JP2010141045A - 固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アキューミュレーション層からの不純物の横方向拡散を軽減でき、読み出し電圧の上昇を抑制できる裏面照射型のCMOSイメージセンサを提供する。
【解決手段】たとえば、単位セルにおいて、Si基板10の表面部にはフォトダイオード部PDが形成されている。フォトダイオード部PDは、入射光を光電変換して得た信号電荷を蓄積するためのN導電型の拡散層からなる受光部11と、暗電流を抑制するための、たとえばP導電型を有する低不純物濃度の拡散層領域(P−層)からなるアキューミュレーション層12と、を有して構成されている。また、フォトダイオード部PDにほぼ対応するSi基板10の表面上には、絶縁膜13を介して、フォトダイオードゲート電極21が形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】たとえば、単位セルにおいて、Si基板10の表面部にはフォトダイオード部PDが形成されている。フォトダイオード部PDは、入射光を光電変換して得た信号電荷を蓄積するためのN導電型の拡散層からなる受光部11と、暗電流を抑制するための、たとえばP導電型を有する低不純物濃度の拡散層領域(P−層)からなるアキューミュレーション層12と、を有して構成されている。また、フォトダイオード部PDにほぼ対応するSi基板10の表面上には、絶縁膜13を介して、フォトダイオードゲート電極21が形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯用カメラモジュールまたはビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、監視用カメラなどに利用される固体撮像装置に関するもので、特に、裏面照射型のCMOSイメージセンサのフォトダイオード構造に関する。
近年、CMOSイメージセンサにおいては、単位画素(PIXEL)当たりのセルサイズの縮小化が進んでいる。しかしながら、基板の表面側より光を入射する表面照射型のCMOSイメージセンサの場合、基板の表面側には電極および配線などが配置されている。そのため、セルサイズの縮小化は、電極および配線などによって遮られる入射光を増加させ、フォトダイオード部(受光部)に入射する光を減少させるなどの問題があった。
この問題を解決する技術の一つとして、裏面照射型のCMOSイメージセンサが開発されている(たとえば、特許文献1参照)。裏面照射型のCMOSイメージセンサとは、電極および配線などが配置されていない基板の裏面側より光を入射させることによって、集光特性の向上を図るようにしたものである。因みに、この文献1に記載の裏面照射型のCMOSイメージセンサは、シリコン基板と配線膜との間に透過防止膜を設け、シリコン基板の裏面より入射してシリコン基板をつき抜けた光が配線膜によって反射されるのを防止するようにしたものである。
また、この裏面照射型のCMOSイメージセンサにおいては、フォトダイオード部として、受光部の表面に、暗電流を抑制するための高不純物濃度の拡散層領域(アキューミュレーション層)を形成したものが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
ところが、アキューミュレーション層を有する裏面照射型のCMOSイメージセンサの場合、たとえばセルサイズの縮小化に際して、アキューミュレーション層からの不純物の横方向拡散が生じやすいという問題があった。仮に、その横方向拡散が読み出しトランジスタのチャネル領域にまで広がると、フォトダイオード部から信号電荷を読み出すための読み出し電圧が上昇する。
上記したように、従来の裏面照射型のCMOSイメージセンサにおいて、アキューミュレーション層からの不純物の横方向拡散は、読み出し電圧の上昇を招くなどの問題があった。
特開2006−120805号公報
特開2006−245499号公報
本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたもので、その目的は、アキューミュレーション層からの不純物の横方向拡散を軽減でき、読み出し電圧の上昇を抑えることが可能な裏面照射型の固体撮像装置を提供することにある。
本願発明の一態様によれば、基板の第1の面内に第1導電型の拡散層によって形成され、前記第1の面に対向する、前記基板の第2の面側より入射する入射光を光電変換して得た信号電荷を蓄積する受光部と、前記受光部の表面部に設けられた、前記受光部よりも低濃度の拡散層領域と、を含むフォトダイオードと、前記低濃度の拡散層領域上に絶縁膜を介して設けられたゲート電極とを具備したことを特徴とする固体撮像装置が提供される。
上記の構成により、アキューミュレーション層からの不純物の横方向拡散を軽減でき、読み出し電圧の上昇を抑えることが可能な裏面照射型の固体撮像装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的なものであり、各図面の寸法および比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係および/または比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。特に、以下に示すいくつかの実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置などによって、本発明の技術思想が特定されるものではない。この発明の技術思想は、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがった固体撮像装置の構成例を示すものである。ここでは、固体撮像装置として、裏面照射型のCMOSイメージセンサを例に説明する。なお、図1は、単位セルを1画素1セル構造の3Tr(トランジスタ)型とした場合の例である。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがった固体撮像装置の構成例を示すものである。ここでは、固体撮像装置として、裏面照射型のCMOSイメージセンサを例に説明する。なお、図1は、単位セルを1画素1セル構造の3Tr(トランジスタ)型とした場合の例である。
図1に示すように、この裏面照射型のCMOSイメージセンサの場合、フォトダイオード部PD、転送(読み出し)用MOSトランジスタTG、および、図示していないリセット用MOSトランジスタと増幅用MOSトランジスタとを含んで、1つの単位セルが構成されている。裏面照射型のCMOSイメージセンサには、このような構成の複数の単位セルがマトリクス状に配置されている。
単位セルにおいて、フォトダイオード部PDは、受光部11とアキューミュレーション層12とから構成されている。受光部11は、入射光を光電変換して得た信号電荷を蓄積するための電荷蓄積領域であって、シリコン(Si)基板10の表面部(第1の面)に形成された、N導電型(第1導電型)の拡散層からなっている。アキューミュレーション層12は、暗電流を抑制するためのもので、受光部11の表面部に対応して設けられた、たとえば、P導電型(第2導電型)を有する低不純物濃度の拡散層領域(P−層)である。アキューミュレーション層12の不純物濃度は、たとえば1×1016〜1×1017程度となっている。
そして、Si基板10の表面上には、絶縁膜13を介して、フォトダイオードゲート電極21が形成されている。フォトダイオードゲート電極21は、フォトダイオード部PDにほぼ対応して設けられる。フォトダイオードゲート電極21の形成には、ポリシリコンなどが用いられる。このフォトダイオードゲート電極21には、たとえば、−3Vの電圧が与えられる。
転送用MOSトランジスタTGは、フォトダイオード部PDでの信号電荷の蓄積を制御するためのもので、フォトダイオード部PDに隣接して設けられている。すなわち、転送用MOSトランジスタTGの読み出しゲート電極(読み出し電極)Gは、絶縁膜13を介して、Si基板10の表面上に形成されている。読み出しゲート電極Gの形成には、ポリシリコンなどが用いられる。ソースはフォトダイオード部PDのアノードとして、ドレインはフローティングディフュージョンFDとして、それぞれ機能する。フローティングディフュージョンFDは、Si基板10の表面部に形成された、高不純物濃度の拡散層領域(N+層)である。
なお、図中に示す31は、単位セル領域を画定するための素子分離領域(SiO2 )である。また、便宜上、図示していないが、単位セルの上方(Si基板10の表面側)には、層間絶縁膜を介して、複数の配線などが配置されている。
裏面照射型のCMOSイメージセンサの場合、入射光は、Si基板10の裏面(第2の面)側より照射され、Si基板10を透過して、フォトダイオード部PDによって受光される。その際、入射光は、複数の配線などによって遮られることなく、Si基板10内に入射され、フォトダイオード部PDへと導かれる。
上記したように、本実施形態の構成とした場合、フォトダイオードゲート電極21に所定の電圧(本例の場合、−3V)を印加することにより、アキューミュレーション層12と絶縁膜13との界面に、ホール蓄積状態を形成できるようになる。これにより、アキューミュレーション層12の形成に、高不純物濃度(たとえば、1×1018〜1×1019程度)の拡散層領域(P+層)を用いずとも、暗電流の抑制が可能となる。したがって、高不純物濃度の拡散層領域(P+層)に比して、低不純物濃度の拡散層領域(P−層)からの不純物の横方向拡散を抑制できるようになる。その結果、アキューミュレーション層からの不純物の横方向拡散が転送用MOSトランジスタのチャネル領域にまで広がると、フォトダイオード部PDから信号電荷を読み出すための読み出し電圧を上昇させるといった不具合を改善できるものである。
なお、アキューミュレーション層12としては、P−層に限らず、N導電型(第1導電型)のN−層を用いて形成することも可能である。
次に、上記した構成において、フォトダイオードゲート電極21に複数の異なる電圧を印加できるようにした場合について説明する。
図1に示すように、フォトダイオードゲート電極21には、複数の異なる電圧(本例では、−3Vと−5Vの2種類)を印加できる電圧印加回路41が接続されている。この電圧印加回路41は、フォトダイオード部PDの電位(容量)を変調させることによって、読み出し動作をアシストするためのものである。すなわち、フォトダイオードゲート電極21に印加する電圧を変えることによって、フォトダイオード部PDからの信号電荷を読み出しやすくすることが可能となる。
電圧印加回路41としては、図示したような、異なる電源電圧をスイッチにより切り換える構成のものに限らず、たとえば、アンプとDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)とを用いて構成することもできる。
図2は、電圧印加回路41によってフォトダイオードゲート電極21に異なる電圧を印加するようにした場合の、読み出し動作について説明するために示すものである。
読み出し動作時、まず、電圧印加回路41からは、−3Vの電圧が、フォトダイオードゲート電極21に印加される。このとき、転送用MOSトランジスタTGの読み出しゲート電極Gの電圧は、0Vに設定される。これにより、図2(a)に示すように、フォトダイオード部PDは、界面ホール蓄積状態となる。
ついで、電圧印加回路41からは−3Vの電圧をフォトダイオードゲート電極21に印加したまま、読み出しゲート電極Gの電圧が5Vに設定される。すると、転送用MOSトランジスタTGのチャネル領域の電位が増加する。これにより、図2(b)に示すように、フォトダイオード部PDに蓄えられた多量の電子はあふれ出し、チャネル領域へと送られる。
さらに、読み出しゲート電極Gの電圧を5Vに設定した状態で、電圧印加回路41から−5Vの電圧が、フォトダイオードゲート電極21に印加される。すると、フォトダイオード部PDの電位が減り、転送用MOSトランジスタTGのチャネル領域との電位差が大きくなる。これにより、図2(c)に示すように、フォトダイオード部PDに残る電子は、チャネル領域へと容易に送られる。
このように、電圧印加回路41から異なる電圧をフォトダイオードゲート電極21に印加することによって、フォトダイオード部PDの電位を変調させるようにした場合には、飽和電子数の向上と読み出し電圧の低減とが可能となる。
上記したように、フォトダイオード部PDに対応して、フォトダイオードゲート電極21を設けるようにしている。すなわち、フォトダイオード部PDと絶縁膜13との界面に、ホール蓄積状態を形成できるようにしている。これにより、フォトダイオード部PDのアキューミュレーション層12を、低不純物濃度の拡散層領域(P−層またはN−層)を用いて形成できるようになる。したがって、アキューミュレーション層12からの不純物の横方向拡散を軽減でき、読み出し電圧の上昇を抑えることが可能な、裏面照射型のCMOSイメージセンサを実現できるものである。
しかも、電圧印加回路41から異なる電圧をフォトダイオードゲート電極21に印加することによって、フォトダイオード部PDの電位を変調できるようにした場合には、飽和電子数の向上と読み出し電圧の低減とが可能となる。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態にしたがった固体撮像装置の構成例を示すものである。ここでは、固体撮像装置として、裏面照射型のCMOSイメージセンサを例に説明する。なお、本実施形態は、反射性材料を用いてフォトダイオードゲート電極を形成した場合の例であり、図1に示した裏面照射型のCMOSイメージセンサと同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は割愛する。
図3は、本発明の第2の実施形態にしたがった固体撮像装置の構成例を示すものである。ここでは、固体撮像装置として、裏面照射型のCMOSイメージセンサを例に説明する。なお、本実施形態は、反射性材料を用いてフォトダイオードゲート電極を形成した場合の例であり、図1に示した裏面照射型のCMOSイメージセンサと同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は割愛する。
すなわち、この裏面照射型のCMOSイメージセンサは、フォトダイオードゲート電極22が、たとえば金属または金属シリサイドなどの、反射性を有する材料を用いて形成されている。
このような構成とした場合、アキューミュレーション層12からの不純物の横方向拡散を軽減でき、読み出し電圧の上昇を抑えることが可能となるのみでなく、フォトダイオード部PDの感度特性をも向上できるようになる。つまり、フォトダイオードゲート電極22は、コントロールゲート機能を有して、フォトダイオード部PDの直上に設けられている。そのため、Si基板10の裏面側より入射した入射光は、フォトダイオード部PDによって受光されるとともに、フォトダイオード部PDを透過してSi基板10をつき抜けた入射光(たとえば、長波長光)は、フォトダイオードゲート電極22によって反射されて、再度、フォトダイオード部PDへと導かれる。これにより、フォトダイオード部PDでの受光量を格段に増加できるようになる結果、フォトダイオード部PDを薄く設計できるなど、セルサイズの縮小化(裏面照射型のCMOSイメージセンサの薄型化)とともに、混色に優位な構成とすることが可能である。
なお、本実施形態の構成においても、フォトダイオードゲート電極22に複数の異なる電圧を印加できるように構成することは可能である。
[第3の実施形態]
図4は、本発明の第3の実施形態にしたがった固体撮像装置の構成例を示すものである。ここでは、固体撮像装置として、裏面照射型のCMOSイメージセンサを例に説明する。なお、本実施形態は、フォトダイオードゲート電極および転送用MOSトランジスタの読み出しゲート電極を、反射性材料を用いて形成した場合の例であり、図3に示した裏面照射型のCMOSイメージセンサと同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は割愛する。
図4は、本発明の第3の実施形態にしたがった固体撮像装置の構成例を示すものである。ここでは、固体撮像装置として、裏面照射型のCMOSイメージセンサを例に説明する。なお、本実施形態は、フォトダイオードゲート電極および転送用MOSトランジスタの読み出しゲート電極を、反射性材料を用いて形成した場合の例であり、図3に示した裏面照射型のCMOSイメージセンサと同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は割愛する。
すなわち、この裏面照射型のCMOSイメージセンサは、フォトダイオードゲート電極22および転送用MOSトランジスタTGの読み出しゲート電極Gaが、たとえば金属または金属シリサイドなどの、反射性を有する材料を用いて形成されている。
このような構成とした場合、第2の実施形態で説明した通り、アキューミュレーション層12からの不純物の横方向拡散を軽減でき、読み出し電圧の上昇を抑えることが可能となるのみでなく、フォトダイオード部PDの感度特性をも向上できるようになる。また、転送用MOSトランジスタTGの読み出しゲート電極Gaの分だけ、反射効果を向上できるようになる。その結果、上記した第2の実施形態の効果に加えて、さらに、図示していない配線などによる、フォトダイオード部PDへの反射光の回り込みを防止できるようになるものである。
なお、本実施形態の構成においても、フォトダイオードゲート電極22に複数の異なる電圧を印加できるように構成することは可能である。
[第4の実施形態]
図5は、本発明の第4の実施形態にしたがった固体撮像装置の構成例を示すものである。ここでは、固体撮像装置として、裏面照射型のCMOSイメージセンサを例に説明する。なお、本実施形態は、フォトダイオードゲート電極および/または転送用MOSトランジスタの読み出しゲート電極を、反射性材料を用いて形成した場合の他の例であり、図4に示した裏面照射型のCMOSイメージセンサと同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は割愛する。
図5は、本発明の第4の実施形態にしたがった固体撮像装置の構成例を示すものである。ここでは、固体撮像装置として、裏面照射型のCMOSイメージセンサを例に説明する。なお、本実施形態は、フォトダイオードゲート電極および/または転送用MOSトランジスタの読み出しゲート電極を、反射性材料を用いて形成した場合の他の例であり、図4に示した裏面照射型のCMOSイメージセンサと同一部分には同一符号を付して、詳しい説明は割愛する。
すなわち、この裏面照射型のCMOSイメージセンサは、フォトダイオードゲート電極23および/または転送用MOSトランジスタTGの読み出しゲート電極Gbが、たとえばポリシリコンなどの電極材料23aと金属または金属シリサイドなどの反射性を有する材料23bとを積層してなる構成とされている。
このような構成においては、フォトダイオードゲート電極23のみを、電極材料23aと反射性を有する材料23bとを用いて形成するようにした場合には、上述した第2の実施形態の場合と同等の効果が、また、フォトダイオードゲート電極23および転送用MOSトランジスタTGの読み出しゲート電極Gbを、電極材料23aと反射性を有する材料23bとを用いて形成するようにした場合には、上述した第3の実施形態の場合と同等の効果が、それぞれ期待できる。
なお、本実施形態の構成においても、フォトダイオードゲート電極23に複数の異なる電圧を印加できるように構成することは可能である。
その他、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…Si基板、11…受光部、12…アキューミュレーション層、13…絶縁膜、21,22,23…フォトダイオードゲート電極、41…電圧印加回路、PD…フォトダイオード部、TG…転送用MOSトランジスタ、G,Ga,Gb…読み出しゲート電極、FD…フローティングディフュージョン。
Claims (5)
- 基板の第1の面内に第1導電型の拡散層によって形成され、前記第1の面に対向する、前記基板の第2の面側より入射する入射光を光電変換して得た信号電荷を蓄積する受光部と、前記受光部の表面部に設けられた、前記受光部よりも低濃度の拡散層領域と、を含むフォトダイオードと、
前記低濃度の拡散層領域上に絶縁膜を介して設けられたゲート電極と
を具備したことを特徴とする固体撮像装置。 - 前記ゲート電極により、前記受光部と前記絶縁膜との界面はホール蓄積状態にされることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
- 前記ゲート電極には、複数の異なる電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
- 前記ゲート電極には反射性材料が用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。
- 前記基板の前記第1の面側には、さらに、前記ゲート電極に隣接して、前記フォトダイオードに蓄積された信号電荷を読み出すための読み出しトランジスタの読み出し電極が設けられ、
前記読み出し電極には反射性材料が用いられることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
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2008
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