JP2007273606A - ラミネートフィルム外装電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属箔同士を接合する際に絶縁樹脂層を排除する工程を行うことなく、金属箔同士の接合強度を高め、外部からの水分等の浸入を確実に防止できるラミネートフィルム外装電子部品を提供すること。
【解決手段】電子部品素子2を少なくとも、金属箔11,11の内面に絶縁樹脂層12,12を設けたラミネートフィルム10で覆い、該ラミネートフィルム10の外周端部10a,10bを重ね合わせて封止したラミネートフィルム外装電子部品1において、前記外周端部10a,10bを折り返して前記金属箔11,11同士を重ねて接合した。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子部品素子を金属箔の内面に絶縁樹脂層を設けたラミネートフィルムで覆い、該ラミネートフィルムの外周部を重ね合わせて封止したラミネートフィルム外装電子部品に関する。
従来、蓄電性を有する電池等の電子部品素子を覆う電子部品の外装として、低融点材料(ポリプロピレン)の絶縁樹脂層と高融点材料(アルミニウム箔)の金属箔からなる積層複合材である一方のラミネートフィルムと、同じラミネートフィルムからなる他方の蓋材とが用いられており、両ラミネートの金属箔同士の接合により電子部品の封止が行われている。この金属箔同士の接合としては、先ず一方のラミネートのフランジ部に他方の蓋材を(互いの絶縁樹脂層を内側にして)重ね合わせたのち、高融点材料で構成した絶縁樹脂層を軟化または溶融処理した状態で上下の金型により加圧圧縮することで絶縁樹脂層を排除し、次いで超音波接合機で絶縁樹脂層の排除領域に超音波振動が与えられることにより、互いの金属箔同士の接合が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−291081号公報(段落0013,0014、図1,2)
しかしながら特許文献1においては、金属箔同士の接合面を確保するために、加圧圧縮によって絶縁樹脂層が排除されているが、種々のラミネートフィルム内に形状の異なる多様な電子部品を封止する際には、加圧圧縮の温度や加圧力等の条件や、加圧圧縮の範囲、また絶縁樹脂層の物性等により、絶縁樹脂層の排除領域にバラツキが多く、個々の状況に応じて排除領域を正確に設定することが困難であり、ラミネートフィルム封止による電子部品の量産には不向きであった。また、充分な排除領域を確保できない場合には、金属箔同士の接合強度の低下を招き、この接合部から水分等の浸入が生ずる虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、金属箔同士を接合する際に絶縁樹脂層を排除する工程を行うことなく、金属箔同士の接合強度を高め、外部からの水分等の浸入を確実に防止できるラミネートフィルム外装電子部品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のラミネートフィルム外装電子部品は、電子部品素子を金属箔の内面に絶縁樹脂層を設けたラミネートフィルムで覆い、該ラミネートフィルムの外周端部を重ね合わせて封止したラミネートフィルム外装電子部品において、前記外周端部を折り返して前記金属箔同士を重ねて接合したことを特徴としている。
この特徴によれば、外周端部を折り返して直に金属箔同士を重ねて接合しているので、確実に電子部品素子の封止を行え、外部からの水分等の浸入を防止できる。しかも、従来のように金属箔から絶縁樹脂層を排除する工程を省けることから、金属箔同士の接合強度にバラツキが生じることなく品質の安定を図れ、ラミネートフィルム封止による電子部品の量産を行える。
本発明の請求項2に記載のラミネートフィルム外装電子部品は、請求項1に記載のラミネートフィルム外装電子部品であって、前記重ね合わせたラミネートフィルムの両外周端部をそれぞれ内側に折り返すことで互いの金属箔同士を重ねて接合したことを特徴としている。
この特徴によれば、一定の幅を有するラミネートフィルムの両外周端部を内側に折り返すだけで接合できるので、両外周端部の端部処理を施すことなくラミネートフィルムを有効に使用できる。
本発明の請求項3に記載のラミネートフィルム外装電子部品は、請求項1に記載のラミネートフィルム外装電子部品であって、前記重ね合わせたラミネートフィルムの両外周端部のいずれか一方側のみを折り返すことで、その金属箔側を他方の外周端部の金属箔に接合したことを特徴としている。
この特徴によれば、折り返される一方側の外周端部の長さを規定することにより、金属箔同士の接合領域を調整できる。
本発明の請求項4に記載のラミネートフィルム外装電子部品は、請求項1乃至3のいずれかに記載のラミネートフィルム外装電子部品であって、前記折り返して接合された金属箔同士の内側近傍の絶縁樹脂層同士を圧着したことを特徴としている。
この特徴によれば、絶縁樹脂層同士が圧着されたことで電子部品素子が外側の金属箔と内側の絶縁樹脂層の2層で密封されるので、電子部品素子の密封強度をさらに高めることができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本発明の実施例1における電解コンデンサの全体像を示す分解組立斜視図であり、図2は、ラミネートフィルムの上下の外周端部同士を互いに内側に折り返した状態を示す断面図であり、図3は、折り返された両外周端部の金属箔同士を上部および下部加圧機で接合した状態を示す断面図であり、図4は、折り返された両端部の絶縁樹脂層同士を上部および下部圧着機で圧着した状態を示す断面図であり、図5は、電解コンデンサの組立完成図を示す平面視概略図であり、図6は、電解コンデンサの変形例を示す平面視概略図である。
本発明のラミネートフィルム10に覆われる電子部品素子としては、蓄電性を有する電池素子やリチウム二次電池素子およびコンデンサ素子や電気二重層コンデンサ素子等の蓄電素子が含まれるが、本実施例においては、電子部品素子として電解コンデンサに用いられるコンデンサ素子を用いた例で以下に説明する。
図1および図2に示されるように、電解コンデンサ1はコンデンサ素子2と端子部材7とラミネートフィルム10から主に構成されている。コンデンサ素子2は、複数枚の陽極箔5aおよび陰極箔5bがセパレータ5cを挟んで交互に積層された電極部5と、これら陽極箔5aおよび陰極箔5bの各々に接続され、各陽極箔5aおよび陰極箔毎に纏められ外方に突出した一対の接続端子6,6を備えている。
端子部材7は、一対の内部端子8,8と、この一対の内部端子8,8と一体形成の外部端子9,9と、これら両端子8,9を外方から覆った封口体4から成り、この封口体4は、ポリプロピレン、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー、結晶性エンジニアリングプラスチック、フッ素樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルニトリル、ポリアミドなどの絶縁樹脂材から選択して使用され、略コンデンサ素子2と略同幅の矩形シート片として成形されている。また、一対の内部端子8,8は、これと対応する一対の接続端子6,6にそれぞれ重ね合わせたのち、これら重合部を冷間圧接等で互いが電気的に接続される。
ラミネートフィルム10には、電極部5の接続端子6,6側とは反対側の位置から上下2枚に折り畳み可能な可撓性を有するシート状の片側(上側)にコンデンサ素子2を収納可能な箱状の収納部10cが形成され、収納部10c周りから一定の幅を有する外周端部10aと、その対面側(下側)の外周端部10bとを重ね合わせることで、収納部10cの内部にコンデンサ素子2および内部端子8,8の一部が収納される。さらに、重ね合わせた両外周端部10a,10bを接合することで、コンデンサ素子2がラミネートフィルム10の内部に密封され、電解コンデンサ1が成形される。尚、両外周端部10a,10bの接合については、後述において詳しく説明する。
図2に示されるように、ラミネートフィルム10には、内側の層に絶縁樹脂層12が配置され、外側の層に金属箔11が設けられている。絶縁樹脂層12としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド等の絶縁性を有する樹脂材料を用いることができ、本実施例ではポリプロピレンが用いられている。金属箔11としては、アルミニウム、アルミニウム系合金、銅、銅合金、マグネシウム、マグネシウム合金、錫、錫合金、亜鉛、亜鉛合金、鋼、ステンレススチール等の前述した絶縁樹脂層12に比較して高い融点を有する金属材料を用いることができるが、本実施例では軽量で加工し易く適度な強度を有し、外部の水分からの耐食性も高いアルミニウムまたはアルミニウム系合金のアルミニウム材を圧延したアルミニウム箔が用いられている。
次いで、ラミネートフィルム10の外周端部10aと外周端部10bの接合について具体的に説明する。先ず、両外周端部10a,10bのそれぞれを内側に折り返すことで、金属箔11,11同士を当接可能に向かい合わせたのち、この折り返し部を上部および下部加圧機15、16で上下から挟み込んでいく。
そして、図3に示されるように、上部および下部加圧機15、16の加圧によって、折り返された両金属箔11,11が密接に重ね合わされた接合領域13を保持した状態で金属箔11,11同士を冷間圧接(コールドウエルド)で接合可能となっている。接合手段としてはこれ以外に、従来公知の超音波接合やレーザ溶接などのいずれか又はこれらを組み合わせた方法を用いることもできる。
そして、超音波接合を用いた場合は、両金属箔11,11の当接位置に向けて、超音波接合機から超音波振動を与えることにより、比較的低温で接合領域13の金属箔11,11同士を強固に接合できるので、絶縁樹脂層12,12に与える影響(軟化および溶融)も軽微となって好ましい。一方、レーザ溶接を用いた場合は、前記冷間圧接での接合のように両金属箔11,11の上下方向からレーザ溶接しても良いが、重ね合わされた両金属箔11,11の側面方向からレーザ照射をすることで接合することもできる。尚、接合領域13の金属箔11,11同士を溶着した際に発生する熱で、絶縁樹脂層12,12が溶融される虞があるが、金属箔11,11同士の接合によって外部に漏れ出すことはない。
以上の説明から、ラミネートフィルム10の一定の幅を有する両外周端部10a,10bをそれぞれ内側に折り返すだけで、互いの金属箔11,11同士を直に重ねて接合することができるので、両外周端部10a,10bの端部処理を施すことなく、ラミネートフィルム10を矩形形状のまま有効に使用でき、確実にコンデンサ素子2の封止を行うことができる。しかも、従来のように、金属箔11,11から絶縁樹脂層12,12を排除する工程を省けることから、金属箔11,11同士の接合強度にバラツキが生じることなく品質の安定が確保され、ラミネートフィルム10の封止による電解コンデンサ1の量産も可能となる。
さらに本実施例の電解コンデンサ1においては、図4に示されるように、接合された金属箔11,11同士の内側近傍を上部および下部圧着機17、18によって上下方向から押圧し、この押圧位置に対応する上下の絶縁樹脂層12,12を当接して重ね合わせて、圧縮していくことで圧着領域14が確保され、この圧着領域14を保持した状態で絶縁樹脂層12,12同士を、冷間圧接、高周波誘導加熱、電気ヒーターあるいはヒートロールなどのいずれか又はこれらを組み合わせた従来公知の圧着手段で接合可能となっている。
尚、絶縁樹脂層12,12を金属箔11,11に比して低いい融点を有する材料として、絶縁樹脂層12の圧着時は、絶縁樹脂層を軟化させる程度の温度設定にするのが好ましい。これにより、圧接時の熱の影響を金属箔11,11が受けることなく、低融点材料である絶縁樹脂層12,12のみを確実に軟化して熱圧着できる。
このように、コンデンサ素子2が外側の金属箔11,11と内側の絶縁樹脂層12,12の2層で密封されているので、金属箔11,11の接合領域にて、電解コンデンサ内部への水分の侵入が防止でき、また絶縁樹脂層12,12の圧着領域で接合部全体の接続強度を高められ、密封性が極めて高いラミネートフィルム外装が可能となる。
そして、図4および図5に示されるように、接合領域13の内側近傍の圧着領域14で絶縁樹脂層12,12同士が圧着されたことで、コンデンサ素子2の電極部5とラミネートフィルム10との余分な空間が塞がれ、ラミネートフィルム10内に電極部5が安定して保持される。尚、端子部材7の封口体4を覆うラミネートフィルム10の当接面は、前述した内側の絶縁樹脂層12となっていることから、両者4,12が略同質の絶縁樹脂材(本実施例ではポリプロピレン)で構成されているので、特に図示しないが従来公知の高周波誘導加熱、電気ヒーターあるいはヒートロールなどのいずれか又はこれらを組み合わせた加熱装置を利用し、さらに前述した上部および下部圧着機17,18などを用いて封口体4にラミネートフィルム10が強固に熱圧着され、外部からの水分等の浸入や電極部5の電解液やその気化成分の漏れが確実に防止される。
図6に示されるように、コンデンサ素子2の他の封止形態として、ラミネートフィルム10を接続端子6,6側に隣接したのいずれか一方側の側面位置から上下2枚に折り畳むことで電極部5を覆い、外周端部10a,10bを内側に折り返して、金属箔11,11同士を接合領域13’で接合することで、実施例1の電解コンデンサ1と同様に金属箔11,11同士の接合強度にバラツキを生じさせることなく品質の安定を確保し、接合領域13’の内側近傍の圧着領域14’で絶縁樹脂層12,12同士を圧着し、かつ封口体4と絶縁樹脂層12,12を圧着することで、コンデンサ素子2をラミネートフィルム10で封止して電解コンデンサ1’を成形するようにしている。
次に、本発明の実施例2を図7に基づいて説明する。図7(a)は、本発明の実施例2における電解コンデンサを示し、ラミネートフィルム上側の外周端部の上方に向けて下側の外周端部のみを折り返した状態を示す断面図であり、図7(b)は、両外周端部の金属箔同士を上部および下部加圧機で接合するとともに、両外周端部の絶縁樹脂層同士を上部および下部圧着機で圧着した状態を示す断面図である。尚、以下の実施例2において前述の実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することにする。
図7(a)に示されるように、電解コンデンサ19に用いられる上下に折り畳まれたラミネートフィルム20には、下側の外周端部20bの幅が上側の外周端部20aよりも外方に向けて幅広に形成されている。両外周端部20a,20bの接合を行う際には、先ず一方側の外周端部20bのみを他方の外周端部20aの上方を覆うように折り返し、さらに外周端部20bの端部側を内側に巻き込むように折り返すことで、互いの金属箔11,11同士を当接可能に向かい合わせる。
次いで、図7(b)に示されるように、上部および下部加圧機15、16の加圧によって両外周端部20a,20bが圧縮され、両金属箔11,11同士が直に当接して密接に重なり合い接合領域23が確保される。この接合領域23には、超音波接合機(図示省略)からの超音波振動が与えられ、金属箔11,11同士が接合される。接合領域23の内側近傍位置では、上部および下部圧着機17,18によって、圧縮された絶縁樹脂層12,12の圧着領域24が加熱装置(図示省略)で圧着されることで、コンデンサ素子2がラミネートフィルム20で封止され電解コンデンサ19が構成される。
このようにして、ラミネートフィルム20の一方側の外周端部20bのみを折り返すことでも、その金属箔11を他方の外周端部20aの金属箔11に当接させて接合することができ、外周端部20a,20bの金属箔11,11同士を接合する接合領域23の範囲(幅)は、折り返される外周端部20bの長さによって規定されている。つまり、外周端部20bの長さを適宜設定することによって、容易に接合領域23の範囲を調整することができ、この接合領域23の設定範囲によって絶縁樹脂層12,12同士を圧着する圧着領域24の範囲(幅)も調整される。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば上記実施例では、一枚のラミネートフィルム10でコンデンサ素子2を覆うことで、電解コンデンサ1の部品数を抑え製造コストの低減を図れることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、ラミネートフィルムを2枚用いてコンデンサ素子2を挟み込むことで覆い、これらラミネートフィルムの外周端部の金属箔同士を前述した実施例と同様に端部処理して接合してもよい。
また、上記実施例では、接合領域13の接合後に圧着領域14を圧着しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、圧着領域14の圧着後に接合領域13を接合してもよく、また同時に並行して行うようにしてもよい。
本発明の実施例1における電解コンデンサの全体像を示す分解組立斜視図である。 ラミネートフィルムの上下の外周端部同士を互いに内側に折り返した状態を示す断面図である。 折り返された両外周端部の金属箔同士を上部および下部加圧機で接合した状態を示す断面図である。 折り返された両端部の絶縁樹脂層同士を上部および下部圧着機で圧着した状態を示す断面図である。 電解コンデンサの組立完成図を示す平面視概略図である。 電解コンデンサの変形例を示す平面視概略図である。 (a)は、本発明の実施例2における電解コンデンサを示し、ラミネートフィルム上側の外周端部の上方に向けて下側の外周端部のみを折り返した状態を示す断面図であり、(b)は、両外周端部の金属箔同士を上部および下部加圧機で接合するとともに、両外周端部の絶縁樹脂層同士を上部および下部圧着機で圧着した状態を示す断面図である。
符号の説明
1、1’ 電解コンデンサ(電子部品)
2 コンデンサ素子(電子部品素子)
4 封口体
5 電極部
5a 陽極箔
5b 陰極箔
5c セパレータ
6 接続端子
7 端子部材
8 内部端子
9 外部端子
10 ラミネートフィルム
10a 上側の外周端部
10b 下側の外周端部
10c コンデンサ素子の収納部
11 金属箔
12 絶縁樹脂層
13,13’ 接合領域
14,14’ 圧着領域
15 上部加圧機
16 下部加圧機
17 上部圧着機
18 下部圧着機
19 電解コンデンサ(実施例2)
20 ラミネートフィルム
20a 上側の外周端部
20b 下側の外周端部
23 接合領域
24 圧着領域

Claims (4)

  1. 電子部品素子を金属箔の内面に絶縁樹脂層を設けたラミネートフィルムで覆い、該ラミネートフィルムの外周端部を重ね合わせて封止したラミネートフィルム外装電子部品において、
    前記外周端部を折り返して前記金属箔同士を重ねて接合したことを特徴とするラミネートフィルム外装電子部品。
  2. 前記重ね合わせたラミネートフィルムの両外周端部をそれぞれ内側に折り返すことで互いの金属箔同士を重ねて接合した請求項1に記載のラミネートフィルム外装電子部品。
  3. 前記重ね合わせたラミネートフィルムの両外周端部のいずれか一方側のみを折り返すことで、その金属箔側を他方の外周端部の金属箔に接合した請求項1に記載のラミネートフィルム外装電子部品。
  4. 前記折り返して接合された金属箔同士の内側近傍の絶縁樹脂層同士を圧着した請求項1乃至3のいずれかに記載のラミネートフィルム外装電子部品。
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