JP2007273518A - 固体撮像装置及びそれを用いたカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】フォトダイオード飽和信号量の基板電圧依存性及びニー特性の傾きを抑制し、かつ低スミアを実現した固体撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の固体撮像装置は、N型基板6の表面側に設けられたフォトダイオードを構成するN型領域7と、N型領域7の下に設けられた第二のP型領域17と、第二のP型領域17よりもN型基板6の内部に、かつ第二のP型領域17と離間して設けられた第一のP型領域9とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は固体撮像装置に関する。特に低スミアを実現すると共に、フォトダイオード飽和信号量の基板電圧依存性を低減し、かつ縦型オーバーフロードレインに起因するニー特性の傾きを低減する構造に関するものである。
従来用いられているCCD型固体撮像装置は、光電変換部としてフォトダイオードが用いられ、縦型オーバーフロードレイン(Vertical Overflow Drain:以降VODと記述する)構造を採用している。この構造ではフォトダイオードがN型領域で形成される場合、基板としてN型基板を用い、N型基板とフォトダイオードを形成するN型領域間にP型領域を設けている。この構造において、フォトダイオードと基板間に形成されるポテンシャルバリアを基板への印加電圧の調整により変調し、フォトダイオード飽和信号量を調整することで過剰な電荷が垂直CCDに漏れこむブルーミング現象を抑制する。
図8は、従来の固体撮像装置の概略図を示すものである。図8において、1はフォトダイオード、2はトランスファーゲート、3は垂直CCD、4は水平CCD、5は出力アンプである。
以上のように構成された固体撮像装置についてその動作を説明する。図8において、フォトダイオード1に入射した光は、フォトダイオード1内で光電変換され信号電荷として蓄積される。蓄積された信号電荷は、トランスファーゲート2に読み出し電圧を印加することにより、垂直CCD3に読み出される。垂直CCD3に読み出された信号電荷は、垂直CCD3および水平CCD4を転送され、出力アンプ5を通して出力される。
また、図示していないが後述するN型基板6に電圧を印加するための回路が設けられている。
図9は図8における画素断面の第1の例を示すものである(例えば特許文献1の従来例参照)。図9において、6はN型基板、7はフォトダイオードを構成するN型領域であり、光電変換された信号電荷を蓄積する領域、8は垂直CCDを構成するN型領域、9は第一のP型領域、10は垂直CCD下P型領域、11はフォトダイオード表面P+領域、12はトランスファーゲート下P型領域、13はP+チャネルストップ領域、14はゲート絶縁膜、15は層間絶縁膜、16は遮光膜である。
フォトダイオード1は、フォトダイオード表面P+領域11、N型領域7、第一のP型領域9のPNP構造ダイオードとして形成される。表面P+領域11を設けることにより基板表面と絶縁膜14との界面で発生する暗電流を低減している。この図の場合、信号電荷として電子がフォトダイオード1内に蓄積される。一方、垂直CCD3は、垂直CCDを構成するN型領域8と垂直CCD下P型領域10で形成される。N型領域8はフォトダイオード1で発生した信号電荷を水平CCD4に転送する電荷転送経路となる。またN型基板6表面には、ゲート絶縁膜14を介してトランスファーゲート2が形成される。遮光膜16は、トランスファーゲート2上に層間絶縁膜15を介して形成され、フォトダイオード1上には開口部が設けられている。
図10に、従来の固体撮像装置における画素断面図の第2の例を示す(例えば非特許文献1参照)。この例では、N型基板上に形成される第一のP型領域9内にフォトダイオードを形成するN型領域7が形成される。
固体撮像装置の低消費電力化のために電源電圧の低電圧化が進んでいる近年においては、フォトダイオード1から垂直CCD3へ信号電荷を読み出す際にトランスファーゲート2に印加する読み出し電圧を低減するため、N型領域7は浅く形成されることが多い。
一方、フォトダイオードの高感度化のために図9に示す第一のP型領域9は深く形成されることが多いため、結果として、フォトダイオードを構成するN型領域7と第一のP型領域9間に存在し、N型基板6に近い不純物濃度をもつN型不純物領域の深さ方向の幅が拡大しており、本願では、図9に示す構造を従来例として位置づける。
特許第3603744号公報(図12 b) 米本 和也、"CCD/CMOSイメージセンサの基礎と応用"、第2版、CQ出版株式会社、2004年2月1日、p.84、<図3−42>(a)
特許文献1においては、従来構造において画素サイズが小さくなった場合に、VOD構造のバリア部電位の基板電圧による変調が小さくなり、基板引き抜き電圧が上昇する問題や、ニー特性領域を利用する固体撮像装置において、ニー特性の傾きが小さくなることを課題とし、その解決方法を示している。
しかしながら上記従来の構成では、特に画素サイズが大きい場合にフォトダイオード飽和信号量の基板電圧依存性が大きくなり、固体撮像装置内部あるいは外部に形成される基板電圧発生回路の出力電圧ばらつきにより、フォトダイオード飽和信号量が変動する欠点を有している。さらに、ニー特性の傾きも大きくなるため、入射光強度が高い場合にフォトダイオード飽和信号量が増大しやすく、垂直CCD内に信号電荷を読み出した後に信号電荷が隣接画素にあふれることを抑制するために、垂直CCD飽和信号量を大きく設定する必要が生じ、垂直CCD幅が広くなり、スミアが悪化するという欠点も有する。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、低スミアでありながらフォトダイオード飽和信号量の基板電圧依存性を低減し、かつ縦型オーバーフロードレインに起因するニー特性の傾きを抑制する固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の固体撮像装置は、第1導電型基板の表面側に設けられた光電変換部を構成する第一の第1導電型不純物拡散層と、前記第一の第1導電型不純物拡散層の下に設けられた第一の第2導電型不純物拡散層と、前記第一の第2導電型不純物拡散層よりも前記第1導電型基板の内部に、かつ前記第一の第2導電型不純物拡散層と離間して設けられた第二の第2導電型不純物拡散層とを備える。
前記光電変換部は行列状に複数配置されており、前記複数の光電変換部で発生した信号電荷を読み出し転送する複数の垂直CCDが列毎に設けられており、前記第一の第2導電型不純物拡散層は少なくとも各列に前記垂直CCDの長手方向に延びるように設けられ、かつ行方向の幅が前記第一の第1導電型不純物拡散層の行方向の幅と同じかそれよりも狭いことが好ましい。
前記光電変換部は行列状に複数配置されており、前記複数の光電変換部で発生した信号電荷を読み出し転送する複数の垂直CCDが列毎に設けられており、前記基板の上から見て、前記第一の第1導電型不純物拡散層の直下に位置する前記第一の第2導電型不純物拡散層の面積が前記第一の第1導電型不純物拡散層の面積よりも狭いことが好ましい。
前記光電変換部は行列状に複数配置されており、前記複数の光電変換部で発生した信号電荷を読み出し転送する複数の垂直CCDが列毎に設けられており、前記第一の第2導電型不純物拡散層は少なくとも各行に前記垂直CCDの長手方向と垂直な方向に延びるように設けられ、かつ列方向の幅が前記第一の第1導電型不純物拡散層の列方向の幅よりも狭いことが好ましい。
前記光電変換部は行列状に複数配置されており、前記複数の光電変換部で発生した信号電荷を読み出し転送する複数の垂直CCDが列毎に設けられており、前記第一の第2導電型不純物拡散層は前記第一の第1導電型不純物拡散層の直下で行列方向に十字状に延びるように設けられ、かつ少なくとも行方向の幅が前記第一の第1導電型不純物拡散層の行方向の幅と同じかそれよりも狭いことが好ましい。
前記第一の第2導電型不純物拡散層の列方向の幅が前記第一の第1導電型不純物拡散層の列方向の幅よりも狭いことがさらに好ましい。
前記垂直CCDは電荷転送経路となる第二の第1導電型不純物拡散層を含み、前記第二の第1導電型不純物拡散層の下には前記第一の第2導電型不純物拡散層と離間して第三の第2導電型不純物拡散層が設けられていることがさらに好ましい。
前記複数の光電変換部の間には少なくとも前記第一の第1導電型不純物拡散層を電気的に分離するための第四の第2導電型不純物拡散層が前記第一の第2導電型不純物拡散層と離間して設けられていることがさらに好ましい。
前記第1導電型基板に電圧を印加する回路をさらに備え、前記第1導電型基板に所定の電圧が印加されると少なくとも前記第一の第2導電型不純物拡散層が前記第一の第1導電型不純物拡散層と前記第1導電型基板との間に形成されるポテンシャルバリアとして機能することがさらに好ましい。
また、本発明のカメラは上記本発明の固体撮像装置を備えている。
本発明の固体撮像装置によれば、基板電圧の変動に対するフォトダイオード飽和信号量の変動を低減できる。これにより、固体撮像装置内部あるいは外部に設けられる基板バイアス回路から出力される基板電圧のばらつきによって生じるフォトダイオード飽和信号量のばらつきが減少し、安定したダイナミックレンジをもったカメラを実現できる。また、垂直CCD下のP型領域と第二のP型領域間にN型領域が存在するため、前記N型領域を通してスミア電流が基板に流れるため低スミアを実現できる。更に、ニー特性の傾きを低減できるため、必要な垂直CCDの飽和信号量を低減でき、結果として垂直CCD領域を縮小することができるため、低スミアを実現できる。
以下本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
各実施形態において、図9と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施形態における画素の平面図を示す。図2に図1のX1−X2間の本実施形態における画素の断面図、図3に図1のY1−Y2間の本実施形態における画素の断面図を示す。17は第二のP型領域であり、垂直CCD下P型領域10とは離れており、フォトダイオード間分離用P型領域18と重なって形成されている。また、第二のP型領域17は図8に示した垂直CCD3の長手方向に延びて設けられており、水平CCD4の長手方向(X1−X2間)でみるとN型領域7の幅よりも細い幅となっている。
以上のように構成された固体撮像装置について、以下その動作を説明する。図1、図2に示すように、第二のP型領域17をN型領域7下に追加したことにより、従来例と比べてVODバリアポテンシャルの基板電圧による変調が抑制される。
VODポテンシャルバリアを決定する第一の要因として、N型領域7からN型基板6までの深さ方向の不純物領域の構造であるが、図9に示す従来例ではVODポテンシャルバリアを形成するのが第一のP型領域9のみであるのに対して、本実施の形態では、第一のP型領域9に加えて、第二のP型領域17もVODポテンシャルバリア形成に寄与し、VODポテンシャルバリアが従来例に対して深さ方向で厚く形成される。よって、同じ値の電圧変動がN型基板6を印加された場合、VODポテンシャルバリアの変調が抑制される。
また、VODポテンシャルバリアを決定する第二の要因として、フォトダイオード1周辺のP型領域によるナローチャネル効果がある。周辺のP型領域としては、垂直CCD下P型領域10とフォトダイオード間分離用P型領域18がある。本実施の形態では、第二のP型領域17と垂直CCD下P型領域10とのナローチャネル効果を積極的に利用できるため、VODポテンシャルバリアの変動を抑制する効果が得られる。
特許文献1に説明されているように基板電圧の変化に対するVODバリア電位の変化量が小さくなればニー特性の傾きは小さくなるので、本実施の形態によれば、入射光強度が高い場合のフォトダイオード飽和信号量の増大を抑制することができる。これにより、垂直CCD3内に信号電荷を読み出した後に信号電荷が隣接画素にあふれることを防止するために必要となる垂直CCD3の飽和信号量を低く設定でき、結果として垂直CCD3の領域を細くできるため、低スミア特性を実現することが可能となる。
また、この効果に加えて第二のP型領域17と垂直CCD下P型領域10とのナローチャネル効果によってもVODバリアの変調を抑制する効果が得られる。さらに、図10のようにフォトダイオード1下全面に第一のP型領域9を設ける場合に比べて、図2に示すように垂直CCD下P型領域10と第二のP型領域17との間にはN型領域が存在し、この領域を通してスミア電流がN型基板6に流れるため、さらなる低スミアを実現できる。
以上のように本実施形態によれば、第二のP型領域17を追加するとともに、前記第二のP型領域17と垂直CCD下P型領域10とのナローチャネル効果を利用し、VOD構造のバリア部電位の基板電圧による変調を抑制できるため、フォトダイオード飽和信号量の基板電圧依存性を改善することができ、低スミア特性をもつ固体撮像装置を実現できる。
なお、図2に示した第二のP型領域17の幅はN型領域7の幅と同じであってもよい。
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施形態における平面図である。図5に図4のX3−X4間の本実施形態における画素の断面図、図6に図4のY3−Y4間の本実施形態における画素の断面図を示す。
以上のように構成されたCCD固体撮像装置について、以下その動作を説明する。本実施形態では第1の実施形態と異なり、第二のP型領域17が垂直CCDを形成するN型領域8とは垂直な方向、すなわち図8に示す水平CCD4の長手方向に形成されることを特徴としている。また、第二のP型領域17の垂直CCD3の長手方向(Y3−Y4間)でみた幅はN型領域7の幅よりも細くなっている。図4において、第二のP型領域17を追加したことにより、従来例に対してVODポテンシャルバリアの基板電圧による変調が抑制されるのは、実施の形態1と同様であるが、本実施の形態によれば、この効果に加えて第二のP型領域17とフォトダイオード間分離用P型領域18のナローチャネル効果によってもVODポテンシャルバリアの変調を抑制する効果が得られる。更に、図10のようにフォトダイオード1下全面に第一のP型領域9を設ける場合に比べて、図4から図6に示すように、垂直CCD下P型領域10と第二のP型領域17との間には、N型領域が存在するため、この領域を通してスミア電流がN型基板6に流れるため、低スミアを実現できる。
以上のように本実施形態によれば、第二のP型領域17を追加するとともに、前記第二のP型領域17とフォトダイオード間分離用P型領域18とのナローチャネル効果を利用し、VOD構造のバリア部電位の基板電圧による変調を抑制できるため、フォトダイオード飽和信号量の基板電圧依存性を改善することができ、低スミア特性をもつ固体撮像装置を実現できる。
(実施の形態3)
図7は本発明の第3の実施形態における平面図である。
以上のように構成されたCCD固体撮像装置について、以下その動作を説明する。本実施形態では、第二のP型領域17が垂直CCD3方向、水平CCD4方向共に形成され十字型のパターンとして形成される。第1及び第2の実施形態では、画素寸法が大きくなった際に、VODポテンシャルバリアの基板電圧による変調を抑制するためには、第二のP型領域幅を広く設定する必要が生じるが、その場合、実施の形態1においては第二のP型領域17と垂直CCD下P型領域10との間隔、実施の形態2においては第二のP型領域17とフォトダイオード間分離用P型領域18との間隔が狭くなり、スミアが悪化するおそれがある。本実施の形態では、十字型に第二のP型領域17を設けることにより、垂直CCD下P型領域10及びフォトダイオード間分離用P型領域18の両方のナローチャネル効果を利用できるため、第二のP型領域17の幅を狭くすることができ、スミアを低減できる。
なお、上述したように、VODバリアポテンシャルの基板電圧による変調を抑制するために第二のP型領域17の幅を広く取るとスミアが悪化するおそれがある。具体的には図1、4、7に示したようにN型領域7の直下に位置する第二のP型領域17の面積(N型領域7を示す斜線部と第二のP型領域17を示す点線部とで囲まれた領域)がN型領域7の面積よりも狭くなるようにすることが好ましい。
また、実施形態1〜3に示した固体撮像装置をデジタルスチルカメラや車載モニターカメラ等に適用すれば、入射光量の多い条件下でも低スミア特性をもつ高画質の静止画像・動画像を得ることができる。
また、第二のP型領域17の基板表面からの深さはN型領域7の深さに応じて変化するが、0.5μmから1.5μmの深さに形成されるのが好ましい。
なお、N型基板6への電圧印加回路はフォトダイオード1、垂直CCD3及び水平CCD4が設けられたのと同じ基板に設けられていてもよく、それ以外の別の基板に設けられていてもよい。
本発明の固体撮像装置は、スミアといった高輝度光入射時の偽信号を抑制する必要のある固体撮像装置として有用である。
本発明の第1の実施形態における画素の平面図 本発明の第1の実施形態における画素のX1−X2断面図 本発明の第1の実施形態における画素のY1−Y2断面図 本発明の第2の実施形態における画素の平面図 本発明の第2の実施形態における画素のX3−X4方向断面図 本発明の第2の実施形態における画素のY3−Y4方向断面図 本発明の第3の実施形態における画素の平面図 従来のCCD型固体撮像装置の概略図 従来のCCD型固体撮像装置における画素断面の第1例を示す図 従来のCCD型固体撮像装置における画素断面の第2例を示す図
符号の説明
1 フォトダイオード
2 トランスファ−ゲート
3 垂直CCD
4 水平CCD
5 出力アンプ
6 N型基板
7 フォトダイオードを構成するN型領域
8 垂直CCDを構成するN型領域
9 第一のP型領域
10 垂直CCD下P型領域
11 フォトダイオード表面P+領域
12 トランスファーゲート下P型領域
13 P+チャネルストップ領域
14 ゲート絶縁膜
15 層間絶縁膜
16 遮光膜
17 第二のP型領域
18 フォトダイオード間分離用P型領域

Claims (10)

  1. 第1導電型基板の表面側に設けられた光電変換部を構成する第一の第1導電型不純物拡散層と、
    前記第一の第1導電型不純物拡散層の下に設けられた第一の第2導電型不純物拡散層と、
    前記第一の第2導電型不純物拡散層よりも前記第1導電型基板の内部に、かつ前記第一の第2導電型不純物拡散層と離間して設けられた第二の第2導電型不純物拡散層とを備える固体撮像装置。
  2. 前記光電変換部は行列状に複数配置されており、
    前記複数の光電変換部で発生した信号電荷を読み出し転送する複数の垂直CCDが列毎に設けられており、
    前記第一の第2導電型不純物拡散層は少なくとも各列に前記垂直CCDの長手方向に延びるように設けられ、かつ行方向の幅が前記第一の第1導電型不純物拡散層の行方向の幅と同じかそれよりも狭いことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記光電変換部は行列状に複数配置されており、
    前記複数の光電変換部で発生した信号電荷を読み出し転送する複数の垂直CCDが列毎に設けられており、
    前記基板の上から見て、前記第一の第1導電型不純物拡散層の直下に位置する前記第一の第2導電型不純物拡散層の面積が前記第一の第1導電型不純物拡散層の面積よりも狭いことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記光電変換部は行列状に複数配置されており、
    前記複数の光電変換部で発生した信号電荷を読み出し転送する複数の垂直CCDが列毎に設けられており、
    前記第一の第2導電型不純物拡散層は少なくとも各行に前記垂直CCDの長手方向と垂直な方向に延びるように設けられ、かつ列方向の幅が前記第一の第1導電型不純物拡散層の列方向の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 前記光電変換部は行列状に複数配置されており、
    前記複数の光電変換部で発生した信号電荷を読み出し転送する複数の垂直CCDが列毎に設けられており、
    前記第一の第2導電型不純物拡散層は前記第一の第1導電型不純物拡散層の直下で行列方向に十字状に延びるように設けられ、かつ少なくとも行方向の幅が前記第一の第1導電型不純物拡散層の行方向の幅と同じかそれよりも狭いことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  6. 前記第一の第2導電型不純物拡散層の列方向の幅が前記第一の第1導電型不純物拡散層の列方向の幅よりも狭いことを特徴とする請求項5記載の固体撮像装置。
  7. 前記垂直CCDは電荷転送経路となる第二の第1導電型不純物拡散層を含み、
    前記第二の第1導電型不純物拡散層の下には前記第一の第2導電型不純物拡散層と離間して第三の第2導電型不純物拡散層が設けられていることを特徴とする請求項2、3、5、6のいずれかに記載の固体撮像装置。
  8. 前記複数の光電変換部の間には少なくとも前記第一の第1導電型不純物拡散層を電気的に分離するための第四の第2導電型不純物拡散層が前記第一の第2導電型不純物拡散層と離間して設けられていることを特徴とする請求項3ないし7のいずれかに記載の固体撮像装置。
  9. 前記第1導電型基板に電圧を印加する回路をさらに備え、前記第1導電型基板に所定の電圧が印加されると少なくとも前記第一の第2導電型不純物拡散層が前記第一の第1導電型不純物拡散層と前記第1導電型基板との間に形成されるポテンシャルバリアとして機能することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の固体撮像装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の固体撮像装置を用いたカメラ。
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