JP4734838B2 - 情報記録媒体とプログラム、及びコマンド実行制御方法 - Google Patents

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本発明は、IC(Integrated Circuit)カード、PDA(Personal Data Assistant)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)等の情報記録媒体と、これを制御するためのプログラム、及びコマンド実行制御方法に関するものである。
企業などでは社員証としてICカードを採用するケースも多くある。また、信販会社ではクレジットカードとしてICカードを顧客に配布することもある。従来の技術では、こうしたICカードには複数のアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と略す)が登録されており、これらのアプリケーションは分割され、ICカード内の記憶領域にファイルとして書き込まれている。また、アプリケーションは必要に応じて種々のデータを格納するファイルからのデータの読み出しや書き込みなどの処理を行うコマンドを実行する。そして、ユーザがICカードを使用する際にどのファイルが選択されてもコマンドはそれら複数のファイルに共通して実行することが可能となっており、この点は問題となっている。この問題は例えば、社員証アプリケーションで使用するコマンドとして特殊な処理を実行するコマンドを準備した場合に、その特殊なコマンドがクレジットアプリケーションにも実行できてしまうため、その特殊なコマンドがあるデータを無条件に読み出すコマンドであったならば、クレジットアプリケーションで読み出してはいけないデータを読み出せてしまう危険性がある。
なお、従来の技術としては特許文献1に記載されるものが知られている。特許文献1はコマンドの実行そのものを禁止するための技術であり、本発明の課題であるファイルに対するコマンドの実行に関する問題点を解決するものではない。
特開2001−56848号公報
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は、ユーザがICカードなどを利用する場合に、処理対象のファイルに対して必要の無いコマンドの実行を抑止することができる情報記録媒体とプログラム、及びコマンド実行制御方法を提供することにある。
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、外部からのコマンドを受信する受付手段と、前記コマンドに応じて実行される複数のファイルを格納する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち実行可能なファイルの候補を示すコマンドサポートデータを前記コマンド毎に対応付けるコマンドテーブルを格納する第2記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち現在処理の対象としているファイルを表わすファイル選択情報を格納する第3記憶手段と、前記第2記憶手段と前記第3記憶手段を参照して、前記受信したコマンドに対応するコマンドサポートデータと前記ファイル選択情報に基づき、前記ファイル選択情報が示すファイルが現在処理の対象としているファイルに対応するものであって、かつ、前記コマンドサポートデータが示す実行可能なファイルの候補であるファイルを選択し、当該選択したファイルを実行し、当該実行したファイルに基づき前記ファイル選択情報を更新する制御手段と、を具備することを特徴とする情報記録媒体である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報記録媒体であって、前記コマンド実行手段は、前記コマンドが前記現在処理対象となっているファイルに対して定義されたものでない場合には、前記コマンドの個別処理を実行する前に前記コマンドの送信元へエラーを送信することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の情報記録媒体であって、前記判別手段は、前記現在処理対象となっているファイルの一部であるエリアに対して前記コマンドが定義されたものであるか否かを判別し、前記コマンド実行手段は、前記エリアに対して前記コマンドが定義されたものである場合にのみ、前記コマンドを実行することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の情報記録媒体であって、前記制御手段が、一のファイルの処理の途中で他のファイルを選択した場合、前記第3記憶手段に格納されている前記ファイル選択情報をクリアにし、当該選択されたファイルがアサインされている状態を表わす情報を前記ファイル情報に設定することを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録媒体であって、前記制御手段が、「1」が実行可能なファイルの候補を示し「0」が実行不可能なファイルの候補を示すビット列である前記コマンドサポートデータと、「1」と「0」の組み合わせで選択されているファイルがアサインされている状態を表わすビット列である前記ファイル選択情報との論理積演算を行い、論理積演算の結果がゼロでない場合、前記コマンドが要求するファイルを実行できると判別することを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、コマンドに応じて実行される複数のファイルを格納する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち実行可能なファイルの候補を示すコマンドサポートデータを前記コマンド毎に対応付けるコマンドテーブルを格納する第2記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち現在処理の対象としているファイルを表わすファイル選択情報を格納する第3記憶手段と、を持つコンピュータに、受付手段が、外部からのコマンドを受信する手順制御手段が、前記第2記憶手段と前記第3記憶手段を参照して、前記受信したコマンドに対応するコマンドサポートデータと前記ファイル選択情報に基づき、前記ファイル選択情報が示すファイルが現在処理の対象としているファイルに対応するものであって、かつ、前記コマンドサポートデータが示す実行可能なファイルの候補であるファイルを選択し、当該選択したファイルを実行し、当該実行したファイルに基づき前記ファイル選択情報を更新する手順、を実行させるためのプログラムである。
請求項7に記載の発明は、コマンドに応じて実行される複数のファイルを格納する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち実行可能なファイルの候補を示すコマンドサポートデータを前記コマンド毎に対応付けるコマンドテーブルを格納する第2記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち現在処理の対象としているファイルを表わすファイル選択情報を格納する第3記憶手段と、を持つ情報記録媒体において、受付手段が、外部からのコマンドを受信し、制御手段が、前記第2記憶手段と前記第3記憶手段を参照して、前記受信したコマンドに対応するコマンドサポートデータと前記ファイル選択情報に基づき、前記ファイル選択情報が示すファイルが現在処理の対象としているファイルに対応するものであって、かつ、前記コマンドサポートデータが示す実行可能なファイルの候補であるファイルを選択し、当該選択したファイルを実行し、当該実行したファイルに基づき前記ファイル選択情報を更新することを特徴とするコマンド実行制御方法である。
請求項1と、請求項4と、請求項5の発明によれば、ファイルごとに実行可能なコマンドを制限できるため、不正アクセスなどを抑止できる効果がある。
請求項2の発明によれば、ファイルに対して実行を許可されないコマンドの実行要求があった場合には、コマンド個別処理へ分岐する前にコマンドが未定義であることを示すエラー情報を返信するため、悪意あるユーザに対して情報記録媒体の格納するデータの構造などを漏洩しない効果がある。
請求項3の発明によれば、ファイルよりもさらに小さな単位でコマンドの実行可否を設定できるため、より柔軟なコマンドの実効制御ができる効果がある。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態における情報記録媒体であり、キャッシュカードとしてユーザが使用するICカード100の構成と、ICカード100と電波信号の送受信を行うキャッシュレジスタである外部装置200とを示した図である。ICカード100は外部装置200と電気的に接触又は電波的に非接触にて通信及び電源の供給を受ける。制御部101は電波信号の送受信機能を備えたICカード100の制御機能であり、詳細は後述する。
ワークメモリ部102はデータを一時記憶しておくためのRAM(Random Access Memory)である。ワークメモリ部102はまた、ICカード100が現在処理の対象としているファイルを表す情報であるファイル選択情報を格納する。図4はこのファイル選択情報を表している。制御部101はファイル選択情報を、ICカード100に電源が投入された直後、ICカード100の管理情報を含むファイルであるマスターファイルが選択された状態として「10000000」に設定する。また、制御部101が処理の途中で他のファイルを選択した場合には、制御部101はファイル選択情報の値をクリアし、図4のように該当するファイルがアサインされている状態を表すビット列をファイル選択情報に設定する。
データメモリ部103はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)あるいはEPROM(Erasable Programmable Read−only Memory)に代表される不揮発性の記憶領域である。データメモリ部103はアプリケーションが使用するデータであるファイルを複数格納する。データメモリ部103はまた、マスターファイルを格納する。
図2は、複数のコマンドに関する情報であるコマンドテーブルを表している。このテーブルはプログラムメモリ部104に格納される。コマンドテーブルはコマンド識別データとコマンドサポートデータ部分とが対になった構造を持っている。コマンド識別データは外部装置200がコマンドの実行要求を送信する際にも電波信号に含まれるデータであり、制御部101はこのデータによってコマンドを判別する。
コマンドサポートデータはコマンドに対応するデータである。コマンドサポートデータの各ビット位置はファイルに対応している。あるコマンドに対応するコマンドサポートデータの中の1つのビットが「1」の場合には、制御部101は当該コマンドを実行可能であることを表し、「0」の場合には、当該コマンドを実行できないことを表す。図2中のコマンドサポートデータのビットアサインはコマンドサポートデータを理解のためにビット単位で表記したものである。
コマンドテーブルはこれらのデータによって、コマンドとファイルとの対応付けを行い、また、ICカード100が各ファイルを選択している状態において、制御部101が各コマンドを実行できるか否かを表している。例えば、コマンド識別データ中の「F8」に該当するクレジット取引コマンドは、ICカード100がクレジットアプリケーションのファイルを選択している場合には実行可能であるが、その他のファイルが選択された場合とマスターファイルが選択された状態には実行を許されない。
プログラムメモリ部104は不揮発性の記憶領域であり、ICカード100の制御部101が実行するプログラムを格納する。
次に、図を参照して本実施形態における情報記録媒体の動作について説明する。図3は、本実施の形態におけるICカード100の処理を示したフローチャートである。いま、例えばICカード100のユーザがショッピングの際にICカード100で支払いを行おうとしている。この支払いにおいて、店員が外部装置200に金額を入力し、ICカード100を外部装置200に挿入する。外部装置200は電波信号をICカード100に送信し、これを受けてICカード100に電源が投入され、ICカード100は活性化する。ICカード100の制御部101は初期設定処理を実行し、この処理の中でワークメモリ部102にファイル選択情報を生成し、これを図4の活性化時のように設定してマスターファイル選択済みの状態である「10000000」とする(図3のステップS11)。
次に、制御部101は、ICカード100の通信仕様などの情報であるAnswer to Resetデータをプログラムメモリ部104から読み出し、これを外部装置200へ送信する(図3のステップS12)。そして、外部装置200からのコマンド受信待ち状態となり、コマンドを受信するまで待機する(図3のステップS13)。
いま、外部装置200は、クレジットの引き落とし処理の対象となるファイルの選択を要求するため、処理の対象となるファイルを指定してこの要求を表すコマンド識別データ「F0」をICカード100に送信する。
制御部101は外部装置200から電波信号を受信し、この信号に含まれるコマンド識別データ「F0」を得て、この要求が現在ICカード100の処理対象となっているマスターファイルに対して実行可能であるか否かの判定を試みる。この判定のため、制御部101はプログラムメモリ部104からコマンドテーブルを読み出し、受信したコマンドに対応するコマンドサポートデータ「87」をこのコマンドテーブルより得る(図3のステップS14)。そして、制御部101はワークメモリ部102からファイル選択情報を読み出し、コマンドサポートデータのビット列である「10000111」と、ファイル選択情報「10000000」との論理積演算を行う(図3のステップS15)。
論理積演算の結果は「10000000」であり、即ちゼロではないため(図3のステップS16が“No”)、制御部101は当該コマンドが実行可能であると判断し、このコマンドを実行する(図3のステップS18)。そして、制御部101は実行したコマンドがファイル選択コマンドであったか否かをチェックする(図3のステップS19)。実行したコマンドはファイル選択コマンドであったので(図3のステップS19が“Yes”)、制御部101は当該コマンドの実行結果が正常終了であった場合には(図3のステップS20が“Yes”)、外部装置200が指定したファイルに合わせてファイル選択情報を変更する(図3のステップS21)。この結果、制御部101が以降に実行が可能なコマンドも変更される。そして、制御部101はこの処理結果を外部装置200へ送信する(図3のステップS22)。その後そして、制御部101は、次のコマンド受信のため待機状態となる(図3のステップS13)。
また、制御部101はステップS18で実行したコマンドがファイル選択コマンドではなかった場合(図3のステップS19が“No”)、あるいは、ステップS18で実行したコマンドはファイル選択コマンドであったが処理が正常終了しなかった場合には(図3のステップS20が“No”)、ファイル選択情報の更新を行う必要は無いと判断してコマンドの処理結果を外部装置200へ送信する(図3のステップS22)。その後、そして制御部101は、次のコマンド受信のため待機状態となる(図3のステップS13)。
また、制御部101は図3のステップS16で、外部装置200から実行を要求されたコマンドが実行できないコマンドであることを検知した場合、即ち、論理積演算の結果がゼロであった場合には、未定義コマンドエラーを表すエラーデータを作成し(図3のステップS17)、外部装置にこのエラーデータを出力して(図3のステップS22)次のコマンド受信のため待機状態となる(図3のステップS13)。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本実施の形態において制御部101は図2のようなコマンドテーブルを参照し、ファイル選択情報に合わせたコマンドの実行可否を判定した。このコマンドテーブルの代わりに、ICカード100はプログラムメモリ部に図5に示される形式のファイルごとのコマンドテーブルを持っても良い。図5のコマンドテーブルでは、例えば「活性化時のコマンドテーブル」は「04、F0、F2、F4、F6」であるが、最初の「04」は実行可能なコマンドの数であり、「F0、F2、F4、F6」は実行可能なコマンドのコマンド識別データである。これにより、制御部101は外部装置200から受信したコマンドが実行可能であるか否かを判別する。また、図5のコマンドテーブルは、例えば「活性化時のコマンドテーブル」は「F0、F2、F4、F6、FF」のような形式であっても良い。最後の1バイトである「FF」はコマンド識別データでは使用されないデータであり、「活性化時のコマンドテーブル」の最後に配置することで「活性化時のコマンドテーブル」の終端を表し、このため図5のように先頭の1バイトでコマンドの数を表す必要は無くなる。
また、図6のようにICカード100のデータメモリ部103に格納されているファイルを、複数のデータであるエリアと認証情報とに区分けし、制御部101はこの認証情報を基にエリアのアクセス制御を行っても良い。図6では、ICカード100はマスターファイルの配下にクレジット、ポイント、社員証の3つのファイルを格納することを表し、また、それぞれのファイルが選択された状態で実行可能なコマンドを示している。図6ではファイルAはエリアA1〜エリアA3と、認証情報A4とからなる。制御部101は、例えばエリアA1を選択している状態で外部装置200からコマンドの実行を要求された場合に、認証情報A4の認証が既に成功していることを参照してエリアA1が当該コマンドの実行を許可しているか否かを判断する。このため、ICカード100はファイル単位よりももっと細かな単位でアクセス制御を行うことができる。
尚、図2に示すようなコマンドテーブルの格納、図3で云うAnswer to Resetデータの格納、又は、図5に示すようなコマンドテーブルの格納などは、(主にセキュリティ対策の観点から書換え不能なように)前述のようにプログラムメモリ部104に行うのが一般的である。但し、必ずしもこれに限定されるわけではなく、例えば、追加として後から格納したい場合などはデータメモリ部103に格納するのが一般的である。
また、本実施の形態においては情報記録媒体としてICカードの例を挙げたが、携帯電話やPDA(Personal Data Assistant)、あるいはPHS(Personal Handyphone System)などの携帯型情報端末装置であってもよい。
本発明の実施の形態における情報記録媒体のブロック図である。 本発明の実施の形態におけるコマンドテーブルのデータ構造を表す図である。 本発明の実施の形態における情報記録媒体のフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるファイル選択情報のデータ構造を表す図である。 本発明の実施の形態におけるファイルごとのコマンドテーブルのデータ構造を表す図である。 本発明の実施の形態における情報記録媒体のデータ構造を表す図である。
符号の説明
100…ICカード(情報記録媒体)
101…制御部
102…ワークメモリ部
103…データメモリ部
104…プログラムメモリ部
200…外部装置

Claims (7)

  1. 外部からのコマンドを受信する受付手段と、
    前記コマンドに応じて実行される複数のファイルを格納する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち実行可能なファイルの候補を示すコマンドサポートデータを前記コマンド毎に対応付けるコマンドテーブルを格納する第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち現在処理の対象としているファイルを表わすファイル選択情報を格納する第3記憶手段と、
    前記第2記憶手段と前記第3記憶手段を参照して、前記受信したコマンドに対応するコマンドサポートデータと前記ファイル選択情報に基づき、前記ファイル選択情報が示すファイルが現在処理の対象としているファイルに対応するものであって、かつ、前記コマンドサポートデータが示す実行可能なファイルの候補であるファイルを選択し、当該選択したファイルを実行し、当該実行したファイルに基づき前記ファイル選択情報を更新する制御手段と
    を具備することを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記コマンド実行手段は、
    前記コマンドが前記現在処理対象となっているファイルに対して定義されたものでない場合には、前記コマンドの個別処理を実行する前に前記コマンドの送信元へエラーを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 前記判別手段は、
    前記現在処理対象となっているファイルの一部であるエリアに対して前記コマンドが定義されたものであるか否かを判別し、
    前記コマンド実行手段は、
    前記エリアに対して前記コマンドが定義されたものである場合にのみ、前記コマンドを実行する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の情報記録媒体。
  4. 前記制御手段は、一のファイルの処理の途中で他のファイルを選択した場合、前記第3記憶手段に格納されている前記ファイル選択情報をクリアにし、当該選択されたファイルがアサインされている状態を表わす情報を前記ファイル情報に設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  5. 前記制御手段は、「1」が実行可能なファイルの候補を示し「0」が実行不可能なファイルの候補を示すビット列である前記コマンドサポートデータと、「1」と「0」の組み合わせで選択されているファイルがアサインされている状態を表わすビット列である前記ファイル選択情報との論理積演算を行い、論理積演算の結果がゼロでない場合、前記コマンドが要求するファイルを実行できると判別することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  6. コマンドに応じて実行される複数のファイルを格納する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち実行可能なファイルの候補を示すコマンドサポートデータを前記コマンド毎に対応付けるコマンドテーブルを格納する第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち現在処理の対象としているファイルを表わすファイル選択情報を格納する第3記憶手段と、を持つコンピュータに、
    受付手段が、外部からのコマンドを受信する手順
    制御手段が、前記第2記憶手段と前記第3記憶手段を参照して、前記受信したコマンドに対応するコマンドサポートデータと前記ファイル選択情報に基づき、前記ファイル選択情報が示すファイルが現在処理の対象としているファイルに対応するものであって、かつ、前記コマンドサポートデータが示す実行可能なファイルの候補であるファイルを選択し、当該選択したファイルを実行し、当該実行したファイルに基づき前記ファイル選択情報を更新する手順
    を実行させるためのプログラム。
  7. コマンドに応じて実行される複数のファイルを格納する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち実行可能なファイルの候補を示すコマンドサポートデータを前記コマンド毎に対応付けるコマンドテーブルを格納する第2記憶手段と、前記第1記憶手段に格納されている複数のファイルのうち現在処理の対象としているファイルを表わすファイル選択情報を格納する第3記憶手段と、を持つ情報記録媒体において、
    受付手段が、外部からのコマンドを受信し、
    制御手段が、
    前記第2記憶手段と前記第3記憶手段を参照して、前記受信したコマンドに対応するコマンドサポートデータと前記ファイル選択情報に基づき、前記ファイル選択情報が示すファイルが現在処理の対象としているファイルに対応するものであって、かつ、前記コマンドサポートデータが示す実行可能なファイルの候補であるファイルを選択し、
    当該選択したファイルを実行し、
    当該実行したファイルに基づき前記ファイル選択情報を更新する
    ことを特徴とするコマンド実行制御方法。
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