JP2007272538A - クレジットカード決済処理方法、クレジットカード決済処理システム、携帯端末、およびコンピュータプログラム - Google Patents

クレジットカード決済処理方法、クレジットカード決済処理システム、携帯端末、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 グリッドコンピューティングを応用したクレジットカード決済処理方法、クレジットカード決済処理システム、携帯端末、およびコンピュータプログラムの提供。
【解決手段】 クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末とを用いて、前記決済処理を行う場合に、前記携帯端末が、前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成するステップ(S102)とを実行し、前記携帯端末が、生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信するステップ(S103)と、前記決済処理装置が、前記携帯端末から送信された未決済情報を受信するステップ(S201)と、前記決済処理装置が、受信された未決済情報に基づいて、決済処理を実行するステップとを実行する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、クレジットカードの決済処理を行うクレジットカード決済処理方法に関し、特に携帯端末に記憶されているクレジットカードの履歴情報を用いることにより、当該決済処理を行うクレジットカード決済処理方法、その方法を実施するためのクレジットカード決済処理システム、そのシステムが備える携帯端末、および前記方法を携帯端末に実施させるためのコンピュータプログラムに関する。
近年、グリッドコンピューティングと呼ばれる技術が提案されている。これは、ネットワークを利用することにより、分散された計算リソースを管理し活用して、大量の処理を実行することができるようにするものである。
このグリッドコンピューティングにおいては、各計算リソースを利用することの許可を得ることができなければ、当該計算リソースを利用することはできないため、所定の処理を確実に実行するための計算リソースを安定して確保することができないという問題があった。
そこで、センターサーバによる管理の下、ネットワークに接続されたネット機器のストレージの公共領域を自由に使用することができるようにすることによって、安定的に計算リソースを確保することができるグリッドコンピューティングシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−222400号公報
ところで、クレジットカードの決済処理においては、膨大な量のデータを処理する必要があるため、クレジットカードシステムのホスト側では多大な負荷が発生している。例えば、未決済のカード利用額については、毎月1回などの所定のタイミングで集計処理を実行しなければならないが、これには大変な計算リソースが必要となる。
そこで、グリッドコンピューティングの考え方を適用して、ネットワークを介して、分散された計算リソースを活用することにより、この負荷を軽減することが考えられる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、クレジットカードの決済処理に対してグリッドコンピューティング技術を適用することによって、所定のタイミングで実行しなければならない大量の処理を確実に実行することができるクレジットカード決済処理方法、その方法を実施するためのクレジットカード決済処理システム、そのシステムが備える端末装置、および前記方法を携帯端末に実施させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明者等は、クレジットカードの決済処理に対してグリッドコンピューティング技術を適用するにあたって、どのような計算リソースを活用すべきかについて鋭意検討した。ネットワークに接続されているパーソナルコンピュータを活用することも勿論考えられるが、近年、携帯型電話機をはじめとする携帯端末が急速に普及し、その計算能力も年々高くなってきており、しかも、クレジットカード機能を備えたものも普及しつつある点に着目した。
そして、本発明者等は、例えば、携帯端末のクレジットカード機能を利用することによってクレジットカードの利用が行われる場合に、当該クレジットカードの利用に係る一定の処理を当該携帯端末に実施させることによって、計算リソースを確実に確保することができるという利点があると考えた。しかも、発明者等は、その携帯端末が、当該クレジットカードの利用に関する所定の情報を記憶しているために、その情報を外部から受け取ることなく、所定の処理を実行することが可能となるので、当該クレジットカードの利用とはまったく関係のないネットワーク上の計算リソースを用いる場合と比べて、効率的な処理を実現することができるとも考えた。
なお、例えば、クレジットカードの利用額の集計処理などの処理の場合、毎月など所定のタイミングで繰り返し確実に実行されなければならないにもかかわらず、携帯端末の電源がオフになっているなどの原因により、当該処理を実行することができない事態が生じ得る。
この場合に、グリッドコンピューティングの考え方にしたがって活用可能な他の計算リソースに処理をさせるような構成とした場合、クレジットカードの利用に関する所定の情報を記憶している携帯端末に処理させることができなくなるため、上述したような効率的な処理を実現することができなくなる。
そこで、本発明者等は、クレジットカードの決済処理に対してグリッドコンピューティング技術を適用するにあたっては、上述したような事態を回避するための手段を設けておくことが好ましいと考えた。
これらの知見に基づいて、本発明者等は、以下に示す発明をした。
本発明のクレジットカード決済処理方法は、クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末とを用いて、前記決済処理を行うクレジットカード決済処理方法であって、前記携帯端末が、前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成するステップと、前記携帯端末が、生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信するステップ、前記決済処理装置が、前記携帯端末から送信された未決済情報を受信するステップと、前記決済処理装置が、受信された未決済情報に基づいて、決済処理を実行するステップとを有する。
前記発明に係るクレジットカード決済処理方法において、前記未決済情報には、未決済の利用額の合計が含まれることが好ましい。
また、本発明に係るクレジットカード決済処理システムは、クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末とを備えるクレジットカード決済処理システムであって、前記携帯端末が、前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成する未決済情報生成手段と、当該未決済情報生成手段によって生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信する送信手段とを有し、前記決済処理装置が、前記携帯端末から送信された未決済情報を受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された未決済情報に基づいて、決済処理を実行する決済処理手段とを有する。
前記発明に係るクレジットカード決済処理システムにおいて、前記未決済情報には、未決済の利用額の合計が含まれることが好ましい。
また、本発明の携帯端末は、クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と通信可能に接続され、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末であって、前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成する未決済情報生成手段と、当該未決済情報生成手段によって生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信する送信手段とを備える。
前記発明に係る携帯端末において、前記未決済情報には、未決済の利用額の合計が含まれることが好ましい。
また、前記発明に係る携帯端末において、電源がオフであるか否かを判定する判定手段と、当該判定手段によって電源がオフであると判定された場合に、電源をオンにする電源オン手段とをさらに備えることが好ましい。
また、前記発明にかかる携帯端末において、前記未決済情報生成手段による未決済情報の生成と、前記送信手段による未決済情報法の送信とが行われた場合に、電源をオフにする電源オフ手段をさらに備えることが好ましい。
さらに、前記発明にかかる携帯端末において、電池残量を検出する電池残量検出手段をさらに備え、当該電池残量検出手段によって検出された電池残量が所定の閾値以下となった場合に、前記未決済情報生成手段による未決済情報の生成と、前記送信手段による未決済情報法の送信とが行われるように構成されていることが好ましい。
本発明のコンピュータプログラムは、クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と通信可能に接続され、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末に、前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成させる手順と、前記携帯端末に、生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信させる手順とを実行させるためのものである。
前記発明に係るコンピュータプログラムにおいて、前記未決済情報には、未決済の利用額の合計が含まれることが好ましい。
前記発明に係るコンピュータプログラムにおいて、前記携帯端末に、電源がオフであるか否かを判定させる手順と、電源がオフであると判定された場合、前記携帯端末に、電源をオンにさせる手順とをさらに含むことが好ましい。
また、前記発明に係るコンピュータプログラムにおいて、前記未決済情報の生成と、前記未決済情報法の送信とが行われた場合に、前記携帯端末に、電源をオフにさせる手順をさらに含むことが好ましい。
さらに、前記発明に係るコンピュータプログラムにおいて、前記携帯端末に、電池残量を検出させる手順をさらに含み、前記未決済情報を生成させる手順と、前記未決済情報を送信させる手順とは、電池残量が所定の閾値以下となった場合に、実行されることが好ましい。
本発明のクレジットカード決済処理方法、その方法を実施するためのクレジットカード決済処理システム、そのシステムが備える携帯端末、および前記方法を携帯端末に実施させるためのコンピュータプログラムによれば、携帯端末の処理能力を利用することにより、クレジットカード会社のシステム側における負荷を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
(クレジットカード決済処理システムの構成)
図1は、本発明のクレジットカード決済処理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、クレジットカード決済処理システムは、クレジットカード会社に設けられたクレジットカードシステム100が備える決済処理装置1と、ネットワーク2を介して当該決済処理装置1と通信可能に接続される、複数の携帯端末3,3…とを備えている。
ここで、携帯端末3としては、クレジットカード機能を有している携帯型電話機が主に用いられる。ただし、同様の機能を有する携帯端末であれば、携帯型電話機器以外のものを携帯端末3として利用してもよいことは言うまでもない。
なお、本実施の形態では、決済処理装置1がクレジットカードシステム100内に設けられているが、本発明はこのような構成に限られるわけではなく、例えば、決済処理装置1が、クレジットカードシステム100の外部に設けられ、当該クレジットカードシステム100とネットワークを介して通信可能に接続されているような構成であってもよい。
(決済処理装置の構成)
図1に示すように、決済処理装置1は、CPU10を備えており、そのCPU10は、バスを介して後述する各ハードウェアと接続されている。そして、CPU10は、それらのハードウェアの動作を制御するとともに、メモリ11にロードされるコンピュータプログラムを実行する。これにより、決済処理装置1は、後述する処理を実行することが可能となる。
メモリ11は、例えばDRAM又はSRAMなどで構成され、コンピュータプログラムを実行する場合に発生する一時的なデータなどを記憶する。
ハードディスク12は、読み書き可能な磁気ディスクで構成され、決済処理装置1の動作に必要なコンピュータプログラム、および各種のデータなどを記憶している。
通信インタフェース13は、ネットワーク2を介して、複数の携帯端末3,3…と通信するために用いられるインタフェースである。
上記のハードディスク12には、各クレジットカード会員のクレジットカードの利用履歴を示す履歴情報を蓄積するための履歴情報データベース(DB)12Aが備えられている。以下、この履歴情報DB12Aの詳細について説明する。
図2は、履歴情報DB12Aに記憶される履歴情報のフォーマットの一例を示す概念図である。なお、この履歴情報は、クレジットカード会員がクレジットカードを利用する都度生成され、蓄積されるものである。
図2に示すように、履歴情報は、会員番号フィールド101、利用日フィールド102、加盟店フィールド103、利用金額フィールド104、引落予定日フィールド105、および決済フィールド106などの各フィールドを有している。以下、これらの各フィールドに格納される情報について説明する。
会員番号フィールド101には、各クレジットカード会員を識別するための会員番号が、利用日フィールド102には、クレジットカードの利用日が、加盟店フィールド103には、当該クレジットカードを利用した加盟店を示す情報がそれぞれ格納されている。
また、利用金額フィールド104には、クレジットカードの利用額が、引落予定日フィールド105には、当該利用額が所定の金融口座から引き落とされる予定となっている年月日が、決済フィールド106には、当該利用額の引落がなされたか否か、すなわち既に決済がなされたか否かを示す情報がそれぞれ格納されている。
(携帯端末の構成)
次に、携帯端末3の構成について説明する。
上述したように、携帯端末3はクレジットカード機能を有している。そして、図1に示すように、携帯端末3は、所定の記憶容量を有する記憶部30を備えている。この記憶部30には、カード情報30A、履歴情報30B、および集計処理プログラム30Cなどが記憶されている。
ここで、集計処理プログラム30Cは、携帯端末3に、後述する処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
以下、カード情報30Aおよび履歴情報30Bについて説明する。
図3は、携帯端末3の記憶部30に記憶されるカード情報30Aのフォーマットの一例を示す概念図である。ここで、カード情報30Aは、携帯端末3のクレジットカード機能によって利用可能なクレジットカードに関する情報であり、クレジットカード1枚に対して1レコードが割り当てられている。したがって、当該携帯端末3によって複数のクレジットカードの利用が可能となっている場合には、カード情報30Aは複数レコードから構成されることになる。
図3に示すように、カード情報30Aは、カード番号フィールド101、カード会社フィールド202、会員番号フィールド203、締め日フィールド204、および保存期間フィールド205などの各フィールドを有している。以下、これらの各フィールドに格納される情報について説明する。
カード番号フィールド201には、各クレジットカードを識別するための番号が、カード会社フィールド202には、そのクレジットカードの発行会社を示す情報が、会員番号フィールド203には、そのクレジットカードのカード番号がそれぞれ格納されている。
また、締め日フィールド204には、当該クレジットカードを利用した場合の所定の締め日が、保存期間フィールド205には、そのクレジットカードの利用に係る情報を保存する期間を示す日数がそれぞれ格納されている。
図4は、携帯端末3の記憶部30に記憶される履歴情報30Bのフォーマットの一例を示す概念図である。ここで、履歴情報30Bは、クレジットカードを利用する都度生成される情報である。
図4に示すように、履歴情報30Bには、カード番号フィールド301、利用日フィールド302、加盟店フィールド303、利用金額フィールド304、引落予定日フィールド305、および決済フィールド306の各フィールドを有している。
カード番号フィールド301には、利用したクレジットカードのカード番号が、利用日フィールド302には、クレジットカードの利用日が、加盟店フィールド303には、当該クレジットカードを利用した加盟店を示す情報がそれぞれ格納されている。
また、利用金額フィールド304には、クレジットカードの利用額が、引落予定日フィールド305には、当該利用額が所定の金融口座から引き落とされる予定となっている年月日が、決済フィールド306には、既に決済がなされたか否かを示す情報がそれぞれ格納されている。
(クレジットカード決済処理システムの動作)
次に、以上のように構成された本発明のクレジットカード決済処理システムの動作について、説明する。
[実施例1]
図5は、実施例1における本発明のクレジットカード決済処理システムが備える決済処理装置1および携帯端末3の動作の流れを示すフローチャートである。ここで、携帯端末3は、集計処理プログラム30Cを実行することによって、以下の動作を行うことになる。
なお、以下の処理は、カード情報30Bの締め日フィールド204に格納されている日の所定時刻(以下、「プログラム実行開始時刻」という)になったときに実行される。このプログラム実行開始時刻は、携帯端末3に集計処理プログラム30Cがインストールされる際などに設定されるようにしてもよく、また、端末装置3の利用者によって設定可能としてあってもよい。このプログラム実行開始時刻には、例えば、午前3時など、通常、携帯端末3が利用されることの少ない時刻を設定することが考えられる。
まず、携帯端末3は、記憶部30に記憶されている履歴情報30Bを読み出す(S101)。
次に、携帯端末3は、その履歴情報30Bを参照して、未だ決済がなされていないクレジットカードの利用額の集計処理を実行し、その集計処理の結果得られた未決済利用額の合計および当該クレジットカードの会員番号を少なくとも含む未決済情報を生成する(S102)。
そして、携帯端末3は、生成した未決済情報を、決済処理装置1宛に送信する(S102)。
決済処理装置1は、携帯端末3から送信された未決済情報を受信し(S201)、当該未決済情報に示されている会員番号に係る履歴情報を、履歴情報DB12Aから読み出す(S202)。
次に、決済処理装置1は、ステップS202にて読み出した履歴情報と、未決済情報との突合処理を実行する(S203)。この突合処理においては、未決済情報では決済されていないとされている件が当該履歴情報では決済済みとされていないか否かが確認される。ここで、当該履歴情報において決済済みとされている場合は、以下の処理を実行せず、すでに決済がなされていることを示す情報を、決済処理装置1が携帯端末3宛に送信する。他方、決済済みとされていない場合は、以下の処理を実行する。
なお、履歴情報DB12Aに記憶されている履歴情報には、加盟店に備えられている加盟店端末などを介してクレジットカードが利用された場合、いわゆるインターネットショッピングなどによりクレジットカードが利用された場合、および年会費が発生した場合のように、携帯端末3を利用せずにクレジットカードが利用された場合の利用履歴に関する履歴情報も含まれているので、決済処理装置1は、ステップS203の突合処理によって、どの履歴が携帯端末3の利用によるものであるのかを確認することができる。
決済処理装置1は、ステップS202にて読み出した履歴情報の決済フィールド106に決済がなされたことを示す情報を格納することによって、履歴情報DB12Aを更新する(S204)。
そして、決済処理装置1は、未決済の利用額に対する決済処理が完了したことを示す処理完了情報を生成し、これを携帯端末3宛に送信する(S205)。
携帯端末3は、決済処理装置1から送信された処理完了情報を受信した場合(S104)、履歴情報30Bの決済フィールド306に決済がなされたことを示す情報を格納することによって、履歴情報30Bを更新する(S105)。
なお、その後、決済処理装置1は、所定の手順にしたがって、決済処理に必要な他の処理を実行することにより、金融口座からの引落などが行われることになる。
[実施例2]
図6は、実施例2における本発明のクレジットカード決済処理システムが備える決済処理装置1および携帯端末3の動作の流れを示すフローチャートである。
なお、決済処理装置1の動作については、実施例1の場合と同様であるので、同一符号を付して、説明を省略する。
実施例1では、プログラム実行開始時刻において、携帯端末3の電源がオンとなっているために、上述した処理を予定通り実行することが可能な例であった。しかし、上述したように、通常、携帯端末3が利用されることの少ない時刻をプログラム実行開始時刻としたような場合であれば、携帯端末3の電源がオフとなっている場合もあり得る。このような場合、決済処理を実行することができなくなるという不都合が生じる。
そこで、実施例2では、携帯端末が有する自動電源オン/オフ機能を利用することにより、決済処理を確実に実行することができるようにする。ここで自動電源オン/オフ機能とは、予め設定された時刻となった場合に自動的に電源をオン/オフすることができる機能であり、例えば、現在の携帯型電話機が備えているものと同様の機能である。
なお、携帯端末3が、例えば、外部から出力される信号に応じて電源をオン/オフすることが可能な装置である場合は、携帯端末3の電源がオフであると外部装置が判定した場合に、当該外部装置が当該信号を携帯端末3に対して出力することによって、携帯端末3の電源をオンにさせるような構成であってもよい。
携帯端末3は、プログラム実行開始時刻になった時に、上述した自動電源オン/オフ機能により、自らの電源がオフであるか否かを判定する(S301)。ここで、電源はオフではないと判定された場合(S301でNO)、携帯端末3は、ステップS303に進む。
これに対し、電源はオフであると判定された(S301でYES)、携帯端末3は、自動電源オン/オフ機能により、自らの電源をオンにする(S302)。
その後、携帯端末3は、実施例1におけるステップS101からS105までと同様に、履歴情報の読み出し(S302)、未決済情報の生成(S304)、未決済情報の送信(S305)、処理完了情報の受信(S306)、および履歴情報の更新(S307)を実行する。
そして、携帯端末3は、自動電源オン/オフ機能により、自らの電源をオフにして(S308)、処理を終了する。なお、ステップS301にて電源はオフではないと判定された場合であれば、このステップS308を実行せずに処理を終了させてもよい。
このように、携帯端末3が備える自動電源オン/オフ機能を用いることにより、携帯端末3の電源がオフの状態であっても、決済処理を確実に実行することが可能となる。
[実施例3]
携帯端末3の電池残量が少なくなっている場合、その後プログラム実行開始時刻に達したときに、携帯端末3の電源がオフとなっている事態が起き得る。そこで、実施例3では、携帯端末3の電池残量が所定の閾値以下となった場合に決済処理を実行することによって、携帯端末3の電源がオフになる前に当該処理を確実に完了させることができるようにする。
図7は、実施例3における本発明のクレジットカード決済処理システムが備える決済処理装置1および携帯端末3の動作の流れを示すフローチャートである。
なお、決済処理装置1の動作については、実施例1の場合と同様であるので、同一符号を付して、説明を省略する。
携帯端末3は、電池残量が所定の閾値以下になったか否かを監視している(S401)。そして、電池残量が閾値以下になったと判定した場合(S401でYES)、携帯端末3は、ステップS402へ進む。
その後、携帯端末3は、実施例1におけるステップS101からS105までと同様に、履歴情報の読み出し(S402)、未決済情報の生成(S403)、未決済情報の送信(S404)、処理完了情報の受信(S405)、および履歴情報の更新(S406)を実行する。
このように、携帯端末3の電池残量を確認することによって、携帯端末3の電源がオフになる前に、決済処理を確実に完了させることが可能となる。
本発明に係るクレジットカード決済処理方法、クレジットカード決済処理システム、携帯端末、およびコンピュータプログラムは、分散された計算リソースを有効に活用することができるため、大量の処理を実行しなければならないクレジットカード決済処理システム等に有用である。
本発明のクレジットカード決済処理システムの構成を示すブロック図である。 履歴情報DBに記憶される履歴情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 携帯端末の記憶部に記憶されるカード情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 携帯端末の記憶部に記憶される履歴情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 実施例1における本発明のクレジットカード決済処理システムが備える決済処理装置および携帯端末の動作の流れを示すフローチャートである。 実施例2における本発明のクレジットカード決済処理システムが備える決済処理装置および携帯端末の動作の流れを示すフローチャートである。 実施例3における本発明のクレジットカード決済処理システムが備える決済処理装置および携帯端末の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 決済処理装置
2 ネットワーク
3 携帯端末
10 CPU
11 メモリ
12 ハードディスク
12A 履歴情報DB
13 通信インタフェース
30 記憶部
30A カード情報
30B 履歴情報
30C 集計処理プログラム

Claims (14)

  1. クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末とを用いて、前記決済処理を行うクレジットカード決済処理方法であって、
    前記携帯端末が、前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成するステップと、
    前記携帯端末が、生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信するステップと、
    前記決済処理装置が、前記携帯端末から送信された未決済情報を受信するステップと、
    前記決済処理装置が、受信された未決済情報に基づいて、決済処理を実行するステップと
    を有することを特徴とする、クレジットカード決済処理方法。
  2. 前記未決済情報には、未決済の利用額の合計が含まれる、請求項1に記載のクレジットカード決済処理方法。
  3. クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末とを備えるクレジットカード決済処理システムであって、
    前記携帯端末が、
    前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成する未決済情報生成手段と、
    当該未決済情報生成手段によって生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信する送信手段とを有し、
    前記決済処理装置が、
    前記携帯端末から送信された未決済情報を受信する受信手段と、
    当該受信手段によって受信された未決済情報に基づいて、決済処理を実行する決済処理手段と
    を有することを特徴とする、クレジットカード決済処理システム。
  4. 前記未決済情報には、未決済の利用額の合計が含まれる、請求項3に記載のクレジットカード決済処理システム。
  5. クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と通信可能に接続され、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末であって、
    前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成する未決済情報生成手段と、
    当該未決済情報生成手段によって生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信する送信手段とを
    備えることを特徴とする、携帯端末。
  6. 前記未決済情報には、未決済の利用額の合計が含まれる、請求項5に記載の携帯端末。
  7. 電源がオフであるか否かを判定する判定手段と、
    当該判定手段によって電源がオフであると判定された場合に、電源をオンにする電源オン手段とをさらに備える、請求項5または請求項6に記載の携帯端末。
  8. 前記未決済情報生成手段による未決済情報の生成と、前記送信手段による未決済情報法の送信とが行われた場合に、電源をオフにする電源オフ手段をさらに備える、請求項7に記載の携帯端末。
  9. 電池残量を検出する電池残量検出手段をさらに備え、
    当該電池残量検出手段によって検出された電池残量が所定の閾値以下となった場合に、前記未決済情報生成手段による未決済情報の生成と、前記送信手段による未決済情報法の送信とが行われるように構成されている、請求項5乃至請求項8の何れかに記載の携帯端末。
  10. クレジットカードの決済処理を実行するための決済処理装置と通信可能に接続され、クレジットカードの利用額を少なくとも含むクレジットカードの利用履歴に関する履歴情報を記憶する携帯端末に、前記履歴情報を用いて、未決済の利用額に関する未決済情報を生成させる手順と、
    前記携帯端末に、生成された未決済情報を、前記決済処理装置へ送信させる手順と
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  11. 前記未決済情報には、未決済の利用額の合計が含まれる、請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記携帯端末に、電源がオフであるか否かを判定させる手順と、
    電源がオフであると判定された場合、前記携帯端末に、電源をオンにさせる手順とをさらに含む、請求項10または請求項11に記載のコンピュータプログラム。
  13. 前記未決済情報の生成と、前記未決済情報法の送信とが行われた場合に、前記携帯端末に、電源をオフにさせる手順をさらに含む、請求項12に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記携帯端末に、電池残量を検出させる手順をさらに含み、
    前記未決済情報を生成させる手順と、前記未決済情報を送信させる手順とは、電池残量が所定の閾値以下となった場合に、実行される、請求項10乃至請求項13の何れかに記載のコンピュータプログラム。
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