JP2007272712A - 漢字表示装置及び漢字表示制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な入力方法で漢字を入力できる漢字表示装置及び漢字表示制御プログラムを提供すること。
【解決手段】CPU11は、辞書制御プログラム12aに従って、入力部16の操作によって部品とその個数との入力を受け、その入力された部品とその個数とに従って、漢字毎に当該漢字を構成する部品と各部品の個数とを対応付けて記憶する漢字データベース12dを検索して、該当する漢字を表示部17に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】CPU11は、辞書制御プログラム12aに従って、入力部16の操作によって部品とその個数との入力を受け、その入力された部品とその個数とに従って、漢字毎に当該漢字を構成する部品と各部品の個数とを対応付けて記憶する漢字データベース12dを検索して、該当する漢字を表示部17に表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、漢字を入力する漢字表示装置、及びコンピュータをそのような漢字表示装置として機能させるためのコンピュータ読み込み可能な漢字表示制御プログラムに関する。
従来から、国語辞典,漢和辞典,英和辞典,百科事典などの各種の辞典や辞書を電子データ化してROMなどの記憶媒体に格納し、これに基づき各種の言語や語句を検索文字として入力し、その訳語や説明情報、例文などを検索して表示するようにした電子辞書装置が広く汎用されている。
そして、このような電子辞書装置において、検索文字を入力する際、漢字をあまり知らない人でも簡単に入力ができ、手間をかけずに求める漢字を迅速に表示できるように、漢字の音訓、部首、画数等の情報によって表示手段上に呼出す漢字の検索方法が広く用いられている。
また、特許文献1には、更に、1つの漢字を構成する複数の構成漢字の読みを入力してその漢字の候補を指定し、求める漢字を検索する漢字の検索方法が開示されている。これは、例えば、「馨」という漢字を入力する際、この漢字は「声」、「士」、「又」、「香」、「日」等の複数の構成漢字から成るので、「こえ」、「せい」、「し」、「また」、「こう」、「かおり」、「ひ」、「にち」等の各構成漢字の読みで構成漢字名を入力して、所望の漢字を検索するというものである。
特開平05−282294号公報
上記特許文献1に開示の手法を含む従来の漢字の検索方法では、部首や構成漢字名で入力する必要があり、煩雑であった。
また、部首入力を利用する場合には、正確な部首を知らないとうまく入力できない。更に、部首の数は多数有り、部首を選択するのが煩雑であった。
横棒や縦棒といった漢字を構成する各部品の数を調べて、部品と数を直接入力して簡単に漢字を入力したいという要望がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、簡単な入力方法で漢字を入力できる漢字表示装置及び漢字表示制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の漢字表示装置は、漢字毎に、当該漢字を構成する部品と各部品の個数とを対応付けて記憶する漢字データベースと、部品とその個数とを入力する入力手段と、この入力手段によって入力された部品とその個数とに従って上記漢字データベースを検索して該当する漢字を表示する該当漢字表示手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2に記載の漢字表示装置は、上記請求項1に記載の漢字表示装置において、上記入力手段は、数字入力用のキーと特定記号入力用のキーとを備えたキーボードパネルを含み、上記部品の入力は、上記数字入力用のキーによる部品を示す数字の入力により行われ、上記個数の入力は、上記特定記号入力用のキーによる特定記号の入力と、それに続く上記数字入力用のキーによる数字の入力によって行われることを特徴とする。
請求項3に記載の漢字表示装置は、上記請求項2に記載の漢字表示装置において、上記入力手段によって入力された部品を示す数字と、その個数とを表示する部品個数表示手段を更に具備することを特徴とする。
請求項4に記載の漢字表示装置は、上記請求項2に記載の漢字表示装置において、上記キーボードパネルにおける上記数字入力用のキーには、対応する部品の形状が呈示されていることを特徴とする。
請求項5に記載の漢字表示装置は、上記請求項4に記載の漢字表示装置において、上記入力手段によって入力された部品を示す数字に対応する部品の形状と、その個数とを表示する部品個数表示手段を更に具備することを特徴とする。
請求項6に記載の漢字表示装置は、上記請求項1に記載の漢字表示装置において、上記該当漢字表示手段は、上記入力手段によって部品が入力される毎、もしくは部品とその個数が入力される毎に、上記漢字データベースを検索して該当する漢字を表示することを特徴とする。
請求項7に記載の漢字表示装置は、上記請求項1に記載の漢字表示装置において、上記入力手段による部品の個数の入力は、当該部品の個数が1つの場合には、その個数入力が省略可能であることを特徴とする。
請求項8に記載の漢字表示制御プログラムは、漢字を表示するための漢字表示装置のコンピュータを制御するための漢字表示制御プログラムであって、上記コンピュータを、部品とその個数とを入力する入力手段、この入力手段によって入力された部品とその個数とに従って、漢字毎に当該漢字を構成する部品と各部品の個数とを対応付けて記憶する漢字データベースを検索して、該当する漢字を表示する該当漢字表示手段、として機能させることを特徴とする。
本発明の請求項1(請求項8)に記載の漢字表示装置(漢字表示制御プログラム)によれば、漢字を構成する構成漢字ではなく、例えば横棒や縦棒といった漢字を構成する部品とその数を直接画面で指定して入力するので、漢字を簡単に表示して、入力することができる。
本発明の請求項2に記載の漢字表示装置によれば、上記請求項1に記載の漢字表示装置において、数字入力用のキーによる部品を示す数字の入力によって部品が入力でき、また、個数の入力は、乗算器号(×)等の特定記号入力用のキーによる特定記号の入力と、それに続く上記数字入力用のキーによる数字の入力によって行うことができるので、不慣れなユーザにも直感的に入力することができる。
請求項3に記載の漢字表示装置は、上記請求項2に記載の漢字表示装置において、入力された部品を示す数字とその個数とを表示するので、入力内容を確認できる。
請求項4に記載の漢字表示装置は、上記請求項2に記載の漢字表示装置において、数字入力用のキーには、対応する部品の形状が呈示されているので、入力しようとするキーを容易に選定できる。
請求項5に記載の漢字表示装置は、上記請求項4に記載の漢字表示装置において、入力された部品を示す数字に対応する部品の形状を表示するので、入力間違いに気づきやすく、誤っていた場合に直ぐに入力訂正できる。
請求項6に記載の漢字表示装置は、上記請求項1に記載の漢字表示装置において、部品が入力される毎もしくは部品とその個数が入力される毎に漢字データベースが検索されるので、部品及び個数の入力後に、検索指示を入力する手間を省くことができる。
請求項7に記載の漢字表示装置は、上記請求項1に記載の漢字表示装置において、部品の個数が1つの場合には個数入力が省略可能であるので、入力の手間を省くことができる。
よって本発明によれば、簡単な入力方法で漢字を入力できる漢字表示装置及び漢字表示制御プログラムを提供できる。
以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る漢字表示装置を適用した携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図である。
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る漢字表示装置を適用した携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この携帯機器(電子辞書)10は、以下に説明する電子辞書機能を備えたPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブックとして構成されるか、電子辞書専用の携帯機器として構成される。
この携帯機器(電子辞書)10は、各種の記憶媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)11が備えられる。
CPU11は、メモリ12内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはROMカードなどの外部記憶媒体13から記憶媒体読取部14を介して上記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラム、あるいはインターネット上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)から通信部15を介して上記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、上記メモリ12に記憶された装置制御プログラムは、キーやタッチパネルからなる入力部16からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは通信部15を介して接続されるインターネット上の各Webサーバとの通信信号、あるいは記憶媒体読取部14を介して外部接続されるEEPROM,RAM,ROMなどのメモリカード(外部記憶媒体13)との接続通信信号に応じて起動される。
上記CPU11には、上記メモリ12、記憶媒体読取部14、通信部15、入力部16が接続される他に、LCDからなる表示部17などが接続される。
メモリ12には、当該携帯機器(電子辞書)10の全体の動作を司るシステムプログラムや通信部15を介してインターネット上の各Webサーバとデータ通信するための通信プログラムが記憶される他に、必要な辞書データを辞書管理用のWebサーバやメモリカード(記憶媒体)からダウンロードしたり、辞書データメモリ(12b)に基づき検索語入力に応じた見出語の訳語や意味内容などの各種説明情報を検索表示したり、またその検索見出語の使用例文を検索表示したりするための辞書制御プログラム12aが記憶される。
また、このメモリ12には、辞書データメモリ12b、検索語データメモリ12c、漢字データベース12d、ワークエリア12eなどが用意される。
辞書データメモリ12bには、国語辞典,漢和辞典,英和辞典,英英辞典,和英辞典、日中辞典など、種類の異なる多数の辞書データベースが予め、あるいはダウンロードされて複数記憶される。
検索語データメモリ12cには、辞書データメモリ12bの検索処理に伴い検索対象の言語・語句としてユーザ入力された単語などが検索語として記憶される。
漢字データベース12dは、図1(B)に示すように、漢字を構成する部品とその数に対応させて漢字を登録したデータベースである。例えば、部品“―”が1個で構成される漢字として“一”が登録され、部品“|”と“―”が1個ずつから構成される漢字として“十”が登録されている。また、部品“|”が2個、部品“―”が2個、部品“ノ”が1個、部品“丶”が1個、部品“乙”が1個から構成される漢字として“足”が登録され、部品“|”が1個、部品“―”が4個、部品“丶”が1個、部品“乙”が1個から構成される漢字として“言”が登録されている。
ワークエリア12eには、上記辞書制御プログラム12aなどの各種の装置制御プログラムに従いCPU11に入出力される種々のデータが必要に応じて記憶されるもので、例えば、ユーザによって入力された部品と個数や、例文検索処理に伴い検索された複数の例文が記憶される。
入力部16のキーボードパネルには、図2(A)に示すように、ひらがな,カタカナ,漢字,英数字,演算記号を任意入力するための一連の文字入力キー16A、検索に使用する辞書を指定するための辞書選択キー16B、各種機能を選択するための機能キー16C、カーソル移動用のカーソルキー16D、辞書データメモリ12bに記憶されている指定の辞書を対象にして入力検索語に対応する見出語及びその説明情報の検索を行うための決定キー16E、1つ前の状態に戻ることを指示するための戻るキー16Fなどが備えられる。文字入力キー16Aは、スペース入力のためのスペースキー16A1や乗算記号(×)を入力するための×キー16A2を含む。
そして、本実施形態においては、上記文字入力キー16Aの内、数字1〜5を入力するための数字キーそれぞれに、更に、漢字を構成する1つの部品が割り当てられている。即ち、“1”には部品“|”が、“2”には部品“―”が、“3”には部品“ノ”が、“4”には部品“丶”が、“5”には部品“乙”が、それぞれ割り当てられている。
本実施形態においては、このような数字キー入力によって簡単に漢字を構成する部品を指定入力できるようになっている。
上記携帯機器(電子辞書)10において、このような入力部16のキーボードパネルを用いた漢字表示機能を実現するために、メモリ12に記憶された辞書制御プログラム12aの例を、以下に説明する。なお、ここでは、中日辞書検索処理の中で利用する場合を例に説明するが、当然、国語辞書検索処理や漢和辞書検索処理等、他の処理の中でも同様に利用可能なことは勿論である。
図3(A)は、辞書制御プログラム12aにおける中日辞書検索処理を説明するためのフローチャートを示す図である。
即ち、入力部16の辞書選択キー16Bの操作により中日辞書の検索が指定されると、詳細は後述するようなユーザによる漢字入力を受け付ける漢字検索処理を実施し(ステップS1)、決定した漢字を、検索対象の言語・語句(検索語)として、検索語データメモリ12cの検索文字列エリアに入力する(ステップS2)。そして、入力部16の決定キー16Eのユーザ操作に応じて、その検索文字で、メモリ12の辞書データメモリ12bにおける中日辞書の検索を行い、検索された見出語の一覧を表示部17に表示する(ステップS3)。その後、ユーザによって、入力部16のカーソルキー16Dの操作によってユーザ所望の見出語の選択が行われ、決定キー16Eの操作に応じて、その指定の見出語の説明情報を表示部17に全画面表示する(ステップS4)。上記ステップS3の見出語検索処理及びステップS4の説明情報の表示処理は、従来と同様の処理であるので、その詳細な説明は省略する。
図3(B)は、上記ステップS1で実行される漢字検索処理を説明するためのフローチャートを示す図である。
即ち、まず、ユーザによる漢字検索方法の指定を受け付ける(ステップS11)。例えば、表示部17に複数の検索方法を一覧表示し、ユーザによる入力部16のカーソルキー16D及び決定キー16Eの操作に応じて指定が行われる。そして、その指定された漢字検索方法が部品個数検索であるのか否かを判別する(ステップS12)。ここで、部品個数検索が指定されていなければ、他の漢字検索処理を実施する(ステップS13)。これは、例えば総画数検索処理、読み検索処理、部首検索処理、等であり、これらは従来と同様の処理であるので、その詳細な説明は省略する。これに対して、上記ステップS12において、部品個数検索が指定されていると判別した場合には、詳細は後述するような部品個数検索処理を実行する(ステップS14)。そして、上記ステップS13又はステップS14の検索処理で検索された漢字を、ユーザ所望の漢字として決定する(ステップS15)。この決定された漢字が、上記ステップS2において、検索語として検索語データメモリ12cの検索文字列エリアに入力されることになる。
図4は、上記ステップS14で実行される部品個数検索処理を説明するためのフローチャートを示す図である。
この部品個数検索処理においては、まず、表示部17に、漢字入力画面を表示する(ステップS1401)。図5は、この漢字入力画面171を示す図である。この漢字入力画面171は、上下2段に別れており、上段に、検索しようとする漢字の部品とその個数を入力するための部品・個数入力欄172と、決定した検索文字列を表示するための決定文字エリア173とが配されている。また、漢字入力画面171の下段は、検索された漢字候補の一覧を表示する候補エリア174となっている。なお、候補エリア174においては、漢字候補選択用の反転カーソル175が表示され、該反転カーソル175を入力部16のカーソルキー16Dの操作によって所望の漢字候補上に移動させて決定キー16Eを操作することで、その選択漢字が決定されて、上記決定文字エリア173に表示されるようになっている。
次に、入力部16の文字入力キー16Aの内の数字キーが操作されたか否かを判別する(ステップS1402)。ここで、何れかの数字キーが操作された場合には、漢字入力画面171の部品・個数入力欄172のカーソル(図示せず)を表示している位置に、その操作された数字キーの数字を入力表示する(ステップS1403)。なお、この入力された数字は、メモリ12のワークエリア12e等に保存される。そして、部品・個数入力欄172に表示されている(ワークエリア12e等に保存されている)数字及び乗算記号(×)で示される部品の種類とその個数とに従って、メモリ12の漢字データベース12dから漢字を検索してメモリ12のワークエリア12e等に読み出し、その読み出された漢字を漢字候補として漢字入力画面171の候補エリア174に一覧表示する(ステップS1404)。なおこのとき、その一覧表示した漢字候補のうちの先頭の漢字を反転カーソル175で指定表示する。そしてその後、上記ステップS1402に戻る。
また、上記ステップS1402で数字キーが操作されていないと判別した場合には、入力部16の文字入力キー16Aの内の×キー16A2が操作されたか否かを判別する(ステップS1405)。ここで、×キー16A2が操作された場合には、漢字入力画面171の部品・個数入力欄172のカーソルを表示している位置に、×を入力表示して(ステップS1406)、上記ステップS1402に戻る。なお、この入力された×は、上記メモリ12のワークエリア12e等に保存されている数字に続けて保存される。
また、上記ステップS1405で×キー16A2が操作されていないと判別した場合には、入力部16の文字入力キー16Aの内のスペースキー16A1が操作されたか否かを判別する(ステップS1407)。ここで、スペースキー16A1が操作された場合には、漢字入力画面171の部品・個数入力欄172のカーソルを表示している位置に、スペースを入力表示して(ステップS1408)、上記ステップS1402に戻る。なお、この入力されたスペースは、上記メモリ12のワークエリア12e等に保存されている数字に続けて保存される。
また、上記ステップS1407でスペースキー16A1が操作されていないと判別した場合には、入力部16のカーソルキー16Dが操作されたか否かを判別する(ステップS1409)。ここで、カーソルキー16Dが操作された場合には、漢字入力画面171の候補エリア174の反転カーソル175による指定表示を、その操作されたカーソルキー方向の漢字候補に変更して(ステップS1410)、上記ステップS1402に戻る。なお、反転カーソル175の移動位置は、メモリ12のワークエリア12e等に更新保存される。
また、上記ステップS1409でカーソルキー16Dが操作されていないと判別した場合には、入力部16の決定キー16Eが操作されたか否かを判別する(ステップS1411)。ここで、この決定キー16Eも操作されていないと判別した場合には、他の処理へと進む。なお、この他の処理とは、例えばこの部品個数検索処理の終了や別の辞書検索処理の実行の指示を判別して、この部品個数検索処理を終了するという処理や、文字入力キー16Aのうちの削除キー操作に応じて部品・個数入力欄172のカーソルを表示している位置の前の数字や×、スペースを削除する処理や、それら数字キーや削除キー以外の文字入力キー16Aの操作に応じて、何もせずに或いはエラー報知して、上記ステップS1402に戻るような処理も含む。
一方、上記ステップS1411において決定キー16Eが操作されたと判別した場合には、反転カーソル175による指定漢字がユーザ所望の漢字であるとして検索対象に決定し、漢字入力画面171の上段の決定文字エリア173にその漢字を表示して(ステップS1412)、上位のルーチンに戻る。
例えば図5に示すような漢字入力画面171は、数字キー、×キー16A2及びスペースキー16A1の操作により“1×2 2×2 3 4 5”が入力された場合、つまり、部品“|”が2個、部品“―”が2個、部品“ノ”が1個、部品“丶”が1個、部品“乙”が1個と入力された場合を示しており、この場合には、それら部品の種類と個数とから漢字データベース12dより漢字“足”が検索されて候補エリア174に表示されている状態を示している。このような状態で、決定キー16Eが操作されると、図6に示すように、反転カーソル175で指定されているその漢字“足”が検索対象として決定されて、決定文字エリア173に表示される。
こうして、ユーザ所望の漢字を表示した後、入力部16の決定キー16Eを操作すれば、上記ステップS3において、その漢字が検索語として、メモリ12の辞書データメモリ12bにおける中日辞書の検索が行われて見出語の一覧が表示部17に表示される。そして、ユーザ所望の見出語を選択して決定キー16Eを操作すれば、上記ステップS4において、その指定の見出語の説明情報が表示部17に説明情報画面として全画面表示されることとなる。
なお、部品・個数入力欄172に入力する部品の種類を示す数字キーは、1から順番に入力する必要はない。例えば、ユーザが入力しやすいように、書き順に沿って入力することも可能である。
また、上記ステップS1412において、決定キー16Eの操作に応じてユーザ所望の漢字を表示した後、上位のルーチンに戻るのではなく、続けて、別の漢字を入力できるようにしても良い。即ち、図6に示すように漢字“足”を検索対象として決定して決定文字エリア173に表示した後、再度、決定キー16Eの操作の有無を判別して、決定キー16Eが操作されれば上位のルーチンに戻り、決定キー16Eが操作されない場合には、部品・個数入力欄172をクリアして、上記ステップS1402に戻るようにする。このようにすることで、図7に示すように、部品・個数入力欄172に更に“4 2×4 1 5”と入力して、つまり、部品“丶”が1個、部品“―”が4個、部品“|”が1個、部品“乙”が1個と入力して、漢字“言”を検索するということができる。なお、この図7の例では、漢字“言”の部品を書き順に沿って入力している。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、部品の種類を数字キーで入力し、部品・個数入力欄172にその入力された数字をそのまま表示するようにしている。
上記第1実施形態では、部品の種類を数字キーで入力し、部品・個数入力欄172にその入力された数字をそのまま表示するようにしている。
そのような数字の代わりに、部品を表示するようにしても良い。
そのようにするために、本第2実施形態では、図8に示すように、上記ステップS1403とステップS1404との間に、2つの処理ステップを追加している。即ち、漢字入力画面171の部品・個数入力欄172に操作された数字キーの数字を入力した後(ステップS1403)、この数字の入力が×の後ろであるか否かを判別して(ステップS1413)、×の後ろでないならば、その数字を部品表示に変更するものである(ステップS1414)。
図9乃至図11は、このようにすることで、数字の代わりに部品が表示された漢字入力画面171を、上記第1実施形態における図5乃至図7に対応させて示している。
[第3実施形態]
上記第1及び第2実施形態は、図2(A)に示すように、入力部16のキーボードパネルにおける文字入力キー16Aのうちの5個の数字キー“1”〜“5”それぞれに1つの部品が割り当てられている。
上記第1及び第2実施形態は、図2(A)に示すように、入力部16のキーボードパネルにおける文字入力キー16Aのうちの5個の数字キー“1”〜“5”それぞれに1つの部品が割り当てられている。
しかしながら、本発明はそれに限定されるものではなく、例えば図2(B)に示すように、文字入力キー16Aのうちの10個の数字キー“1”〜“0”それぞれに1つ又は2つの漢字部品を割り当てるようにしても良い。即ち、“1”には部品“─”が、“2”には部品“│”が、“3”には部品“ノ”と“丶”とが、“4”には部品“十”が、“5”には部品“キ”が、“6”には部品“口”が、“7”には部品“「”と“」”とが、“8”には部品“八”が、“9”には部品“小”が、“0”には部品“亠”が、それぞれ割り当てられている。勿論この場合、メモリ12の漢字データベース12dにおいては、その10個の部品の組み合わせに対応させて漢字が登録されていることは言うまでもない。
図12乃至図14は、このような10個の数字キーを使用して、上記第2実施形態のように数字の代わりに部品を表示するとした場合における漢字入力画面171の例をそれぞれ示している。即ち、図12では、“1×2 2×2 3”と入力することで、部品・個数入力欄172には“―×2 |×2 ノ丶”と表示され、漢字“歹”が検索されて、候補エリア174にその漢字“歹”が表示されている。また、図13では、“1 7 2”と入力することで、部品・個数入力欄172には“― 「」 |”と表示され、漢字“卩”が検索されて、候補エリア174にその漢字“卩”が表示されている。図14では、“0 1×2 6”と入力することで、部品・個数入力欄172には“亠 ―×2 口”と表示され、漢字“言”が検索されて、候補エリア174にその漢字“言”が表示されている。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本願発明はそれに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、上記実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10…携帯機器(電子辞書)
11…CPU
12…メモリ
12a…辞書制御プログラム
12b…辞書データメモリ
12c…検索語データメモリ
12d…漢字データベース
12e…ワークエリア
13…外部記憶媒体
14…記憶媒体読取部
15…通信部
16…入力部
16A…文字入力キー
16B…辞書選択キー
16C…機能キー
16D…カーソルキー
16E…決定キー
16F…戻るキー
16A1…スペースキー
16A2…×キー
17…表示部
171…漢字入力画面
172…部品・個数入力欄
173…決定文字エリア
174…候補エリア
175…反転カーソル
11…CPU
12…メモリ
12a…辞書制御プログラム
12b…辞書データメモリ
12c…検索語データメモリ
12d…漢字データベース
12e…ワークエリア
13…外部記憶媒体
14…記憶媒体読取部
15…通信部
16…入力部
16A…文字入力キー
16B…辞書選択キー
16C…機能キー
16D…カーソルキー
16E…決定キー
16F…戻るキー
16A1…スペースキー
16A2…×キー
17…表示部
171…漢字入力画面
172…部品・個数入力欄
173…決定文字エリア
174…候補エリア
175…反転カーソル
Claims (8)
- 漢字毎に、当該漢字を構成する部品と各部品の個数とを対応付けて記憶する漢字データベースと、
部品とその個数とを入力する入力手段と、
この入力手段によって入力された部品とその個数とに従って上記漢字データベースを検索して該当する漢字を表示する該当漢字表示手段と、
を具備することを特徴とする漢字表示装置。 - 上記入力手段は、数字入力用のキーと特定記号入力用のキーとを備えたキーボードパネルを含み、
上記部品の入力は、上記数字入力用のキーによる部品を示す数字の入力により行われ、
上記個数の入力は、上記特定記号入力用のキーによる特定記号の入力と、それに続く上記数字入力用のキーによる数字の入力によって行われる
ことを特徴とする請求項1に記載の漢字表示装置。 - 上記入力手段によって入力された部品を示す数字と、その個数とを表示する部品個数表示手段を更に具備することを特徴とする請求項2に記載の漢字表示装置。
- 上記キーボードパネルにおける上記数字入力用のキーには、対応する部品の形状が呈示されていることを特徴とする請求項2に記載の漢字表示装置。
- 上記入力手段によって入力された部品を示す数字に対応する部品の形状と、その個数とを表示する部品個数表示手段を更に具備することを特徴とする請求項4に記載の漢字表示装置。
- 上記該当漢字表示手段は、上記入力手段によって部品が入力される毎、もしくは部品とその個数が入力される毎に、上記漢字データベースを検索して該当する漢字を表示することを特徴とする請求項1に記載の漢字表示装置。
- 上記入力手段による部品の個数の入力は、当該部品の個数が1つの場合には、その個数入力が省略可能であることを特徴とする請求項1に記載の漢字表示装置。
- 漢字を表示するための漢字表示装置のコンピュータを制御するための漢字表示制御プログラムであって、
上記コンピュータを、
部品とその個数とを入力する入力手段、
この入力手段によって入力された部品とその個数とに従って、漢字毎に当該漢字を構成する部品と各部品の個数とを対応付けて記憶する漢字データベースを検索して、該当する漢字を表示する該当漢字表示手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な漢字表示制御プログラム。
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JP2006099602A JP2007272712A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 漢字表示装置及び漢字表示制御プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111135587A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-05-12 | 房景军 | 基于汉字合体字构字原理的汉字游戏设计方法 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006099602A patent/JP2007272712A/ja active Pending
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