は、ヒールブロック15の背面側に配置されて左右方向に伸びるバックフレーム701と、バックフレーム701の左右の両端部からヒールブロック15の側面に沿って前方へ伸び出る2つのサイドウィング703,703とを有する。2つのサイドウィング703,703は、ヒールブロック15を左右の両側から囲んでおり、そして、サイドウィング703,703のそれぞれの内側面に、上述したガイド溝705,705が形成されている。また、バックフレーム701が、上述したヒールブロック15の上顎519と下顎521の間に配置されており、また、ロボットアーム19に固定されている。
既に述べたように、ヒールブロック15はリストブラケット17に対して、リストブラケット17のサイドウィング703,703のガイド溝705,705に沿って、ハンド本体13のウェハ吸着面に垂直な方向へ移動可能である。その移動可能範囲は、ヒールブロック15の上顎519がリストブラケット17のバックフレーム701の上面に当たる位置から、下顎521がバックフレーム701の下面に当たる位置までの範囲である。ハンド本体13に他の外力が加わっていない状態では、上顎519のスプリングプランジャ523,523,523から下向きの弾性力と下顎521のスプリングプランジャ525,525,525から上向きの弾性力の釣り合い作用により、ヒールブロック15は上記移動可能範囲の中央付近のニュートラル位置で静止する。
本発明の一実施形態にかかるウェハ搬送ハンド11の上述した構成によると、ハンド本体13内の空気通路307,307は、多孔質材料ではなく、単純な空洞として形成される。また、空気通路307,307からの空気漏れも防ぐためのシール方法として、ハンド本体13の基体327より遥かに薄い封止テープ325をハンド本体13の表面に貼るという方法が採用されている。さらに、ハンド本体13の基体327の材料に、高い剛性と小さい比重をもつ材料、例えばセラミックス、が使用される。その結果、ハンド本体13は、その厚みが例えば2mm程度というように、非常に薄く作ることができる。ハンド本体13の移動軌跡が誤差により円弧になることがあるような関節ロボットを用いた場合であっても、図2に示すように、薄いハンド本体13は、カセット(図示省略)に積載された隣り合う半導体ウェハ21、21間の狭い隙間(例えば、5mm程度)内に、半導体ウェハ21、21に衝突することなく挿入されて、一つの半導体ウェハ21を吸着して取り出すことが可能である。
また、ハンド本体13の上述した構成によると、空気通路307,307のメンテナンスが容易である。すなわち、ヒールブロック15の上ブロック501と下ブロック503のボルトによる結合を緩めることで、ハンド本体13をヒールブロック15から簡単に外すことができる。そして、ハンド本体13の表面から封止テープ325を剥がせば、蓋323,323を取り外して空気通路307,307をその全長にわたり開くことができる。従って、空気通路307,307の目詰まりを解消することが容易である。その後、空気通路307,307に蓋323,323を被せ、その上から新たな封止テープ325を貼り付け、そして、ハンド本体13をヒールブロック15に挿入して位置決めピン511,511で正しい位置にセットし、ヒールブロック15の上ブロック501と下ブロック503の再び結合し固定することで、元のウェハ搬送ハンド11が簡単に組立てられる。従って、ウェハ搬送ハンド11の寿命が非常に長い。
また、ハンド本体13の上述した構成によると、半導体ウェハ21との接触面にも、保護テープ315,315,317,317が貼られており、保護テープ315,315,317,317が汚れたり傷がついたりしたならば、これを剥がして交換することが可能である。この点でも、ハンド本体13のメンテナンスは容易であり、ウェハ搬送ハンド11の寿命は長い。
また、本発明の一実施形態にかかるウェハ搬送ハンド11の上述した構成によると、ハンド本体13を支持するヒールブロック15と、ロボットアーム19の先端に固定されたリストブラケット17との間のスライド機構により、ハンド本体13は、ロボットアーム19に対して、ハンド本体13のウェハ吸着面に垂直な方向へ、一定の移動可能範囲内で移動することができる。ハンド本体13は、これに他の外力が加わらない自然な状態では、両側のスプリングプランジャ523,523,523とスプリングプランジャ525,525,525からの互いに逆方向の弾性力の釣り合いにより、上記移動可能範囲の中央付近のニュートラル位置で静止しており、ウェハ吸着面に垂直方向の外力が加わると、ニュートラル位置から前進または後退することができ、その後、外力が無くなれば、再び上記弾性力の釣り合い作用によりニュートラル位置に戻るようになっている。このようにハンド本体13がニュートラル位置にて弾性的に支持されて、その位置からウェハ吸着面に垂直な方向へ移動することができるので、半導体ウェハ21の厚みのばらつきや、チャックのウェハ支持面のセルフカットによる位置変化があっても、ロボットに再ティーチングをすることなしに、半導体ウェハ21を破損することなくこれをチャックと受け渡しすることができる。ロボットの再ティーチングが省略できることにより、ウェハ加工装置を長期間にわたり連続運転することが可能である。
この観点から、ハンド本体13のニュートラル位置から後退することが可能な距離、すなわち、図2に示される下顎521とバックフレーム701間の間隔709は、チャックのウェハ支持面の1回以上(好ましくは複数回)のセルフカットによるトータルの削り深さ以上の寸法に設定されることが、好ましい。例えば、1回のセルフカットによるウェハ支持面の削り深さが100〜200μ程度である場合、上記後退可能距離709は、例えば5回のセルフカット分のトータル削り深さに相当する0.5〜1mm程度かそれ以上の寸法に設定することができる。そうすることで、上記回数以下の回数のセルフカットしかまだ実施されていない期間中は、ロボットへのチャックへのウェハセット位置の再ティーチングが省略できる。なお、ハンド本体13のニュートラル位置から前進することが可能な距離、すなわち、図2に示される上顎519とバックフレーム701間の間隔707も、同様の寸法に設定することができる。
また、この点に関連して、ハンド本体13には、片側のスプリングプランジャ523,523,523からの一方向の弾性力と、他側のスプリングプランジャ525,525,525からの逆方向の弾性力との釣り合いによりニュートラル位置で支持されている。そのため、ハンド本体13がニュートラル位置から後退または前進するとき、ハンド本体13が押し返す力は、どちらか片方の側にのみスプリングプランジャを設ける場合(すなわち、上側のスプリングプランジャ523,523,523のみか、下側のスプリングプランジャ525,525,525のみしか存在しない場合)に比べて、ずっと弱い力である。そのため、ハンド本体13が半導体ウェハ21を例えばチャックに押し当てたような場合、半導体ウェハ21に大きいストレスかけることなくハンド本体13が後退し、半導体ウェハ21が効果的に保護される。
以上のように、ハンド本体13のメンテナンスが容易であり、また、ロボットへのチィーチングが省略できることにより、ウェハ加工装置のメンテナンスやティーチングによるダウンタイムが削減され、生産効率が向上する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は本発明の説明のための例示にすぎず、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるウェハ搬送用ハンドの上面図である。 同ハンドの側面図である。 同ハンドの下面図である。 図3のA-A線に沿った同ハンドのフィンガーの断面図である。
符号の説明
11 ウェハ搬送ハンド
13 ハンド本体
15 ヒールブロック
17 リストブラケット
19 ロボットアーム
21 半導体ウェハ
21 半導体ウェハ
301 ハンド本体13のパーム
303 ハンド本体13のフィンガー
305 ハンド本体13のヒール
307 空気通路
309,311 吸着孔
313 接続孔
315,317 保護テープ
319 窓
320 壁
323 蓋
325 封止テープ
327 基体
329 溝
331 凹部
501 ヒールブロック15の上ブロック
503 ヒールブロック15の下ブロック
503 ブロック
503 下ブロック
505,507 空気通路
509 ヒール室
511 位置決めピン
513 センサ室
515 ウェハ検出センサ
517 レール
519 上顎
521 下顎
523,525 スプリングプランジャ
527 光ビーム
529 反射ビーム
701 リストブラケット17のバックフレーム
703 リストブラケット17のサイドウィング
705 ガイド溝
707 間隔(前進可能距離)
709 間隔(後退可能距離)

Claims (8)

  1. 少なくとも片側の表面にウェハ吸着面をもつ平板状のハンド本体(13)と、
    前記ハンド本体(13)を、前記ハンド本体(13)の平面形状における前記ウェハ吸着面から外れた所定部分(305)にて、ロボットアーム(19)上で支持する支持装置(15,17)と
    を備え、
    前記支持装置(15,17)は、前記ハンド本体(13)を前記ロボットアーム(19)に対して、前記ウェハ吸着面に垂直な方向へ移動可能なように弾性的に支持しているウェハ搬送用ハンド(11)。
  2. 請求項1記載のウェハ搬送ハンド(11)において、
    前記支持装置(15,17)は、
    前記ハンド本体(13)に、前記ウェハ吸着面に垂直な第1方向へ第1の弾性力を加える第1の弾性装置(523)と、
    前記ハンド本体(13)の前記所定部分(305)に、前記第1方向とは反対の第2方向へ第2弾性力を加える第2の弾性装置(525)と
    を有し、
    前記ハンド本体(13)に他の外力が加わらない状態で、前記第1の弾性力と前記第2の弾性力との釣り合いにより、前記ハンド本体(13)が所定の移動可能範囲内の所定位置で静止するようになっているウェハ搬送用ハンド(11)。
  3. 請求項1記載のウェハ搬送ハンド(11)において、
    前記ウェハ搬送ハンド(11)は、ウェハ加工装置のウェハチャックにウェハを受け渡すために使用され、
    前記支持装置(15,17)は、前記ハンド本体(13)を所定距離(709)まで前記垂直方向へ移動させることが可能であり、前記所定距離が、前記ウェハチャックの少なくとも1回のセルフカットによる削り深さ以上であるウェハ搬送用ハンド(11)。
  4. 請求項1記載のウェハ搬送ハンド(11)において、
    前記ウェハ搬送ハンド(11)は、複数のウェハ(21)を積載したカセットにウェハを受け渡すために使用され、
    前記ハンド本体(13)の厚さが、前記カセット内の隣り合うウェハ(21,21)間の隙間よりも薄いウェハ搬送用ハンド(11)。
  5. 請求項1記載のウェハ搬送ハンド(11)において、
    前記ハンド本体(13)は、
    前記ウェハ吸着面に設けられた吸着孔(309,311)と、
    前記ハンド本体(13)内に設けられ、前記吸着孔(309,311)に接続する空気通路(307)と、
    前記ハンド本体(13)の一側の表面に設けられ、前記空気通路(307)を覆い且つこれが除去されると前記空気通路(307)が開くようになった蓋(323)と、
    前記ハンド本体(13)の前記一側の表面上に、蓋(323)を覆うように貼付されて、前記空気通路(307)の前記蓋(323)の周囲の隙間を封止する封止テープ(325)と
    を有し、
    前記封止テープ(325)は、前記ハンド本体(13)を破壊すること無しに、前記ハンド本体(13)から剥がすことができるようになったウェハ搬送用ハンド(11)。
  6. 請求項5記載のウェハ搬送ハンド(11)において、
    前記ハンド本体(13)が、前記所定部分(305)にて、前記支持装置(15,17)に着脱可能に取り付けられているウェハ搬送用ハンド(11)。
  7. 請求項6記載のウェハ搬送ハンド(11)において、
    前記支持装置(15,17)が、
    前記ハンド本体(13)を前記支持装置(15,17)に取り付けるときに、前記ハンド本体(13)と当接することで、前記ハンド本体(13)の前記支持装置(15,17)に対する相対的位置を決定する位置決め部材(511)
    を有するウェハ搬送用ハンド(11)。
  8. ウェハ吸着面をもつ平板状のハンド本体(13)を備え、
    前記ハンド本体(13)は、
    前記ウェハ吸着面に設けられた吸着孔(309,311)と、
    前記ハンド本体(13)内に設けられ、前記吸着孔(309,311)に接続する空気通路(307)と、
    前記ハンド本体(13)の一側の表面に設けられ、前記空気通路(307)を覆い且つこれが外れると前記空気通路(307)が開くようになった蓋(323)と、
    前記ハンド本体(13)の前記一側の表面上に、蓋(323)を覆うように貼付されて、前記空気通路(307)の前記蓋(323)の周囲の隙間を封止する封止テープ(325)と
    を有し、
    前記封止テープ(325)は、前記ハンド本体(13)を破壊すること無しに、前記ハンド本体(13)から剥がすことができるようになったウェハ搬送用ハンド(11)。
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