JP2005182128A - 携帯型情報記憶媒体及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】処理の迅速化を図ることが可能な携帯型情報記憶媒体及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】複数のアプリケーションを記憶し、外部端末20A,20Bからの処理要求に応じて処理を行うCPU15を備え、複数種の通信環境で外部端末20A,20Bとの通信が可能なICカード10であって、記憶されている各アプリケーションについての通信環境の条件を記憶し、CPU10は、部分選択方式のSelectコマンドを受信した場合に、このコマンドに含まれるサービス提供者識別子で指定される属性を有し、かつ、外部端末20A,20Bとの間で決定した通信環境が、記憶されている通信環境の条件に合う一のアプリケーションを検出することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチアプリケーションICカードなどの複数のアプリケーションを搭載することが可能な携帯型情報記憶媒体及びそのプログラムに関するものである。
近年、携帯型情報記憶媒体の分野において、1枚のICカードに複数のアプリケーションが搭載されたマルチアプリケーションICカードが利用されている。このマルチアプリケーションICカードには、複数枚のカードの機能が集約され、利用する側にとってはカードを複数枚持ち運ぶ手間や、ATM等の外部端末の前に立ち、どのカードをカード装置に挿入すれば良いかといった悩みもなくなり、利便性が向上している。なお、携帯型情報記憶媒体とは、ICカード、SIMカード(Subscriber Identity Module)、UIMカード(User Identity Module)、ICタグ、携帯電話又は携帯ホルダに挿入されるSIMカード又はUIMカードなど、ICチップと、ICチップ及びATMなどの外部端末間の通信を媒介する通信部とが搭載され、このICチップの内部のデータにアクセスするために外部端末のCPUなどの他のICチップのCPUによるコマンド(処理要求)の送信などの処理が必要な機密性の高いICチップを備える携帯型の情報処理装置である。
このマルチアプリケーションICカードとして有名なものは、MULTOSカードやJavaCard(「JAVA」は、登録商標。)であり、これらはそれぞれ、MEL(Multos Executabel Language)言語、Java言語で記述された複数のアプリケーションを搭載・削除が可能なICカードである。通常、ICカードには、CPU、RAM、ROM、EEPROMといった機能が1チップ化されており、接触式、非接触式、又は、接触式/非接触式両方のインターフェイス(以下、「I/F」という。)を有するものがある。
ICカードはリーダライタ(以下、「R/W」という。)などの外部端末より電力供給を受け、初期応答要求を受信することによってICカード及び外部端末間の通信が開始される。ICカードは、この要求に対して初期応答を返すことによってICカード及び外部端末間の通信路が確立され、その後、アプリケーションの選択が行われ、このアプリケーションについての処理が開始される(例えば、特許文献1参照。)。
外部端末は、サービス提供者識別子(RID;Registered application provider Identifier)及び専用アプリケーション識別拡張子(PIX;Proprietary application Identifier extension)を含み、アプリケーションを一意に識別するアプリケーション識別子(AID;Application Identiier)によってアプリケーションを指定し、アプリケーションの選択を行う。
サービス提供者識別子は、電子マネーなどのアプリケーションによるサービスを提供するサービス提供者ごとにわりあてられ、サービス提供者を識別するための識別子であり、専用アプリケーション識別拡張子は、複数のアプリケーションに係るサービスを提供するサービス提供者が各アプリケーションを識別するために割り当てる識別子である。
ICカードの利用者は、外部端末が提供するサービスを利用することができ、この外部端末が複数のサービスを提供している場合には、いずれかを選択してサービスを利用することが可能である。
図4は、複数のサービスを提供する外部端末及びICカードの動作を示すフローチャートである。以下、各CPUの処理を中心に説明する。
ステップ400(以下、「ステップ」を「S」という。)及びS500において、ICカードは、非活性状態で外部端末のR/Wに接続されている。
S410において、外部端末は、ICカードに対して電力供給、リセット信号の送信を行い、ICカードは、活性化され、リセット信号に対応して通信環境を設定するための情報などを含む初期応答を外部端末へ返し(S510)、外部端末及びICカード間で通信環境(後述する図2参照。)が決定され、通信路が確立される。
S420において、外部端末は、サービス提供者識別子を用いて自己の管理者であるサービス提供者を指定し、このサービス提供者識別子を有するアプリケーションの検出を要求する部分選択方式SelectコマンドをICカードに送信する。
ICカードは、このコマンドを受信し(S530)、サービス提供者識別子を用いて、この識別子を有するアプリケーションの検出を行う(S540)。ICカードは、検出した場合には、このアプリケーションのアプリケーション識別子を含み、部分選択の成功を示すレスポンスを外部端末へ送信する(S550,S560)。
外部端末は、このレスポンスを受信し(S430,S440)、同様の処理を繰り返し(S420からS440まで。)、ICカードは、コマンドに応じて同様の処理を行い、一つずつ、次々にアプリケーションを検出し(S530からS560まで。)、全てのアプリケーションを検出し終えた場合には、その旨を外部端末へ送信する(S550,S570)。
外部端末は、これらのレスポンスを受け(S430,S440)、ICカードが検出したアプリケーションに対応するサービスを選択肢として表示し、利用者の選択を要求する(S450)。利用者がいずれかのサービスを選択し(S460)、外部端末は、選択されたサービスについてのアプリケーションのアプリケーション識別子を含み、このアプリケーションの選択を要求するSelectコマンドを送信する(S470)。ICカードは、このコマンドに応じて、アプリケーションの選択、応答の送信を行い、アプリケーションの選択を行う(S580)。外部端末及びICカードは、選択したアプリケーションの処理を開始する(S480,S590)。
このように、アプリケーションについて処理を行うためには、外部端末にセットされたICカードがどのような機能(アプリケーション)を持つか調べるため、全てのアプリケーション識別子を読み出すことが必要で、単機能の端末(単一のサービスを提供する端末)であれば、唯一のアプリケーションしか選択しないので一意に決定されるが、複数の機能をサポートする外部端末と複数のアプリケーションを持つICカードの間では、端末より選択可能なアプリケーションを全て選択する方法で検索を行う。
従って、外部端末が処理を行うことが可能なアプリケーションが5種類ある場合には、アプリケーションの検出についての外部端末及びICカード間のコマンド、レスポンスの送受信を各6回行わなければならず、この処理によって処理速度(いわゆるトランザクションの処理速度)が遅くなり、利用者が待たされるという問題があった。
また、ICカードには、その場では利用できないアプリ(例えば、銀行ATMでは、自社の入退出アプリは利用できない)とか、利用させたくないアプリ(例えば、ゲートでクレジットアプリは選択させたくない)といったものが搭載されており、不必要なアプリケーションを検出対象にすると無駄な処理時間が掛かるという問題があった。
特開2003−208578号
本発明の課題は、処理の迅速化を図ることが可能な携帯型情報記憶媒体及びそのプログラムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、複数のアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段(18)と、外部端末(20A,20B)からの処理要求に応じて処理を行う処理手段(15)とを備え、複数種の通信環境で外部端末との通信が可能な携帯型情報記憶媒体であって、前記アプリケーション記憶手段に記憶されている各アプリケーションについての通信環境の条件を記憶する通信環境条件記憶手段(18)を備え、前記処理手段は、前記処理要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、前記処理要求に応じて処理を行うこと、を特徴とする携帯型情報記憶媒体(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯型情報記憶媒体において、前記処理手段は、前記処理要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合うか否かを判定する通信環境条件判定手段(152)を有し、前記通信環境条件判定手段によって肯と判定された場合に、前記処理要求に応じた処理を行うこと、を特徴とする携帯型情報記憶媒体(10)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯型情報記憶媒体において、前記処理手段は、外部端末からのアプリケーション選択要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、前記アプリケーション選択要求に応じて選択を行う選択手段(15)を有すること、を特徴とする携帯型情報記憶媒体(10)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の携帯型情報記憶媒体において、前記処理手段は、アプリケーションの検出を要求するアプリケーション検出要求を外部端末から受信した場合に、前記アプリケーション検出要求が指定する属性を有し、かつ、前記外部端末との間で決定した通信環境が前記通信環境条件記憶手段に記憶されている条件に合うアプリケーションを検出する検出手段(151,152)を有すること、を特徴とする携帯型情報記憶媒体(10)である。
請求項5の発明は、請求項4に記載の携帯型情報記憶媒体において、前記検出手段は、外部端末から選択の対象となるアプリケーションの検出を要求するアプリケーション検出要求を受信した場合に、前記アプリケーション検出要求が指定する属性を有し、かつ、前記外部端末との間で決定した通信環境が前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件に合う一のアプリケーションを検出すること、を特徴とする携帯型情報記憶媒体(10)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の携帯型情報記憶媒体において、前記通信環境条件記憶手段は、前記アプリケーション記憶手段に記憶されている各アプリケーションについて、通信速度、プロトコル形式、インターフェイス、キャラクタビット並び順、通信形式のうちのいずれか一若しくは複数、又は、全ての通信環境についての条件を記憶すること、を特徴とする携帯型情報記憶媒体(10)である。
請求項7の発明は、複数のアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段(18)と、前記アプリケーション記憶手段に記憶されている各アプリケーションについての通信環境の条件を記憶する通信環境条件記憶手段(18)と、外部端末からの処理要求に応じて処理を行う処理手段(15)とを備え、複数種の通信環境で外部端末との通信が可能な携帯型情報記憶媒体(10)に実行させる携帯型情報記憶媒体のプログラムであって、前記処理要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、前記処理手段が前記処理要求に応じて処理を行う処理手順(S270,S280、S270,S300)を備えること、を特徴とする携帯型情報記憶媒体のプログラムである。
請求項8の発明は、請求項7に記載の携帯型情報記憶媒体のプログラムにおいて、前記処理手順は、前記処理要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合うか否かを判定する通信環境条件判定手順(S270)を有し、前記通信環境条件判定手順において肯と判定された場合に、前記処理要求に応じた処理を行うこと、を特徴とする携帯型情報記憶媒体のプログラムである。
請求項9の発明は、請求項7又は請求項8に記載の携帯型情報記憶媒体のプログラムにおいて、前記処理手順は、外部端末からのアプリケーション選択要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、前記アプリケーション選択要求に応じて選択を行う選択手順(S300)を有すること、を特徴とする携帯型情報記憶媒体のプログラムである。
請求項10の発明は、請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載の携帯型情報記憶媒体のプログラムにおいて、前記処理手順は、アプリケーションの検出を要求するアプリケーション検出要求を外部端末から受信した場合に、前記アプリケーション検出要求が指定する属性を有し、かつ、前記外部端末との間で決定した通信環境が前記通信環境条件記憶手段に記憶されている条件に合うアプリケーションを検出する検出手順(S240,S270)を有すること、を特徴とする携帯型情報記憶媒体のプログラムである。
本発明による携帯型情報記憶媒体又は携帯型情報記憶媒体のプログラムによれば、以下の効果を得ることが可能となる。
(1)処理要求で指定されるアプリケーションについての通信環境の条件が、外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に処理要求に応じて処理を行い、処理の対象から通信環境の条件の合わないアプリケーションを外すことによって、セキュリティの向上を図るとともに、無駄な処理を省き、処理の迅速化を図る。
(2)特に、非接触式の通信では、クレジットアプリケーションについての選択、検出を行わないなど、選択の対象から通信環境の条件の合わないアプリケーションを外すことによって、セキュリティの向上を図る
(3)また、選択の対象となるアプリケーションの検出の処理において、検出の対象から通信環境の合わないアプリケーションを外すことによって、処理の迅速化を図る。
(4)通信速度、プロトコル形式、インターフェイス、キャラクタビット並び順などの種々の通信環境の条件を設定可能とすることによって、一層のセキュリティの向上及び処理の迅速化を図る。
本発明は、処理の迅速化を図るという目的を、複数のアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶部と、外部端末からの処理要求に応じて処理を行う処理部とを備え、複数種の通信環境で外部端末との通信が可能な携帯型情報記憶媒体であって、この携帯型情報記憶媒体が、アプリケーション記憶部に記憶されている各アプリケーションについての通信環境の条件を記憶する通信環境条件記憶部を備え、処理部は、処理要求で指定されるアプリケーションについての通信環境の条件が、外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、処理要求に応じて処理を行うことによって実現する。
図1は、本発明による携帯型情報記憶媒体の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、ICカード10は、ATMなどの接触式の通信を行うR/Wを備える情報処理端末である外部端末20Aに挿入され、接続されることによって、外部端末20Aと接触式の通信を行い、改札端末などの非接触式の通信を行うR/Wを備える情報処理端末である外部端末20Bの通信範囲内に翳されることによって、外部端末20Bと非接触式の通信を行う接触/非接触ICカードである。また、ICカード10は、複数のアプリケーションを搭載及び削除可能なマルチアプリケーションICカードであって、ICチップ13と、ICチップ13に接続されている接触端子11及びアンテナ12とを備えている。接触端子11は、外部端末20AのR/Wの接触端子と対で接触することによって接続される複数の接触端子を備え、外部端末20A及びICチップ13間の接触式の通信を媒介する。
アンテナ12は、巻線コイルと、この巻線コイルの両端に接続されている同調用のコンデンサなどを有し、電磁誘導方式に基づいて電磁波及びアナログ信号間の変換を行い、ICチップ12が処理を実行するための電気エネルギーとなる起電力を誘起させるとともに、外部端末20B及びICチップ13間の非接触式の通信を媒介する。
ICチップ13は、CPU15と、CPU15に接続されたインターフェイス14、RAM16、ROM17及び不揮発性メモリ18等を備えている。
インターフェイス14は、変調回路及び復調回路などであって、アンテナ12及びCPU15間の入出力を媒介する。
RAM16、ROM17及び不揮発性メモリ18は、プログラム等のCPU15の処理に必要な情報を記憶するための記憶手段である。RAM16は、揮発性メモリであり、CPU15が処理を行うための作業領域として使用される。
ROM17は、不揮発性の読み出し専用メモリであって、OS、実行環境等のプログラム等を記憶している。
不揮発性メモリ18は、EEPROM、フラッシュメモリ、FRAMなどの随時書き換え可能な不揮発性のメモリであり、通常ユーザのワークエリア、プログラムエリアなどとして使用され、複数のアプリケーションが記憶されている(後述する図2参照。)。また、不揮発性メモリ18は、通信環境条件情報を記憶している。
図2は、不揮発性メモリ18に記憶されている通信環境条件情報を示す図である。
図2に示すように、通信環境条件情報は、不揮発性メモリ18に記憶されている各アプリケーションが検出、選択などの処理の対象となる、各通信環境についての条件である。なお、図2において、「○」は、アプリケーションが処理の対象となる場合であり、「×」は、対象とならない場合を示している。
通信環境とは、通信速度、プロトコル形式、I/Fの種類、キャラクタビット並び順などのICカード10及び外部端末20A,20B(以下、総称して「外部端末20」という。)間で行われる通信の形式である。プロトコル形式は、伝送制御、制御手順等を示し、プロトコル形式のT=0は、調歩式半二重キャラクタ式通信プロトコル、T=1は、調歩式半二重ブロック式通信プロトコル、T=CLは、非接触式通信プロトコルを示している。I/Fの種類は、接触式又は非接触式のI/F(接触端子11、又は、アンテナ12及びインターフェイス13)であり、キャラクタビット並び順とは、ICカード10及び外部端末20間のシリアルデータ伝送におけるキャラクタビットの並び順を示す意味づけ(LSBファーストなど)である。表1は、ICカード10が通信可能な通信環境を説明するための表である。
表1に示すように、ICカード10は、通信速度が9600bps、38400bps又は106kbpsの通信環境で、プロトコル形式が接触式のI/FではT=0又はT=1で、非接触式のI/FではT=CLで、キャラクタビット並び順がLSBファースト又はMSBファーストの通信環境での通信が可能である。
Figure 2005182128
この通信可能な通信環境は、外部端末20、ICカード10ごとに異なり、外部端末20から受信した初期応答要求に対してICカード10が送信する初期応答に含まれている通信環境設定情報などに基づいて、ICカード10及び外部端末20間の通信環境が設定される。
例えば、接触式のI/Fである接触端子11を介してICカード10から送信される初期応答情報は、ICカード10及び外部端末20A間のシリアルデータ伝送の意味づけ(LSBファースト等)を示す意味づけ、初期応答情報の構成を示す構成表示、接続情報、ICカード10の使用方法に関する各種データを示す管理情報、初期応答情報に誤りがあるか否かを示す検査情報等を含んでいる。接続情報は、ICカード10が設定可能な通信プロトコルを示す情報であって、通信周波数、通信速度、プロトコル形式等のICカード10及び外部端末20A間での通信プロトコルを決定するために、ICカード10から外部端末20Aへ送信される情報であって、ICカード10及び外部端末20A間の通信環境を設定するための通信環境設定情報である。
CPU15は、種々の演算及び制御を行い、ICカード10を統括制御する中央処理装置であって、ROM17、不揮発性メモリ18等のメモリに格納されているプログラムを実行することによって、検出部151、判定部152などを実現する。検出部151は、サービス提供者識別子で指定する属性を有し、選択の対象となるアプリケーションの検出を要求するアプリケーション検出要求である部分選択方式のSelectコマンドを外部端末20から受信した場合に、この属性を有するアプリケーションを不揮発性メモリ18に記憶されているアプリケーションから検出する。判定部152は、不揮発性メモリ18に記憶されている通信環境条件情報を参照し、外部端末20との間で決定した通信環境が、検出部151によって検出されたアプリケーションについての通信環境の条件を満たしているか否かを判定する。
図3は、本発明による携帯型情報記憶媒体の動作及びそのプログラムを示すフローチャートである。
外部端末20は、従来(図4のS400からS480まで)と同様の処理を行う。
ICカード10は、S240において、検出部151が部分選択方式のSelectコマンドで指定されたサービス提供者識別子を有するアプリケーションを不揮発性メモリ18に記憶されているアプリケーションから一つずつ検出するなど、S200からS250まで、従来と同様の処理を行い(図4のS500からS550まで)、判定部152は、この検出したアプリケーションの通信環境の条件を不揮発性メモリ18から参照し(S260)、外部端末20A(又は20B)との間で決定した現在の通信条件が、このアプリケーションの条件を満たすか否かを判定する(S270)。満たすと判定した場合には、部分選択が成功した旨のレスポンスを外部端末20へ送信する(S280)。ICカード10は、外部端末20から送信される部分選択方式のSelectコマンドに対応して同様の処理を繰り返し、コマンドで指定されたサービス提供者識別子を有し、かつ、通信環境の条件を満たすアプリケーションを一つずつ検出し、全て検出し終えた場合には、その旨を示すレスポンスを外部端末20へ送信する(S290)。ICカード10は、S300及びS310において、従来(S580,S590)と同様の処理を行う。
従って、不揮発性メモリ18に記憶されているアプリケーション(図2参照)が全て同一のサービス提供者識別子を有する場合には、例えば、ICカード10及び外部端末20間の通信環境が「接触I/F、T=1、9600bps及びLSBファースト」で決定されたときには、「ポイント、電子マネー、チケット、PKI、デビット、流通系クレジット」の計6つのアプリケーションが検出され、部分選択方式Selectコマンド及びそのレスポンスが各7回送受信される。
また、ICカード10及び外部端末20間の通信環境が「非接触I/F」で決定された場合には、「ポイント、電子マネー、チケット、入退出、会員証」の計5つのアプリケーションが検出され、部分選択方式Selectコマンド及びそのレスポンスは、各6回送受信される。
一方、従来の場合には、全てのアプリケーションを検出するため、計11つのアプリケーションが検出され、部分選択方式Selectコマンド及びそのレスポンスは、各12回送受信される。
一方、通信環境の条件の合わないアプリケーションは、検出されず、Selectコマンドの対象とならないため、国内で利用されているT=1のプロトコル形式、海外で利用されているT=0のプロトコル形式について、外部端末とICカードで決定された通信プロトコルがT=1の場合には、流通系のクレジットアプリ、T=0の場合には、国際ブランドのクレジットアプリのように、各アプリケーションの選択可能な通信条件を設定することができる。
また、接触/非接触と2種のI/Fを持つICカードの場合において、非接触I/Fが決定された場合には、クレジットアプリを選択できないようにすることによってセキュリティの向上を図ることができる。例えば、入退出アプリ、交通アプリなどを非接触I/Fの通信環境において選択可能と設定し、セキュリティを向上することが可能である。
更に、セキュリティ管理が重要な特別室(例えば、特別な入退出管理が必要な区域など)に出入りする際には、PIN(暗証番号)ではなく、指紋や網膜認証といったバイオメトリクスでは、外部端末及びICカード間でやりとりされる情報量が膨大なこと(PINは通常4〜8bytes程度であるが、指紋では400〜1000bytes程度となる)から、この指紋認証のアプリケーションについての通信速度の通信環境の条件を9600bpsではなく、より高速な38400bpsと設定する。この条件が設定された場合には、このアプリケーションが実行される通信環境が限られ、一見不便な気もするが、通常の処理では不要な指紋認証アプリが特殊な通信条件でしか選択されず、利便性を維持したまま、セキュリティの向上、データの漏洩を防止することが可能となる。
このように、ICカード10は、外部端末20から部分選択方式のSelectコマンドを受信した場合に、この要求が指定する属性を有し、かつ、外部端末20との間で決定した通信環境が通信環境の条件に合う一のアプリケーションを検出することによって、検出の対象、選択の対象から通信環境の条件の合わないアプリケーションを外し、セキュリティの向上を図るとともに、無駄な通信などの無駄な処理を省き、処理の迅速化を図ることが可能となった。
特に、非接触式のI/Fの通信環境においては、クレジットアプリケーションについての選択、検出を行わないなど、選択の対象から通信環境の条件の合わないアプリケーションを外すことによって、セキュリティの向上を図ることが可能となった。
通信速度、プロトコル形式、I/F、キャラクタビット並び順などの種々の通信環境の条件を設定可能とすることによって、一層のセキュリティの向上及び処理の迅速化を図ることが可能となった。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、携帯型情報記憶媒体としてICカード10を記載したが、携帯型情報記憶媒体は、これに限定されず、SIMカード、UIMカード、ICタグ、携帯電話又は携帯ホルダに挿入されたSIMカード又はUIMカードなどの他の携帯型情報記憶媒体であってもよい。
ICカード10は、部分選択方式のSelectコマンドに対応して行う検出についての対象から、通信条件の合わないアプリケーションを除外し、処理の迅速化を図っているが、同様に、Selectコマンドを受信した場合に、このコマンドで指定されるアプリケーションの通信環境の条件を参照し、外部端末20との間で決定した通信環境がこの条件を満たすか否かを判定し、満たす場合に、選択を行うなど、アプリケーションの通信環境の条件に基づいて選択の対象を限定してもよい。同様に、処理の迅速化及びセキュリティの向上を図ることが可能である。
また、同様に、読み出しコマンドに対応して行うアプリケーションのデータの読み出しの処理など、他のアプリケーションの処理について、通信環境の条件が合った場合にのみ実行し、アプリケーションの通信環境の条件に基づいて処理の対象を限定してもよい。
ICカード10は、検出部151がコマンドで指定された属性を有するアプリケーションを検出し、判定部152がこの検出したアプリケーションの通信環境の条件が満たされているか否かを判定しているが、検出部151は、指定された属性と、外部端末20との間で決定した通信環境とに基づいて、2つの条件に合うアプリケーションの検出を行ってもよい。通信環境の条件が合わないアプリケーションを検出の対象から外し、無駄な検出を省き、処理の迅速化を図ることが可能となる。
ICカード10は、非接触I/Fによる通信において、複数の通信形式(タイプA、タイプB、Mifareなど)が可能であれば、通信形式についての条件を通信環境の条件として不揮発性メモリ18に記憶していてもよい。ICカード10が各アプリケーションについて記憶している通信環境の種類は、その通信環境において、ICカード10が異なる設定で外部端末20との通信を行うことができれば限定されない。
ICカード10は、接触I/F及び非接触I/Fを備えているが、各I/Fにおいて複数のことなる通信環境を外部端末20Aとの間で設定することが可能であれば、一方のみを備える接触式又は非接触式のICカードであってもよく、複数種の通信環境で外部端末20との通信が可能であればよい。
実施例において、ICカード10は、アプリケーション、通信環境の条件を不揮発性メモリ18に記憶しているが、ともにROM17に記憶していてもよく、ROM17及び不揮発性メモリ18に分けて記憶していてもよい。書き換える必要性があるものを不揮発性メモリ18に記憶していれば、いずれのメモリに記憶するかは限定されない。
携帯型情報記憶媒体の構成を示すブロック図である。 不揮発性メモリ18に記憶されている通信環境条件情報を示す図である。 携帯型情報記憶媒体の動作及びそのプログラムを示すフローチャートである。 従来のICカード及び外部端末の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ICカード
11 接触端子
12 アンテナ
13 ICチップ
14 インターフェイス
15 CPU
16 RAM
17 ROM
18 不揮発性メモリ
20A,20B 外部端末
151 検出部
152 判定部

Claims (10)

  1. 複数のアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段と、外部端末からの処理要求に応じて処理を行う処理手段とを備え、複数種の通信環境で外部端末との通信が可能な携帯型情報記憶媒体であって、
    前記アプリケーション記憶手段に記憶されている各アプリケーションについての通信環境の条件を記憶する通信環境条件記憶手段を備え、
    前記処理手段は、前記処理要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、前記処理要求に応じて処理を行うこと、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体。
  2. 請求項1に記載の携帯型情報記憶媒体において、
    前記処理手段は、前記処理要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合うか否かを判定する通信環境条件判定手段を有し、前記通信環境条件判定手段によって肯と判定された場合に、前記処理要求に応じた処理を行うこと、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の携帯型情報記憶媒体において、
    前記処理手段は、外部端末からのアプリケーション選択要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、前記アプリケーション選択要求に応じて選択を行う選択手段を有すること、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の携帯型情報記憶媒体において、
    前記処理手段は、アプリケーションの検出を要求するアプリケーション検出要求を外部端末から受信した場合に、前記アプリケーション検出要求が指定する属性を有し、かつ、前記外部端末との間で決定した通信環境が前記通信環境条件記憶手段に記憶されている条件に合うアプリケーションを検出する検出手段を有すること、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体。
  5. 請求項4に記載の携帯型情報記憶媒体において、
    前記検出手段は、外部端末から選択の対象となるアプリケーションの検出を要求するアプリケーション検出要求を受信した場合に、前記アプリケーション検出要求が指定する属性を有し、かつ、前記外部端末との間で決定した通信環境が前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件に合う一のアプリケーションを検出すること、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の携帯型情報記憶媒体において、
    前記通信環境条件記憶手段は、前記アプリケーション記憶手段に記憶されている各アプリケーションについて、通信速度、プロトコル形式、インターフェイス、キャラクタビット並び順、通信形式のうちのいずれか一若しくは複数、又は、全ての通信環境についての条件を記憶すること、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体。
  7. 複数のアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段と、前記アプリケーション記憶手段に記憶されている各アプリケーションについての通信環境の条件を記憶する通信環境条件記憶手段と、外部端末からの処理要求に応じて処理を行う処理手段とを備え、複数種の通信環境で外部端末との通信が可能な携帯型情報記憶媒体に実行させる携帯型情報記憶媒体のプログラムであって、
    前記処理要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、前記処理手段が前記処理要求に応じて処理を行う処理手順を備えること、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体のプログラム。
  8. 請求項7に記載の携帯型情報記憶媒体のプログラムにおいて、
    前記処理手順は、前記処理要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合うか否かを判定する通信環境条件判定手順を有し、前記通信環境条件判定手順において肯と判定された場合に、前記処理要求に応じた処理を行うこと、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体のプログラム。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の携帯型情報記憶媒体のプログラムにおいて、
    前記処理手順は、外部端末からのアプリケーション選択要求で指定されるアプリケーションについて前記通信環境条件記憶手段に記憶されている通信環境の条件が、前記外部端末との間で決定した通信環境に合う場合に、前記アプリケーション選択要求に応じて選択を行う選択手順を有すること、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体のプログラム。
  10. 請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載の携帯型情報記憶媒体のプログラムにおいて、
    前記処理手順は、アプリケーションの検出を要求するアプリケーション検出要求を外部端末から受信した場合に、前記アプリケーション検出要求が指定する属性を有し、かつ、前記外部端末との間で決定した通信環境が前記通信環境条件記憶手段に記憶されている条件に合うアプリケーションを検出する検出手順を有すること、
    を特徴とする携帯型情報記憶媒体のプログラム。

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